JPH0816955B2 - 光電式分離型感知器 - Google Patents

光電式分離型感知器

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JPH0816955B2
JPH0816955B2 JP61197787A JP19778786A JPH0816955B2 JP H0816955 B2 JPH0816955 B2 JP H0816955B2 JP 61197787 A JP61197787 A JP 61197787A JP 19778786 A JP19778786 A JP 19778786A JP H0816955 B2 JPH0816955 B2 JP H0816955B2
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JP
Japan
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initial value
receiver
type sensor
separation type
circuit
Prior art date
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JP61197787A
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JPS6353694A (ja
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剛嗣 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は比較的長い距離に亘って煙の有無を監視する
ための光電式分離型感知器に関するものである。
[背景技術] 従来この種の光電式分離型感知器は投光部と、受光部
とを距離を隔てて設置する性格上、光軸調整や受光量の
調整が必要であり、また長期に亘る光学部分の窓の汚れ
等を考慮した感度の補正が行なわれている。
このため設置時や窓の汚れの清掃時にはその状態での
受光量を100%受光している基準値として感知器にメモ
リする必要がある。しかし光電式分離型感知器は高所に
取り付けられることが多いため、この初期値の設定を感
知器に設けてあるセットスイッチで行うのは危険であ
り、また施工時も感知器を取付けた後足場を外してしま
うことができなかった。更に長時間感知器の電源を切っ
ていた場合も電源投入時の受光量の初期値の設定が必要
であった。
[発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは特別な操作をすることなく初期値設
定が容易に行える光電式分離型感知器を提供するにあ
る。
[発明の開示] 本発明は回線を通じて受信機側より電源が供給され、
投光部と受光部とを分離して設置し、受光量と予め定め
た閾値とを比較することにより光路内の煙の有無を感知
して回線を短絡保持して受信機へ警報信号を伝送する光
電式分離型感知器において、電電源投入時の受光量を上
記閾値の基準となる初期値として設定する初期値設定手
段と、設定された初期値が少なくとも3箇所以上のアド
レスに記憶される記憶手段と、記憶手段に記憶された3
つ以上の初期値のデータを読み出して比較し多数決をも
って初期値を確定する読出手段とを備えたことを特徴と
するものである。
以下実施例により発明を説明する。
実施例 第1図は実施例の回路構成を示しており、受信機1か
ら回線L、Cを通じて電源が供給される感知器回路では
回線L、Cを入力側に接続したダイオードブリッジDBの
出力側にサイリスタSCRとツエナーダイオードZDとの直
列回路を接続するとともに電源回路2、3を夫々接続し
てある。電源回路2は制御回路4として用いているメモ
リやマイクロコンピュータの電源及び初期値設定手段の
トランジスタT1の駆動電源を供給する。また電源回路3
は投光部5と受光部6の信号処理回路7の電源を供給す
るようになっている。信号処理回路7は投光部5を変調
駆動する駆動回路や、受光部5で受光した光を検波し、
その検波した光の量に比例した電気量をA/D変換して制
御回路4が読み取り可能なデジタル信号とする回路等を
備えたもので、デジタル信号は制御回路4に送られる。
制御回路4はデジタル信号に変換された受光量と閾値と
を比較して受光量が閾値より低くなるとサイリスタSCR
を点弧する信号を出力する比較制御機能と、電源投入時
の受光量を閾値の基準値として取り込み記憶するととも
に閾値を演算する機能とを備えたもので、端子P1のレベ
ルが"L"の時の受光量を初期値として記憶するようにな
っている。この端子P1のレベルを設定する働きを為すの
がトランジスタT1、抵抗R1、R2、コンデンサC1からなる
回路であり、当該回路と制御回路4の記憶、演算する機
能とで初期値設定手段を構成する。
受信機1は火災復旧スイッチSW及び回線L,Cを通じて
電源を感知器回路へ供給するとともに、回線L,Cが短絡
すると警報信号として火災リレーRYに駆動電流が流れ、
火災リレーRYが動作し警報を発するようになっている。
しかして受信機1で電源をオンすると感知器回路にも
回線L,Cを通じて受信機1から電源が供給され、この電
源電圧を更に各電源回路2,3により供給回路に適した電
圧に安定化し、対応する回路に電源を供給することにな
る。ここでトランジスタT1のベース回路には抵抗R1とコ
ンデンサC1の時定数回路が接続されているから、この時
定数で定まる時間だけ遅れてトランジスタT1がオンする
ことになる。つまり信号処理回路7を通じて投光部5と
受光部6が動作を開始するタイミングより遅れてトラン
ジスタT1がオンすることになる。従ってこの遅延時間
(実施例では約10秒間として設定している)だけ制御回
路4の端子P1のレベルは"L"レベルとなるから制御回路
2は第2図のフローチャートに基づいてその時の受光量
を初期値とし記憶する。
さてコンデンサC1が抵抗R1を通じて充電され、その充
電電圧がトランジスタT1のVBEを越えてトランジスタT1
がオンすると、トランジスタT1を通じて抵抗R2に電流が
流れ、その両端電圧が端子P1に印加されることになる。
つまり端子P1が"H"レベルとなる。従って制御回路4は
通常の監視モード動作に移行し、それ以後初期値に所定
の係数α(実施例では50%減光した場合に警報信号を発
するように設定する)を乗じて得られた閾値と受光量と
の比較を行う。
火災が発生し受光量が低下して閾値以下となると制御
回路4ではサイリスタSCRを点弧する制御信号を出力
し、サイリスタSCRをオンさせる。つまり火災発報とな
って、このオンによりダイオードブリッジDBの出力端は
ツエナーダイオードZDを介して短絡され、つまりツエナ
ーダイオードZDからなるインピーダンス要素を介して回
線L,C間には短絡電流が流れ、受信機1側の火災リレーR
Yに駆動電流がながれることになり、火災リレーRYが働
いて警報が発せられる。
ここでサイリスタSCRは保持電流が流れることになる
から、オン状態を保持する。一方ツエナーダイオードZD
は制御回路4及びトランジスタT1の動作を維持するため
の電圧を確保するインピーダンス要素を構成し、その両
端電圧で電源回路3を通じて制御回路4及びトランジス
タT1の動作電源を供給する。従って制御回路4は上述の
初期値を記憶保持する。
次に火災復旧スイッチSWを瞬間的に開離すると、サイ
リスタSCRの保持電流が遮断されてサイリスタSCRがオフ
し、回線L,Cの短絡状態が開放されることになり、受信
機1の火災リレーRYが復帰して警報が停止する。ここで
制御回4及びトランジスタT1の動作状態はコンデンサC1
の充電電荷により維持されており、瞬時の火災復旧スイ
ッチSWの開離が終わると、回線L,Cを通じて受信機1よ
り電源が供給されるため制御回路4及びトランジスタT1
の動作状態は保持されることなる。つまり初期値は制御
回路4で維持され、受光量の比較の閾値は火災復旧以前
の値と同じ値となり、再度受光量の比較を行う場合、発
報時と同等の比較が行え、この再比較でも火災発報が起
きれば誤報でなく実火災発生であることが受信機1側で
確認できることになる。
さて受信機1側で電源遮断を行うことなく感知器の初
期値設定を行いたい場合には上記の火災復旧スイッチSW
を10秒以上開離すれば初期値設定が行える。つまり10秒
以上開離すればトランジスタT1のベース回路に設けてあ
るコンデンサC1の充電電荷が放電されトランジスタT1
オフし、また制御回路4の動作が停止することになる。
そしてその後火災復旧スイッチSWを投入すると、感知
器回路に電源が供給されコンデンサC1が所定電圧に充電
されるまで制御回路4の端子P1のレベルが"L"レベルと
なり、上述と同様な初期値設定が行われる。
ところでメモリやマイクロコンピュータからなる制御
回路4ではメモリとマイクロコンピュータとを接続する
アドレスバスやデータバスに電気的ノイズ等が影響する
とメモリに誤ったデータが書き込まれ、正常な処理、演
算が出来なくなることがあった。そこで上述の初期値を
メモリに書き込む場合、メモリの3箇所以上のアドレス
に同一データを書き込み、また読出し時にはその3箇所
以上のデータを比較して多数決をとって選ばれたデータ
を取り扱うようになっている。すなわち、本実施例では
制御回路4が記憶手段と読出手段とを兼ねている。例え
ば、取り扱うデータ数を48個とすれば、メモリのアドレ
スを00〜2Fをエリア1、アドレス30〜5Fをエリア2、60
〜8Fをエリア3とし、マイクロコンピュータからメモリ
への書き込み時に48個のデータはエリア1、エリア2、
エリア3へ同様に書き込む。第3図はそのメモリマップ
を示し、例えばメモリアドレス05へ×というデータを書
き込むと、アドレス35、アドレス65へも同じデータ
×′、×′′を書き込むのである。第4図は多数決処理
のフローチャートを示している。
[発明の効果] 本発明は回線を通じて受信機側より電源が供給され、
投光部と受光部とを分離して設置し、受光量と予め定め
た閾値とを比較することにより光路内の煙の有無を感知
して回線を短絡保持して受信機へ警報信号を伝送する光
電式分離型感知器において、電源投入時の受光量を上記
閾値の基準となる初期値として設定する初期値設定手段
を備えたので、電源を投入するだけで初期値の設定が行
え、特別な操作を必要としないものであり、しかも電源
投入であるから受信機側で操作することができるため、
感知器の設置後初期値設定のために足場を残す等という
ことも必要でなく、また感知器側で設定操作する場合の
ような高所作業が必要でなく安全であり、さらに、設定
された初期値のデータを記憶手段の3箇所以上のアドレ
スに記憶するとともに、読出手段にてこれら3つの初期
値のデータを読み出し、それらを比較して多数決をもっ
て初期値を決定するようにしたため、電気的ノイズ等の
影響で記憶時に誤った初期値のデータが記憶された場合
でも、読み出し時に誤ったデータは多数決によってはね
られることとなり、常に正常な処理、演算が行えて信頼
性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の回路構成図、第2図は本発明
の実施例のフローチャート、第3図はメモリに対するデ
ータ記憶状態を示す説明図、第4図はメモリからのデー
タ読出し処理のフローチャートである。 1……受信機、4……制御回路、L,C……回線、ZD……
ツエナーダイオード、SCR……サイリスタ、SW……火災
復旧スイッチである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線を通じて受信機側より電源が供給さ
    れ、投光部と受光部とを分離して設置し、受光量と予め
    定めた閾値とを比較することにより光路内の煙の有無を
    感知して回線を短絡保持して受信機へ警報信号を伝送す
    る光電式分離型感知器において、電源投入時の受光量を
    上記閾値の基準となる初期値として設定する初期値設定
    手段と、設定された初期値が少なくとも3箇所以上のア
    ドレスに記憶される記憶手段と、記憶手段に記憶された
    3つ以上の初期値のデータを読み出して比較し多数決を
    もって初期値を確定する読出手段とを備えたことを特徴
    とする光電式分離型感知器。
  2. 【請求項2】受信機に設けた火災復旧スイッチを上記初
    期値の設定スイッチとして使用することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光電式分離型感知器。
JP61197787A 1986-08-23 1986-08-23 光電式分離型感知器 Expired - Lifetime JPH0816955B2 (ja)

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JPS6353694A JPS6353694A (ja) 1988-03-07
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JPS60144458U (ja) * 1984-03-05 1985-09-25 ホーチキ株式会社 火災検出装置

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