JP2552447B2 - 蓄積式煙感知器 - Google Patents

蓄積式煙感知器

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JP2552447B2
JP2552447B2 JP61015430A JP1543086A JP2552447B2 JP 2552447 B2 JP2552447 B2 JP 2552447B2 JP 61015430 A JP61015430 A JP 61015430A JP 1543086 A JP1543086 A JP 1543086A JP 2552447 B2 JP2552447 B2 JP 2552447B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、蓄積式煙感知器の改良に関する。
〔背景技術〕
蓄積式煙感知器は、誤報を防止するため、所定濃度の
煙発生を予め設定した時間確認して作動するように構成
されており、このため煙検知時に蓄積を開始し、煙の検
知が設定時間確認された後に初めて作動する構成となっ
ている。
このような蓄積式煙感知器は、例えば、第3図を例に
とって説明すると、スイッチング手段を駆動するための
PUTトリガ回路をもって構成されており、煙検知回路1
に出力される定電圧回路2からの出力電圧でPUTをトリ
ガし、スイッチング手段を構成するSCRをターンオンさ
せて、目的の動作を完了する。ここに、PUTをトリガさ
せる基準電圧である動作レベル電圧VREFを規定するゲ
ート・カソード間電圧は、2つの抵抗R1,R2を直列に接
続した直列接続回路の抵抗R2の分担電圧VR2によって取
り出され、CR回路のコンデンサCの端子電圧VCをアノー
ド・カソード間電圧としている。煙検知回路1が煙を検
出しない時には「H」レベルの信号を出力するので、制
御トランジスタTrはONとなってCR回路のコンデンサCの
電荷を放電するため、PUTはトリガされないが、煙検知
回路1が煙検知信号「L」を出力すると、トランジスタ
TrがOFFとなり、CR回路のコンデンサCの充電が開始さ
れる。
そして、コンデンサCの両端電圧VCが動作レベル電圧
VREFに達すると、PUTがトリガし、SCRをターンオンさ
せる。SCRがターンオンすると、不図示のリレー手段が
作動し、火災報知器、あるいは防排煙設備を駆動して必
要な措置がなされる。
ところで、このように蓄積式煙感知器を構成するにあ
たっての問題点は、蓄積動作をなすコンデンサCに漏れ
を生じた場合に、PUTのトリガが不能となることであ
る。
このような漏れを生じた場合には、コンデンサを充電
しても、コンデンサの端子電圧VC′は、動作レベル電圧
VREFに達することができず、火災を検知しても火災報知
器や防排煙設備を作動できないといった由々しき事態を
生じることになる。第4図は、コンデンサに漏れを生じ
ない場合と、漏れを生じた場合の動作を対比して説明す
るものである。
このようなコンデンサの漏れの問題は、一般に大容量
のコンデンサ程漏れを生じ易いために顕著となり、また
大容量のコンデンサを使用しない場合でも煙感知器を高
い温度の所や、高い湿度の所に設置した場合にも、同様
な問題を生じる。このため、コンデンサの漏れに対する
有効な解決策が望まれている。
〔発明の目的〕
本発明は、叙上の問題点を解決するため、改良された
蓄積式煙感知器を提供することを目的としており、本来
の蓄積動作が不能になった時にも、スイッチング手段を
駆動発生できるように構成した所謂バックアップ機能を
有した蓄積回路を提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
本発明は、定電圧回路に、第1、第2の蓄積回路を並
列に接続し、これらの2つの蓄積回路のいずれかからの
駆動信号でスイッチング手段を駆動して、発報信号を出
力する構成とした蓄積式煙感知器であって、第1の蓄積
回路は、上記定電圧回路に接続された基準電圧回路の抵
抗分担電圧と、煙検知回路からの煙検知信号によって充
電される第1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧と
を比較し、コンデンサ充電電圧が上記抵抗分担電圧を越
えたときに、駆動信号を出力する構成としており、第2
の蓄積回路は、煙検知回路からの煙検知信号によって充
電される第2のCR充電制御回路の抵抗分担電圧と、上記
第1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧とを比較
し、上記第2のCR充電制御回路の抵抗分担電圧が上記第
1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧より低下した
ときに、駆動信号を出力する構成としたことを特徴とし
ている。
実施例 第1図に、本発明の蓄積式煙感知器の構成を示す。
第1の蓄積回路4は、PUTトリガ回路をもって構成さ
れている。この回路4は、PUT1と、定電圧回路(不図
示)の出力端と共通回線Cとの間に、第1のCR充電制御
回路(C1,R1の直列接続回路、以下では第1のCR回路と
いう)と基準電圧回路となる抵抗直列接続回路(R4,R5
の直列接続回路)とを並列に接続して成る。
図例では、PUT1のアノードを第1のCR回路の中間接続
点b(主コンデンサC1の入力端)に接続して入力信号と
し、かつそのゲートを直列接続回路の中間接続点c(抵
抗R5の入力端)に接続して基準信号としており、更に接
続点bと共通回線Cとの間に第1の制御トランジスタTr
1のコレクタをダイオードD1を介して接続し、トランジ
スタTr1のベースを煙検知回路(不図示)に接続して構
成される。つまり、第1の蓄積回路4は、定電圧回路に
接続さた基準電圧回路の抵抗分担電圧を基準信号とし、
煙検知回路からの煙検知信号によって充電される第1の
CR充電制御回路のコンデンサ充電電圧を入力信号として
おり、第1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧が基
準電圧回路の抵抗分担電圧を越えたときに、駆動信号を
出力する構成となっている。第1のCR回路は、その時定
数に応じて蓄積時間を設定するものである。
一方第2の蓄積回路5は、別のPUTトリガ回路をもっ
て構成されており、バックアップ回路として機能する。
図例ではPUT2のゲートは、第1の蓄積回路4の第1の
CR充電制御回路に並列に接続された第2のCR回路(コン
デンサC2,抵抗R3,トランジスタTr3の直列回路、以下で
は第2のCR回路という)の接続点aに接続して、基準信
号としており、そのアノードは第1のCR回路の中間接続
点bに接続して、入力信号としている。また、第2のCR
回路のコンデンサC2にはトランジスタTr2が並列に接続
されている。つまり、第2の蓄積回路5は、第1のCR充
電制御回路のコンデンサ充電電圧を入力信号とし、煙検
知回路からの煙検知信号によって充電される第2のCR充
電制御回路の抵抗分担電圧を基準信号としており、第2
のCR充電制御回路の抵抗分担電圧が上記第1のCR充電制
御回路のコンデンサ充電電圧より低下したときに、駆動
信号を出力する構成となっている。ここに、コンデンサ
C2はC1よりも容量の小さいものが望ましく使用され、こ
れによって漏れの発生を生じにくいものにしている。
第2の制御トランジスタTr2とトランジスタTr3のベー
スは互いに接続され、インバータ回路INVを介して煙検
知回路(不図示)に接続される。
また、PUT1,2はそのカソード側を互いに接続し(PUT2
のカソードとSCRのゲート間にはダイオードD2を設けて
いる)、スイッチング手段であるSCRのゲートに接続さ
れている。SCRは煙感知器の入力端子L−C間に接続さ
れている。
次いで、上記の如き構成を成す蓄積式煙感知器の動作
を説明する。
第1のCR回路を構成するコンデンサC1に漏れが無い場
合は、PUT1のG−K間には基準電圧となる所定の動作レ
ベルVREFを規定する電圧VR5が生じ、検知回路1が煙を
検知すれば、第1の制御トランジスタTr1はOFFとなって
蓄積動作を開始する。そして、主コンデンサC1の充電に
伴い、PUT1のA−K間の電圧VC1が動作レベルVREFに達
すると、PUT1はトリガして、サイリスタSCRをターンオ
ンさせる。サイリスタSCRがターンオンすれば、不図示
のリレー手段が駆動され、火災報知器あるいは防排煙設
備を駆動して、必要な措置がなされる。ところが、第1
のCR回路を構成するコンデンサC1に漏れが生じた場合
は、煙検知回路1から検知信号が出力され、トランジス
タTr1がOFFとなってコンデンサC1が充電されてもVC1′
は動作レベルVREFに到達することができず、PUT1のト
リガは不能となるが、本発明の蓄積式煙感知器では、次
のような動作の結果、サイリスタSCRをターンオンさせ
ることができる。
即ち、煙検知回路1が煙を検知すると、煙検知信号
(「L」レベル信号)が出力されるので、第1の制御ト
ランジスタTr1はオフとなるが、第2の制御トランジス
タTr3はインバータ回路INVにより反転して「H」となる
ので、トランジスタTr2はOFFとなり、トランジスタTr3
をONにする。この結果、コンデンサC2が定電圧回路(不
図示)からの出力を受けて充電されるが、コンデンサC2
の充電に伴い、抵抗R3に加わる電圧VR3が減少し、PUT2
のG−K間電圧を減少させることになる。この場合、PU
T2のG−K間には抵抗R3の分担電圧VR3が加えられ、PUT
2のA−K間には、漏れを生じたコンデンサC1の端子電
圧VC1′が加えられるので、抵抗R3の分担電圧VR3が、PU
T2をトリガさせるレベルまで低下した時点でPUT2がトリ
ガされてサイリスタSCRはターンオンされる。
特に、この実施例では、第2の蓄積回路のPUT2のG−
K間に加える基準電圧を第2のCR回路の抵抗R3の分担電
圧VR3にとっているので、第2のCR回路の充電が進むに
つれて次第に低下し、必ずPUT2をトリガできる。
第2図は、以上の動作をタイミングチャートをもって
説明するものである。
以上の実施例では、サイリスタをスイッチング手段に
使用し、PUTトリガ回路によってサイリスタを駆動させ
る例を説明したが、その他の代替手段をもって構成して
もよいことはいうまでもない。また、実施例において使
用されたトランジスタもリレーなどのスイッチング手段
に代替できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上のような構成の本発明によれば、第1の蓄積回路
の主コンデンサに漏れを生じて本本来の蓄積動作が不能
になった場合にも、第2の蓄積回路がバックアップし作
動して、スイッチング手段に駆動信号を出力できるの
で、火災時の失報が未然に防止され、信頼性の高い煙感
知器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図はその動作
を説明するタイミングチャート、第3図は従来の蓄積回
路の構成図、第4図はその動作を説明するタイミングチ
ャートである。 (符号の説明) 1……煙検知回路 4……第1の蓄積回路 5……第2の蓄積回路 SCR……スイッチング手段 Tr1……第1の制御トランジスタ Tr3……第2の制御トランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定電圧回路に、第1、第2の蓄積回路を並
    列に接続し、これらの2つの蓄積回路のいずれかからの
    駆動信号でスイッチング手段を駆動して、発報信号を出
    力する構成とした蓄積式煙感知器であって、 上記第1の蓄積回路は、上記定電圧回路に接続された基
    準電圧回路の抵抗分担電圧と、煙検知回路からの煙検知
    信号によって充電される第1のCR充電制御回路のコンデ
    ンサ充電電圧とを比較し、コンデンサ充電電圧が上記抵
    抗分担電圧を越えたときに、駆動信号を出力する構成と
    しており、 上記第2の蓄積回路は、煙検知回路からの煙検知信号に
    よって充電される第2のCR充電制御回路の抵抗分担電圧
    と、上記第1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧と
    を比較し、上記第2のCR充電制御回路の抵抗分担電圧が
    上記第1のCR充電制御回路のコンデンサ充電電圧より低
    下したときに、駆動信号を出力する構成としている蓄積
    式煙感知器。
  2. 【請求項2】上記第1の蓄積回路は、PUTトリガ回路で
    構成され、上記第1のCR充電制御回路は、抵抗に主コン
    デンサを直列接続するとともに、主コンデンサに第1の
    制御トランジスタを並列に接続しており、 上記第2の蓄積回路は、PUTトリガ回路で構成され、上
    記第2のCR充電制御回路は、コンデンサに抵抗及び第2
    の制御トランジスタを直列に接続しており、 上記第1の制御トランジスタ、第2の制御トランジスタ
    の各々は、煙検知回路より出力される煙検知信号によっ
    てオフ、オンに制御される構成とした請求項1に記載し
    た蓄積式煙感知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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