JPH0720506B2 - 防災設備の断線監視装置 - Google Patents

防災設備の断線監視装置

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JPH0720506B2
JPH0720506B2 JP17188787A JP17188787A JPH0720506B2 JP H0720506 B2 JPH0720506 B2 JP H0720506B2 JP 17188787 A JP17188787 A JP 17188787A JP 17188787 A JP17188787 A JP 17188787A JP H0720506 B2 JPH0720506 B2 JP H0720506B2
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幹夫 望月
誠 安川
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災報知設備や防盗設備等の防災設備の断線
監視装置に関する。
[従来の技術] 一対の電路の終端に終端抵抗を備えた従来の火災報知設
備の断線監視装置は、常時断線監視を行なうことができ
るものの、電路に接続される火災感知器等の種類によっ
て、その火災感知器等のインピーダンスが異なる。この
ために、使用する火災感知器の種類に応じて、断線の有
無を判別するスレショルドレベルの値を調整する必要が
ある。
また、上記従来の火災報知設備の断線監視装置は、その
火災感知器等の設置個数によって、その合成インピーダ
ンスが異なる。このために、この場合も、断線の有無を
判別するスレショルドベレルの値を、使用する火災感知
器の種類に応じて調整する必要がある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来装置は、使用する火災感知器の種類または個数に応
じて、断線の有無を判別するスレショルドレベルの値を
調整する必要があるので、断線判別用のスレショルドレ
ベルを調整する操作が煩雑であるという問題がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、電路を介して終端コンデンサを充電させる充
電用トランジスタと、終端コンデンサの充電電荷を電源
とし、電路を介して定電流を流す定電流回路と、充電用
トランジスタと上記定電流回路とを交互に動作させる切
換制御手段と、上記定電流回路に流れる電流に基づいて
断線を判別する断線判別手段とを設けたものである。
[作用] 本発明は、電路を介して終端コンデンサを充電させる充
電用トランジスタと、終端コンデンサの充電電荷を電源
とし、電路を介して定電流を流す定電流回路と、充電用
トランジスタと上記定電流回路とを交互に動作させる切
換制御手段と、上記定電流回路に流れる電流に基づいて
断線を判別する断線判別手段とを設けたので、使用する
火災感知器の種類または個数に影響されずに、断線の有
無を判別するスレショルドレベルの値を容易に調整する
ことができる。
[発明の実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。
第1図に示す実施例は、火災報知設備の実施例であり、
図示しない受信機に接続される中継器と、終端コンデン
サCEを含む終端器Tと、上記中継器と終端器とを結ぶ電
路と、その電路に設けられた複数の火災感知器DE、DE…
…とで構成されている。
まず、終端器Tは、抵抗値が比較的大きな抵抗R1と終端
コンデンサCEとが直列に接続され、比較的抵抗値の小さ
な抵抗R2とダイオードD1との直列回路が、抵抗R1と並列
に接続されている。つまり、終端コンデンサCEへの充電
時間が比較的長く、その放電時間が比較的短くなるよう
な時定数に設定されている。
また、ツェナーダイオードZD1が抵抗R1と終端コンデン
サCEの直列回路に並列に接続され、このツェナーダイオ
ードZD1は、終端器Tを逆極性に接続したときに、コン
デンサCEの破壊を防止するものである。また、ツェナー
ダイオードZD1は、外来ノイズによる耐圧保護も兼ねて
いる。
上記中継器内には、上記電路を介して終端コンデンサCE
を充電させる充電用トランジスタTR1と、この充電用ト
ランジスタTR1と直列に火災検出用抵抗R3とが設けられ
ている。また、ダイオードD2と、抵抗R4、R5、R6とが直
列に接続され、火災判別用コンパレータCOMP1に基準電
圧を与える分圧抵抗R7、R8とが設けられている。
定電流回路10は、終端コンデンサCEの充電電荷を電源と
し、上記電路を介して定電流を流す回路であり、抵抗R
9、R10、トランジスタTR2、ダイオードD3、ツェナーダ
イオードZD2、抵抗R11とで構成されている。駆動トラン
ジスタTR3は、定電流回路10を動作させるトランジスタ
であり、抵抗R14、R15による分圧電圧がそのベースに印
加されている。
また、電流検出部20は、定電流回路10に流れる電流を検
出する回路であり、トランジスタTR4と抵抗R12、R13と
コンデンサC1とで構成されている。コンパレータCOMP2
は、分圧抵抗R16とR17との接続点に発生する基準電圧
と、電流検出部20の出力電圧とを比較し、電流検出部20
の電圧が上記基準電圧よりも低い場合に、上記電路が断
線していることを示す「H」を出力するものである。
ラッチDF1は、断線検出の動作をさせるときに発生する
パルス(以下、「断線パルス」という)をクロックし、
コンパレータCOMP2の出力を断線期間中ラッチするもの
である。この断線パルスは、たとえば中継器に設けた図
示しないタイマによって所定時間毎に発生するものであ
るか、または中継器が受信機から所定回数のポーリング
を受けた場合等に発生するものである。
この他に、コンパレータCOMP1の出力を反転するインバ
ータINV1と、このインバータINV1の出力と断検パルスを
入力するアンド回路AND1と、このアンド回路AND1の出力
と復旧パルスを入力するノア回路NORとを有する。さら
に、インバータINV2とオア回路ORと、アンド回路AND2と
が設けられている。
なお、COMP2は、定電流回路10に流れる電流に基づいて
断線を判別する断線判別手段の一例である。また、駆動
トランジスタTR3、INV1、NOR、AND1とは、充電用トラン
ジスタTR1と定電流回路10とを交互に動作させる切換制
御手段の一例を構成している。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、上記電路が非断線の場合について説明する。
第2図は、上記実施例において非断線時の動作を示すタ
イムチャートである。
まず、第1図に示す実施例の電源を投入するとパワーオ
ンリセットパルスが発生し、このパワーオンリセットパ
ルスがORを介してラッチDF1をリセットする。
そして、非火災であり、復旧パルスと断検パルスとが発
生されていないとする。この場合、AND1が「L」を出力
するので、NORが「H」を発生し、充電用トランジスタT
R1がオンする。したがって、抵抗R1、R3、充電用トラン
ジスタTR1を介して終端コンデンサCEが充電される。こ
の場合、AND1が「L」を出力するので、駆動トランジス
タTR3がオフであり、トランジスタTR2もオフし、定電流
回路10が、終端コンデンサCEの放電ループを開放する。
次に、断検パルスを発生すると、非火災であるので、IN
V1が「H」を発生することもあって、AND1が「H」を発
生する。これによって、NORが「L」を発生するので、
充電用トランジスタTR1がオフし、終端コンデンサCEへ
の充電動作が停止する。一方、AND1が「H」を発生する
ので、駆動トランジスタTR3がオンし、トランジスタTR2
もオンし、定電流回路10に所定の定電流が流れ始める。
この定電流は、終端コンデンサCEに充電された電荷が電
源となる。この定電流によって抵抗R9の両端電圧が上昇
するので、トランジスタTR4がオンし、抵抗R13に電流が
流れる。この電流によって、抵抗R12、R13の接続点の電
圧が上昇し、この電圧が、抵抗R16とR17との接続点に発
生している基準電圧よりも高くなるので、COMP2が
「L」を発生する。この「L」は上記電路が非断線であ
ることを示す信号である。そして、この非断線を示す信
号はラッチDF1に保持される。つまり、DF1のD入力は、
クロックの立ち上がりにおいて「L」であり、その出力
Qは非断線状態を示す「L」を継続して出力する。
第3図は、上記実施例における電路が断線したときの動
作を示すタイムチャートである。
上記電路が断線すると、終端コンデンサCEが充電されな
いので、定電流回路10中のトランジスタTR2に電流が流
れない。したがって、抵抗R9に流れる電流は、駆動トラ
ンジスタTR3に流れる駆動電流のみで、これは僅かな電
流であるので、電流検出部20におけるトランジスタTR4
がオンしない。このために、COMP2の出力は、断線状態
を示す「H」を出力する。したがって、DF1のD入力は
「H」のままであり、クロックの立上りでDF1の出力Q
は「L」から「H」に変化し、断線期間中、断線状態を
示す「H」信号を出力する。
第4図は、上記実施例において火災発報時における動作
を示すタイムチャートである。
火災感知器DEが発報していないと、充電用トランジスタ
TR1がオンの期間に火災検出用抵抗R3に流れる電流は、
火災感知器DEの監視電流と終端コンデンサCEの充電電流
であり、これらの電流は僅かな電流であるので、抵抗R3
の両端電圧はほぼ0Vである。したがって、COMP1は反転
せず、その出力は非火災を示す「L」を継続している。
一方、火災が発生し、火災感知器DEが発報すると、火災
感知器DEがほぼ短絡状態になり、火災検出用抵抗R3の両
端電圧はほぼ24Vまで上昇する。したがって、ダイオー
ドD2は逆バイアスになり、COMP1のプラス入力には、NOR
1の出力が印加される。これによって、COMP1は反転し、
火災状態を示す「H」を出力する。
なお、火災発報時には、終端コンデンサCEの電荷が火災
感知器DEを通して放電されるので、定電流回路10に定電
流が流れず、上記説明した断線時と同じ状態になる。し
かし、この場合、COMP1が「H」を発生するので、INV1
が「L」を発生し、AND1が「L」を発生し、駆動トラン
ジスタTR3がオフするので、実際には定電流回路10に定
電流が流れることがない。また、上記の場合、AND2とOR
とを介して、ラッチDF1をリセットするので、火災発報
時にはラッチDF1の出力は「L」のままであり、断線を
示す信号が出力されない。
[発明の効果] 本発明によれば、火災報知設備の断線監視装置におい
て、使用する火災感知器の種類または個数に影響され
ず、断線の有無を判別するスレショルドレベルの値を調
整することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、上記実施例における電路が非断線の場合の動
作を示すタイムチャートである。 第3図は、上記実施例において、電路が断線したときの
動作を示すタイムチャートである。 第4図は、上記実施例において、火災発報時の動作を示
すタイムチャートである。 T……終端器、 CE……終端コンデンサ、 DE……火災感知器、 TR1……充電用トランジスタ、 R3……火災検出用抵抗、 10……定電流回路、 20……電流検出部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電路の終端に接続された終端コンデンサ
    と; 前記電路を介して前記終端コンデンサを充電させる充電
    用トランジスタと; 前記終端コンデンサの充電電荷を電源とし、前記電路を
    介して定電流を流す定電流回路と; 前記充電用トランジスタと前記定電流回路とを交互に動
    作させる切換制御手段と; 前記定電流回路に流れる電流に基づいて断線を判別する
    断線判別手段と; を有することを特徴とする防災設備の断線監視装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、 前記切換制御手段は、前記定電流回路を動作させる駆動
    トランジスタと論理回路とで構成され、前記論理回路
    は、断線検出パルスが発生しているときに前記駆動トラ
    ンジスタをオンさせるとともに前記充電用トランジスタ
    をオフさせ、前記断線検出パルスが発生していないとき
    に前記駆動トランジスタをオフさせるとともに前記充電
    用トランジスタをオンさせる回路であることを特徴とす
    る防災設備の断線監視装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、 前記断線判別手段は、前記定電流回路に流れる電流を検
    出する電流検出回路と、この電流検出回路の出力電圧を
    基準電圧と比較するコンパレータとで構成されているこ
    とを特徴とする防災設備の断線監視装置。
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