JPS6133377B2 - - Google Patents
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- JPS6133377B2 JPS6133377B2 JP7851479A JP7851479A JPS6133377B2 JP S6133377 B2 JPS6133377 B2 JP S6133377B2 JP 7851479 A JP7851479 A JP 7851479A JP 7851479 A JP7851479 A JP 7851479A JP S6133377 B2 JPS6133377 B2 JP S6133377B2
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 39
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 36
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 4
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 9
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、半導体ガス検知素子を用いたガス
検知装置に関するものである。
検知装置に関するものである。
この種のガス検知装置にあつては、普通開始直
後のガス検知素子が安定するまでの間ガスの有無
に関係なく半導体ガス検知素子からガス検知の場
合と同様のまぎらわしい擬似信号が発生するとい
う難点である。
後のガス検知素子が安定するまでの間ガスの有無
に関係なく半導体ガス検知素子からガス検知の場
合と同様のまぎらわしい擬似信号が発生するとい
う難点である。
このような欠点を解消するため、通電開始時の
前述のような擬似信号を排除し誤動作を回避する
ようにしたガス検知装置の従来例がある。この従
来例には、タイマ回路によつて電源投入後の一定
時間警報回路を不能動化するものと、電源投入後
の擬似信号の消滅を検出して警報回路を動作可能
にするものとがある。
前述のような擬似信号を排除し誤動作を回避する
ようにしたガス検知装置の従来例がある。この従
来例には、タイマ回路によつて電源投入後の一定
時間警報回路を不能動化するものと、電源投入後
の擬似信号の消滅を検出して警報回路を動作可能
にするものとがある。
ところが、前者の場合、警報回路が動作しない
時間が一定であり、長時間使用せず擬似信号が消
滅するまでに時間を要する場合において初期の鳴
動を起こすことがないようにタイマ回路の設定時
間を比較的に長く設定していたため、一時的に停
電しただけで擬似信号が消滅するまでの間が短い
あるいは擬似信号が出ない場合にもすぐには警戒
状態に入れないという問題があつた。
時間が一定であり、長時間使用せず擬似信号が消
滅するまでに時間を要する場合において初期の鳴
動を起こすことがないようにタイマ回路の設定時
間を比較的に長く設定していたため、一時的に停
電しただけで擬似信号が消滅するまでの間が短い
あるいは擬似信号が出ない場合にもすぐには警戒
状態に入れないという問題があつた。
また、後者の場合、擬似信号が消滅するとすみ
やかに警戒状態に入ることができるが、短時間の
停電で擬似信号が出ない場合やガスの存在する雰
囲気中で通電開始した場合には、警戒状態に入れ
ず、ガスを検知しても警報回路が作動しないとい
う問題があつた。
やかに警戒状態に入ることができるが、短時間の
停電で擬似信号が出ない場合やガスの存在する雰
囲気中で通電開始した場合には、警戒状態に入れ
ず、ガスを検知しても警報回路が作動しないとい
う問題があつた。
この発明の目的は、通電開始直後に発生する擬
似信号に対しては応動せず、擬似信号に消滅後お
よび擬似信号が出ない場合にすみやかに警戒状態
に入ることができ、しかもガスの存在する雰囲気
中で通電開始した場合にも確実に警報を発するこ
とができるガス検知装置を提供することができ
る。
似信号に対しては応動せず、擬似信号に消滅後お
よび擬似信号が出ない場合にすみやかに警戒状態
に入ることができ、しかもガスの存在する雰囲気
中で通電開始した場合にも確実に警報を発するこ
とができるガス検知装置を提供することができ
る。
この発明のガス検知装置は、半導体ガス検知素
子の出力が所定ガス濃度に対応する基準電圧を越
えるとき「H」出力を得る比較回路と、通電直後
に速やかに充電されて「H」レベルに達するとと
もに充電停止後緩かに放電する充放電回路と、通
電後所定時間経過後に前記充放電回路の充電を停
止させる充電停止回路と、前記比較回路の「L」
出力に応答して前記充放電回路に急激な放電を開
始させる放電回路と、前記充放電回路の出力を反
転させる反転回路と、この反転回路の出力と前記
比較回路の出力のアンド出力に応動する警報回路
とを備えている。
子の出力が所定ガス濃度に対応する基準電圧を越
えるとき「H」出力を得る比較回路と、通電直後
に速やかに充電されて「H」レベルに達するとと
もに充電停止後緩かに放電する充放電回路と、通
電後所定時間経過後に前記充放電回路の充電を停
止させる充電停止回路と、前記比較回路の「L」
出力に応答して前記充放電回路に急激な放電を開
始させる放電回路と、前記充放電回路の出力を反
転させる反転回路と、この反転回路の出力と前記
比較回路の出力のアンド出力に応動する警報回路
とを備えている。
この発明の構成によれば、通電直後に速やかに
「H」レベルに達する充放電回路の充電を充電停
止回によつて通電後所定時間経過後に停止させ、
比較回路の「L」出力に応答して充放電回路を急
速放電させる構成であるため、擬似信号が消滅し
て比較回路の出力が「L」となつたときにはじめ
て警戒状態となり、この後ガスをを感知して信号
aが出力されたとき警報回路を作動させることが
でき、通電直後に発生する擬似信号に対しては応
答しないようにできる。しかも比較回路の出力が
「L」となつたときに放電回路によつて充放電回
路を急激に放電させるため、擬似信号の消滅後お
よび一時的な停電によつて擬似信号が出ない場合
に速やかに警戒状態に入ることができる。
「H」レベルに達する充放電回路の充電を充電停
止回によつて通電後所定時間経過後に停止させ、
比較回路の「L」出力に応答して充放電回路を急
速放電させる構成であるため、擬似信号が消滅し
て比較回路の出力が「L」となつたときにはじめ
て警戒状態となり、この後ガスをを感知して信号
aが出力されたとき警報回路を作動させることが
でき、通電直後に発生する擬似信号に対しては応
答しないようにできる。しかも比較回路の出力が
「L」となつたときに放電回路によつて充放電回
路を急激に放電させるため、擬似信号の消滅後お
よび一時的な停電によつて擬似信号が出ない場合
に速やかに警戒状態に入ることができる。
しかも、充放電回路は放電回路が作動しなくて
も充電が停止すれば緩かに放電するため、放電回
路が作動した場合と同様に警報回路が作動し、ガ
スの存在する雰囲気中で通電開始した場合にも確
実に警報を発することができる。
も充電が停止すれば緩かに放電するため、放電回
路が作動した場合と同様に警報回路が作動し、ガ
スの存在する雰囲気中で通電開始した場合にも確
実に警報を発することができる。
実施例
この発明の第1の実施例を第1図に示す。すな
わち、このガス検知装置は、交流電源1より変圧
器2を介し供給される電力でヒータ加熱されるよ
うに接続したガス検知素子3の次段にこのガス検
知素子3の出力を平滑化する平滑回路4を接続す
る。この平滑回路4は、その出力と、電源回路5
より供給される直流電圧を抵抗6,7で分圧して
得られる基準電圧とを比較してその出力が基準電
圧を越えるときに「H」出力を得るOPアンプ8
で構成した比較回路9に接続する。
わち、このガス検知装置は、交流電源1より変圧
器2を介し供給される電力でヒータ加熱されるよ
うに接続したガス検知素子3の次段にこのガス検
知素子3の出力を平滑化する平滑回路4を接続す
る。この平滑回路4は、その出力と、電源回路5
より供給される直流電圧を抵抗6,7で分圧して
得られる基準電圧とを比較してその出力が基準電
圧を越えるときに「H」出力を得るOPアンプ8
で構成した比較回路9に接続する。
前記電源回路5は、交流電源1より変圧器2を
介して得られる降下電圧を整流して得るように構
成する。また、前記基準電圧は、所定のガス濃度
に対応して発生するガス検知素子3の出力を前記
平滑回路により平滑化した出力のレベルに等しく
なるように設定する。
介して得られる降下電圧を整流して得るように構
成する。また、前記基準電圧は、所定のガス濃度
に対応して発生するガス検知素子3の出力を前記
平滑回路により平滑化した出力のレベルに等しく
なるように設定する。
前記比較回路9の出力端子は2つに分岐し、一
方を抵抗10、ダイオード11を介して後述の充
放電回路12に、他方を抵抗13を介してトラン
ジスタ14に接続する。
方を抵抗10、ダイオード11を介して後述の充
放電回路12に、他方を抵抗13を介してトラン
ジスタ14に接続する。
前記充放電回路12は、通電開始と同時に
「H」出力を出す後述の充電停止回路15の出力
を受けて、抵抗16およびコンデンサ17で定ま
る時定数により通電直後できるだけ迅速に「H」
レベルに達するように構成する。
「H」出力を出す後述の充電停止回路15の出力
を受けて、抵抗16およびコンデンサ17で定ま
る時定数により通電直後できるだけ迅速に「H」
レベルに達するように構成する。
前記充電停止回路15は、電源回路5による電
圧を抵抗18,19で分圧して得られる基準電圧
と、抵抗25、コンデンサ26によつて構成され
る充電回路27の充電々圧とをOPアンプ28に
より比較して、通電開始と同時に「H」信号を出
力し、充電回路27の充電々圧が基準電圧を越え
ると「L」信号に反転して出力するように構成
し、この出力の「H」から「L」への反転により
前記充放電回路12への充電を停止するようにし
ている。なお、前記充電回路27の時定数は、こ
の充電々圧が基準電圧のレベルに達する時点が、
前記ガス検知素子3による擬似信号発生期間中に
来るように設定してある。
圧を抵抗18,19で分圧して得られる基準電圧
と、抵抗25、コンデンサ26によつて構成され
る充電回路27の充電々圧とをOPアンプ28に
より比較して、通電開始と同時に「H」信号を出
力し、充電回路27の充電々圧が基準電圧を越え
ると「L」信号に反転して出力するように構成
し、この出力の「H」から「L」への反転により
前記充放電回路12への充電を停止するようにし
ている。なお、前記充電回路27の時定数は、こ
の充電々圧が基準電圧のレベルに達する時点が、
前記ガス検知素子3による擬似信号発生期間中に
来るように設定してある。
また、前記比較回路9の出力端子に接続される
ダイオード11、抵抗10により前記充放電回路
12の1つの放電回路21を構成し、比較回路9
の出力が「H」から「L」に反転したとき、前記
ダイオード11により抵抗10を経て充放電回路
12が比較回路9の出力側に急激な放電を開始す
るように、抵抗16≪抵抗10≪抵抗20の大小
関係を与えてある。
ダイオード11、抵抗10により前記充放電回路
12の1つの放電回路21を構成し、比較回路9
の出力が「H」から「L」に反転したとき、前記
ダイオード11により抵抗10を経て充放電回路
12が比較回路9の出力側に急激な放電を開始す
るように、抵抗16≪抵抗10≪抵抗20の大小
関係を与えてある。
前記充電回路12の出力側には、この出力電圧
と、前記抵抗18,19の分圧による比較基準電
圧とを比較して、この充放電回路12の出力がこ
の基準電圧以下に降下すると「H」出力を発生す
るようにOPアンプが構成した反転回路22を接
続し、この反転回路22の「H」出力を受けて導
通可能状態となるトランジスタ23と、先述の比
較回路9の「H」出力も受けて導通可能の状態と
なるトランジスタ14とを直列に接続し、これら
の2つのトランジスタ14,23に直列に警報回
路24を接続し、前記比較回路9の「H」出力と
前記反転回路22の「H」出力とのアンド出力に
応動して警報回路24がガス検知警報を発するよ
うに構成する。
と、前記抵抗18,19の分圧による比較基準電
圧とを比較して、この充放電回路12の出力がこ
の基準電圧以下に降下すると「H」出力を発生す
るようにOPアンプが構成した反転回路22を接
続し、この反転回路22の「H」出力を受けて導
通可能状態となるトランジスタ23と、先述の比
較回路9の「H」出力も受けて導通可能の状態と
なるトランジスタ14とを直列に接続し、これら
の2つのトランジスタ14,23に直列に警報回
路24を接続し、前記比較回路9の「H」出力と
前記反転回路22の「H」出力とのアンド出力に
応動して警報回路24がガス検知警報を発するよ
うに構成する。
このガス検知装置の通常の場合の動作につい
て、第1図と第3図を参照し以下に説明する。す
なわち、通電開始後、ある時間の間にはガスの存
在の有無に無関係にガス検知素子3より擬似信号
が出力され、平滑回路4により平滑化されたこの
擬似信号a′は第3図Aに示すように第1図におけ
る抵抗6,7で定まる基準電圧bと比較され、比
較回路9により第3図Bに示すような前記擬似信
号a′に対応する出力c′が得られる。
て、第1図と第3図を参照し以下に説明する。す
なわち、通電開始後、ある時間の間にはガスの存
在の有無に無関係にガス検知素子3より擬似信号
が出力され、平滑回路4により平滑化されたこの
擬似信号a′は第3図Aに示すように第1図におけ
る抵抗6,7で定まる基準電圧bと比較され、比
較回路9により第3図Bに示すような前記擬似信
号a′に対応する出力c′が得られる。
一方、第1図に示す充電停止回路15では、抵
抗25、コンデンンサ26で定まる時定数により
通電開始と同時に第3図Cの充電曲線dに示すよ
うに充電が開始され、この充電々圧dと、第1図
における抵抗18,19で定まる基準電圧eとが
比較され、第3図Dに示すように充電々圧dが基
準電圧eを越える時点T1(前記比較回路の出力
c′ぱ存在する期間内に来るように設定される)を
境に充電停止回路15の出力fが「H」から
「L」に反転する。そして、この時点T1までの間
に充電停止回路15の「H」出力により充電を維
持してきた充放電回路12の出力gは、充電停止
回路の出力fの「H」から「L」への反転により
第1図中の抵抗20を経て第3図Eに示すような
ゆるやかな放電曲線gを描いて放電を開始する。
なお、前記充電停止回路15の出力fが「H」か
ら「L」に反転する時点T1では、すでに比較回
路9においては擬似信号a′の存在により出力c′を
得ており、この時点で充放電回路12が放電回路
21を経て放電することはない。
抗25、コンデンンサ26で定まる時定数により
通電開始と同時に第3図Cの充電曲線dに示すよ
うに充電が開始され、この充電々圧dと、第1図
における抵抗18,19で定まる基準電圧eとが
比較され、第3図Dに示すように充電々圧dが基
準電圧eを越える時点T1(前記比較回路の出力
c′ぱ存在する期間内に来るように設定される)を
境に充電停止回路15の出力fが「H」から
「L」に反転する。そして、この時点T1までの間
に充電停止回路15の「H」出力により充電を維
持してきた充放電回路12の出力gは、充電停止
回路の出力fの「H」から「L」への反転により
第1図中の抵抗20を経て第3図Eに示すような
ゆるやかな放電曲線gを描いて放電を開始する。
なお、前記充電停止回路15の出力fが「H」か
ら「L」に反転する時点T1では、すでに比較回
路9においては擬似信号a′の存在により出力c′を
得ており、この時点で充放電回路12が放電回路
21を経て放電することはない。
以上の状能において、前述の擬似信号が消える
と、前記比較回路9の出力c′が立下がり、充放電
回路12では放電回路21の経路より急激な放電
が開始され、第3図Eに示すようにこの時点T2
以後充放電回路12の出力gは急降下する。従つ
て、抵抗18,19で分圧供給される基準電圧e
とこの充放電回路12の出力gとを比較する反転
回路22の出力hは、出力gのレベルが基準電圧
e以下になる時点でそれまでの「L」出力から
「H」出力に変わる。そしてこの反転回路22の
「H」出力hはトランジスタ23のベースに印加
されるが、このときすでに比較回路9では前記擬
似信号の消滅により出力c′が存在しないのでトン
ジスタ14のベースには「h」出力が印加され
ず、トランジスタ14,23の直列回路は導通せ
ず、警報回路24は駆動しない。
と、前記比較回路9の出力c′が立下がり、充放電
回路12では放電回路21の経路より急激な放電
が開始され、第3図Eに示すようにこの時点T2
以後充放電回路12の出力gは急降下する。従つ
て、抵抗18,19で分圧供給される基準電圧e
とこの充放電回路12の出力gとを比較する反転
回路22の出力hは、出力gのレベルが基準電圧
e以下になる時点でそれまでの「L」出力から
「H」出力に変わる。そしてこの反転回路22の
「H」出力hはトランジスタ23のベースに印加
されるが、このときすでに比較回路9では前記擬
似信号の消滅により出力c′が存在しないのでトン
ジスタ14のベースには「h」出力が印加され
ず、トランジスタ14,23の直列回路は導通せ
ず、警報回路24は駆動しない。
したがつて、被検知ガスの有無に関係なく通電
開始直後に発生する擬似信号によつても、このガ
ス検知装置は、誤動作せず警報を発することはな
い。
開始直後に発生する擬似信号によつても、このガ
ス検知装置は、誤動作せず警報を発することはな
い。
そして、前記擬似信号の消滅以後、ガス検知素
子が検知信号を発するとき、すなわち実際の被検
知ガスを感知したときには、この信号は平滑回路
4により平滑され第3図Aに示す信号aとなり、
比較回路9で基準電圧bと比較されて第3図Bに
示すような出力cが得られる。この出力cがトラ
ンジスタ14のベースに印加されトランジスタ1
4は導通可能に状態にされるが、他のトランジス
タ23は前述の如く擬似信号の消滅以後、反転回
路22の「H」出力によつてすでに導通可能の状
態にあるので、トランジスタ14,23が導通
し、第3図Fに示すように反転回路22の出力h
と比較回路9の出力cのアンド出力kによつて警
報回路24が駆動してガスの存在を知らせる警報
が発せられる。
子が検知信号を発するとき、すなわち実際の被検
知ガスを感知したときには、この信号は平滑回路
4により平滑され第3図Aに示す信号aとなり、
比較回路9で基準電圧bと比較されて第3図Bに
示すような出力cが得られる。この出力cがトラ
ンジスタ14のベースに印加されトランジスタ1
4は導通可能に状態にされるが、他のトランジス
タ23は前述の如く擬似信号の消滅以後、反転回
路22の「H」出力によつてすでに導通可能の状
態にあるので、トランジスタ14,23が導通
し、第3図Fに示すように反転回路22の出力h
と比較回路9の出力cのアンド出力kによつて警
報回路24が駆動してガスの存在を知らせる警報
が発せられる。
なお、一時的な停電の後再通電したときには、
平滑回路4の出出力信号a′は第3図Aにおいて一
点鎖線で示すようになつて基準電圧bを越えない
場合がある。この場合は、電源投入直後において
擬似信号を発生しないことになる。このときに
は、放電回路21が動作状態にあり充電停止回路
15の出力fが立下がつた時点で充放電回路12
が急激に放電され、その出力g′は第3図Eおいて
一点鎖線で示すようになる。したがつて、反転回
路22の出力h′は同図Eにおいて一点鎖線で示す
ようになる。この結果、充電停止回路15が出力
fが立下がつた時点からただちに警戒状態に入る
ことになる。
平滑回路4の出出力信号a′は第3図Aにおいて一
点鎖線で示すようになつて基準電圧bを越えない
場合がある。この場合は、電源投入直後において
擬似信号を発生しないことになる。このときに
は、放電回路21が動作状態にあり充電停止回路
15の出力fが立下がつた時点で充放電回路12
が急激に放電され、その出力g′は第3図Eおいて
一点鎖線で示すようになる。したがつて、反転回
路22の出力h′は同図Eにおいて一点鎖線で示す
ようになる。この結果、充電停止回路15が出力
fが立下がつた時点からただちに警戒状態に入る
ことになる。
また、一時点な停電の時間が上記より少し長く
て、電源投入直後にごく短い時間だけ擬似信号が
発生する場合にも、その擬似信号がなくなけれ
ば、ただちに警戒状態に入ることになる。
て、電源投入直後にごく短い時間だけ擬似信号が
発生する場合にも、その擬似信号がなくなけれ
ば、ただちに警戒状態に入ることになる。
次に、このガス検知装置を被検知ガスの存在す
る雰囲気中で通電開始する場合の動作について、
第1図と第4図を参照し以下に説明する。すなわ
ち、このような雰囲気中で通電開始すると、通電
直後よりガス検知素子3はガス検知に伴なう出力
を発するため、平滑回路4を経て出力される信号
は第4図Aに示すaの波形を呈し、第3図Aに示
すような先述の擬似信号a′が完全に実際のガス検
知信号中に紛れてしまう。
る雰囲気中で通電開始する場合の動作について、
第1図と第4図を参照し以下に説明する。すなわ
ち、このような雰囲気中で通電開始すると、通電
直後よりガス検知素子3はガス検知に伴なう出力
を発するため、平滑回路4を経て出力される信号
は第4図Aに示すaの波形を呈し、第3図Aに示
すような先述の擬似信号a′が完全に実際のガス検
知信号中に紛れてしまう。
したがつて、比較回路9では前記検知信号aと
基準電圧bとを比較して第4図Bに示すような出
力cを得る。この出力cは実際のガスの存在に基
づくものであるため、第3図Bの信号c′のように
所定時間後立下がることはない。そのため充電回
路27の充電々圧dと基準電圧eを比較する充電
停止回路15の出力fが立下がりによつて、充放
電回路12が抵抗20を経るゆるやかな放電を開
始した後は、ダイオード11、抵抗10によつて
構成される放電回路21を経る急激な放電が行な
われることなく、第4図Eに示すように充放電回
路12の出力gが基準電圧eにレベルに降下する
までのこのゆるやかな放電が続き、出力gが基準
電圧eのレベルに達すると反転回路22の出力h
は第4図Eに示すようにそれまでの「L」から
「H」に反転する。
基準電圧bとを比較して第4図Bに示すような出
力cを得る。この出力cは実際のガスの存在に基
づくものであるため、第3図Bの信号c′のように
所定時間後立下がることはない。そのため充電回
路27の充電々圧dと基準電圧eを比較する充電
停止回路15の出力fが立下がりによつて、充放
電回路12が抵抗20を経るゆるやかな放電を開
始した後は、ダイオード11、抵抗10によつて
構成される放電回路21を経る急激な放電が行な
われることなく、第4図Eに示すように充放電回
路12の出力gが基準電圧eにレベルに降下する
までのこのゆるやかな放電が続き、出力gが基準
電圧eのレベルに達すると反転回路22の出力h
は第4図Eに示すようにそれまでの「L」から
「H」に反転する。
この反転回路22の「H」出力Hによりトラン
ジスタ23が導通可能となる一方、比較回路9の
最前からの「H」出力cによりすでにトランジス
タ14は導通可能の状態にあるから、この時点
T′2よりトランジスタ14,23の直列回路が導
通し、第4図Fに示すように出力cと出力hのア
ンド出力kを得て警報回路24が駆動しガス検知
の警報が発せられる。
ジスタ23が導通可能となる一方、比較回路9の
最前からの「H」出力cによりすでにトランジス
タ14は導通可能の状態にあるから、この時点
T′2よりトランジスタ14,23の直列回路が導
通し、第4図Fに示すように出力cと出力hのア
ンド出力kを得て警報回路24が駆動しガス検知
の警報が発せられる。
このように、このガス検知装置は、被検知ガス
の存否に関係なく通電開始直後にガス検知素子3
より出力される擬似信号によつて誤動作を起すこ
となく、この擬似信号の消滅直後よりただちに被
検知ガスの存在を検知する警戒態勢をとることが
できるばかりでなく、被検知ガスの存在する雰囲
気中で通電開始した場合にも、前記擬似信号によ
る誤動作を排除する機能との間に何ら不都合を生
じることなく通電開始より所定期間経過後確実に
ガス検知の警報を発することができる。また、一
時的に停電した後に再通電される場合などにおい
て、擬似信号が出力されない場合にも、速やかに
警戒状態に入ることができる。
の存否に関係なく通電開始直後にガス検知素子3
より出力される擬似信号によつて誤動作を起すこ
となく、この擬似信号の消滅直後よりただちに被
検知ガスの存在を検知する警戒態勢をとることが
できるばかりでなく、被検知ガスの存在する雰囲
気中で通電開始した場合にも、前記擬似信号によ
る誤動作を排除する機能との間に何ら不都合を生
じることなく通電開始より所定期間経過後確実に
ガス検知の警報を発することができる。また、一
時的に停電した後に再通電される場合などにおい
て、擬似信号が出力されない場合にも、速やかに
警戒状態に入ることができる。
この発明の第2の実施例を第2図に示す。すな
わち、このガス検知装置は、第1図に示す前記第
1の実施例においてOPアンプを用いて構成した
充電停止回路15および反転回路22をインバー
タを用いて構成し、第1の実施例において抵抗1
8,19の分圧によつて得ていた基準電圧eを、
インバータの動作電圧に置きかえたものである。
わち、このガス検知装置は、第1図に示す前記第
1の実施例においてOPアンプを用いて構成した
充電停止回路15および反転回路22をインバー
タを用いて構成し、第1の実施例において抵抗1
8,19の分圧によつて得ていた基準電圧eを、
インバータの動作電圧に置きかえたものである。
このように構成したため、このガス検知装置で
は、充電停止回路15および反転回路22をOP
アンプに比してより安価なインバータによつて構
成できるだけでなく、基準電圧eを得るために特
別な回路を構成する必要がないため、回路の構成
が簡略化でき、装置ものもののコストを低減化で
きる。その他の作用については、第1の実施例と
同様である。
は、充電停止回路15および反転回路22をOP
アンプに比してより安価なインバータによつて構
成できるだけでなく、基準電圧eを得るために特
別な回路を構成する必要がないため、回路の構成
が簡略化でき、装置ものもののコストを低減化で
きる。その他の作用については、第1の実施例と
同様である。
なお、前記第2の実施例におけるインバータの
代用として、ナンドゲート、ノアゲートあるいは
トランジスタを用いて構成し、また比較回路9は
OPアンプで構成するほのに限らず所定ガス濃度
に対応する設定レベルで動作するシユミツト回路
などのスイツチ回路で構成してもよい。
代用として、ナンドゲート、ノアゲートあるいは
トランジスタを用いて構成し、また比較回路9は
OPアンプで構成するほのに限らず所定ガス濃度
に対応する設定レベルで動作するシユミツト回路
などのスイツチ回路で構成してもよい。
また、このほか第1および第2の実施例ににお
いて、 (1) 通電開始時点から反転回路22の出力hが反
転する時点T2の区間と、反転した後の区間と
をLEDなどの表示手段により区別して表示
し、誤動作回避時間とガス警戒時間とを識別す
ること。
いて、 (1) 通電開始時点から反転回路22の出力hが反
転する時点T2の区間と、反転した後の区間と
をLEDなどの表示手段により区別して表示
し、誤動作回避時間とガス警戒時間とを識別す
ること。
(2) 第3図におけるO〜T2区間・T2〜T3区間・
T3〜T4区間をLEDなどの表示手段で区別し
て、誤報回避時・警戒時・警報時を識別できる
ようにすること。
T3〜T4区間をLEDなどの表示手段で区別し
て、誤報回避時・警戒時・警報時を識別できる
ようにすること。
(3) 高濃度ガスでは短時間に、低濃度ガスでは長
時間かかつて動作する反限時特性を持つ回路を
組合わせること。
時間かかつて動作する反限時特性を持つ回路を
組合わせること。
など種々の付加機能を与えることは容易に可能で
ある。
ある。
この発明のガス検知装置よれば、通電直後に速
やかに「H」レベルに達する充放電回路の充電を
充電停止回路によつて通電後所定時間経過後に停
止させ、比較回路の「L」出力に応答して充放電
回路を急激放電させる構成であるため、擬似信号
が消滅して比較回路の出力が「L」となつたとき
にはじめて警戒状態となり、この後ガスを感知し
て信号aが出力されたとき警報回路を作動させる
ことができ、通電直後に発生する擬似信号に対し
ては応答しないようにできる。しかも比較回路の
出力が「L」となつたときに放電回路によつて充
放電回路を急激に放電させるため、擬似信号の消
滅後および一時的な停電によつて擬似信号が出な
い場合に速やかに警戒状態に入ることができる。
やかに「H」レベルに達する充放電回路の充電を
充電停止回路によつて通電後所定時間経過後に停
止させ、比較回路の「L」出力に応答して充放電
回路を急激放電させる構成であるため、擬似信号
が消滅して比較回路の出力が「L」となつたとき
にはじめて警戒状態となり、この後ガスを感知し
て信号aが出力されたとき警報回路を作動させる
ことができ、通電直後に発生する擬似信号に対し
ては応答しないようにできる。しかも比較回路の
出力が「L」となつたときに放電回路によつて充
放電回路を急激に放電させるため、擬似信号の消
滅後および一時的な停電によつて擬似信号が出な
い場合に速やかに警戒状態に入ることができる。
しかも、充放電回路が作動しなくても充電が停
止すれば緩かに放電するため、放電回路が作動し
た場合と同様に警報回路が作動し、ガスの存在す
る雰囲気中で通電開始した場合にも確実に警報を
発することができる。
止すれば緩かに放電するため、放電回路が作動し
た場合と同様に警報回路が作動し、ガスの存在す
る雰囲気中で通電開始した場合にも確実に警報を
発することができる。
第1図はこの発明の第1の実施例を示す回路
図、第2図はこの発明の第2の実施例を示す回路
図、第3図は第1の実施例の通常の場合の動作説
明図、第4図は第1の実施例の特殊な場合の動作
説明図である。 3…ガス検知素子、4…平滑回路、9…比較回
路、12…充放電回路、15…充電停止回路、2
1…放電回路、22…反転回路、14,23…ト
ランジスタ、24…警報回路。
図、第2図はこの発明の第2の実施例を示す回路
図、第3図は第1の実施例の通常の場合の動作説
明図、第4図は第1の実施例の特殊な場合の動作
説明図である。 3…ガス検知素子、4…平滑回路、9…比較回
路、12…充放電回路、15…充電停止回路、2
1…放電回路、22…反転回路、14,23…ト
ランジスタ、24…警報回路。
Claims (1)
- 1 半導体ガス検知素子の出力が所定ガス濃度に
対応する基準電圧を越えるとき「H」出力を得る
比較回路と、通電直後に速やかに充電されて
「H」レベルに達するとともに充電停止後緩かに
放電する充放電回路と、通電後所定時間経過後に
前記充放電回路の充電を停止させる充電停止回路
と、前記比較回路の「L」出力に応答して前記充
放電回路に急激な放電を開始させる放電回路と、
前記充放電回路の出力を反転させる反転回路と、
この反転回路の出力と前記比較回路の出力のアン
ド出力に応動する警報回路とを備えたガス検知装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7851479A JPS562541A (en) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | Gas detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7851479A JPS562541A (en) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | Gas detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562541A JPS562541A (en) | 1981-01-12 |
JPS6133377B2 true JPS6133377B2 (ja) | 1986-08-01 |
Family
ID=13664036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7851479A Granted JPS562541A (en) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | Gas detector |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS562541A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5747658B2 (ja) * | 1973-11-20 | 1982-10-12 | ||
JPS5818797A (ja) * | 1981-07-23 | 1983-02-03 | 松下電工株式会社 | 報知装置 |
KR100244075B1 (ko) * | 1995-12-12 | 2000-02-01 | 나카히로 마오미 | 디아릴 옥살레이트의 제조 방법 |
US5731453A (en) * | 1996-03-12 | 1998-03-24 | Ube Industries, Ltd. | Process for producing a diaryl carbonate |
US5922827A (en) * | 1996-09-27 | 1999-07-13 | Ube Industries, Ltd. | Process for producing a polycarbonate |
SG54571A1 (en) * | 1996-09-27 | 1998-11-16 | Ube Industries | Process for producing diaryl carbonate |
JP5873232B2 (ja) * | 2009-11-12 | 2016-03-01 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ガス警報器 |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP7851479A patent/JPS562541A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562541A (en) | 1981-01-12 |
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