JP2000148542A - ウォッチドッグタイマ監視装置 - Google Patents

ウォッチドッグタイマ監視装置

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JP2000148542A
JP2000148542A JP10314917A JP31491798A JP2000148542A JP 2000148542 A JP2000148542 A JP 2000148542A JP 10314917 A JP10314917 A JP 10314917A JP 31491798 A JP31491798 A JP 31491798A JP 2000148542 A JP2000148542 A JP 2000148542A
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JP
Japan
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microcomputer
watchdog timer
display
determination circuit
output
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JP10314917A
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English (en)
Inventor
Hideki Sakai
秀樹 酒井
Hidesato Horii
秀聡 堀井
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Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロコンピュータの動作を監視する
ウォッチドッグタイマ自身の動作状況を監視し、使用者
に報知する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ12から出力される
被観測パルスに異常が生じたことをウォッチドッグタイ
マの判定回路13が検出した場合、その旨を人が分かる形
で表示する表示器31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータ(以下、単にマイコン)の動作を監視し、異常を検
出した場合には当該マイコンをリセットするウォッチド
ッグタイマの動作状況を監視する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近ではパーソナルコンピュータを始
め、自動給湯器とか各種家電製品、車両制御用等々、極
めて多岐な分野に亘りマイコンが各種の機器に搭載され
るに至っているが、これが正しく動作しているか否かを
常時監視する装置の一つとして、ウォッチドッグタイマ
と呼ばれる装置がある。これ自体も最早極めて周知な装
置であるが、念のために代表的な回路構成例を図2に掲
げて説明する。
【0003】商用交流電源( 図示せず) を整流するなど
して得られる直流電源11から電力供給を受けて動作する
マイコン12の特定のポートPoからは、当該マイコン12が
正しく動作しているときには一定周期の被監視パルスが
出力される。このパルスは一般にはマイコン内部で使用
するクロックを分岐したもので、そうでなくても、少な
くともそれと同期関係にある周期信号であって、一般に
はウォッチドッグパルスと呼ばれている。
【0004】図示の回路構成では、当該ポートPoから出
力される被監視パルスは微分コンデンサ14により微分パ
ルス化され、これが、例えばNPNデジタルトランジス
タにより構成されるスイッチング素子15を周期的にオン
オフさせる。スイッチング素子15が図示のようにインバ
ータ構成である場合、当該スイッチング素子の出力が低
レベルとなる度に抵抗21を介し、コンデンサ16の蓄積電
荷が放電される。ここで抵抗21の値は、微分パルスが発
生している間、抵抗22,23により分圧されたコンパレー
タ13の正入力端子電圧より負入力端子電圧が低くなるよ
うに設定されており、従って微分パルスが発生している
間はコンパレータ13の出力は高レベルを保ち、抵抗27,
26を介してマイコン12のリセット入力RST に印加される
信号も高レベルを維持するため、マイコン12は動作状態
を維持する。コンパレータ13は、この回路でマイコンの
動作状態が正常であるか否か(被観測パルスが正しく周
期的に現れているか否か)を判定する判定回路となって
いる。
【0005】これに対し、マイコン12が暴走するとウォ
ッチドッグパルスが停止する。こうなると、コンデンサ
14を介しての周期的な微分パルスも停止するので、スイ
ッチング素子15の出力は高レベルになったままとなり、
コンデンサ16を周期的に放電することがなくなり、やが
てコンデンサ16は十分に充電された状態になってしま
う。そして、こうなったときにコンパレータ13の負入力
端子電圧が正入力端子電圧を上回るように、抵抗22,2
3,24,25の値がそれぞれ設定されているので、コンパ
レータ13の出力は低レベルとなり、マイコン12のリセッ
ト入力電位は低レベルに引き落とされ、これによりマイ
コン12は動作を停止する。
【0006】この動作停止状態は、電源11を一旦落と
し、再び投入しない限り維持され、換言すれば当該再投
入により、動作を回復できる。電源11を再投入すると、
抵抗24及びコンデンサ16により構成されるタイマ回路を
介してコンデンサ16への充電が始まるが、それによって
コンパレータ13の出力が低レベルになってしまうまでの
時間より、マイコン12が動作を開始してウォッチドッグ
パルスが出力されるまでの時間の方が短くなるように、
当該タイマ回路の時定数を設定しておくことで、マイコ
ン12の再起動を可能とし得るのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ウォッチドッグタイマでは、マイコンが暴走した場合、
マイコンを停止状態に維持し、その結果、当該マイコン
が組み込まれている機器の動作も停止するが、その状態
は一旦電源を落とし、再投入しない限り、回復しない。
例えば自動給湯器等、特に安全を確保せねばならない機
器にとってはそのこと自体に特に問題はなく、むしろ、
適当な処置かも知れない。しかし、一般使用者にとって
は、ウォッチドッグタイマが動作したことが分かりがた
い場合が多く、何故、機器が停止したのか、理解できず
に混乱することがある。
【0008】本発明はこの点に着目してなされたもの
で、マイコンの動作監視用のウォッチドッグタイマをさ
らに監視し、マイコンないしそれを組み込んだ機器の使
用者に対し、機器の停止した原因であるマイコンの暴走
を報知できるようにせんとするものである。その上で、
本発明はまた、機器のメインテナンスをなす側にも、マ
イコンのリセット頻度等、ウォッチドッグタイマの既動
作状況を報知する手段を提供せんともする。これが実現
すれば甚だ便利である。マイコンのリセット回数が余り
に多い場合には、単なる一過性の暴走ではなく、明らか
にいずれかの部位の故障と判断できるからである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、マイコンが正常に動作しているときにマイコ
ンから出力される被観測パルスを監視し、このパルスに
異常が生じたことを判定回路が検出するとマイコンをリ
セット状態に付け、その後、マイコンに対し電源が一旦
遮断された後に再投入が行われた場合にマイコンの再起
動を許すウォッチドッグタイマの動作状態を監視する装
置として、ウォッチドッグタイマの判定回路が上記の異
常を検出したときに稼動し、その旨を人が分かる形で表
示する表示器を設けたウォッチドッグタイマ監視装置を
提案する。この表示器は、判定回路の異常検出出力によ
り発光する可視光発光手段であっても良いし、例えば
「電源を一旦切って下さい」等、特定の文字表示をなし
得るディスプレィ装置であっても良く、あるいはまた、
判定回路の異常検出出力により鳴動する可聴音発生手段
であっても良い。
【0010】また、自動給湯器等では、使用者が機器本
体とは離れた所から種々の操作がなし得るように、機器
本体とは別筐体のリモコンを有するものがある。このよ
うな場合には、上記した表示器は当該リモコン等、マイ
コンが組み込まれている機器の筐体とは離れた個所に設
けられている別筐体に備えさせ、判定回路の異常検出出
力を通信回路を介し当該別筐体内で受信することで、こ
の表示器を稼動させるように構成できる。
【0011】さらに、ウォッチドッグタイマが動作した
頻度と回数のいずれか一方または双方を記憶し、選択的
に読み出すことのできる不揮発性記憶手段を設けておく
と、メインテナンスをなす場合に極めて有意義な情報と
なる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1には、本発明に従って構成さ
れたウォッチドッグタイマ監視装置( 実質的には要素3
1,32,33,34から成る) の一構成例が示されている。
従来のウォッチドッグタイマのみからなる構成との対比
がし易いように、図2に即して説明したウォッチドッグ
タイマ構成に対する改変となっている。
【0013】従って、図1の回路でもウォッチドッグタ
イマの動作自体は既に説明した通りであるが、マイコン
12の出力ポートPoに周期的に現れている被観測パルスが
停止し、ウォッチドッグタイマの判定回路13の出力がこ
の場合、低レベルとなると、本発明により追加されてい
る発光ダイオード31による可視光発光手段31が点灯す
る。
【0014】そのため、この可視光発光手段31を使用者
の目に付く位置に設けておけば、使用者はマイコン12、
ないし少なくともこれを組み込んだ機器に異常が生じた
ことを知ることができ、混乱なく、電源遮断、再投入動
作をなすことができる。
【0015】先に述べたように、マイコン12の組み込ま
れている機器の筐体とは別の筐体、例えばリモコンを有
する機器にあっては、当該別筐体に表示部33を設け、こ
こに表示器を設けて、判定回路13の出力を通信回路32を
介して別筐体に送り、これを受信することで表示部33中
の表示器が稼動するようにすると良い。
【0016】表示器31は図示の場合、発光ダイオードで
あるが、これに限らず、任意の発光手段であって良い
し、液晶ディスプレィその他、適当なる文字表示手段を
用い、特定の文字列、例えば先にも述べたように、「電
源を一旦切って下さい」等の表示をなし得るものであっ
ても良い。また、音を発生するものでも良く、これら表
示手段の幾つかまたは全てを任意に組み合わせて使用し
ても良い。
【0017】さらに図示の場合、マイコン12にはEEPROM
による不揮発性記憶手段が備えられていて、マイコン12
への電源が再投入回数を記憶することでウォッチドッグ
タイマの動作回数を記憶するようになっている。記憶し
てある動作回数は、図示していないがメインテナンスを
行う者の特定の操作により、特定の表示部にて表示する
ことができる。
【0018】もちろん、特定のハードウエアにより、判
定回路13の出力状態を直接に監視することで、当該出力
が異常判定出力となる度に記憶回数をインクリメントし
て行くように構成しても良い。さらに、ウォッチドッグ
が動作した時間ないしマイコンへの電源が再投入された
時間をも併せて記憶しておくことも良い。頻度が高い
程、何らかの異常が生じている確率は高い。
【0019】以上、本発明の一実施形態につき述べた
が、本発明を適用するウォッチドッグタイマの具体的な
回路構成自体は任意であって良く、当該ウォッチドッグ
の異常検出出力により表示器を稼動させるように具体的
な回路構成を起すこと自体は、当業者にとって極めて容
易、設計的問題に帰する。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、ウォッチドッグタイマ
により監視されるマイコンを搭載した機器にあって、機
器の動作停止となった要因であるウォッチドッグタイマ
の稼動を使用者に知らせることができ、混乱を避けるこ
とができる。また、本発明の特定の態様に従い、ウォッ
チドッグタイマの既動作回数ないし頻度をも記憶できる
ようにすれば、メインテナンス時に有力な情報となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウォッチドッグタイマ監視装置の望ま
しい実施形態の概略構成図である。
【図2】代表的な既存ウォッチドッグタイマの構成図で
ある。
【符号の説明】
12 マイコン 13 判定回路であるコンパレータ 14 微分コンデンサ 15 スイッチング素子 16 タイマ構成用コンデンサ 31 表示器 32 通信回路 33 表示部 34 不揮発性記憶手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータが正常に動作して
    いるときに該マイクロコンピュータから出力される被観
    測パルスを監視し、該被観測パルスに異常が生じたこと
    を判定回路が検出した場合には該マイクロコンピュータ
    をリセット状態に付け、その後、該マイクロコンピュー
    タに対し電源が一旦遮断された後に再投入が行われた場
    合に該マイクロコンピュータの再起動を許すウォッチド
    ッグタイマの動作状態を監視する装置であって;上記判
    定回路が上記異常を検出したときに稼動し、その旨を人
    が分かる形で表示する表示器を設けたこと;を特徴とす
    るウォッチドッグタイマ監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置であって;上記表示
    器は、上記判定回路の異常検出出力により発光する可視
    光発光手段であること;を特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置であって;上記表示
    器は、上記判定回路の異常検出出力により特定の文字表
    示をなし得るディスプレィ装置であること;を特徴とす
    る装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置であって;上記表示
    器は、上記判定回路の異常検出出力により鳴動する可聴
    音発生手段であること;を特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置であって;上記表示
    器は、上記マイクロコンピュータが組み込まれている機
    器の筐体とは離れた個所に設けられている別筐体に備え
    られていて、上記判定回路の異常検出出力を通信回路を
    介し該別筐体内で受信することで稼動すること;を特徴
    とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置であって;上記ウォ
    ッチドッグタイマが動作した回数と頻度のいずれか一方
    または双方を記憶し、選択的に読み出すことのできる不
    揮発性記憶手段を設けたこと;を特徴とする装置。
JP10314917A 1998-11-05 1998-11-05 ウォッチドッグタイマ監視装置 Pending JP2000148542A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101551671B (zh) * 2009-05-12 2012-05-23 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车整车控制器监控复位方法及装置
CN101996129B (zh) * 2009-08-17 2013-01-02 英业达股份有限公司 侦测计算机系统当机的方法
CN111367185A (zh) * 2018-12-26 2020-07-03 博西华电器(江苏)有限公司 家电控制系统、家电控制方法、存储介质及家电

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704