JPS62220157A - ゲルマニウム含有食品の製造法 - Google Patents

ゲルマニウム含有食品の製造法

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JPS62220157A
JPS62220157A JP61060488A JP6048886A JPS62220157A JP S62220157 A JPS62220157 A JP S62220157A JP 61060488 A JP61060488 A JP 61060488A JP 6048886 A JP6048886 A JP 6048886A JP S62220157 A JPS62220157 A JP S62220157A
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JP
Japan
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germanium
lactic acid
medium
culture medium
acid bacteria
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JP61060488A
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English (en)
Inventor
Isamu Kaneko
勇 金子
Masato Akutsu
安久津 政人
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Individual
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゲルマニウム含有食品の+8Jm法に関する。
(従来の技術) 従来、朝鮮人参、にんにくなどの漢方薬や、いわゆる健
康食品として広く知られているものについてその含有成
分には、他の一般食品には含まれていないゲルマニウム
(以下rGeJという)化合物が多聞に含まれているこ
とが報告されており、Geの薬効が認識されてきている
。このような背景の下に、Qeを含む食品の製造法に関
する特許出願も幾つかなされている。例えば特開昭52
−128287、特開昭53−127882および特公
昭55−36315などがあり、これらはいずれも培地
にて微生物を醗酵培養する過程において(3eを菌体中
に吸収させることにより、Ge含有食品を得る方法に関
するものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来技術によりGe含有食品を得る場合、培地へのGe
の添加量を多くすると、培養菌の成育が阻害されたり、
死滅したりしてしまうため、多量のGeを添加して培養
することが不可能となってしまい、少」のGeを添加で
きるのに止まるため、上記の方法によって得た食品の(
3e含有量は極微量とならざるを得ず、薬用あるいは健
康食品としての効能は余り期待できない。そして従来の
技術ではGe含有食品としての生成効率が低いため、生
産コストが高くなり、需要者に必要な摂取量のGe含有
食品を安価に供給するのが困難であるなどの問題がある
本発明の目的は、Geを多量に含有する食品を生成効率
の高い方法で、しかも経゛済的に製造することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、Ge化合物を添加した一方の培地とGe化合
物を添加してない乳汁からなる他方の培地にて、乳酸菌
を継代培養することにより、Geに対する耐性微生物で
ある乳酸菌を得、このGe耐性乳酸菌を菌株とし、これ
を上記一方の培地におけるGe化合物よりも多量のGe
化合物を含む培地に移植して醗酵培養し、Ge化合物を
菌体中に吸収させた有機化合物を含む乳酸菌を得て、こ
の乳酸菌を精製することにより、Ge含有食品を製造す
るものである。
(作用) 乳酸菌を、双方の培地で交互に醗酵、培養を繰返えして
行う継代培養により、Ge耐性乳酸菌が獲得できる。こ
の(3e耐性乳酸菌を菌株としてGe化合物を一方の培
地のそれより多量に添加してある乳汁の培地に移植して
醗酵培養すると培養過程において(3e化合物が乳酸菌
に吸収され、Geを多量に含有する乳酸菌が生成される
(実施例) 以下本発明の実施例について説明する。
図中、Aは新鮮な乳汁1000mあたり二酸化ゲルマニ
ウム(以下「GeO2」という>5CIを溶解させた培
地であり、Bは新鮮な乳汁1000dからなる乳酸菌の
培地を示し、AおよびBに付記されている数は培養代数
を示す。
まず菌数が1mm3あたり100万個以上のブルガリア
乳酸菌(1−actbacillus  bu l g
ar i cus)C,100dをA1培地に移植し、
40℃の恒温下で30〜40分間感作し、この培養液か
ら100rnItの乳酸菌AIXを直ちに新鮮な100
0dに乳汁からなるB1培地に移植し、40℃の恒温条
件下で72時間以上の培養を行う。
ここでは当初用いた乳酸菌Cと同様に1mm3中100
万個の菌数に分裂して再活性化乳酸菌となる。なお、A
1培地における乳酸菌は不活性生菌の状態にある。この
活性化したB1培地の、乳酸菌BIX、100teをA
2培地に再移植し、ここで1mm3中100万個以上の
菌故に培養した乳酸菌A2xの培養液100rdを直ち
にB2培地に移植する。B2培地で再活性化した乳酸菌
82X、100−をA3培地に移植して、これを同様に
培養して、活性乳酸菌A3Xを培養し、さらに再びこれ
を83培地に移植して、醗酵、培養して、乳酸菌B3x
をA倍地の次代に移植し、以下A倍地とB倍地との交互
培養を繰り返えす。このようにして、A1培地→B1培
地→B2培地→A3培地→B3培地→・・・An培地→
3n培地と継代培養を実施し、継代培養過程が100代
以上を経過することで、当初の通常乳酸菌はGe化合物
に対し耐性を獲得し、A倍地のみの条件で、1mm3中
100万個以上の菌数に分裂し得るGe耐性の乳酸菌へ
〇xを生成する。この耐性乳酸菌へ〇xを菌株とし、別
に準°備してある新鮮な乳汁1000dに20qのGe
O2を溶解してあるB倍地に移植して、40℃の恒温下
で36時間震盪培養して、培養液[)Xを得た。
この培養液DxはpI−14,2の乳酸菌である。
次にこの乳酸菌[)Xを100℃の温度で煮沸してから
遠心分離し、80C)td!の半透明の液体を得、ざら
にこの液体を減圧濃縮し、真空乾燥して、白色の乾燥粉
末体E、80C1を得た。
この乾燥粉末体Eに(3eが含有していることを確認す
るために以下の測定を行った。80qの乾燥粉末体E、
80Qを水1gに溶かし、ポアサイズ1.2μのメンブ
ランフィルタ−で濾過し、濾液を減圧蒸溜により水分を
除去し、白色の残預物を得、これをざらに500dのメ
チルアルコールに溶かし、濾過後、アセトン6j!を加
えて撹拌し、白色の沈澱物を析出させ、これを濾別して
から、約80℃にて真空乾燥を行い、50CIの白色粉
末を得た。さらにこの粉末をクロロホルム中で懸濁。
洗浄を行い、同様に濾別乾燥し、48qの白色粉末Fを
得た。この粉末Fを薄層クロマトグラフィーにより測定
して、ゲルマン酸ジラクチルのスポットを確認できた。
また赤外線吸収スペクトルにより、この粉末はゲルマン
酸とのエステル結合に変化していることが確認できた。
次に上記の測定とは別に、この白色粉末E、 50mg
を灰化装置にて550℃の条件で7時間灰化処理後、灰
分を9規定塩M2Om1に溶かした後、フェニルフルオ
ロン比色法によりGeを測定したところ白色不粉末中に
7.2mg、すなわち重量比で14.4%のGeが検出
できた。
このほか、培養液DX 、500mを100℃で10分
間殺菌した後、遠沈して菌体を集め、約19の生理食塩
液で5回洗浄し、さらに水11で2回洗浄して、国体に
付着している夾雑物を除去した。そしてこの菌体を50
0Inlのアセトンで洗浄して減圧し、乾燥してアセト
ンを除き乾燥国体0゜50を得、これをフェニルフルオ
ロン比色法により、菌体中のGe含有量を測定した結果
、200ppmであることが認められた。これは乳酸菌
の培養過程において、Geを菌体に吸収し、菌体中にお
ける生化学的生成過程の存在を証明するものである。
(発明の効果) 本発明によれば、多量の(3eを含有する乳酸菌が生成
効率よく確実に得られ、このため薬用または健康食品用
として有効視されているGe含有食品を安価に供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は処理過程を示すフローチャートである。 AI 、 A2 、 A3 、 An −−−一方の培
地、Bl 、 B2 、83 、 Bn −−−他方の
培地、Alx、 A2x、 A3x、 Anx、 Bl
x、 B2x、 B3x・・・菌株(乳rIi菌)、 D・・・多量のGe化合物を添加してある培地、Dx・
・・Ge化合物含有乳酸菌、 E・・・Qe含有食品。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 乳汁にゲルマニウム化合物を添加してある一方の培地と
    乳汁からなる他方の培地にて、乳酸菌を継代培養するこ
    とによりゲルマニウム耐性乳酸菌を得、このゲルマニウ
    ム耐性乳酸菌を菌株として、この菌株を上記一方の培地
    よりも多量のゲルマニウム化合物を添加してある培地に
    移植して醗酵、培養させ、菌体内にゲルマニウム化合物
    を吸収させることにより、ゲルマニウムを含有する有機
    化合物を生成させることを特徴とするゲルマニウム含有
    食品の製造法。
JP61060488A 1986-03-20 1986-03-20 ゲルマニウム含有食品の製造法 Pending JPS62220157A (ja)

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JP61060488A JPS62220157A (ja) 1986-03-20 1986-03-20 ゲルマニウム含有食品の製造法

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JPS62220157A true JPS62220157A (ja) 1987-09-28

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JP (1) JPS62220157A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301783A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Gerumatsukusu:Kk 乳酸菌菌体
WO2006080522A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Kirin Yakult Nextstage Company, Limited ミネラル含有乳酸菌を含んでなる食品または医薬品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63301783A (ja) * 1987-05-30 1988-12-08 Gerumatsukusu:Kk 乳酸菌菌体
WO2006080522A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Kirin Yakult Nextstage Company, Limited ミネラル含有乳酸菌を含んでなる食品または医薬品

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