JPS62219660A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPS62219660A JPS62219660A JP61060702A JP6070286A JPS62219660A JP S62219660 A JPS62219660 A JP S62219660A JP 61060702 A JP61060702 A JP 61060702A JP 6070286 A JP6070286 A JP 6070286A JP S62219660 A JPS62219660 A JP S62219660A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B12/00—Dynamic random access memory [DRAM] devices
- H10B12/30—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
- H10B12/39—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench
- H10B12/395—DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells the capacitor and the transistor being in a same trench the transistor being vertical
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、半導体装置およびその製造方法に係り、特に
高密度なダイナミック・ランダム・アクセス・メモリセ
ル等の半導体記憶装置に適用するのに好適な半導体装置
およびその製造方法に関する。
高密度なダイナミック・ランダム・アクセス・メモリセ
ル等の半導体記憶装置に適用するのに好適な半導体装置
およびその製造方法に関する。
近年、1個のトランジスタと1個のキャパシタから成る
1トランジスタ型のメモリセルから構成されるダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(以下DRAMと略
記する)の高密度化が著しく進み、IMbの容量を有す
るものが実用化されている。試作段階では4MbDRA
Mが研究されており、それに適合するメモリセル構造が
いくつか提案されている。それらの特徴は、セル面積を
小さくし、かつ必要とするキャパシタ面積を得るために
、基板に形成した溝の内部に素子を形成することにある
。すなわち、IMb DRAMの平面的なセル構造では
、セル面積を小さくすると、キャパシタ面積が小さくな
って、信号検出に必要な蓄積電荷量が得られない。そこ
で、まずキャパシ夕形成領域に溝(穴)を形成してその
内壁にもキャパシタを形成して容量を増加させる方法(
エイチ・スナミ(H、S unami)他による(アイ
・イー・ディー・エム テクニカル ダイジェスト(I
EDM Tech、 Dig、)806頁(1982年
))が提案された。
1トランジスタ型のメモリセルから構成されるダイナミ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(以下DRAMと略
記する)の高密度化が著しく進み、IMbの容量を有す
るものが実用化されている。試作段階では4MbDRA
Mが研究されており、それに適合するメモリセル構造が
いくつか提案されている。それらの特徴は、セル面積を
小さくし、かつ必要とするキャパシタ面積を得るために
、基板に形成した溝の内部に素子を形成することにある
。すなわち、IMb DRAMの平面的なセル構造では
、セル面積を小さくすると、キャパシタ面積が小さくな
って、信号検出に必要な蓄積電荷量が得られない。そこ
で、まずキャパシ夕形成領域に溝(穴)を形成してその
内壁にもキャパシタを形成して容量を増加させる方法(
エイチ・スナミ(H、S unami)他による(アイ
・イー・ディー・エム テクニカル ダイジェスト(I
EDM Tech、 Dig、)806頁(1982年
))が提案された。
次に、溝の中にキャパシタ部とセル間分離部を併設する
方法(ケイ・ナカムラ(K 、 N akamura)
他による同書236頁(1984年)、ニス・ナカジマ
(S。
方法(ケイ・ナカムラ(K 、 N akamura)
他による同書236頁(1984年)、ニス・ナカジマ
(S。
Nakajima)他による同書240頁(1984年
)、エム・ワダ(M 、Wada)他による同書244
頁(1984年))、さらに、溝の中にキャパシタとト
ランジスタの一部を埋め込む方法(ダブりニー・エフ・
リチャードソン(W 、 F 、 R1chardso
n)他による同書714頁(1985年))が提案され
た。
)、エム・ワダ(M 、Wada)他による同書244
頁(1984年))、さらに、溝の中にキャパシタとト
ランジスタの一部を埋め込む方法(ダブりニー・エフ・
リチャードソン(W 、 F 、 R1chardso
n)他による同書714頁(1985年))が提案され
た。
最後の方法について、第2図(、)、(b)を用いて説
明する。第2図(a)はこの従来の半導体記憶装置の平
面図、第2図(b)は第2図(a)のn−n断面図であ
る。穴1内の下部に誘電体薄膜10を介してキャパシタ
電極2が埋め込まれている。キャパシタの他方の電極は
シリコン基板3を用いている。穴1内の上部側壁にはト
ランジスタのチャネル領域4が形成され、キャパシタ部
とトランジスタ部の境に不純物ドープ層(拡散層)から
なるドレイン領域5、穴1の上部コーナ一部に不純物ド
ープ層(拡散層)からなるソース領域6(ビット線とし
て働く)が形成されている。さらに、ゲート電極(ワー
ド線として働く)7により穴1が埋め込まれている。セ
ル間(ビット線間)はLOCO8法により形成された酸
化膜8により分離されている。
明する。第2図(a)はこの従来の半導体記憶装置の平
面図、第2図(b)は第2図(a)のn−n断面図であ
る。穴1内の下部に誘電体薄膜10を介してキャパシタ
電極2が埋め込まれている。キャパシタの他方の電極は
シリコン基板3を用いている。穴1内の上部側壁にはト
ランジスタのチャネル領域4が形成され、キャパシタ部
とトランジスタ部の境に不純物ドープ層(拡散層)から
なるドレイン領域5、穴1の上部コーナ一部に不純物ド
ープ層(拡散層)からなるソース領域6(ビット線とし
て働く)が形成されている。さらに、ゲート電極(ワー
ド線として働く)7により穴1が埋め込まれている。セ
ル間(ビット線間)はLOCO8法により形成された酸
化膜8により分離されている。
この構造の利点は、■穴側壁にキャパシタとトランジス
タを形成しているために、他のセル構造に比べてセル面
積の縮小が容易に実現できること、■セル部の形成に必
要なマスクは、ビット線(ソース領域6)形成用(LO
GO8)、穴1形成用およびワード線(ゲート電極7)
形成用の3枚であるので、プロセスが簡便であるし、マ
スク合わせ余裕による面積ロスが少なくて済むので、セ
ルの微細化に有利であること、および■蓄積電荷を穴内
部にためこむので、α線によるセル部のソフトエラーに
対して耐性が向」ニする、ということである。■に関し
てさらに詳しく説明すると、セル部のソフトエラーはα
線が基板に入射した際、空乏層中に生じた電荷がキャパ
シタ電極に集められて蓄積電荷を打消すために起こるが
、第1図および第2図の従来構造の場合、キャパシタ電
極2に接続する不純物ドープ層はドレイン領域5の微小
部分だけであるので、ソフトエラーの起こる確率が小さ
くなる。その結果、この構造では、従来ソフトエラー防
止のために必要とされてきた蓄積電荷量200〜300
fcを信号検出に必要な量のみ(〜100fc)に減ら
すことが可能となり、穴が浅くて済み、プロセスの再現
性、スループットが向上するという利点をもたらす。
タを形成しているために、他のセル構造に比べてセル面
積の縮小が容易に実現できること、■セル部の形成に必
要なマスクは、ビット線(ソース領域6)形成用(LO
GO8)、穴1形成用およびワード線(ゲート電極7)
形成用の3枚であるので、プロセスが簡便であるし、マ
スク合わせ余裕による面積ロスが少なくて済むので、セ
ルの微細化に有利であること、および■蓄積電荷を穴内
部にためこむので、α線によるセル部のソフトエラーに
対して耐性が向」ニする、ということである。■に関し
てさらに詳しく説明すると、セル部のソフトエラーはα
線が基板に入射した際、空乏層中に生じた電荷がキャパ
シタ電極に集められて蓄積電荷を打消すために起こるが
、第1図および第2図の従来構造の場合、キャパシタ電
極2に接続する不純物ドープ層はドレイン領域5の微小
部分だけであるので、ソフトエラーの起こる確率が小さ
くなる。その結果、この構造では、従来ソフトエラー防
止のために必要とされてきた蓄積電荷量200〜300
fcを信号検出に必要な量のみ(〜100fc)に減ら
すことが可能となり、穴が浅くて済み、プロセスの再現
性、スループットが向上するという利点をもたらす。
以上の利点により、本構造ではL6Mb DRAM級の
セル(セル面積〜5/III+2)の実現が可能となる
。
セル(セル面積〜5/III+2)の実現が可能となる
。
しかし、この構造を用いて64Mb DRAM級のセル
(セル面積〜1廊2)を実現するには以下のような問題
がある。すなわち、セル間の分離をLOCO8法により
基板主平面上に形成しているため、分離部分の面積縮小
に限界がある。すなわち、LOCO8幅(分離幅)を0
.5771++以下にすることは困難である。さらに、
マスク合わせ余裕として第1図に示すXおよびYが必要
である( X /は拡散層6の形成に必要な領域幅)。
(セル面積〜1廊2)を実現するには以下のような問題
がある。すなわち、セル間の分離をLOCO8法により
基板主平面上に形成しているため、分離部分の面積縮小
に限界がある。すなわち、LOCO8幅(分離幅)を0
.5771++以下にすることは困難である。さらに、
マスク合わせ余裕として第1図に示すXおよびYが必要
である( X /は拡散層6の形成に必要な領域幅)。
将来的に、この合わせ余裕を0.2#I11程度以下に
できないと、この面積ロスはセル面積のかなり大きな部
分を占めることになる。これらの2つの問題に加えて、
基板をトランジスタのチャネル部として利用しているた
めに、セル間(穴間)を接近させた場合、隣接するセル
の不純物ドープ層間でパンチスルーが生じ、セル間の電
気的干渉が生じるという欠点がある。
できないと、この面積ロスはセル面積のかなり大きな部
分を占めることになる。これらの2つの問題に加えて、
基板をトランジスタのチャネル部として利用しているた
めに、セル間(穴間)を接近させた場合、隣接するセル
の不純物ドープ層間でパンチスルーが生じ、セル間の電
気的干渉が生じるという欠点がある。
本発明の目的は、セル部におけるマスク合わせ余裕によ
る面積ロスが最小限に抑えられ、かつセル間の電気的電
気的干渉を完全に防止し、かつセル面積1〜2Iffi
2を実現可能とする超微細メモリセルを提供できる半導
体装置の構造およびその製造方法を提供することにある
。
る面積ロスが最小限に抑えられ、かつセル間の電気的電
気的干渉を完全に防止し、かつセル面積1〜2Iffi
2を実現可能とする超微細メモリセルを提供できる半導
体装置の構造およびその製造方法を提供することにある
。
本発明の半導体装置は、半導体基板の主面に設けられた
複数個の穴と、上記穴内の下部に設けられたキャパシタ
と、上記穴内の上部に上記半導体基板と絶縁膜により分
離して設けられたトランジスタと、上記穴同士を連結し
、上記穴より浅く設けられた溝と、上記溝内に設けられ
た導電層とを具備することを特徴とする。
複数個の穴と、上記穴内の下部に設けられたキャパシタ
と、上記穴内の上部に上記半導体基板と絶縁膜により分
離して設けられたトランジスタと、上記穴同士を連結し
、上記穴より浅く設けられた溝と、上記溝内に設けられ
た導電層とを具備することを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の
主面に、複数個の穴と、上記穴より浅く、上記穴同士を
連結する溝とを形成する工程と、上記穴内の下部にキャ
パシタを形成する工程と、上記穴内の上部にトランジス
タを、上記半導体基板と絶縁膜により絶縁して形成する
工程と、上記溝内に導電層を埋め込む工程とを含むこと
を特徴とする。
主面に、複数個の穴と、上記穴より浅く、上記穴同士を
連結する溝とを形成する工程と、上記穴内の下部にキャ
パシタを形成する工程と、上記穴内の上部にトランジス
タを、上記半導体基板と絶縁膜により絶縁して形成する
工程と、上記溝内に導電層を埋め込む工程とを含むこと
を特徴とする。
本発明の半導体装置は、トランジスタ部およびキャパシ
タ部が全て穴内に埋め込まれ、かっ半導体基板とは完全
に電気的に絶縁されているので、セル面積を縮小できる
とともに、セル間の電気的干渉を防止できるので、セル
同士を接近させることができるので、メモリの高密度化
に好適である。
タ部が全て穴内に埋め込まれ、かっ半導体基板とは完全
に電気的に絶縁されているので、セル面積を縮小できる
とともに、セル間の電気的干渉を防止できるので、セル
同士を接近させることができるので、メモリの高密度化
に好適である。
また、本発明の半導体装置の製造方法は、上記の深い穴
と浅い溝とを自己整合的に形成することができるので、
セル部とアクセスラインとの間の合わせ余裕による面積
ロスを削減することができるので、セルの微細化を可能
とすることができる。
と浅い溝とを自己整合的に形成することができるので、
セル部とアクセスラインとの間の合わせ余裕による面積
ロスを削減することができるので、セルの微細化を可能
とすることができる。
以下の実施例では、nチャネル形MO8を基本に説明す
るが、導電形をすべて逆にすればpチャネル形にするこ
とができる。また、基板はキャパシタの電極としてのみ
用いられるため、基板内に空乏層が形成されて実効的容
量が減少しないように(n M OSの場合)、高濃度
のp形またはn形基板を用意しなければならない。もし
くはセル部領域に上記条件を満たすように、不純物をド
ーピングしてウェルを形成しても良い。
るが、導電形をすべて逆にすればpチャネル形にするこ
とができる。また、基板はキャパシタの電極としてのみ
用いられるため、基板内に空乏層が形成されて実効的容
量が減少しないように(n M OSの場合)、高濃度
のp形またはn形基板を用意しなければならない。もし
くはセル部領域に上記条件を満たすように、不純物をド
ーピングしてウェルを形成しても良い。
実施例 1
第1図(a)〜(c)は、本発明の第1の実施例を説明
する図である。第1図(a)は、本発明の第1の実施例
の半導体装置の平面図、第1図(b)および(c)は、
それぞれ第1図(a)のfV−rV断面図および■−■
断面図である。これらの図において、数字は第2図(a
)、(b)の従来例の数字に対応する。
する図である。第1図(a)は、本発明の第1の実施例
の半導体装置の平面図、第1図(b)および(c)は、
それぞれ第1図(a)のfV−rV断面図および■−■
断面図である。これらの図において、数字は第2図(a
)、(b)の従来例の数字に対応する。
本実施例では、第1図(b)に示すようにp形(または
n形)シリコン基板(またはウェル)3内に形成された
深い穴1内の下部に誘電体薄膜1゜を介して、n形導電
体薄膜例えばリン等のn形不純物をドープしたポリシリ
コンが埋込まれてなるキャパシタ電極2が設けられてい
る。穴1内の上部には、例えばリンドープポリシリコン
からなるワード線(ゲート電極)7に囲まれてp形シリ
コンからなるチャネル領域41が埋め込まれている。
n形)シリコン基板(またはウェル)3内に形成された
深い穴1内の下部に誘電体薄膜1゜を介して、n形導電
体薄膜例えばリン等のn形不純物をドープしたポリシリ
コンが埋込まれてなるキャパシタ電極2が設けられてい
る。穴1内の上部には、例えばリンドープポリシリコン
からなるワード線(ゲート電極)7に囲まれてp形シリ
コンからなるチャネル領域41が埋め込まれている。
穴上部に配線されたビット線6はチャネル領域41と穴
上部においてpn接合を介して接続されている。ビット
線6は例えばリンドープポリシリコンなどのn形半導体
、または、少なくともチャネル領域41と接する部分は
n形シリコンであり、他の部分がシリサイドなどである
複合材料などにより構成されている。
上部においてpn接合を介して接続されている。ビット
線6は例えばリンドープポリシリコンなどのn形半導体
、または、少なくともチャネル領域41と接する部分は
n形シリコンであり、他の部分がシリサイドなどである
複合材料などにより構成されている。
第1図(a)に示すように、深い穴1は各セルに対応し
、穴1の列はワード線(ゲート電極)7方向に浅い溝1
1で連結されている。第1図(c)に示すように、浅い
溝11内には、例えばシリコン酸化膜からなる絶縁膜1
2により基板3がら電気的に絶縁されて、ワード線7が
埋め込まれている。
、穴1の列はワード線(ゲート電極)7方向に浅い溝1
1で連結されている。第1図(c)に示すように、浅い
溝11内には、例えばシリコン酸化膜からなる絶縁膜1
2により基板3がら電気的に絶縁されて、ワード線7が
埋め込まれている。
基板3は各セルのキャパシタに共通の電極(いわゆるセ
ルプレート)として働く。
ルプレート)として働く。
従来の装置では、第2図(a)、(b)に示したように
、穴1内の上部の側壁にはトランジスタのチャネル部4
が形成され、このチャネル部4および不純物ドープ層か
らなるドレイン領域5は絶縁膜によって遮蔽されておら
ず、各セル(ビット線)間はLOCO8法による酸化膜
8によって分離しているのみであるので、隣接するセル
間でパンチスルーが生じ、セル間の電気的干渉が生じた
が、本発明では、以上の構成から明らかなように、各メ
モリセルは絶縁膜12により基板3から完全に絶縁され
ているので、セル間の電気的干渉を防止することができ
る。また、このような構成により、セル部に起因するα
線によるソフトエラーも防止することができる。
、穴1内の上部の側壁にはトランジスタのチャネル部4
が形成され、このチャネル部4および不純物ドープ層か
らなるドレイン領域5は絶縁膜によって遮蔽されておら
ず、各セル(ビット線)間はLOCO8法による酸化膜
8によって分離しているのみであるので、隣接するセル
間でパンチスルーが生じ、セル間の電気的干渉が生じた
が、本発明では、以上の構成から明らかなように、各メ
モリセルは絶縁膜12により基板3から完全に絶縁され
ているので、セル間の電気的干渉を防止することができ
る。また、このような構成により、セル部に起因するα
線によるソフトエラーも防止することができる。
次に、第1図(a)〜(c)に示した構造のメモリセル
の製造方法について、第3図〜第9図により説明する。
の製造方法について、第3図〜第9図により説明する。
まず、n形もしくは不純物濃度I XIO”01−”程
度以上のp形のシリコン基板3を用意する1次に、メモ
リセル部領域に厚さ2000〜4000人程度のシリコ
ン酸化膜13をLOCO8法等公知の選択酸化法により
形成する。さらに、厚さ1000人程度0シリコン窒化
膜14と厚さ5000〜1oooo人程度のシリコン酸
化膜15を公知の化学的気相成長法(以下CVD法と記
す)により堆積する。次に、公知のホトリソグラフィ技
術および異方性を有するドライエツチング技術を用いて
上記の3層11113.14.15を線状にパターニン
グする。この3層膜の寸法は、例えば、幅を0.44.
間隔を0.6IImとする(第3図(a)および(b)
)。
度以上のp形のシリコン基板3を用意する1次に、メモ
リセル部領域に厚さ2000〜4000人程度のシリコ
ン酸化膜13をLOCO8法等公知の選択酸化法により
形成する。さらに、厚さ1000人程度0シリコン窒化
膜14と厚さ5000〜1oooo人程度のシリコン酸
化膜15を公知の化学的気相成長法(以下CVD法と記
す)により堆積する。次に、公知のホトリソグラフィ技
術および異方性を有するドライエツチング技術を用いて
上記の3層11113.14.15を線状にパターニン
グする。この3層膜の寸法は、例えば、幅を0.44.
間隔を0.6IImとする(第3図(a)および(b)
)。
次に、厚さ2000人程度0シリコン酸化膜151をC
VD法により堆積する。次に、公知の例えば多層レジス
トプロセスを用いて、レジスト膜16を塗布した後、上
記3層膜のラインに直交するように線状にレジスト膜1
6をパターニングする。このレジスト膜16の寸法は、
例えば幅を1p、間隔を1−とする(第4図(a)およ
び(b))。
VD法により堆積する。次に、公知の例えば多層レジス
トプロセスを用いて、レジスト膜16を塗布した後、上
記3層膜のラインに直交するように線状にレジスト膜1
6をパターニングする。このレジスト膜16の寸法は、
例えば幅を1p、間隔を1−とする(第4図(a)およ
び(b))。
次に、レジスト膜16をマスクとして、緩衝フッ酸液を
用いたウェットエツチングまたは等方的なドライエツチ
ング技術により、シリコン酸化膜151をエツチングし
、レジスト膜16の下部にのみシリコン酸化膜151を
残す。エツチングが等方的であるため、レジスト膜16
端部からアンダーカットが生じ、残ったシリコン酸化膜
151の幅は、両側から膜厚分程度(0,2−)減少し
、上記の例では0.6.となる、また、間隔は1.4.
どなる。この後、レジストll116を除去する(第5
図(a)〜(C))。
用いたウェットエツチングまたは等方的なドライエツチ
ング技術により、シリコン酸化膜151をエツチングし
、レジスト膜16の下部にのみシリコン酸化膜151を
残す。エツチングが等方的であるため、レジスト膜16
端部からアンダーカットが生じ、残ったシリコン酸化膜
151の幅は、両側から膜厚分程度(0,2−)減少し
、上記の例では0.6.となる、また、間隔は1.4.
どなる。この後、レジストll116を除去する(第5
図(a)〜(C))。
次に、シリコン酸化膜151および15をマスクとして
、異方性を有するドライエツチング技術を用いて、シリ
コン基板3に深さ3〜5j1m程度の穴1を形成する0
次に、シリコン酸化膜151を異方性を有するドライエ
ツチング技術を用いてエツチングし、3層膜13.14
および15の側壁の一部にのみシリコン酸化膜151を
残す。次に、残ったシリコン酸化膜151および15を
マスクとして、異方性を有するドライエツチング技術を
用いて、シリコン基板3に深さ1〜2−程度の溝11を
形成する。この際、穴1も同時にエツチングされ、穴1
の深さも1〜2j1m深くなる。この結果、シリコン基
板3には深さ4〜7#lI程度で、幅0.6−1長さ1
.4.程度の穴1の配列と、それらを一方向に連結する
深さ1〜2#ml、幅0.2I1m、長さ0.6−程度
の溝11が形成される(第6図(a)〜(、) ) 。
、異方性を有するドライエツチング技術を用いて、シリ
コン基板3に深さ3〜5j1m程度の穴1を形成する0
次に、シリコン酸化膜151を異方性を有するドライエ
ツチング技術を用いてエツチングし、3層膜13.14
および15の側壁の一部にのみシリコン酸化膜151を
残す。次に、残ったシリコン酸化膜151および15を
マスクとして、異方性を有するドライエツチング技術を
用いて、シリコン基板3に深さ1〜2−程度の溝11を
形成する。この際、穴1も同時にエツチングされ、穴1
の深さも1〜2j1m深くなる。この結果、シリコン基
板3には深さ4〜7#lI程度で、幅0.6−1長さ1
.4.程度の穴1の配列と、それらを一方向に連結する
深さ1〜2#ml、幅0.2I1m、長さ0.6−程度
の溝11が形成される(第6図(a)〜(、) ) 。
次に、熱酸化法により、穴1および溝11の内面に厚さ
100〜300人程度のシリコン酸化膜101を形成す
る。このシリコン酸化膜101はセルキャパシタの誘電
体薄膜として用いられる。したがって、シリコン酸化膜
101の代わりにシリコン酸化膜(8iO1)/シリコ
ン窒化膜(S ia N4) / シリコン酸化膜など
の誘電体多層膜、もしくは酸化タンタル(’razoi
)等の高誘電体薄膜またはそれを含む多層膜などを用い
ても良い。次に、リン等のn形不純物をドープしたポリ
シリコンを厚さ0.6〜ll1m程度、CVD法により
堆積し、穴1および溝11を埋込み、キャパシタ電極2
を形成する。次に、ポリシリコン膜2をドライエツチン
グ法によりエツチングし、溝11の内部には残さないで
、穴1の下部にのみポリシリコン膜2が残るようにする
。その後、異方性を有するドライエツチング技術を用い
てシリコン酸化膜15および151の上部を除去する。
100〜300人程度のシリコン酸化膜101を形成す
る。このシリコン酸化膜101はセルキャパシタの誘電
体薄膜として用いられる。したがって、シリコン酸化膜
101の代わりにシリコン酸化膜(8iO1)/シリコ
ン窒化膜(S ia N4) / シリコン酸化膜など
の誘電体多層膜、もしくは酸化タンタル(’razoi
)等の高誘電体薄膜またはそれを含む多層膜などを用い
ても良い。次に、リン等のn形不純物をドープしたポリ
シリコンを厚さ0.6〜ll1m程度、CVD法により
堆積し、穴1および溝11を埋込み、キャパシタ電極2
を形成する。次に、ポリシリコン膜2をドライエツチン
グ法によりエツチングし、溝11の内部には残さないで
、穴1の下部にのみポリシリコン膜2が残るようにする
。その後、異方性を有するドライエツチング技術を用い
てシリコン酸化膜15および151の上部を除去する。
ただし、この工程は、後述するシリコン膜41の酸化ま
でに行なえば良い(第7図(a)〜(c))。
でに行なえば良い(第7図(a)〜(c))。
次に、露出しているシリコン酸化膜101を緩衝フッ酸
液で除去した後、ポリシリコン膜2の表面および穴1と
溝11の内壁に熱酸化法またはCVD法により、シリコ
ン酸化膜12を厚さ500〜1500人程度形成する。
液で除去した後、ポリシリコン膜2の表面および穴1と
溝11の内壁に熱酸化法またはCVD法により、シリコ
ン酸化膜12を厚さ500〜1500人程度形成する。
次に、リンを例えば3XlO”cm−”以上にドープし
て、導電率を増加させたポリシリコン膜7を厚さ200
0人程度堆積する。このとき、溝11はポリシリコン膜
7により完全に埋め込まれるが、穴1の上部は埋め込ま
れないようにする6次に、異方性を有するドライエツチ
ング技術を用いて、ポリシリコン膜7をエツチングして
、溝11の内部および穴1上部の側壁にのみポリシリコ
ン膜7を残す(第8図(a)〜(c))。
て、導電率を増加させたポリシリコン膜7を厚さ200
0人程度堆積する。このとき、溝11はポリシリコン膜
7により完全に埋め込まれるが、穴1の上部は埋め込ま
れないようにする6次に、異方性を有するドライエツチ
ング技術を用いて、ポリシリコン膜7をエツチングして
、溝11の内部および穴1上部の側壁にのみポリシリコ
ン膜7を残す(第8図(a)〜(c))。
次に、ポリシリコン膜7の表面に、熱酸化法などにより
、シリコン酸化11121を厚さ100〜300人程度
形成す堆積次に、異方性を有するドライエツチング技術
を用いて、穴1の中央部に露出しているシリコン酸化膜
12(第8図(C))を除去して。
、シリコン酸化11121を厚さ100〜300人程度
形成す堆積次に、異方性を有するドライエツチング技術
を用いて、穴1の中央部に露出しているシリコン酸化膜
12(第8図(C))を除去して。
ポリシリコン膜2を露出させる。なお、この際、同時に
穴1上端のポリシリコン膜7上部表面に形成されていた
シリコン酸化膜121の一部、およびシリコン窒化膜1
4も除去される0次に、ボロンなどのp形不純物を10
17(!l−”程度にドープしたシリコン膜41を穴1
に選択的に形成し、穴1を完全に埋め込むとともにポリ
シリコン膜2とpn接合を形成する。シリコン膜41は
公知のSOI技術を用いて単結晶化したものでも良いし
、多結晶のままでも良い。ただし、多結晶の場合はジー
・ピー・ボラック(G 、P 、P ollaek)他
によるアイ・イー・イー・イーエレクトロンデヴアイス
レターズ(IEEE Electron Devi
ce Letters EDL −5巻 468−47
0頁(1984年)に記されているように、全プロセス
終了後プラズマ・デポジション法によるシリコン窒化膜
から成るパッシベーション膜を堆積した後、窒素雰囲気
中でアニールすることにより、トランジスタとしての特
性改善を図ると良い。次に、例えば700℃の水蒸気雰
囲気中で8時間程度酸化を行なうと、高濃度のn形不純
物を含むポリシリコン膜7上には厚さ1000Å以上の
シリコン酸化膜121が、低濃度のp形不純物を含むシ
リコン膜41上には厚さ300人程堆積シリコン酸化膜
122が形成される(第9図(a)〜(C))。 次に
、緩衝フッ酸によりシリコン酸化膜122を除去し、シ
リコン膜41を露出させる。この後。
穴1上端のポリシリコン膜7上部表面に形成されていた
シリコン酸化膜121の一部、およびシリコン窒化膜1
4も除去される0次に、ボロンなどのp形不純物を10
17(!l−”程度にドープしたシリコン膜41を穴1
に選択的に形成し、穴1を完全に埋め込むとともにポリ
シリコン膜2とpn接合を形成する。シリコン膜41は
公知のSOI技術を用いて単結晶化したものでも良いし
、多結晶のままでも良い。ただし、多結晶の場合はジー
・ピー・ボラック(G 、P 、P ollaek)他
によるアイ・イー・イー・イーエレクトロンデヴアイス
レターズ(IEEE Electron Devi
ce Letters EDL −5巻 468−47
0頁(1984年)に記されているように、全プロセス
終了後プラズマ・デポジション法によるシリコン窒化膜
から成るパッシベーション膜を堆積した後、窒素雰囲気
中でアニールすることにより、トランジスタとしての特
性改善を図ると良い。次に、例えば700℃の水蒸気雰
囲気中で8時間程度酸化を行なうと、高濃度のn形不純
物を含むポリシリコン膜7上には厚さ1000Å以上の
シリコン酸化膜121が、低濃度のp形不純物を含むシ
リコン膜41上には厚さ300人程堆積シリコン酸化膜
122が形成される(第9図(a)〜(C))。 次に
、緩衝フッ酸によりシリコン酸化膜122を除去し、シ
リコン膜41を露出させる。この後。
リンなどのn形不純物をドープしたポリシリコン膜6を
堆積し、シリコン膜41との間にpn接合を形成する。
堆積し、シリコン膜41との間にpn接合を形成する。
最後に、ポリシリコン膜6にビット線としてのパターニ
ングを施して、第1図(a)〜(c)に示した構造のメ
モリセルを得る。なお。
ングを施して、第1図(a)〜(c)に示した構造のメ
モリセルを得る。なお。
前述したように、ビット線抵抗を減少させるために、ポ
リシリコン膜6上にシリサイド膜などを形成しても良い
。
リシリコン膜6上にシリサイド膜などを形成しても良い
。
実施例 2
第10図(a)〜(Q)は、本発明の第2の実施例を説
明する図である。ここで、第10図(a)は平面図、第
10図(b)および(c)はそれぞれ第10図(a)の
■−■断面図およびIX−IX断面図である。第10図
(a)〜(c)において、数字は第2図(a)、(b)
の従来例の数字に対応する。
明する図である。ここで、第10図(a)は平面図、第
10図(b)および(c)はそれぞれ第10図(a)の
■−■断面図およびIX−IX断面図である。第10図
(a)〜(c)において、数字は第2図(a)、(b)
の従来例の数字に対応する。
本実施例では、実施例1とは逆に、穴1内に形成したト
ランジスタにおいて、外側にチャネル領域41が設けら
れ、ワード線(ゲート電極)7により穴1が埋め込まれ
ている。ビット線6はチャネル領域41の上部に設けら
れ、チャネル領域41と共に溝11内に埋め込まれてセ
ル列を(第1O図(a)において縦方向に)接続する。
ランジスタにおいて、外側にチャネル領域41が設けら
れ、ワード線(ゲート電極)7により穴1が埋め込まれ
ている。ビット線6はチャネル領域41の上部に設けら
れ、チャネル領域41と共に溝11内に埋め込まれてセ
ル列を(第1O図(a)において縦方向に)接続する。
したがって、ワード線とビット線の方向は、第1図(a
)と第10図(a)では逆になる。
)と第10図(a)では逆になる。
以上の構成から明らかなように、本実施例でも実施例1
と全く同様な効果が生ずる。本実施例では、実施例1と
異なり、ワード線7が最上層を走っており、またワード
線材料により穴1を完全に埋め込む必要がないため、ワ
ード線としてWまたはMoのような高融点金属、または
それらのシリサイドなどを用いる公知技術が利用できる
。これによりワード線を低抵抗化でき、メモリ動作の高
速化が実現できるという利点がある。
と全く同様な効果が生ずる。本実施例では、実施例1と
異なり、ワード線7が最上層を走っており、またワード
線材料により穴1を完全に埋め込む必要がないため、ワ
ード線としてWまたはMoのような高融点金属、または
それらのシリサイドなどを用いる公知技術が利用できる
。これによりワード線を低抵抗化でき、メモリ動作の高
速化が実現できるという利点がある。
次に、本実施例の製造方法について第11図(a)〜(
c)を用いて説明する。実施例1の第3図から第7図に
示したところまでは、実施例1と全く同様のプロセスを
とる。ただし、第7図(a)〜(C)において除去した
シリコン酸化1115は、残しておいた方が良い、以下
、第7図(a)〜(a)以降の工程について説明する。
c)を用いて説明する。実施例1の第3図から第7図に
示したところまでは、実施例1と全く同様のプロセスを
とる。ただし、第7図(a)〜(C)において除去した
シリコン酸化1115は、残しておいた方が良い、以下
、第7図(a)〜(a)以降の工程について説明する。
露出しているシリコン酸化膜101を緩衝フッ酸液で除
去した後、ポリシリコン膜2の表面および穴1と溝11
の内壁に、熱酸化法またはCVD法により、シリコン酸
化膜12を厚さ500〜1500人程度形成する堆 積に、異方性を有するドライエツチング法により、ポリ
シリコン膜2上のシリコン酸化膜12を除去する。次に
、ボロンなどのp形不純物を1010l7”程度にドー
プしたp形シリコン膜41を、CVD法などにより厚さ
2000人程度堆積し、ポリシリコン膜2との間にpn
接合を形成する。このとき、溝11はシリコン膜41に
より完全に埋め込まれるが、穴1の上部は埋め込まれな
いようにする。次に、異方性を有するドライエツチング
法によりシリコン膜41をエツチングして、溝11の内
部および穴1上部の側壁にのみシリコン膜41を残す。
去した後、ポリシリコン膜2の表面および穴1と溝11
の内壁に、熱酸化法またはCVD法により、シリコン酸
化膜12を厚さ500〜1500人程度形成する堆 積に、異方性を有するドライエツチング法により、ポリ
シリコン膜2上のシリコン酸化膜12を除去する。次に
、ボロンなどのp形不純物を1010l7”程度にドー
プしたp形シリコン膜41を、CVD法などにより厚さ
2000人程度堆積し、ポリシリコン膜2との間にpn
接合を形成する。このとき、溝11はシリコン膜41に
より完全に埋め込まれるが、穴1の上部は埋め込まれな
いようにする。次に、異方性を有するドライエツチング
法によりシリコン膜41をエツチングして、溝11の内
部および穴1上部の側壁にのみシリコン膜41を残す。
なお、シリコン膜41は、実施例1の場合と同様に、単
結晶でも良いし、多結晶でも良い(第11図(a)〜(
C))。
結晶でも良いし、多結晶でも良い(第11図(a)〜(
C))。
次に、ヒ素などのn形不純物を、例えばエネルギー35
ke V、打ち込み量I XIO”am−”程度で基板
に垂直な方向にイオン注入し、シリコン膜41の上部に
n形不純物ドープ層(拡散層)(ビット線)6を形成す
る。次に、シリコン膜41上にゲート絶縁膜を形成しく
同時にポリシリコン膜2上にも絶縁膜が形成される。)
、ゲート電極(ワード線)7を形成して、第10図(a
)〜(c)に示した構造を得る。
ke V、打ち込み量I XIO”am−”程度で基板
に垂直な方向にイオン注入し、シリコン膜41の上部に
n形不純物ドープ層(拡散層)(ビット線)6を形成す
る。次に、シリコン膜41上にゲート絶縁膜を形成しく
同時にポリシリコン膜2上にも絶縁膜が形成される。)
、ゲート電極(ワード線)7を形成して、第10図(a
)〜(c)に示した構造を得る。
本実施例の製造方法においては、チャネル部となるSt
薄膜41の表面を熱酸化することによりゲート絶縁膜を
形成するので、実施例1のようにゲート絶縁膜を形成し
てからチャネル部を形成する場合に比べて、良好な界面
特性を得ることが容易で、製造歩留りが向上するという
利点がある。
薄膜41の表面を熱酸化することによりゲート絶縁膜を
形成するので、実施例1のようにゲート絶縁膜を形成し
てからチャネル部を形成する場合に比べて、良好な界面
特性を得ることが容易で、製造歩留りが向上するという
利点がある。
以上説明したように、本発明によれば、メモリセルを構
成するトランジスタおよびキャパシタが基板から絶縁膜
により誘電的に分離されているのでセル間の電気的干渉
を防止することができる。
成するトランジスタおよびキャパシタが基板から絶縁膜
により誘電的に分離されているのでセル間の電気的干渉
を防止することができる。
したがって、セル同士を接近させることができ、メモリ
の高密度化に好適である。また、各セルに対応する穴と
アクセスラインを埋め込む溝を自己整合的に形成できる
ので、マスク合わせ余裕をとる必要がなく、セルの微細
化が可能となる。
の高密度化に好適である。また、各セルに対応する穴と
アクセスラインを埋め込む溝を自己整合的に形成できる
ので、マスク合わせ余裕をとる必要がなく、セルの微細
化が可能となる。
第1図(a)〜(Q)は本発明の第1の実施例の半導体
記憶装置の平面図と断面図、第2図(a)、(b)は従
来の半導体記憶装置の一例の平面図と断面図、第3図〜
第9図は第1図(a)〜(c)に示した半導体記憶装置
の製造方法を示す工程断面図と平面図、第10図(a)
〜(Q)は本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図と平面図、第11図(a)〜(c)は□本発明の第
2の実施例の半導体記憶装置の製造方法を示す工程平面
図と断面図である。 1・・・穴 2・・・キャパシタ電極(n形ポリシリコン層)3・・
・シリコン基板 4.41・・・セルトランジスタのチャネル領域5・・
・ドレイン領域 6・・・ビット線(ソース領域) 7・・・ワード線(ゲート電極) 8.12.13.121.122・・・分離用絶縁膜(
シリコン酸化膜)
記憶装置の平面図と断面図、第2図(a)、(b)は従
来の半導体記憶装置の一例の平面図と断面図、第3図〜
第9図は第1図(a)〜(c)に示した半導体記憶装置
の製造方法を示す工程断面図と平面図、第10図(a)
〜(Q)は本発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図と平面図、第11図(a)〜(c)は□本発明の第
2の実施例の半導体記憶装置の製造方法を示す工程平面
図と断面図である。 1・・・穴 2・・・キャパシタ電極(n形ポリシリコン層)3・・
・シリコン基板 4.41・・・セルトランジスタのチャネル領域5・・
・ドレイン領域 6・・・ビット線(ソース領域) 7・・・ワード線(ゲート電極) 8.12.13.121.122・・・分離用絶縁膜(
シリコン酸化膜)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の主面に設けられた複数個の穴と、上記
穴内の下部に設けられたキャパシタと、上記穴内の上部
に上記半導体基板と絶縁膜により分離して設けられたト
ランジスタと、上記穴同士を連結し、上記穴より浅く設
けられた溝と、上記溝内に設けられた導電層とを具備す
ることを特徴とする半導体装置。 2、半導体基板の主面に、複数個の穴と、上記穴より浅
く、上記穴同士を連結する溝とを形成する工程と、上記
穴内の下部にキャパシタを形成する工程と、上記穴内の
上部にトランジスタを、上記半導体基板と絶縁膜により
絶縁して形成する工程と、上記溝内に導電層を埋め込む
工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060702A JPH0691217B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61060702A JPH0691217B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62219660A true JPS62219660A (ja) | 1987-09-26 |
JPH0691217B2 JPH0691217B2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=13149882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61060702A Expired - Fee Related JPH0691217B2 (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691217B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318663A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体メモリ−装置 |
JPS6388860A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-19 | テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド | 半導体メモリ・セルとその製法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583269A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Fujitsu Ltd | 縦型mosダイナミツクメモリ−セル |
JPS5982761A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-12 | Hitachi Ltd | 半導体メモリ |
JPS61280653A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-12-11 | テキサス インスツルメンツ インコ−ポレイテツド | Dramセルおよびそのメモリセルアレイならびにその製作方法 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP61060702A patent/JPH0691217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583269A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Fujitsu Ltd | 縦型mosダイナミツクメモリ−セル |
JPS5982761A (ja) * | 1982-11-04 | 1984-05-12 | Hitachi Ltd | 半導体メモリ |
JPS61280653A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-12-11 | テキサス インスツルメンツ インコ−ポレイテツド | Dramセルおよびそのメモリセルアレイならびにその製作方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318663A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体メモリ−装置 |
JPS6388860A (ja) * | 1986-09-25 | 1988-04-19 | テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド | 半導体メモリ・セルとその製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0691217B2 (ja) | 1994-11-14 |
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