JPS6221927Y2 - - Google Patents

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JPS6221927Y2
JPS6221927Y2 JP1097881U JP1097881U JPS6221927Y2 JP S6221927 Y2 JPS6221927 Y2 JP S6221927Y2 JP 1097881 U JP1097881 U JP 1097881U JP 1097881 U JP1097881 U JP 1097881U JP S6221927 Y2 JPS6221927 Y2 JP S6221927Y2
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JP
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leg
legs
pieces
holder
fixing device
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JP1097881U
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JPS57124715U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主に精密水準儀を対象にした測量用三
脚の脚部固定装置に関する。
従来より1,2等水準測量および地盤沈下測量
等を行う場合は精密水準儀が使用される。従つて
その三脚は高精度を維持する必要から、気温や湿
気等の気象環境に変化があつても、比較的に影響
されることなく原状形態の維持が可能な木質のも
のが使用されている。
この場合精密水準儀を直接載置するための台座
および該台座下方の三方部に脚体を取付けるため
の脚受具等は強度が要求されるうえ、形状も複雑
なので金属製となるが、三方下部に配置される直
脚または伸縮脚は木製のものになる。
しかし金属製の脚受具内に木製の脚体を挿入し
て取付ける際に、木質であるため締付け加減が至
難なうえ、確実な締付けを意図するあまり、締付
け過ぎにより頭部径が変形して完全な固定態様が
得られない結果、高精度の測量が困難になるとい
う問題点があつた。
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たものであり、脚体の取付け時における締付け加
減が容易に規整できるうえ、過度の締付けが防止
できて常に高精度の測量が可能になる測量用三脚
の脚部固定装置を提供することを目的としてい
る。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
まず構成を説明すると、第1図および第2図に
示すように外周の三方位に脚受具2の支軸2aを
支着するための締め部1aを配設した金属製によ
る台座1の各三方凹部1b内には、三脚の脚体A
を取付けるために、頭部両側に支軸2aを水平方
向の対称形に突設し、頭部下の胴部は下方が開口
部となる室で、両側の半円状円弧縦壁と前後の直
線状平面縦壁とによつて外周を被包した脚部室2
bをもち、かつ該脚部室2bの中央天部にはボル
ト孔2cを設けた金属製による脚受具2が、左右
毎の締め部1aに対する両側支軸2aの当接嵌入
と、該支軸2aを下方から支承するために各締め
部1aの下面部に嵌合当接した締め具11に対す
る下方からのボルト締めとにより、前後揺動可能
に垂設されている測量用の三脚において、脚受具
2の脚部室2b内に頭部を挿入固着して台座1を
三方から支承する脚体Aは次に示す部材によつて
組着されている。
前述した脚受具2の脚部室2b内に挿入可能な
径による同長2体の木製丸棒形脚木3A,3Bが
V字形に配置され、双方の胴部間には横木3C,
3DがV字形を固持するために横架状に結合され
ていて、双方の頭部側外側面は脚部室2bの両側
円弧縦面壁に接合が可能な幅となり、また合接し
た両脚木3A,3Bの先端部には踏み板10付の
石突き9が嵌着されている。
前記態様による脚体Aの両脚木3A,3Bの頭
部位置には次の条件により割り溝3eが設けられ
ている。
すなわち両脚木3A,3Bは、精度良く強度を
発揮するために木目と平行する方向に長さを有す
るように形成されているため、その木目に平行し
て割り溝3eを設けると、き裂が発生しやすいこ
とから、木目に対して斜降状に縦断するように設
けられている。
前記脚木3A,3Bの頭部割り溝3e内には、
金属板で、上下端は水平状の平行態になつて割り
溝3eの深さと合致する長さに形成され、左右端
は割り溝3e内に収嵌したとき、脚木3A,3B
の外周面に対して当該割り溝3eの両側開口部が
画く楕円形状の円弧態と平行しながら幾分小幅の
同称円弧態に形成されたビヤ樽形の補強板4が接
着等により一体的に収嵌されている。
なお5A,5Bは、両脚木3A,3Bの頭部内
側面に押圧状に接触するために当該接触面を両脚
木3A,3Bの外径面と密接可能な円弧面に形成
され、その反対面は下方部の肉厚が薄く、上方部
が厚さを増すテーパー面に形成されたコマであ
り、6は前記の両コマ5A,5B内に嵌入して該
両コマ5A,5Bに中心位置から両側方向に押圧
力を与えるためのクサビである。
次に作用を説明する。
第2図および第4図に示すように脚受具2の脚
部室2b内に脚木3A,3Bの頭部を下方から挿
入し、この態様の両脚木3A,3Bの各内側位置
にはマ5A,5Bを、円弧面の接触により配置し
たのち、該コマ5A,5B間には両側を台形のテ
ーパー面に形成したクサビ6を嵌入し、中心孔か
ら脚受具2のボルト孔2cに下方からボルト7を
挿入して、上部におけるナツト8の締付けにより
クサビ6に上昇動を与えると、該クサビ6のテー
パー面をもつて両コマ5A,5Bは両側方向に押
圧される。
従つて両脚木3A,3Bは、コマ5A,5Bと
当該毎の円弧縦面間に挾着された状態で押圧され
るため、脚受具2に有効適切な締付力をもつて固
定することができる。
すなわち両脚木3A,3Bの頭部割り溝3e内
には補強板4が収嵌されているが、その幅は脚木
3A,3Bの外周面より幾分小幅に形成されてい
るため、コマ5A,5Bの押圧締付け時に、その
締付力は脚木3A,3Bの復元力に影響を与えな
い限度まで働くことから、有効適切な固定ができ
るものである。
またその締付力が脚木3A,3Bの復元力保有
の限度位置まで働くと、この時点で内部に収嵌さ
れている補強板4に当接してそれ以上の締付けが
不可能になる結果、締付け加減を容易に規整でき
るとともに、過度の締付けが防止されて、脚木3
A,3Bの頭部変形や破損事故等を一掃すること
ができる。
以上に説明したように本考案は、両脚木3A,
3Bの頭部内に中心線Cを斜降状に縦断する割り
溝3eを設け、該割り溝3e内には、金属板で、
両側が脚木3A,3Bの外周面より幾分小幅に形
成した補強板4を一体的に収嵌することにより、
両脚木3A,3Bをコマ5A,5Bの当接とクサ
ビ6の締付力をもつて脚受具2内に有効適切に固
定できるため、精密水準儀を台板1上に安定的に
載置できるうえ、締付け加減が容易に規整でき
て、脚木3A,3Bの頭部変形や破損事故の一掃
により、完全な固定態様の維持が保証されて常に
高精度の測量が可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による脚部固定装置を装備した
測量用三脚を示す斜視図、第2図は同三脚の脚部
固定装置を示す一部縦断正面図、第3図は本考案
による脚部固定装置の要部となる脚木頭部の割り
溝と補強板を示す詳細図、第4図は第2図のA−
A線における脚部の固定態様を示す横断平面図で
ある。 符号の説明、1……台座、1a……締め部、1
b……三方凹部、2……脚受具、2a……支軸、
2b……脚部室、2c……ボルト孔、3A,3B
……脚木、3C,3D……横木、3e……割り
溝、4……補強板、5A,5B……コマ、6……
クサビ、7……ボルト、8……ナツト、9……石
突き、10……踏み板、11……締め具、A……
脚体、C……中心線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 台座1の各三方凹部1b内に脚受具2を揺動可
    能に枢着し、該脚受具2の脚部室2b内には一対
    の脚木3A,3Bを有する脚体Aの脚頭部を各々
    挿入し、該脚木3A,3Bの脚頭部間には当該脚
    木3A,3Bに各々隣接させてコマ5A,5Bを
    設けると共に、該コマ5A,5B間にクサビ6を
    圧入して当該コマ5A,5Bを介して前記脚木3
    A,3Bを脚受具2の内壁面側に押圧して固着さ
    せた測量用三脚の脚部固定装置において、 前記脚木3A,3Bの各脚部頭部には割り溝3
    eが各々設けられ、該割り溝3e内には、前記各
    コマ5A,5Bの押圧時に各脚木3A,3Bがそ
    の押圧力に対抗するように一方の端面が各コマ5
    A,5Bに隣接し且つ他方の端面が前記脚部室2
    bの内壁面に隣接するように延在させた所定巾の
    補強板4を各々収嵌させて成る測量用三脚の脚部
    固定装置。
JP1097881U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6221927Y2 (ja)

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JPS57124715U JPS57124715U (ja) 1982-08-03
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