JPS62216390A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPS62216390A
JPS62216390A JP61059753A JP5975386A JPS62216390A JP S62216390 A JPS62216390 A JP S62216390A JP 61059753 A JP61059753 A JP 61059753A JP 5975386 A JP5975386 A JP 5975386A JP S62216390 A JPS62216390 A JP S62216390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
semiconductor layer
type
conductivity type
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61059753A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0213471B2 (ja
Inventor
Shoji Isozumi
五十棲 祥二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP61059753A priority Critical patent/JPS62216390A/ja
Publication of JPS62216390A publication Critical patent/JPS62216390A/ja
Publication of JPH0213471B2 publication Critical patent/JPH0213471B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 本発明は埋込型半導体レーザ等の発光素子において、そ
のN型領域乞2層にすることKよって、埋込層のP型J
fiからの不純物の拡散hcよる上記N型領域中の2反
転領域を大きくし、この部分のP−N接合の特性を大き
く改良するもσ)゛(・ある。
このことにより、埋込領域に流れる無効電流が減少し、
発光領域に流れる電流が増加するため、発光効率やしき
い値電流といった素子!性を大幅に向上することが可能
となる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体発光装置及びその製造方法に係り、しき
い値電流ン低くでき、高効率が得られる半導体レーザ等
の構造及び製造方法に関する。
〔従来の技術〕
光通信用の半導体レーザや発光ダイオード等の発光素子
においては、発光効率やしきい値車流等の素子特性はそ
の構造に大きく依存している。そのため、発光部分の周
りをP−N接合からなる電流狭窄層で埋込む、捕わゆる
埋込構造を使(・、電流を発光部分に集中させる構造?
とることが多(・。
しかしながら、この埋込構造には従来多くの問題点が残
されており、素子特性の大幅な改善が極めて難しかった
。特に大きな問題点は、成長が2回以上にわたるため埋
込部のP−N接合が熱損傷を受けて劣化し、この部分に
、IAf、れるリーク電流が増大することであった。
第2図は、従来の埋込型半導体レーザ及びその製造方法
な説明するための工程断面図を示したものである。まず
、N型InP基板1(導入不純物Sn: 2 X 10
18twr−3)上KNm InP 2 (導入不純物
Sn : 1.5 X 10  cm  )、 InG
aAsP 3  (ノンドープ二波長=1.3μm)、
P型InP4(導入不純物Cd : 5 X 10  
cm  ) 、 P型InGaAaP 5 (導入不純
物Zn:lX10  crn 、波長=1.3μm)を
IFi1次成長させる(a)。各層の厚みは各々、2 
: 1.53:O±陸ジ 前置74:2μm、5:0.5μmである。
次に、このウェハー上にSiO2をCVD法等の方法で
形成し、さらにホトレジスト法により幅4μmのストラ
イプマスクを形成する(bl。このマスク′?:使い、
Br−メチルアルール溶液でエラチングしてメサストラ
イプを形成したのち、再度、成長装置に入れてP型In
P8(導入不純物Zn : 2X ] 018tyn−
3) 、 N型InP 9 (導入不純物Sn;2 X
 10181w3)を(c)の如く成長するO埋込成長
後、5in2Y除去し、基板側にN電極を、エビ表面側
にP電極を形成し、300X300μm程度の大きさに
へき開してレーザチップとし、これをさらに、P電極を
下にしてステム上にボンディングしてレーザ素子を完成
する。
このようにして得られた埋込型レーザでは、ストライプ
部以外の埋込部にN−P−N接合があり逆バイアスとな
るため、この部分には基本的には電流が流れず、活性層
3に電流が集中する。しかしながら、埋込部の2層8は
ストライプ部のP層と継なかっており、ストライプ部に
流れる電流の一部はこの部分を通ってN層2へと流れ、
鯖わゆるリーク電流となる。このリーク電流の大きさは
2層8とN層2で形成されるP−N接合の特性によって
大きく左右される。これを小さくするためにはP−N接
合特性のI−V%性をできるだけ理想的なものに近づけ
、その立上り電圧を大きくする必要がある。しかし、こ
の部分のP−N接合は2回にわたる成長によって形成さ
れているため、熱損傷による多くの欠陥を含んでおり、
立上り電圧の低い劣化した特性となっている。このため
、従来、得られていたレーザ素子の特性も、しきい値電
流: 40mA、効率:0.15mW/mA程度の低い
ものであった。
この熱損傷による欠陥は、2回目の埋込成長時に、N層
20表面が高温に曝されるために発生するもので、その
多くはN711表面(すなわちP−N接合面)近傍に局
在している。従って、埋込成長ののちに何らかの方法に
よって、このP−N接合面を熱損傷領域からずらしてや
ることによって、P−N接合の特性Y改善できると考え
られる。
そのための方法として、P層の不純物であるZnの拡散
を利用することができる。第3図は、2層8の濃度をN
層2の濃度よりも遥かに高い濃度(4×10 創 )に
設定し、Znの拡散によるP−N接合位置のN側への移
動をはかったものである。図中、7で示された領域は、
2層8中のZnがN層2中に拡散し、P型に反転した領
域で、彩rたなP−N接合面は層7と層2により形成さ
れている。
このP−N接合は熱損傷領域からは分離されているため
、良好な接合特性を持っていると考えられ、従って、素
子特性も大幅忙改善されると期待された。しかしながら
、実際にこの方法を適用したところ、素子特性は改善よ
りもかえって悪化することが明らかになった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第3図の例が旨くいかなかった理由は、Znの拡散によ
る2反転領域が、基板側のみならず、活性層3の方向に
も広がることを考慮しなかったことによる。図中にも示
されている如く、N層中でストライプのほうに広がった
2反転領域は、N層2と活性層3との接合面積を狭め、
活性層全体への均一な電子の注入を阻害する。また、活
性層により近い位置にP−N接合が形成されることにょ
つて、この部分を流れるリーク電流が増大することとな
る。従って、この点を改良するためKは、ストライプ近
傍では2反転領域は狭<、離れたところでは広くなるよ
うにすることが望ましい。
特K、レーザの横モードを単一基本発振特性に制御する
ためKは、ストライプ幅を1μrrlfの狭いものにす
る必要がある。一方、埋込部の接合特性を良好なものに
するには、0.5μm程度接合面をずらす必要があるが
、この値をそのまま1μmのストライプの場合に適用す
ることは、明らかに不可能である。面積から考えても、
このP−N接合面は、ストライプから離れたところに圧
倒的に広く拡がっている。従って、上記のストライプ近
傍では、2反転領域は狭く、離れたところでは広(する
方法があれば、大幅な素子特性の改善を期待することが
できるが、従来の技術でこれを実現することは不可能で
あった。
〔問題点解決するための手段〕
本発明によれば、上述の問題点は以下の手段により解決
される。
その手段は、少なくともを順に一導電型の第1の半導体
層を有する基体上に、部分的に該第1の半導体層よりキ
ャリア濃度の高い一導電型の第2の半導体層、活性層及
び反対導電型の第3の半導体層がストライプ状に積層さ
れて形成され、前記第1の半導体層上に前記ストライプ
状の第2の半導体層、活性層及び第3の半導体層の側面
に接して反対導電型の第4の半導体層が形成され、前記
第1の半導体層表面の前記第4の半導体層に接する部分
VC該第4の半導体層からの不純物の拡散により形成さ
れた反対導電型の反転領域が設けられてなること、及び
、 少なくともを順に一導電型の第1の半導体層を有する基
体上に、該第1の半導体層よりキャリア濃度の高い一4
電型の第2の半導体層、活性1−及び反対導電型の第3
の半導体層乞)−に形成し、該第2の半導体層、活性層
及び第3の半導体層を部分的にエツチング除去してスト
ライプ状に形成し。
該エツチングにより表出された前記第1の半、導体8一 層上に前記ストライプ状の第1の半導体層、活性層及び
第3の半導体層の側面に接する反対導電型の第4の半導
体層を形成すると共に、該第4の半導体層より前記第J
の半導体層に不純物乞拡散させて該第1の半導体層を順
に反対導電型の反転領域を形成することである。
〔作 用〕
本発明は、活性層が形成される領域の一導電型層を反対
導電型の埋込層の下に位置する一導電型層より高キャリ
ア濃度にして、埋込層の下の一導電型層に反対導電型の
反転領域を設けても、活性層の下の一導電型層の部分は
太き(反転しないよう圧したものである◇ そこで、活性層の下の一導電型層のキャリア濃度は、そ
れに接する反対導電型埋込層のキャリア濃度にほぼ等し
くするか、又は高くするほど、この部分での反転は防ぐ
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明一実施例の半導体発光装置り及びその製
造方法を説明するための工程断面図である。
以下、本実施例の詳細について第1図を用いて説明する
まず、第1図1(a)K示すごとく、N型InP基板上
に1多層エピタキシャル膜を形成する。この図で第2図
(a)とで異なるところは、N型InPが2層になって
いる点だけで、他の層については第2図(&)と全く同
一である。この、N型InP#’に濃度の異なる2膚に
別けた点が、本発明の最も重要なところで、本例の場合
には、その濃度及び厚みを2の層で5X10  cm 
 と1.5pm、2’の層で1.5×10 副 と0.
5μmとした。次の、メサストライプの形成方法も第2
図(b)の場合と同様であるが、本発明では第1図(b
)K示すごとく、エツチング後の底面が低濃度N型層2
に到達していることが%に重要である。例えば、Brメ
タノール等をエッチャントとするメサエッチの後、P型
InP8、N型InP 9を成長する工程及び、各層の
濃度は図1−cの場合と同様である。この様にして作表
された埋込レーザ用結晶の構造が第1図(c)に示され
ている。
図中に示されているごと(、P型埋込層8のZn濃度2
X10  cm  に比較して、2′の濃度は1.5X
10  と近い値である。従って、この部分での2反転
領域は0.1μm以内と極めて少ない。
一方、2のN層の濃度は5X10 とP型埋込層8のZ
n濃度と較べて十分に低い濃度となっているため、この
部分では0.5μm以上の比較的厚い2反転領域7が形
成される。
このようにして作製されたウェハーを使い、図1の場合
と同様のレーザ素子を作製したところ、しきい値電流:
 ] 1mA、効率+ 0.35mW/mAの優れた特
性を得ることができ、本発明の効果を確認することがで
きた。
なお、本実施例では、N型層を2層にした場合について
述べているが、本発明の主旨からして、2層以上の何層
あってもよいことは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、活性層の下のストライプ状半導体層の
埋込層と接する部分に反転領域がほとんど形成されない
ようにしつつ、P−N接合を良質の結晶内に形成できる
ので、しきい値電流を低くでき、高効率な半導体レーザ
等を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明−実施例の半導体発光装置及びその製造
方法を説明する工程断面図、第2図は従来例の半導体発
光装置及びその製造方法を説明する工程断面図、第3図
は従来例を改良した半導体発光装置の断面図である。 図で、1はN −InP基板、2.2’はN−1nP層
、3はInGaAsP層、4はP−I一層、5はP−I
nGaAsP層、6は5102膜、7はP−反転領域で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも表面に−導電型の第1の半導体層を有
    する基体上に、部分的に該第1の半導体層よりキャリア
    濃度の高い−導電型の第2の半導体層、活性層及び反対
    導電型の第3の半導体層がストライプ状に積層されて形
    成され、 前記第1の半導体層上に前記ストライプ状の第2の半導
    体層、活性層及び第3の半導体層の側面に接して反対導
    電型の第4の半導体層が形成され、前記第1の半導体層
    表面の前記第4の半導体層に接する部分に該第4の半導
    体層からの不純物の拡散により形成された反対導電型の
    反転領域が設けられてなることを特徴とする半導体発光
    装置。
  2. (2)少なくとも表面に−導電型の第1の半導体層を有
    する基体上に、該第1の半導体層よりキャリア濃度の高
    い−導電型の第2の半導体層、活性層及び反対導電型の
    第3の半導体層を順に形成し、該第2の半導体層、活性
    層及び第3の半導体層を部分的にエッチング除去してス
    トライプ状に形成し、 該エッチングにより表出された前記第1の半導体層上に
    前記ストライプ状の第1の半導体層、活性層及び第3の
    半導体層の側面に接する反対導電型の第4の半導体層を
    形成すると共に、該第4の半導体層より前記第1の半導
    体層に不純物を拡散させて該第1の半導体層表面に反対
    導電型の反転領域を形成することを特徴とする半導体発
    光装置の製造方法。
JP61059753A 1986-03-18 1986-03-18 半導体発光装置及びその製造方法 Granted JPS62216390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61059753A JPS62216390A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 半導体発光装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61059753A JPS62216390A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 半導体発光装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62216390A true JPS62216390A (ja) 1987-09-22
JPH0213471B2 JPH0213471B2 (ja) 1990-04-04

Family

ID=13122326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61059753A Granted JPS62216390A (ja) 1986-03-18 1986-03-18 半導体発光装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62216390A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0213471B2 (ja) 1990-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61210689A (ja) 半導体レ−ザの構造及び製造方法
JPS62216390A (ja) 半導体発光装置及びその製造方法
JPH07254750A (ja) 半導体レーザ
JPH05218585A (ja) 半導体発光装置
JP2823042B2 (ja) 埋め込みヘテロ構造半導体レーザの製造方法
JPS62217690A (ja) 半導体発光装置及びその製造方法
JP2942404B2 (ja) 埋込へテロ構造半導体レーザの製造方法
JPS61242091A (ja) 半導体発光素子
JP2555984B2 (ja) 半導体レーザおよびその製造方法
JPS62219990A (ja) 半導体発光装置の製造方法
JPH07169993A (ja) 半導体構造体および半導体発光素子
KR100421335B1 (ko) 레이저다이오드및그제조방법
KR940011271B1 (ko) 레이저다이오드 어레이 제조방법
JPS61247084A (ja) 埋め込みヘテロ構造半導体レ−ザ
KR920002201B1 (ko) 반도체 레이저 소자 및 그 제조방법
KR100265804B1 (ko) 반도체 레이저 다이오드
JPH01313985A (ja) 半導体発光装置の製造方法
JPS60217688A (ja) 半導体レ−ザ素子
JPS622718B2 (ja)
JPH02246289A (ja) 半導体発光素子
JPS59124184A (ja) 半導体発光装置
JPS627719B2 (ja)
JPS637690A (ja) 半導体発光装置
JPS5972788A (ja) 埋め込み形半導体レ−ザ
JPS61166192A (ja) 半導体レ−ザおよびその製造方法