JPS62216390A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体発光装置及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS62216390A JPS62216390A JP61059753A JP5975386A JPS62216390A JP S62216390 A JPS62216390 A JP S62216390A JP 61059753 A JP61059753 A JP 61059753A JP 5975386 A JP5975386 A JP 5975386A JP S62216390 A JPS62216390 A JP S62216390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- semiconductor layer
- type
- conductivity type
- semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 63
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000012535 impurity Substances 0.000 claims description 12
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 241000238557 Decapoda Species 0.000 description 1
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
本発明は埋込型半導体レーザ等の発光素子において、そ
のN型領域乞2層にすることKよって、埋込層のP型J
fiからの不純物の拡散hcよる上記N型領域中の2反
転領域を大きくし、この部分のP−N接合の特性を大き
く改良するもσ)゛(・ある。
のN型領域乞2層にすることKよって、埋込層のP型J
fiからの不純物の拡散hcよる上記N型領域中の2反
転領域を大きくし、この部分のP−N接合の特性を大き
く改良するもσ)゛(・ある。
このことにより、埋込領域に流れる無効電流が減少し、
発光領域に流れる電流が増加するため、発光効率やしき
い値電流といった素子!性を大幅に向上することが可能
となる。
発光領域に流れる電流が増加するため、発光効率やしき
い値電流といった素子!性を大幅に向上することが可能
となる。
本発明は半導体発光装置及びその製造方法に係り、しき
い値電流ン低くでき、高効率が得られる半導体レーザ等
の構造及び製造方法に関する。
い値電流ン低くでき、高効率が得られる半導体レーザ等
の構造及び製造方法に関する。
光通信用の半導体レーザや発光ダイオード等の発光素子
においては、発光効率やしきい値車流等の素子特性はそ
の構造に大きく依存している。そのため、発光部分の周
りをP−N接合からなる電流狭窄層で埋込む、捕わゆる
埋込構造を使(・、電流を発光部分に集中させる構造?
とることが多(・。
においては、発光効率やしきい値車流等の素子特性はそ
の構造に大きく依存している。そのため、発光部分の周
りをP−N接合からなる電流狭窄層で埋込む、捕わゆる
埋込構造を使(・、電流を発光部分に集中させる構造?
とることが多(・。
しかしながら、この埋込構造には従来多くの問題点が残
されており、素子特性の大幅な改善が極めて難しかった
。特に大きな問題点は、成長が2回以上にわたるため埋
込部のP−N接合が熱損傷を受けて劣化し、この部分に
、IAf、れるリーク電流が増大することであった。
されており、素子特性の大幅な改善が極めて難しかった
。特に大きな問題点は、成長が2回以上にわたるため埋
込部のP−N接合が熱損傷を受けて劣化し、この部分に
、IAf、れるリーク電流が増大することであった。
第2図は、従来の埋込型半導体レーザ及びその製造方法
な説明するための工程断面図を示したものである。まず
、N型InP基板1(導入不純物Sn: 2 X 10
18twr−3)上KNm InP 2 (導入不純物
Sn : 1.5 X 10 cm )、 InG
aAsP 3 (ノンドープ二波長=1.3μm)、
P型InP4(導入不純物Cd : 5 X 10
cm ) 、 P型InGaAaP 5 (導入不純
物Zn:lX10 crn 、波長=1.3μm)を
IFi1次成長させる(a)。各層の厚みは各々、2
: 1.53:O±陸ジ 前置74:2μm、5:0.5μmである。
な説明するための工程断面図を示したものである。まず
、N型InP基板1(導入不純物Sn: 2 X 10
18twr−3)上KNm InP 2 (導入不純物
Sn : 1.5 X 10 cm )、 InG
aAsP 3 (ノンドープ二波長=1.3μm)、
P型InP4(導入不純物Cd : 5 X 10
cm ) 、 P型InGaAaP 5 (導入不純
物Zn:lX10 crn 、波長=1.3μm)を
IFi1次成長させる(a)。各層の厚みは各々、2
: 1.53:O±陸ジ 前置74:2μm、5:0.5μmである。
次に、このウェハー上にSiO2をCVD法等の方法で
形成し、さらにホトレジスト法により幅4μmのストラ
イプマスクを形成する(bl。このマスク′?:使い、
Br−メチルアルール溶液でエラチングしてメサストラ
イプを形成したのち、再度、成長装置に入れてP型In
P8(導入不純物Zn : 2X ] 018tyn−
3) 、 N型InP 9 (導入不純物Sn;2 X
10181w3)を(c)の如く成長するO埋込成長
後、5in2Y除去し、基板側にN電極を、エビ表面側
にP電極を形成し、300X300μm程度の大きさに
へき開してレーザチップとし、これをさらに、P電極を
下にしてステム上にボンディングしてレーザ素子を完成
する。
形成し、さらにホトレジスト法により幅4μmのストラ
イプマスクを形成する(bl。このマスク′?:使い、
Br−メチルアルール溶液でエラチングしてメサストラ
イプを形成したのち、再度、成長装置に入れてP型In
P8(導入不純物Zn : 2X ] 018tyn−
3) 、 N型InP 9 (導入不純物Sn;2 X
10181w3)を(c)の如く成長するO埋込成長
後、5in2Y除去し、基板側にN電極を、エビ表面側
にP電極を形成し、300X300μm程度の大きさに
へき開してレーザチップとし、これをさらに、P電極を
下にしてステム上にボンディングしてレーザ素子を完成
する。
このようにして得られた埋込型レーザでは、ストライプ
部以外の埋込部にN−P−N接合があり逆バイアスとな
るため、この部分には基本的には電流が流れず、活性層
3に電流が集中する。しかしながら、埋込部の2層8は
ストライプ部のP層と継なかっており、ストライプ部に
流れる電流の一部はこの部分を通ってN層2へと流れ、
鯖わゆるリーク電流となる。このリーク電流の大きさは
2層8とN層2で形成されるP−N接合の特性によって
大きく左右される。これを小さくするためにはP−N接
合特性のI−V%性をできるだけ理想的なものに近づけ
、その立上り電圧を大きくする必要がある。しかし、こ
の部分のP−N接合は2回にわたる成長によって形成さ
れているため、熱損傷による多くの欠陥を含んでおり、
立上り電圧の低い劣化した特性となっている。このため
、従来、得られていたレーザ素子の特性も、しきい値電
流: 40mA、効率:0.15mW/mA程度の低い
ものであった。
部以外の埋込部にN−P−N接合があり逆バイアスとな
るため、この部分には基本的には電流が流れず、活性層
3に電流が集中する。しかしながら、埋込部の2層8は
ストライプ部のP層と継なかっており、ストライプ部に
流れる電流の一部はこの部分を通ってN層2へと流れ、
鯖わゆるリーク電流となる。このリーク電流の大きさは
2層8とN層2で形成されるP−N接合の特性によって
大きく左右される。これを小さくするためにはP−N接
合特性のI−V%性をできるだけ理想的なものに近づけ
、その立上り電圧を大きくする必要がある。しかし、こ
の部分のP−N接合は2回にわたる成長によって形成さ
れているため、熱損傷による多くの欠陥を含んでおり、
立上り電圧の低い劣化した特性となっている。このため
、従来、得られていたレーザ素子の特性も、しきい値電
流: 40mA、効率:0.15mW/mA程度の低い
ものであった。
この熱損傷による欠陥は、2回目の埋込成長時に、N層
20表面が高温に曝されるために発生するもので、その
多くはN711表面(すなわちP−N接合面)近傍に局
在している。従って、埋込成長ののちに何らかの方法に
よって、このP−N接合面を熱損傷領域からずらしてや
ることによって、P−N接合の特性Y改善できると考え
られる。
20表面が高温に曝されるために発生するもので、その
多くはN711表面(すなわちP−N接合面)近傍に局
在している。従って、埋込成長ののちに何らかの方法に
よって、このP−N接合面を熱損傷領域からずらしてや
ることによって、P−N接合の特性Y改善できると考え
られる。
そのための方法として、P層の不純物であるZnの拡散
を利用することができる。第3図は、2層8の濃度をN
層2の濃度よりも遥かに高い濃度(4×10 創 )に
設定し、Znの拡散によるP−N接合位置のN側への移
動をはかったものである。図中、7で示された領域は、
2層8中のZnがN層2中に拡散し、P型に反転した領
域で、彩rたなP−N接合面は層7と層2により形成さ
れている。
を利用することができる。第3図は、2層8の濃度をN
層2の濃度よりも遥かに高い濃度(4×10 創 )に
設定し、Znの拡散によるP−N接合位置のN側への移
動をはかったものである。図中、7で示された領域は、
2層8中のZnがN層2中に拡散し、P型に反転した領
域で、彩rたなP−N接合面は層7と層2により形成さ
れている。
このP−N接合は熱損傷領域からは分離されているため
、良好な接合特性を持っていると考えられ、従って、素
子特性も大幅忙改善されると期待された。しかしながら
、実際にこの方法を適用したところ、素子特性は改善よ
りもかえって悪化することが明らかになった。
、良好な接合特性を持っていると考えられ、従って、素
子特性も大幅忙改善されると期待された。しかしながら
、実際にこの方法を適用したところ、素子特性は改善よ
りもかえって悪化することが明らかになった。
第3図の例が旨くいかなかった理由は、Znの拡散によ
る2反転領域が、基板側のみならず、活性層3の方向に
も広がることを考慮しなかったことによる。図中にも示
されている如く、N層中でストライプのほうに広がった
2反転領域は、N層2と活性層3との接合面積を狭め、
活性層全体への均一な電子の注入を阻害する。また、活
性層により近い位置にP−N接合が形成されることにょ
つて、この部分を流れるリーク電流が増大することとな
る。従って、この点を改良するためKは、ストライプ近
傍では2反転領域は狭<、離れたところでは広くなるよ
うにすることが望ましい。
る2反転領域が、基板側のみならず、活性層3の方向に
も広がることを考慮しなかったことによる。図中にも示
されている如く、N層中でストライプのほうに広がった
2反転領域は、N層2と活性層3との接合面積を狭め、
活性層全体への均一な電子の注入を阻害する。また、活
性層により近い位置にP−N接合が形成されることにょ
つて、この部分を流れるリーク電流が増大することとな
る。従って、この点を改良するためKは、ストライプ近
傍では2反転領域は狭<、離れたところでは広くなるよ
うにすることが望ましい。
特K、レーザの横モードを単一基本発振特性に制御する
ためKは、ストライプ幅を1μrrlfの狭いものにす
る必要がある。一方、埋込部の接合特性を良好なものに
するには、0.5μm程度接合面をずらす必要があるが
、この値をそのまま1μmのストライプの場合に適用す
ることは、明らかに不可能である。面積から考えても、
このP−N接合面は、ストライプから離れたところに圧
倒的に広く拡がっている。従って、上記のストライプ近
傍では、2反転領域は狭く、離れたところでは広(する
方法があれば、大幅な素子特性の改善を期待することが
できるが、従来の技術でこれを実現することは不可能で
あった。
ためKは、ストライプ幅を1μrrlfの狭いものにす
る必要がある。一方、埋込部の接合特性を良好なものに
するには、0.5μm程度接合面をずらす必要があるが
、この値をそのまま1μmのストライプの場合に適用す
ることは、明らかに不可能である。面積から考えても、
このP−N接合面は、ストライプから離れたところに圧
倒的に広く拡がっている。従って、上記のストライプ近
傍では、2反転領域は狭く、離れたところでは広(する
方法があれば、大幅な素子特性の改善を期待することが
できるが、従来の技術でこれを実現することは不可能で
あった。
本発明によれば、上述の問題点は以下の手段により解決
される。
される。
その手段は、少なくともを順に一導電型の第1の半導体
層を有する基体上に、部分的に該第1の半導体層よりキ
ャリア濃度の高い一導電型の第2の半導体層、活性層及
び反対導電型の第3の半導体層がストライプ状に積層さ
れて形成され、前記第1の半導体層上に前記ストライプ
状の第2の半導体層、活性層及び第3の半導体層の側面
に接して反対導電型の第4の半導体層が形成され、前記
第1の半導体層表面の前記第4の半導体層に接する部分
VC該第4の半導体層からの不純物の拡散により形成さ
れた反対導電型の反転領域が設けられてなること、及び
、 少なくともを順に一導電型の第1の半導体層を有する基
体上に、該第1の半導体層よりキャリア濃度の高い一4
電型の第2の半導体層、活性1−及び反対導電型の第3
の半導体層乞)−に形成し、該第2の半導体層、活性層
及び第3の半導体層を部分的にエツチング除去してスト
ライプ状に形成し。
層を有する基体上に、部分的に該第1の半導体層よりキ
ャリア濃度の高い一導電型の第2の半導体層、活性層及
び反対導電型の第3の半導体層がストライプ状に積層さ
れて形成され、前記第1の半導体層上に前記ストライプ
状の第2の半導体層、活性層及び第3の半導体層の側面
に接して反対導電型の第4の半導体層が形成され、前記
第1の半導体層表面の前記第4の半導体層に接する部分
VC該第4の半導体層からの不純物の拡散により形成さ
れた反対導電型の反転領域が設けられてなること、及び
、 少なくともを順に一導電型の第1の半導体層を有する基
体上に、該第1の半導体層よりキャリア濃度の高い一4
電型の第2の半導体層、活性1−及び反対導電型の第3
の半導体層乞)−に形成し、該第2の半導体層、活性層
及び第3の半導体層を部分的にエツチング除去してスト
ライプ状に形成し。
該エツチングにより表出された前記第1の半、導体8一
層上に前記ストライプ状の第1の半導体層、活性層及び
第3の半導体層の側面に接する反対導電型の第4の半導
体層を形成すると共に、該第4の半導体層より前記第J
の半導体層に不純物乞拡散させて該第1の半導体層を順
に反対導電型の反転領域を形成することである。
第3の半導体層の側面に接する反対導電型の第4の半導
体層を形成すると共に、該第4の半導体層より前記第J
の半導体層に不純物乞拡散させて該第1の半導体層を順
に反対導電型の反転領域を形成することである。
本発明は、活性層が形成される領域の一導電型層を反対
導電型の埋込層の下に位置する一導電型層より高キャリ
ア濃度にして、埋込層の下の一導電型層に反対導電型の
反転領域を設けても、活性層の下の一導電型層の部分は
太き(反転しないよう圧したものである◇ そこで、活性層の下の一導電型層のキャリア濃度は、そ
れに接する反対導電型埋込層のキャリア濃度にほぼ等し
くするか、又は高くするほど、この部分での反転は防ぐ
ことができる。
導電型の埋込層の下に位置する一導電型層より高キャリ
ア濃度にして、埋込層の下の一導電型層に反対導電型の
反転領域を設けても、活性層の下の一導電型層の部分は
太き(反転しないよう圧したものである◇ そこで、活性層の下の一導電型層のキャリア濃度は、そ
れに接する反対導電型埋込層のキャリア濃度にほぼ等し
くするか、又は高くするほど、この部分での反転は防ぐ
ことができる。
第1図は本発明一実施例の半導体発光装置り及びその製
造方法を説明するための工程断面図である。
造方法を説明するための工程断面図である。
以下、本実施例の詳細について第1図を用いて説明する
。
。
まず、第1図1(a)K示すごとく、N型InP基板上
に1多層エピタキシャル膜を形成する。この図で第2図
(a)とで異なるところは、N型InPが2層になって
いる点だけで、他の層については第2図(&)と全く同
一である。この、N型InP#’に濃度の異なる2膚に
別けた点が、本発明の最も重要なところで、本例の場合
には、その濃度及び厚みを2の層で5X10 cm
と1.5pm、2’の層で1.5×10 副 と0.
5μmとした。次の、メサストライプの形成方法も第2
図(b)の場合と同様であるが、本発明では第1図(b
)K示すごとく、エツチング後の底面が低濃度N型層2
に到達していることが%に重要である。例えば、Brメ
タノール等をエッチャントとするメサエッチの後、P型
InP8、N型InP 9を成長する工程及び、各層の
濃度は図1−cの場合と同様である。この様にして作表
された埋込レーザ用結晶の構造が第1図(c)に示され
ている。
に1多層エピタキシャル膜を形成する。この図で第2図
(a)とで異なるところは、N型InPが2層になって
いる点だけで、他の層については第2図(&)と全く同
一である。この、N型InP#’に濃度の異なる2膚に
別けた点が、本発明の最も重要なところで、本例の場合
には、その濃度及び厚みを2の層で5X10 cm
と1.5pm、2’の層で1.5×10 副 と0.
5μmとした。次の、メサストライプの形成方法も第2
図(b)の場合と同様であるが、本発明では第1図(b
)K示すごとく、エツチング後の底面が低濃度N型層2
に到達していることが%に重要である。例えば、Brメ
タノール等をエッチャントとするメサエッチの後、P型
InP8、N型InP 9を成長する工程及び、各層の
濃度は図1−cの場合と同様である。この様にして作表
された埋込レーザ用結晶の構造が第1図(c)に示され
ている。
図中に示されているごと(、P型埋込層8のZn濃度2
X10 cm に比較して、2′の濃度は1.5X
10 と近い値である。従って、この部分での2反転
領域は0.1μm以内と極めて少ない。
X10 cm に比較して、2′の濃度は1.5X
10 と近い値である。従って、この部分での2反転
領域は0.1μm以内と極めて少ない。
一方、2のN層の濃度は5X10 とP型埋込層8のZ
n濃度と較べて十分に低い濃度となっているため、この
部分では0.5μm以上の比較的厚い2反転領域7が形
成される。
n濃度と較べて十分に低い濃度となっているため、この
部分では0.5μm以上の比較的厚い2反転領域7が形
成される。
このようにして作製されたウェハーを使い、図1の場合
と同様のレーザ素子を作製したところ、しきい値電流:
] 1mA、効率+ 0.35mW/mAの優れた特
性を得ることができ、本発明の効果を確認することがで
きた。
と同様のレーザ素子を作製したところ、しきい値電流:
] 1mA、効率+ 0.35mW/mAの優れた特
性を得ることができ、本発明の効果を確認することがで
きた。
なお、本実施例では、N型層を2層にした場合について
述べているが、本発明の主旨からして、2層以上の何層
あってもよいことは明らかである。
述べているが、本発明の主旨からして、2層以上の何層
あってもよいことは明らかである。
本発明によれば、活性層の下のストライプ状半導体層の
埋込層と接する部分に反転領域がほとんど形成されない
ようにしつつ、P−N接合を良質の結晶内に形成できる
ので、しきい値電流を低くでき、高効率な半導体レーザ
等を得ることができる。
埋込層と接する部分に反転領域がほとんど形成されない
ようにしつつ、P−N接合を良質の結晶内に形成できる
ので、しきい値電流を低くでき、高効率な半導体レーザ
等を得ることができる。
第1図は本発明−実施例の半導体発光装置及びその製造
方法を説明する工程断面図、第2図は従来例の半導体発
光装置及びその製造方法を説明する工程断面図、第3図
は従来例を改良した半導体発光装置の断面図である。 図で、1はN −InP基板、2.2’はN−1nP層
、3はInGaAsP層、4はP−I一層、5はP−I
nGaAsP層、6は5102膜、7はP−反転領域で
ある。
方法を説明する工程断面図、第2図は従来例の半導体発
光装置及びその製造方法を説明する工程断面図、第3図
は従来例を改良した半導体発光装置の断面図である。 図で、1はN −InP基板、2.2’はN−1nP層
、3はInGaAsP層、4はP−I一層、5はP−I
nGaAsP層、6は5102膜、7はP−反転領域で
ある。
Claims (2)
- (1)少なくとも表面に−導電型の第1の半導体層を有
する基体上に、部分的に該第1の半導体層よりキャリア
濃度の高い−導電型の第2の半導体層、活性層及び反対
導電型の第3の半導体層がストライプ状に積層されて形
成され、 前記第1の半導体層上に前記ストライプ状の第2の半導
体層、活性層及び第3の半導体層の側面に接して反対導
電型の第4の半導体層が形成され、前記第1の半導体層
表面の前記第4の半導体層に接する部分に該第4の半導
体層からの不純物の拡散により形成された反対導電型の
反転領域が設けられてなることを特徴とする半導体発光
装置。 - (2)少なくとも表面に−導電型の第1の半導体層を有
する基体上に、該第1の半導体層よりキャリア濃度の高
い−導電型の第2の半導体層、活性層及び反対導電型の
第3の半導体層を順に形成し、該第2の半導体層、活性
層及び第3の半導体層を部分的にエッチング除去してス
トライプ状に形成し、 該エッチングにより表出された前記第1の半導体層上に
前記ストライプ状の第1の半導体層、活性層及び第3の
半導体層の側面に接する反対導電型の第4の半導体層を
形成すると共に、該第4の半導体層より前記第1の半導
体層に不純物を拡散させて該第1の半導体層表面に反対
導電型の反転領域を形成することを特徴とする半導体発
光装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059753A JPS62216390A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 半導体発光装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61059753A JPS62216390A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 半導体発光装置及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62216390A true JPS62216390A (ja) | 1987-09-22 |
JPH0213471B2 JPH0213471B2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=13122326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61059753A Granted JPS62216390A (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 | 半導体発光装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62216390A (ja) |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP61059753A patent/JPS62216390A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0213471B2 (ja) | 1990-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61210689A (ja) | 半導体レ−ザの構造及び製造方法 | |
JPS62216390A (ja) | 半導体発光装置及びその製造方法 | |
JPH07254750A (ja) | 半導体レーザ | |
JPH05218585A (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2823042B2 (ja) | 埋め込みヘテロ構造半導体レーザの製造方法 | |
JPS62217690A (ja) | 半導体発光装置及びその製造方法 | |
JP2942404B2 (ja) | 埋込へテロ構造半導体レーザの製造方法 | |
JPS61242091A (ja) | 半導体発光素子 | |
JP2555984B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
JPS62219990A (ja) | 半導体発光装置の製造方法 | |
JPH07169993A (ja) | 半導体構造体および半導体発光素子 | |
KR100421335B1 (ko) | 레이저다이오드및그제조방법 | |
KR940011271B1 (ko) | 레이저다이오드 어레이 제조방법 | |
JPS61247084A (ja) | 埋め込みヘテロ構造半導体レ−ザ | |
KR920002201B1 (ko) | 반도체 레이저 소자 및 그 제조방법 | |
KR100265804B1 (ko) | 반도체 레이저 다이오드 | |
JPH01313985A (ja) | 半導体発光装置の製造方法 | |
JPS60217688A (ja) | 半導体レ−ザ素子 | |
JPS622718B2 (ja) | ||
JPH02246289A (ja) | 半導体発光素子 | |
JPS59124184A (ja) | 半導体発光装置 | |
JPS627719B2 (ja) | ||
JPS637690A (ja) | 半導体発光装置 | |
JPS5972788A (ja) | 埋め込み形半導体レ−ザ | |
JPS61166192A (ja) | 半導体レ−ザおよびその製造方法 |