JPS6221609Y2 - - Google Patents

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JPS6221609Y2
JPS6221609Y2 JP1981011188U JP1118881U JPS6221609Y2 JP S6221609 Y2 JPS6221609 Y2 JP S6221609Y2 JP 1981011188 U JP1981011188 U JP 1981011188U JP 1118881 U JP1118881 U JP 1118881U JP S6221609 Y2 JPS6221609 Y2 JP S6221609Y2
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hanging
plate
hanging plate
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井板等を吊持するためのPC版用吊
り金物に関するものである。
従来、天井板を支持するための吊り金物とし
て、吊りボルトと帯鉄とを用いているものがある
(例えば実公昭29−464号公報)。この吊り金物は
チヤンネル形の床版の端部間のスリツト(間隙
部)より吊りボルトを落込み、ボルト頭部を端部
に掛止め、下方に垂下したボルトに取付けている
固定ナツトの下方に取付けてある釣ナツトによつ
て帯鉄の下端で下げ天井を吊るものである。
しかしながら、この従来例によると、吊り金具
を構成する部品が釣ボルト、固定ナツト、釣ナツ
ト及び帯鉄の4部品であつて、これらは種類が異
なつて部品点数が多いために製造加工が容易では
ないばかりではなく、取付けに手間と時間がかか
り、また床版の端部間のスリツトがあまり狭い
と、釣りボルトを落し込むことができなかつた。
本考案の目的は構成が簡単で部品点数が少な
く、取付け、製造加工が容易であり、床版の間隙
部(スリツト)が狭くても容易に対応できるよう
にすることにある。
本考案の特徴は、本体を1枚の帯板状の吊り板
で構成し、この吊り板の上下両端にPC版の接合
段部に掛止めるための掛止め板部と野縁等を取付
けるための取付け板部とをそれぞれ形成したとこ
ろにある。
以下本考案の実施例を説明する。
第1,2図に示すように、例えばPC床版1は
ほぼ逆W字形に形成したものであり、その両端の
接合部1a,1bが互いに接合して連設し、長手
方向(第2図紙面に垂直の方向)の端部は梁(図
示せず。)に架設支持されている。隣り合うPC床
版1,1の接合部1aと1bとの間にはわずかな
間隙部(スリツト)2をあけてあり、この間隙部
を利用して本考案の吊り金物3が吊り下げてあ
る。
吊り金物3の本体は、第3図に示すように1枚
の帯板形状のねじり曲げ可能の金属板製の吊り板
4で構成してある。この吊り板は、その上端部を
直角に曲成している掛止め板部5と、下端部に取
付け孔6aを形成した野縁等の取付け用の取付け
板部6とを設けている。吊り板4は間隙部2を挿
通してあり、掛止め板部5が隣り合うPC床版1
の接合部上面の段部7a(または7b)に係合
し、吊り板をPC床版1より吊り下げている。そ
して吊り板4の取付け板部6はPC床版1下方に
垂下し、この取付け板部に野縁8を釘9で打ち付
け、この野縁に天井板10を取付けている。Sは
PC床版1の上に打設したコンクリートである。
次に本考案の吊り金物の取付けについて説明す
る。
架設したPC床版1の上方より、隣接し合う接
合部の間隙部2に吊り板4を挿入して落し込め
ば、掛止め板部5が接合段部7a(または7b)
に係合するから、吊り板4は第2図鎖線で示すよ
うに吊り下げられる。同様にして複数の吊り板4
は間隙部2の全長に亘つて適宣間隔をあけてセツ
トする。そして吊り板4の取付け後、PC床版1
上にコンクリートSを打設し、スラブコンクリー
ト養生後に吊り板4の取付け板部6を第2図鎖線
の位置から90゜ねじり、ここに野縁8を、そして
この野縁に天井板10を取付ける。
なお、取付け板部6には上例のように野縁8を
直接取付けてもよいが、取付け板部に吊り木(図
示せず。)を介して野縁8を取付けてもよい。
なお、野縁8の配設方向が第4図に示すよう
に、PC床版1の長手方向に沿うときは吊り金物
3の取付け板部6はねじ曲げることなく、そのま
ま野縁8を取付ける。
以上のように本考案によれば、1枚の帯板形状
の吊り板を本体とし、曲げ加工したものであるか
ら、ボルトやナツト及び帯鉄を用いる従来例に比
較して構成及び製造加工が簡単であり、部品点数
も1と従来例より少なくてすみ、そして取付けも
間隙部(スリツト)から落し込むだけでセツトで
きるから簡単迅速にでき、さらに間隙部が狭くて
も板厚を薄くできるから十分対応できる。
また、吊り板の取付け板部は野縁の取付ける方
向によつてねじり曲げ可能であるので、あらゆる
方向の野縁を一種の吊り板でしかも即時に取付け
板部に直接に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は掛止め状態を示す正面図、第2図は取
付け状態を示す拡大断面図、第3図は斜視図、第
4図は取付け板部の取付け方法の他の例を示す拡
大断面図である。 1……PC版、2……間隙部、3……吊り金
物、4……吊り板、5……掛止め板部、6……取
付け板部、7a,7b……接合段部、8……野
縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体が隣り合うPC版の接合部間に形成される
    間隙部を挿通できる厚みの1枚の帯板形状の吊り
    板で構成してあり、 この吊り板の上端部が上記PC版の接合部段部
    に係合して上記吊り板を吊り下げるための掛止め
    板部であり、 吊り板の下部が野縁等を取付けるための取付け
    孔を備えた取付け板部であり、 上記吊り板はねじり曲げ可能の金属板からな
    り、上記掛止め板部は吊り板上端部を屈曲形成し
    たものであることを特徴とするPC版用吊り金
    物。
JP1981011188U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6221609Y2 (ja)

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JP1981011188U JPS6221609Y2 (ja) 1981-01-30 1981-01-30

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Publication Number Publication Date
JPS57124528U JPS57124528U (ja) 1982-08-03
JPS6221609Y2 true JPS6221609Y2 (ja) 1987-06-02

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ID=29809332

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4410603Y1 (ja) * 1965-12-13 1969-04-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4410603Y1 (ja) * 1965-12-13 1969-04-28

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Publication number Publication date
JPS57124528U (ja) 1982-08-03

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