JPS62215806A - 車両用ウインドガラスの接着剤塗布高さの計測方法およびその装置 - Google Patents

車両用ウインドガラスの接着剤塗布高さの計測方法およびその装置

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JPS62215806A
JPS62215806A JP6161686A JP6161686A JPS62215806A JP S62215806 A JPS62215806 A JP S62215806A JP 6161686 A JP6161686 A JP 6161686A JP 6161686 A JP6161686 A JP 6161686A JP S62215806 A JPS62215806 A JP S62215806A
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JP
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window glass
adhesive
height
windshield
glass
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Pending
Application number
JP6161686A
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English (en)
Inventor
Masanobu Komatsu
正信 小松
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Shigeo Okamizu
岡水 茂生
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS62215806A publication Critical patent/JPS62215806A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/02Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B11/06Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring length, width or thickness for measuring thickness ; e.g. of sheet material

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、車両用ウィンドガラスの接着剤塗布高さの
計測方法およびその装置に関するものである。
(従来技術) 一般に、自動車等の車両ボデーにウィンドガラスを組付
けるには、ポリウレタンシーラ等の接着剤によって直接
接着して組付ける方法とウェザストリップ等のシールラ
バーを介して組付ける方法との2種類がある。萌者の方
法では、後者の方法に比べてシールラバーがないだけ視
界を広く取ることができ、また外観らよいために、特に
乗用自動車において多く採用されている。
そして、このような直接接着によるウィンドガラスの組
付方法を採用した場合において、当該ウィンドガラス周
縁の車両ボデーに対する接合面には、一般に接着剤塗布
ロボット等の自動的な接着剤塗布装置により上記ポリウ
レタンシーラ等の接着剤が所定の高さに塗布される(例
えば、実開昭60−95974号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記のような接着剤塗布装置による接着剤の
塗布は、一般にノズル部から上記接合面に対して接着剤
を吐出する構造が採用されているために当・該塗布時に
接着剤中に空気が混入する恐れがあり、該空気の混入に
よって接着剤の吐出量が変動し、結局上記ウィンドガラ
ス接合面に塗布された接着剤の塗布高さく塗布量)を不
定にする問題がある。この問題は、上記゛のような空気
の混入のみに限らず、例えば接着剤の供給圧の変動やウ
ィンドガラスと塗布ノズルとの相対的な移動速度の変動
、接着剤塗布ロボット自体の故障などによっても同様に
生じる。
このように接着剤の塗布状態が変動すると、当該ウィン
ドガラス接合面の接合強度が不充分となるので、上記の
ような接着剤の塗布状態の良否は何等かの手段で正確に
検出し、その良否を正確に判定し、選別しなければなら
ない。
(問題点を解決するための手段) 本願発明は、上記の問題を解決することを目的としてな
されたもので、その第1の発明は、車両用ウィンドガラ
ス上の所定位置に所定の高さ塗布される接着剤の当該塗
布高さを計測する計測方法において、車両用ウィンドガ
ラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変化を基準パ
ターン化して記憶しておき、かつ視覚センサを用い、該
視覚センサを上記車両用ウィンドガラスの上記接着剤塗
布位置に沿って相対的に移動させることにより、上記車
両用ウィンドガラスの特定位置から上記塗布された接着
剤上端までの高さを計測する一方、該計測値から当該ウ
ィンドガラスの上記基準パターンの高さの値を減算する
ことによって接着剤の塗布高さを計測するようにして車
両用ウィンドガラスの接着剤塗布高さの計測方法を構成
したものであり、又第2の発明は車両用ウィンドガラス
上の所定の位置に所定の高さ塗布される接着剤の当該塗
布高さを計測する計測装置において、上記車両用ウィン
ドガラスの上記接着剤塗布位置に沿って相対的に移動せ
しめられることにより上記車両用ウィンドガラスの特定
位置から上記塗布された接着剤上端までの高さを計測す
る視覚センサと、上記車両用ウィンドガラスの湾曲形状
に基づく周縁沿いの高さの変化を当該車両用ウィンドガ
ラスの種類および形状に応じて予め記憶している基準位
置記憶手段と、上記視覚センサの出力値から上記基準位
置記憶手段の出力値を減算する減算手段し?−1,叱J
+rン?フEt至免1玲七吉キハ子上、肩■「j七卒ナ
ーL推浄したらのである。
(作 用) 上記の本願発明の方法及び装置によると、先ず視覚セン
サにより車両用ウィンドガラスの特定位置から接着剤上
端までの高さを計測し、その後、当該計測値からあらか
じめ基準パターンとして記憶されている当該ウィンドガ
ラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変化値を減算
するようにしたから塗布された接着剤のみの高さを容易
かつ正確に計測できる。従って、接着剤塗布状態の良否
の判定もまた容易となる。
(実施例) 以下、図面第1図〜第13図を参照しながら本願第11
第2両発明の実施例について詳細に説明する。
先ず第1図は、本願各発明が適用される車両用ウィンド
ガラス組付装置を示す平面図である。
図示の組付装置は、ウィンドガラス2を搬送する第1の
ウィンドガラス搬送装置(以下、単に第■搬送装置とい
う)4と第2のウィンドガラス埴送装置(以下、単に第
2搬送装置という)6とを備えて成り、該第1搬送装置
4には予備搬送装置8によって接着式とシールラバ一式
双方のウィンドガラス2がフロントガラスおよびリヤガ
ラスのペア状態で共に搬入されるようになっている。
予備搬送装置8は組付装置本体の1階部分に、また第1
および第2搬送装置4.6は同本体の2階部分に配設さ
れ、上記予備搬送装置8から上記第1搬送装置4へのウ
ィンドガラス2の受は渡しはバーチカルコンベア10を
介して行なわれる。
また、上記2階部分には、上記第1および第2搬送装置
4,6に沿って、ウィンドガラス2が取付けられる自動
車ボデー12を矢印A方向にピッチ送りするボデー搬送
装置13が配設されている。
上記予備搬送装置8においては、ウィンドガラス2が矢
印B方向に搬送され、この予備搬送装置8による搬送過
程において接着式ウィンドガラスはプライマ塗布ロボッ
ト(図示せず)によりプライマが塗布され、かつこの塗
布ロボットよりもガラス搬送方向下流側の所定位置にお
いて適宜作業者等の操作(マニュアル)によってシール
ラバ一式ウィンドガラスが当該予備搬送装置6上に割込
み供給されるようになっている。
予備搬送装置8によって接着式およびシールラバ一式双
方のウィンドガラス2は上記バーチカルコンベアIOの
下部に先ず搬入され、その後該バーチカルコンベア10
によって上記上方の2階位置まで持ち上げられ、そこか
らバーチカルコンベアIOと第1搬送装置4との間に設
けられた第1移送装置14によってさらに第1搬送装置
4上に移送される。
第1搬送装置4上には、形状補正位置i6、位置決め位
置18、接着剤塗布位置20および反転位置22がそれ
ぞれ設定されており、該第1搬送装置4は上記第1移送
装置14によって移送された上記2種双方のウィンドガ
ラス2をこれらの各位置に対して、順々にピッチ送り(
間欠送り)するように構成されている。
この第1搬送装置4上に移送されたウィンドガラス2の
うち接着式ウィンドガラスは、先ず形状補正位置16に
おいて第2図以下に述べるガラス支持台(第1図には図
示せず)上に吸引固定されて、正規形状に補正され、位
置決め位置18において位置決め装置26により図示X
、Y(上下並びに水平移動)、θ(回転移動)方向に移
動せしめられて所定位置に位置決めされ、接着剤塗布位
置20においてこの第1搬送装置4に沿った位置に付設
された接着剤塗布ロボット28によりポリウレタンシー
ラ等の接着剤73(第3図参照)が塗布され、次の反転
位置22において反転装置30により上記接着剤塗布面
が下側になるように反転せしめられ、その後、この反転
位置の近傍、すなわち上記接着剤塗布ロボット28より
もガラス搬送方向下流側位置において該第1搬送装置4
に付設されたウィンドガラス組付ロボット(特許請求の
範囲中の組付装置に該当する)32により、当該ウィン
ドガラス組付ロボット32の傍をピッチ送りされてくる
自動車ボデー12に対して自動的に組付けられる。
また、上記第1搬送装置4上に移送されたウィンドガラ
ス2のうちシールラバ一式ウィンドガラスの方は上記形
状補正位置16、位置決め位置18および接着剤塗布位
置20をそれぞれそのまま通過して上記反転位置22ま
でピッチ送りされ、反転位置22から反転されることな
くそのままの状態で第2搬送装置6上に送出される。
上記位置決め装置26の部分には、第3図に示すように
接着式ウィンドガラスとシールラバ一式ウィンドガラス
の種別(車種)および形状を判別するウィンドガラス判
別手段92が設けられており、その判別データが後述す
るコントロールユニット90に人力され、該人力に応じ
たコントロールユニット90の制御によって上記接着剤
塗布ロボット28並びに反転装置30が作動する。上記
ウィンドガラス2の種別および形状の判別は、上記位置
決め装置26部の後述する位置決め用ローラ454〜4
59のX−Y方向の変位量を例えばロークリパルスエン
コーダでそれぞれ検出することによって行なわれる。
第2搬送装置6は、上記第1搬送装置4のウインドガラ
ス搬送方向下流側側端部、すなわち上記反転位置22に
接続して配設され、第1搬送装置4から受は取ったシー
ルラバーを自動車ボデーへのウィンドガラス組付位置3
4に搬送する。この第2搬送装置6は、具体的には図示
の如く第2移送装置36を介して第1搬送装置4に接続
された第2搬送装置本体62と、該本体62と上記ウィ
ンドガラス組付位置34とを結ぶ第3移送装置64とか
ら成り、第2移送装置36は第1搬送装置の反転位置2
2に送られたシールラバ一式ウィンドガラスを6第2搬
送装置本体62に必要に応じて180°回転(矢印D)
させて移送し、移送されたウィンドガラス2はこの搬送
装置本体62によって矢印E方向に連続搬送され、次い
で第3移送装置64によってガラス組付位置34に搬送
される。
この様にしてガラス組付位置34に搬送されたシールラ
バ一式ウィンドガラスは、例えば組付冶具37上に載置
され、この組付治具37を用いて作業者により手動で自
動車ボデー12に取付けられる。
ところで上記の説明は接着剤塗布ロボット28が正常の
場合、すなわち接着剤の塗布状態が良好な場合の本組付
装置の作動説明であるが、上記接着剤塗布ロボット28
が故障又は不調等によって良好な接着剤の塗布状態を維
持し得なくなったときは以下の様に作動する。
すなわち、上記接着剤塗布ロボット28によって接着剤
が塗布された接着式ウィンドガラスは、先ず上記ウィン
ドガラス判別手段92でその種別が判別された時点で第
3図に示す接着剤塗布状態判定回路が作動することから
、その塗布不良が自動的に判定され、その判定信号によ
り、搬送制御手段88を駆動(詳細は後述)して萌述し
たシールラバ一式ウィンドガラスの場合と同様に、反転
位置22で反転せしめられることなく第2移送装置36
、第2搬送装置6を介して上記ガラス組付位置34まで
移送される。そして、このウィンドガラス組付位置34
に搬送された接着式ウィンドガラスは、例えばシールラ
バ一式ウィンドガラスと同様に作業者によって接着剤の
塗布不良を修正した上で手動で自動車ボデー12に取付
けられるようになっている。
上記バーチカルコンベアIO1第1移送装置14、第1
搬送装置4、位置決め装置26、接着剤塗布ロボット2
8、反転装置30、ウィンドガラス組付ロボット32、
第2移送装置36および第2搬送装置6、すなわち第2
搬送装置本体62と第3移送装置64とは、上記した作
動が適正に行なわれるようにコントロールユニット90
によって制御される。また、上記第1搬送装置4の制御
には、上記ガラス支持台によるガラスの吸、引制御も含
まれ、また該コントロールユニット90によって自動車
ボデーの搬送装置【3も制御される。もちろん、これら
各装置の制御は、中央制御装置によらず必要に応じて個
々に行なっても良い。
次に、上記第1搬送装置4および第2搬送装置6におけ
る搬送過程について、さらに詳細に説明する。
先ず第2図はい第1および第2搬送装置4.6頗L\九
ト?り元tsn +−二十面需副 愉り硼?↓竺0阿1
−示される第■および第2搬送装置4.6部分をより詳
細に示す正面図、第8図はウィンドガラス組付ロボット
単体を示す正面図、第9図は第1搬送装置4の一部を構
成するガラス支持台を示す部分断面正面図、第10図は
第9図に示すガラス支持台の一部省略平面図、第11図
は第9図の■−〜1線矢視図(ガラス支持台の基部平面
図)、第12図は位置決め装置の平面図、第13図は第
12図のIX−IX線断面図である。
すでに述べたように、接着式およびシールラバ一式の双
方のウィンドガラス2が混入状態で上記バーチカルコン
ベア10により持ち上げられ、それらは、特に第7図に
示されている様に、第1移送装置I4の矢印F方向に移
動可能な吸着手段14によって第1搬送装置4の形状補
正位置16に位置しているガラス支持台42上に載置さ
れる。
第1搬送装置4は、第7図に示す様に、ガイドレール4
8と、該ガイドレール48に10って移動するウィンド
ガラス支持用の上記ガラス支持台42とで構成されてい
る。ガラス支持台42は8台(ガイドレール上面部に位
置してシ)る4台のみ図示)設けられ、それらはシリン
ダあるいはチェーン等の間欠送り手段(図示せず)によ
って矢印Gで示すようにエンドレス状にピッチ送りされ
る。従って、各ガラス支持台42は順次上記位置16.
1B、20.22に間欠的に送られてそれらの各位置で
所定時間停止し、その停止している間に形状補正、位置
決め、接着剤塗布、反転作業が行なわれる。
各ガラス支持台42は、特に第9図および第11図に詳
細に示されている様に、ローラ421を介してガイドレ
ール48に支持されている中空状の基部422と、該基
部422の中空部にY方向に配設された2本のガイドロ
ッド423に嵌合せしめられ、該ガイドロッド423に
沿ってY方向にスライド自在な中空状のY方向スライド
部424と、該Y方向スライド部の中空部にX方向にス
ライド自在なX方向スライド部426と、該X方向ステ
4.ド部の中央にθ方向に回転自在に嵌入せしめられた
回転軸427と、該回転軸427の上部に固設されたパ
レット部428とを備えて構成されている。第9図に示
されているように、回転軸427とX方向スライド部4
26の軸受部との間に皿バネ429が配設され、この皿
バネ429により、回転軸427を介して上記パレット
部428が上方に所定の力で付勢されている。また、第
1I図に示す様に、上記基部422はローラ421の他
にさらに二点鎖線で示すローラ430を必要に応じて具
備させることができる。
上記基部422には、第9図および第1O図に示す様に
(第11図では省略)、パレット部428をクランプす
るクランプ装置431が固設されている。パレット部4
28は、上記の如くX方向スライド部426に対してθ
方向に回転自在であり、該X方向スライド部426はY
方向スライド部424に対してY方向にスライド自在で
あり、該Y方向スライド部424は基部422に対して
Y方向にスライド自在であるので、結局上記パレット部
428は基部422に対して、X、Y、θ方向に移動自
在となっている。上記クランプ装置431は、このパレ
ット部428を基部422にクランプするものであり、
シリンダ432によって矢印H方向に移動せしめられる
ロッド433と、該ロッド433の先端部に形成された
ラック部434と噛合するビニオン435と、該ビニオ
ン435の内面に形成された雌ネジ部と螺合する雄ネジ
部436を外面に有するクランプ部材437とを備えて
成り、該クランプ部材437はパレット部428の下方
から該パレット部に形成された孔438を貫通して上方
に突出し、該突出部分にパレット部428を押圧する抑
圧板439を有している。
上記構成から成るクランプ装置431においてシリンダ
432によりロッド433を矢印H方向に動かずことに
よりクランプ部材437を上下動させることができ、該
クランプ部材437を下降させればパレット部428を
押圧板439により下方に押圧し、その結果該パレット
部428を押圧板439と基部422に一体的に連結さ
れている支持部422aとの間に挟持してクランプする
ことができ、クランプ部材437を上昇させれば該クラ
ンプ状態を解除することができる。なお、このクランプ
装置431は、第1O図に示す様に、X方向両側に1つ
づつ設けられている。
上記パレット部428には、その上面部にガラスの正規
形状に沿って配設されたガラス当接面を有する複数個の
位置決め基準部材440,441゜442と該位置決め
基準部材にガラスと当接させるためのガラス吸引手段4
43,444とから成るガラス形状補正装置445が設
けられている。
ウィンドガラス2は、このパレット部428上に載置さ
れて上述の接着剤塗布位置20に搬送され、該位置20
で接着剤塗布ロボット28により自動的に接着剤の塗布
が行なわれる。この場合、接着剤塗布ロボット28はウ
ィンドガラス2が正規形状であることを前提として適正
な接着剤の塗布を行なうようにティーチングされている
ので、もしウィンドガラス2が正規形状に対してバラツ
キを有する場合には塗膜厚さのバラツキ等の塗布ムラが
生じる館において正規形状に補正されることが望ましく
、本形状補正装置445はそのための装置である。
上記第1移送装置14から第1搬送装置4に移送された
ウィンドガラス2は、まず該第1搬送装置4の形状補正
位置I6に位置しているガラス支持台上の形状補正装置
445、特にその位置決め基準部材440〜442上に
載置され、続いて上記吸引手段443,444によって
吸引されて該位置決め基準部材440〜442に対して
確実に当接せしめられる。これにより、前述の如く位置
決め基準部材440〜442のガラス当接面がガラスの
正規形状に沿って配設されるので、ウィンドガラス2の
形状は正規なものに補正される。
上記位置決め基準部材は、具体的には第9図および第1
0図に示されている様に、ガラスの平面部下面に当接す
る平面部基準部材440,441とガラスの側方湾曲部
下面に当接する湾曲部基準部材442とで構成されてい
る。また、平面部基準部材は固定的に配設された固定基
準部材440と、Y方向に移動可能な移動基準部材44
1とから成り、両者440,441ともにストッパ44
6とスプリング447によって正規位置に保持されるボ
ール部材から成っている。上記移動基準部材441は、
Y方向に延設されたガイドレール448上を移動゛する
移動バー449に設けられ、シリンダ450によって該
移動バー449を移動させることによりY方向に移動せ
しめられ、例えば第10図中2点鎖線で示す441a、
441b等の位置を取る。また、湾曲部基準部材442
はピン部材から成り、該部材442はいずれもアーム4
51に設けられ、かつ第9図に示す様に該アーム451
を介してシリンダ452により矢印夏方向に位置移動可
能であり、またそれ自信がアーム451に対して矢印J
方向に移動可能であり、さらに第6図に示す様にガイド
バー453に沿ってアーム451を介してY方向にも移
動可能となっている。
上記ガラス吸引手段は、具体的にはガラス平面部の下面
側を吸引する平面部吸引手段443と、ガラス側面の湾
曲部を吸引する湾曲部吸引手段444とで構成され、い
ずれも真空圧によってガラスを吸引する吸盤部材から成
る。上記平面部吸引手段443は固定配設であるが、湾
曲部吸引手段444は上記湾曲部基準部材442と同様
にアーム451に設けられ、従って、該湾曲部基準部材
442と同様に、矢印1.J方向およびY方向に移動可
能となっている。
なお、基準部材および吸引手段の一部を上記の如く可動
構成にしたのは、本ウィンドガラス組付装置においては
種々の形状のウィンドガラスを共通に取り扱う可能性が
あるので、各種のウィンドガラス形状に対応することが
できるようにするためである。
上記の如くガラス支持台42上のパレット部428上に
ウィンドガラス2を吸引固定し、形状補正を行なったら
、次ぎにこのガラス支持台42を位置決め位置I8に移
動させ、ここでウィンドガラス2を所定位置に位置決め
する。
すなわち、ウィンドガラス2は次の接着剤塗布位置20
において接着剤塗布ロボット28で自動的に接着剤の塗
布が行なわれ乙が、この黒A−控培着剤塗布ロボット2
8はウィンドガラス2が該接着剤塗布位置20において
正規位置にあることを前提として接着剤の塗布を行なう
ので、もしウィンドガラス2が正規の位置にない場合に
はウィンドガラス2の適正場所(接合面)への接着剤の
塗布が行なわれず、塗布ムラが生じる(もちろん、この
場合には後述の対策が採られるか)。従って、ウィンド
ガラス2は接着剤が塗布される際には必ず正規の位置に
位置している必要があり、本ガラス位置決め位置I8に
おいてはそのための位置決めが行なわれる。
このガラス位置決め位置18において位置決めされるウ
ィンドガラスの所定位置は、らちろんガラス支持台42
が次の接着剤塗布位置20に移動すると該接着剤塗布位
置20における接着剤塗布正規位置に位置するような位
置であり、この様に接着剤塗布位置20より前のガラス
搬送位置(ガラス位置決め位置18)でウィンドガラス
2の位置決めを行なうことにより、ウィンドガラス2の
搬送時間が大幅に短縮されることになる。なぜならば、
ガラスの位置決めにはある程度時間がかかり、もしこの
位置決めを接着剤塗布位置20で行なうとすると該接着
剤塗布位置20においてはこの位置決め作業と接着剤塗
布作業の双方を行なわなければならないので該接着剤塗
布位置20でのガラスの停止時間が長くなり、その結果
上記第1搬送装置4におけるウィンドガラス2の搬送速
度(サイクルタイム)が全体的にはるかにおそくなるか
らである。
上記ウィンドガラスの位置決めは、上述したガラス支持
台42と、位置決め位置18においてこのガラス支持台
42の上方に配設されているウィンドガラス位置決め装
置26とで行なわれる。
このウィンドガラス位置決め装置26は、第12図、第
13図に示す様に、ウィンドガラス2のX方向外周゛面
2aに当接して該ウィンドガラス2のX方向位置を位置
決めするためのX方向挟持ローラ454,455と、Y
方向外周面2bに当接してY方向位置を位置決めするた
めのY方向挟持ローラ456〜459とを備え、各ロー
ラ454〜459はいずれも基部460を介して支持さ
れ、かつ該基部460を介してシリンダ461により上
下動可能に構成されている。
また、上記X方向ローラ454.455はX方向に、Y
方向ローラ456〜459はY方向にそれぞれ拡開、縮
閉自在となっている。X方向ローラ454,455の拡
開、縮閉は、第13図に示すように基部460に固設し
たシリンダ462のロッド463の伸縮によって行なわ
れる。すなわち、該ロッド463の第13図での左側移
動によりさらにブラケット464を介して左側ローラ4
54が左側に移動し、それと同時にラック部465aを
有する上ロッド465が左側に伸張移動し、かつロータ
リパルスエンコーダが付設されているピニオン466を
ロッド465が左側に伸張移動し、かつビニオン466
を介してラック部467aを有する下ロッド467が右
側に移動し、それによってブラケット468を介して右
側ローラ455が最終的に右側に移動するので両ローラ
454.455がX方向に拡開する。また、上記シリン
ダ462によりロッド463を右側に収縮移動させると
、両ローラ454,455はX方向に縮閉する。Y方向
ローラ456〜459のY方向拡開、縮閉は第12図に
示すように、基部461に固設されたシリンダ469.
470を介して、すなわちシリンダ469によってY方
向左側ローラ456.457を矢印に方向に、シリンダ
470によって右側ローラ458,459を矢印り方向
にそれぞれ移動させることによって行なわれる。
以上のように構成されたウィンドガラス位置決め装置2
6によるウィンドガラス2の位置決めは次の様にして行
なわれる。先ず初めに各ローラ454〜459がそれぞ
れX方向およびY方向に拡開され、かつシリンダ461
によって上方に持ち上げられた状態で待機する。次に、
上記ウィンドガラス位置決め装置26の下方位置(位置
決め位置18)にガラス支持台42が移動してくる。こ
のガラス支持台42においては、上述の如くそのパレッ
ト部428上のガラス形状補正装置445かつそのパレ
ット部428はX、Y、θ方向に移動自在であるので、
ウィンドガラス2もx、y、θ方向に移動自在である。
この状態で、上記各ローラ454〜459を第13図に
示すように上記ウィンドガラス2の位置まで降下させ、
X方向ローラ454.455をX方向に縮閉してウィン
ドガラス2のX方向外周面2aを挟持することによりX
方向の位置決めを行ない、同様にY方向ローラ456〜
459をY方向に縮閉してウィンドガラス2のY方向外
周面2bを挟持することによりY方向の位置決めを行な
う。また、この様にX、Y両方向の位置決めを行なうこ
とによって同時にθ方向の位置決めも行なわれる。この
様にして各ローラ454〜459を縮閉してウィンドガ
ラス2を所定位置に移動せしめた後、上述のクランプ装
置431でパレット部428を上記基部422に対して
固定することによりウィンドガラス2の位置決めが完了
する。もちろん、上記各ローラ454〜459の縮閉位
置はウィンドガラス2を上記の所定位置に移動させ得る
様に予め投宝六れている−そして、上記各ローラ454
〜459移動時の上記ピニオン466の回転量に対応す
るパルスエンコーダ出力の組合せによって上述のように
ウィンドガラス2の種別・形状が判定される。この判定
データはコントロールユニット90に入力され、当該ウ
ィンドガラス2に対応した後作業制御が行なわれる。
そして、上記のようにウィンドガラス2の位置決めが終
了したら、上記各ローラ454〜459は拡開して上方
に移動し、コントロールユニット90の制御により続い
てガラス支持台42が接着剤塗布位置20に移動し、該
接着剤塗布位置20で接着剤の塗布が行なわれる。この
接着剤の塗布は、上記接着剤塗布ロボット28によって
自動的に行なわれる。上記接着剤塗布位置20における
ウィンドガラス2は、既に前述の形状補正、位置決め工
程を経ているので原則として正規形状、正規位置にあり
、また接着剤塗布ロボット28もウィンドガラス2が一
応正規形状、正規位置にあることを前提としてティーチ
ングされているので、接着剤塗布は原則として適正、円
滑かつ迅速に行なわれる。
上記接着剤の塗布が完了すると、ガラス支持台42は次
の反転位置22に移動し、該反転位置22においてウィ
ンドガラス2の前記形状補正装置445による吸引が解
除され、かつ反転装置30によりウィンドガラス2の反
転が行なわれる。反転装置30は、特に上述の第2図に
示す様に、軸30aを中心として回動可能なアーム30
bと、該アーム30bの先端に設けられたガラス把持部
30cとを備え、該ガラス把持部30cによって反転位
置22に位置するガラス支持台42上のガラスを把持し
、次にアーム30bを軸30a回りに上方に向けて18
0°回転させ、そうすることによって今まで上面側であ
った上記接着剤塗布面が今度は下面になるようにウィン
ドガラス2を反転させる。
次に、この反転装置30によって反転させられたウィン
ドガラス2がウィンドガラス組付ロボット32によって
自動車ボデー12に自動的に取付けられる。該ウィンド
ガラス組付ロボット32は、1台でフロントとリヤ双方
のウィンドガラス2の組付けを行なう。
すなわち、自動車ボデー12は第1図に示す搬送装置1
3によってピッチ送りされ、該搬送装置13上に設定さ
れたウィンドガラス組付位置50に搬送されてそこで停
止している間に上記フロントガラスとりャガラス双方の
取付けが行なわれる。
上記ウィンドガラス組付ロボット32は、第1図、第2
図および第8図に示す様に、基部32aと該基部32a
に取付けられて矢印m方向に上下動、軸n1を中心とす
る矢印θ1方向の回動および軸n。
を中心とする矢印θ、力方向回動がそれぞれ可能なアー
ム部材32bと、該アーム部材32bの先端に取付けら
れて軸n3を中心とする矢印θ3方向の回動、軸n4を
中心とする矢印θ4方向の回動および軸n5を中心とす
る矢印θ、力方向回動がそれぞれ可能なガラス保持部3
2cとから成り、かつこのウィンドガラス組付ロボット
32全体は、モータ52による移動機構あるいはその他
の移動機構により、フロントウィンドガラス組付位置5
4とリヤウィンドガラス組付位置56との間を移動可能
となっている。
このウィンドガラスの組付けは、先ず第1図に示すよう
に、ウィンドガラス供給位置(この場合は反転装置30
によって反転せしめられた状態で保持されている位置)
58からより遠い方のガラス組付位置(この場合はフロ
ントウィンドガラス組付位置)54に上記ウィンドガラ
ス組付ロボット32が位置して取付けを行なうウィンド
ガラス(この場合はフロントガラス)2aの方から先に
組付けを行ない、その後上記ウィンドガラス供給位置5
8により近い方のガラス組付位置(この場合はリヤウィ
ンドガラス組付位置)56に上記ウィンドガラス組付ロ
ボット32が位置して組付けを行なうウィンドガラス(
この場合はりャガラス)2bの組付けを行なう。
これをより具体的に説明すると、上記ウィンドガラス組
付ロボット32は、先ず第1図に示すように、近接側ウ
ィンドガラス組付位置56に位置し、アーム部材32b
および保持部32cを適宜移動、回動させてウィンドガ
ラス供給位置58に供給されている接着剤塗布済みの遠
方側ウィンドガラス(フロントガラス)2cを保持した
後遠方側ウィンドガラス組付位置54に移動し、該組付
位置54で自動車ボデー12がウィンドガラス組付位置
50に搬入されるのを待ち、該自動車ボデー12が搬入
されて上記組付位置50に停止すると上述のアーム部材
32bおよびせ保持部32cを適宜移動・回動させて該
ウィンドガラス2Cの組付けを行い、その間に次の近接
側ウィンドガラス(リヤガラス)2dへの接着剤の塗布
、反転が行なわれ、該遠方側ウィンドガラス2cの組付
けが終了すると、元の近接側ウィンドガラス組付位置5
6に戻り、そこでさらに上記ウィンドガラス供給位置5
8に供給されている次の近接側ウィンドガラス2dを保
持し、上記アーム部材32bおよび保持部32cを適宜
移動・回動させて当該ウィンドガラス2dの組付けを行
い、該組付けが終わると自動車ボデー12が矢印へ方向
に移動し始め、それと同時に上記ウィンドガラス組付ロ
ボット32はその近接側ウィンドガラス組付位置56に
おいてウィンドガラス供給位置58に供給されている次
の自動車ボデー用の遠方側ウィンドガラス2cを保持し
、対応する遠方側ウィンドガラス組付位置54に移動し
て次の自動車ボデー12がウィンドガラス組付位置50
に来るのを待ち、以下上述の動作を繰り返して遠方側ウ
ィンドガラス2c、近接側ウィンドガラス2dの組付け
をそれぞれ行う。
この様に、ウィンドガラス組付ロボット32を遠方側ウ
ィンドガラス組付位置54と近接側ウィンドガラス組付
位置56との間を移動可能に構成すると共に自動車ボデ
ー12をピッチ送りし、遠方側ウィンドガラス組付位置
54において当該遠方側ウィンドガラス2cの方から先
に組付けるようにすれば、自動車ボデー12がピッチ送
りされる空時間を有効に利用してウィンドガラス組付ロ
ボット32にウィンドガラス2cを保持さ仕て遠方側ウ
ィンドガラス組付位置54に移動させ、自動車ボデー1
2が来るのを待機させることができるので、遠方側ウィ
ンドガラス2cの組付準備に費やす時間を節約でき、ウ
ィンドガラス組付時間をそれだけ短縮することができる
上記の説明は、第1搬送装置4に搬入されたウィンドガ
ラス2が接着式ウィンドガラスの場合であり、一方搬入
されたウィンドガラス2がシールラバ一式ウィンドガラ
スの場合は、接着式ウィンドガラスの場合と同様に形状
補正位置16に位置しているガラス支持台42上に載置
させ、該ガラス支持台42によって反転位置22まで搬
送させるが、その間合位置+ 6.18,20.22に
おける形状補正、位置決め、接着剤塗布、反転は行なわ
れずスルーされ反転位置までそのまま移送される。そし
て、この反転位置22から、第2移送装置36によって
第2搬送装置6上に移送される。
上記スルー状態の制御、並びに反転装置30の反転制御
は、上記ウィンドガラス判別手段92とコントロールユ
ニット90の出力とによって行なわ第2移送装置36は
、第7図に示すように上記第1移送装置14と同様の接
着式ウィンドガラス吸着手段36aを有し、該ウィンド
ガラス吸着手段36aは矢印P方向に移動し、かつ矢印
り方向に回転することにより上記反転位置22にあるシ
ールラバ一式ウィンドガラス2を持ち上げ、それを18
0°回転させて第2搬送装置6上に載置する。
該第2搬送装置6上に載置されたシールラバ一式ウィン
ドガラス2は、前述した如く該装置(装置本体62と第
3移送装置64)6によってウィンドガラス組付位置3
4に搬送され、該組付位置34に用意されたウィンドガ
ラス組付治具37上に載置吸着される。なお、上記第3
移送装置64は上記第1移送装置14と同様の構成を有
し、装置本体62からウィンドガラスを受は取ってウィ
ンドガラス組付治具37上に載置する。
該ウィンドガラス組付位置34に搬送されたノールラバ
一式ウィンドガラス2は、前述の如く組7−+Iム日 
リ 7 #−人I ザに壱車)譬 し l八 工!に弗
−^不【 +ボデー12に組付けられる。
一方、上記接着剤塗布ロボット28による接着剤の塗布
状態が良好でない場合には、前述のようにシールラバ一
式ウィンドガラスについては今まで通りに搬送組付が行
なわれるが、上記接着式ウィンドガラスについては次の
ようにしてその不良状態が判定され、当該接着剤塗布検
反転位置22で反転されず、シールラバ一式ウィンドガ
ラスと同様に第2移送装置36によって第2搬送装置6
上に移送され、該第2搬送装置6によって上記ウィンド
ガラス組付位置34に搬送され、そこで先ず接着剤の再
塗布等の補修がなされシールラバ一式ウィンドガラスと
同様に作業者により手作業で自動車ボデーに取付けられ
る。
すなわち、先ず第3図は、上記車両用ウィンドガラス2
の自動車ボデー12に対する組付ライン途中の接着剤塗
布高さ計測装置部の電気的なシステム構成を示し、符号
28は上述の接着剤塗布ロボットを示している。この接
着剤塗布ロボット28は、上記のようにウィンドガラス
2移送のための第1搬送装置4の接着剤塗布位置20の
側方に位置して設置されており、その作業アーム70の
先端(下端側)には、上記接着剤塗布位置に位置決め停
止されたウィンドガラス2周縁部に対してX・Y方向に
任意にアプローチ可能な駆動部材71が設けられており
、該駆動部材71に対して当該駆動部材71を上記ウィ
ンドガラス2の周縁部(第4図a=d)に沿ってガイド
するためのガイド部材72と、このガイド部材72によ
って上記駆動部材71が上記ウィンドガラス2の周縁に
沿ってガイドされることにより、上記ウィンドガラス2
の自動車ボデー12に対する接合ラインU上に対向し、
該接合ラインa上に第5図に示すように所定量の接着剤
(例えばポリウレタンシーラ)73を所定高さくHo)
に塗布していく接着剤塗布ノズル74とが取付けられて
いる。そして、上記作業アーム70自体が上記ウィンド
ガラス2の周縁a=dを移動(1周)することによって
全周縁部(a−d)への接着剤73の塗布が行なわれる
ようになっている。
一方、符号75は、上記接着剤塗布ロボット28の上記
作業アーム70に固定され上記ウィンドガラス2の端面
部を臨む状態に位置付けられた視覚センサ(イメージセ
ンサ)であり、この視覚センサ75は、その光電面に投
影された第5図の画像に対応したアナログ信号(第6図
参照)を1フレーム毎に出力する。この出力信号は、次
にフィルタ機能を有するアナログアンプ76で所定レベ
ルまで増幅された後にクランプ回路77に入力されてそ
の直流成分が再生され、さらにA/D変換器78に入力
される。A/D変換器78は、上記クランプ回路77の
出力を標本化並びに量子化処理することによって画像処
理に適したlフレーム毎のデジタル信号に変換し、該変
換された1フレーム毎のデジタル信号を順次、次段の画
像メモリ79に書き込んで行く。画像メモリ79は、メ
インメモリ80、サブメモリ82およびインターフェー
ス回路89を備えたCPU81によって構成されたコン
トロールユニット90とアドレスバスB。
およびデータバスB、を介して接続されており、号は上
記CPU81からのアドレス信号によりさらにデータバ
スB、を介してコントロールユニット90の上記メイン
メモリ80に入力されて記憶される。このメインメモリ
80に記憶された上記デジタル信号は、上記CPU81
の制御動作により順次読み出されて、上記サブメモリ8
2からのガラス位置基準信号と共に先ず比較回路83に
入力される。この基準位置信号は、ウィンドガラスの周
縁湾曲形状に対応した周縁高さの変化に応じた基準パタ
ーン信号となっている。
比較回路83では、先ず上記サブメモリ82から読み出
されたウィンドガラス2の上記各周縁部a=dのいずれ
か、すなわち現在視覚センサ75がみている周縁部に対
応する上記ウィンドガラス2の本来の特定基準面位置(
第5図1(L)に対応した基準位置設定信号S1を基準
として上記視覚センサ75で検出された実際の上記基準
面に対応する基準位置信号Stとを比較し、その偏差値
を検出する。この場合における上記基準面の設定並びに
衿中t+ 悟常艙r1−衿中h(空巨で坦骨七・7斗7
qによる検出作業が開始される位置、すなわち上記ウィ
ンドガラス2の平坦面側端部中央a1またはC1部が代
表として選ばれる。その理由は、上記ウィンドガラス2
の湾曲側端部周縁すまたdは、プライマー処理Pによっ
て端面部背景が接着剤73と一体となったブラック領域
となってしまい両者の識別ができないことによる。そし
て、上記比較回路83の偏差出力は、次に基準位置補正
信号として基準位置補正回路84に入力される。
基準位置補正回路84は、上記サブメモリ82から直接
読み出される上記当該ウィンドガラス2に対応して設定
された基準位置信号S、を上記実際のウィンドガラス位
置決め状態に対応して正確に補正するもので、上記基準
位置信号S1を入力し、上記比較回路83からの偏差人
力に応じて当該基準位置信号SIを加算または減算する
ことにより、実際に位置決めされたウィンドガラス2の
基準位置(基準面高さ)を演算する。そして、この演算
値が最終的な接着剤塗布高さの計測(演算)を行うため
の基準位置信号51′ として次の減算回路85に入力
される。このように基準位置の補正を行うのは、次の理
由による。
すなわち、本実施例装置では、上述のようにウィンドガ
ラス位置決め装置26が採用されており、当該ウィンド
ガラス2は原則として接着剤の塗布に適した最適位置に
位置決めされる。ところが、該ウィンドガラス位置決め
装置2Gによる位置決めは、あくまで接着剤の塗布作業
を前提としたちので必ずしも高精度のものではない。こ
れに対し上記接着剤の塗布高さを計測する場合には高精
度の基準位置を設定する必要があることによる。従って
、上記基準位置の補正によりある程度の誤差(特に高さ
方向の)が予想される実際の位置決め状態の変動を先ず
最も検出しやすい部分で検出し、その検出値により設定
値そのものを較正することにより計測誤差を解消してい
る。
減算回路85は、上記メインメモリ80より読み出され
る上記視覚センサ75からのデジタル信号S、の値(実
測値第5図H)から、上記基準位置補正回路84からの
基準位置信号S、′の値OI、)を減算し、実際に塗布
された接着剤73のみの高さHoを算出する。この減算
回路85の出力は、次に比較判定回路86に人力され、
該比較判定回路86で例えば外部メモリよりなる設定塗
布高さ記憶手段87に記憶されている本来の接着剤の目
標塗布高さHo’ に対応したデータ信号と比較され、
その偏差値に基づいて接着剤塗布状態の良否の判定を行
い、不良の場合には上記ウィンドガラス反転装置30の
作動状態を制御する搬送制御手段88を駆動して上記反
転装置30の反転動作を禁止し、上記シールラバ一式ウ
ィンドガラスの場合と同様に上記接着式ウィンドガラス
を第2搬送装置6によって上記ウィンドガラス組付位置
34に移送し、上述のように作業者による接着剤の再塗
布、組付作業等を行わせる。
なお、上記実施例では、ウィンドガラスの特定基準位置
をウィンドガラス下面に設定したが、これはウィンドガ
ラス上面位置であってもよいことは言うまでもない。
本願第1発明は、以上に説明したように、車両用ウィン
ドガラス上の所定位置に所定の高さ塗布される接着剤の
当該塗布高さを計測する計測方法において、車両用ウィ
ンドガラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変化を
基準パターン化して記憶しておき、かつ視覚センサを用
い、該視覚センサを上記車両用ウィンドガラスの上記接
着剤塗布位置に沿って相対的に移動させることにより、
上記車両用ウィンドガラスの特定位置から上記塗布され
た接着剤上端までの高さを計測する一方、該計測値から
当該ウィンドガラスの上記基準パターンの高さの値を減
算することによって接着剤の塗布高さを計測するように
して車両用ウィンドガラスの接着剤塗布高さの計測方法
を構成したものであり、又第2の発明は車両用ウィンド
ガラる上の所定の位置に所定の高さ塗布される接着剤の
当該塗布高さを計測する計測装置において、上記車両用
ウィンドガラスの上記接着剤塗布位置に沿って相対的に
移動せしめられることにより上記車両用内ノ・7y+I
丹7め栴宇侍苦六1ニド孟P塗布六刺、t・接着剤上端
までの高さを計測する視覚センサと、上記車両用ウィン
ドガラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変化を当
該車両用ウィンドガラスの種類および形状に応じて予め
記憶している基準位置記憶手段と、上記視覚センサの出
力値から上記基準位置記憶手段の出力値を減算する減算
手段とを備えてなる接着剤塗布高さの計測装置を構成し
たものである。
従って、上記本願第1発明の方法によると、先ず視覚セ
ンサにより車両用ウィンドガラスの特定位置から接着剤
上端までの高さを計測し、その後、当該計測値からあら
かじめ基準パターンとして記憶されている当該ウィンド
ガラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変化値を減
算するようにしたから塗布された接着剤のみの高さを全
周縁に亘って容易かつ正確に計測できる。従って、接着
剤塗布状態の゛良否の判定らまた容易となる。
また、本願第2発明の装置によると、上記第1発明の効
果に加えて、さらに安価かつ小型の高精度な接着剤塗布
高さの計測装置を提供できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願各発明の実施例に係る車両用ウィンドガ
ラスの接着剤塗布高さの計測装置の平面図、第2図は、
同実施例装置の搬送装置部の拡大平面図、第3図は、同
実施例装置の接着剤塗布状態判定回路のシステムブロッ
ク図、第4図は、同実施例装置におけるウィンドガラス
の接着剤塗布位置と視覚センサとの関係を示す平面図、
第5図は、同実施例装置におけるウィンドガラス端面と
視覚センサによる投影画像との関係を示す説明図、第6
図は、同装置におけるウィンドガラス端面と視覚センサ
出力との関係を示すグラフ、第7図は、同実施例装置の
第1および第2の搬送装置部分をより詳細に示す拡大正
面図、第8図は、同実施例装置のウィンドガラス組付ロ
ボットの正面図、第9図は、同実施例装置のガラス支持
台を示す部分断面図、第1O図は同実施例装置のガラス
支持台の一部省略平面図、第11図は、第9図の■−■
線矢視図、第12図は、上記実施例装置の位置決め装置
部の平面図、第13図は上記第12図の■−IX線断面
図である。 2・・・・・ウィンドガラス 4・・・・・第1搬送装置 6・・・・・第2搬送装置 12・・・・自動車ボデー 28・・・・接着剤塗布ロボット 32・・・・ウィンドガラス組付ロボット34・・・・
ウィンドガラス組付位置 75・・・・視覚センサ 79・・・・画像メモリ 81・・・・CPU 83・・・・比較回路 85・・・・減算回路 86・・・・比較判定回路 87・・・・設定塗布高さ記憶手段 88・・・・搬送制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両用ウインドガラス上の所定位置に所定の高さ塗
    布される接着剤の当該塗布高さを計測する計測方法であ
    って、車両用ウインドガラスの湾曲形状に基づく周縁沿
    いの高さの変化を基準パターン化して記憶しておき、か
    つ視覚センサを用い、該視覚センサを上記車両用ウイン
    ドガラスの上記接着剤塗布位置に沿って相対的に移動さ
    せることにより、上記車両用ウインドガラスの特定位置
    から上記塗布された接着剤上端までの高さを計測する一
    方、該計測値から当該ウインドガラスの上記基準パター
    ンの高さの値を減算することによって接着剤の塗布高さ
    を計測するようにした車両用ウインドガラスの接着剤塗
    布高さの計測方法 2、車両用ウインドガラス上の所定の位置に所定の高さ
    塗布される接着剤の当該塗布高さを計測する計測装置で
    あって、上記車両用ウインドガラスの上記接着剤塗布位
    置に沿って相対的に移動せしめられることにより上記車
    両用ウインドガラスの特定位置から上記塗布された接着
    剤上端までの高さを計測する視覚センサと、上記車両用
    ウインドガラスの湾曲形状に基づく周縁沿いの高さの変
    化を当該車両用ウインドガラスの種類および形状に応じ
    て予め記憶している基準位置記憶手段と、上記視覚セン
    サの出力値から上記基準位置記憶手段の出力値を減算す
    る減算手段とを備えてなる車両用ウインドガラスの接着
    剤塗布高さ計測装置。
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EP0689031A1 (fr) * 1994-06-24 1995-12-27 Automobiles Peugeot Procédé et dispositif pour la pose d'un cordon de colle sur un panneau, tel qu'une vitre de véhicule automobile

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