JPS6221450Y2 - - Google Patents

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JPS6221450Y2
JPS6221450Y2 JP1982083420U JP8342082U JPS6221450Y2 JP S6221450 Y2 JPS6221450 Y2 JP S6221450Y2 JP 1982083420 U JP1982083420 U JP 1982083420U JP 8342082 U JP8342082 U JP 8342082U JP S6221450 Y2 JPS6221450 Y2 JP S6221450Y2
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JP
Japan
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stabilizer bar
mass damper
main body
vehicle body
insulator
Prior art date
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JP1982083420U
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English (en)
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JPS58188204U (ja
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Publication of JPS6221450Y2 publication Critical patent/JPS6221450Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車に取り付けられるスタビライザ
バー装置に関する。
車体のローリングを抑えるべく、車体と駆動輪
懸架部材との間にわたつて配置されるスタビライ
ザバーは、駆動輪に動力を伝達する差動歯車装置
に近接して位置することとなるので、差動歯車装
置で発生した音を車室へ伝達する媒体となり易
い。そして、音が伝達される場合、差動歯車装置
のケーシングの固有振動数とスタビライザバーの
固有振動数とが一致するとき、スタビライザバー
が共振し、車室へ伝達される音は一層強くなる。
前記騒音対策として、スタビライザバーを車体
に取り付ける部分に配置されるインシユレータの
ばね定数を低下させ、インシユレータによつて遮
音効果を高めることも考えられるが、このように
すると、スタビライザバーによる操縦安定性の機
能が損なわれるという問題がある。
本考案の目的は、スタビライザバーの固有振動
数を変えることにより、共振を抑え、スタビライ
ザバーを介しての車室への音を伝達を軽減できる
スタビライザバー装置を提供することにある。
本考案に係るスタビライザバー装置は、本体部
と該本体部に一体となり、それぞれ同方向へ突出
された2つの側部とからなるスタビライザバー
と、該スタビライザバーの前記各側部に取り付け
られたマスダンパとを含む。
以下に、図面を参照して本考案の実施例につい
て説明する。
スタビライザバー装置は、第1図に示すよう
に、スタビライザバー10とマスダンパ12とを
含む。
スタビライザバー10は車体の横方向へ配置さ
れる本体部14と、本体部14に一体となり、そ
れぞれ同方向へ突出された2つの側部16とから
なり、平面形状がほぼコの字状に形成される。ス
タビライザバー10の側部16は第2図に示すよ
うに、インシユレータ18を介してアクスル取付
ブラケツト20に結合されており、アクスル取付
ブラケツト20はインシユレータ22およびブラ
ケツト23を介してアクスルハウジング24に結
合されている。スタビライザバー10の本体部1
4はインシユレータ26を介してブラケツト28
に結合され、ブラケツト28は車体(図示せず)
に固定される。
マスダンパ12は固有振動数を変えるべくスタ
ビライザバー10に質量を付加するもので、第1
図および第2図に示す例では、U字形に折り曲げ
られた板材からなり、スタビライザバー10の側
部16に溶接されている。マスダンパ12は、ス
タビライザバーの各側部であれば、どの位置でも
取付可能であるが、特に高周波振動の低下が大き
い位置はアイ17の近傍である。
第3図に示す実施例では、マスダンパ12は取
付位置が調整自在に構成されており、高周波振動
の低下量の調節ができる。マスダンパ12はその
内周面13の可及的長い範囲にわたつてスタビラ
イザバー10の外周面に接触することが好まし
く、そのためには、内周面13の曲げ半径はスタ
ビライザバー10の外周の半径と実質的に等しく
される。2つの貫通孔32がマスダンパ12の対
向した位置に設けられ、ボルト30がこれら貫通
孔32に挿通される。ボルト30を貫通孔32お
よびスリーブ34に挿通した状態で、スリーブ3
4の外周がスタビライザバー10の外周面に接触
するように、貫通孔32の位置が定められる。こ
れにより、使用時のがたつきを防止できる。ボル
ト30にナツト36を螺合して締め付け、マスダ
ンパ12はスタビライザバー10に固定される。
また、ナツト36を緩めることにより、マスダン
パ12の取付位置が調整される。その結果、車体
その他と干渉しない位置にマスダンパ12を取り
付けることができる。
第4図に示す実施例では、マスダンパ38は2
枚の板材40からなり、スタビライザバー10を
はさむように両板材40を配置し、ボルト・ナツ
ト42によつて板材40を締め付け、スタビライ
ザバー10に固定されている。
なお、前記実施例では、駆動輪懸架部材はアク
スルハウジングであるが、4輪独立懸架の自動車
の場合には、駆動輪懸架部材はサスペンシヨンア
ームとなる。
マスダンパは、溶接やボルト止めに代え、U字
形に形成されたものの自由端をかしめてスタビラ
イザバーに取り付けることもできる。
本考案のスタビライザバー装置によれば、マス
ダンパが設けられているので、スタビライザバー
の固有振動数を変えることができる。その結果、
スタビライザバーが、差動歯車装置のかみ合いに
よつて生ずる高周波振動と共振するのを抑えるこ
とができ、車室へ伝達される音を低減できる。特
に、マスダンパはスタビライザバーの各側部に配
置されていることから、高周波振動に対して有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスタビライザバー装置の
平面図、第2図は取付状態を示す斜視図、第3図
はスタビライザバーとマスダンパとの結合状態を
示す断面図、第4図は結合状態の別の実施例を示
す断面図である。 10……スタビライザバー、12,38……マ
スダンパ、14……本体部、16……側部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部と該本体部に一体となり、それぞれ同方
    向へ突出された2つの側部とからなるスタビライ
    ザバーと、該スタビライザバーの前記各側部に取
    り付けられたマスダンパとを含む、スタビライザ
    バー装置。
JP8342082U 1982-06-07 1982-06-07 スタビライザバ−装置 Granted JPS58188204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342082U JPS58188204U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 スタビライザバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8342082U JPS58188204U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 スタビライザバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188204U JPS58188204U (ja) 1983-12-14
JPS6221450Y2 true JPS6221450Y2 (ja) 1987-06-01

Family

ID=30092432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8342082U Granted JPS58188204U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 スタビライザバ−装置

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JP (1) JPS58188204U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225527A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Toyota Auto Body Co Ltd トーションビーム式サスペンション

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191111A (en) * 1981-05-15 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Rear suspension for automobile

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191111A (en) * 1981-05-15 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Rear suspension for automobile

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225527A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Toyota Auto Body Co Ltd トーションビーム式サスペンション

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JPS58188204U (ja) 1983-12-14

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