JPS62214358A - 分析スライドの封止具 - Google Patents

分析スライドの封止具

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JPS62214358A
JPS62214358A JP5796886A JP5796886A JPS62214358A JP S62214358 A JPS62214358 A JP S62214358A JP 5796886 A JP5796886 A JP 5796886A JP 5796886 A JP5796886 A JP 5796886A JP S62214358 A JPS62214358 A JP S62214358A
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JP
Japan
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analysis
liquid sample
slide
fluorine
multilayer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5796886A
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English (en)
Inventor
Nakatsugu Yaginuma
柳沼 仲次
Noriyoshi Sekikawa
関川 宣義
Shunichi Seto
俊一 瀬戸
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分デf] 本発明は、分析スライドの封1F具に関するものである
。さらに詳しくは本発明は、分析スライドを用いて液体
試料中の特定成分の定量分析を行なう臨床化学検査操作
の際のインキュベーション工程における多層分析要素か
らの液体試料の蒸発を低減する機能を右する封止具の改
良に関するものである。
[発明の背景] 現在の医療においては的確な診断と適切な治療とを行な
うために生体液中の特定成分の定量分析を行なう臨床化
学検査が重要視されている。この臨床化学検査に頻繁に
用いられる測定原理として分光学的測定法を挙げること
ができる。
分光学的測定法は、試料中の測定対象となる特定成分(
アナライト)の反応、または酵素反応を含む化学反応の
結果生じたアナライトの生成物の吸光度あるいは吸光度
の変化を比色測光することを原理として利用する方法で
ある。アナライトまたはその生1&物自体が発色もしく
は変色を呈しない場合には、アナライトの化学反応物と
カップリングして発色反応する適当な発色試薬を用いる
こともできる。
従来の臨床化学検査において上記δ一定原理を用いた分
析は、湿式法と呼ばれる分析法で行なわれてきた。湿式
法は、酵素反応を利用する測定を例にとれば、下記のよ
うな操作により実施される。
アナライトを含有する血漿等の液体試料(あるいはその
希釈液)と酵素溶液とをセルに入れ、充分混和した後に
インキュベータに入れて酵素反応を生起させる。この湿
式法におけるインキュベータは、水を入れた浴槽と、こ
の浴槽を所定温度、たとえば約37°Cに保つための加
熱源とから構成されており、インキュベーションは浴槽
内に上記のセルを約5〜lO分間放置する操作などによ
り実施される。このインキュベーションの後に、セルの
一方から所定波長、たとえば近紫外領域光(波長=19
0〜400 n m )あるいは可視領域光(波長=4
00〜800nm)を照射し、このセルと溶液とを透過
した光を光検出器で検知し、これを光電変換し、その吸
光度からアナライトを定X1トするのである。
しかしながら、このセルあるいは試験管などを用いる方
法では、多量の液体試料が必要であること、取扱いが面
倒であり、簡易かつ迅速な測定が困難なこと、そして多
数の被検液を連続的に測定することが困難であること等
の問題かある。このような問題に対処するために、多層
分析要素を用いる乾式法による分析方法が上記湿式法に
代りに提案され、この乾式法は既に一部では実用に供せ
られている。
多層分析要素は、一般に透明なシート状プラスチック製
支持体の上にアナライトと迫接もしくは間接に反応して
発色、変色などの呈色を示す試薬を含有する反応層が付
設された基本構成からなるものであり、この基本構成に
基づいた各種の態様の多層分析要素が既に知られている
多層分析要素は、通常は、」ニド両面に開口を有する薄
いブラスチウク製のフレームに収容された分析スライド
の形態として用いられる。このような分析スライドの例
としては、実開昭56−142454号および特開昭5
7−63452号各公報定記載されているような、透明
な支持体、試薬層、多孔性展開層が順次積層された一体
型多層分析要素と、中央に比色測光用の開口(円形孔状
部)が形成された下部フレームおよび中央に液体試料を
付与するための開口が形成された上部フレームから構成
され、下部フレームと上部ブレームの間に一体型多層分
析要素が収容され、両フレームの周縁が溶着されて接合
した構造からなるものを挙げることができる。
上記のような分析スライドを用いる液体試料の分析操作
は、−・般に、上部フレームの開口部から液体試料を多
層分析要素に点着し、液体試料が分析要よ内に展開した
後に、たとえば、37℃、6分間程度のインキュベーシ
ョンにかけ、発色反応を充分性なわせてから、下部フレ
ームの孔を通して分析要素の発色部に光を投射し、反応
層からの反射光を比色測光して特定成分の定量を行なう
ような方法により実施されている。
分析スライドを用いる液体試料の分析操作は、正確な分
析測定および・測定操作の簡便化をn丁濠とする分析装
置を用いることにより自動的に行なうことができる。こ
のような分析装置には、分析スライドに液体試料を点着
するための点着部位、液体試料が点着された分析スライ
ドを加温してアナライトの呈色反応を進行させる装置(
インキュベータ)、そして分析スライド内での呈色反応
を光学的に検知するための測光装置が備えられている。
このインキュベータは、分析スライドを、利用する反応
系に応じて適当な温度と吟間とを設定してインキュベー
ションするための装置である。
分析スライドは、上記のように多層分析要素に液体試料
を点着するための開口を有するものであるか1分析要素
に点着された液体試料か、特にインキュベーション工程
において蒸発するとの問題がある。また、分析要素内で
アナライトと試薬との反応によりアンモニア、 酸化炭
素等の反応性気体を発生させ、この反応性気体を反応成
分として呈色反応を起させるような反応系を利用する場
合には1発生した気体の一部か多孔性展開層を通過し、
上記の開口から外部に放出されて、目的の呈色反応に寄
与せず、このため得られた分析値が真の値よりも低い値
となるとの問題かある。
そこで、液体試料の蒸発を低減させる目的、また分析ス
ライドへの加温を効率化し、かつ加温条件に均一化を図
る目的、そしてまた利用する反応系によっては、生成気
体の外部への放出を防止する目的などのさまざまな目的
にて1分析スライドを分析スライドキャリヤに収容封止
してインキュベーション工程を実施する場合がある。分
析スライドキャリヤとは、インキュベーション工程にお
いて分析スライドを収容11止しながら、分析スライド
と一体となって移動するものである。分析スライドキャ
リヤの例としては、特開昭58−21566号公報に記
載されているような、多層分析要素の下面(支持体側の
面)に対面する部分において開口されたハウジングの形
態にあるものか挙げられる。
本発明者等が1分析スライドと分析スライドキャリヤを
用いた液体試料中の成分の定量分析方法について検討し
たところ、インキュベーション工程においてアンモニア
などの反応性気体を発生させて、その気体により呈色反
応を起させる反応系を利用する分析スライドの封止に公
知の分析スライドキャリヤを用いた場合、測定精度に影
響を及ぼす重大な問題が発生することが判明した。
すなわち、分析スライドに収容されている分析要素内で
アナライトの化学反応によって発生した反応性気体の内
の少なからぬ部分が呈色反応に寄与せず、分析スライド
キャリヤの内部表面、特に分析要素の液体試料点着面に
対面する内部表面に吸着されるとの問題かあることが判
明した。分析スライドキャリヤは、その内部に収容した
分析スライドが−サイクルの分析操作に用いられたのち
、その分析スライドを排出し、次いで未使用の分析スラ
イドを新たに収容封止して、その分析スライドをインキ
ュベーション工程の間封止するように緑り返し使用され
る。このため、上記のように第一回目のインキュベーシ
ョン工程においては、分析スライドキャリヤの内側表面
が反応性気体か吸着することにより?色反応が減少し、
従って測定イ〆1が真の値よりも低くでる傾向があるの
に対して、第二回ロ以降のインキュベーション工程にお
いては、キャリヤ内側表面への吸着による反応性気体の
消費が大幅に低減するか、反応性気体かキャリヤ内側表
面に吸着しなくなるか、あるいはキャリヤ内側表面に吸
着されていた反応性気体が脱はして分析スライドの呈色
反応に寄与し、逆に測定値を真の値よりも高くするなど
の各種の誤差か発生する傾向がある。
すなわち、分析スライドキャリヤなどの公知の分析スラ
イドの封止具を用いても、得られる測定値の変動を充分
に防止することかできない。
本発明者等は、上記のような分析スライドの封止具の改
良を試み、既に多層分析要素の液体試料付与面に対面す
る封止具表面の少なくとも一部が弗素含有ポリマーによ
り形成されていることを特徴とする分析スライドの封止
具からなる発明を完成しており、この発明は特願昭60
−29163号出願として特許出願されている。
[発IJ1の目的] 本発明の第一の目的は、改良された分析スライの封Il
:具を提供することにある。
本発明の第二の目的は、分析スライドに収容されている
多層分析要素内にてアナライトの化学反応によって発生
する反応性気体に対する吸着力か低減された分析スライ
ドの封止具を提供することにある。
本発明の第三の目的は、測定値の変動の低減を可能にす
る分析スライドの封止具を提供することにある。
本発明の第四の目的は、前記の特願昭60=29163
号特許出願に開示されている発明を更に改良した発明を
提供することにある。
[発明の要旨] 本発明は、上下両面に開「lを右するフレームに収容さ
れた分析スライドの形態にある多層分析要素に液体試料
を付与し、これをインキュベーションすることにより多
層分析要素内に発生した反応を検知することからなる液
体試料分析方法の、上記インキュベーション工程におけ
る多層分析要素からの液体試料の蒸発を低減する機11
を有し、多層分析要素の液体試料付与面を実質的に被覆
するように分析スライドに隣接して配置される封止具で
あって、多層分析′J3Jの液体試料付与面に対面する
封+h具表面の少なくとも一部が融点以上の温度で軟化
流動し得る弗素含有ポリマーの融解塗布膜により形成さ
れていることを特徴とする分析スライドの封tI:具に
ある。
[発明の効果] 本発明の分析スライドの封止具に形成された融点以上の
温度で軟化流動し得る弗素含有ポリマーの融解塗布膜は
、表面エネルギーが小さく、かつ非常に平滑な表面を有
する(すなわち、比表面積が小さい)ため、分析スライ
ドより発生する反応性気体に対して物理的吸着、吸収を
起しにくい。
また、弗素含有ポリマーは化学的にも安定した物質でふ
スt・め ト1夏度亡峠な沫r+JしてIkrブ削11
易着、吸収を起こすこともない。
従って、本発明の分析スライドの封止具は1分析スライ
ドに収容されている多層分析要素にてアナライトの化学
反応によって発生する反応性気体をほとんど吸着するこ
とがないため、前述のような測定値の変動の低減に極め
て有効である。
また、弗素含有ポリマー融解塗布膜は分析スライドと分
析スライド用の封止具との間のすべりを良くする作用も
有しており、分析操作上、特に分析装置を用いた自動分
析において有利である。そして、弗素含有ポリマーは化
学的に安定した物質であるため、多層分析要素に含まれ
る試薬類およびその層構成に悪影響を及ぼすこともない
、従って、未発IJ1の分析スライドの封止具は1反応
性気体が発生することのない分析スライドに用いる場合
にも問題はなく1分析操作上において有利である。
また更に、弗素含有ポリマーの融解塗布層は高い平滑性
を有しているため、その表面への汚れの堆積も少なくな
るとの利点もある− [発明の詳細な記述] 本発明の分析スライドの封止具には、A体重には様々な
構成および機能からなるものが包含される。
その例としては、封止具がインキュベーション工程にお
いて分析スライドと一体となって移動するもので、多層
分析要素の下面に対面する部分において開口されたハウ
ジングの形態にあるものを挙げることができる。その具
体例としては、特開昭58−21566号公報記載のイ
ンキュベータに用いられているrキャリヤJ、特開昭5
8−2!567号公報記載のインキュベータに用いられ
ている「保持体Jとr上部カバー1との組合せ、特開昭
53−81292号公報記載の分析装置に用いられてい
るrスライド保持部材Jのように、分析装置内での分析
スライドの移動を封止具中位で行なうように、一つの封
止具が一つの分析スライドを収容、封止するように構成
されているものを挙げることができる。
また、封止具がインキュベーション工程において分析ス
ライドと一体となって移動するもので。
シート状をなし、分析スライドを収容するフレームの上
面開口を封止できるようにされているものもある。その
A体側としては、実公昭59−10620号公報記載の
液体試料化学分析カートリッジに用いられている「水分
防止蒸発カバー」のように、分析スライドの上面に開閉
可使となるように設けられているものを挙げることかで
きる。上記公報に記載されているように、これらの封止
具のうちには、その一端または一辺か分析スライドを収
容するフレームの一端または一辺に開閉しつるように固
定されている封止具、および少なくとも対向する二辺に
溝を有する側壁を有するフレームに、上記溝に沿ってす
べらせて出入させることができる封止具が含まれる。
さらに、封止具がインキュベーション工程において分析
スライドと一体となって移動するものの他の例としては
、実開昭57−647号公報記儀0化学分析用恒温保持
装鐙に用いられている「密閉用ガイドベルト1のように
ベルト状に構成されて封止作用を果たしているものもあ
る。
また、封止具としては、インキュベーション工程におい
て分析スライドに対して相対的な移動を行なう封止具、
たとえば特開昭56−77746号公報記載の分析装置
に用いられているr41!2送部材」のように円盤状に
構成され、その周囲に複数の分、析スライドの挿入部を
有し、これら複数のスライドの分析操作を同時に行なえ
るようにしたものもある。
すなわち本発明の対象の封止具は、」;下両面に開口を
有するフレームに収容された分析スライドの形態にある
多層分析要素に液体試料を付与し。
これをインキュベージジンにかけることにより多層分析
要素内に発生した反応を検知することからなる液体試料
分析方法の、上記インキュベーション工程における多層
分析要素からの液体試料の蒸発を低減する機能を有し、
多層分析要素の液体試料付与面を実質的に被覆するよう
に分析スライドに隣接して配置される封止具である限り
、他に特0+I  /rIR[l  ウ l÷ す〉2
、\なお、本発明における2封止1とはこれまての記述
からも明らかなように、分析スライドを外気から完全に
遮断する必要はなく、インキュベーション工程における
多層分析要素からの液体試料の蒸発を、分析スライドの
ままの状態にある場合の蒸発に比較して低減することの
できる程度の封止をも包含するものである。
ただし1本発明の対象の封止具は、添付した第1図、第
2図および第3図に示されているような、多層分析要素
の下面に対面する部分において開口されたハウジングの
形態にあって分析スライドを収容して移動させるキャリ
ヤであることが好ましい。
本発明の封止具は、多層分析要素の液体試料付与面に対
面する封止具表面の少なくとも一部が融点以」;の温度
で軟化流動し得る弗素含有ポリマーの融解塗布膜により
形成されていれば本発明の目的を達成することが回部で
あるが、多層分析要素の液体試料付与面に対応する封I
F具表面の実質的に全面が上記弗素含有ポリマー融解塗
布膜により形成されていることが好ましい。
本発明のL記弗素含有ポリマー融解塗布較は封止具表面
に直接付設されていてもよく、あるいは封止具表面に他
の樹脂層(中間層)を介して付設されていてもよい。た
とえば、着色剤(例、カーボンブラック、二酸化チタン
)を含む中間層、同様の着色剤を混入した弗素含有ポリ
マーの焼結により形成された中間層、弗素含有ポリマー
の焼結により形成された樹脂層を間にして弗素含有ポリ
マー融解塗41膜を付設してもよい。すなわち1本発明
に従う弗素含有ポリマー融解塗布膜は、最外表面層を形
成する必要かあるが、その下側に在る層については特に
限定はない。
本発明において使用できる弗素含有ポリマーは融点具−
Fの温度で軟化流動し得る弗素含有ポリマーてあり、そ
の例としては、テトラブルオロエチレン・ヘキサフルオ
ロプロピレンコポリマー、テトラフルオロエチレン・ペ
ルフルオロアルキル(例、ペルフルオロメチル、ペルフ
ルオロエチル、ペルフルオロプロピル、ペルフルオロブ
チル)テトラフルオロビニルエーテル・コポリマー、ポ
リクロロトリプルオロエチレンおよびポリ弗化ビニリデ
ンを挙げることかてきる。これらの弗素含有ポリマーに
ついては、高分子材料便覧(高分子学会編)等の資料を
参考にして製造することもできるが、既に多くの製造会
社より様々な性質を有する製品が市販されており、これ
らの市版品を用いることができる。
分析スライドの封止具の表面部分を上記の弗素含有ポリ
マー融解塗布膜で形成するには、たとえば、弗素含有ポ
リマー粉末、弗素含有ポリマー粉末の分散液、あるいは
弗素含有ポリマーの溶液を塗布対象部分に層状に置き、
その位置にて加熱融解する方法などが利用される。ある
いは、加熱により融解状態となった弗素含有ポリマーを
塗布対象部分に塗布したのち冷却するような方法も利用
できる。
次に本発明の封止具に弗素含有ポリマー融解塗布膜を付
設する位tの例を、第り図、第2図および第3図に記載
されている分析スライドキャリヤを例にとって説IJJ
する。
第1図および第2図において、分析スライドキャリヤ(
金属tA>はlOにより示されており、第1図に示すよ
うに分析スライド2oが収容されるように形成されてい
る。第2図は第1図に示した分析スライドキャリヤを裏
返しの状態にして内部が見えるように示している。この
キャリヤは底部(第1図の下側の面、および第2図の上
側の面)と一方の側部が開放されている。この構成は、
インキュベーション工程の効率化および均一な熱付与、
そしてキャリヤへの分析スライドの出し入れ操作の効率
化に有効である。またキャリヤの蓋部13(第1図のL
側の而および第2図の下側の面)の一部に設けられた開
口12(分析スライド確認用開口)は、インキュベーシ
ョン工程におけるキャリヤ内部の分析スライド20の検
知を容易にする機能を右する。
第1図および第2図に示された分析スライドキャリヤに
おいては、第2図のキャリアの内側表面<71WIll
jl’!’!111+<Lシー%Akn’F、i:Lj
/7’11diIk”J童1A)’LMiL”(第1図
における点着用開口21を介して)対応する表面部分と
なる。従って弗素含有ポリマー融解塗布膜を、第2図の
11(斜線部分)に示されたように、当該表面部分を被
覆するように付設することが有効である。
また、第3図に示す分析スライドキャリアのように、弗
素含有ポリマー融解塗布膜は、更にキャリヤ内側面の他
の表面にも付設することもでき、これも本発明の好まし
い態様である。第3図におけるキャリア30、分析スラ
イド確認用開口32および4部33は、それぞれ第1図
および第2図におけるキャリアlO1分析スライド確認
用開口12および蓋部13にそれぞれ対応するものであ
る。第3図に示された分析スライドキャリヤにおいては
、第3図の31(,1線部分)に示されたように、弗素
含有ポリマー融解塗布膜をキャリアの内側表面の全部を
被覆するように付設しである。
さらに、キャリヤの全面に弗素含有ポリマー融解塗45
膜を付設することもできる。この場合は、前述の本発明
の効果に加えて、キャリア同志のすべりもよくなるとい
う作用も生し、分析操作上においてはさらに右利となる
なお1分析スライド封止具は前述の公知例にもあるよう
に、分析スライドを用いた自動分析を行なう場合に利用
される分析装置内に設けることができる。この場合の封
止具への弗素含有ポリマー融解塗布膜の付設位tについ
ても同様に考えればよい。すなわち、封止具の表面で分
析スライド内の多層分析要素の液体試料付与位置に対応
する部分の少なくとも一部、好ましくは対応する表面部
分全部に弗素含有ポリマー融解塗布膜を付設する方法に
より、分析要素内にて発生ずる反応性気体の封止具への
吸着を低減することかてきる。
なお、分析操作中に反応性気体が発生する多層分析要素
としてはいくつかの例が存在するが、具体的には、特開
昭58−77661号公報記載の「アンモニアまたはア
ンモニア生成基質分析用一体型多層分析材料」および特
公昭58−19062号公報記依のr0体型分析要素J
を挙げることができる。特に発生する気体かアンモニア
である場合、すなわちアナライトかアンモニアまたはア
ンモニア生成基質である場合には、アンモニアか吸着さ
れやすい気体であること、一般にアンモニアは生体液の
分析において重要なアナライトであること等の点から、
本発明の分析スライドの封止具は特に有効である。なお
、「アンモニア生成基質」とは、特定の試薬と反応して
それ自体からアンモニアを生成するか、あるいは複数個
の反応系を経由してアンモニアを生成するような化合物
または化合物群を、a味するものであり、その具体例と
しては尿素、クレアチニン等を挙げることができる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説IJ1するが、
本発明がこれらに限定されるものでないことはいうまで
もない。以下の実施例と比較例において使用された分析
スライドは下記のように作成された一体型多層分析要素
をスライド内に収容したものである。
[尿素窒素分析用一体型多層分析要素の作成]透明なポ
リエチレンテレフタレート(PET)フィルム(厚さ1
80 pm)の上に呈色性指示薬層(乾燥層厚10gm
)を塗布、乾燥することにより形成した。次に、撥水性
か付与されたメンブランフィルタ−(商品名:富士ミク
ロフィルターFM500:富士写真フィルム−製コ厚さ
140ルm、空孔率75%、平均孔径5gmを撥水性シ
リコーン樹脂のヘキサン溶液に浸請後、乾燥することに
より撥水性を付与したもの)を、上記指示薬層(乾燥状
態においても接着性を有している)に貼り付は接着する
ことによりバリア一層を形成した。
次いで、バリア一層上に反応層(乾燥層厚20ルm)、
光遮蔽層(乾燥層厚5ルm)および接着層を1111次
塗布、乾燥することにより形成した。
さらに、乾燥状態にある上記各層を塗布した面を水で膨
潤させ、その上に展開層として、布(コツトンブロード
100番)を圧着ラミネートして接着し血中尿素窒素測
定用の一体型多層分析要素を作成した。
ttkζ1)マラi;茶賢N県トこiしみ−ν−へ)シ
ーJ#a;i、シリtにごトγに蚤で5−りrニー−t
の形成に用いられる’U Iu液の組成と調製法は、そ
れぞれ以下に示すものである。各層の塗布液は、前記の
乾燥層厚になるように塗布した。
指示薬層塗布液 ブロモクレゾールグリーン  60 m gポリ酢酸ビ
ニル・アクリル酸エステル 共重合体ラテックス 固形物含有量的50%、 pH4,4)          5g3.3−ジメチ
ルグルタル酸 20mg水             
          2m!;L反応層塗布液 ゼラチン           10g水      
              l“00m1p−ノニル
フェノキシ ポリグリシドール      0,3gウレアーゼ  
       0.8gエチレンジアミンテトラ酢酸・ 四ナトリウム11!       0.4g上記組成か
らなる塗布液をオルト燐酸二ナトリムと水酸化ナトリウ
ムを用いPH8に調整した。
光遮蔽層塗布液 二酸化チタン微粉末       4gゼラチン   
         4gp−ノニルフェノキシ ポリグリシトール    0.15g 水                     40m
交接着層塗布液 ゼラチン          2.5g水      
              50m見p−ノニルフェ
ノキシ ポリグリシトール     0.15g[実施例1] L記の方法により作成した尿素窒素分析用多層分析要粛
を、」二下川面の中央部に円形の開【−1部を有するプ
ラスチック製フレーム内に収容し、第1図の20に示さ
れる形態の尿素窒素分析スライドを調製した。
第1図と第2図にてIOで示された形状の分析スライド
キャリヤ(アルミニウム製1表面アルマイト加丁)の1
分析スライドの点着用開口21(内部に収容されている
多層分析要未への液体試、料の点着に利用される部分)
に対面する表面部分に、カーボンブラックを含有する厚
さ約10pmのポリテトラフルオロエチレン(PTEF
)層を焼結法により形成し、次いでその丘にテトラフル
オロエチレン・ヘキサフロオロプロピレンコボリマ−(
FEP)の水分散液を’m try シ、これを加熱す
ることによって融解塗布膜(厚み25ILm、第2図の
11、斜線部分)を得た。
この融解塗布膜を付設した分析スライドキャリヤと尿素
窒素分析スライドとを用い、+Ii I&コントロール
血清、モニトロール■・X(米国ディト社製)について
尿素窒素の自動分析をくり返し行なった。この自動分析
操作は、前述の特開昭58−21566号公報に記載さ
れているインキュベータか組み込まれた富士ドライケム
システム自動分析装置(富士写真フィルム■製)を用い
、インキュベージコンは37℃、6分間にて行なった。
[比較例11 PTFE層とFEP層とを付設しなかった以外は実施例
1と同一の、アルマイト加E面を露出した状態にあるキ
ャリヤを用いた以外は、実施例1と同様にして尿素窒素
の測定を行なった。
実施例1および比較例1の測定結果を下記第1表に示す
第1表 尿素窒素側定植 (試料:モニトロールI−X) 1回112回11 3回目 実施例1  15.0 14.9 15.0比較例1 
 14.0 15.0 15.1第1表から明らかなよ
うに、実施例1のキャリヤな用いた場合には、実質的に
同一の値がくり返し得られ、測定値の再現性が高いこと
かわかる。
これに対し、比較例1のキャリヤを用いた場合には、1
回11の測定値は2回目以降の測定値と比較して明らか
に低い値を示す、よって、比較例1の1回目の測定イダ
1が、アンモニアガスのキャリヤ表面への吸着に影響を
受けていることか明らかである。
[実施例2] 実施例1で使用した尿素窒素分析用一体型多層分析安素
に対して以下の変更(lおよび2)を行なったほかは、
実施例1と同様にして、アンモニア分析用分析スライド
を作成した。
1 ) H1色指示薬層に含まれる発色試薬をブロムク
レゾールグリーンからブロムフェノールブルーに変更し
た。
2)反応層よりウレアーゼを取り除き、感度増大のため
塗布液のpHを10.0に変更した。
このようにして得られたアンモニア分析スライドと実施
例1で用いた分析スライドキャリヤを用いて、実施例1
と同様にして尿素窒素分析を行なった後、キャリヤ内に
吸着残存したアンモニアガスの測定を行なった。
[比較例2コ 比較例1と同一の多層分析要よの試料点着面に対応する
部分のアルマイト(酸化アルミニウム)而が露出したキ
ャリヤを用いたほかは、実施例2と同様にして、キャリ
ヤ内に吸着残存するアンモニアガスの測定を行なった。
実施9例2および比較例2の測定結果を第2表に示す。
第2表 表面     残存アンモニア量 実施例2  FEP融解塗布層 o、00051Lg比
較例2 酸化アルミニウム 0.31Lg第2表から明
らかなように、実施例2のキャリヤにはアンモニアガス
の残存はほとんどないことを示している。これに対して
比較例2のキャリヤはキャリヤ表面への吸着による多量
のアンモニアガスの残存が確認された。
[実施例3] 滴下する試料として、市販コントロール血清、モニトロ
ール■・Xの代りに、約66 m g / d 1の尿
素窒十を含む7%ヒト血清アルブミン水溶液を用いたほ
かは実施例1と同様の分析スライド、分析スライドキャ
リヤ、および自動分析装置を用いて同じ条件にて尿素窒
素の分析を行なった。測定回数は15回である。
[比較例3] 比較例1と同一の多層分析要素の試料点着面に対応する
部分のアルマイト(酸化アルミニウム)面が露出したキ
ャリヤを用いたほかは、実施例3と同様にして、尿素窒
素の分析を行なった。測定回数は同じ<15回である。
実施例3と比較例3の測定値を第3表に示す。
以下余白 第3表 尿素窒素量     CV値 実施例3  66.0mg/dJ1 1.7%比較例3
  61.2mg/dfL 2.0%第3表から明らか
なように、実施例3のキャリヤ(本発明の封止具に従う
もの)は、表面へのアンモニアガスの吸着が殆ど無いた
め、比較例3のキャリヤを用いた場合よりも測定値が高
く、測定値の変動<CVf直)も減少している。
[実施例4] 第1図と第2図にてlOで示された形状の分析スライド
キャリヤ(アルミニウム製、表面アルマイト加工)の、
分析スライドの点着用開口21(内部に収容されている
多層分析要素への液体試料の点着に利用される部分)に
対面する表面部分に、直接テトラフルオロエチレン・ヘ
プタフルオー−1+ −し011.二 k ら −1−
子 ロ V  −−+1ノ ℃−壬 11ノゴ ボ リ
マー(RFP)の水分散液を塗布し、これを加熱するこ
とによって融解塗布膜(厚み約481Lm、第2図の1
1、斜線部分)を得た。
この融解塗布膜を付設した分析スライドキャリヤと尿素
さに素分析スライド(実施例1に記載のものと同一のも
の)とを用いた以外は実施例2と同様にして尿素窒業分
析を行なった後、ギヤリヤ内に吸着残存したアンモニア
ガスを測定した。
[比較例4] 比較例1と同一の多層分析要素の試料点着面に対応する
部分のアルマイト(酸化アルミニウム)面が露出したキ
ャリヤを用いたほかは、実施例4と同様にして、尿素窒
素の分析を行なった後、キャリヤ内に吸着残存したアン
モニアガスを測定した。
実施例4と比較例4のΔ一定値を第4表に示す。
第4表 表面     残存アンモニア量 実施例4  HFP融解塗布層 0.00141Lg比
較例4 酸化アルミニウム 0.3gg第4表から明ら
かなように、実施例4のキャリヤにはアンモニアガスの
残存はほとんどないことを示している。これに対して比
較例4のキャリヤはキャリヤ表面への吸着による多量の
アンモニアガスの残存が確認された。
[実施例5] 弗素含有ポリマーをテトラブルオロエチレン・ヘキサフ
ロオロブロビレンコボリマ−(FEP)に変え、かつ融
解塗布膜の厚さを約33JLm、約267tm、約20
1Lmと変動させた以外は、実施例4と同様な分析スラ
イドキャリヤを製造して。
同様の尿素窒素分析を行なった後、キャリヤ内に吸着残
存したアンモニアガスを測定した。
残存していたアンモニアガス量の測定値を第5表に示す
第5表 表面融解塗布膜   残存アンモニア賃FEP  厚さ
:約331Lm   O,OO05pgFEP  厚さ
:約26gm   O,OO07ggFEP  厚さ:
約201Lm   O,0O12μg第5表の結果から
明らかなように、弗素含有ポリマーの融解塗布膜の厚さ
が変化するに応じてアンモニア残存量に若干の変化が現
われるか、いずれの場合でもその値は非常に低い値であ
ることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の月止具の一例である分
析スライド用キャリヤの構成を模式的に示すための斜視
図である。 第3図は、本発明の11止其の他の一例である分析スラ
イド用キャリヤの構成を模式的に示すための斜視図であ
る。 10.30:キャリャ、20:分析スライド、11.3
1:弗素含有ポリマ一層、21:点着用開口、12.3
2:分析スライド確認用開口、13.33:蓋部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上下両面に開口を有するフレームに収容された分析
    スライドの形態にある多層分析要素に液体試料を付与し
    、これをインキュベーションすることにより多層分析要
    素内に発生した反応を検知することからなる液体試料分
    析方法の、上記インキュベーション工程における多層分
    析要素からの液体試料の蒸発を低減する機能を有し、多
    層分析要素の液体試料付与面を実質的に被覆するように
    分析スライドに隣接して配置される封止具であって、多
    層分析要素の液体試料付与面に対面する封止具表面の少
    なくとも一部が融点以上の温度で軟化流動し得る弗素含
    有ポリマーの融解塗布膜により形成されていることを特
    徴とする分析スライドの封止具。 2、上記封止具がインキュベーション工程において分析
    スライドと一体となって移動するものであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の封止具。 3、上記封止具が、多層分析要素の下面に対面する部分
    において開口されたハウジングの形態にあることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の封止具。 4、上記封止具が、シート状をなし、上記フレームの上
    面開口を封止できるようにされていることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載の封止具。 5、上記封止具が金属材料より成り、かつ弗素含有ポリ
    マー融解塗布膜が該金属材料の当該表面上に配置されて
    なるものであることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の封止具。 6、上記封止具が金属材料より成り、かつ弗素含有ポリ
    マー融解塗布膜が該金属材料の当該表面上に弗素含有ポ
    リマーの焼結層を介して配置されてなるものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の封止具。 7、上記封止具がインキュベーション工程において分析
    スライドに対して相対的な移動を行なうものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の封止具。 8、上記弗素含有ポリマーが、テトラフルオロエチレン
    ・ヘキサフルオロプロピレン・コポリマー、テトラフル
    オロエチレン・ペルフルオロアルキルテトラフルオロビ
    ニルエーテル・コポリマー、ポリクロロトリフルオロエ
    チレンおよびポリ弗化ビニリデンよりなる群より選ばれ
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第6項のいずれかの項記載の封止具。 9、上記多層分析要素がアンモニアもしくはアンモニア
    生成基質の測定用のものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第6項のいずれかの項記載の封止具
    。 10、多層分析要素の液体試料付与面に対応する封止具
    表面の実質的に全面が弗素含有ポリマー融解塗布膜によ
    り形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項乃至第6項のいずれかの項記載の封止具。
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