JPS62211214A - 物品連続供給装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、物品、例えば成形品（特に成形装飾品）を布
地の表面に直接移行させ配置することにより、または、
成形品の移行時に使用できる適当なキャリアシートの表
面に成形品を移行させ配置することにより形成された中
間パターンを介して、成形品をシート状布地に移行させ
る成形品連続供給装置および方法に関する。特に、本発
明は、成形品の移行時に使用できるキャリアテープ基材
に成形品を接着するために成形品を並べられた順序逆り
に連続して供給し、布地またはキャリアシートに成形品
を配置する成形品連続供給装置および方法に関する。

〈従来の技術〉 出願係属中の英国特許出願第８，５３０，５６１号には
、複数個の孔が設けられ、装飾品を支持するキャリアテ
ープが記載されている。この英国特許出願には、移行ヘ
ッドに対して複数個の孔を整列させるための装置が示さ
れている。移行ヘッドは、支持された装飾品に作用し、
これらの装飾品を基材に移行させる。この基材は、これ
らの装飾品のデザインによるさらに大きな装飾によって
シート布地を装飾するためのものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 シート状布地へ装飾品を移行させるために、装飾品をキ
ャリアテープに供給する（この場合には、キャリアテー
プに設けられた複数個の孔」−に一定の空間間隔を置い
て）ことが必要なことは、明らかである。装飾品をキャ
リアテープの孔へ移行させ位置決めすることは、困難で
時間のかかる作業である。装飾品を支持したテープの製
造コストを減らすために、簡単で効率的な手段が必要と
されている。この手段は、孔の上方の適当な位置に物品
を配置する装置に対して装飾品を順序逆りに供給しなけ
ればならない。

本発明の目的は、キャリアテープに形成された複数個の
孔の上方へ物品が簡単に移動するように、物品を順序逆
りに供給する、新規な物品連続供給装置お・よび方法を
提供することである。

〈問題点を解決するための手段おにび作用〉本発明にか
かる物品連続供給装置は、ほぼ皿形状であって皿の内底
部上に物品を受け入れる振動部材を有する。この振動部
材は、適正な姿勢の物品を受け入れキャリア上に物品を
位置決めする分配ステーションに、振動部材の内底部を
接続させる螺旋状の案内路を有する。適正な姿勢の物品
は、振動部材の振動に上り案内路に沿って分配ステーシ
ョンの方へ搬送される。分配ステーションは、キャリア
上に物品を位置決めする配置手段と、物品を配装置手段
の方へ移行させる移行手段とを有する。

また、本発明にかかる方法は、複数個の物品を振動させ
ることにより、これらの物品を所望の姿勢で螺旋状の通
路に沿って分配ステーションの方へ連続的に搬送し、分
配ステーションに達した物品を分配ステーション中の割
出し手段にそれぞれ係合させ、割出し手段と共働するセ
ンサによって物品の存在および／または姿勢を検出させ
、この検出に基づいて、割出し手段をキャリア（例えば
、キャリアテープ）の方へ移動させ、キャリアに対して
割出し手段を位置決めし、これによりキャリア上の所望
の位置に物品を適正な姿勢で解放する。

このようにして、物品は、振動部材の内底部に置かれ、
振動部材の振動により案内路中を移動しつつ分配ステー
ションに到達する。物品は、分配ステーションにおいて
、キャリア（望ましくは、キャリアテープ）上に位置決
めされるように配置ステーションの方へ移行する。

選定された装飾物品に適当な発明の一実施態様によれば
、これら選定された装飾物品が予定された姿勢にあると
きにのみ、物品の移動を補助するように案内路が構成さ
れている。このような案内を有する物品連続供給装置は
、例えばライン石のように平面状の土台面と装飾的上面
とを有する装飾物品に適している。このような物品連続
供給装置によれば、分配ステーションに到達した物品は
、案内路面に対して垂直な向きを有する装飾面を有する
装飾物品に都合が良い姿勢ををする。

案内路は、溝として形成されていることが望ましい。こ
の溝状案内路は、分配ステーションに向かって移動しつ
つある装飾物品を一列とする。このようにすることによ
り、配置ステーションに到達した物品の移行は、簡単と
なる。

本発明の他の一実施態様によれば、物品連続供給装置は
、移行手段に配置されたセンサ手段およびセンサ手段に
接続された拒絶手段を有する。センナ手段は、物品の予
め定められた姿勢を検出し、拒絶手段は、センナ手段の
検出に対応して非適正な姿勢の物品を追い出す。好適な
実施ｆ３様においては、センサ手段は、光センサ手段を
有する。この先センサ手段は、装飾物品が適正な姿勢に
あるとき、装飾物品からの反射光を検出する。これによ
り、キャリアテープに非適正な姿勢で装飾物品が支持さ
れる危険を減らす。

本発明の更に他の一実施態様によれば、配置手段は、回
転ホイールを有し、この回転ホイールは、回転中、物品
を受け入れ保持する能力を有する複数個の凹部を有する
。また、配置手段は、物品を凹部に供給する棚手段を有
する。この実施態様によれば、キャリアテープ上に位置
決めするだめの配置手段へ物品を一個づつ移行させるこ
とができるので、特に都合が良い。配置手段は、配置さ
れた物品を、キャリアテープの孔上の中央に位置決めす
るためのガイド手段ををしていることが望ましい。

〈実施例〉 第１図および第２図を参照して、本発明の好適な実施例
につき詳細に説明する。スプールｌにキャリアテープ２
が保持されている。キャリアテープ２の一面側には、接
着剤がコーティングされている。第１図に示されている
上うに、キャリアテープ２には、一定の間隔で並んだ一
連の孔が設けられている。キャリアテープ２は、移行手
段および配置ステーションを具えたヘッド６に送給され
る。

全体として皿状で振動する部材３は、装飾品９によって
覆われた内底部４を有する。螺旋状の溝もしくは案内路
５が皿状部材３の内周壁面に延設されている。この案内
路５は、内底部４をヘッド６に連結するように螺旋状に
」ユ昇する。皿状部材３は、振動ユニット７の上面に配
置されている。

振動ユニット７は、皿状部材３を振動させて、内底部４
上の装飾品９を案内路５上に送り出し、この案内路５に
沿って上方へ移動させる。典型的な場合には、振動ユニ
ット７は、非対称的な振動パターンを生ずる。装飾品９
が案内路５に沿って移動する時、装飾品９は、案内路５
の幅を制限しているブロック８に当接する。このブロク
８は、多数個の装飾品９が一列となって案内路５上を移
動するように、装飾品９の流れを規制するものである。

特に、第２図に詳しく示されているように、案内路５中
の装飾品９は、移行手段の一部を成ず棚１０に到達する
。到達した装飾品９が棚ｌＯの一側上へ乗り移ると、振
動ユニット７の振動は、棚１０に伝えられる。このため
、装飾品９は、棚ＩＯを横断する。第２図に示されてい
るように、回転するホイール１１が棚ｌＯの他の一側上
に設けられている。ホイール１■は、その周縁に装飾品
９を受け入れるように形成された複数個の半円形凹部Ｉ
２を有している。凹部１２は、ホイールｌＩが回転して
いる時、凹部１２内に装飾品９を適正な姿勢で保持する
のに適合した曲率を有する。

棚１０に到達した全部の装飾品９が凹部１２に入るので
はない。幾つかの装飾品９は、適正な姿勢がとれず、棚
１０が振動しているので、内底部４７Ｆに他の装飾品９
のところに戻る。

光センサ１３が回転している凹部１２の上方に設けられ
ている。光センサＩ３は、装飾品９が凹部１２因に正し
く位置しているか否か（すなわち、装飾品９の姿勢）を
検出する。第２図に示された実施例の場合、ライン石は
、棚ｌＯ−ヒを移行しつつあり、光センナＩ３は、ライ
ン石の上側の装飾面からの光の反射を検出する。装飾品
９の姿勢が適正でないことが検出された場合には、適当
な拒絶手段（図示せず）が凹ｍｌＺ内に正しく位置して
いない装飾品９をこの凹部１２から追い出すために設け
られる。」一連した検出方法によれば、装飾品９が凹部
１２内に存在するか否かも検出できる。

分配ステーションのへラド６は、配置ステーションを有
する。配置ステーションは、回転するホイール１１と共
働して、ヘッド６に送給されたキャリアテープ２の孔上
の凹部１２から装飾品９をキャリアテープ２の孔に配置
する。凹部１２内に適正な姿勢で保持された装飾品９が
キャリアテープ２の孔の上方に正しく位置決めされてい
る時、ピストン手段は、装飾品９に作用して、この装飾
品９をキャリアテープ２上にコーティングされた接着剤
に押゛し付ける。装飾品９をキャリアテープ２の孔の中
心上に正確に配置するために、ガイドを設けてもよい。

また、ホイール１１の回転、ピストン手段の作動および
キャリアテープ２の進行は、適当な制御手段によって制
御してもよい。装飾品９がキャリアテープ２上に押し付
けられた後、装飾品９を支持したキャリアテープ２は、
加圧手段としての押圧ローラＩ４および１５の間を通過
する。これらの押圧ローラ１４およびＩ５は、装飾品９
とキャリアテープ２との接着をより強固にする。一対の
押圧ローラ１４および１５を利用することによって、装
飾品９とキャリアテープ２とに加えられる圧力は徐々に
増加することが確保され、さらに、キャリアテープ２と
装飾品９との間の良好な接着が確保される。第１図に示
されているように、複数個のガイドローラ１Ｇが適宜の
位置に設けられている。これらのガイドローラＩ６は、
キャリアテープ２を巻取りスプール１７へ案内する。

第１図および第２図に明らかに示されているように、本
発明の一実施例によれば、装飾品が適正な姿勢で案内路
に沿って確実に移動できるように、案内路が形成されて
いる。このような構造は、特に、後の工程で適正な姿勢
を取るライン石の場合に適している。もちろん、望まし
い姿勢を取らない物品に対して、案内路を他の方法で形
成してもよい。また、ヘッド６に設けられた移行手段は
、装飾品９が棚１０に達した時、装飾品９が一列に並ん
で受け入れられるから特に都合がよい。このように装飾
品９が一列に整列することによって、振動の効果が大い
に発揮され、棚ＩＯ上の装飾品９がホイール１１の凹部
１２にスムースに移動される。

〈発明の効果〉 本発明によれば、複数個の物品を一列にすることができ
、これら物品のキャリアテープへの移行およびその後の
物品の位置決めが簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例にかかる成形品連続供給装
置の正面斜視図である。第２図は、移行手段に到達した
物品の拡大斜視図である。 図中霞

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）適正な姿勢の物品を分配ステーションに供給する
   物品連続供給装置であって、ほぼ皿状で内底部上に物品
   を受け入れる振動部材が設けられ、この振動部材は、内
   底部を分配ステーションに接続させる螺旋状の案内路を
   有し、振動部材の振動により適正な姿勢の物品が案内路
   に沿って分配ステーションの方へ搬送され、分配ステー
   ションは、キャリア上に物品を位置決めする配置手段と
   、この配置手段の方へ物品を移行させる移行手段とを有
   することを特徴とする物品連続供給装置。
2. （２）物品が分配ステーションに到達する以前において
   、物品が一列になって案内路中を搬送されることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の物品連続供給装置。
3. （３）案内路は、物品が予定された適正姿勢にあるとき
   のみ、物品の移行を補助することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項または第２項記載の物品連続供給装置。
4. （４）センサが分配ステーションに配置され、物品の姿
   勢および／または存在を検出し、拒絶手段がセンサと組
   み合わせて設けられ、この拒絶手段が非適正な姿勢の物
   品を分配シテーションから追い出すことを特徴とする特
   許請求の範囲第１項ないし第３項のうちいずれか１項記
   載の物品連続供給装置。
5. （５）センサは、光センサであって、この光センサは、
   物品が適正な姿勢を有しているとき、物品の反射面から
   の反射光を検出することを特徴とする特許請求の範囲第
   ４項記載の物品連続供給装置。
6. （６）配置手段は、回転ホィールを有し、回転ホィール
   は、回転中に物品を受け入れるとともに保持する凹部を
   有し、移行手段は、物品を凹部に供給し過剰の物品を振
   動部材の内底部へ戻すための棚を有することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項ないし第５項のうちいずれか１
   項記載の物品連続供給装置。
7. （７）配置手段は、キャリアテープ上の所期位置に物品
   を位置決めするガイド手段と、この物品をキャリアテー
   プに当接させる加圧手段とを有することを特徴とする特
   許請求の範囲第１項ないし第６項のうちいずれか１項記
   載の物品連続供給装置。
8. （８）複数個の物品を振動させることにより、これらの
   物品を所期の姿勢で螺旋状の通路に沿って分配ステーシ
   ョンの方へ連続的に搬送し、分配ステーションに達した
   物品を分配ステーション中の割出し手段にそれぞれ係合
   させ、 割出し手段と共働するセンサによって物品の存在および
   ／または姿勢を検出させ、 上記検出に基づいて、割出し手段をキャリアの方へ移動
   させ、キャリアに対して割出し手段を位置決めし、これ
   によりキャリア上の所望の位置に物品を適正な姿勢で解
   放することを特徴とする物品連続供給方法。
9. （９）連続的搬送は、一列で行われ、物品の表面は、光
   を反射し、センサは、光センサであり、この光センサは
   、物品が適正な姿勢で配置され存在しているとき、物品
   の表面からの反射光を検出することを特徴とする特許請
   求の範囲第８項記載の物品連続供給方法。