JPS62210451A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS62210451A
JPS62210451A JP5346086A JP5346086A JPS62210451A JP S62210451 A JPS62210451 A JP S62210451A JP 5346086 A JP5346086 A JP 5346086A JP 5346086 A JP5346086 A JP 5346086A JP S62210451 A JPS62210451 A JP S62210451A
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JP
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silver halide
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nucleus
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JP5346086A
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English (en)
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Shigeo Hirano
平野 茂夫
Hajime Murai
朝 村井
Hideo Miyazaki
英男 宮崎
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62210451A publication Critical patent/JPS62210451A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/485Direct positive emulsions
    • G03C1/48538Direct positive emulsions non-prefogged, i.e. fogged after imagewise exposure
    • G03C1/48546Direct positive emulsions non-prefogged, i.e. fogged after imagewise exposure characterised by the nucleating/fogging agent

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な吸着型アルキニル置換第四級アンモニウ
ム塩系造核剤を含有することを特徴とする直接ポジハロ
ゲン化銀写真感光材料及びネガ型の表面潜像形成性ハロ
ゲン化銀写真感光材料に関するものである。
(従来の技術) 従来よりハロゲン化銀写真感光材料において、造核剤が
種々の用途で用いられている。例えば造核剤として最も
よく用いられるヒドラジン類は、直接ポジ内部潜像形成
ハロゲン化銀乳剤においては核形成剤として使用され、
またネガタイプの表面潜像形成性ハロゲン化銀乳剤にお
いては、感度及び/″!たけ階調を増大させるのに使用
されてきた。
直接ポジ写真法には種々あるが、予めカブらせたハロゲ
ン化銀粒子を減感剤の存在下に露光した後に現像する方
法と、主としてハロゲン化銀粒子の内部に感光核を有す
るハロゲン化銀乳剤を露光後、造核剤の存在下に現像す
る方法とが最も有用である。本発明は後者に関するもの
である。ハロゲン化銀粒子内部に主に感光核を有し、粒
子内部に主として潜像が形成されるようなハロゲン化銀
乳剤は内部潜像型ハロゲン化銀乳剤といわれており、主
として粒子表面上に潜像を形成するハロゲン化銀粒子と
は区別されるものである。
内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤を造核剤の存在下で表
面現像することによって直接ポジ像を得る方法及びその
ような方法に用いられる写真乳剤又は感光材料は例えば
米国特許J 、gj、< 、973号、同一、4t97
./7j号、同一、 4t97 。
/26号、同一、r、rr 、り/、2号、同一、!9
コ、2!θ号、同一、に7j 、jet!”号、同3゜
2=7.!!2号、同3 、j/7.322号、英国特
許/、0//、θJ、2号、同/、/!/、363号、
同/、、249.t4tO号、同2,0//。
397号、特公昭413−コq、4tor号、同4t9
−3♂、/J&号、特開昭!3−/乙、623号、同/
37.133号、同Jl−37.73.2号、同71−
Qθ、乙29号、同41−7グ、!33乙、同!グー7
4t、729号、同!!−!コ、0!!号、同13−−
90.94tθ号などで知られている。
上記の直接ポジ像を得る方法において造核剤は現像液中
に添加してもよいが、感光材料の写真乳剤層またはその
他の適当な層に添加する方法がより一般的である。
ハロゲン化銀感材中に添加する造核剤としては、ヒドラ
ジン化合物が最も良く知られておシ、米国特許コ、!乙
J 、771号、同一、!!♂、9?コ号、および同3
,227 、 J−32号に記載されている。しかしこ
れらのヒドラジン化合物を感材中に添加して用いた場合
には、かなシ高濃度(たとえば銀7モル当り約−2g)
で用いる必要があシ、また現像処理中に造核剤が乳剤層
中から現像液中に移動するために、造核剤の乳剤中にお
ける濃度が変化して、濃度のムラを生じる。また多層カ
ラー感光材料の場合には乳剤層の間で造核作用のバラン
スがくずれるため、色のバランスがくずれてしまう。
このような欠点を改良する目的で、ハロゲン化銀粒子表
面に吸着するような置換基を有するヒドラジン系造核剤
が開発されている。吸着促進基を有するヒドラジン系造
核剤としては、例えば米国特許ダ、0.!0.9.2を
号、同グ、 oii 、 127号、同り、/39.3
/7号、同グ、コ4t3゜739号、同グ、おけ、03
7号、同グ、2!j、j//号、同q、コアご、3にり
号、および英国特許λ、0/2.4t4tJ号などに記
載されているチオ尿素結合型アシルフェニルヒドラジン
系化合物があげられる。さらに米国特許り、θ♂0゜2
07号に記載されるペテロ環チオアミドを吸着基に有す
る化合物、英国特許λ、0//、397Bに記載される
吸着型としてメルカプト基を有する複素環基をもったフ
ェニルアシルヒドラジン化合物、米国特許!、7/l、
4t70号に記載の造核作用のある置換を分子構造中に
有する増感色素、特開昭!9−コOθ、230号、同j
9−2/2゜♂2/号、同j9−コ/J、♂29号、R
e5earch Disclosure 誌第2311
0(/9!3年/7月)、同/!、/乙−(797ぶ年
り7月、第1!7巻)および同/76.2乙(/97/
年/コ月、第72に巻)に示されたものがあげられる。
一般にヒドラジン系造核剤は最大濃度(Dmax)と最
小濃度(Dm i n )  との差が大きく、ディス
クリミネーションの点では最もすぐれているが、処理に
高pH(pH>//)を必要とする欠点を有する。
処理pHが低く(pH<//)ても作用する造核剤とし
ては複素環第四級アンモニウム塩が知られておシ、例え
ば米国特許3.≦/−t、 4 /j−号、同3,7/
9.グワグ号、同3.73グ、73?号、同3.7Δ9
,90/号、同3.!!グ、9よ呂号、同グ、 oq4
t 、乙!3号、同グ、30g。
0/1.号、英国特許/ 、2r3 、?3J−号、特
開昭!、2−3.グコg号および同7.2−49.ぶ7
3号に記載されている。特に米国特許41.//j。
7.22号に記載されているプロノξルギルまたはブチ
ニル置換された複素環第四級アンモニウム塩化合物は、
直接ポジハロゲン化銀乳剤において、ディスクリミネー
ションの点で非常にすぐれた造核剤である。しかしハロ
ゲン化銀乳剤、特にカラー感光材料には、分光増感の目
的で増感色素が用いられる。この場合、増感色素と複素
環第四級アンモニウム系造核剤との間で、ハロゲン化銀
乳剤への競争吸着がおこるため、吸着性の弱い四級塩基
造核剤は多量添加する必要があった。特に多層カラー感
材の場合、濃度ムラや色バランスのくずれが生じること
があり、十分な性能とは言えなかった。この問題を解決
する目的で米国特許第g、4t7/、0414を号にチ
オアミドAgX吸着促進基を有する四級塩基造核剤の例
が報告されている。吸着基の導入により、十分なI)m
axを得るに必要な添加量が減少し、高温経時でのI)
maxの減少が改良されとしているが、この効果は十分
満足できるレベルではなかった。
表面潜像型ハロゲン化銀ネガ乳剤をヒドラジン系造核剤
共存下、高pH(>//)な処理液で処理することによ
シ、ガンマが大きな(〉/θ)硬調なネガチプ画像が得
られることが知られており、例えば米国特許コ、4t/
り、97♂号、同q、2コグ、<toi号、同ダ、/に
J’、977号、同9゜コグJ 、739号、同グ、コ
ア2.ざ/り号、同4t、323.4413号などに示
されている。また米国特許グ、3F! 、lQr号、お
よび同11,249.9.29号にはハロゲン化銀粒子
に対して吸着促進する基を有するヒドラジン系造核剤の
例が示されている。さらにネガ乳剤とヒドラジン化合物
の組合せをより低pH(〈//)で処理すると感度が高
まることが知られている。
ハロゲン化銀ネガ乳剤系において、四級アンモニウム塩
系化合物が現像促進的に作用することが知られており、
例えば米国特許41./3!、9j/号、特開昭!ツー
/ /4t、32♂、同!λ−/2/、32/、ドイツ
特許コ、≦97,9グ0号、ベルギー特許72/、!に
rなどに記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は第一に、pHの比較的低い処理液でも十
分な反転性を示す直接ポジ感光材料を提供することにあ
る。
本発明の目的は第二に、少量の添加で分光増感を阻害す
ることなく所望の造核効果を与える造核剤を含有する直
接ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第三に、濃度が均一で色バランスが良好
な多層カラー直接ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第四に、高温高湿経時におけるI)ma
x低下などの写真性の変化が少ない直接ポジ感光材料を
提供することにある。
本発明の目的は第五に、高照度ネガ像が出にくい直接ポ
ジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第六に、現像初期の現像進行が速い直接
ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第七に、写真感度の増大されたネガ型感
光材料を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の上記諸口的は、ハロゲン化銀感光材料の少なく
とも一つの親水性コロイド層、好ましくはポジ塁の場合
は内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤層、ネガ型の場合は
表面潜像型ノ・ロゲン化銀写真乳剤層、またはそれらに
隣接する親水性コロイド層に下記一般式〔夏〕で表わさ
れる複素環第9級アンモニウム塩化合物を含有させるこ
とによって達成された。
一般式[1] 式中、 2はよないし6員の複素環を形成するに必要な非金属原
子群を表わし、2は適当な置換基で置換されていてもよ
い。R1は脂肪族基であり R2は水素原子、2級ある
いは3級の脂肪族基または芳香族基である。R1及びR
2は適当な置換基で置換されていてもよい。B 1 、
 R2及び2の置換基のうち少なくとも一つはアルキニ
ル基を有する。
さらにR1、R2及び2の置換基のうち少なくとも一つ
はX+L)−を有する。ここでXはチオアミド基からな
るハロゲン化銀への吸着促進基であシ、Lは二価の連結
基である。Yは電荷バランス対イオンであり、”はOま
たは/であシ、mはQまたは/である。
更に詳しく説明すると、2で完成される複素環は、例え
ばキノリニウム、ベンゾチアゾリウム、ベンズイミダゾ
リウム、ピリジニウム、チアゾリニウム、チアゾリウム
、ナフトチアゾリウム、セレナゾリウム、ベンゾセレナ
ゾリウム、イミダゾリウム、テトラゾリウム、インドレ
ニウム、ピロリニウム、アクリジニウム、フエナンスリ
ジニウム、インキノリニウム、オキサシリウム、ナフト
オキサシリウム及びベンズオキサシリウム核があげられ
る。
2の置換基としては、アルキル基(好ましくは炭素数7
〜/♂個のもので、例えば、メチル基、エチル基、シク
ロヘキシル基なト)、アルケニル基(好ましくは炭素数
−〜/?個の本ので、例えばビニル基、アリール基、ブ
チニル基など)、アルキニル基(好ましくは炭素数2〜
/♂個のもので、例えばエチニル基、プロパルギル基、
ブチニル基など)、アラルキル基(好ましくは炭素数7
〜20個のもので、例えばベンジル基など)、芳香族基
(好ましくは炭素数6〜−0個のもので、例えばフェニ
ル基、ナフチル基など)、ヒドロキシ基、脂肪族オキシ
基(アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アルキニルオ
キシ基など;好マしくは炭素数/〜//個のもので、例
えばメトキシ基、エトキシ基、アリールオキシ基、プロ
パルギルオキシ基、ブチニルオキシ基など)、芳香族オ
キシ基(好ましくは炭素数に〜20個のもので、例えば
フェニルオキシ基など)、ハロゲン原子(例えば、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)、アミノ基、置換アミノ
基(好ましくは炭素数/〜//個のもので、例えばメチ
ルアミノ基、ジメチルアミノ基、プロノルギルアミノ基
、フェニルアミノ基など)、脂肪族チオ基(好ましくは
炭素数7〜72個のもので、例えばメチルチオ基、プロ
パルギルチオ基など)、芳香族チオ基(好ましくは炭素
数6〜−0個のもので、例えばフェニルチオ基など)、
アシルオキシ基(好ましくは炭素数7〜72個のもので
、例えばアセトキシ基、ベンゾキシ基など)、スルホニ
ルオキシ基(好ましくは炭素数l〜//個のもので、例
えばメタンスルホニルオキシ基、トルエンスルホニルオ
キシ基ナト)、アシルアミノ基(好ましくは炭素数7〜
72個のもので、例えばアセチルアミノ基、ベンゾイル
アミノ基など)、スルホニルアミノ基(好ましくは炭素
数7〜//個のもので、例えばメタンスルホニルアミノ
基、ベンゼンスルホニルアミノ基なト)、カルボキシル
基、脂肪族オキシカルボニル基(好ましくは炭素数l〜
//個のもので、例えばメ・トキシカルボニル基、フロ
ノでルギルオキシカルボニル基など)、芳香族オキシカ
ルボニル基(好マシくは炭素数2〜コθ個のもので、例
えばフェノキシカルボニル基など)、アシル基(好まし
くは炭素数7〜20個のもので、例えばホルミル基、ア
セチル基、ベンゾイル基なト)、カルバモイル基、N−
置換カルバモイル基(好ましくは炭素数2〜20個のも
ので、例えばN−メチルカルバモイル基、N−プロ/に
ルギルカルパモイル基、N−フェニルカルバモイル基な
ト)、スルファモイル基、N−置換スルファモイル基(
好ましくは、炭素数/ 、 / tr個のもので、N−
メチルスルファモイル基、N、N−ジメチルスルファモ
イル基、N−ブチニルスルファモイル基、N−フェニル
スルファモイル基など)、スルホ基、シアノ基、ウレイ
ド基、置換ウレイド基(好ましくは炭素数2〜コθ個の
もので、例えば3−メチルウレイド基、3−プロノqル
ギルウレイドLj−7二二ルウレイド基など、置換ウレ
タン基(好ましくは炭素数2〜コθ個のもので、例えば
メトキシカルボニルアミノ基、プロパルギルオキシカル
ボニルアミノ基、フェノキシカルボニルアミノ基など)
、炭酸エステル基(好ましくは、炭素数2〜=θ個のも
ので、例えばエトキシカルボニルオキシ基、プロパルキ
ルオキシカルボニルオキシ基、フェノキシカルボニルオ
キシ基など)または置換もしくは無置換のイミノ基(好
ましくは炭素数7を個以下のもので、例えばN−メチル
イミノ基、N−プロパルギルイミノ基など)があげられ
る。Zの置換基としては、例えば上記置換基の中から少
なくとも7個以上のものがえらばれるが、−個以上の場
合は同じでも異なっていてもよい。また上記置換基はこ
れらの置換基でさらに置換されていてもよい。
Zで完成される複素環の具体例としては、例えば以下の
ものがあげられる。(1)キノリニウム核は、キノリニ
ウム、キナルジニウム、レピジニウム、乙−エトキシキ
ナルジニウム、ぶ−プロノ9ルギルオキシキナルジニウ
ム、2.4t−ジメチルキノリニウム、3−アセチルア
ミノキノリニウム及び6−アセチルアミノキナルジニウ
ム核;(2+ベンゾチアゾリウム核は、コーメチルベン
ゾチアゾリウム、!−ヒドロキシベンゾチアゾリウム、
コーメチルー!−プロパルギルオキシベンゾチアゾリウ
ム、J、?、4−)リメチルベンゾチアゾリウム、コー
メチルー!−フェニルベンゾチア7’lJ’7ム、j−
クロロベンゾチアゾリウム核;(3)ベンズイミダゾリ
ウム核は、/−エチル−!、6−シクロローーーメチル
ペンズイミダゾリウム、/−エチル−2−メチルベンズ
イミダゾリウム、!、6−シクロローーーメチルー7−
フエニルベンズイミタソリウム核;(4)ピリジニウム
核は、ピリジニウム、コーメチルピリジニウム、コ、4
t、に一トリメチルピリジニウム、グーフェニルピリジ
ニウム核;(5)チアゾリニウム核は、ノーメチル−2
−チアゾリニウム、JP−ヒドロキシフェニル−よ−メ
チル−コーチアゾリニウム核;(6)チアゾリウム核は
、チアゾリウム、2.41−ジメチルチアゾリウム、2
,4t、!−)リメチルチアゾリウム核:(7)ナフト
チアゾール核は、α−ナフトチアゾリウム、!−メトキ
シーコーメチルーβ−ナフトチアゾリウム、2−ヒドロ
キシ−λ−メチルーα−ナフトチアゾリウム核;(8)
セレナゾリウム核は、セレナゾリウム、2−メチル−グ
ーフェニルセレナゾリウム核;(9)ベンゾセレナゾリ
ウム核は、ベンゾセレナツリウム、!−クロローコーメ
チルペンゾセレナゾリウム、!−クロローコーメチルペ
ンゾセレナゾリウム核:α@イミダゾリウム核は、/、
2−ジメチルイミダゾリウム、/−エチル−! 、 4
t。
!−トリメチルイミダゾリウム核:(lυテトラゾリウ
ム核は、テトラゾリウム、/−フェニルテトラゾリウム
、−一フェニルテトラゾリウム、/、j−ジメチルテト
ラゾリウム核;住りインドレニウム核は、インドレニウ
ム、3.3−ジメチルインドレニウム核;(13ピロリ
ニウム核は、コーメチルピロリニウム核;α荀アクリジ
ニウム核はアクリジニウム、9−メチルアクリジニウム
核:aタインキノリニウム核は、イソキノリニウム、!
−ヒドロキシイソキノリニウム核;顛オキサシリウム核
は、オキサシリウム、J、4t−ジメチルオキサシリウ
ム、コーメチルータ、!−ジフェニルオキサシリウム核
;αηナフトオキサシリウム核は、α−ナフトオキサシ
リウム、コーメチルーβ、β−ナフトオキサシリウム、
7−ヒドロキシ−=−メチル−p−ナフトオキサシリウ
ム核;(18ベンズオキサシリウム核は、ベンズオキサ
シリウム、!−クロローλ−メチルベンズオキサシリウ
ム、2.!−ジメチルベンズオキサシリウム、!−クロ
ローコーメチルペンズオキサゾリウム、6−ヒトロキシ
ーーーメチルベンズオキサゾリウム核。
2で完成される複素環として好ましくは、キノリニウム
、ベンゾチアゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ピリジ
ニウム、アクリジニウム、フエナンスリジニウム、及び
イソキノリニウム核があげられる。更に好ましくは、キ
ノリニウム、ベンゾチアゾリウム、ベンズイミダゾリウ
ムであり、最も好ましくはキノリニウムである。
R1の脂肪族基は、炭素数7〜/を個の無置換アルキル
基(例えばメチル基、エチル基、インプロピル基、ヘキ
サデシル基など)およびアルキル部分の炭素数が7〜/
♂個の置換アルキル基である。置換基としては、Zの置
換基として述べたものがあげられ、例えばスルホアルキ
ル基(例えばコースルホエチル基、3−スルホプロピル
基、クースルホブチル基など)、カルボキシアルキル基
(例えばコー力ルポキシエチル基など)、ヒドロキシア
ルキル基(例えばλ−ヒドロキシエチル基など)、アル
コキシアルキル基(例えばコーメトキシエチル基、λ−
ヒドロキシエトキシメチル基、コーメトキシエトキシ基
など)、アシルオキシアルキル基(例えばλ−アセトキ
シエチル基など)、ジアルキルアミノアルキル基(例え
ば−一ジメチルアミノエチル基など)、アラルキル基(
例えばベンジル基など)、アルケニル基(例えばアリル
基など)、及びアルキニル基(例えばプロパルギル基、
3−ブチニル基、コープチニル基、g−−<ンチニルL
J−−fチンーλ−イル基、/−7−!−ニルプロノぐ
ルギル基、3−フェニルプロパルギル基など)などがあ
る。
R2の2級脂肪族基としては、炭素数3〜/♂個の無置
換コ級アルキル基(例えばイソプロピル基、λ−ブチル
基、2−オクチル基など)およびアルキル部分の炭素数
が7〜72個の置換コ級アルキル基である。置換基とし
ては2の置換基として述べたものがあげられ、例えばア
シルアルキル基(例えば3−オキンーコープチル基、/
−ベンゾイルエチル基など)、アルコキシカルボニルア
ルキル基(例えば/−エトキシカルボニルエチル基、/
−ドデシルオキシカルボニルプロビル基すど)、カルボ
キシアルキル基(例えばl−カルボキシエチル基など)
、ヒドロキシアルキル基(例えば/−ヒドロキシエチル
基など)、アルコキシアルキル基(例えば/−メトキシ
エチル基など)、アシルオキシアルキル基(例えば/−
アセトキシエチル基など)、ジアルキルアミノアルキル
基(例えばl−ジメチルアミノエチル基など)、スルホ
ニルアルキル基(例えば/−メタンスルホニルエチル基
、/−ベンゼンスルホニルエチル基すど)、カルバモイ
ルアルキル基(例えば/−N。
N−ジメチルカルバモイルエチル基など)、アラルキル
基(例えば/−フェニルエチル基なト)、アルケニル基
(例えば3−プテンーコーイル基など)、及びアルキニ
ル基(例えば3−ブチン−2−イル基、/−フェニルプ
ロパルギル基ナト>すどがある。
R2の3級脂肪族基としては、炭素数グ〜、/ +5’
の無置換3級アルキル基(例えば、tert−ブチル基
、/、/−ジメチルブチル基、/、/、!。
3−テトラメチルブチル基など)およびアルキル部分の
炭素数が7〜72個の置換3級アルキル基である。置換
基としては2の置換基として述べたものがあげられ、例
えばアシルアルキル基(例えば3−オキフーコーメチル
−2−プチル基、2−ベンゾイル−2−プロピル基など
)、アルコキシカルボニルアルキル基(例えばコーエト
キシカルボニルーコープロビル基など)、カルボキシア
ルキル基(例えばコーカルボキシーコープロビル基など
)、スルホニルアルキル基(例えば2−メタンスルホニ
ル−コニフロビル基、−一ベンゼンスルホニルーコーフ
ロビル基なト)、カルバモイルアルキル基(例えば、2
−N、N−ジメチルカルバモイル−λ−プロピル基など
)、アラルキル基(例えば/、/−ジメチルベンジル基
など)、アルケニル基(例えばコーメチルークーハンテ
ンーコーイル基など)、及びアルキニル基(例えばコー
メチル−4<  ’ンチンーコーイル基、コーフェニル
ーq−ベンチンーコーイル基なト)などがある。
R2で表わされる芳香族基は炭素数6〜=θ個のもので
、例えばフェニル基、ナフチル基などがあげられる。置
換基としては2の置換基として述べたものがあげられ、
例えばアルキル置換アリ−に基(例LId4t−メチル
フェニル基)、アルコキシアリール基(例えば3−メト
キシフェニル基、タープロノでルギルオキシフェニル基
ナト)、ヒドロキシアリール基(例えばクーヒドロキシ
フェニル基)、ハロゲン置換アリール基(例えばq−ク
ロロ−/−ナフチル基)、スルホアリール基(例えばq
−スルホフェニル基)などがある。
R1、R2またばZのいずれかが有するアルキニル置換
基としては、これまですでに一部は述べられているが、
更に詳しく説明すると、好ましくは炭素数2〜/?個の
もので、例えばエチニル基、プロ、6ルギル基、コープ
チニル基、/−メチルプローeルギル基、/、/−シメ
チルプロノξルキル基、3−ブチニル基、グーペンチニ
ル基などである。
更にこれらは、2の置換基として述べた基で置換されて
いてもよい。その例としては、例えば、3−フェニルプ
ロパルギル基、3−メトキシカルボニルプロパルギル基
、グーメトキシーコープチニル基などがあげられる。
Xで表わされるチオアミド吸着促進基は、式〔■〕で示
されるような二価のチオアミド基を含むことを特徴とす
る。
−C−アミノー    〔■〕 〔R3式で示されるチオアミド基は!ないしに員の複素
環四級アンモニウム核またはRに直接または間接的に付
加される環構造の一部であってもよい。有用なチオアミ
ド吸着促進基は、常用のチオアミド吸着促進基、例えば
米国特許り、030.92j号、同グ、03/ 、/J
7号、同グ。
0と0.207号、同41.2’jけ、037号、同グ
、2.tJ’、!//号、回り1.2≦乙、0/3号及
び同り、=7g、36り号、ならびにリサーチ・ディス
クロージャー(ResearchDisclosure
)第1!/巻、7976年77月、/!、/にコ項、な
らびに同第170巻、7971年72月、/7.la2
を項に開示されているものから選ぶことができる。
特に好ましいチオアミド基は式(I[I]に示されるも
のである。
R3−E−C−E’−〔III ) 式中、 E及びE′の一方は−N(R4)−を表わし、他方は、
−o−、−s−または、−N(R5)−を表わす。R3
は水素原子、脂肪族基もしくは芳香族基を表わすか、ま
たはEもしくはE′と共に!員もしくはt員複素環を完
成させる。EのRまたはR5は水素原子、脂肪族基また
は芳香族基を表わす。E′位のR4及びR5は、E/が
芳香環(例えば2)に直接結合する場合には、水素また
はベンジル置換基を表わし、そうでない場合にはE位の
場合と同様な置換基から選ぶことができる。
ただしR3、R4及びR5のうち少なくとも一つは水素
原子である。R3、R4及びR4の脂肪族基については
R1で述べたものが、また芳香族基についてはR2で述
べたものがあげられる。
E′位のR4またはR5は好ましくは水素である。
E及びE′が共にアミン基のときは、吸着促進基はチオ
ウレア基である。水素の他に特に好ましいE位のR3及
びR4またはR5としては、置換アルキル基、例えばア
ルコキシアルキル基(例えばメトキシエチル基)、ハロ
アルキル基(例えばはルハロアルキル基で、トリフルオ
ロメチル基及び同族体を含む)、アラルキル基(例えば
フェニルアルキル基またはナフチルアルキル基)ならび
に未置換アルキル基(例えばメチル基、ヘキシル基など
)及びアリール基(例えばフェニル基、ナフチル基、ア
ルキルフェニル基、シアノフェニル基、ハロフェニル基
、アルコキシフェニル基ナト)々どがあげられる。
R3、H4及びR5は通常7〜/!個の炭素原子を含み
、特に好ましい一形態において、2個またはそれ以下の
炭素原子を含むものである。
チオカルボニル基がオキシ基、例えばR−0−に結合す
る場合には、得られる基はチオウレタン基である。チオ
カルボニル基がチオ基、例えばR3−8−に結合する場
合には、得られる基はジチオカルバマート基である。E
及びE′のうち、どちらかといえば、Eが一〇−または
−8−である場合が一般に好ましい。更にEは−8−よ
りも−〇−である方が、より好ましい。
EまたはE′とR3とが一緒になって複素環を形成する
場合、好ましくは!員または3員の環である。E′とR
3とで形成される好ましい環はメロシアニン色素におい
て酸性核としてみられるものであシ、例えば、グーチア
ゾリン−コーチオン、チアゾリジン−コーチオン、クー
オキサゾリン−コーチオン、オキサゾリジン−コーチオ
ン、−一ビラゾリー!−チオン、グーイミダシリン−コ
ーチオン、コーチオヒダントイン、ローダニン、インロ
ーダニン、コーチオーJ、4t−オキサゾリジンジオン
、チオバルビッール酸、テトラゾリン−!−チオン及び
/、λ、4t−トリアゾリンー3−チオンなどがあげら
れる。これらは更に適当な置換基で置換されていてもよ
い。
EとR3とが一緒になって複素環を形成する場合には、
環は好ましくは、前述の2によって完成されるものと同
様な!員または6員複素環であるが、環窒素原子は四級
化される必要はない。
Lで表わされる二価の連結基としては、C,N。
S、Oのうち少なくとも7種を含む原子又は原子団であ
る。Lとして具体的には、例えばアルキレン基、アルケ
ニレン基、アルキニレン基、アリーレン基、−0−、−
8−、−NH−、−1’J= 、−CO−。
−8O2−、(これらの基は置換基をもっていてもよい
)等の単独またはこれらの組合せからなるものである。
Lとして更に具体的には、例えば、(1)アルキレン基
(好ましくは炭素数/〜/2のもので、例えばメチレン
基、エチレン基、トリメチレン基など)、(2)アルケ
ニレン基(好ましくは炭素数λ〜/コのもので、例えば
ビニレン基、ブチニレ7基など)、(3)アルキニレン
基(好ましくは炭素数2〜/、2のもので、例えばエチ
ニレン基、プチニレン基など)、(4)アリーレン基(
好ましくは炭素数4〜10個のもので、例えばフェニレ
ン基、ナフチレン基など)、(5)−0−1(6)−8
−1(7)−NH−1(8) −N =、(g)−co
−1H−802−fxどで、更にこれらの組合せとして
例えばαυ−(アルキレン)−CNH−1−(アリーレ
ン)一5O2NH−5−(アリーレン)−NaeNu−
など)があげられる。
電荷バランス対イオンYは、複素環中の四級アンモニウ
ム塩で生じた正電荷を相殺することができる任意の陰イ
オンであシ、例えば臭素イオン、[素イオン、沃素イオ
ン、p−トルエンスルホン酸イオン、エチルスルホン酸
イオン、過塩素酸イオン、トリフルオロメタンスルホン
酸イオン、チオシアンイオンなどである。この場合n 
ii /である。複素環四級アンモニウム塩がさらにス
ルホアルキル置換基のような陰イオン置換基を含む場合
は、塩はベタインの形をとることができ、その場合には
対イオンは必要なく、nは0である。複素環四級アンモ
ニウム塩が一個の陰イオン置換基、たとえば2個のスル
ホアルキル基を有する場合には、Yは陽イオン性対イオ
ンであシ、例えばアルカリ金属イオン(ナトリウムイオ
ン、カリウムイオンなど)やアンモニウム塩(トリエチ
ルアンモニウムなど)などがあげられる。
本発明において有用な化合物の具体例を以下にあげるが
、これらに限定されるわけではない。
(1)S (コ) しh2t;ミUli (4t) S (り (≦) し1i2t、iL、fl (/θ) (/q) (/り (/l )    s −H (−〇) (コ3) (24t)   s CH2C=CECH (2j) (2乙) (22)CH2C=CH (2r) 本発明の化合物は一般に次の方法で合成できる。
法である。
(n=θ又は/) 具体的な合成処方としては、例えば米国特許グ。
クク/ 、04t4を号、同タ、//j、/、2λ号に
記載された方法とほぼ同様な方法を用いることができる
。上の反応式において、Lは二価の連結基であシ、Lが
異なれば用いる反応条件も異なる。例えばLがカルボン
アミドの時は、常法にもとづきカルホン酸クロリド又は
カルボン酸フェニルエステル誘導体とアミン誘導体をピ
リジンやトリエチルアミンなどの脱酸剤共存下に反応さ
せることによシ導入できる。tたカルボン酸誘導体とア
ミン誘導体をジシクロヘキシルカルボジイミドなどの縮
合剤存在下に反応させることによシ導入できる。
Lとして例えばスルホンアミドの時は、常法に従い、ス
ルホン酸クロリド誘導体とアミン誘導体をピリジンやト
リエチルアミンなどの脱酸剤共存下に反応させることに
より合成できる。Lとして例えばウレイドの時は、イソ
シアン酸エステル又はフェニルウレタン誘導体とアミン
誘導体とを反応させることによシ合成できる。Lとして
例えば工導体を炭酸カリウム、水素化ナト17ウム、L
−ブトキシカリウムなどのアルカリ存在下に反応させる
ことにより合成できる。
Lとして例えばイミンの場合は、常温に従い、塩酸や硫
酸などの酸触媒存在下にアミン誘導体とカルボニル誘導
体(アルデヒド又はケトン誘導体)とを反応させること
により合成できる。
Lとしてその他の連結基も常法に従って導入できる。
、zl、 媒もしくは炭化水素(トルエン、キシレン)、・・ロゲ
ン化炭化水素(クロロホルム、四塩化炭素、/、2−ジ
クロロエタン、/、/、2..2−テトラクロロエタン
)、又はエーテル(テトラヒドロフラン、アニソール)
などの溶媒中で、室温から/!0°Cの間で反応させる
こと洗より達成できる。反応物は、酢酸エチルやアセト
ンなどの貧溶媒を添加して結晶を析出させ、濾過により
取シ出す。結晶性が悪い場合は、対イオンY−を他の対
イオンに塩交換することにより多くの場合結晶化させる
ことができる。
以下に本発明の化合物の合成法について、具体例をあげ
て説明する。
合成例/ 化合物(1)の合成 水冷下、四塩化炭素に0ml中、ピリジン7゜4tg共
存下にプロ、Qルギルアルコール/、Ogと、無水トリ
フルオロメタンスルホン酸!、7gを70分間反応させ
た。無水硫酸ナトリウム!gを加えて、固体を濾別して
得られた溶液を(a)とする。6−インチオシアナトキ
ノリン3.7gを(a)に加え、加熱還流によシ!時間
反応させた。
反応溶液にさらにエタノール30m1を加え、7時間加
熱還流を続けた。放冷後、ロータリーエバポレーターに
より減圧下溶媒を留去し、エーテル及びジクロロメタン
でスラリー化した。固体を濾取し、酢酸エチル及びアセ
トンから再結晶して、目的物s、qg(収率3!チ)を
得た。
合成例コ 化合物(1)の合成 3−インチオシアナトキノリン3.7gt、合成例/と
同様な処方で調製した溶液(a)に加え、加熱還流によ
り!時間反応させた。さらにアニリン、2.ggとアセ
トニトリル!Omlを加え、30°Cにおいて7日反応
させた。ロータリーエバポレーターにより減圧下溶媒を
留去した後、残渣をジクロロメタンtombに溶解し、
テトラエチルアンモニウムプロミドグ、6gを加えた。
析出した結晶を濾取し、ジメチルホルムアミド!0m1
lに溶解した後、酢酸エチルとへキチンをそれぞれ10
oml及び200m1加えて、晶析させることKよシ、
目的物2.l1gを得た(収率3θ%)。
本発明において、一般式(1)で表わされる化合物を写
真感光材料中に含有させるときは、アル:r−ル類(f
lltハメpノール、エタノール)、エステル類(例え
ば酢酸エチル)、ケトン類(例えばアセトン)などの水
に混和しうる有機溶媒の溶液とするか、水溶性の場合に
は水溶液として、親水性コロイド溶液に添加すればよい
写真乳剤中に添加する場合、その添加は化学熟成の開始
から塗布前までの任意の時期に行ってよいが、化学熟成
終了後に行うのが好ましい。
本発明において一般式(1)で表わされる造核剤はハロ
ゲン化銀乳剤層に隣接する親水性コロイド層中に含有し
てもよいが、ハロゲン化銀乳剤層中に含有されるのが好
ましい。その添加量は、実際上用いられるハロゲン化銀
乳剤の特性、造核剤の化学構造及び現偉条件によって異
なるので、広い範囲にわたって変化し得るが、ハロゲン
化銀乳剤中の銀1モル当り約/×IQ−7モルから約7
X10−2モルの範囲が実際上有用で、好ましいのは銀
1モル当り約/X/Q−6モルから約7×/θ−3モル
である。
ポジ型乳剤の場合には、銀1モル当、り/x10−5〜
/×10−3モルが好ましく、ネガ型乳剤の場合には銀
1モル轟シ/X10−5〜/X10−3モルが好ましく
用いられる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、撮影用感材でも
プリント用(印刷用)感材でもよいし、又ポジの被写体
への露光によシネガ像を形成する、いわゆる“ネガ感材
でもよいし、又反転処理を経ずに直接ポジ像を形成する
、直接ポジ感材であってもよい。また、感光材料は黒白
感材(レントゲン撮影用や銀塩拡散転写法用も含む)で
もカラー感材でもよく、カラー感材としては、色素画像
供与化合物(以下、「色材」という)としてカラーカプ
ラーを使用する、いわゆる1コンペンシヨナA/ (C
onventional) ’カラー感材や、その他熱
現像型カラー感材や色素の拡散を利用するカラー拡散転
写用感材等、種々の感材に適用できる。
本発明に使用しうるハロゲン化銀乳剤は、通常化学増感
される。
すなわち、活性ゼラチンや銀と反応し得る硫黄を含む化
合物(例えば、チオ硫酸塩、チオ尿素類、メルカプト化
合物類、ローダニン類)を用いる硫黄増感法;還元性物
質(例えば、第一すず塩、アミン類、ヒドラジン誘導体
、ホルムアミジンスルフィン酸、シラン化合物)を用い
る還元増感法;貴金属化合物(例えば、全錯塩やPt、
Ir。
Pdなどの周期律表■族の金属の錯塩)を用いる貴金属
増感法などを単独または組合せて用いることができる。
本発明に使用できるハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀組
成としては、例えば臭化銀、沃化銀、塩化銀、塩臭化銀
、臭沃化銀、塩臭沃化銀等を用いうる。好ましいハロゲ
ン化銀乳剤は少なくとも!θモル俤の臭化銀からなり、
最も好ましい乳剤は臭沃化銀乳剤で、特に約/!モルチ
以下(θモルチを含む)の沃化銀を含むものである。ハ
ロゲン化銀粒子の晶形としては、平板およびレギュラー
粒子(八面体や立方体等)を含むあらゆる晶形が用いう
る。平板粒子としてはアスペクト比(aspect r
atio)が!以上、なかでもj 〜J OOものも用
いうる(例えば特開昭jar−1Ot!コ1号に記載の
もの)。
ハロゲン化銀乳剤は粒子表面に主として潜像を形成する
タイプのもの(いわゆる「ネガ乳剤」)でもよいし、又
粒子内部に主として潜像を形成するタイプのもの(内部
潜像型乳剤と呼ばれ、これは直接ポジ乳剤として使われ
る)でもよいが、直接ポジ乳剤に本発明を適用するのが
好ましい。
内部潜像型(略して内潜灘)ハロゲン化銀乳剤は、「内
部」現像液で現像した場合に達成される最大濃度が「表
面」現像液で現像した場合に達成される最大濃度よシ大
であるという事により明確に定義することができる。
本発明を適用できる内層型ハロゲン化銀乳剤としては、
例えば塩化銀のような溶解性の高い銀塩粒子を(沃)臭
化銀のような溶解性の低い銀塩に変換する方法(キャタ
ストロフィー沈澱法)Kよって得られるコンバージョン
乳剤(例えば米国特許−1!9コ、250号)、化学増
感した大粒子のコア乳剤に微粒子の乳剤を混合して熟成
する方法によってコア粒子の上にハロゲン化銀のシェル
を被覆したコア/シェル乳剤(例えば米国特許3゜コθ
t、jlj号)、化学増感した単分散のコア乳剤に銀イ
オン濃度を一定に保ちつつ可溶性銀塩溶液と可溶性ハロ
ゲン化物溶液とを同時添加する方法でコア粒子の上にハ
ロゲン化銀のシェルを被覆したコア/シェル乳剤(例え
ば英国特許/、027、i4tご号、米国特許J、74
/、λ2を号)、乳剤粒子が一つ以上の積層構造になっ
ておシ、第1相と第2相とノ・ロゲン組成を異にするよ
うなノ・ロゲン局在乳剤(例えば米国特許J、931.
0/4を号)、3価の金属イオンを含む酸性媒体中でハ
ロゲン化銀粒子を生成させて異種金属を内蔵させた乳剤
(米国特許、? 、 4(4(7、927号)などがあ
る。
上記の内層型乳剤中、本発明の適用に特に好ましいのは
コア/シェル屋乳剤である。
本発明の造核剤は従来知られている造核剤と併用されて
もよい。従来の造核剤としては特に制限はないが、米国
特許コ、jにj 、71!号、同一、  ′jry 、
?/−号に記載されたヒドラジド類、同J 、227 
、 j12号に記載されたヒドラジド類とヒドラゾン類
、英国特許/ 、21! 、♂3!号、特開昭j−−4
94/j号、米国特許3.Is/J−。
471号、同!、7/9,4t94を号、同3.り3グ
、23!号、同り、 Q94t 、ごr3号、同ダ。
//j、122号等に記載された複素11ia級塩化金
物、米国特許3,7/♂、4t7θ号に記載された、か
ぶらせ作用のある(nucleating)置換基を色
素分子中に有する増感色素、米国特許り、03θ、92
!号、同グ、θ3/、/コア号、同グ。
おり、037号、同4t、2jj、j//号、同グ、2
6A、0/3号、同グ、276.3にグ号、英国特許λ
、0/2 、g4t3号などに記載されたチオ尿素結合
型アシルヒドラジン系化合物、および米国特許g 、0
70、.270号、同g 、 27Ilr。
り4tt号、英国特許コ、0//、39/B等に記載さ
れたチオアミド環やトリアゾール、テトラゾール等のへ
テロ環基を吸着基として結合したアシルヒドラジン系化
合物等を代表的なものとして挙げる事ができる。
本発明の感光材料において内部潜像型乳剤は、増感色素
を用いて比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光または
赤外光に分光増感させてもよい。増感色素としては、シ
アニン色素、メロシアニン色素、コンプレックスシアニ
ン色素、コンプレックスメロシアニン色素、ホロポーラ
−シアニン色素、スチリル色素、ヘミシアニン色素、オ
キソノール色素、ヘミオキソノール色素等を用いること
ができる。これらの増感色素には、例えば特開昭!9−
<to、tJe号、同J−9−4tO、636号や同!
9−3♂、739号に記載されたシアニン色素やメロシ
アニン色素が含まれる。
本発明に用いられるハロゲン化銀写真乳剤には、感光材
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカプリを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的で、種々の
化合物を含有させることができる。すなわちアゾール類
、たとえばベンゾチアゾリウム塩、ニトロインダゾール
類、トリアゾール類、ベンゾトリアゾール類、ベンズイ
ミダゾ−)類(特にニトロ−または)・ロゲン置換体)
:ヘテロ環メルカプト化合物類、たとえばメルカプトチ
アゾール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプ
トベンズイミダゾール類、メルカプトチアジアゾール類
、メルカプトテトラゾール類(特に/−フェニル−!−
メルカプトテトラゾール)、メルカプトピリミジン類;
カルボキシル基やスルホン基などの水溶性基を有する上
記のへテロ環メルカプト化合物類;チオケト化合物、た
とえばオキサゾリンチオン;アザインデン類たとえばテ
トラアザインデン類(特にクーヒドロキシ置換(/。
J、ja、7)テトラアザインデン類):ベンゼンチオ
スルホン酸類;ベンゼンスルフィン酸;すどのようなカ
プリ防止剤または安定剤として知られた多くの化合物を
加えることができる。
本発明の感光材料の写真乳剤層または他の親水性コロイ
ド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性改良、乳化分散
、接着防止および写真特性改良(たとえば現像促進、硬
調化、増感)など種々の目的で種々の界面活性剤を含ん
でもよい。
ここで用いられる界面活性剤としては、例えばRESE
ARCHDISCLO8URE第17乙巻Item/7
4<tj  X1項(/97/年72月号p、26〜=
7)に記載されたものを用いるととができる。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD)煮/744tj 、■−C〜Gに記載された特許
に記載されている。色素形成カプラーとしては、減色法
の三原色(すなわち、イエロー、アゼンタおよびシアン
)を発色現像で与えるカプラーが重要であり、耐拡散性
の、g当量またはコ当量カプラーの具体例は前述RD/
2+4t3.■−CおよびD項記載の特許に記載された
カプラーの外、下記のものを本発明で好ましく使用でき
る。
使用できるイエローカプラーとしては、公知の酸素原子
離脱型のイエローカプラーあるいは窒素原子離脱型のイ
エローカプラーがその代表例として挙げられる。α−ピ
バロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の堅牢性
、特に光堅牢性が優れておシ、一方α−ベンゾイルアセ
トアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られる。
本発明に使用できるマゼンタカプラーとしては、バラス
ト基を有し疎水性の、!−ピラゾロン系およびピラゾロ
アゾール系のカプラーが挙げられる。
!−ピラゾロン系カプラーは3−位がアリールアミノ基
もしくはアシルアミノ基で置換されたカプラーが、発色
色素の色相や発色濃度の観点で好ましい。
本発明に使用できるジアンカプラーとしては、疎水性で
耐拡散性のナフトール系およびフェノール系のカプラー
があシ、好ましくは酸素原子離脱型の二画素ナフトール
系カプラーが代表例として挙げられる。また湿度および
温度に対し堅牢なシアン色素を形成しうるカプラーは、
好ましく使用され、その典型例を挙げると、米国特許第
3.772.002号に記載されたフェノール核のメタ
ー位にエチル基以上のアルキル基を有するフェノール系
シアンカプラー、2.j−ジアシルアミノ置換フェノー
ル系カプラー、2−位にフェニルウレイド基を有しかつ
!−位にアシルアミノ基を有するフェノール系カプラー
などである。
発色色素が適度に拡散性を有するカプラーを併用して粒
状性を改良することができる。このようなカプラーは、
米国特許第グ、3にg、237号などにマゼンタカプラ
ーの具体例が、また欧州特許第9g、!70号などには
イエロー、マゼンタもしくはシアンカプラーの具体例が
記載されている。
色素形成カプラーおよび上記の特殊カプラーは、二量体
以上の重合体を形成してもよい。ポリマー化された色素
形成カプラーの典型例は、米国特許第3,4t1/、2
20号などに記載されている。
ポリマー化マゼンタカプラーの具体例は、米国特許第グ
、3に7.272号などに記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは前述のRD/744t3.
■〜F項に記載された特許のカプラーが有用である。
本発明の感光材料には、現像時に画像状に造核剤もしく
は現像促進剤またはそれらの前駆体を放串するカプラー
を使用することができる。このような化合物の具体例は
、英国特許第J 、 097 。
1410号、同第2 、 /J’/ 、 /♂♂号に記
載されている。
また、本発明の感材がカラー拡散転写法用に使用される
場合には、色材として色素現像薬を使用する事ができる
が、その他色材自身としてはアルカリ性(現像液中)で
非拡散性(非移動性)であるが、現像の結果、拡散性色
素(又はその前駆体)を放出する型の色材も使用する事
ができる。この拡散性色素放出型色材としては、拡散性
色素放出カプラーやレドックス化合物等があシ、これら
はカラー拡散転写法(ウェット方式)用のみならず、感
熱記録用(ドライ方式)色材としても有用である。
ここで用いられるDRR化合物については、公知のもの
を用いることができる。例えばRESEARCHDIS
CLO8URE第726巻。
Item/744tJ、)0(l[項り、E、F欄(1
97r年72月)に記載されたものを用いることができ
る。
また、カラー拡散転写法及び銀塩拡散転写法の方式、フ
ォーマットなどについては、例えばRESEARCHD
ISCLO8URE第77に巻。
Item/744tj、)0([[項A、B、C,G(
/9り2年72月)、同第1!1巻、Item/j14
コ、p、り!〜p、J’?(1976年77月)、に記
載されたものを用いることができる。
本発明の感光材料には各種素材の写真支持体を用いるこ
とができる。ハロゲン化銀乳剤は支持体の片面もしくは
両面に塗布することができる。例えtdRESEARC
HDISCLO8URE WE/7t 巻Itemz2
a4tj、X■項(/97/年72月)に記載されたも
のを用いることができる。
本発明の感光材料は公知の方法によって現像処理するこ
とができる。例えばRESEARCH。
DI 5CLO8URE第176巻Item/7.44
tJ。
X■項〜XXI項(/971年72月号)、同第1j/
巻Item/j/、(,2、p、79右欄30行〜p、
ro左欄/9行(/974年/1月)、米国特許グ、2
コグ、4tO1号、同グ、/ご2.977号などに記載
された方法を用いることができる。
(実施例) 次に、本発明について実施例に基づいて詳しく説明する
実施例/ 特開昭ぶθ−9!、!、?3に記載されている方法と同
様な方法で粒子内部が硫黄と金で化学増感され、粒子表
面が硫黄で化学増感された内部潜像型直接ポジ臭化銀乳
剤を調製した。乳剤粒子は/。
0μmの八面体粒子であった。この乳剤に本発明の化合
物及び比較用として米国特許&、4t7/。
θ<ta号に開示された化合物を添加し、セルロースア
セテートフィルム支持体上に保護層(ゼラチンθ−J’
g/m2)と共に、銀グ、 4tg / m2、ゼラチ
ン41.9g/m2の割合で塗布した。これらの塗布サ
ンプルを連続階調ウェッジを通して、100θルツクス
のタングステン光で7770秒間露光し、下記組成の現
像液X(表面現像液。
pH=73.z)で処理した。得られた直接反転像の最
大濃度(Dmax)と最小濃度(Dmin)を表7に示
す。
現像液X r亜硫酸ソーダ            30g表7よ
り本発明の化合物は比較用化合物よυも良好な反転性能
を示すことがわかる。
表/ 比較例A 1″″ CH2C二四 実雄側コ 実施例/と同じ内部潜像型直接ポジ乳剤に、本発明の化
合物及び比較化合物Aを添加し、実施例/と同様な塗布
サンプルを作製した。これらの塗布サンプルを実施例/
と同じ露光条件で像露光し、現像液XよシもpHが低い
下記組成の現像液Y(pH=10.2)で処理した。得
られた直接反転像の最大濃度(Dmax)と最小濃度(
Dmin)を表λに示す。
現像液Y 表コより、本発明の化合物は、低pHにおいても比較例
Aよシも良好な反転性能を示すことがわかる。
表コ 比較例A S 実施例3 ポリエチレンテレフタレート透明支持体上に下記の順に
各層を塗布して9種のカラー直接ポジ感材シート(A)
〜(D)を作成した。
(1)下記の共重合体’(j 、Og/m2 )とゼラ
チン(J、Qg/m2)を含む媒染層。
(2)酸化チタン(//g/m2)およびゼラチン(、
!、θg/m2)を含む白色反射層。
(3)  カーボンブラック(コ、θg/m2)および
ゼラチン(/、0g / m2 )を含む遮光層。
(4)下記構造式■のマゼンタDRR化合物(θ。
コ/g/m2)、構造式■のマゼンタDRR化合物(θ
、//g/m2)、トリシクロヘキシルホスフェート(
0、Ojrg/m2 )、コ、!−ジーtert−dン
タデシルハイドロキノン(0,009g/m2)および
ゼラチy (0、9g/m2)を含有する層。
構造式I 構造式■ (5)色素増感された内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(
銀の量で0022g7m2)、ゼラチン(0,9g/m
2)、コースルホーt−n−ペンタデシルハイドロキノ
ン・ナトリウム塩(0,0/g/m2)および各感材シ
ートについて本発明の造核剤(乳剤7g当510−10
molからIO−9moJ)を含む緑感性乳剤層。
(6)ゼラチン(/、θg/m2)を含む保護層。
上記感光シー) (A)〜(D)を次に示す処理要素及
びカバーシートと組み合わせて露光と現像処理を行った
〔処理要素〕
〈処理液〉 l−フェニル−グーメチル−グ ーヒドロキシメチルー3−ピ ラゾリドン            r、ogtert
−ブチルハイドロキノン   0 、、 / gj−メ
チルベンゾトリアゾール   A、1gベンジルアルコ
ール       / 、 ! ml亜硫酸ナトリウム
(無水)      /、1gカルボキシメチルセルロ
ース Na塩           ぶ/g 硝酸亜鉛・ぶ水和物        Q、4tJカーボ
ツブラツク         4t10g水酸化カリウ
ム           !≦gH202tOml 上記組成の処理液o、rgずつを「加圧により破壊可能
な容器」に充填した。
〔カバーシート〕
ポリエチレンテレフタレート支持体上に酸性ポリマ一層
(中和層)としてポリアクリル酸(10重量%水溶液で
粘度的/、θθθcp)(’/オg/m2)およびその
上に中和タイミング層としてアセチルセルロース(j、
/g/m2)およびスチレンと無水マレイン酸のコポリ
マー(組成(モル)比、スチレン;無水マL/イア酸=
約に0:4t01分子量約!万)(0,2g/m2 )
を塗布したカバーシートを作成した。
〔処理工程〕
上記カバーシートと前記感光シートを重ね合わせ、カバ
ーシートの側からタングステン光源にて//100秒で
ウェッジ露光したのち、両シートの間に、上記処理液を
/θθμの厚みになるように加圧ローラーを用いて展開
した。展開処理は、2!0Cで行った。処理後、感光シ
ートの透明支持体を通して、受像層に生成した画像の緑
色濃度をマクベス反射濃度計によって処理7時間後に測
定した。その結果を表3に示す。
表3から本発明の造核剤がカラー直接ポジ感材において
も良好な反転性を示すことがわかる。
実施例y 常法に従って調製した臭化銀乳剤(〔7003面をもつ
)/kgに、増感色素E(q、jxlo−5モル)と本
発明の化合物及び比較化合物Aを添加してつくった乳剤
をトリアセテートフィルム支持体上に塗布乾燥して写真
感光材料を得た。
光源に黄色フィルタ(富士写真フィルム社製5c−4t
+)をつけて3200ルツクスで光楔露光(0,7秒)
した。
下記組成の現像液を用いて2o0cで3分間現像し、更
に慣用の停止、定着、水洗工程を経て、所定の黒白像を
持つ一ストリプスを得た。これを富士写真フィルム社製
のTCD型濃度計を用いて濃度測定して、黄色フィルタ
感度(Sy)とカブリ値を得た。感度を決定する光学濃
度の基準点を〔カブI)+0.10〕として得られた結
果を相対的な値として第9表に示す。
現像液の組成 第9表の感度値の比較から明らかなように、比較例Aに
比べ、本発明の化合物は、写真感度を高める効果の強い
ことがわかる。
増感色素E 化合物A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀写真乳
    剤層を有し、その乳剤層またはその他の親水性コロイド
    層の少なくとも一層中に、下記一般式〔 I 〕で表わさ
    れるアルキニル置換複素環第四級アンモニウム塩の少な
    くとも一つを含有することを特徴とするハロゲン化銀写
    真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、 Zは5ないし6員の複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表わし、Zは適当な置換基で置換されていてもよ
    い。R^1は脂肪族基であり、R^2は水素原子、2級
    あるいは3級の脂肪族基または芳香族基である。R^1
    及びR^2は適当な置換基で置換されていてもよい。R
    ^1、R^2及びZの置換基のうち少なくとも一つはア
    ルキニル基を有する。 さらにR^1、R^2及びZの置換基のうち少なくとも
    一つはX−(L)−_nを有する。ここでXはチオアミ
    ド基からなるハロゲン化銀への吸着促進基であり、Lは
    二価の連結基である。Yは電荷バランス対イオンであり
    、nは0または1であり、mは0または1である。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6465543A (en) * 1987-09-04 1989-03-10 Fuji Photo Film Co Ltd Direct positive color photosensitive material
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