JPS60170843A - ハロゲン化銀写真要素 - Google Patents

ハロゲン化銀写真要素

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JPS60170843A
JPS60170843A JP2773384A JP2773384A JPS60170843A JP S60170843 A JPS60170843 A JP S60170843A JP 2773384 A JP2773384 A JP 2773384A JP 2773384 A JP2773384 A JP 2773384A JP S60170843 A JPS60170843 A JP S60170843A
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halogen
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Junichi Kono
純一 河野
Keiji Ogi
荻 啓二
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/485Direct positive emulsions
    • G03C1/48538Direct positive emulsions non-prefogged, i.e. fogged after imagewise exposure
    • G03C1/48546Direct positive emulsions non-prefogged, i.e. fogged after imagewise exposure characterised by the nucleating/fogging agent
    • G03C1/48561Direct positive emulsions non-prefogged, i.e. fogged after imagewise exposure characterised by the nucleating/fogging agent hydrazine compounds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は直接ポジハロンZ化銀写真感光材料に関し、更
に詳しくはカプリ剤を含有した内部潜像型直接ポジハロ
ゲン化銀写真感光材料に関するものである。
(従来技術) ハロゲン化銀写真感光材料を用いて反転現像処理または
ネガ写真像を必要とせずK、直接ポジ画像を形成できる
ことはよく知られている。
従来知られている、直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材
料を用いてポジ画像を形成するために用いられる方法は
、特殊なものを除き、実用的有用さ4を考慮すると、主
として2つのタイプに分けることができる。
1つのタイプは、あらかじめカブラされたハロゲン化銀
乳剤を用い、ソラリゼーシ、ン或いはバーシェル効果等
を利用して露光部のカブリ核(潜像)を破壊することに
よって現像後ポジ画像を得るものである。
もう1つのタイプは、カプラされていない内部潜像型・
・ロゲン化銀乳剤を用い、画像露光後カプリ処理を施し
た後で及び/又はカブリ処祠を施しながら表面現像を行
ないポジ画像を得るものである。
ここで、カプリ処理は、全面露光を与えることでもよい
し、カプリ剤を用いてもよいし、強力な現像液を用いて
もよいし、熱処理等によってもよいが、通常はカブリ剤
を用いて行われている。なお内部潜儂型ハ四ゲン化釧乳
剤とFi主としてハロゲン化銀粒子の内部に感光核を有
し、露光によって粒子内部に潜儂核が形成されるような
ハロゲン化銀乳剤をいう。
この後者のタイプのハロゲン化銀乳剤により直接ポジ画
像を得る方法は、前者のタイプの方法に比較して、一般
的に感度が高く、高感度を要求される応用に適している
この技術分野においては種々の技術がこれまでに開示さ
れている。例えば、米国時FF2,952゜250号、
同2,456,957号、同2,497,875号、同
2,588,982号、英国特許I、151,363号
、特公昭43−29405号、特開昭47−9434号
、同47−9677号、同47−32813号、同47
−32814号、同48−9727号、同48−971
7号、米国特許3,761,266号、同3,796,
577号、特開昭50−8524号、同50−3852
5号等がその主なものである。
これら公知の方法を用いて、直接ポジ型としては比較的
高感度の写真感光拐料を作ることができる。
また、直接ポジ画像の形成機構の詳細については、例え
ばミース及びジェームス共著[ザ・セオリー・オブーザ
・7オトグラフイツク・プロセスJ(The Theo
ry of th@Photographic Pro
cess )第3版161頁に論じられている如き「内
部潜像による減感作用」などKよりポジ画像の形成され
る過程をある程*m解することができる、 つまり、最初の画像露光によってハロゲン化銀粒子の内
部に生じたいわゆる内部潜像核に基因する表面減感作用
により、非画像部の未露光ハロゲン化銀乳剤の表面のみ
に選択的にカプリ核を生成させ、次いで通常の現像によ
って写真像を形成するものと思われる。
このような選択的なカブ1作用を示す有用なカブリ剤と
してはヒドラジン化合物が知られている。
例えば、米国特許2,563,785号、同2,588
゜982 号に記載されているヒドラジン化合物、米国
特許2,604,700号に記載されているナフチルヒ
ドラジンスルフォン酸、或いは英国特許l。
403.018 号に記載されているスルホメチルヒド
ラジン類がカプリ剤として使用されている。また特公昭
41−17184号にはヒドラジド、またはヒドラゾン
化合物を用いてカラーポジ画倫が得られることが記載さ
れている。
しかしながら、これらの化合物をカプリ剤として使用し
て直接ポジ画像を形成する方法を種々の写真分野に応用
するためには更に改良しなければならない技術的課題が
残されている。
例えば、このようなカブリ現像においては、現像反応に
先行してカブリ剤によるカブリ反応が起らなければなら
ないので、その分だけ通常の潜像核の現像に比較して現
像が開始されるまでの誘導期が長(、従ってその現像は
かなり遅延される。
そのため罠、特に多層カラー写真感光材料に適用した場
合に層間に特性の不均一を起し易い等の問題が存在する
。また、従来のカブリ剤では最終的に得られる最大画像
濃度も比較的低い。
従って、従来のカブリ剤では、比較的短時間内圧所望の
カブリ効果を得るためには比較的高濃度のカブリ剤が必
要とされるが、このような高濃度でカブリ剤を使用する
場合種々の欠点が見い出された。例えばカブリ剤を乳剤
中に含有させた場合KFi現俸液中へ多量のカブリ剤が
溶出し、好ましくない現像の不均一をもたらすことが見
い出さ九ている。更にカブリ剤の分解によって生じる窒
素ガスの気抱が感光材料のバインダー中に捕獲されると
、画像の品質を著しく損うことになる。また高濃度のカ
ブリ剤を用いて現像を行う場合、カブリ剤による汚染に
より背景となる素地部分に変色をひき起す傾向がある。
また、発色現像を行う場合、カブリ剤が発色剤と競合し
て、発色現像主薬の酸化体と反応するため、高濃度のカ
ブリ剤を用いると発色染料濃度を著しく低下せしめ=。
このような問題点を解決するために1ハロゲン化銀粒子
の表面に吸着するカブリ剤、例えば米国特許4,030
,925号、同4,031,127号等に於いては、ア
シルヒドラジノ7!ニルチオ尿素化合物が提案されてお
り、少量の添加量で良好なカブリ効果を達成することが
でき、又現像処理温度依存性も少いという特性を有して
いることが開示されている。
しかしながら、これらの化合物を乳剤中に含有させた場
合、乳剤液並びに感光材料の保存性を著しく劣化せしめ
ることが認められた。例えば感光材料を比較的高温或い
は高湿の環境下で保存すると、素地濃度が著しく増大し
、画健濃度も低下し、その結果ポジ画像の品質が著しく
損われることKなる。又、米国特許4,139,387
号に於いては、チオカルボヒドラジド化合物が有効なカ
ブリ作用を有し、水溶性も比較的高いことが開示されて
いる。しかしながら、これらの化合物も次のような実用
上の欠点のあることが認められた。即ち、得られたポジ
画像のハイライト部、つまり写真特性曲線上の脚部の階
調を著しく軟調化させる為、所謂足切れが悪(なるとい
う傾向のあ不ことが見い出された。このような特性は例
えば文字や線画などのような背景部分とのコントラスト
が高く、輪郭の鮮明な写真像を作成する場合には極めて
不利である。
その他種々のカブリ剤が提案されているが、いずれもカ
ブリ剤としての能力が不足していたり、保存中の熱、湿
気等により性能が劣化する等の欠点がみられ、更罠改良
されたカブリ剤の開発が望まれている。
(発明の目的) そこで本発明の第1の目的は、保存安定性の良好な直接
ポジ感光材料を提供することである。
・ また第2の目的は、現像処理温度による変動が少く
安定性のよい直接ポジ感光材料を提供することである。
更に第3の目的は、画像濃度が高く素地濃度の小さい良
好な画質を与える直接ポジ感光材料を提供することであ
る。
(発明の構成) 本発明の上記目的は、内部潜像型ノ・ロゲン化銀粒子と
親水性コロイドを含有する乳剤層を少くとも一層有して
なるポジ屋画像形感用ハロゲン化銀写真要素に於て、下
記一般式CI)で示される化合物と下記一般式(II)
で示される化合物を併用することを特徴とするI・ロゲ
ン化銀写真要素によって達成される。
尚本発明の好しい態様としては前記一般式〔I〕及びC
m)で夫々表わされる化合物を乳剤層に含有させること
である。
一般式CI) OX Y 式中、Rは水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、
ハロゲン置換アルキル基、アルコキシアルキル基、アリ
ールオキシアルキル基、アリール置換アルキル基、非置
換の7−ニル基またはアルキル、ハnゲンもしくはアル
コキシ置換フェニル基を表わし、R1及びntは同一で
も異っていてもよく、それぞれ水素原子、アルキル基、
シクロアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキ
シアルキル基、アリール置換アルキル基、アリール基を
表わす。Aは非置換のフェニレン基またはアルキル、ハ
ロゲンもしくはアルコキシ置換フェニレン基を表わす。
X、Yは酸素原子または硫黄原子を表わし、少くともX
、Yのいずれか一方は硫黄原子である。R、R1および
Hlのアルキル基は1〜10個の炭素原子からなる直鎖
及び分岐のアルキル基であって具体的にはメチル基、エ
チル基、n−ブチル基、n−ドデシル基、イソプロピル
基、を−ヘンチル基等カ挙げられる。シクロアルキル基
としては3〜10個の炭素原子を有するもので例えばシ
クロプロピル基、シクロヘキシル基、アダマンチル基等
である。ハロゲン置換アルキル基としては弗素原子、塩
素原子、臭素原子或いは沃素原子を置換した1〜lO個
の炭素数のアルキル基が好ましく、例えばトリフルオロ
メチル基、ω−トリフルオロエチル基、α−ブロモプロ
ピル基、ω−ブロモブチル基等が等げられる。
アルコキシアルキル基は1〜10個の炭素原子からなり
、具体的にはメトキシエチル基、メトキシメチル基、エ
トキシエチル基、メトキシエトキシエチル基、エトキシ
エトキシエチル基等でアル。
アリールオキシアルキル基は7〜12個の炭素原子を有
するもので例えばフェノキシメチル基、フェノキシエチ
ル基、トリルオキシメチル基、メトキシフェニルオキシ
メチル基、クロル7tニルオキシメチル基等である。ア
リール置換アルキル基Fiフェニル基またはナフチル基
を置換した炭素数1〜4個のアルキル基であり、フェニ
ル基及びナフチル基はそれぞれ置換基を有していてもよ
い。
置換基としては炭素数1〜4個の低級アルキル基(例え
ばメチル基、エチル基、イソプロピル基等)、炭素原子
数1〜3個の低級アルコキシ基(倒起ばメトキシ基、プ
ロポキシ基等)、ハロゲン原子(例えば弗素原子、塩素
原子、臭素原子、沃素原子)、置換アミノ基(例えばN
、N−ジエチルアミノ基、N、N−ジメトキシエチル基
等)が挙げられる。従ってアリール置換アルキル基の具
体例としてはベンジル基、p−トリルエチル基、2,4
−ジクロロフェニルメチル基、p −N、N−ジエチル
アミノフェニルエチル基、p−メトキシフェニルメチル
基等を挙げることができる。Rの7−ニル基に置換され
るハロゲン原子、アルコキシ基及びアルキル基はそれぞ
れ上述のハロゲン原子、低級アルコキシ基及び低級アル
キル基の例に示されるものであり、置換フェニル基の具
体例としてはlp−クロロフェニル基、p−メトキシフ
ェニル基、p−トリル基、2,4−ジクロロフェニル基
、2−クロロ−4−メチルフェニル基等が挙げられる。
R1及びR1のアリール基としてはフェニル基、ナフチ
ル基及びこれらに置換基(倒起ば低級アルキル基、低級
アルコキシ基 ハロゲン厘竿 97丁)客 スルホ基、
スルホンアミド基、置換及び非置換のカルバモイル基、
アシルアミド基、アルコキシカルボニル基、カルボキシ
ル基、置換及び非置換のスルファモイル基等)のついた
ものを含む。
置換しているものの具体例としてはp−クロロフェニル
基、p−メトキシフェニル基、p−)’Jル基、p−ス
ルホフェニル基、p−モルホリノスルホフェニル基、p
−アシルアミド基えニル基、p−シアノフェニル基、p
−カルボキシ7′工隼ル基を挙げることができる。
Aの非置換フェニレン基及びアルキル、ハロゲンもしく
はアルコキシ置換フェニレン基の具体例としては以下に
示すものが挙げられるが、好ましい。
本発明において有用な前記一般式〔I)で表わされる化
合物はカプリ剤として用いられるものである(以下、本
発明のカプリ剤という)が、その代表的なものを以下に
例示するが、本発明はこれらのみに限定されるものでは
ない。
(化合物例) (F−1) (F−2)  5 (F−3) 5 (F−4) (F−5) 5 (F−6) 5 (F−7)  5 (F−10) (F−11) 5 (F−12) 8 (F−13) (F−15) S 5 (F−17) 5 (F−18) 5 (F−19) 5 (F−20) (F−21) 5 (F−24) 5 (F−25) 5 (F−26) 8 (F−27) S (F−28) (F−34) (F−36)  0 (F−37) (F−43) 前記本発明のカプリ剤は一般的に次の方法によって合成
することができる。4−ニトロフェニルヒドラジンにカ
ルボン酸(もし゛くは酸塩化物または酸無水物)を反応
させることにより、1−アシル−2−(4−ニトロフェ
ニル)ヒドラジントスる。これをエタノールを溶媒□と
(して触媒を用いて水素添加を行い、相当する4−アミ
ン体に還元する。
本発明の非対称型N−アシルヒドラジノフェニル−1,
2−ヒドラシンクカルボチオアミド(N′置換および非
置換を含む)化合物は、上記のようにして得られた4−
アミノフェニルヒドラジド体をl−アシル−2−(4−
イソチオシアネートフェニル)ヒドラジンに誘導し、所
望のチオセミカルバジドとエタノール溶媒中加熱還流す
ることKよって沈澱物として得ることができる。ここで
1−アシル−2−(4−インチオシアネートフェニル)
ヒドラジンは、1−アシル−2−(4−アミノフェニル
)ヒドラジンとチオホスゲンまたはl、1′−チオカル
ボニルジイミダゾールとを不活性溶媒(例えばベンゼン
、クロロホルム、アセトニトリル、アセトン)中で反応
させることによって、或いはl−アシル−2−(4−ア
ミノフェニル)ヒドラジンと二硫化炭素をトリエチルア
ミンの存在下でジチオカルバメートに導き、続いてクロ
ルギ酸エチルを反応させることによって得ることができ
る。またチオセミカルバジドは等モルのイソチオシアネ
ートとヒドラジンとをアルコール?lI媒中で反応させ
て得られる。一方、本発明の対称型N。
「−ビス(アシルヒドラジノフェニル)−1,2−ヒド
ラシンクカルボチオアミドは上記したチオセミカルバジ
ドの製法に従って、2当量のアシルヒドラジノフェニル
インチオシアネートとヒドラジンを反応させることKよ
り合成することができる。またカルボアミド71ニル基
またはスルホアミドフェニル基を連結基として有する本
発明の化合物は、前記の1−アシル−2−(4−アミノ
フェニル)ヒドラジンを、アミノ安息香酸クロリド或い
はアミンベンゼンスルホニルクロリドヲ用イて、それぞ
れ対応するl−アシル−2−(アミノフェニルアシドフ
ェニル)ヒドラジンとし、更にこれをインチオシアネー
トに誘導してチオセミカルバジドと反応させる方法によ
っ℃合成することができる。
次に本発明のカブリ剤の具体的合成法を倒起する。
合成例1 (例示化合物(F−29)の合成)(イ) 
l−ホルミル−2−(4−ニトロフェニル)ヒドラジン
中間体の合成、 4−二トロフェニルヒドラジン19.2g、ギ酸ナトリ
ウム8.5I!をエタノール80rIL11ギ酸エチル
400m/、ギ酸60−の混合溶液中で2時間加熱し還
流した。その後溶媒を減圧濃縮し、析出した結晶を濾取
し、エタノールで洗って乾燥させた。目的物の収量13
.1g、融点182〜184℃。
(ロ) l−ホルミル−2−(4−アミノフェニル)ヒ
ドラジン中間体の合成、 1−ホルミル−2−(4−ニトロフェニル)ヒドラジン
8gをエタノール200 mと酢酸工f ル200 m
の混合溶媒に懸濁し、パラジウム−炭素1.0gを加え
て常圧下で水素添加した。
反応液を濾過し、濾液を減圧下濃縮し、生成した結晶を
濾取し、エタノール/n−ヘキサン混合溶媒で洗って乾
燥させた。目的物の収量3.8g、融点120〜123
℃。
(/1p−(1−ホルミルヒドラジノフェニル)イソチ
オシアネート中間体の合成、 l−ホルミル−2−(4−アミノフェニル)ヒドラジン
2.2gをアセトン200 mに溶かし、−50’G 
K冷却した。これに1,1′−チオカルボニルジイミダ
ゾール2.7gをアセトン60dK溶かしたものを加分
間に滴下した。次いで室温までゆっくり戻し、1時間攪
拌した。加℃以下で減圧下、溶媒を蒸発乾固し、残査に
エーテル100dを加え、よくすりつぶした。
懸濁液を濾過し、水150!lで洗浄し、更にエーテル
50に/で洗浄して、目的物1.81を得た。
融点173〜177℃。
に)例示化合物(F −29)の合成 塩酸セミカルバジド1.11gをエタノール蜀d、水1
0mJの混合溶液に溶かし1、トリエチルアミン1.0
1gを加えた。この溶液に窒素気流下、p−(1−ホル
ミルヒドラジノフェニル)インチオシアネー)1.8.
9を加え、2時間加熱還流した。放冷後、反応液を濾過
し、水20dで洗い、次いでエタノール201で洗浄し
、目的物0.95gを得た。融点204〜205℃(分
解)。
合成例2 (例示化合物(F−30)の合成)4−フェ
ニルセミカルバジド1.51 gヲエタ/ −ル40d
、水5dの混合液に分散させた。これに窒素気流下、p
−(1−ホルぐルヒドラジノフェニル)イソチオシアネ
ー)1.951!を添加し、2時間加熱、還流させた。
放冷後、反応液を濾過し、エタノール30mで洗浄して
目的物1.40gを得た。融点196〜198℃(分解
)。
本発明のカブリ剤は、それらの少くとも1種を゛内部潜
像型ハロゲン化銀粒子を含有する少くとも1層のハロゲ
ン化銀乳剤層を有する直接ポジ写真感光材料の支持体を
該乳剤層側にある少くとも1層の親水性コロイド層、好
ましくは内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤層および/ま
たはそれに隣接する親水性コロイド層(例えばハロゲン
化銀感光層、中間層、フィルター層、保護層、ハレーシ
ン防止層)に含有せしめられる。
本発明のカブリ剤の2種以上を併用する場合、ハロゲン
化銀乳剤層又はその隣接層中において同一層に共存せし
めるのが好ましいが、別の層に夫々含有せしめてもよい
本発明のカブリ剤の使用量は、用いられるハロゲン化銀
乳剤の特性、カブリ剤の種類、現像条件によって広い範
囲に変化し得るが、内部潜像屋ハロゲン化銀乳剤を有す
る写真感光材料を画像露光後、表面現像液で現像処理し
てポジ画像が得られるだけのかぶらし作用を与える量で
あればよく、現像処理後充分な最大濃度(例えば1.5
以上)を与える量であることが望ましい。通常は、内部
潜像型ハロゲン化銀1モルに対しカブリ剤を10−6モ
ル−10”モル程度が好ましく一更に好ましくは10−
6モル(10′″sモルの範囲である。
また、カラー拡散転写法に適用される場合にあっては、
その受像層またはシート中に混入せしめることができる
。この場合の該カプリ剤の含有量は前記ハロゲン化銀乳
剤層中に含有せしめる場合に準する量でよい。
また、本発明のカプリ剤は、前記した従来公知のカプリ
剤と併用することもできる。有用な公知のカプリ剤の具
体例を示せば、ヒドラジン、塩酸塩、フェニルヒドラジ
ン塩酸塩、4−メチルフェニルヒドラジン塩酸塩、1−
ホルミル−2−(4−メチルフェニル)ヒドラジン、l
−アセチルー−2−フェニルヒドラジン、l−アセチル
−2−(4−アセトアミドフェニル)ヒドラジン、l−
メチルスルフォニル−2−フェニルヒドラジン、1−ベ
ンゾイル−2−フェニルヒドラジン、l−メチルスルフ
ォニル−2−(5−フェニルスルフォンアミドフェニル
)ヒドラジン、フォルムアルデヒドフェニルヒドラジン
等のヒドラジン化合物;3−(2−ホルミルエチル)−
2−メチルベンゾチアゾリウムブロマイド、3−(2−
ホルミルエチル)−2−プロピルベンゾチアゾリウムブ
ロマイド、3−(2−アセチルエチル)−2−ペンジル
ヘンソセレナソリクムプロマイド、3−(2−アセチル
エチル−2−ベンジル−5−フェニルベンゾオキサシリ
ウムブロマイド、2−メチル−3−[3−(フェニルヒ
ドラゾノ)プロピル〕ベンゾチアゾリウムブロマイド、
2−メチル−5−C3−(p −トIJルヒドラゾノ)
プロピル〕ベンゾチアゾリウムブロマイド、2−メチル
−3−〔3−(p−スル7オフエニルヒドラゾノ)プロ
ピル〕ベンゾチアゾリウムブロマイド、2−メチル−5
−(3−(p−スル7オフエニルヒドラゾノ)ペンチル
〕ペンゾチアゾリウムヨーデド、1.2−ジヒドロ−3
−メチル−4−フェニルピリド[2゜1−J]ベンゾチ
アゾリウムプロマイ)”、1 、2−ジヒドロ−3−メ
チル−4−フェニルピリド[2,1−4]−5−フェニ
ルベンゾオキサツリウムブロマイド、4.4’−エチレ
ンビス(1,2−ジヒドロ−3−メチルビリド[z、t
−a]ベンゾチアゾリウムブロマイド)、1.2−ジヒ
ドロ−3−メチル−4−7,ニルピリド[2,1−A]
ベンゾセレナゾリウムブロマイド等のN−置換第4級シ
クロアンモニウム塩;5−[1−エチルナフト[l、z
−4]チアゾリン−2−イリデンエチリデン)−1−(
2−フェニルカルバソイル)メチル−5−(4−スルフ
ァモイルフェニル)−2−チオヒダントイン、5−(3
−エチル−2−ペンゾチアゾリニリ”デン))−3−C
4−(2−7オルミルヒドラジノ)フェニル〕ローダニ
ン、■−(4−(2−7オルミルヒドラジノ)フェニル
〕3−フェニルチオ尿素、1,3−ビス(4−(2−フ
ォルミルヒドラジノ)フーニル〕チオ尿素などが挙げら
れる。
次に1本発明において有用な前記一般式〔■〕で表わさ
れる化合物(以後本発明のメルカプト化合物と称す)の
代宍的具体例を以下に挙げるが本発明はこれらに限定さ
れない。
(化合物例) (G−3) (G−4) (G−7) (G−8) (G−9) (G−10) (G−11) (G−12) (G−17) (G−18) (G−19) CH。
本発明のメルカプト化合物は、通常の方法で合成するこ
とができる。例えば、ケミッシえベリヒテ” Chsm
lsehe B*rieht* ” 86 、 P31
4、およびカナディアンージャーナル・オブ争ケミスト
リー” Canadian Journal of C
hemistry ” 37. P 101に記載の方
法、ジャーナル・オプ・ケミカル・ンサイティ” Jo
urnal of Chemical 5ociety
ガ1主。
P1748(1927年)、および特開昭50−890
34号、同53−28426号等に記載の方法で合成す
ることができる。
本発明のメルカプト化合物は、単独でまたは2以上組合
せて用いることができ、その使用量は、限定ではないが
、既してハロゲン化銀1モル当り10−〒シ10−1モ
ル、好ましくは104〜10−3モルである。
本発明のメルカプト化合物の添加時期は、ハロゲン化銀
粒子の沈澱が終ってから該乳剤の塗布が行なわれる迄の
間の任意の時期でよく、特に好ましくはハロゲン化銀粒
子の沈澱と化学増感の工程が終了して以降に添加するこ
とである。また、添加方法は、従来公知の任意の方法を
採用できるが、酸または塩の形態で水またはメタノール
等の有機溶媒、これらの混合溶媒に溶解して添加するの
が特に好ましい。
本発明の内部潜像型ハロゲン化銀写真感光材料は像様露
光後、カブリ剤の存在下に現像処理することによって直
接ポジ画像を形成するが、本発明に係るハロゲン化銀写
真感光材料の現像処理方法は任意の現像処理方法が採用
されるが、好ましくは表面現像処理方法である。この表
面現像処理方法とはハロゲン化銀溶剤を実質的に含まな
い現像液で処理することを意味する。
本発明の現像液において使用することのできる通常のハ
ロゲン化銀現像剤には、ハイドロキノンの如きポリヒド
ロキシベンゼン類、アミノフェノール類、3−ピラゾリ
ドン類、アスコルビン酸とその誘導体、レダクトン類、
フェニレンジアミン類等あるいはその混合物が含まれる
。具体的にはハイドロキノン、アミンフェノール、N−
メチルアミノフェノール、■−フェニルー3−ピラゾリ
ドン、l−フェニル−4,4−ジメチル−3−ピラゾリ
ドン、l−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチ
ル−3−ピラゾリドン、アスコルビン酸、N、N−ジエ
チル−p−フェニレンジアミン、ジエチルアミノ−〇−
トルイジン、4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N
−(β−メタンスルフォンアミドエチル)アニリン、4
′″アミノ−3−メチル−N=エチル−N−(β−ヒド
ロキシエチル)アニリン等が挙げられろ。これらの現像
剤はあらかじめ乳剤中に含ませておき、高pH水溶液浸
漬中にハロゲン化銀に作用させるようにすることもでき
る。
本発明において使用される現像液は、更に特定のカブリ
防止剤及び現像抑制剤を含有することができ、あるいは
それらの現像液添加剤をノ・ロゲン化銀写真感光材料の
層膜中に任意に組み入れることも可能である。通常有用
なカブリ防止剤には、例えば5−メチルベンゾトリアゾ
ールのようなベンゾトリアゾール類;ベンゾチアゾール
類;1−フェニル−5−メルカプトテトラゾールのよウ
ナ複素環式チオン類;芳香族及び脂肪族のメルカプト化
合物等が含まれる。また、現像液中には、現像促進剤例
えばポリアルキレンオキサイド誘導体や第4級アンモ益
つム塩化合物などを含有させることもできる。
本発明圧検る内部潜像型ハロゲン化銀写真感光材料は少
なくとも一層の内部潜像型ハロゲン化銀乳剤からなる。
本発明における内部潜像型ハロゲン化銀乳剤はハロゲン
化銀粒子の内部に主として潜像を形成し、感光核の大部
分を粒子の内部に有するハロゲン化銀粒子を有する乳剤
であって、任意のハロゲン化銀、例えば臭化銀、塩化銀
、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀等が包含される。
特に好ましくはその乳剤は透明な支持体に塗布した試料
の一部を約1秒までのある定められた時間にわたって光
強度スケールに露光し実質的にハロゲン化銀溶剤を含有
しない粒子の表面像のみを現像する下記の表面現像液A
を用いて加℃で4分間現像した場合に、同一の乳剤試料
の別の一部を同じく露光し、粒子の内部の像を現像する
下記の内部現像液Bで加℃で4分間現像した場合に得ら
れる最大濃度の%より大きくない最大濃度を示すもので
ある。好ましくは、表面現像液Aを用いて得られた最大
濃度は内部現像液Bで得られる最大濃度のlAoより大
きくないものである。
表面現像液A メトール 2.5g L−アスコルビン酸 10 9 NaBO1114H,O359 Br1g 水を加えて 1/ 内部現偉液B メトール 2.0 g 亜硫酸ソーダ(無水) 90.0 /iハイドロキノン
 8.0g 炭酸ソーダー水塩 52.5g KBr 5.OJi’ KI O,5g 水を加えて 1g また、本発明に係る内部潜像型ハロゲン化銀乳剤は、種
々の方法で調製されるものが含まれる。
例えば米国特許2,592,250号に記載されている
コンバージ、ン型ハロゲン化銀乳剤、または米国特許3
,206,316号、同3,317,322号および同
3,367.778号に記載されている内部化学増感さ
れたハロゲン化銀粒子を有するハロゲン化銀乳剤、また
は米国特許3,271,157号、同3.447,92
7号および同3,531,291号に記載されている多
価金属イオンを内蔵しているハロゲン化銀粒子を有する
ハロゲン化銀乳剤、または米国特許3,761,276
号に記載されているドープ剤を含有するハロゲン化銀粒
子の粒子表面を弱く化学増感したハロゲン化銀乳剤、ま
たは特開昭50−8524号、同50−38525号お
よび同53−2408号に記載されている積層構造を有
する粒子からなるハロゲン化銀乳剤、その他特開昭52
−156614号および特開昭55−127549号に
記載されているハロゲン化銀乳剤などである。
更に、本発明に係る内部潜像型ハロゲン化銀乳剤には、
通常用いられる安定剤、例えばアザインデン環を持つ化
合物およびメルカプト基を有する含窒素へテロ環化合物
(代表的なものとしてそれぞれ4−ヒドロキシ−6−メ
チル−1,3,3m。
7−チトラザインデンおよびl−フェニル−5−メルカ
プトテトラゾールが挙げられるυ等をハロゲン化銀1モ
ルに対し1lR9〜10g含有させることにより、より
低い素地濃度を持ったより安定な結果を与えるごとがで
きる。
その他車発明において、カブリ防止剤または安定剤とし
て、例えば水銀化合物、トリアゾール系化合物、アザイ
ンデン系化合物、ベンゾチアゾリウム系化合物、亜鉛化
合物等゛を使用し得る。
本発明に係る内部潜像型ハロゲン化銀乳剤には、各種の
写真用添加剤を加えることは任意である。
例えば、本発明において使用し得る光学増感剤には、シ
アニン類、メロシアン類、三核または四核メロシアニン
類、三核または四核シアニン類、スチリル類、ホロポー
ラシアニン類、ヘミシアニン類、オキソノール類および
ヘミオキシノール類が含まれ、これらの光学増感剤は含
窒素複素環核としてその構造の一部にチアゾリン、チア
ゾール等の塩基性基またはローダニン、チオヒダントイ
ン、オキサゾリジンジオン、バルビッール酸、チオバル
ビッール酸、ピラゾロン等の核を含むものが好ましく、
かかる核はアルキル、ヒドロキシアルキル、スルホアル
キル、カルボキシアルキル、ハロゲン、フえニル、シア
ン、アルコキシ置換することができ、また炭素環または
複素環と縮合することは任意である。
本発明に係る内部潜像型ハロゲン化銀乳剤は超色増感す
ることができる。超色増感の方法については、例えば「
超色増感の機構の総説(R@vlewof 8uper
gensitlzatlon ) J ;フォトグラフ
ィ。
り・サイエンス・アンド・エンジニャリング(Phot
ographlc 5cience and Engi
neering )Vol。
18.4418頁(1974年)に記載されている。
その他車発明において、目的に応じて用いられる添加剤
は、湿潤剤としては、例えば1.ジヒドロキシアルカン
等が挙げられ、さらに膜物性改良剤としては、例えば、
アルキルアクリレートもしくはアルキルメタアクリレー
トとアクリル酸もしくはメタアクリル酸との共重合体、
スチレン−Vレイン酸共重合体、スチレン無水マレイン
酸ハーフアルキルエステル共重合体等の乳化重合によっ
て得られる水分散性の微粒子状高分子物質等が適当であ
り、塗布助剤としては、例えば、サポニン、ポリエデレ
ングリコールラウリルエーテル等が含まれる。その他写
真用添加剤として、ゼラチン可塑剤、界面活性剤、紫外
線吸収剤、pull整剤、酸化防止剤、帯電防止剤、増
粘剤、粒状性向上剤、染料、モルダント、増白剤、現像
速度調節剤、マ、ト剤等を使用することは任意である。
上述の如く調製されたハロゲン化銀乳剤は、必要に応じ
て下引層、ハレーション防止層、フィルター層等を介し
て支持体に塗布され内部潜像型ノ・ロゲン化銀写真感元
材料を得る。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料をカラー用とし
て用いることは有用であり、この場合ハロゲン化銀写真
乳剤中にシアン、マゼンタおよびイエローの色素像形成
カプラーを含ませることが好しい。イエロー色素形成カ
プラーとしてはベンゾイルアセトアニリド型、ピバロイ
ルアセトアニリド型或いは力、ブリング位の炭素原子が
カップリング反応時に離脱することができる置換基、(
1わゆるスプリットオフ基で置換されて(・る2当量型
イエローカプラー等が有用である。マゼンタ色素形成カ
プラーとしてはピラゾロン系、ピラゾロトリアゾール系
、ビラゾリノベンヅイミダゾール系、インダシロン系、
或いはスプリットオフ基を有する2当量型マゼンタカプ
ラーが有用である。
シアン色素形成カプラーとしてはフェノール系、ナフト
ール系、ビラゾキナゾ四ン系、或(・はスプリットオフ
基を有する2当量型シアンカプラーが有用である。
又、色素画像の短波長の活性光線による褪色を防止する
ため紫外線吸収剤、例えばチアゾリド°ン、ベンゾトリ
アゾール、アクリロニトリル、ベンゾフェノール系化合
物を用いることは有用であり、特にチヌビンps、同3
20、同326、同327、同328(いずれもチバガ
イギー社製)の単用もしくは併用が有利である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の支持体として
は任意のものが用いられるが、代表的な支持体としては
、必要に応じて下引加工したポリエチレンテレフタレー
トフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレン
フィルム、ポリプロピレンフィルム、セルローズアセテ
ートフィルム、ガラス、バライタ紙、ポリエチレンラ建
ネート紙等が含まれる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料にはゼラチンの
他に目的に応じて適当なゼラチン誘導体を含ませること
ができる。この適当なゼラチン誘導体としては、例えば
、アシル化ゼラチン、グアニジル化ゼラチン、カルバミ
ル化ゼラチン、シアノエタノール化ゼラチン、エステル
化ゼラチン等を挙げることができる。
また、本発明においては、目的に応じて他の親水性バイ
ンダーを含ませることができ、この適当なバインダーと
してはゼラチンのほか、コロイド状アルブミン、寒天、
アラビヤゴム、デキストラン、アルギン酸、アセチル含
量10−20 % Kまで加水分解されたセルローズア
セテートの如きセルロ−ズ誘導体、ポリアクリルアミド
、イミド化ポリアクリルアミド、カゼイン、ビニルア/
L/ :ff−ルービニルアミノアセテートコポリマー
の如きウレタンカルボン酸基または、シアノアセチル基
ヲ含むビニルアルコールポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、加水分解ポリビニルアセテ
ート、蛋白質または飽和アシル化蛋白質とビニル基を有
するモノマーとの重合で得られるポリマー、ポリビニル
ピリジン、ポリビニルアミン、ポリアミノエチルメタア
クリレート、ポリエチレンアミン等が含すれ、乳剤層あ
るいは中間層、保護層、フィルター層、裏引層等のノ・
ロゲン化銀写真感光材料構成層に目的に応じて添加する
ことができ、さらに上記親水性バインダーには目的に応
じて適当な可塑剤、潤滑剤等を含有せしめることができ
る。
また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料の構成層は任
意の適当な硬膜剤で硬化せしめることができる。これら
の硬膜剤としては、クロム塩、ジルコニウム塩、フォル
ムアルデヒドやムコハロゲン酸の如きアルデヒド系、ハ
ロトリアジン系、ポリエポキシ化合物、エチレンイミン
系、ビニルスルフォン系、アクリロイル系硬膜剤等が挙
げられる。
また、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、支持体上
に乳剤層、フィルター層、中間層、保護層、下引層、裏
引層、ノ・レージ、ン防止層等の種々の写真構成層を多
数設置することが可能である。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、白黒一般用、X
レイ用、カラー用、偽カラー用、印刷用、赤外用、マイ
クロ用、銀色素漂白用等の種々の用途に有効に適用する
ことができ、また、米国特許3.087,817号、同
3,185,567号、同2゜9g3,606 号、同
3,253,915号、同3,227゜550号、同3
,227,551号、同3,227,552号、同3,
415,644号、同3,415,645号、同3,4
15,646号、同3,594,164号、同3゜59
4.165 号、同3,573,043号、同3,64
7゜437号、同3,928,312号、同4,135
,929号、同4,198,235号、同4,336,
322号および英国特許1,496,363号に記載さ
れているようなカラー画像転写法、カラー拡散転写法等
にも適用できる。
(実施例) 以下、実施例をあげて本発明を例証するが、本発明の実
施の態様がこれ罠よって限庫されるものではない。
実施例1 米国特許3,761,276号の実施例1に記載された
乳剤と同様にして調製された内部潜像型の臭化銀乳剤を
調製した。別にシアンカプラー2,4−ジクロロ−3−
メチル−6−〔α−(2,4−ジーt@rt−アミルフ
ェノキシ)ブチルアミド〕フェノール40 g、2,5
−ジーtart−オクチルハイドロキノン1.0gの両
者を酢酸エチル100g、ジオクチルフタレート30,
1m溶解し、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを
含むゼラチン水溶液に加え乳化分散した。この分散液を
あらかじめ下記増感色素2種によって分光増感した前記
乳剤Ie(塩沃臭化銀0.35モル含有)に加え、更に
4−ヒ゛ドpキシ−6−メチル−1,3,3m。
7−チトラザインデンl/、2.5−ジヒドロキシ−4
−lI@c−オクタデシルベンゼンスルホン酸カリウム
l’を加えて温度を40℃に調整してから本発明のカブ
リ剤(F−1)、(F−2)、(F−29)をメタノー
ル溶液圧して、それぞれ10り1モルAg添加し、加分
間放置し乳剤層及び(B)を調整した。また比較のカブ
リ剤として特開昭53−を本発明のカブリ剤に代えて1
0り1モルAg使用したほか箭は上に記載したのと全く
同様の方法で乳剤(C)及び■)を調製した。
この乳剤(4)、 CB)、(C)およびCD)に対し
て化合物CG −4) ノ1.OXl0−’モル水溶液
な0.10、菊、100 d添加してから硬膜剤として
ビス(ビニルスルホニルメチル)エーテルをゼラチン1
g当り0.02gの割合で加えてレジンコートした紙支
持体上に塗布銀量が0.5.li’/iになるように塗
布して、直接ポジ写真感光材料を調製した。
これらの写真感光材料に像様露光を与えた後、以下に示
す処理を行なった。
処理: 発色現像(3分加秒)−停止(30秒)−漂白定着(1
分間秒)−水洗(1分間秒) 処理温度は各処理ステ、ブ共に30’Cであり、各処理
液の組成を示した。
発色現像液: 停止液: 漂白定着液: 得られた試料の赤色光に対する光学濃度を測定し、第1
表の如き写真性能を得た。またさらにこれら塗布試料を
、温度旬℃、相対湿度80%で2日保存した後、像様露
光を与えた後、同様の処理を行ない、第1表に示す如き
性能を得た。
体上青白 ゛−Σ二/ 第1表 X特性曲線上の濃度0.5及び1.5の2点を結ぶ直線
の傾斜角の正接値である。
またDmaxは画像最大濃度、Dmlnは素地濃度であ
る。
第1表の結果から、本発明で使用されるカブリ剤は比較
化合物CI) K比べて良好なカブリ効果が見られ、保
存性が良(、さらに本発明のメルカプト化合物を使用す
ると、良好なカブリ効果が得られ、高い画像濃度を得な
がら、ガンマ低下が少なくて、しかも素地濃度抑制効果
を有していることが判った。また高温高湿下で保存した
場合でも極めて安定である。比較化合物CI)を使用し
た場合は(比較試料D)これに比べて画像最大濃度が低
いばかりでなく、本発明のメルカプト化合物を使用して
も画像濃度の増加が見られないとともK、高温高湿下で
保存されると軟調化が著しい。
実施例2 実施例1で調製した乳剤(4)に対して、化合物(G−
5)、(G −12)及び(G−13)の各1.OX 
10−”モル水溶液をそれぞれ31.10μ、30−添
なるように添加した。添加後、これら乳剤を実施例11
C記載したと全く同様に硬膜剤を加え′てかうレジンコ
ートした紙支持体に塗布Ag量が0.5に背になるよう
に塗布して直接ポジ写真感光材料を調製した。これらの
写真感光材料に像様露光を与えた後、実施例IK示した
のと同様の処理を施した。
得られた試料の赤色光に対する光学濃度を測定し、第2
表の如き写真性能を得た。
第2表 X特性曲線上の濃度0.5及び1.5の2点を結ぶ直線
の傾斜角の正接値。Dmaxは画像最大濃度、Dmln
は素地濃度。
第2表の結果から、本発明に使用するメルカプト化合物
は、比較化合物(n)、〔■〕と比べた時、カブリを抑
制しながら最高濃度を高めかっr低下を引き起こさない
ことが判った。
このことは、従来のメルカプト化合物に比べ、良好なポ
ジ型ハロゲン化銀写真感光材料を設計する上で、きわめ
て有利であることを示すものである。
実施例3 マス、ポリエチレンテレフタレートよりなる不透明なフ
ィルム支持体上に1下記の層を順次塗布して感光シー)
A〜Eを作成した。
(1) マゼンタ色材層 下記構造式で表わされるマゼンタ画像供与物質(0,8
11/rt? )、ジエチルラウラミド(0,4,M)
およびゼラチン(1,5g〜)を有するマゼンタ色材層
(2)緑感性内部潜像屋直接ポジ臭化銀乳剤層米国特許
2,592,250号の実施例−1に記載の方法に従が
ってコンバージ、ン法により調製され、緑色増感された
塩沃臭化銀内部潜像型乳剤で、2−see−オクタデシ
ルハイドロキノン−5−スルホン酸カリウム(0,17
97n? )、ゼラチンおよび第2表に示した添加量の
本発明のカブリ剤とメルカプト化合物を含有する層。
(3)保護層 ゼラチン(0,8Vrr? >、メタクリレートのビー
ズ(2〜4μm 0.151!/i )、粒径0.2 
μmのシリカ(0,45g/lrl ) オヨヒビス(
ヒニルスルホニルメチル)テトラキス(ビニルスルホニ
ルメチルンエーテル(0,2y〜)よりなる保護層。
さらに上記の層(2)のカブリ剤とメルカプト化合物の
組合せの代わりに第3表に示したカブリ剤とメルカプト
化合物を用いた以外は全く同じ比較用感光シート試料F
を作成した。
次いで、下記の層を順次不透明な紙支持体上に盪布する
ことにより色素画像受像シートを作成した。
第1層 スチレンとN、N−ジメチル−N−ベンジル−N−p−
(メタクロイルアミノ7Lニル)メチルアンモニウムク
ロリドとジビニルベンゼンの3元共重合体(モル比で4
8/48/ 4 ) (2,71/β)ゼラチン(2,
79β)および4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1
−フェニル−3−ピラゾリジノン(0,33p/m”)
から成る受像層。
第2層 ゼラチ/(L 2 fZAr? )、紫外線吸収剤;2
−(2−ヒドロキシ−3−t@rt−ブチル−3−n−
ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2〜ヒト
四キシ−3−tart−ブチル−5−メチルフェニル)
−6−クロロ−ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロ
キシ−3,5−ジブチャフェニル)ベンゾトリアゾール
および2−(2−ヒドロキシ−3−n−ブチルフェニル
)ベンゾトリアゾールから成る混合物(0,8y〜)お
よびグリオキザール(0,0611/rrl )の中間
層。
第3層 ゼラチン(0,65yβ)の保護層。
第4層 ゼラチン(0,27y〜)およびシリカ(14y汐)か
ら成るオーバーコート層。
上記の感光シー)A〜FK像様露光を与えた後、下記組
成のアクチベーター溶液中で加秒間浸漬し、次に一対の
加圧ローラー間を通して上記の受像シー)K重ね合わせ
た。処理は18℃、24℃、お℃で行なった。
アクチベータ溶液の組成 水酸化カリウム 56.2# 5−メチルベンゾトリアゾール 7.2y3分後、感光
シートと受像シートとを剥離した。
受像シート上に得られたマゼンタ色素転写像の画像最大
濃度、素地濃度を第3表に示した。
第 3 表 第3表の結果は本発明において使用するカブリ剤とメル
カプト化合物は、拡散転写法の感M、g素においても満
足すべきカブリ効果が得られることを示している。また
カブリ剤として化合物CI)を用いた場合やメルカプト
化合物として化合物〔■〕を用いた場合に比較して処理
温度による濃度(Dmax)変動がさらに少なかった。
代理人 弁理士 野 1)義 親 手続補正書′ 昭和60年4 月23日 昭和59年特許願第 27733 号 2 発明の名称 ハロゲン化銀写真要素 3 補正をする者 事例との関係 特許出願人 住所 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号東京都日野
市さくら町1番地 小西六写真工業株式会社(電話0425−83−152
1)特 許 部 補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内部潜像型ハロゲン化銀粒子と親水性コロイドを含有す
    る乳剤層を少くとも一層有してなるポジ凰画像形成用ハ
    ロゲン化銀写真要素に於て、下記一般式CI)で示され
    る化合物と下記一般式(II)で示される化合物を併用
    することを特徴とするハロゲン化銀写真要素。 一般式CI) 〔式中、RFi水素原子、アルキル基、シクロアルキル
    基、ハロゲン置換アルキル基、アルコキシアルキル基、
    アリールオキシアルキル基、アリール置換アルキル基、
    非置換のフェニル基またはアルキル、ハロゲンもしくは
    アルコキシで置換されたフェニル基を表わし、R1およ
    びR1は同一でも異なっていてもよくそれぞれ水素原子
    、アルキル基、シクロアルキル基、)10ゲン置換アル
    キル基、アルコキシアルキル基、アリール置換アルキル
    基、アリール基を表わす。Aは非置換の7エニレン基ま
    たはアルキル、ハロゲンもしくはアルコキシ置換フェニ
    レン基を表わす。X、Yは酸素原子または硫tIt原子
    を表わし、x、yのいずれか一方は硫黄原子である。〕 一般式(II) 〔式中、Xは−o−、−s−またFi/NR6を表わし
    、Qは5〜6員の複素環(不飽和環が縮合しているもの
    を含む)を形成するに必要な非金属原子群を表わし、R
    s 、 R4およびR1はそれぞれ水素原子、ハロゲン
    原子、メルカプト基、ヒドロキシル基、カルボキシル基
    、スルホ基またはそれぞれ置換もしくは非置換のアルキ
    ル基、アミノ基、アリール基またはアルコキシ基を表わ
    す。またR3 、 H4およびBlの少なくとも1つは
    ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基、アミノ基
    の中の少なくとも1つから選ばれる。〕
JP2773384A 1984-02-15 1984-02-15 ハロゲン化銀写真要素 Granted JPS60170843A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0249239A2 (en) * 1986-06-12 1987-12-16 Fuji Photo Film Co., Ltd. Process for the formation of direct positive images
JPH0311337A (ja) * 1989-06-08 1991-01-18 Konica Corp 直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法
US5221593A (en) * 1990-03-09 1993-06-22 Konica Corporation Silver halide photographic materials containing novel nucleating agent

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US5221593A (en) * 1990-03-09 1993-06-22 Konica Corporation Silver halide photographic materials containing novel nucleating agent

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