JPS62210180A - スポイラの取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車のフロントバンバ下方に設けられる
スポイラの取付構造に関する。

従来の技術 従来、この種のスポイラの取付構造としては、第３図に
示すように、車体前部のフロントバンパ５の下方に配設
される樹脂製のスポイラ本体１は、第４図の断面図が示
すように、取付側面に補強金具２及び取付金具３をイン
サート成形し、一体に設けたものがあり、これを車体側
に取付ける場合は、前記取付金具３なボルト３ａｌ二よ
り車体側に固定させることが行なわれている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来例にあっては、成形時に
補強金具２の端部近くに気泡４が発生し易く、その部分
の強度が小さくなる上、外観に塗装時ボイド等の不良が
発生する問題点がある。

ま九、補強金具２などがスポイラ本体１の側面に沿って
設けられているため、物体にスポイラ本体が衝突し九場
合に、該補強金具２．取付金具３の変形が起りにぐく、
衝撃吸収性が悪い問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に着目して案出さ
れ念ものであって、衝撃吸収性が良く、しかも衝突時に
スポイラの変形を阻止するスポイラの取付構造を得んと
するものである。

問題点を解決するための手段 この発明は、車体前部のフロントバンバ下方に配設され
且つ走行風を整流して車体に接地力を付与するスポイラ
本体と、該スポイラ本体裏面の上端Ｗ＆部に、垂下する
ように一体に設けられ危垂下リブと、該スポイラ本体裏
面の上下端の中間位置に、略水平方向に突出する水平リ
ブと、上端縁部で前記垂下リブと固着され且つ下端縁部
でスポイラ本体下端部と固着されると共に、該スポイラ
本体が所定の衝撃力な受は几ときに前記水平リブが係当
する補強金具と、断面略Ｌ字状であり、一端側で前記垂
下リブに固着され且つ他端側で車体側に固着されて、前
記スポイラ本体と車体とな所定間隔を保って連結して該
スポイラ本体を保持する取付金具と、からなること１１
その構成としている。

作用 スポイラ本体の垂下リブと下端部とな連結する補強金具
は、該垂下リブと該下端部とが近づく変形、即ちスポイ
ラ本体が物体との衝突などにより撓んだり、折れ曲った
りするのな阻止し、また、水平リブが当該補強金具に係
当することＣ；より、スポイラ本体に凹みが生じるのｌ
防止し、スポイラ本体全体の変形を防止する。

また、取付金具は、スポイラ本体にかかる力ｌ車体側に
伝達し、車体に接地力な与える。また、スポイラ本体は
、取付部材で上端縁を支持されている構造となり、スポ
イラ本体が物体と衝突した場合に、前記の如く支持され
る上端縁部な支点としてスポイラ本体が車体後方向に向
けて略回転移動を行なうと共に、取付金具も取付部が変
形して衝撃を吸収する。

実施例 以下、この発明に係るスポイラの取付構造の詳細を図面
に示す一実施例について説明する。

図中、１は斜傾面部１ａと垂下面部１ｂとな有するスポ
イラ本体であって、該垂下面ｉ１ｂの下部は、稍々前方
に突出した突出部ＩＣが幅方向に条設され、該斜傾面部
と共に突出ｉ１ｃでも走行風を受は止めて、スポイラ本
体１が下方に向けた力ｌ得るようにしている。なお、ス
ポイラ本体１の下端縁１ｅは、内側に曲げられて成形さ
れていて、スポイラ本体１に保形性を与えている。

また、前記斜傾面部１ａの上端縁部の取付は側には、垂
下する垂下リブ６が、スポイラ本体１の幅方向に沿って
一体に設けられている。この垂下リブ６には、後記する
取付金具７と共に補強金具８が、ボルト９＆及びナツト
９ｂによって固着される。

さらに、前記スポイラ本体１裏面の上、下端部の中間位
置には、略水平方向に突出する水平リブ９を、該スポイ
ラ本体１の幅方向に条設している。

そして、前記補強金具８は、前記垂下リブ６と前記下端
縁１ｅとを連結するように、その下端部８ａが垂下リブ
６にボルトナツト９ａ　、９ｂで、下端部８ｂがスポイ
ラ本体１の下端縁１ｅにボルト１０ｊＬ、ちょうナツト
又は樹脂クリップｌＯｂで固着されている。なお、該補
強金具８は、前記スポイラ本体１が車体前方から後方に
向けて働く外的負荷を受けた場合、前記水平リブ９の端
縁が係当し得るような形状とされており、該端縁が係当
することにより、スポイラ本体１が湾曲するのな防止し
ている。

取付金具７は、断面略Ｌ字状であり、その一端側は前記
垂下リブ６の側面に添えられ、前記ボルトナツト９Ｌ、
９ｂにて固着されている。また、該取付金具７の他端側
は車体側のレインフォース１０にボルトナツトｕａ、ｕ
ｂで固着されている。

なお、図中、１２は座金板である。

また、前記垂下リブ６とレインフォース１０は、取付金
具７により、所定間隔ｄが保たれており、スポイラ本体
１に所定量より大きい負荷が加わつ九ときに、当該取付
金具７が曲がる空間な設けている。なお、該金具７の材
質厚さ等は、スポイラ本体１の受風面積１重量などを勘
案して設定されている。

＠２図は、この発ＦＩＡを適用したスポイラの取付構造
の他の一実施例１示している。

この実施例にあっては、スポイラ本体１の裏面において
、水平リブ９な斜傾面部１ａと垂下面部１ｂとの境界位
置に設け、当該水平リブ９と垂下リブ６とを断面略Ｌ字
状の補強金具８で連結した構成としている。なお、他の
構成は、前述した実施例と同様である。

このような構成により、この実施例にあっては、スポイ
ラ本体ｌの変形を補強金具８で防止すると共に、所定量
より大きい負荷ｌスポイラ本体１が受けたときに、取付
金具７が曲がることにより、その負荷による衝撃な吸収
し得るものである。

以上、実施例Ｃ；ついて説明したが、この他に各種の設
計変更が可能であり、例えば、取付金具７を車体側部材
に溶接、接着等の固着平段によって取り付けた構成とし
てもよい。

また、このようなスポイラ本体１１車体側に取り付ける
手順としては、例えば、レインフォース１０に取付金具
７を取り付け、次にスポイラ本体ｌの垂下リブ６と補強
金具８の上端部８ａとを、該取付金具７に止着し、次い
で、補強金具８の下端部８ｂとスポイラ本体１の下端縁
１ｅとを重ね合せてボルト１０ａ、ちょうナツト又は樹
脂クリップ１０　ｂで止着すればよい。

なお、上記した両実施例にあっては、垂下リブ。

水平リブ９をスポイラ本体１の幅方向に夫々連続して一
条をなすように条役し九ものであるが、間欠的にリブを
形成したものであってもよい。また、これに応じて取付
金具７も、スポイラ本体１の幅方向に沿って複数配設し
た構成としてもよい。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明に係るスポイ
ラの取付構造にあっては、補強金具並びにスポイラ本体
裏面に形成した水平リブによって、スポイラ本体の変形
が防止されると共に、スポイラ本体が所定量より大きい
負荷（物体との衝突などにより生ずる）による衝撃を受
けたときに、取付金具が曲がることにより、その衝撃な
吸収する効果がある。

そのため、スポイラ本体の破損を極力、回避し、車体へ
の衝撃の伝達を緩ける効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は、この発明に係るスポイラの取付構造の一実施
例を示す断面図、第２図は、同他の一実施を示す断面図
、第３図は、スポイラ本体を本体に取り付は次状態を示
す側面図、第４図は、従来例１示す断面図である。 １・・・スポイラ本体、６・・・垂下リブ、７・・・取
付金具、８・・・補強金具、９・・・水平リブ。 外２名 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体前部のフロントバンパ下方に配設され且つ走
   行風を整流して車体に接地力を付与するスポイラ本体と
   、該スポイラ本体裏面の上端縁部に、垂下するように一
   体に設けられた垂下リブと、該スポイラ本体裏面の上下
   端の中間位置に、略水平方向に突出する水平リブと、上
   端縁部で前記垂下リブと固着され且つ下端縁部でスポイ
   ラ本体下端部と固着されると共に、該スポイラ本体が所
   定の衝撃力を受けたときに前記水平リブが係当する補強
   金具と、断面略Ｌ字状であり、一端側で前記垂下リブに
   固着され且つ他端側で車体側に固着されて、前記スポイ
   ラ本体と車体とを所定間隔を保つて連結して該スポイラ
   本体を保持する取付金具と、からなることを特徴とする
   スポイラの取付構造。
2. （２）前記垂下リブは、スポイラ本体の上端縁部に沿つ
   て間欠的に設けられた特許請求の範囲第１項記載のスポ
   イラの取付構造。