JPS622091B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622091B2 JPS622091B2 JP6031280A JP6031280A JPS622091B2 JP S622091 B2 JPS622091 B2 JP S622091B2 JP 6031280 A JP6031280 A JP 6031280A JP 6031280 A JP6031280 A JP 6031280A JP S622091 B2 JPS622091 B2 JP S622091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- wall
- small roof
- roof
- panels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 241001411320 Eriogonum inflatum Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパネル工法の大壁構造建築物におい
て、建築物外壁の入隅部、凹所等にひさし等の小
屋根の形成を容易とした小屋根パネル取付装置に
関する。
て、建築物外壁の入隅部、凹所等にひさし等の小
屋根の形成を容易とした小屋根パネル取付装置に
関する。
近年、建築用パネルを用いて壁、床、屋根等を
構成するパネル工法の建築物が多用されている
が、かかる建築物において、外壁パネル間の目地
処理を容易とし又軸組強度を向上するため柱外方
に外壁パネルを取付ける大壁構造に形成されるこ
とが多い。かかるパネル工法による大壁構造の建
築物において、例えば第４〜５図に示すごとくそ
の外壁面の入隅部ａ又は凹所ｂにひさしを設け、
又該部所ａ，ｂのみを一部平家造りとするときに
は、従来第３図に示すごとく、一方の小屋根パネ
ル保持用のたる木材ｃを、例えば入隅部ａの入隅
部ｄと梁材ｅとの間に所望の小屋根勾配に傾斜さ
せ架け渡し、かつ他方のたる木材ｆを、隣り合う
かど柱ｇと該柱ｇから突出する腕木材ｈに傾斜し
て取付け、該並置されるたる木材ｃ，ｆに小屋根
パネルｉを載置するものであつたため、例えば小
屋根パネルｉを階下の外壁パネルｊ上端近傍まで
延長するには、そのコーナー部ｋを切欠き梁材ｅ
との衝合を防ぐ必要があり、又階上の外壁パネル
ｌを横切るため、該外壁パネルｌは三角形状もし
くは三角形状部分を有するように形成しなければ
ならず、その生産、施工の手間を要し又納まりの
悪いものであつた。
構成するパネル工法の建築物が多用されている
が、かかる建築物において、外壁パネル間の目地
処理を容易とし又軸組強度を向上するため柱外方
に外壁パネルを取付ける大壁構造に形成されるこ
とが多い。かかるパネル工法による大壁構造の建
築物において、例えば第４〜５図に示すごとくそ
の外壁面の入隅部ａ又は凹所ｂにひさしを設け、
又該部所ａ，ｂのみを一部平家造りとするときに
は、従来第３図に示すごとく、一方の小屋根パネ
ル保持用のたる木材ｃを、例えば入隅部ａの入隅
部ｄと梁材ｅとの間に所望の小屋根勾配に傾斜さ
せ架け渡し、かつ他方のたる木材ｆを、隣り合う
かど柱ｇと該柱ｇから突出する腕木材ｈに傾斜し
て取付け、該並置されるたる木材ｃ，ｆに小屋根
パネルｉを載置するものであつたため、例えば小
屋根パネルｉを階下の外壁パネルｊ上端近傍まで
延長するには、そのコーナー部ｋを切欠き梁材ｅ
との衝合を防ぐ必要があり、又階上の外壁パネル
ｌを横切るため、該外壁パネルｌは三角形状もし
くは三角形状部分を有するように形成しなければ
ならず、その生産、施工の手間を要し又納まりの
悪いものであつた。
本発明はかかる問題点を解決しうる小屋根パネ
ル取付装置の提供を目的とし、以下その一実施例
を図面により説明する。
ル取付装置の提供を目的とし、以下その一実施例
を図面により説明する。
第１〜２図は本発明の装置１が２階建家屋の入
隅部ａに平家部分を形成するのに用いられたその
一実施例を示し、並置された入隅柱２とかど柱３
とに夫々梁材４，５が互いに逆方向に接合され
る。かど柱３には平家部分の突出長さと略等しい
長さの腕木材６が梁材５と同高さに小屋根形成方
向に向けて水平に突設され、かつその基部および
先端には、梁材４との間で横架材７，８が介装、
架設される。
隅部ａに平家部分を形成するのに用いられたその
一実施例を示し、並置された入隅柱２とかど柱３
とに夫々梁材４，５が互いに逆方向に接合され
る。かど柱３には平家部分の突出長さと略等しい
長さの腕木材６が梁材５と同高さに小屋根形成方
向に向けて水平に突設され、かつその基部および
先端には、梁材４との間で横架材７，８が介装、
架設される。
前記梁材４，５は前記２階建家屋の課下部分を
形成する梁部材であり、梁材４は、階下の一方の
壁体を形成する外壁パネル１４の下端を支持す
る。又前記入隅柱２、かど柱３には、第２図に示
す外壁パネル１６が外面部分に配され、該外壁パ
ネル１６によつて階上の他方の壁体を形成し、こ
れらの各一方、他方の外壁パネル１４，１６は直
角に交わり、建物の前記入隅部ａを形成してい
る。
形成する梁部材であり、梁材４は、階下の一方の
壁体を形成する外壁パネル１４の下端を支持す
る。又前記入隅柱２、かど柱３には、第２図に示
す外壁パネル１６が外面部分に配され、該外壁パ
ネル１６によつて階上の他方の壁体を形成し、こ
れらの各一方、他方の外壁パネル１４，１６は直
角に交わり、建物の前記入隅部ａを形成してい
る。
又本例では前記のごとく、この入隅部ａに平家
部分が形成され、該平家部分には、前記他方の壁
体から突出し前記一方の外壁パネル１４の外面に
沿い下に傾く小屋根が小屋根パネル１１を用いて
形成される。又前記横架材７，８は、梁材４に架
設されることにより、該横架材７，８は前記梁材
４から他方の壁体即ち外壁パネル１６と平行に突
出する。該横架材７，８には、１対の小屋根枠組
９，９が載置される。小屋根枠組９，９は、小屋
根パネル１１を支承しかつ小屋根パネル１１の所
望取付勾配と等しい角度で傾斜するたる木材１
２，１２をＬ字状の下枠材１３，１３により夫々
両端下面を支承せしめてなり、その奥行寸度は前
記横架材７，８の各外端縁間距離に等しく設定さ
れる。かかる小屋根枠組９は、下枠材１３を前記
横架材７，８に直角に跨らせて平行に固定し自立
させる。なお梁材４側に位置する小屋根枠組９
は、梁材４との間に階上の外壁パネル１４を挿入
しうるよう梁材４とはその板厚ｔ以上の距離を隔
てて接定される。
部分が形成され、該平家部分には、前記他方の壁
体から突出し前記一方の外壁パネル１４の外面に
沿い下に傾く小屋根が小屋根パネル１１を用いて
形成される。又前記横架材７，８は、梁材４に架
設されることにより、該横架材７，８は前記梁材
４から他方の壁体即ち外壁パネル１６と平行に突
出する。該横架材７，８には、１対の小屋根枠組
９，９が載置される。小屋根枠組９，９は、小屋
根パネル１１を支承しかつ小屋根パネル１１の所
望取付勾配と等しい角度で傾斜するたる木材１
２，１２をＬ字状の下枠材１３，１３により夫々
両端下面を支承せしめてなり、その奥行寸度は前
記横架材７，８の各外端縁間距離に等しく設定さ
れる。かかる小屋根枠組９は、下枠材１３を前記
横架材７，８に直角に跨らせて平行に固定し自立
させる。なお梁材４側に位置する小屋根枠組９
は、梁材４との間に階上の外壁パネル１４を挿入
しうるよう梁材４とはその板厚ｔ以上の距離を隔
てて接定される。
然して本発明の装置において、第１図に一点鎖
線で示すように、矩形の外壁パネル１４を梁材４
から外方に突出させて横架材７，８上に当接する
まで挿入し取付けることができ、又小屋根パネル
１１はその一端縁を外壁パネル１４に当接させ小
屋根枠組９のタル木材１２上に例えばボトル止め
により付設され小屋根を形成しうる。
線で示すように、矩形の外壁パネル１４を梁材４
から外方に突出させて横架材７，８上に当接する
まで挿入し取付けることができ、又小屋根パネル
１１はその一端縁を外壁パネル１４に当接させ小
屋根枠組９のタル木材１２上に例えばボトル止め
により付設され小屋根を形成しうる。
なお第２図に示すごとく前方に位置する横架材
７下面に取付けられるアングル片１５により外壁
パネル１６を取付け、又腕木材６にも同様に外壁
パネルを吊下することにより、入隅部の平屋根部
の大壁構造の壁体を形成しうる。
７下面に取付けられるアングル片１５により外壁
パネル１６を取付け、又腕木材６にも同様に外壁
パネルを吊下することにより、入隅部の平屋根部
の大壁構造の壁体を形成しうる。
叙上のごとく本発明の装置は小屋根枠組を柱か
ら隔設するものであるため、三角パネル、一部欠
切パネル等複雑なパネルを用いることなく入隅
部、凹所等において、ひさし、又は平屋根部の形
成等、小屋根パネルを納まりよく取付けることが
でき、従来装置に比して生産、施工能率を向上
し、納まりよく小屋根を形成できる。
ら隔設するものであるため、三角パネル、一部欠
切パネル等複雑なパネルを用いることなく入隅
部、凹所等において、ひさし、又は平屋根部の形
成等、小屋根パネルを納まりよく取付けることが
でき、従来装置に比して生産、施工能率を向上
し、納まりよく小屋根を形成できる。
なお本発明の装置において、たる木材１２先端
を前方の横架材７端縁と一致もしくは上方に位置
させるときには小屋根パネル１１は横架材７と干
渉することなくそのまま載置、取付けることがで
き、又該小屋根パネル１１の上端は柱２，３前面
で垂下する外壁パネル１６を当接させることによ
り上端の雨仕舞を容易化することができる。
を前方の横架材７端縁と一致もしくは上方に位置
させるときには小屋根パネル１１は横架材７と干
渉することなくそのまま載置、取付けることがで
き、又該小屋根パネル１１の上端は柱２，３前面
で垂下する外壁パネル１６を当接させることによ
り上端の雨仕舞を容易化することができる。
第１図は本発明の装置の一実施例を示す斜視
図、第２図はその断面図、第３図は従来装置を例
示する斜視図、第４〜５図は建築物の入隅部、凹
所を説明する線図である。 ２：入隅柱、３：角柱、４：梁材、７，８：横
架材、９：小屋根枠組、１２：たる木材、１４：
外壁パネルａ。
図、第２図はその断面図、第３図は従来装置を例
示する斜視図、第４〜５図は建築物の入隅部、凹
所を説明する線図である。 ２：入隅柱、３：角柱、４：梁材、７，８：横
架材、９：小屋根枠組、１２：たる木材、１４：
外壁パネルａ。
Claims (1)
- １ 外壁パネルを柱外面に取付け壁体を形成する
パネル工法の大壁構造建築物であつて、直角に交
わる階上の外壁パネルがなす家屋の入隅部の一方
の前記外壁パネルを支持する階下の梁材に、他方
の前記外壁パネルと平行な複数本の横架材を突設
する一方、前記入隅部に配される小屋根パネルを
傾斜させて支持するたる木材を具える複数の小屋
根枠組を、前記梁材の外面から該梁材が支持する
前記一方の外壁パネルの厚さ以上の距離を離して
前記横架材に直角に跨らせて固定してなる小屋根
パネル取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6031280A JPS56156345A (en) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | Apparatus for attaching small roof panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6031280A JPS56156345A (en) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | Apparatus for attaching small roof panel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56156345A JPS56156345A (en) | 1981-12-03 |
| JPS622091B2 true JPS622091B2 (ja) | 1987-01-17 |
Family
ID=13138518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6031280A Granted JPS56156345A (en) | 1980-05-06 | 1980-05-06 | Apparatus for attaching small roof panel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56156345A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6147316U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-29 | ナショナル住宅産業株式会社 | 軒の小屋組みの取付け構造 |
| JPH04182549A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-30 | Natl House Ind Co Ltd | 屋根の構造 |
-
1980
- 1980-05-06 JP JP6031280A patent/JPS56156345A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56156345A (en) | 1981-12-03 |
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