JPS62208461A - 磁気記録再生装置における磁気デイスクの保護装置 - Google Patents

磁気記録再生装置における磁気デイスクの保護装置

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JPS62208461A
JPS62208461A JP4820986A JP4820986A JPS62208461A JP S62208461 A JPS62208461 A JP S62208461A JP 4820986 A JP4820986 A JP 4820986A JP 4820986 A JP4820986 A JP 4820986A JP S62208461 A JPS62208461 A JP S62208461A
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JP
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magnetic disk
magnetic
magnetic head
disk
recording
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Application number
JP4820986A
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English (en)
Inventor
Kiyotaka Kaneko
清隆 金子
Izumi Miyake
泉 三宅
Kazuya Oda
和也 小田
Kimihide Takahashi
公英 高橋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 磁気ディスクと磁気ヘッドとのタッチングを記録再生に
適した状態に安定に維持するための規整板が設けられ、
この規整板が記録/再生動作準備操作手段の動作に応答
して磁気ディスクに接する位置と磁気ディスクから離れ
た位置とをとるように構成された磁気記録再生装置にお
いて、上記動作準備操作手段の操作忘れ等によって、磁
気ディスクの回転駆動が無いまま、規整板が磁気ディス
クに接する位置に一定時間以上保持されたときには、磁
気ディスクが回転駆動され、その後磁気ヘッドが磁気デ
ィスクの記録/再生領域外に移送される。これによって
、磁気ヘッドが磁気ディスクの記録/再生領域内の一箇
所を長い間押圧することによる打痕の発生が未然に防止
される。
発明の背景 技術分野 この発明は、固体電子撮像素子などの撮像装置で被写体
を撮影し、その映像信号を磁気ディスクに記録する電子
スチル・カメラ、映像信号が記録された磁気ディスクか
ら映像信号を読出しテレビジョン等にその画像を再生す
る再生装置等を含む磁気記録再生装置に関し、とくに、
このような磁気記録再生装置で用いられる磁気ディスク
の保護装置に関する。
従来技術 近年、写真感光材料等が塗布されたフィルム等に画像を
固定する方式とは異り、磁気ディスクに画像等を表わす
映像信号の磁気記録を行うことのできる。いわゆる「電
子スチル・カメラ」が提案され実用化されるに至ってい
る。この電子スチル・カメラでは、比較的硬質のケース
内に極薄の磁気ディスクが回転自在に内蔵されたコンパ
クトな磁気ディスク・パック(カートリッジ)が用いら
れている。磁気記録または再生に際してこの磁気ディス
クは、たとえば3.60Or、p、Ilもの高速で回転
する。磁気ディスクは上述のように極薄でかつ高速回転
されるので、磁気ディスクの外周縁が回転にともない波
打ち現象を起こす。この波打ち現象を防止するとともに
、磁気ディスク表面と磁気ヘッドとのタッチングを良好
にするために9通常規整体が設けられている。
従来の電子スチル・カメラにおける規整体と磁気ヘッド
との関係が第1図に示されている。この図からも分るよ
うに、規整体3は、磁気ディスク1を挟んで磁気ヘッド
2と対向する位置に設けられている。磁気ヘッド2は磁
気ディスク1に比較的強く接しているので、その接触部
分において磁気ディスク1にへこみが生じる。
磁気ディスク1が回転しているときにはこのへこみは回
転にともなって移動するので、磁気ディスク1にへこみ
の永久化が生じることはない。しかしながら、磁気ディ
スク1が静止している場合には、磁気へラド2は一箇所
においてのみ磁気ディスクを押圧し、この状態が長く続
くとそこに生じたへこみが永久化してしまうおそれがあ
る。
このような永久変形が磁気ディスク1に生じると、この
変形された箇所において磁気ディスク1の表面と磁気ヘ
ッド2とのタッチング不良によって情報の書込みまたは
読出しに誤りが生じることがある。
先願発明 出願人は、このような問題を解決するための提案を既に
特願昭60−169680において行なった。この提案
は、規整体を、磁気ディスクに接する第1位置と磁気デ
ィスクから離れた第2位置との間で移動可能に設け、記
録/再生動作準備操作手段による動作準備操作に関連し
て規整体を第2位置から第1位置に移動させ、上記準備
操作手段による動作停止操作に関連して規整体を第1位
置から第2位置に移動させるようにした。
記録/再生動作準備操作手段には電子スチル・カメラに
おけるレンズ・カバーや磁気記録再生装置一般における
電源スィッチ等がある。上記の先願には、レンズ・カバ
ーの開閉動作と機械的に連動して規整体を移動させる機
構が開示されている。すなわち、レンズ・カバーが開か
れたときには規整体が磁気ディスクに接する方向に動か
され、レンズ・カバーが閉じられたときには規整体が第
2図に示されているように、磁気ディスクから離れる方
向に動かされる。これにより、磁気ディスク1は規整体
3による押圧から解放されるので、磁気ヘッド2から離
れまたは軽く接触している状態となり磁気ディスク1の
部分的な永久変形が防止される。
電子スチル・カメラで撮影するときにはレンズ・カバー
が開かれるので、これによって規整体3が磁気ディスク
1を磁気ヘラ下2側に押圧しく磁気ディスクが高速で回
転した場合には磁気ディスクと規整体との間にはエア・
フィルムが形成される)、磁気ヘッド2は確実に磁気デ
ィスク1に接して映像信号の正確な書込みが可能となる
。電子スチル・カメラを使用しない場合には1通常はレ
ンズ・カバーは閉鎖されるから規整体3は磁気ディスク
1から離れ、上述したように磁気ディスクを回転させな
い不使用状態における磁気ディスク1の変形が防止され
る。
電源スィッチのオン、オフに応答して規整体の移動を行
なうようにすることも考えられる。電源スィッチがオン
どなったときに規整体が磁気ディスクに接し、電源スィ
ッチがオフとなったときに規整体が磁気ディスクから離
れる。規整体の移動はソレノイド等の電気的手段を用い
て行なわれよう。もっとも、スライドする電源スィッチ
を設ければ、このスライド運動に機械的に連動させて規
整体の移動を達成することも可能である。
電源スィッチのオン、オフに関連させて規整体の移動を
行なう構成においても、電源スィッチがオフの場合(不
動作または不使用状態)には規整体は磁気ディスクから
、離れるから、磁気ディスクへの磁気ヘッドによる打痕
の付着を未然に防止することができる。
先願発明の問題点 上記の先願発明においても、操作の誤りによって磁気デ
ィスクに磁気ヘッドによる永久変形が生じる場合がある
。それは、上述したレンズ・カバーを開いたまま、また
は電源スィッチをオンとした状態で、装置を放置した場
合である。レンズ・カバーが解放されるかまたは電源ス
ィッチがオンの状態のときは、上述したように規整体は
磁気ディスクに接している。使用者が映像信号の記録ま
たは再生操作を行なわなければ磁気ディスクは静止した
ままであり、この状態が長い間装置されれば、磁気ディ
スクに変形が生じるおそれがある。
発明の概要 発明の目的 この発明は、上述したように規整体を移動可能にした先
願発明を前提として、この先願発明の考え方を適用した
磁気記録再生装置において、記録/再生動作準備状態に
放置されたとしても、磁気ディスクに磁気ヘッドの跡が
付くのを防止することのできる磁気ディスク保護装置を
提供することを目的とする。
発明の構成と効果 この発明は、磁気ディスクの半径方向に移動自在に支持
された磁気ヘッドに磁気ディスクを挟んで対向するよう
に配置されているとともに、磁気ディスクに接する第1
位置と磁気ディスクから離れた第2位置との間で移動可
能に設けられた規整体と、記録/再生動作準備操作手段
による動作準備操作に関連して規整体を第2位置から第
1位置に移動させる規整体移動手段とを備えた磁気記録
再生装置において、磁気ディスクの回転駆動が無いまま
、規整体がその第1位置に所定時間以上保持されている
ことを検知する手段、この検知手段による検知に応答し
て、磁気ディスクの回転を開始させるようその回転駆動
手段を制御する第1の制御手段、および磁気ディスクの
上記回転開始ののち、磁気ヘッドを磁気ディスクの記録
/II¥生領域外領域外位置に待避させるようその移送
手段を制御する第2の制御手段を設けたことを特徴とす
る。
上記の所定時間は60分程度またはそれ以上に設定され
よう。上記検知手段による検知に応答して、警報音を出
すかまたは警告表示灯を点灯するようにすることが好ま
しい。
磁気ディスクの記録/再生領域外の所定位置として、磁
気ヘッドの初期位置(いわゆるホーム・ボジショジ)を
採用した場合には、磁気ヘッドがその初期位置にあるか
どうかを判定し、初期位置に無い場合にのみ磁気ヘッド
を初期位置に待避させるようにすることが望ましい。
この発明によると、操作者が上記動作停止操作(たとえ
ば上述したレンズ・カバーの閉鎖または電源オフ)を忘
れて゛しまってそのまま放置したような場合であっても
、磁気ディスクの回転駆動が無いまま規整体がその第1
偉置(規整体が磁気ディスクに接している位置)に所定
時間以上保持されていることが検知されると、まず磁気
ディスクが回転駆動され、続いて磁気ヘッドが磁気ディ
スクの記録/再生領域外の所定位置に待避させられるか
ら、磁気ヘッドが磁気ディスクの記録/再生領域内の同
一箇所に長時間にわたってとどまっていることが回避さ
れ、磁気ディスクの記録/再生領域内において磁気ヘッ
ドの抑圧による跡がつくのが未然に防止される。磁気ヘ
ッドが戻される所定位置は、記録/再生領域から外れて
いるので、磁気ディスクのそのような箇所に磁気ヘッド
の跡が付いても、映像信号の記録/再生にはとくに影響
はない。
実施例の説明 以下、この発明を電子スチル・カメラに適用した実施例
について詳述する。
第1実施例 第1実施例は、上述した先願の明細書に記載されている
ように、レンズ・カバーの開閉に機械的に連動して規整
体が移動するタイプのものに関する。
第3図は、そのような電子スチル・カメラの電気的構成
を示している。
電子スチル・カメラの各部の動作および全体的な動作は
制御装置30によって統括される。この制御装置30は
、中央処理装置、好ましくはマイクロプロセッサ(以下
CPUという)、そのプログラムおよび必要なデータを
記憶するメモリならびに周辺の各素子1回路、装置等と
の間のインターフェイスから構成されている。
磁気ディスク1を内蔵したディスク・パックがカメラに
設けられたパケット内に入れられかつパケットが閉じら
れると、ディスク・パック内の磁気ディスク1はディス
ク・モータ33のスピンドルに装着される。装着された
磁気ディスク1の一面にのぞむように規整体3が設けら
れており、この規整体3は、後述する撮像レンズ系41
の前に設けられたレンズ・カバー10が開がれたときに
磁気ディスク1の上記−面に接する方向に動がされかつ
その位置に保持され、レンズ・カバー10が閉じられた
ときに磁気ディスク1から離れる方向に動かされる。磁
気ディスク1を挟んで規整体3と対向する位置には磁気
ヘッド2が磁気ディスク1の半径方向に移動自在に配置
されがっ磁気ディスク1の磁気記録面に接している。ま
た、磁気ディスク1のコアには、そこに設けられた磁性
体を検出して磁気ディスク1の1回転ごとに1個のパル
スを発生する位相検出器32が接している。
ディスク・モータ33は、サーボ制御回路34によって
一定回転数、たとえばa、eoor、p、fll、で定
速回転するようにフィード・バック制御される。
サーボ制御回路34はまた。制御装置30からの指令に
応じてモータ33の起動、停止を行なう。位相検出器3
2からの検出パルスはサーボ制御回路34および制御装
置30に入力する。
磁気ヘッド2は、その移送駆動制御装置35によって磁
気ディスク1の径方向に移動自在に支持されかつ同方向
に移送制御される。制御装置30は、磁気ヘッド2の移
送方向および移送量についての指示を装置35に与える
。装置35はステップ・モータを含み、このステップ・
モータの回転角に比例して磁気ヘッド2が移送される。
たとえばステップ・モータの駆動パルス1パルス当りこ
のモータは約15@回転し、これによって磁気ヘッド2
が約4.2μm移送される。
磁気ヘッド2は磁気ディスク1上の装置35によって位
置決めされたトラック上に映像信号を記録する。この実
施例では、磁気ディスク1は3.800r、p、a+、
で定速回転するので、1回転1160秒ごとに1トラッ
ク分の映像信号、すなわち1フイールドのFM変調映像
信号が磁気ヘッド2によって記録されることになる。
磁気ディスク1の中心部および外周縁を除く環状部分が
記録領域であり、ここには多数(たとえハ50本)のト
ラックが設けられている。この記録領域の外側に、磁気
ヘッド1の初期位置、すなわちホームφポジションがあ
る。
電子スチル・カメラに設けられた撮像光学系8は、被写
体像を結像させるための撮像レンズ系41、絞り42お
よび光学シャッタ43から構成されている。絞り42は
、光路内に配置された受光素子(図示1烙)の受光信号
レベルに基づいて制御装置30によって制御され、光学
シャッタ43は、シャッタ・レリーズ・ボタン6の押下
によってオンとされるスイッチ56による入力に応答し
て、制御装置30によって制御される。
光学系8の焦点面には、たとえばCCDなどの2次元撮
像セル・アレイからなる固体撮像装置44が配置されて
いる。この撮像装置44に蓄積された映像データは、垂
直、水平同期信号に同期してシリアルな映像信号として
読出され、記録信号処理回路45でその輝度信号成分お
よびクロマ信号成分がFM変調されかつこれらの変調信
号が合成され、駆動回路46に送られる。磁気ディスク
1が上述した一定回転数で回転しているときに、その所
定のトラック上にFM変調映像信号が磁気ヘッド2によ
って書き込まれる。
磁気ヘッド2によって磁気ディスク1上に記録した映像
信号を磁気ヘッド2によって再生することも可能であり
、磁気へラド2の再生出力は前置増幅器3Bを経てエン
ベロープ検波回路37に送られる。エンベロープ検波回
路37は、磁気ヘッド2の読取信号、すなわち磁気ディ
スク1のトラックに記録されていたFM変調映像信号の
エンベロープ(包路線)を検出してこれに応じた電圧信
号を出力する検波回路である。エンベロープを表わす電
圧信号はアナログ/ディジタル変換器(A/D変換器)
38に送られ、たとえば25Gの量子化レベルを表わす
8ビツト・ディジタル信号に変換されて制御装置30に
人力する。
エンベロープ検波信号は、主に磁気ディスク1上の未記
録トラックのサーチのために用いられる。磁気ヘッド2
をトラックを横切るように移送したときに検波信号のレ
ベルが所定のスレシホールドΦレベルに達していなけれ
ばそのトラックは未記録である。肢写体を撮像した映像
信号の磁気ディスク1への記録は、このようにしてサー
チされた最も内側の未記録トラック上に行なわれる。
制御装置30は、上述の磁気ディスク1の回転制御、映
像信号の記録制御、再生制御の他に、各種スイッチの読
取り、この読取り結果にもとづくカメラの動作の制御、
後述する磁気ヘッド2のホーム・ポジションへの復帰処
理、および電源制御を行なう。
各種スイッチには、後述するレンズ・カバー開スイッチ
51.パケット中の磁気ディスク1がディスク・モータ
33のスピンドルに確実に装着されるであろう位置まで
パケットが閉じていることを検知するロード・エンド・
スイッチ52.閉じているパケット内にディスク・パッ
クが収められていることを検知するバック・スイッチ5
3.上述のホーム・ポジションに磁気へラド2が至った
ことを検知するホーム争ポジション・スイッチ54など
がある。制御装置30は一定周期(たとえばl/80秒
)ごとにキースキャン・ルーチンを行なっており、この
キースキャン・ルーチンにおいて制御装置30は上述の
スイッチ群にキースキャン・パルスを送出し、このパル
スが戻ってきたかどうかによってスイッチのオン、オフ
状態を検知する。
レンズ・カバー開スイッチ51は、レンズ・カバー10
が解放されていることを検知するためのものであり、た
とえばレンズ・カバー10の動きによってオン、オフす
るもの、レンズ・カバー10が開かれることによってレ
ンズ系8内に入る光を検知してオン、オフするもの、レ
ンズ・カバー10の動きに連動して動く規整体3の動き
によってオン、オフするものなどを採用することができ
る。
電子スチル・カメラには2つの電源がある。その1つは
主TL源21であり、もう1つは補助電源22であり、
いずれも電池によって構成される。主電源21は、制御
装置30および他のすべての構成要素(すなわち、上述
の磁気ディスク回転駆動制御系、映像信号記録駆動制御
系、同再生駆動制御系など)にその動作電力を供給する
ものであり、この電源21からの電力の供給はスイッチ
23によって制御される。スイッチ23は制御装置30
によってオン、オフされる。
補助電源22は、制御装置30にダイオード24を介し
てその動作電力を常時供給するとともに、電源スィッチ
5にも電力を供給している。このスイッチ5がオンとな
ることによって、微分回路を通して制御装置30のCP
Uに割込み信号が与えられる。
電源スィッチ5がオフの状態では、制御装置3゜には補
助電源22のみから電力が供給されており。
制御装置30とくにそのCPUは一部の機能(たとえば
時計等)を除いてスタンバイ状態にある。制御装置30
は、この状態ではキースキャン・ルーチンはもとより、
磁気ディスクの回転、映像信号の記録、再生等の制御処
理および後述するタイマ動作を行なっていない。
電源スィッチ5がオンとなることにより、制御装置30
に割込み信号が与えられ、CPUはこの割込みによって
第4図に示す処理を開始する。
まず、電源スィッチ23がオンとされ制御装置30およ
び他のすべての構成要素に主電源21から動作電力が供
給される(ステップ81)。これにより。
制御装置30はキースキャン・ルーチンを開始し。
その結果を記憶する。
次に、キースキャンΦルーチンの結果にもとづいて、撮
影、記録のために最小限の条件が満たされているかどう
かがチェックされる。すなわち。
磁気ディスク1が所定位置に収まりかつモータ33のス
ピンドルに装着されていることが、ロード・エンド・ス
イッチ52がオンでかつバック・スイ・ンチ53がオン
であることにより確認される(ステップθ3.84)。
以上の条件が満たされたのち、磁気ディスク保護フラグ
Fが1にセットされているかどうかがチェックされる(
ステップ65)。このフラグFは、後述するところから
明らかになるように、磁気ヘッド2の抑圧によって磁気
ディスク1にその跡が付かないように、磁気ヘッド2を
ホーム・ポジションに復帰させたときに1とされる。こ
のフラグが1でないということは、磁気ヘッド2はホー
ム・ポジションに戻されていず前回の撮影においてその
映像信号を記録したトラック上に保持されているのであ
るから1次の撮影においては磁気ヘッド2を次のトラッ
クに移すという処理のみで撮影が可能となる。すなわち
継ぎ撮りが可能となる(ステップ8B)。
フラグFが1ということは、磁気ヘッド2がホーム・ポ
ジションに戻されているということを意味するので、磁
気ヘッド2がホーム・ポジションから磁気ディスク1の
中心部に向って径方向に移送されていくことにより未記
録のトラックのうち最も内側トラックがサーチされ(ス
テ・ツブ67)、該当トラックが見つかると通常の撮影
処理に進むことができる(ステップ6B)。もちろん。
これらの継ぎ撮り、撮影処理では、レンズ・カバー10
が開き規整体3が磁気ディスク1に接していることが条
件となる。
第4図において、再生、撮影等の処理ののちスイッチ5
がオフとなると(ステップ62) 、 fti源スイッ
チ23がオフとされる(ステップ69)。
制御装置80内には、レンズ・カバー10が開いたまま
、すなわち規整体3が磁気ディスク1に接したまま、所
定時間以上にわたって磁気ディスク1が回転駆動されな
かったことを検知するためのタイマが設けられている。
このタイマとしては。
CPUのメモリのあるエリアをカウンタとして用いたも
のでもよい。
第6図に示すように、このタイマはシャッタ・スイッチ
56による割り込みによってクリアされる(ステップ8
0)。シャッタ・スイッチ56がオンとなったというこ
とは撮影が行なわれたことを意味し、このときにその映
像信号記録のために磁気ディスク1が回転駆動されるか
らである。
メモリの所定エリアがカウンタとして用いられ、このカ
ウンタがタイマとして働く場合には。
一単位時間(たとえば1秒、1分等)が経過するたびに
このカウンタに+1されることにより1時間が計時され
ていく。この処理が第5図に示されている。一単位時間
の経過ごとに発生するパルスによる割り込みがあると、
まず上述のフラグFが1であるかどうかがチェックされ
る(ステップ71)。このフラグが1であれば磁気ヘッ
ド2はホーム会ポジションにあるのであるから、以下に
述べる動作(磁気ディスクの保護処理)が不要となるか
らである。
磁気ディスクの保護処理は、磁気ディスク1が規整体3
と磁気ヘッド2に挟圧されている状態から磁気ディスク
1を保護するものである。規整体3が磁気ディスク1に
接している。すなわちレンズ・カバー開スイッチ51が
オンであれば、カウンタの計数値(計時値)に+1され
1時間が計時されていく (ステップ72.73)。
そして、計数値が所定時間(たとえば1時間またはそれ
以上)を超えているかどうかがチェックされる(ステッ
プ74)。所定時間に達していなければこの割り込み処
理は終る。
シャッタ・スイッチ5Gによるタイマ・クリアの時点か
ら所定時間以上の時間が経過した場合には、まず、ディ
スク・モータ33の駆動によって磁気ディスク1が回転
される(ステップ75)。そして、磁気ヘッド移送駆動
制御装置35によって、磁気ヘッド2がホーム・ポジシ
ョンまで移送される。(ステップ7B)。磁気ヘッド2
がホーム・ポジションに到着したことはホーム・ポジシ
ョン・スイッチ54がオンになることによって分る。こ
の後、磁気ディスク1の回転が停止トされる。
最後にフラグFが1にセットされ(ステップ7丁)、タ
イマがクリアされる(ステップ78)。
ステップ72において、レンズ・カバー開スイッチ51
がオフのときには、タイマがクリアされる(ステップ7
8)。
ステップ72のチェックに加えて、ホーム・ポジション
・スイッチ54がオンかどうかのチェ・ツクを行ない、
このスイッチ54がオンの場合にはタイマ・クリア処理
のみを行なうようにすることか好ましい。
以上のようにして、規整体3が磁気ディスク1に接する
位置にある状態が、磁気ディスク1が全く回転されない
まま所定時間以上継続した場合には、磁気ヘッド2が磁
気ディスク1の記録領域外のホーム・ポジションまで待
避させられるので。
磁気ディスク1に磁気ヘッド2の跡がつくような事態の
発生が未然に回避される。
第2実施例 第2実施例は、主電源のオン、オフに応答して規整体3
が移動するタイプの磁気記録再生装置に関する。主電源
がオンとなったときに規整体3が磁気ディスク1に接す
る方向に動きかつ接した状態に保持され、主電源がオフ
となると規整体3は磁気ディスク1から離れる。この機
構は、たとえば規整体3を一方向に付勢するばね、およ
びこのばねの力に抗して規整体3を他方向に動かすソレ
ノイドから構成することができよう。
第7図はこのように構成されたときに制御装置30が実
行する処理の手順の概要を示している。
第4図および第5図に示すものと同じ内容のステップに
ついては同じ符号が付けられている。また、第7図のフ
ロー・チャートでは、第4図のステップ63.64.8
5のような撮影条件をチェックするステップが省略され
ているとともに、ステップee、e’y、esが一括し
て撮影、記録のステップ93として示されている。
第2実施例においても、第3図に示すハードウェアとほ
ぼ同じ構成を採用することが可能である。
第7図において、電源スィッチ5が投入されると、スイ
ッチ23がオンとされ(ステップ61)。
規整体3が磁気ディスク1の方に移動されかつ、磁気デ
ィスク1に接した状態に保持される(ステップ91)。
シャッタ・スイッチ58がオンとされると(ステップ9
2)、撮影、記録の処理に進む(ステップ93)。
所定時間の間、シャッタ・スイッチ56がオフのままに
保持された場合には(ステップ94)、磁気ディスク1
の回転駆動と磁気ヘッド2のホーム・ポジションへの移
送とが行なわれる(ステップ75.76)。磁気ヘッド
2がホーム・ポジションに達すると、磁気ディスク1の
回転は停止される。
電源スィッチがオフになれば(ステップ62)。
規整体3が磁気ディスク1から離れた位置に戻され(ス
テップ95)、主電源がオフされることにより(ステッ
プ69)、スタンバイ状態に戻る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、主に従来例における磁気ディスク。 規整体および磁気ヘッドの関係を示すもので、これらを
その側面からみた図、第2図は、先願発明における第1
図相当の側面図である。 第3図から第6図は、この発明の第1実施例を示すもの
で、第3図は電子スチル・カメラの電気的構成を示すブ
ロック図、第4図は同カメラの動作のメイン・ルーチン
を示すフロー・チャート。 第5図はタイマ計時処理およびディスク保護処理を示す
フロー・チャート、第6図はシャッタ・スイッチ割り込
みによるタイマのクリア処理を示すフロー・チャートで
ある。 第7図はこの発明の第2実施例を示すもので。 電子スチル・カメラの全体的な動作の概要を示すフロー
・チャートである。 1・・・磁気ディスク、   2・・・磁気ヘッド。 3・・・規整体、      5・・・電源スィッチ。 6・・・シャッタ・レリーズ・ボタン。 lO・・・レンズ・カバー、30・・・制御装置。 33・・・ディスク・モータ。 35・・・磁気ヘッド移送駆動装置。 51・・・レンズ・カバー開スイッチ。 56・・・シャッタ・スイッチ。 以  上 第1図 第2図 第4図 第5図      第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  磁気ディスクの半径方向に移動自在に支持された磁気
    ヘッドに磁気ディスクを挟んで対向するように配置され
    ているとともに、磁気ディスクに接する第1位置と磁気
    ディスクから離れた第2位置との間で移動可能に設けら
    れた規整体と、記録/再生動作準備操作手段による動作
    準備操作に関連して規整体を第2位置から第1位置に移
    動させる規整体移動手段とを備えた磁気記録再生装置に
    おいて、 磁気ディスクの回転駆動が無いまま、規整体がその第1
    位置に所定時間以上保持されていることを検知する手段
    、 この検知手段による検知に応答して、磁気ディスクの回
    転を開始させるようその回転駆動手段を制御する第1の
    制御手段、および 磁気ディスクの上記回転開始ののち、磁気ヘッドを磁気
    ディスクの記録/再生領域外の所定位置に待避させるよ
    うその移送手段を制御する第2の制御手段、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置における磁
    気ディスクの保護装置。
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