JPH0578101B2 - - Google Patents

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JPH0578101B2
JPH0578101B2 JP10385186A JP10385186A JPH0578101B2 JP H0578101 B2 JPH0578101 B2 JP H0578101B2 JP 10385186 A JP10385186 A JP 10385186A JP 10385186 A JP10385186 A JP 10385186A JP H0578101 B2 JPH0578101 B2 JP H0578101B2
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magnetic disk
regulating body
magnetic
recording
power supply
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JP10385186A
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Izumi Myake
Kazuya Oda
Kimihide Takahashi
Kyotaka Kaneko
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 この発明は、固体電子撮像素子などの撮像装置
で被写体を撮影し、その映像信号を磁気デイスク
に記録する電子スチル・カメラ、映像信号が記録
された磁気デイスクから映像信号を読出しデレビ
ジヨン等にその画像を再生する再生装置等を含む
磁気記録(および/または)再生装置に関し、と
くに、このような磁気記録再生装置に適用される
磁気デイスクの保護装置に関する。
従来技術 近年、写真感光材料等が塗布されたフイルム等
に画像を固定する方式とは異り、画像等を表わす
映像信号を磁気デイスクに磁気記録する、いわゆ
る「電子スチル・カメラ」が提案され実用化され
るに至つている。この電子スチル・カメラでは、
比較的硬質のケース内に極薄の磁気デイスクが回
転自在に内蔵されたコンパクトな磁気デイスク・
パツク(カートリツジ)が用いられている。磁気
記録または再生に際してこの磁気デイスクは、た
とえば、3600r.p.m.もの高速で回転する。磁気デ
イスクは上述のように極薄でかつ高速回転される
ので、磁気デイスクの外周縁が回転にともない波
打ち現象を起こす。この波打ち現象を防止すると
ともに、磁気デイスク表面と磁気ヘツドとのタツ
チングを良好にするために、通常規整板が設けら
れている。
従来の電子スチル・カメラにおける規整板と磁
気ヘツドとの関係が第1図に示されている。この
図からも分るように、規整板3は、磁気デイスク
1を挟んで磁気ヘツド2と対向する位置に設けら
れている。磁気ヘツド2は磁気デイスク1に比較
的強く接しているので、その接触部分において磁
気デイスク1にへこみが生じる。
磁気デイスク1が回転しているときにはこのへ
こみは回転にともなつて移動するので、磁気デイ
スク1にへこみの永久化が生じることはない。し
かしながら、磁気デイスク1が静止している場合
には、磁気ヘツド2は一箇所においてのみ磁気デ
イスクを押圧し、この状態が長く続くとそこに生
じたへこみが永久化してしまうおそれがある。こ
のような永久変形が磁気デイスク1に生じると、
この変形された箇所において磁気デイスク1の表
面と磁気ヘツド2とのタツチング不良によつて情
報の書込みまたは読出しに誤りが生じることがあ
る。
先願発明 出願人は、このような問題を解決するための提
案を既に特願昭60−169680において行なつた。こ
の提案では、規整板を、磁気デイスクに接する第
1位置と磁気デイスクから離れた第2位置との間
で移動可能に設け、記録/再生動作準備操作手段
による動作準備操作に関連して規整板を第2位置
から第1位置に移動させ、上記準備操作手段によ
る動作停止操作に関連して規整板を第1位置から
第2位置に移動させるようにした。
記録/再生動作準備操作手段には電子スチル・
カメラにおけるレンズ・カバーや磁気記録再生装
置一般における電源スイツチ等がある。上記の先
願には、レンズ・カバーの開閉動作と機械的に連
動して規整板を移動させる機構が開示されてい
る。すなわち、レンズ・カバーが開かれたときに
は規整板が磁気デイスクに接する方向に動かさ
れ、レンズ・カバーが閉じられたときには規整板
が第2図に示されているように、磁気デイスクか
ら離れる方向に動かされる。これにより、磁気デ
イスク1は規整板3による押圧から解放されるの
で、磁気ヘツド2から離れまたは軽く接触してい
る状態となり磁気デイスク1の部分的な永久変形
が防止される。
電子スチル・カメラで撮影するときにはレン
ズ・カバーが開かれるので、これによつて規整板
3が磁気デイスク1を磁気ヘツド2側に押圧し
(磁気デイスクが高速で回転した場合には磁気デ
イスクと規整板との間にはエア・フイルムが形成
される)、磁気ヘツド2は確実に磁気デイスク1
に接して映像信号の正確な書込みが可能となる。
電子スチル・カメラを使用しない場合には、通常
はレンズ・カバーは閉鎖されるから規整板3は磁
気デイスク1から離れ、上述したように磁気デイ
スクを回転させない不使用状態における磁気デイ
スク1の部分変形が防止される。
電源スイツチのオン、オフに応答して規整板の
移動を行なうようにすることも考えられる。電源
スイツチがオンとなつたときに規整板が磁気デイ
スクに接し、電源スチツチがオフとなつたときに
規整板が磁気デイスクから離れる。規整板の移動
はソレノイド等の電気的手段を用いて行なわれよ
う。もつとも、スライドする電源スイツチを設け
れば、このスライド運動に機械的に連動させて規
整板の移動を達成することも可能である。
電源スイツチのオン、オフに関連させて規整板
の移動を行なう構成においても、電源スイツチが
オフの場合(不動作または不使用状態)には規整
板は磁気デイスクから離れるから、磁気デイスク
への磁気ヘツドによる圧痕の付着を未然に防止す
ることができる。
先願発明の問題点 上記の先願発明においても、操作の誤りによつ
て磁気デイスクに磁気ヘツドによる永久変形が生
じる場合がある。それは、上述したレンズ・カバ
ーを開いたまま、または電源スイツチをオンとし
た状態で、装置を放置した場合である。レンズ・
カバーが解放されるかまたは電源スイツチがオン
の状態のときは、上述したように規整板は磁気デ
イスクに接している。使用者が映像信号の記録ま
たは再生操作を行なわなければ磁気デイスクは静
止したままであり、この状態が長い間放置されれ
ば、磁気デイスクに変形が生じるおそれがある。
省電力の要請 他方、とくに電子スチル・カメラについていえ
ることであるが、カメラとして取扱いやすい小型
でハンデイなものを実現するために、電源として
できるだけ小型の電池を使用し、電力の浪費を極
力避けるようにすることが強く望まれている。
発明の概要 発明の目的 この発明は、上述したように規整体を移動可能
にした先願発明の考え方を前提として、規整体が
磁気デイスクに接した状態に長い間放置されたと
きに、磁気デイスクに磁気ヘツドの跡が付くのを
未然に防止することのできる磁気記録再生装置に
おける磁気デイスク保護装置を提供することを目
的とする。
この発明はまた、できるだけ省電力化を図り、
電池の消耗を防止することもあわせて図るもので
ある。
発明の構成と効果 この発明は、磁気デイスクの半径方向に移動自
在に支持された磁気ヘツドに磁気デイスクを挟ん
で対向するように配置されているとともに、磁気
デイスクに接する第1位置と磁気デイスクから離
れた第2位置との間で移動可能に設けられた規整
体と、この規整体を第1位置から第2位置へ、ま
たはこの逆に移動させる規整体移動機構とを備え
た磁気記録再生装置において、上記規整体が上記
第1位置にもたらされたのち、記録/再生動作開
始操作手段による操作入力が、磁気デイスクにお
ける磁気ヘツドによる永久的圧痕の生起を防止す
るためにあらかじめ定められた上限時間以上無い
ことを検出する検出手段、および上記検出手段に
よる検出に応答して、上記規整体移動機構を作動
させて規整体を上記第2位置に移動させるよう制
御する制御手段を設けたことを特徴とする。
記録/再生動作開始操作手段としては電子スチ
ル・カメラにおいてはたとえばシヤツタ・レリー
ズ・ボタン、再生装置においてはプレイ・スイツ
チないしは順送り、逆送りスイツチなどがあろ
う。
上記の上限時間は具体的には、一例として60分
程度またはそれ以上に設定されよう。上記検出手
段による検出に応答して、警報音を出すかまたは
警告表示灯を点灯するようにすることが好まし
い。
この発明によると、電源スイツチをオンして規
整体を上記第1位置に移動させたのち、そのまま
放置したような場合であつても、上記上限時間が
経過すると自動的に規整体は上記第2位置に復帰
させられるから、磁気デイスクが規整体と磁気ヘ
ツドとの間に長い間挟まれた状態に置かれること
はなく、磁気ヘツドによる永久的圧痕が生じるこ
とはない。
さらにこの発明において、主電源がオフのとき
に必要部分に動作電力を供給する補助電源を設
け、上記制御手段を、記録/再生動作開始操作手
段による操作入力が、主電源の浪費を防止するた
めにあらかじめ定められた第1所定時間以上無い
ときに主電源をオフとする第1の制御手段と、主
電源をオフとしたのち、上記上限時間に相当する
第2の所定時間が経過したときに主電源をオンと
し、上記規整体移動機構を作動させて規整体を上
記第2位置に移動させるよう制御する、上記補助
電源によつて動作する第2の制御手段とによつて
構成すると、磁気デイスクの保護を図りつつ、電
力の浪費を防止することが可能となる。
実施例の説明 以下、この発明を電子スチル・カメラに適用し
た実施例について詳述する。
第3図は、電子スチル・カメラの電気的構成を
示している。
電子スチル・カメラの各部の動作および全体的
な動作は制御装置30によつて統括される。この
制御装置30は、中央処理装置、好ましくはマイ
クロプロセツサ(以下CPUという)、そのプログ
ラムおよび必要なデータを記憶するメモリならび
に周辺の各素子、回路、装置等との間のインター
フエイスから構成されている。
磁気デイスク1を内蔵したデイスク・パツクが
カメラに設けられたバケツト内に入れられかつバ
ケツトが閉じられると、デイスク・パツク内の磁
気デイスク1はデイスク・モータ33のスピンド
ルに装着される。装着された磁気デイスク1の一
面にのぞむように規整板3が設けられている。こ
の規整板3は、規整板移動機構10によつて、磁
気デイスク1の上記一面に接する第1位置と、磁
気デイスク1から離れた第2位置との間を移動さ
せられ、かつ移動してきた位置に保持される。移
動機構10の動作は制御装置30によつて制御さ
れる。規整板移動機構10の一例が出願人による
先願、特願昭59−189237(特開昭61−68789)に示
されている。この先願明細書中に開示された機構
においては、規整板はばねによつて第2位置に保
持され、かつソレノイド駆動によつて第1位置に
もたらされるように構成されている。規整板移動
機構10の他の例としては、ソレノイドまたはモ
ータ駆動によつて規整板3のロツク解除とその移
動を行ない、かつ移動された位置に機械的にロツ
クする機構などがある。
磁気デイスク1を挟んで規整板3と対向する位
置には磁気ヘツド2が磁気デイスク1の半径方向
に移動自在に配置されかつ磁気デイスク1の磁気
記録面に接している。また、磁気デイスク1のコ
アには、そこに設けられた磁性体を検出して磁気
デイスク1の1回転ごとに1個のパルスを発生す
る位相検出器32が接している。
デイスク・モータ33は、サーボ制御回路34
によつて一定回転数、たとえば3600r.p.m.で定速
回転するようにフイード・バツク制御される。サ
ーボ制御回路34はまた、制御装置30からの指
令に応じてモータ33の起動、停止を行なう。位
相検出器32からの検出パルサはサーボ制御回路
34および制御装置30に入力する。
磁気ヘツド2は、その移送駆動制御装置35に
よつて磁気デイスク1の径方向に移動自在に支持
されかつ同方向に移送制御される。制御装置30
は、磁気ヘツド2の移送方向および移送量につい
ての指示を装置35に与える。装置35はステツ
プ・モータを含み、このステツプ・モータの回転
角に比例して磁気ヘツド2が移送される。たとえ
ばステツプ・モータの駆動パルス1パルス当りこ
のモータは約15°回転し、これによつて磁気ヘツ
ド2が約4.2μm移送される。
磁気ヘツド2は磁気デイスク1上の装置35に
よつて位置決めされたトラツク上に映像信号を記
録する。この実施例では、磁気デイスク1は
3600r.p.m.で定速回転するので、1回転1/60秒ご
とに1トラツク分の映像信号、すなわち1フイー
ルドのFM変調映像信号が磁気ヘツド2によつて
記録されることになる。
磁気デイスク1の中心部および外周縁を除く環
状部分が記録領域であり、ここには多数(たとえ
ば50本)のトラツクが設けられている。この記録
領域の外側に、磁気ヘツド1の初期位置、すなわ
ちホーム・ポジシヨンがある。
電子スチル・カメラに設けられた撮像光学系8
は、被写体像を結像させるための撮像レンズ系4
1、絞り42および光学シヤツタ43から構成さ
れている。絞り42は、光路内に配置された受光
素子(図示略)の受光信号レベルに基づいて制御
装置30によつて制御され、光学シヤツタ43
は、シヤツタ・レリーズ・ボタン6の押下によつ
てオンとされるスイツチ56による入力に応答し
て、制御装置30によつて制御される。
光学系8の焦点面には、たとえばCCDなどの
2次元撮像セル・アレイからなる固体撮像装置4
4が配置されている。この撮像装置44に蓄積さ
れた映像データは、垂直、水平同期信号に同期し
てシリアルな映像信号として読出され、記録信号
処理回路45でその輝度信号成分およびクロマ信
号成分がFM変調されかつこれらの変調信号が合
成され、駆動回路46に送られる。磁気デイスク
1が上述した一定回転数で回転しているときに、
その所定のトラツク上にFM変調映像信号が磁気
ヘツド2によつて書き込まれる。
磁気ヘツド2によつて磁気デイスク1上に記録
した映像信号を磁気ヘツド2によつて再生するこ
とも可能であり、磁気ヘツド2の再生出力は前置
増幅器36を経てエンベロープ検波回路37に送
られる。エンベロープ検波回路37は、磁気ヘツ
ド2の読取信号、すなわち磁気デイスク1のトラ
ツクに記録されていたFM変調映像信号のエンベ
ロープ(包絡線)を検出してこれに応じた電圧信
号を出力する検波回路である。エンベロープを表
わす電圧信号はアナログ/デイジタル変換器
(A/D変換器)38に送られ、たとえば256
の量子化レベルを表わす8ビツト・デイジタル信
号に変換されて制御装置30に入力する。
エンベロープ検波信号は、主に磁気デイスク1
上の未記録トラツクのサーチのために用いられ
る。磁気ヘツド2をトラツクを横切るように移送
したときに検波信号のレベルが所定のスレシホー
ルド・レベルに達していなければそのトラツクは
未記録である。被写体を撮像した映像信号の磁気
デイスク1への記録は、このようにしてサーチさ
れた最も内側の未記録トラツク上に行なわれる。
制御装置30は、上述の磁気デイスク1の回転
制御、映像信号の記録制御、再生制御の他に、各
種スイツチの読取り、この読取り結果にもとづく
カメラの動作の制御、後述する規整板10の移動
制御、および電源制御を行なう。
各種スイツチには、バケツト中の磁気デイスク
1がデイスク・モータ33のスピンドルに確実に
装着されるであろう位置までバケツトが閉じてい
ることを検知するロード・エンド・スイツチ5
1、閉じているバケツト内にデイスク・パツクが
収められていることを検知するパツク・スイツチ
52、上述のホーム・ポジシヨンに磁気ヘツド2
が至つたことを検知するホーム・ポジシヨン・ス
イツチ53などがある。制御装置30は一定周期
(たとえば1/60秒)ごとにキースキヤン・ルーチ
ンを行なつており、このキースキヤン・ルーチン
において制御装置30は上述のスイツチ群にキー
スキヤン・パルスを送出し、このパルスが戻つて
きたかどうかによつてスイツチのオン、オフ状態
を検知する。
電子スチル・カメラには2つの電源がある。そ
の1つは主電源21であり、もう1つは補助電源
22であり、いずれも電池によつて構成される。
主電源21は、制御装置30および他のすべての
構成要素(すなわち、上述の磁気デイスク回転駆
動制御系、映像信号記録駆動制御系、同再生駆動
制御系、規整板駆動制御系など)にその動作電力
を供給するものであり、この電源21からの電力
の供給はスイツチ23によつて制御される。スイ
ツチ23は制御装置30によつてオン、オフされ
る。
補助電源22は、制御装置30および後述する
2つのタイマ61,62にダイオード24を介し
てその動作電力を常時供給するとともに、電源ス
イツチ5にも電力を供給している。このスイツチ
5がオンとなることによつて、微分回路を通して
制御装置30のCPUに割込み信号が与えられる。
電子スチル・カメラにはさらに、10秒タイマ6
1および60分タイマ62が設けられられている。
これらのタイマ61,62は制御装置30によつ
て起動、リセツトされる。タイマ61,62をメ
モリの所定のエリアを用いて実現してもよい。
電源スイツチ5がオフの状態では、制御装置3
0には補助電源22のみから電力が供給されてお
り、制御装置30とくにそのCPUは一部の機能
(たとえば時計、割り込み受付け等)を除いてス
タンバイ状態にある。制御装置30は、この状態
ではキースキヤン・ルーチンはもとより、磁気デ
イスクの回転、映像信号の記録、再生等の制御処
理を行なつていない。
第8図に、電子スチル・カメラの一連の動作の
うちの説明に必要なもの、すなわち電源スイツチ
5の状態(オン、オフ)、規整板3の位置、シヤ
ツタ・レリーズ・ボタン6の操作(オン、オフ)、
主電源21による電力供給の有無(オン、オフ)
すなわちスイツチ23の状態(オン、オフ)、お
よび制御装置30内のCPUの状態が示されてい
る。シヤツタ・レリーズ・ボタンは記録/再生動
作開始操作手段の例として示されている。
電源スイツチ5がオンとなることにより、制御
装置30に割込み信号が与えられ、CPUはこの
割込みによつて第4図に示す処理を開始する。
第4図および第8図を参照して、まず、電源ス
イツチ23がオンとされ制御装置30および他の
すべての構成要素に主電源21から動作電力が供
給される(ステツプ71)。また、60分タイマ62
がリセツトされる(ステツプ72)。
この後、制御装置30はキースキヤン・ルーチ
ン、未記録トラツク・サーチ処理等の通常の処理
を開始するとともに、規整板移動機構10に移動
指令を送り、規整板3を第1位置に移動させかつ
その位置に保持させる(ステツプ74)。
電源スイツチ5がオフとなると(ステツプ73で
No)、規整板移動機構10に復帰指令が送られ、
規整板3は第2位置に戻る(ステツプ75)。この
後、スイツチ23がオフとされるので、主電源2
1による電力供給は終り(ステツプ76)、制御装
置30のCPUはスタンバイ状態となる。
撮影のためにシヤツタ・レリーズ・ボタン6が
押されるとスイツチ56がオンとなり、制御装置
30のCPUに割り込み信号が入力する。この割
り込みによつてCPUは第5図に示す処理を行な
う。まず、スイツチ23がオンとされ(既にオン
となつている場合もある)(ステツプ81)、両タイ
マ61,62がリセツトされる(ステツプ82,
83)。
この後、撮影、記録処理に進む(ステツプ84)。
デイスク・モータ33が起動され、磁気デイスク
1の回転が安定したときに、撮影した映像信号が
磁気デイスク1の所定の未記録トラツクに書込ま
れる。そして、最後に10秒タイマ61が起動され
る(ステツプ85)。
シヤツタ・レリーズ・ボタン6が10秒以上の時
間にわたつて押されなかつた場合には、省電力の
ために、主電源がオフとされる。
すなわち、起動ののち10秒が経過すると、10秒
タイマ61から制御装置30のCPUに10秒タイ
マ割り込みが入る。これによつてCPUは第6図
に示す処理を行なう。まず60分タイマ62を起動
し(ステツプ91)、10秒タイマ61をリセツトす
る(ステツプ92)。そしてスイツチ23をオフと
することによつて主電源をオフとする(ステツプ
93)。CPUはスタンバイ状態となる。
この後、さらにシヤツタ・レリーズ、ボタン6
が押されることなく60分の時間が経過すると、磁
気デイスク1の保護のために規整板3の復帰処理
が行なわれる。
60分タイマ62が起動されて60分が経過する
と、このタイマ62から割り込み信号が入力し、
CPUは第7図に示される処理を行なう。まず、
スイツチ23がオンとされ主電源がオンとなる
(ステツプ101)。これによつて、すべての回路部
分に主電源21から電力が供給される。規整板移
動機構10に規整板復帰指令が与えられ、規整板
3は第2位置に戻される(ステツプ102)。そし
て、60分タイマ62がリセツトされ(ステツプ
103)、主電源がオフとされて(ステツプ104)、
CPUはスタンバイ状態に戻る。
このようにして一定時間(60分)以上にわたつ
て磁気デイスク1が回転されることなく放置され
た場合には、規整板3が第2位置に戻されるの
で、磁気デイスク1に磁気ヘツド2の跡が付くの
が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、主に従来例における磁気デイスク、
規整体および磁気ヘツドの関係を示すもので、こ
れらをその側面からみた図、第2図は、先願発明
における第1図相当の側面図である。第3図から
第8図は、この発明の実施例を示すもので、第3
図は電子スチル・カメラの電気的構成を示すブロ
ツク図、第4図は同カメラの動作のメイン・ルー
チンを示すフロー・チヤート、第5図はシヤツ
タ・スイツチ割り込みによる処理を示すフロー・
チヤート、第6図は10秒タイマの割り込みによる
処理を示すフロー・チヤート、第7図は60分タイ
マの割り込みによる処理を示すフロー・チヤー
ト、第8図は電子スチル・カメラの各部の動作を
示すタイム・チヤートである。 1……磁気デイスク、2……磁気ヘツド、3…
…規整板、5……電源スイツチ、6……シヤツ
タ・レリーズ・ボタン、10……規整板移動機
構、30……制御装置、33……デイスク・モー
タ、56……シヤツタ・スイツチ、61……10秒
タイマ、62……60分タイマ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気デイスクの半径方向に移動自在に支持さ
    れた磁気ヘツドに磁気デイスクを挟んで対向する
    ように配置されているとともに、磁気デイスクに
    接する第1位置と磁気デイスクから離れた第2位
    置との間で移動可能に設けられた規整体と、この
    規整体を第1位置から第2位置へ、またはこの逆
    に移動させる規整体移動機構とを備えた磁気記録
    再生装置において、 上記規整体が上記第1位置にもたらされたの
    ち、記録/再生動作開始操作手段による操作入力
    が、磁気デイスクにおける磁気ヘツドによる永久
    的圧痕の生起を防止するためにあらかじめ定めら
    れた上限時間以上無いことを検出する検出手段、
    および、 上記検出手段による検出に応答して、上記規整
    体移動機構を作動させて規整体を上記第2位置に
    移動させるよう制御する制御手段、 を設けたことを特徴とする磁気記録再生装置にお
    ける磁気デイスクの保護装置。 2 主電源がオフのときに必要部分に動作電力を
    供給する補助電源を備え、 上記制御手段が、 記録/再生動作開始操作手段による操作入力
    が、主電源の浪費を防止するためにあらかじめ定
    められた第1所定時間以上無いときに主電源をオ
    フとする第1の制御手段、および 主電源をオフとしたのち、上記上限時間に相当
    する第2の所定時間が経過したときに主電源をオ
    ンとし、上記規整体移動機構を作動させて規整体
    を上記第2位置に移動させるよう制御する、上記
    補助電源によつて動作する第2の制御手段から構
    成されている、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    磁気記録再生装置における磁気デイスクの保護装
    置。
JP10385186A 1986-05-08 1986-05-08 磁気記録再生装置における磁気デイスクの保護装置 Granted JPS62262267A (ja)

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JPS62262267A JPS62262267A (ja) 1987-11-14
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JP10385186A Granted JPS62262267A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 磁気記録再生装置における磁気デイスクの保護装置

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