JPS62172560A - 電子スチル・カメラ - Google Patents

電子スチル・カメラ

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Publication number
JPS62172560A
JPS62172560A JP61010985A JP1098586A JPS62172560A JP S62172560 A JPS62172560 A JP S62172560A JP 61010985 A JP61010985 A JP 61010985A JP 1098586 A JP1098586 A JP 1098586A JP S62172560 A JPS62172560 A JP S62172560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
magnetic disk
turned
power
packet
Prior art date
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Pending
Application number
JP61010985A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Kaneko
清隆 金子
Izumi Miyake
泉 三宅
Kazuya Oda
和也 小田
Kimihide Takahashi
公英 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS62172560A publication Critical patent/JPS62172560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の要約 スイッチング機構が設けられ、このスイッチング機構は
、磁気ディスクの排出に関連する動作によって機械的に
一方の状態に移りがっその状態に保持され、磁気ディス
クへの映像信号の記録または磁気ディスクからの再生に
関連する部材の動作によって他方の状態に移りがっその
状態に保持される。制御装置は、電源が投入されたとき
にスイッチング機構の状態を読取り、読取り結果に応じ
た処理を行なう。
目   次 (1)発明の背景 (2)発明の概要 (2,1)発明の目的 (2,2)発明の構成と効果 (3)実施例の説明 (3,1)電子スチル・カメラの全体構成(3,2)電
子スチル・カメラの電気的構成(3,3)パック・ラッ
チ・スイッチング機構およびその動作 (3,4)制御装置による制御処理 (1)発明の背景 この発明は、固体電子撮像素子などの撮像装置で被写体
を撮影し、その映像信号を磁気ディスクなどの回転記録
媒体(以下、単に磁気ディスクという)に記録する電子
スチル・カメラに関する。
カメラとして扱いやすい小型でハンディな電子スチル・
カメラを提供するための方策の1つとして、電源として
できるだけ小型の電池を使用し。
電力の浪費を極力避けるようにすることが提案されてい
る。この提案によると、電子スチル・カメラは主電源と
補助電源と主電源をオン、オフするための外部操作電源
スィッチとを備えている。電源スィッチがオフにされる
と、電子スチル・カメラの全体的な動作を制御するマイ
クロプロセッサには補助電源から動作電力が供給され、
マイクロプロセッサは、計時動作(時計)等の一部の機
能を除いてスタンバイ状態となる。電源スィッチがオン
となると、主電源からマイクロプロセッサを含む全構成
部分に動作電力が供給され、電子スチル撮影が可能とな
る。
一方、磁気ディスクは一般にディスク・パック内に収め
られているが、その電子スチル・カメラへの装填、排出
は全く機械的機構により行なわれる。すなわち、エジェ
クト・ボタンの押下またはスライドによりディスク・バ
ックを収納したパケットが機械的に開放され、パケット
を閉じることにより機械的にそれがロックされる。電池
の浪費を回避する観点からは好ましいことである。
もちろん、パケットが閉じていることを検出するパケッ
ト・エンドφスイッチ、閉じたパケット内にディスク・
バックが収められていることを検出するパック・スイッ
チ等が設けられているが。
電源スィッチがオフでマイクロプロセッサがスタンバイ
状態にあるときには、マイクロプロセッサはこれらのス
イッチ状態を判定するためのキースキャンを行なってい
ないから、マイクロプロセッサはパケットが開かれたか
どうかを認識することはできない。
Td源スイッチがオフであるときにはマイクロプロセッ
サは上述のようにパケットが開かれたかどうかを認識す
ることができないから、この間にディスク・パック(磁
気ディスク)が交換されたかどうかをマイクロプロセッ
サは判断することができない。したがって、その後電源
スィッチがオンとなったときに、撮像された映像信号を
記録すべき磁気ディスク上のトラック、すなわち未記録
のトラックをサーチする処理が行なわれなければならな
い。磁気ディスクが交換されても交換されなくても電源
投入時には常に未記録トラックのサーチが必要であるか
ら、この処理のために余分に電力が消費されて省電力に
反する。また、磁気ディスクを交換しないで継ぎ撮りを
するような場合には1本来トラック・サーチが不要であ
るにもかかわらずこれが行なわれるので、即時性に劣る
という問題がある。
(2)発明の概要 (2,1)発明の目的 この発明は、できるだけ省電力を図るとともに、電源が
オフの間にパケットが開かれなかった場合には未記録ト
ラック・サーチ処理を省き電源投入時に即座に撮影に移
ることができる電子スチル・カメラを提供することを目
的とする。
(2,2)発明の構成と効果 この発明による電子スチル・カメラは、磁気ディスクの
装填、排出に関係する部材が、磁気ディスクを排出する
位置に動いたことによって。
一方の位置に移動してその状態に保持され、かつ磁気デ
ィスクへの記録または磁気ディスクからの再生に関係す
る部材が、記録または再生のための動作に移る動きによ
って、他方の位置に移動してその状態に保持されるスイ
ッチング手段を設けたことを特徴とする。
電子スチル・カメラの制御装置は、電源が投入されその
動作を開始するにあたって上記スイッチング手段の状態
を読取る。磁気ディスクの装填。
排出に関係する部材が排出位置に動いたとき、たとえば
パケットが開放されたときには、上記スイッチング手段
は上記一方の状態にある。制御装置は、電源投入後、上
記スイッチング手段が一方の状態にあることを検出した
ときにのみ未記録トラック・サーチを行なえばよく、」
二記スイッチング手段が他方の状態にある場合にはトラ
ック・サーチに移ることなく撮影に進むことが可能とな
る。したがって、迅速な継ぎ撮り等を行なうことができ
る。スイッチング手段は全く機械的に作動するから、ス
イッチング手段の作動のために電力を消費することはな
く、シたがって省電力にも寄与する。
この発明は、主電源がオフのときにマイクロプロセッサ
がスタンバイ状態となっている上述のような電子スチル
・カメラのみならず、主電源がオフのときにはマイクロ
プロセッサまたは他の制御装置に全く電力が供給されず
これらの装置が全く動作していないような電子スチル・
カメラにも適用可能である。
(3)実施例の説明 (3,1)電子スチル・カメラの全体構成第1図は電子
スチル・カメラの全体の外観を示している。
電子スチル・カメラ1はその前面に撮像光学系8を有し
、後面の左上に設けられたファインダ9から光学系8の
視野をのぞくことができる。
電子スチル・カメラ1の後側には、ディスク・パックl
Oを収納するためのパケット2がその下端で回動自在に
支持されており、パケット2の後側にカバー3があり、
このカバー3もまたパケット3とともに回動する。エジ
ェクト・ボタン4を一方向に摺動させることにより、閉
じていたカバー3およびパケット2が図示のように機械
的に開く。カバー3を押せば、カバー3とパケット2は
閉じかつ後述するロック・レバーによっFロックされる
電子スチル・カメラ1の上面には、エジェクト・ボタン
4とともに電源スィッチ5およびシャッタ・レリーズ・
ボタン6が設けられている。電源スィッチ5は、矢印の
方向に摺動させることによりオンとなる。
第2図は、パケット2°内に挿入される磁気ディスク・
パックIOを示している。このディスク・パックIOは
、薄い小径の磁気ディスク11をその中で回転可能な状
態に収容するケース17を有している。ケース17のほ
ぼ中央には円形の開口14があけられ、磁気ディスク1
1の中央にあるハブないしはコア12がこの開口から露
呈できるように構成されている。コア12の一部には後
述する位相検出器32によって検出される磁性体13が
形成されている。
ディスク・パックIOにはさらに、その1辺に平行な方
向に移動可能なシャッタ15が設けられている。このシ
ャッタ■5はディスク・パック10がパケット2内に挿
入されたときに開放され、内部の磁気ディスク11に規
整板28および磁気ヘッド31が接触できるようになる
。ケース10の一側には誤記録防止用の爪1Gが設けら
れている。
磁気ディスク11には複数(たとえば50)本のトラッ
ク(たとえばトラック中ピツチ100μm)が同心円状
に設けられており、撮影処理によって。
各トラックに1フイールドまたは1フレ一ム分のFM変
調されたカラー映像信号(輝度信号、クロマ信号等を含
む)が磁気記録される。
第3図は、磁気ディスク11に設けられるトラックと磁
気ヘッド31のホーム・ポジションHP(原点位置また
は待機位置)との関係を示している。
磁気ディスクの磁気記録面上に同心円状に設けられた5
0本のトラックには、外側のものから順にNo、l〜N
o、50までのトラックNo、が付けられている。ホー
ム・ポジションHPはNo、lのトラックの外側にある
。このホーム・ポジションHPは磁気ディスク11に付
けられたものではなく、磁気ヘッド31の移動経路上に
割付けられた極限位置である。ホームΦポジションHP
は、ホーム・ポジション中スイッチ55(第4図参照)
によって検知される。このスイッチ55は、具体的には
磁気ヘッド31またはそれに付随した部分を検知するリ
ミット・スイッチ、光電スイッチ、その他のスイッチで
ある。
(3,2)電子スチル・カメラの電気的構成この電子ス
チル・カメラは、撮像した映像信号の磁気ディスク11
への記録と、磁気ディスク11からの映像信号の再生と
を行なうことができる。
第4図は、このような電子スチル・カメラの電気的構成
を示している。
電子スチル・カメラの各部の動作および全体的な動作は
制御装置30によって統括される。この制御装置30は
、中央処理装置2好ましくはマイクロプロセッサ(以下
CPUという)、そのプログラムおよび必要なデータを
記憶するメモリならびに周辺の各素子1回路、装置等と
の間のインターフェイスから構成されている。
ディスク・パック10がバケット2内に入れられかつパ
ケット2が閉じられると、ディスク・パックlO内の磁
気ディスク11はディスク・モータ33のスピンドル(
第8図33a参照)に装着される。磁気ディスク11は
その中心において上記スピンドルに固定されているので
1回転にともない磁気ディスク11の外周辺が波打ち現
象を起こすことがある。これを防止するために上記カバ
ー3内に規整板28が設けられ、この規整板28が、電
源スィッチ5がオンとされたときにこれに連動して磁気
ディスク11の方向に動かされ、装着された磁気ディス
クHの外周部に接する。磁気ディスク11を挟んで規整
板28と対向する位置には磁気記録再生ヘッド31が磁
気ディスク11の半径方向に移動臼(1日に配置されか
つ磁気ディスク11の磁気記録面に接している。また、
磁気ディスク11のコア12には、磁性体13を検出し
て磁気ディスク11の1回転ごとに1個のパルスを発生
する位相検出器32が接している。
ディスク・モータ33は、サーボ制御回路34によって
一定回転数、たとえば3.GOOr、p、m、で定速回
転するようにフィード・バック制御される。
サーボ制御回路34はまた。制御装置30からの指令に
応じてモータ33の起動、停止を行なう。位相検出器3
2からの検出パルスはサーボ制御回路34および制御装
置30に入力する。
磁気ヘッド31は、その移送駆動制御装置35によって
磁気ディスク11の径方向に移動自在に支持されかつ同
方向に移送制御される。制御装置30は、磁気ヘッド3
1の移送方向および移送量についての指示を装置35に
与える。装置35はステップ・モータを含み、このステ
ップ・モータの回転角に比例して磁気ヘッド31が移送
される。たとえばステップ・モータの駆動パルス1パル
ス当りこのモータは約15°回転し、これによって磁気
ヘッド31が約4.2μm移送される。したがって、磁
気ヘッド31の移送はきわめて正確に行なわれる。
磁気ヘッド31は磁気ディスク11上の装置35によっ
て位置決めされたトラック上に映像信号を記録、または
記録されている映像信号を読取る。この実施例では、磁
気ディス、りllは3.60Or、p、m、で定速回転
するので、1回転1/GO秒ごとに1トラック分の映像
信号、すなわち1フイールドのFM変調映像信号が磁気
へラド12によって記録またはIIf生されることにな
る。再生信号は、復調されることによってNTSC方式
などの標章カラー・テレビジョン方式と両立する。
カメラとしての機能を果たすために、電子スチル・カメ
ラに設けられた撮像光学系8は、彼写体像を結像させる
ための撮像レンズ系41.絞り42および光学シャッタ
43から構成されている。絞り42は、光路内に配置さ
れた受光素子(図示路)の受光信号レベルに基づいて制
御装置30によって制御され、光学シャッタ43は、シ
ャッタ・レリーズ・ボタン6の押下によってオンとされ
るスイッチ5Gによる人力に応答して、制御装置30に
よって制御される。
光学系8の焦点面には、たとえばCODなどの2次元撮
像セル・アレイからなる固体撮像装置44が配置されて
いる。この撮像装置44に蓄積された映像データは、垂
直、水平同期信号に同期してシリ゛アルな映像信号とし
て読出され、記録信号処理回路45でその輝度信号成分
およびクロマ信号成分がFM変調されかつこれらの変調
信号が合成され、駆動回路46に送られる。磁気ディス
ク11が上述した一定回転数で回転しているときに、そ
の所定のトラック上にFM変調映像信号が磁気ヘッド3
1によって書き込まれる。
磁気ヘッド31によって磁気ディスク11上に記録した
映像信号を再生することも可能であり、磁気ヘッド31
の再生出力は前置増幅器36を経て映像信号処理回路3
9およびエンベロープ検波回路37に送られる。映像信
号処理回路39は、磁気ヘッド31で読出された映像信
号を信号処理し、たとえばNTSCフォーマットの複合
カラー映像信号として出力する。回路39から出力され
るカラー映像信号は、陰極線管表示装置(CRT)とそ
の制御回路を備えた外部のカラー・テレビジョンΦシス
テム(図示路)に送られ、CRT上に磁気ディスク11
に記録されていた映像信号が可視表示される。
エンベロープ検波回路37は、磁気ヘッド31の読取信
号、すなわち磁気ディスク11のトラックに記録されて
いたFM変調映像信号のエンベロープ(包絡線)を検出
してこれに応じた電圧信号を出力する検波回路である。
エンベロープを表わす電圧信号はアナログ/ディジタル
変換器(A/D変換器)38に送られ、たとえば256
の量子化レベルを表わす8ビツト・ディジタル信号に変
換されて制御装置30に人力する。
エンベロープ検波信号は、磁気ディスク11上の未記録
トラックのサーチおよび記録済トラックの中心位置の検
出のために用いられる。磁気ヘッド3Iをトラックを横
切るように移送したときに検波信号のレベルが所定のス
レシホールド会レベルに達していなければそのトラック
は未記録である。
彼写体を撮像した映像信号の磁気ディスク11への記録
は、このようにしてサーチされた最も内側の未記録トラ
ック上に行なわれる。映像信号の再生時においては、磁
気ヘッド31が磁気ディスクIIの径方向に移送され検
波信号がピークを示した位置が映像信号の記録されてい
るトラックの中心であると判定され、磁気ヘッド31が
この中心に位置決めされた状態で映像信号の再生が行な
われる。
制御装置30は、上述の磁気ディスク11の回転制御、
映像信号の記録制御、再生制御の他に、各種スイッチの
読取り、この読取り結果にもとづくカメラの動作の制御
、および電源制御を行なう。
各種スイッチには、後述するパック・ラッチ・スイッチ
51.パケット中の磁気ディスク11がディスク・モー
タ33のスピンドルに確実に装着されるであろう位置ま
でバケッ°ト2が閉じていることを検知するロード・エ
ンド・スイッチ52.閉じているパケット2内にディス
ク・パックIOが収められていることを検知するパック
・スイッチ53.パケット2内に収められたディスク・
パック10の誤記録防止爪IBが切除されて存在しない
こと(すなわち記録禁止)を検知する誤記録防止スイッ
チ54、上述のホーム・ポジション番スイッチ55など
がある。制御装置30は一定周期(たとえば1700秒
)ごとにキースキャン・ルーチンを行なっており、この
キースキャン・ルーチンにおいて制御装置30は上述の
スイッチ群にキースキャン・パルスを送出し、このパル
スが戻ってきたかどうかによってスイッチのオン、オフ
状態を検知する。
シャッタ・レリーズ・ボタン6に連動するシャッタ・ス
イッチ56の状態もこのキースキャン・ルーチンによっ
て検知するようにしてもよいし、このスイッチ56のオ
ン信号によって装置30のCPUに割込みをかけるよう
にしてもよい。
電子スチル・カメラには2つの電源がある。その1つは
主電源21であり、もう1つは補助電源22であり、い
ずれも電池によって構成される。主電源21は、制御装
置30および他のすべての構成要素(すなわち、上述の
磁気ディスク回転駆動制御系、映像信号記録駆動制御系
、同再生駆動制御系など)にその動作電力を供給するも
のであり、この電源21からの電力の供給はスイッチ2
Bによって制御される。スイッチ23は制御装置30に
よってオン、オフされる。
補助電源22は、制御装置30にダイオード24を介し
てその動作電力を常時供給するとともに、電源スィッチ
5にも電力を供給している。このスイッチ5がオンとな
ること゛によって、微分回路を通して制御装置30のC
PUに割込み信号が与えられる。
(3,3)パック・ラッチ・スイッチング機構およびそ
の動作 第5図から第8図はパック・ラッチ・スイッチング機構
を示している。この機構は第8図に最もよく表わされて
いる。
カバー3およびパケット2は、カメラ本体内に設けられ
たドライブ・ベース81の一端にビン62によって枢着
されており、後述するロック・レバー64との係合の解
除により、上述したようにカバー3に連動してパケット
2もばね等(図示略)の付勢手段によって開かれ、カバ
ー3の一端がストツバ63に当った位置で開放状態に保
持される。カバー3を押して閉じることにより、ロック
・レバー64がカバー3内の側部に設けられたピンに係
合して、カバー3は閉じた状態に保持される。上述した
エジェクト・ボタン4のスライドにより上記の係合が解
除される。ドライブ・ベース61の中央からはディスク
・モータ33のスピンドル33aが突出している。また
、磁気ヘッド31がパケット2にのぞむように図示され
ている。このドライブ・ベース61にはさらに、上述し
たロード・エンド・スイッチ52やパック・スイッチ5
3が設けられている。
カメラ本体の側部に設けられた取付板71には。
パック・ラッチ・スイッチ51が絶縁された状態で取付
けられている。このスイッチ51はほぼ平行に設けられ
かつ一端でそれぞれ固定された弾性を有する2つの接触
片51a、 51bからなる。
取付板71にはまた。絶縁体によりつくられた。
たとえば合成樹脂製の作動レバー72がそのほぼ中点で
ピン76により枢稽されている。このレバー72の一端
、すなわちスイッチ51側にのびた一端には作用ピン7
3が設けられ、第8図に図示の状態では、これが一方の
接触片51bに軽く接している。
このとき、2つの接触片5Laと51bは離れている。
すなわちスイッチ51はオフの状態にある。作動レバー
72の反対側の端部には係止ビン75が設けられ、この
ピン75と枢着点(ピン7B)との間にはさらに操作ビ
ン74が設けられている。
取付板71にはさらに、クリックばね80がピン83に
より支持されている。このばね80の一端には。
上述のピン75が入り込む2つの係止部81.82が形
成されている。第8図に図示の状態では、外側の係止部
82にピン75がラッチされている。このばね80の他
端は取付板71のピン84に当接している。
パケット2には、パケット連動レバー85が連結されて
いる。このレバー85はL字形に似た形をしており、一
端に直角に曲った作用端85aを有している。レバー8
5の他端がピン8Bによってパケット2の一側に枢着さ
れている。パケット連動レバー85はドライブ・ベース
61を通ってのびかつこのドライブ・ベース61によっ
てレバー85の長平方向に移動自在にゆるく案内されて
いる。第8図に図示の状態では1作用端85aが第8図
においてピン74の下側からピン74に軽く接している
ドライブ・ベース61の一側にはさらに、規整板連動レ
バー90が設けられている。このレバー90は一端に段
部90aを有し、他端部にはほぼ直角にのびた連結部分
を介して2つのガイド棒91が設けられている。段部9
0aは第8図においてはピン74の上側に軽く接してい
る。ドライブ・ベース61の側部には2つのガイド筒9
2が立設され、上述のガイド棒91がこの筒92内を摺
動自在に挿通されている。ガイド棒91の端部は筒92
よりも突出している。したがって、規整板連動レバー9
0は第8図において上下方向に移動自在に支持されてい
る。また、このレバー90は、ばね等(図示略)の付勢
手段によってパケット2の方向に付勢され、かつストッ
パ(図示略)当ることによって第8図に図示の位置に保
持されている。ガイド棒91の端部は。
カバー3が閉じられたときには規整板28の両側の作用
部28aに丁度当るような位置に設けられている。
さて、第8図に図示の状態で、パケット2内にディスク
・パックIOが装填され、かつカバー3が閉じられると
、これにともないパケット2も閉じられるので、パケッ
ト連動レバー85もカメラ本体内部に向って動き、第5
図に示すように、レバー85の作用端85aが作動レバ
ー72の操作ピン74から離れる。作動レバー72は動
かずその係合ビン75がばね80の係止部82に係止し
たままであり、パック・ラッチ・スイッチ51はオフの
状態に保持される。これがパック・セット状態である(
第5図)。
撮影または再生のために電源スィッチ5が第1図の矢印
方向にスライドされオンとなると、これに連動してカバ
ー3内の規整板28がパケット2内の磁気ディスク11
に向って動き、磁気ディスク11にほぼ当接するセット
位置にもたらされる。すると、第6図に示すように規整
板28の作用部28aがガイド棒91の端部を押すので
、規整板連動レバー90はばねの付勢力に抗してカメラ
本体内部に向って動く。これによってレバー90の端部
の段部90aが操作ピン74を押すので1作動レバー7
2がピン7Bを中心として傾き、その係合ピン75がば
ね80の係止部82から外れて内側の係止部81に係止
する。作動レバー72の動きにともないその作用ピン7
3がスイッチ51の接触片51bを押すので、2つの接
触片51aと51bが接触する。すなわち、パック・ラ
ッチ・スイッチ51はオンとなる。これが規整板セツト
状態(第6図)である。この状態で、磁気ディスクへの
映像信号の記録または磁気ディスクからの再生が行なわ
れる。
規整板28のセット位置への移動は、電源スィッチ5の
摺動と機械的に連動させて行なってもよいし、電源スィ
ッチ5のオンにともなって通電するアクチュエータによ
って行なってもよい。また。
電源スィッチではなく他の撮影準備操作手段たとえばレ
ンズ・カバーの動き(レンズ開放)に連動させて規整板
28をセット位置に移動させるようにしてもよい(これ
については、出願人にょる先願がある)。さらに、規整
板の動きを利用するのではなくて、磁気ヘッド31がホ
ーム・ポジションに至ることによって機械的運動機構を
介してスイッチ51をオンとさせる構成とすることもで
きるし。
ホーム・ポジション・スイッチ55のオン信号によって
作動するアクチュエータを用いてスイッチ51をオンと
させるようにしてもよい。後述するところから分るよう
に、継ぎ撮り以外のときには。
磁気ヘッド31は必ずホーム・ポジション位fiRHP
に戻されるからである(第9図ステップ1o1)。
撮影または再生が終了して電源スィッチ5がオフにされ
ると、または上述のレンズ・カバーがレンズ閉鎖位置に
動かされると、規整板28は元の待機位置に戻る。これ
にともなって、ばねの付勢力によって規整板連動レバー
90も元の位置に戻るので、その段部90aはピン74
から離れる。しがしながら2作動レバー72の係合ピン
75はばね8oの係止部81にラッチされているので、
このレバー72は動かず、スイッチ51もオンの状態に
保持される。これが規整板リセット状態である(第7図
参照)。
エジェクト・ボタン4のスライドによってカバー3を開
放するとこれにともなってパケット2も開放位置に至る
。したがって、パケット連動レバー85がパケット2に
よって外方に引かれる。これにより、レバー85の作用
端85aが作動レバー72の操作ビン74を引っかけて
外方にひっばるので。
作動レバー72は元の姿勢に戻りその係合ピン75がば
ね80の係止部81から外れて再び係、止部82にラッ
チされる。作動レバー72の作用ピン73は接触片51
bを押さなくなるので1両接触片51a、 511)が
離れ、スイッチ51はオフとなる。これがエジェクト状
態である(第8図参照)。
以上のようにして、撮影または再生が行なわれた状態に
保持されていればパック・ラッチ・スイッチ51はオン
の状態に保たれるが、ディスク・パックの交換その他の
目的で一部エジエクトされると、スイッチ51はオフと
なり、たとえパケット2が閉じられても撮影等の準備が
行なわれなければ、このスイッチ51はオンとなること
はない。
(3,4)υ1&11装置による制御処理電源スィッチ
5がオフの状態では、制御装置3゜には補助電源22の
みから電力が供給されており。
制御装置30とくにそのCPUは一部の機能(たとえば
時計等)を除いてスタンバイ状態にある。制御装置30
は、この状態ではキースキャン・ルーチンはもとより、
磁気ディスクの回転、映像信号の記録、再生等の制御処
理を行なっていない。
電源スィッチ5がオンとなることにより、制御装置30
に割込み信号が与えられ、CPUはこの割込みによって
第9図に示す処理を開始する。
まず、電源スィッチ23がオンとされ制御装置3゜およ
び他のすべての構成要素に主電源21がら動作電力が供
給される(ステップ81)。これにより。
υ制御装置30はキースキャン・ルーチンを開始し。
その結果を記憶する。
次に、キースキャン・ルーチンの結果にもとづいて、撮
影、記録または再生のために最小限の条件が満たされて
いるかどうかがチェックされる。
すなわち2磁気デイスク11が所定位置に収まりかつモ
ータ33のスピンドルに装着されていることが、ロード
・エンドφスイッチ52がオンでかつパック・スイッチ
53がオンであることにより確認される(ステップ93
.94)。
以上の条件が満たされたのち、誤記録防止スイッチ54
がオンかどうかがチェックされる(ステップ95)、こ
のスイッチ54がオンの場合には撮影、記録は不可能で
あるから再生処理に移る(ステップ100)。スイッチ
54がオフの場合には、撮影、記録と再生の両方が可能
であるが、モード・スイッチ(図示略)により撮影モー
ドが設定されている場合には次に述べる処理に、再生モ
ードが設定されている場合には再生処理に進む(ステッ
プ96)。
撮影モードにおいては、」二連のパックやラッチφスイ
ッチ51がオンかどうかがチェックされる(ステップ9
7)。このスイッチ51がオンであれば継き撮りの処理
に進む(ステップ98)。前回の撮影において、たとえ
ばトラックNo、13まての撮影が終了したのちに電源
スィッチ5がオフとされたときには、磁気ヘッド31は
トラックNO,13の位置に保持されている。この継ぎ
撮り処理においては、磁気ヘッド31を単にトラックN
o、13の位置から次のトラックNo、14の位置に移
すことによって、ただちに撮影が可能となる。
パック・ラッチ・スイッチ51がオフであるということ
は、電源スィッチがオフであった間にパケット2が少な
くとも1回開かれたことを意味し、磁気ディスク11(
ディスク・パック10)が交換された可能性がある。そ
こで、磁気へラド31が一口、ホーム・ポジションHP
の位置まで戻され。
磁気ヘッド31が径方向に移送されていくことにより未
記録のトラックのうち最もトラックNo、の小さいトラ
ックがサーチされ(ステップ101)、 該当トラック
が見つかると通常の撮影処理に進むことができる(ステ
ップ102)。
電源スィッチ5がオフになると、またはオフになったの
ち一定時間が経過したときに磁気ヘッド31がホーム・
ポジションHPに戻ってしまうタイプの電子スチル・カ
メラにおいては、磁気ヘッド31をホーム・ポジション
に復帰させるときに磁気ヘッド31の位置(トラックN
o、またはホーム・ポジションからの距離)を記憶させ
ておく。そして、ステップ97でパック・ラッチ・スイ
ッチがオンである場合には、磁気ヘッド31をホーム・
ポジションから記憶していた位置まで一気に移送させる
ことにより、継ぎ撮りに迅速に移ることが可能となる。
第9図において、再生、撮影等の処理ののちスイッチ5
がオフとなると(ステップ92)、電源スィッチ23が
オフとされる(ステップ99)。
以上のようにして、電源スィッチがオフであった間にパ
ケットの開放またはディスク・パックの取出しが無かっ
た場合には、電源スィッチがオンになった直後における
未記録トラックのサーチ処理を省くことができるので、
迅速に継ぎ撮りに進むことができる。パケットの開放、
ディスク・パックの取出し等があった場合には、そのと
きにその旨が機械的に記憶されるだけであるからそのた
めの電力は不必要で、省電力化も達成できる。
上記実施例では、電源スィッチ5はカメラ本体の右肩の
位置に設けられているが、その取付場所はどこでもよい
。また、シャッタ・レリーズ・ボタン6を2ストロ一ク
形式にし、第1押下で電源スィッチ(スイッチ5に対応
)がオン、第2押下でシャッタ・スイッチ(スイッチ5
Bに対応)がオンとなる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電子スチル・カメラの外観を示す斜視図であ
る。 第2図は、磁気ディスクおよびそのディスク・パックを
示す斜視図である。 T33図は、磁気ディスク上のトラック配置を示す図で
ある。 第4図は、電子スチル・カメラの電気的構成を示すブロ
ック図である。 第5図から第8図は、パック・ラッチ機構とその動作を
示す概略構成図である。 第9図は、電子スチル・カメラにおける動作処理手順の
一部を示すフロー・チャートである。 1・・・電子スチル争カメラ。 2・・・パケット。 5・・・電源スィッチ。 10・・・ディスク・バック。 11・・・磁気ディスク。 2B・・・規整板。 30・・・制御装置。 51・・・パック・ラッチ・スイッチ。 72・・・作動レバー。 80・・・クリックばね。 85・・・パケット連動レバー。 90・・・規整板連動レバー。 以  上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転記録媒体の装填、排出に関係する部材が、回
    転記録媒体を排出する位置に動いたことによって、一方
    の位置に移動してその状態に保持され、かつ回転記録媒
    体への記録または回転記録媒体からの再生に関係する部
    材が、記録または再生のための動作に移る動きによって
    、他方の位置に移動してその状態に保持されるスイッチ
    ング手段を設けたことを特徴とする電子スチル・カメラ
  2. (2)主電源が投入されたときに、制御装置は上記スイ
    ッチング手段の状態を検出し、検出結果に応じた処理に
    移ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載
    の電子スチル・カメラ。
JP61010985A 1986-01-23 1986-01-23 電子スチル・カメラ Pending JPS62172560A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433187A (en) * 1993-11-30 1995-07-18 Noritake Diamond Industries Co., Ltd. Diamond cutting saw blades
EP0801322A1 (en) * 1996-04-12 1997-10-15 Ikegami Tsushinki Co., Ltd. Ejecting device for image pick up apparatus
US7123554B2 (en) 2000-09-18 2006-10-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Disk apparatus

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