JPS6220807Y2 - - Google Patents

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JPS6220807Y2
JPS6220807Y2 JP13275582U JP13275582U JPS6220807Y2 JP S6220807 Y2 JPS6220807 Y2 JP S6220807Y2 JP 13275582 U JP13275582 U JP 13275582U JP 13275582 U JP13275582 U JP 13275582U JP S6220807 Y2 JPS6220807 Y2 JP S6220807Y2
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JP
Japan
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optical fiber
sleeve
mold
nylon
composite sleeve
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JP13275582U
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JPS5938415U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は光フアイバ接続部の補強スリーブに関
するものである。
[従来の技術] 光フアイバ接続部の補強スリーブの従来例が第
1図に示されている。同図に示されているよう
に、従来の補強スリーブはナイロンにガラス繊維
を内在させた複合スリーブ1で構成されており、
ナイロン被覆光フアイバ2の接続部であるナイロ
ン被覆層2aと接続された光フアイバ心線2bと
に跨つて配置され、加熱・加圧モールドされるこ
とにより接続部を補強していた。この加熱・加圧
モールドは第2図に示されているように、ナイロ
ン被覆光フアイバ2の接続部を覆つた複合スリー
ブ1を離型効果を有するポリエステルシート3を
介して金型4にセツトし、加熱・加圧モールドす
るようにしている。すなわちヒータが内蔵されて
いる金型4の下型4a(固定部)にポリエステル
シート3を当て、このポリエステルシート3の上
にナイロン被覆光フアイバ2の接続部を覆つた複
合スリーブ1をセツトする。更にこの複合スリー
ブ1の上部にもう一枚のポリエステルシート3を
挿入して複合スリーブ1を二枚のポリエステルシ
ート3で覆つたのち、金型4の上型4b(可動
部)を下降させて下型4aと合わせ、複合スリー
ブ1を加熱しながら加圧モールドしていた。この
ようにポリエステルシート3を介して複合スリー
ブ1をモールドするのは、加熱・加圧モールド後
の金型4と複合スリーブ1との接着を防止するた
めである。
なお、ポリエステルテープ3と複合スリーブ1
は接着しており、このままの状態でも光フアイバ
2の伝送特性に影響はないものの、ポリエステル
テープ3が必要以上に余分な空間を占めてしまう
ため、一般に剥ぎ取られている。
ところでこのように複合スリーブ1を金型4に
セツトする際に複合スリーブ1と金型4との間に
ポリエステルシート3を挿入しているので、ポリ
エステルシート3の挿入の方法、加熱・加圧モー
ルド時の加圧条件等によつては、挿入し加熱され
たポリエステルシート3がナイロン被覆光フアイ
バ2のナイロン被覆層に接触し、接触したナイロ
ン被覆層が溶けてしまうなど作業性を悪くしてい
た。またややもするとポリエステルシート3を挿
入するのを忘れてしまう恐れがあつた。更に、ポ
リエステルシート3を剥ぎ取る必要があり、作業
性が悪く、このため作業性の改善が強く望まれて
いた。
[考案の目的] 本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、光フアイバ接続部の補
強作業を作業性良く容易に行うことのできる光フ
アイバ接続部の補強スリーブを提供することにあ
る。
[考案の概要] すなわち本考案は、光フアイバ接続部を覆つて
いる補強スリーブを、ナイロンとガラス繊維とで
形成した複合スリーブと、この複合スリーブの外
周にこの複合スリーブと一体化するよう巻装して
設けられた軸方向に伸びた少なくとも一条のスリ
ツトを有し、かつモールド金型とは接着しない離
型材とで構成してなることを要旨とするものであ
る。
[実施例] 以下、図示した図面に基づいて本考案の実施例
を説明する。第3図には本考案の一実施例が示さ
れている。なお従来と同じ部品には第1図及び第
2図と同じ符号を付したので説明は省略する。本
実施例では光フアイバ接続部を覆つている補強ス
リーブを、ナイロンにガラス繊維を内在させた複
合スリーブ1と、この複合スリーブ1の外周に巻
装して設けられ、軸方向に伸びた少なくとも一条
のスリツト5bを有し、かつ金型4とは接着しな
い離型材5とで構成した。このような補強スリー
ブを用いることにより加熱・加圧モールド作業が
容易となる。
すなわちナイロンにガラス繊維を内在させた複
合スリーブ1の外周に、軸方向に伸びた二条のス
リツト5bを設けた離型材5例えばポリエステル
フイルム5aを巻装してこれらを一体化した。こ
の二条のスリツト5bは複合スリーブ1の外周に
ポリエステルフイルム5aを巻装した場合に、径
方向に対向するようにした。そしてこのようにし
て構成した補強スリーブを加熱・加圧モールドす
るのであるが、複合スリーブ1の外周にポリエス
テルフイルム5aを巻装したので、これをそのま
ま金型にセツトし加熱・加圧モールドすればよ
く、従来のようにポリエステルシートを挿入する
必要がなくなり、ポリエステルシートを入れ忘れ
たり、入れ方によつて被覆しているナイロン被覆
光フアイバのナイロン被覆層を溶かしたりするよ
うなことがなくなる。更に、モールド後のポリエ
ステルシートを除去する必要もない。また巻装し
たポリエステルフイルム5aには上述のように軸
方向に伸びたスリツト5bを設けたので、加熱・
加圧モールド時にはこのスリツト5bから複合ス
リーブ1のスリーブ材であるナイロンがオーバフ
ローして加熱・加圧モールドが円滑に行なわれる
ようになり、良好な特性の補強部を得ることがで
きる。
なお、本実施例では離型材5にポリエステルフ
イルム5aを使用したが、ポリエステルフイルム
5aに限るものではなく、金型4に対して離型効
果を有する材料であれば使用できる。
上述のように本考案の実施例によれば、補強ス
リーブを軸方向に伸びたスリツトを有する離型材
を複合スリーブに巻装して一体化して構成したの
で、このまま金型に設置して加熱加圧モールドす
ればよくなつて、加熱・加圧モールド作業を作業
性良く容易に行うことができる。
[考案の効果] 以上に説明した如く、本考案の光フアイバ接続
部の補強スリーブは、軸方向に伸びた少なくとも
一条のスリツトを有し、かつモールド金型とは接
着しない離型材を、ナイロンにガラス繊維を内在
させた複合スリーブ外周に巻装してこれらを一体
化するようにして構成されていることにより、光
フアイバ接続部の補強作業を作業性良く容易に行
うことができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光フアイバ接続部の補強スリー
ブの縦断面図、第2図は従来の光フアイバ接続部
の補強スリーブのモールド時の状態を示す横断面
図、第3図は本考案の光フアイバ接続部の補強ス
リーブの一実施例の斜視図である。 1:複合スリーブ、5:離型材、5a:ポリエ
ステルフイルム、5b:軸方向に伸びたスリツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ナイロン被覆光フアイバの接続部外周に設けら
    れて加熱・加圧モールドにより前記光フアイバの
    ナイロン被覆と溶着一体化されることにより前記
    光フアイバ接続部を補強する補強スリーブにおい
    て、該補強スリーブがナイロンにガラス繊維を内
    在させた複合スリーブと、該複合スリーブの外周
    に該複合スリーブと一体化するよう巻装して設け
    られた軸方向に伸びた少なくとも一条のスリツト
    を有し、かつ前記加熱・加圧モールドのための金
    型とは接着しない離型材とより構成されているこ
    とを特徴とする光フアイバ接続部の補強スリー
    ブ。
JP13275582U 1982-09-01 1982-09-01 光フアイバ接続部の補強スリ−ブ Granted JPS5938415U (ja)

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JP13275582U JPS5938415U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 光フアイバ接続部の補強スリ−ブ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13275582U JPS5938415U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 光フアイバ接続部の補強スリ−ブ

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JPS5938415U JPS5938415U (ja) 1984-03-10
JPS6220807Y2 true JPS6220807Y2 (ja) 1987-05-27

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ID=30299694

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13275582U Granted JPS5938415U (ja) 1982-09-01 1982-09-01 光フアイバ接続部の補強スリ−ブ

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JPH0433639U (ja) * 1990-07-16 1992-03-19

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JPS5938415U (ja) 1984-03-10

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