JPS6143806Y2 - - Google Patents

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JPS6143806Y2
JPS6143806Y2 JP7696082U JP7696082U JPS6143806Y2 JP S6143806 Y2 JPS6143806 Y2 JP S6143806Y2 JP 7696082 U JP7696082 U JP 7696082U JP 7696082 U JP7696082 U JP 7696082U JP S6143806 Y2 JPS6143806 Y2 JP S6143806Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
forming tube
end edge
fibers
plate
adhesive
Prior art date
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JP7696082U
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JPS58180844U (ja
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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガラス繊維等を巻き付けるためのフ
オーミングチユーブ(芯体)に関する。
従来のフオーミングチユーブは、例えば、第1
図乃至第3図に示される形態のものである。第1
図においては、原紙をスパイラル状に巻いてフオ
ーミングチユーブ1を形成しており、原紙の端縁
部(原紙の耳部)2は突き合せ状となつている。
第2図では、広巾の長い原紙をうず巻き状に巻い
てフオーミングチユーブ1を形成している。この
場合、巻き終りの端縁部3はすぐ下の原紙に重な
つている。第3図においては、原紙の端縁部同士
を重ね合せることによつてフオーミングチユーブ
1を形成しており、したがつて端縁部4は相互に
重なり合つている。
しかしながら、このようなフオーミングチユー
ブ1においては、その輸送又は使用の際などに端
縁部2,3および4の箇所に層割れ等が生じる欠
点がある。例えば、第1図における端縁部2にお
いては、第4図および第5図に示されるように層
割れ5およびそれに伴なう耳立ち6が発生する。
また、第3図の端縁部4においては、第6図で示
される矢示方向に引張り応力が加わつて第7図の
ように層割れ5が生ずることになる。このように
層割れ等が生じるのは、輸送費を安くするために
輸送の際に嵩高になるのを避ける必要から第8図
に示されるようにフオーミングチユーブ1の中に
複数個のフオーミングチユーブ1′,1″,1を
ハート状に変形させて挿入するからであり、ま
た、使用に際して、繊維を巻き取るワインダーの
スピンドルが張出し状のカセ体であるため、フオ
ーミングチユーブが真円でなく多角状となるため
である。
上記のように層割れ等が生じた場合に、霧状の
水溶性集束剤で冷却安定させた繊維を耳立ちで嵩
高となつたフオーミングチユーブに巻き付けると
耳立ちの箇所において該繊維が喰い込み、さらに
巻き重ねると巻き圧力によつて耳立ちの箇所のみ
の左右へのいざりが生じて該繊維の上に乗り、該
繊維が埋まつたようになるので、解除の際に繊維
が引掛つて張力むら、切断、原紙の色の染り等の
問題が生じる。さらに、フオーミングチユーブの
原紙端縁部の嵩高となつた耳立ちの箇所がささく
れ状になるため該チユーブの再使用が不可能とな
る。また、端縁部の接着に用いた接着剤のはみ出
しが生じ、巻装される繊維が冷却されてはいるが
常温よりは高い温度にあるので、このはみ出た接
着剤が該繊維の余熱で軟化し、これによりフオー
ミングチユーブと該繊維とを仮接着の如く固着さ
せてしまう。この場合もまた繊維の解除に際して
張力むら等が生じることになり、また、ごみ等が
付着して汚れの原因ともなる。
本考案は、このような事情にかんがみてなされ
たもので、上記のような欠点を伴なわないフオー
ミングチユーブを提供することを目的とする。
このため、本考案のフオーミングチユーブは、
板状物の少なくとも一端縁部を折曲げ、この折曲
げ部を介して板状物の一端縁部と他端縁部とを該
板状物の端縁部の先端が外表面に露出しないよう
に連結させて筒状体を形成してなることを特徴と
する。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
詳しく説明する。
第9図は、本考案のフオーミングチユーブの一
例を示したもので、第10図に示されるように板
状の紙や不織布等の板状物の一端縁部aを上方向
に折曲げ、かつ他端縁部bを下方向に折曲げて、
これらのaおよびbを引掛ける如く相互に連結さ
せ、その連結部を接着剤で接着することによりフ
オーミングチユーブ7を形成している。板状物と
しては原紙や軟化点130℃以上の不織布を用いれ
ばよく、また、接着剤としては軟化点130℃以上
のラテツクス系のものを用いるのが好ましい。な
お、上記の不織布を用いる場合にはヒートシール
できるので接着剤を用いなくてもよい。
また、第11図に本考案のフオーミングチユー
ブの別の例を示す。この例では、板状物の一端縁
部aを下方に折曲げ、この折曲げ部を他端縁部b
の先端部に重ね合せ、第12図に示されるように
その連結部を接着剤8で接着してフオーミングチ
ユーブを形成している。
上記のように構成される本考案のフオーミング
チユーブは、板状物の端縁部の先端が外表面に露
出しないため連結部の強度が向上しているので、
その箇所で層割れ等が生じることがなく、このた
め繊維の巻き取りや解除に際して繊維が引掛つた
り切断したりすることがなく、また、繊維の解除
に際してその解除が円滑となり、解除時の繊維張
力むらがなく、最内層繊維まで解除でき、したが
つて繊維のロスを減少させることができる。ま
た、連結部は第10図〜第12図に示されるよう
な重合構造となつているため、接着剤のはみ出し
が生ずることがなく、したがつて接着剤のはみ出
しによる汚れ等を防止できる。このため、本考案
のフオーミングチユーブは、再使用が可能であ
り、また、簡単な構造のものであるため安価に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来のフオーミングチユー
ブの一例をそれぞれ示した斜視図、第4図は第1
図に示されるフオーミングチユーブの部分断面
図、第5図はそのA−A断面図である。また、第
6図は第3図のフオーミングチユーブにおける重
ね合せ部を示した側面図、第7図はその重ね合せ
部を拡大して示した断面図、第8図はフオーミン
グチユーブの輸送に際して複数個のフオーミング
チユーブをひとまとめにした状況を示した側面
図、第9図は本考案のフオーミングチユーブの一
例を示した斜視図、第10図はそのl部分を拡大
した説明図、第11図は本考案のフオーミングチ
ユーブにおける板状物の一端縁部と他端縁部との
連結部の一例を示した断面説明図、第12図はそ
の部分拡大図である。 1,1′,1″,1,7……フオーミングチユ
ーブ、2,3,4……端縁部、5……層割れ、6
……耳立ち、8……接着剤、a……板状物の一端
縁部、b……板状物の他端縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状物の少なくとも一端縁部を折曲げ、この折
    曲げ部を介して板状物の一端縁部と他端縁部とを
    該板状物の端縁部の先端が外表面に露出しないよ
    うに連結させて筒状体を形成したフオーミングチ
    ユーブ。
JP7696082U 1982-05-27 1982-05-27 フオ−ミングチユ−ブ Granted JPS58180844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7696082U JPS58180844U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 フオ−ミングチユ−ブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7696082U JPS58180844U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 フオ−ミングチユ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180844U JPS58180844U (ja) 1983-12-02
JPS6143806Y2 true JPS6143806Y2 (ja) 1986-12-10

Family

ID=30086240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7696082U Granted JPS58180844U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 フオ−ミングチユ−ブ

Country Status (1)

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JP (1) JPS58180844U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038681Y2 (ja) * 1986-09-25 1991-03-04
JPH0340849Y2 (ja) * 1986-10-24 1991-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58180844U (ja) 1983-12-02

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