JPS6119265Y2 - - Google Patents

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JPS6119265Y2
JPS6119265Y2 JP8454582U JP8454582U JPS6119265Y2 JP S6119265 Y2 JPS6119265 Y2 JP S6119265Y2 JP 8454582 U JP8454582 U JP 8454582U JP 8454582 U JP8454582 U JP 8454582U JP S6119265 Y2 JPS6119265 Y2 JP S6119265Y2
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JP
Japan
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headless
pipe
layer
bell
socket
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JP8454582U
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JPS58186281U (ja
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  • Joints With Sleeves (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は内外層が繊維強化樹脂、中間層が樹脂
モルタルからなる無頭複合管の端部に繊維強化樹
脂(以下FRPという。)製ベル部を形成してなる
管受口に関するものである。
上記複合管を管受口として使用したい場合、無
頭管の端部に受口を構成するベル部を形成する方
法が採用される。例えば実開昭53−78618号公報
においては無頭管の端部に受口成形用芯金型を装
着し、無頭管の端部から芯金型の外周にわたつて
FRPを被装した後に硬化せしめ、ベル部の成形
と該ベル部の無頭管端部への接合を一気に行なう
方法を採用して、第1図に示す様に無頭管1′と
FRP製ベル部2′との接合部が無頭管の先端面か
ら先端部外周面にわたつて形成された管受口が提
案されている。しかしながら、この様な管受口に
おいては、殊に無頭管が内外層11′,13′が繊
維強化樹脂、中間層12′が樹脂モルタルからな
る複合管の場合、無頭管の内層11′とベル部
2′とが半径方向に積層されて連続していないた
め、管内部に高内圧が付加されたり、あるいは管
受口部に大きな曲げ荷重が付加された場合無頭管
の内層端面とベル部との界面aにて剥離が生じ易
く、流体等が浸入し、樹脂モルタル中間層12′
及び外層13′を通じて外部に漏洩することによ
り管の機能が失われたり、又強度低下を引きおこ
すことがあるという欠点があつた。本考案は叙上
の欠点に鑑み、高内圧あるいは大きな曲げ荷重が
付加された場合においても管の機能を失うことな
く卓越した耐久性を発揮し得る管受口を提供する
ことを目的としてなされたものであり、その要旨
は内層及び外層が繊維強化樹脂、中間層が樹脂モ
ルタルからなる無頭複合管の先端部に繊維強化樹
脂製ベル部を形成してなる管受口において、無頭
複合管の内層端部を中間層端面より突出させ、無
頭複合管とベル部との接合部を無頭複合管の内層
の突出部外周面から外層の外周面にわたつて形成
してなることを特徴とする管受口に存する。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第2図は本考案の管受口の一例を示す要部縦断面
図であり、無頭複合管1の端部とFRP製ベル部
2とを強固に接合したものを示している。無頭複
合管1は、その内層11及び外層13がガラス繊
維と熱硬化性樹脂とからなる繊維強化樹脂で形成
され、両層の間に介在する中間層12が樹脂モル
タルから形成されており、その先端部は内層11
のみが残されて中間層12及び外層13が切削加
工された内層11のみが中間層12及び外層13
の端面よりも先端部に向けて突出されている。こ
の先端部の内層11の突出部110外周面111
から外層13の外周面131にわたつて繊維強化
樹脂が被覆されてFRP製ベル部2が形成されて
いる。
切削加工して残された内層11の突出部110
の長さL1及び無頭複合管1の外層13とベル部
2との接合部の長さL2は、特に限定されるもの
ではなく、管受口に要求される強度、性能等に応
じて適宜設定すべきものであるが、本考案者らの
実験したところでは、L1とL2をほぼ等しい長さ
に設定することによつて内圧や外部荷重に対して
有利であることが確認された。但し、これら
L1,L2の値は繊維強化樹脂、樹脂モルタル等の
材質、管の寸法、肉厚等によつて異なることは当
然である。又、無頭複合管1の端部に形成される
FRP層の肉厚は、管受口部における剛性が急激
に変化することがない様に、第2図の如く内層1
1の端面部分にて最大となり、この部分を境にし
てその左右で徐々に薄くなる様にするのが良い。
更に、第2図において、FRP製ベル部2の内面
に形成するテーパー部3の傾斜角度θ、ベル部2
の大径部の肉厚T等は特に限定されるものではな
く、管受口に要求される強度に適合する範囲内
で、管受口の成形性並びに経済性を損なうことの
ない様適宜設定すればよい。
ベル部2と無頭複合管1との接合部の形状は第
2図に限定される訳ではなく、第3図及び第4図
の如く、無頭複合管1の外層13から中間層12
にかけて外方又は内方に向くテーパー面4を持た
せることも勿論可能である。尚、第4図に示すよ
うに外層13から中間層12にかけて内方に向く
テーパー面4を設けた場合は内層11と外層13
の長さを一致させて内層11の端部を外層13の
端面から突出しないが中間層12の端面から突出
させるようにしてもよい。
次に本考案管受口の成形法の一例を図面により
説明する。第5図は管受口成形法を示す要部縦断
面図で、受口成形用芯金型5を用いて、無頭複合
管1の端部外周面にベル部2を形成して管受口と
する場合を示している。
芯金型5には、嵌合部5a、テーパー形成部5
b、大径部成形部5c等が設けられており、適宜
の駆動源によつて回転し得る様に構成されてい
る。そして嵌合部5aには無頭複合管1の先端開
口部を嵌合し、芯金型5と共に回転する様に固定
する。この場合、無頭複合管1はあらかじめ製造
されたものを使用し、この先端部は所定幅にわた
つて外層13及び中間層12が切削加工され内層
11のみが残され外層13及び中間層12の端面
よりも突出されている。尚、残されている内層1
1及び外層13の表面を研削して接合力を高める
様にしてもよい。次いで芯金型5を回転しなが
ら、ベル部2のワインデイング作業に入るのであ
るが、該ベル部成形材料の形態は、樹脂を含浸し
た長繊維あるいは帯状のガラス布、チヨツプドス
トランド等公知の種々のFRP材を単層若しくは
複層にワインデイングすることができる。尚、第
5図の例ではフープワインデイング層(円周方
向)2bと、ガラスチヨツプ層2cとを組合せて
複層に形成している。この様にして、ベル部2が
所定の厚みになるまでワインデイング作業を繰り
返した後、最外周に不織布を被装してきれいに仕
上げ、これを加熱硬化させれば無頭複合管とベル
部との接合部が無頭複合管の内層の外周面から外
層の外周面にわたつて強固に形成された管受口が
得られる。
本考案の管受口の製造は、上記の製造法に限定
されるものではなく、任意に他のベル部成形法を
適用してもよく、あるいはベル部との接合部に相
当する無頭複合管の内層の突出部外周面から外層
の外周面にわたつて接着剤を塗布した後あらかじ
めプレス成形法等で成形したベル部を接着して管
受口を製造することもできる。
本考案管受口は以上の如く構成されており、無
頭複合管の内層端部を中間層端面より突出させ無
頭複合管とベル部との接合部が無頭複合管の内層
の突出部外周面から外層の外周面にわたつて形成
されているので、接合部の接着強度が強固なもの
である。又、無頭複合管の内層の突出部外周面に
直接ベル部のFRP材が一体に積層されているの
で、管内部に高内圧が付加されたり、又管受口部
に大きな曲げ荷重が付加された場合においても接
合部が剥離して層間剥離を生じるこがないので管
の機能が保持され、管受口の耐力及び耐久性を大
幅に向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管受口を示す要部縦断面図、第
2図は本考案管受口の一例を示す要部縦断面図、
第3図及び第4図は本考案の他の一例を示す要部
縦断面図、第5図は本考案管受口の製造例を示す
要部縦断面図である。 1……無頭複合管、11……内層、12……中
間層、13……外層、2……繊維強化樹脂製ベル
部、4……テーパー面、5……受口成形用芯金
型、2b……フープワインデイング層、2c……
ガラスチヨツプ層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内層及び外層が繊維強化樹脂、中間層が樹脂モ
    ルタルからなる無頭複合管の端部に繊維強化樹脂
    製ベル部を形成してならる管受口において、無頭
    複合管の内層端部を中間層端面より突出させ、無
    頭複合管とベル部との接合部を無頭複合管の内層
    の突出部外周面から外層の外周面にわたつて形成
    してなることを特徴とする管受口。
JP8454582U 1982-06-07 1982-06-07 管受口 Granted JPS58186281U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8454582U JPS58186281U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 管受口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8454582U JPS58186281U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 管受口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186281U JPS58186281U (ja) 1983-12-10
JPS6119265Y2 true JPS6119265Y2 (ja) 1986-06-10

Family

ID=30093488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8454582U Granted JPS58186281U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 管受口

Country Status (1)

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JP (1) JPS58186281U (ja)

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JPS58186281U (ja) 1983-12-10

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