JPS6214469Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6214469Y2 JPS6214469Y2 JP18922881U JP18922881U JPS6214469Y2 JP S6214469 Y2 JPS6214469 Y2 JP S6214469Y2 JP 18922881 U JP18922881 U JP 18922881U JP 18922881 U JP18922881 U JP 18922881U JP S6214469 Y2 JPS6214469 Y2 JP S6214469Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- joint
- resin
- reinforcing fibers
- young
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 28
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 6
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- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、樹脂管と該樹脂管とは材質の異なる
異質管(例えば鉄管、塩化ビニール管、ヒユーム
管、ステンレス管等)とを接続する管継手構造に
関するものである。
異質管(例えば鉄管、塩化ビニール管、ヒユーム
管、ステンレス管等)とを接続する管継手構造に
関するものである。
樹脂管と異質管との接続を行なつた場合、ヤン
グ率が違うことから内圧がかかつたときに変形量
が異なり、接続部にくい違いがでて非常に弱く、
破壊されることになる。例えば繊維強化樹脂管と
鉄管との接続を行なつた場合、鉄管のヤング率は
繊維強化樹脂管に比べ約10倍であるから、内圧を
かけると界面に応力が発生し、繊維強化樹脂管側
には歪は生じるが鉄管は変形しないことになる。
これにより繊維強化樹脂管と鉄管との接続部に応
集中を起すことになる。ところで繊維強化樹脂管
は、機械によりフイラメントワインデイングされ
た高品質で周方向の強化用繊維が多い。しかしス
カーフジヨイント部は管上に手作業(ハンドレイ
アツプ法)で巻いて行くので、高品質とならず剛
性が低い。したがつて接続部全体として剛性バラ
ンスが保てない。
グ率が違うことから内圧がかかつたときに変形量
が異なり、接続部にくい違いがでて非常に弱く、
破壊されることになる。例えば繊維強化樹脂管と
鉄管との接続を行なつた場合、鉄管のヤング率は
繊維強化樹脂管に比べ約10倍であるから、内圧を
かけると界面に応力が発生し、繊維強化樹脂管側
には歪は生じるが鉄管は変形しないことになる。
これにより繊維強化樹脂管と鉄管との接続部に応
集中を起すことになる。ところで繊維強化樹脂管
は、機械によりフイラメントワインデイングされ
た高品質で周方向の強化用繊維が多い。しかしス
カーフジヨイント部は管上に手作業(ハンドレイ
アツプ法)で巻いて行くので、高品質とならず剛
性が低い。したがつて接続部全体として剛性バラ
ンスが保てない。
本考案は、樹脂管と異質管との端部外周を先す
ぼまり状の傾斜面に形成し、これら傾斜面に夫々
溝を形成し、前記両傾斜面が形成する凹部内に溶
融樹脂と強化用繊維とを交互に積層してしかもこ
の強化用繊維の端部が前記各傾斜面の溝内に入り
込むようにして継手管を形成し、かつこの継手管
内にピアノ線を周方向に入れた管継手構造を提案
するもので、かかる構成によると、溝内に強化用
繊維が入り込むため溶融樹脂固化後には継手管側
と樹脂管および異質管側とが強固に接続された状
態となり、またピアノ線の締付けによつてプレス
トレスを与えることにより、継手管部のヤング率
を増大させることができ、したがつて例えば異質
管のヤング率が樹脂管のヤング率よりもかなり大
きい場合に、継手管のヤング率を両方の管の中間
程度にすれば、継手部におけるヤング率の大きな
変化を避けることができ、継手部における応力集
中を避けることができる。
ぼまり状の傾斜面に形成し、これら傾斜面に夫々
溝を形成し、前記両傾斜面が形成する凹部内に溶
融樹脂と強化用繊維とを交互に積層してしかもこ
の強化用繊維の端部が前記各傾斜面の溝内に入り
込むようにして継手管を形成し、かつこの継手管
内にピアノ線を周方向に入れた管継手構造を提案
するもので、かかる構成によると、溝内に強化用
繊維が入り込むため溶融樹脂固化後には継手管側
と樹脂管および異質管側とが強固に接続された状
態となり、またピアノ線の締付けによつてプレス
トレスを与えることにより、継手管部のヤング率
を増大させることができ、したがつて例えば異質
管のヤング率が樹脂管のヤング率よりもかなり大
きい場合に、継手管のヤング率を両方の管の中間
程度にすれば、継手部におけるヤング率の大きな
変化を避けることができ、継手部における応力集
中を避けることができる。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。1は繊維強化樹脂管、2はこの繊維強化樹
脂管1とは異なる材質を有する異質管(例えば鉄
管、塩化ビニール、ヒユーム管、ステンレス管
等)で、その端部外周は先すぼまり状の傾斜面1
A,2Aに形成してある。前記両傾斜面1A,2
Aには、夫々、螺旋状またはリング状の溝3,4
が形成してある。両管1,2はその端部同士を相
対向させて配置され、そして両傾斜面1A,2A
が形成する凹部内に継手管5を積層している。こ
の継手管5は、溶融樹脂6と強化用繊維7とを手
作業により交互に複数層積層し(ハンドレイアツ
プ法)、その際に強化用繊維7を適当数積層した
時点でピアノ線8を周方向に入れて締付け、そし
て両管1,2の直管部と面一になるように構成さ
れる。なお、積層作業の具体的手順は、溶融樹脂
6を手作業により凹部内に塗り、これが略固化し
た後、強化用繊維7を巻付け、この後再び溶融樹
脂6を上から塗り、略固化した後に強化用繊維7
を巻付けて順次積層していくもので、しかもその
途中でピアノ線8を周方向に巻付けるものであ
る。前記両直管部から継手管5の外面間に亘つて
は、例えば四弗化エチレン樹脂などからなるテー
プ9を巻装(締め込む)させる。ここでテープ9
の巾は広くなく、積層後の巻装時においては余剰
樹脂が該テープ9の側縁間から流れ出ることにな
る。これにより強化用繊維7の含有率は常に一定
になる。次に端部の内面間に薄肉の内側継手管1
0を積層する。この内側継手管10は樹脂11と
強化用繊維マツト12とからなる。
する。1は繊維強化樹脂管、2はこの繊維強化樹
脂管1とは異なる材質を有する異質管(例えば鉄
管、塩化ビニール、ヒユーム管、ステンレス管
等)で、その端部外周は先すぼまり状の傾斜面1
A,2Aに形成してある。前記両傾斜面1A,2
Aには、夫々、螺旋状またはリング状の溝3,4
が形成してある。両管1,2はその端部同士を相
対向させて配置され、そして両傾斜面1A,2A
が形成する凹部内に継手管5を積層している。こ
の継手管5は、溶融樹脂6と強化用繊維7とを手
作業により交互に複数層積層し(ハンドレイアツ
プ法)、その際に強化用繊維7を適当数積層した
時点でピアノ線8を周方向に入れて締付け、そし
て両管1,2の直管部と面一になるように構成さ
れる。なお、積層作業の具体的手順は、溶融樹脂
6を手作業により凹部内に塗り、これが略固化し
た後、強化用繊維7を巻付け、この後再び溶融樹
脂6を上から塗り、略固化した後に強化用繊維7
を巻付けて順次積層していくもので、しかもその
途中でピアノ線8を周方向に巻付けるものであ
る。前記両直管部から継手管5の外面間に亘つて
は、例えば四弗化エチレン樹脂などからなるテー
プ9を巻装(締め込む)させる。ここでテープ9
の巾は広くなく、積層後の巻装時においては余剰
樹脂が該テープ9の側縁間から流れ出ることにな
る。これにより強化用繊維7の含有率は常に一定
になる。次に端部の内面間に薄肉の内側継手管1
0を積層する。この内側継手管10は樹脂11と
強化用繊維マツト12とからなる。
上記構成の本考案によると、溝内に強化用繊維
が入り込むため溶融樹脂固化後には継手管側と樹
脂管および異質管側とが強固に接続された状態と
なり、またピアノ線の締付けによつてプレストレ
スを与えることにより、継手管部のヤング率を増
大させることができ、したがつて例えば異質管の
ヤング率が樹脂管のヤング率よりもかなり大きい
場合に、継手管のヤング率を両方の管の中間程度
にすれば、継手部におけるヤング率の大きな変化
を避けることができ、継手部における応力集中を
避けることができる。
が入り込むため溶融樹脂固化後には継手管側と樹
脂管および異質管側とが強固に接続された状態と
なり、またピアノ線の締付けによつてプレストレ
スを与えることにより、継手管部のヤング率を増
大させることができ、したがつて例えば異質管の
ヤング率が樹脂管のヤング率よりもかなり大きい
場合に、継手管のヤング率を両方の管の中間程度
にすれば、継手部におけるヤング率の大きな変化
を避けることができ、継手部における応力集中を
避けることができる。
図面は本考案の一実施例を示す要部の縦断面図
である。 1……繊維強化樹脂管、2……異質管、1A,
2A……傾斜面、3,4……溝、5……継手管、
6……樹脂、7……強化用繊維、8……ピアノ
線、、9……テープ、10……内側継手管、11
……樹脂、12……強化用繊維マツト。
である。 1……繊維強化樹脂管、2……異質管、1A,
2A……傾斜面、3,4……溝、5……継手管、
6……樹脂、7……強化用繊維、8……ピアノ
線、、9……テープ、10……内側継手管、11
……樹脂、12……強化用繊維マツト。
Claims (1)
- 樹脂管と、この樹脂管とは異なる材質から成る
異質管とを接続する管継手構造であつて、両管の
端部外周を先すぼまり状の傾斜面に形成し、これ
ら傾斜面に夫々溝を形成し、前記両傾斜面が形成
する凹部内に溶融樹脂と強化用繊維とを交互に積
層してしかもこの強化用繊維の端部が前記各傾斜
面の溝内に入り込むようにして継手管を形成し、
かつこの継手管内にピアノ線を周方向に入れたこ
とを特徴とする管継手構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18922881U JPS5892592U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 管継手構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18922881U JPS5892592U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 管継手構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5892592U JPS5892592U (ja) | 1983-06-23 |
JPS6214469Y2 true JPS6214469Y2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=29993267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18922881U Granted JPS5892592U (ja) | 1981-12-17 | 1981-12-17 | 管継手構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5892592U (ja) |
-
1981
- 1981-12-17 JP JP18922881U patent/JPS5892592U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5892592U (ja) | 1983-06-23 |
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