JPS6220768Y2 - - Google Patents

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JPS6220768Y2
JPS6220768Y2 JP1983011625U JP1162583U JPS6220768Y2 JP S6220768 Y2 JPS6220768 Y2 JP S6220768Y2 JP 1983011625 U JP1983011625 U JP 1983011625U JP 1162583 U JP1162583 U JP 1162583U JP S6220768 Y2 JPS6220768 Y2 JP S6220768Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
box
fork
belt
spherical seat
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JP1983011625U
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JPS59118844U (ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転伝達用のベルトにゆるみが生じた
場合に自動的に適当なテンシヨンを与える装置に
関する。
外部から内部の状態を確認できないような閉ざ
された箱内に装着されているベルトに対してテン
シヨンを与えるに際し、従来は定期的にテンシヨ
ンを与えるのみであつて、ベルトのゆるみに応じ
て確実にテンシヨンをとることができなかつた。
テンシヨンを与える手段としては例えば実開昭53
−109586号のようにプーリ軸を偏心して設けた取
付部を回転させるもの、実公昭57−53897号のよ
うにプーリ軸を旋回アームに取りつけてアームを
旋回させるものがある。
本考案では駆動軸側プーリと被動軸側プーリと
にかけられたベルトに対してテンシヨンを与える
に際し、前者のように駆動側プーリ軸を偏心スリ
ーブ内に回転可能に取付け、スリーブと直角方向
に回転可能の操作ボルトに螺合するナツトにより
球面座を介して偏心スリーブをばねにより常に旋
回させるようにし所定量ベルトがゆるんで操作ボ
ルトが突出したら信号をリミツトスイツチから出
力するようにしたベルトのテンシヨン装置であ
る。
以下本考案の実施態様について図面にもとづき
説明する。閉ざされた箱1内に図示しない被動軸
が軸承されていて、この軸上にプーリ2が取付け
られている。また箱1内には被動軸と平行にスリ
ーブ3が回転可能に支承されていて、このスリー
ブ3の軸心より偏心した位置には貫通穴4が穿設
されている。この貫通穴4内には駆動軸5が軸承
されていて、一端には前記プーリ2と対応してプ
ーリ6が取付けられている。両プーリ2,6間に
はベルト7が掛けられている。駆動軸5の他端は
箱1の外部に突出していて、電動機8から公知の
手段によつて回転が伝えられる。スリーブ3の一
端にはフオーク状部9が突設されていて、フオー
ク内には操作用の操作ボルト10が挿通されてい
る。この操作ボルトの一端ねじ部に噛み合つてい
るナツト11は箱1内に設けられた回り止め部1
2によつて回転が阻止されている。操作ボルト1
0の他端頭部は箱1から外方に突出していて箱1
との間にばね13が設けられていて、操作ボルト
10は常に外方に移動するよう付勢されている。
ナツト11とスリーブ3のフオーク状部9とは球
面座14によつて接触していて、ばね13により
常に圧接されている。箱1の外側面にはリミツト
スイツチ15が取付けられていて、操作ボルト1
0の頭部が所定量以上外方へ移動したとき作動さ
せられて、作業者に知らせるようになつている。
次ぎに作用について説明する。操作ボルト10
はばね13により常に外方へ付勢されているので
ナツト11、球面座14を介してスリーブは常に
旋回するように力を受けている。しかし通常はベ
ルト7の張力とつり合つて旋回が止めらている。
今ベルト7が伸びて張りがゆるむと、ばね13に
よりスリーブ3が回されてベルト7の張力とつり
合つた位置で旋回は止まる。そして自動的にベル
ト7にテンシヨンが与えられる。このようにして
ベルト7が伸びるに伴つて順次スリーブ3が自動
的に旋回させられて常にベルト7には適当なテン
シヨンが与えられる。操作ボルト10が所定量箱
1の外方へ移動してばね13のたわみ量が少なく
なるとリミツトスイツチ15が作動してランプ、
ブザー等により作業者に知らせる。作業者が操作
ボルト10を回すとナツト11は回転を阻止され
ているので操作ボルト10がねじ込まれて、ばね
13をたわませ、もとの状態に復帰する。
以上詳述したように本考案によれば外部から確
認できないような箱の内部に設けられたベルトに
対して自動的にテンシヨンをとり、操作部の球面
座によつてベルトのゆるみを円滑に取り除くこと
ができる。また操作ボルト或いはウオーム軸の頭
部の箱外方への突出量によりベルトの伸びを知ら
せることができるばかりでなく自動的に警報を発
して作業者に知らせることも出来る。さらにベル
トのゆるみが大きくなつて警報がでたとき操作ボ
ルトを回して調整し操作ボルトとばねの関係を初
めの状態に簡単に戻すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施態様を示す断面図、第2
図は第1図の−断面図である。 1……箱、3……スリーブ、4……貫通穴、5
……駆動軸、7……ベルト、9……フオーク状
部、10……操作ボルト、11……ナツト、13
……ばね、14……球面座、15……リミツトス
イツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部から確認できないような箱内に軸承されて
    いる被動軸と駆動軸との間に掛けられたベルトに
    テンシヨンを与える装置において、前記箱内に前
    記被動軸と平行に軸承されたスリーブと、該スリ
    ーブの軸心より偏心した位置に貫通して平行に穿
    設され前記駆動軸を軸承した貫通穴と、該スリー
    ブに軸心と直角方向に突設されたフオーク状部
    と、頭部を箱外に突出させ前記スリーブの軸線に
    直角な方向に回動可能に設けられ該フオーク状部
    を挿通しその内端に雄ねじを刻設した操作ボルト
    と、該操作ボルトの雄ねじと螺合し回り止めされ
    たナツトと、該ナツトと前記フオーク状部との間
    に介装された球面座と、前記操作ボルトを箱の外
    方へ突出方向に付勢して該球面座を介して該ナツ
    トと前記フオーク状部とを密接させるばねと、前
    記操作ボルトが外方に所定量以上突出したとき報
    知信号を出力するリミツトスイツチとを有するこ
    とを特徴とするベルトのテンシヨン装置。
JP1162583U 1983-01-29 1983-01-29 ベルトのテンシヨン装置 Granted JPS59118844U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1162583U JPS59118844U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ベルトのテンシヨン装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1162583U JPS59118844U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ベルトのテンシヨン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59118844U JPS59118844U (ja) 1984-08-10
JPS6220768Y2 true JPS6220768Y2 (ja) 1987-05-27

Family

ID=30143051

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JP1162583U Granted JPS59118844U (ja) 1983-01-29 1983-01-29 ベルトのテンシヨン装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753897U (ja) * 1980-09-13 1982-03-29

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109586U (ja) * 1977-02-09 1978-09-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753897U (ja) * 1980-09-13 1982-03-29

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Publication number Publication date
JPS59118844U (ja) 1984-08-10

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