JPS62206550A - 多色刷り用組版編集機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は多色刷りの印刷物を製作する際の色別版下或い
はフィルム作成作業を改善した多色刷り用組版編集機に
関する。

（従来の技術） 複数の色を用いて印刷する場合には、各０用の版”が必
要である。この版は印刷物と同一の大きさのフィルムに
より作成される。

フィルムは、出力機より直接或いは版下をカメラ撮りし
て得る。このフィルムは使用するインクの数だけ必要で
、例えば、３色の場合は３枚のフィルムを作成する。そ
して、フィルムより作成した版を用いて重ね刷りを行う
。従来の多色刷り工程としては、先ず、版下をカメラ撮
りしてフィルムを作成し各０用に不要部をマスクして色
別のフィルムを作成する方法や、版下を各０用に不要部
をマスク後、カメラ撮りして色別のフィルムを作成する
方法等が用いられている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来の多色刷り工程では、色分けが多いものや、印刷物
が細かく分かれているものを印刷する場合には、色別の
フィルム作成作業や、フィルム作成作業そのものに多大
の工数を必要としていた。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、多色刷り時の組版作成工数を大幅に短縮す
ることのできる多色刷り用組版編集機を実現することに
ある。

（問題点を解決するための手段） 前記した問題点を解決する本発明は、取入力の任意の文
字列や領域に対して、或いはこれから入力する任意の文
字列や領域に対して印刷色をパラメータの１つとして付
加する編集機能と、該編集機能により付加された色指定
パラメータに従って各色別に版下或いはフィルムを出力
する制御機能を具備したことを特徴とするものである。

（作用） 本発明は、組版編集作業時に任意の文字列や領域に対し
て印刷色をパラメータの１つとして付加する。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である
。図において、１は各種演算制御を行う制御部、２は該
制御部１に操作者からの指示を与えるキーボードである
。具体的には、操作者がキーボード２を操作してＩＱ御
郡部１指示を与える。

３はキーボード２から入力された指示が文字入力であっ
た場合に、その文字コードを順次格納するテキストメモ
リ、４は入力情報などを表示するカラーディスプレイで
ある。５は制御部１からの組版情報を受ける出力機イン
ターフェイス、６は該出力機インターフェイス５からの
出力を受けて、フィルムに組版情報を書込むか或いは版
下を作成する出力機である。出力機６としては、例えば
、レーザビームを用いて感光体フィルムに直接露光記録
する装置が用いられる。このように構成された装置の動
作を説明すれば以下の通りである。

キーボード２からパノ〕された文字列は制御部１で文字
コードに変換されてテキストメモリ３に１込まれる。既
に入力された任意の文字列或いは図形等はカラーディス
プレイ４に表示されているので、操作者は必要に応じて
画面で確認する。カラーディスプレイ４に表示されてい
る文字列或いは図形等に対して操作者がキーボード２か
ら色指定を行う。特定の文字或いは図形等を特定するた
めには、例えば、カーソルが用いられ、キーボード２を
操作してカーソルを目的とする場所まで移動させる。そ
して、当該カーソルによって特定される文字或いは図形
の色指定をキーボード２から行う。

キーボード２から操作者がカラーディスプレイ４に表示
されている文字或いは図形色の指定を行うと、制御部１
は指定色を確認した後、対象となる文字或いは図形に対
応するデータに色指定に応じたパラメータをデキストメ
モリ３に書込む。この時、書込んだ指定色に罰するパラ
メータは制御部１からカラーディスプレイ４にも表示さ
せて操作者が指定色を確認できるようにする。

第２図は、書込むべきデータが文字情報の場合のテキス
トメモリの内容を示す図である。図においてＣｓが色指
定開始コード、Ｃ２が色番号パラメータ、Ｃ３が文字コ
ード、Ｃ４が色指定終了コードである。図に示す０１〜
Ｃ４の各容量としては、例えば、１バイト程度が用いら
れる。このとき文字は３バイトコードで示されているこ
とになる。入力文字が漢字等である場合にはこのように
文字コードが長くなる。色番号パラメータＣ２は、色別
に予め定められたコードが用いられる。

これから入力する文字又は図形について色指定を行う場
合には、入力される文字コード或いは図形に指定色に関
するパラメータを付加してテキストメモリ３に書込む。

又、印刷物上の任意の領域に対する色の指定を行う場合
には、テキストメモリ３上の対象となるデータに対して
指定色に関するパラメータを付加するようにすればよい
。このようなＩ実作業の確認は、カラーディスプレイ４
の表示或いはゲラプリンタ（図、示せず）に出力させて
行う。

次に、テキストメモリ３に格納された組版情報をフィル
ムに記録する出力動作について説明する。

組版情報を出力するにあたり、使用する色の数だけの版
下或いはフィルムが必要となる。制御部１はテキストメ
モリ３の内容をサーチし、先ず、色指定のない部分のみ
を読出し、出力（幾インターフェイス５に送る。色指定
のない部分の色としては、通常は最も多く使われる色が
これにあたる。

制御部１はテキストメモリ３中のテキスト（第２図参照
）をチェックし、色指定開始コードＣＩと色指定終了コ
ードＣ４で指定された部分以外の部分（色指定のない領
域）を出力機インターフェイス５に送る。出力機インタ
ーフェイス５は入力データを受けて出力機６に送る。出
力Ｉａ６はフィルムに入力データの露光書込み或いは版
下作成を行う。次に、制御部１は色指定開始コードＣ１
と色指定終了コードＣ４で指定された部分（色指定のあ
る領域）のうち、色番号パラメータＣ２が同じ部分だけ
を読出して同様にして出力機インターフェイス５に送る
。出力機インターフェイス５は、入力データを受けて出
力機６に送り、出力機６はフィルムに入力データの露光
書込み或いは版下作成を行う。これにより同一色を塗付
するフィルムが作成される。

以下同様にして色指定のない領域の書込みと、色指定さ
れた領域の書込みを同一フィルムに行う操作を繰り返し
て色の数だけの版下或いはフィルムを作成する。尚、こ
のようなフィルム或いは版下の作成過程において、印刷
物上における位置ずれかないように不必要な領域にはス
ペースが挿入される。

第３図は筒中のために２色刷りの場合の出力例を示す図
である。図において、（イ）は最終印刷物を、（ロ）は
基本色用の版下或いはフィルムを、（ハ）は第２色用の
版下或いはフィルムを示す。

（イ）において、Ａは最終印刷物の基本色領域、Ｂは色
指定部域を、（ロ）において、Ｃは基本色用のフィルム
（或いは版下）の基本色領域、Ｄは色指定領域を、（ハ
）において、Ｅは第２色用のフィルム（或いは版下）の
基本色領域、Ｆは色指定領域をそれぞれ示す。先ず、（
ロ）に示す基本色で印刷し、次に（ハ）に示す第２色を
臣ね印刷して（イ）に示す最終印刷物を得る。

（０）と（ハ）を重ね刷りして（イ）に示ｉｉ最終印刷
物を得る訳であるが、〈口）の基本色用のフィルム（或
いは版下）では色指定部１！ＩＤにはスペースを埋め込
み、（ハ）の第２色用のフィルム（或いは版下）では基
本色領域Ｅにスペースを埋め込み、重ね刷りの時に必要
な部分のみ目的の色で印刷されるように配慮している。

第４図は、本発明装置を用いて色指定パラメータの入力
からフィルム（或いは版下）作成までの工程を示すフロ
ーチャートである。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明によれば組版編集作
業に印刷領域に色指定を行うので、多色刷り時の組版作
成工数を大幅に短縮することができる。即ち、本発明に
よれば編集の段階で色の指定ができるので、後の工程で
色別の版下やフィルムを作成する工数が不要となり、作
業能率が大きく改善される。特に、色指定部の数が多い
時や各部が複雑な形状をしているときにはその効果が大
きい。又、本発明によれば、カラーディスプレイ上に表
示された編集効果と原稿を比べることによりミスの発見
も容易で、カラーのゲラ出力も得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第
２図は色指定時におけるテキストメモリの内容を示す図
、第３図は２色刷りの場合の出力例を示す図、第４図は
本発明を用いた入出カニ程を示すフローチャートである
。 １・・・＄制御部　　　　　２・・・キーボード３・・
・デキストメモリ　４・・・カラーディスプレイ５・・
・出力機インターフェイス ６・・・出力機 特許出願人　　横河北辰電気株式会社 第１　図 第２図 Ｃ２ｄｉ！ｕ局しくラメータ Ｃ３；文字コード Ｃ４；色指定終了コー１ 多重３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 既入力の任意の文字列や領域に対して、或いはこれから
   入力する任意の文字列や領域に対して印刷色をパラメー
   タの１つとして付加する編集機能と、該編集機能により
   付加された色指定パラメータに従つて各色別に版下或い
   はフィルムを出力する制御機能を具備したことを特徴と
   する多色刷り用組版編集機。