JP2008034922A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】元画像から特定の色を消去した消去画像を画像形成する際に、一々、設定変更等の操作を行うユーザの手間を必要とせずに元画像も簡便に画像形成することができるようにすること。
【解決手段】画像形成装置が、元画像から予め定められた色の画素を消去する消去手段と、記録紙への画像形成を行う画像形成手段と、前記消去手段により元画像から予め定められた色の画素が消去された消去画像を前記画像形成手段に画像形成させる(ステップS07)とともに前記元画像も前記画像形成手段に画像形成させる(ステップS08)制御手段とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像から予め定められた色の画素を消去する消去手段を備え、前記消去手段により予め定められた色の画素が消去された消去画像の画像形成を行う画像形成装置に関する。
従来より、印刷装置、複写機、ファックス、複合機等の画像形成装置が用いられている。
特許文献1においては、マーカー等で色線が記入された原稿を白黒で複写した場合、マーカーの色線と、もともと印刷されていた文字のうち色線に隣接するものとが同じ程度の濃度となり、両者が混じって、原稿に含まれる情報の一部が欠損してしまう恐れがある点に鑑みて、原稿画像の特定の色を消去して、特定の色が消去された後の消去画像を記録紙に画像形成することができるようにしている。
特開平5−137010号公報
しかしながら、従来のかかる特許文献1記載の技術によっては、たとえば問いが黒色で印刷されると共に、その問いに対する答えが赤色で印刷された学習問題集などがコピーされる場合において、回答の赤色の記載を消去した、いわゆる虫食い画像を印刷させるとき、かかる虫食い画像のほかに赤色を消去しない元画像も印刷させることが多く、このように元画像も印刷させたい場合には、消去色の設定を一々、変更させて繰り返し印刷を行わせなければならずに、手間となることがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、元画像から特定の色を消去した消去画像を画像形成する際に、一々、設定変更等の操作を行うユーザの手間を必要とせずに元画像も簡便に画像形成することができるようにすることを目的とする。
請求項1記載の発明は、
元画像から予め定められた色の画素を消去する消去手段と、
記録紙への画像形成を行う画像形成手段と、
前記消去手段により元画像から予め定められた色の画素が消去された消去画像を前記画像形成手段に画像形成させるとともに前記元画像も前記画像形成手段に画像形成させる制御手段とを備える画像形成装置である。
この構成であれば、予め定められた色の画素が元画像から消去手段により消去される一方、記録紙への画像形成が画像形成手段により行われる。そして、前記消去手段により元画像から予め定められた色の画素が消去された消去画像が前記画像形成手段に画像形成されるとともに前記元画像も前記画像形成手段により画像形成されるように制御手段によってされる。
したがって、設定変更等の操作を行うユーザの煩雑な手間を必要とせずに、元画像から特定の色を消去した消去画像と、前記元画像とを画像形成させることができる。
請求項2記載の発明は、
前記消去画像と前記元画像とのうちで前記制御手段が先に前記画像形成手段に画像形成させる画像が前記画像形成手段により画像形成される間、後に前記制御手段が前記画像形成手段に画像形成させる画像を保持する画像保持手段を備え、
前記制御手段は、前記消去画像と前記元画像とのうちで後に前記画像形成手段に画像形成させる画像を、当該画像保持手段より読み出して、前記画像形成手段に画像形成させる請求項1記載の画像形成装置である。
この構成であれば、前記消去画像と前記元画像とのうちで前記制御手段が先に前記画像形成手段に画像形成させる画像が前記画像形成手段により画像形成される間、後に前記制御手段が前記画像形成手段に画像形成させる画像が画像保持手段に保持される。そして、前記消去画像と前記元画像とのうちで後に前記画像形成手段に画像形成される画像は、当該画像保持手段より読み出されて、前記画像形成手段での画像形成がされる。
なお、前記消去画像と前記元画像とのうちで前記制御手段が先に前記画像形成手段に画像形成させる画像が前記画像形成手段により画像形成される間に、前記画像保持手段に保持された画像に対して画像処理が施されるものとしてもよい。こうすれば、処理が並列化させて処理効率を向上させることができる。この画像処理は、保持された画像を記録紙に形成するために必要な画像処理であるものとしてもよい。
請求項3記載の発明は、
前記元画像の画像形成を行う記録紙の枚数と、前記消去画像の画像形成を行う記録紙の枚数とを指示するユーザ入力を入力する枚数指示入力手段を更に備え、
前記制御手段は、前記ユーザ入力により指示された枚数ずつ、それぞれ、記録紙へと前記消去画像および前記元画像を前記画像形成手段に画像形成させる請求項1または2記載の画像形成装置である。
この構成であれば、前記元画像の画像形成を行う記録紙の枚数と、前記消去画像の画像形成を行う記録紙の枚数とを指示するユーザ入力が枚数指示入力手段により入力され、前記ユーザ入力により指示された枚数ずつ、それぞれ、記録紙へと前記消去画像および前記元画像が前記画像形成手段により画像形成されるように、前記制御手段によってされる。
したがって、それぞれ所望の枚数ずつ前記消去画像と前記元画像との画像形成を行わせたい場合でも、大きな手間を必要とせずに、ユーザは、ユーザ入力により枚数を指定して、前記消去画像と前記元画像との画像形成を所望の枚数ずつ画像形成装置に簡単に行わせることができる。
請求項4記載の発明は、
前記消去手段が前記元画像より消去する画素の色は2色以上であり、
当該消去手段は、2色以上の前記色のうち全ての色の画素を前記元画像から消去した完全消去画像と、2色以上の前記色のうち一部の色の画素のみを前記元画像から消去した部分消去画像とを生成し、
前記制御手段は、消去画像として前記完全消去画像および前記部分消去画像との両者を前記画像形成手段に画像形成させる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置である。
この構成であれば、前記消去手段が前記元画像より消去する画素の色は2色以上であり、2色以上の前記色のうち全ての色の画素を前記元画像から消去した完全消去画像と、2色以上の前記色のうち一部の色の画素のみを前記元画像から消去した部分消去画像とが前記消去手段により生成され、前記制御手段により、消去画像として前記完全消去画像および前記部分消去画像との両者が前記画像形成手段で画像形成されるようにされる。
したがって、上述の完全消去画像および部分消去画像との両者をユーザが画像形成させる場合においても、ユーザに大きな手間が生じないようにさせることができる。
請求項5記載の発明は、
前記完全消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色と、前記部分消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色とを指示するユーザ入力を入力する色指示入力手段を更に備え、
前記消去手段は、当該ユーザ入力に応じて前記元画像より前記部分消去画像および前記完全消去画像を生成する請求項4記載の画像形成装置である。
この構成であれば、前記完全消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色と、前記部分消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色とを指示するユーザ入力が色指示入力手段により入力され、当該ユーザ入力に応じて前記元画像より前記部分消去画像および前記完全消去画像が前記消去手段によって生成される。
したがって、それぞれ所望の色を消去した完全消去画像と部分消去画像との画像形成を行わせることを、大きな手間を必要とせずに、ユーザは、ユーザ入力により色を指定して簡便に行わせることができる。
なお、本発明の画像形成装置は、消去画像の画像形成を行う専用機であってもよく、制御手段は、前記消去画像の画像形成を前記画像形成手段に行わせる場合にのみ、前記元画像の画像形成を前記画像形成手段に行わせるものとしてもよい。こうすれば、画像形成装置の構成を簡潔にすることができ、また、ユーザにとって容易に操作することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明によれば、設定変更等の操作を行うユーザの煩雑な手間を必要とせずに、元画像から特定の色を消去した消去画像と、前記元画像とを画像形成装置に画像形成させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る複写機1について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複写機1を示す図である。複写機1は、特許請求の範囲に記載した「画像形成装置」の一例である。
複写機1は、複写を行う原稿の画像を読み取る画像読取部1aと、記録紙Pが積載される給紙部1bと、給紙部1bから延びる記録紙Pの搬送経路1tと、搬送経路1t上に設けられて、搬送される記録紙Pに対して上述の画像読取部1aにより読み取られた画像を形成させる画像形成部1cと、画像形成部1cよりも搬送経路1tにおいて下流側に設けられていて、記録紙Pに対して、形成された画像の定着処理を行う定着装置1dと、ユーザとの対話するために設けられた操作部1iと、以上説明したような複写機1の各構成の動作制御を行う制御装置100とを備える。
図2は、制御装置100の構成を示す図である。制御装置100は、JOBメモリ200と、制御部300と、プリンタエンジン部390とを備える。
制御部300は、CPU、ROM、RAM等を備える情報処理装置である。
制御部300は、操作部1i(図1参照)を通じてユーザに情報表示を行うと共に、この操作部1iよりユーザ入力を取得する。また、制御部300は、画像読取部1aの動作を制御して、画像読取部1aで読み取られる原稿画像を取得する。そして、制御部300は、画像読取部1aで読み取られた原稿画像の画像データと、操作部1iより取得されたユーザ入力より特定されるジョブ情報とを一体的に構成した印刷ジョブデータを生成して、これをJOBメモリ200へと記憶させる。そして、制御部300は、JOBメモリに格納されているこの印刷ジョブデータに基づいて、プリンタエンジン部390へと画像データを転送したり、制御信号を送信したりして、プリンタエンジン部390に給紙部1bや搬送経路1t、画像形成部1c、定着装置1dなどを動作制御させて、画像読取部1aにて読み取られてJOBメモリ200に記憶されていた画像の画像形成を実行させる。
JOBメモリ200は、印刷ジョブデータを記憶する。
プリンタエンジン部390は、給紙部1bや搬送経路1t、画像形成部1c、定着装置1dなどより構成される画像形成機構を制御する。
図3は、図2に示した制御部300の詳細な構成を示す図である。
制御部300は、バスBに対して、CPU310、システムメモリ320、画像メモリ330、画像退避部340などが接続されてなる。
システムメモリ320は、CPU310が作業用メモリとして利用するメモリである。CPU310は、このシステムメモリ320を作業用メモリとして利用して、情報処理機能を奏する。また、システムメモリ320には、CPU310が実行するソフトウェアが記憶されており、このソフトウェアがバスBを介してCPU310に転送されて、これをCPU310が実行することにより、CPU310に各種機能が実現される。
画像メモリ330は、CPU310により、システムバスBを介してJOBメモリ200(図2)より、画像データが格納されるメモリである。
CPU310は、中央処理装置(Central Porcessing Unit)であり、バスBを介して、JOBメモリ200(図2)より印刷対象の画像の画像データを取得してこの画像メモリ330に記憶させるとともに、バスBを介して、記憶された画像データをプリンタエンジン部390へと送信して、その画像データが表す画像の画像形成をプリンタエンジン部390により実行させる。
図4は、虫食い画像を生成する虫食い画像生成処理を説明する説明図である。
CPU310は、図4を用いて説明する虫食い画像生成処理を行って、画像メモリ330に記憶された画像データから特定の色の画素を消去して(背景である白色の画素に変えて)、画像退避部340(図3)へと、消去後の画像(以下、虫食い画像と呼ぶ)を格納する。
画像退避部340は、虫食い画像を記憶させるメモリである。なお、画像退避部340は、画像メモリ330と一体的に構成してもよい。また、画像退避部340は、虫食い画像を記憶させるメモリと、上述の虫食い画像生成処理を行う専用のCPUとを備えるものとしてもよい。そして、CPU310ではなく、この画像退避部340に含まれるCPUが、画像メモリ330に記憶された画像データから特定の色の画素を消去して画像退避部340(図3)の画像メモリへと虫食い画像を格納するものとしてもよい。
図4において、左上に示した画像400は、画像読取部1a(図1)において読み込まれた原稿の画像が、JOBメモリ200より制御部300へとCPU310により入力され、画像メモリ330へと記憶されたものである(図2参照)。
虫食い画像生成処理の前後で、画像メモリ330に記憶されたこの読込画像400は変化されず、図4の右側上段に示すように、処理が終了した後に画像メモリ330に記憶されている画像440も同じ画像のままである。
CPU310は、虫食い画像生成処理により、読込画像400に基づいて、図4の右側下段に示す虫食い画像420を、画像退避部340の記憶内容上に形成する。
図4左側上段に示した読込画像400には、黒色で印刷された部分401と、赤色で印刷された部分402とがあり、黒色の部分401は、問題集の画像であるこの読込画像400における地の文である一方で、赤色の部分402は、重要なキーワードや要点となる言葉などの、問題集の読者が回答として答えるべき言葉を記載した回答部分である。CPU310は、虫食い画像420として、画像退避部340の記憶内容上に、読込画像400からこの赤色部分402を消去した画像420を形成させる。
この虫食い画像420では、読込画像400における上述の赤色で記載された回答部分402が、読込画像400の背景色である白色で塗り潰されて、白色の空欄部分422となっている。他方、読込画像400において黒色で記載された部分は、同じく黒い色の部分421として虫食い画像420において残っている。
この点で、虫食い画像生成処理が行われた後における画像メモリ330の記憶内容内に残されている読込画像440(図4右側上段)とは異なるものとなり、この読込画像440では、図4左側上段の読込画像400と同じく、赤色部分442が残っている。
なお、制御部300は、特許請求の範囲記載の「制御手段」、「消去手段」の一例であり、プリンタエンジン部390、および、画像形成部1c等から構成される画像形成機構は「画像形成手段」の一例であり、画像退避部340(および画像メモリ330)は「画像保持手段」の一例である。また、操作パネル1iおよび制御部300は「枚数指示入力手段」および「色指示入力手段」の一例を構成する。
図5は、複写機1が行う画像形成処理のフローチャートである。
ステップS01では、CPU310が、画像読取部1aで読み取られた画像(読取画像400:図4)を、JOBメモリ200(図2)からバスB(図3)を介して取得して、これを画像メモリ330(図3)へと記憶させる。
ステップS02では、CPU310は、操作部1i(図2、図1)より、虫食い画像を印刷する指示がユーザよりされたか否かを判断する。この指示がない場合(ステップS02:NO)、ステップS08の処理に移り、CPU310は、画像メモリ330にある読込画像400(図4)をそのままプリンタエンジン部390へと送信して、これの画像形成をプリンタエンジン部390に実行させる。これにより、プリンタエンジン部390が画像形成部1c(図1)等の画像形成機構各部を制御して、読込画像400の画像形成が行われる。他方、虫食い画像を印刷する指示がユーザよりされた場合(ステップS02:YES)、CPU310は、ステップS03〜S07の処理を実行して、虫食い画像420(図4)を画像退避部340上に生成してこれの印刷を実行させると共に、先ほどのステップS08の処理をその後に実行して、先に印刷した虫食い画像420の基となった読込画像400の画像形成を併せて実行する。
ステップS03,S04,S05a,S05bでは、CPU310は、画像メモリ330に記憶された読取画像400(図4)を画素ごとに処理して、画素ごとに、画像退避部340へと順次、虫食い画像420(図4左側下段)を形成していく。
ステップS03では、CPU310は、画像メモリ330に記憶された読取画像400の1つの画素を読み取る。
ステップS04では、CPU310は、先にステップS04にて読み取った画素の色が、操作部1i(図2、図1)によりユーザが指定された虫食い画像420(図4右側↓段)では消去されているべき色(以下、消去色と呼ぶ)であるか否かを判断する。なお、ユーザは、ステップS02で説明した、虫食い画像を印刷する処理を実行させる指示を行う際に、同時に、消去色を指定できるものとする。
ステップS05bでは、ステップS03で読み取られた画素の色が消去色ではない場合に(ステップS04:NO)、CPU310が、その画素をそのまま、画像退避部340におけるその画素に対応する箇所へとコピーする。
逆に、ステップS04で読み込んだ画素の色が消去色であった場合(ステップS04:YES)、CPU310は、画像退避部340のその箇所に読込画像400の背景色(白色)を書き込む。
ステップS06では、すべての画素について、以上の処理(ステップS03,S04,S05a,S05b)が終了したか否かを判断し、終了していなければ(ステップS06:NO)、ステップS03の処理に戻って、処理が完了していない画素の処理を続ける。
ステップS07では、全ての画素の処理が終了した場合に(ステップS06:YES)、画像退避部340に構築された虫食い画像420(図4右側下段)を、CPU310がプリンタエンジン部390へと送信して、これの画像形成が画像形成機構で行われるようにする。
CPU310は、このようにして虫食い画像420(図4)の画像形成を実行させた場合に、即座に図5の処理を終了するのではなく、虫食い画像420(図4)の画像形成(ステップS07)に加えて、その後に、画像メモリ330に記憶されている消去色が消去される前の画像440(図4右側上段)の画像形成を実行させる(ステップS08)。画像メモリ330よりこの画像440の画像データを読み出して、プリンタエンジン部390へと、読み出した画像データを送信することにより、CPU310は画像形成機構に画像440の画像形成を実行させる。
こうして、虫食い画像420(図4右側下段)の画像形成が実行されるに際して、この虫食い画像420の画像形成と共に、元の画像440(図4右側上段)の画像形成が同時に自動的に実行されるようにして、ユーザの手間を軽減させることができる。
次に変形例を説明する。
(A)2つの画像420,440(図4)の印刷の順序は逆でも良い。つまり、ステップS06でYESが判定された後に、ステップS08、ステップS07の順序で処理が続くものとしてもよい。この場合、CPU310は、まず、画像メモリ330に記憶された読取画像440(図4)の画像形成をさせ(ステップS08の処理に相当する処理)、しかる後に、画像退避部340に記憶された虫食い画像420を読み出して、これの画像形成を実行させる(ステップS07の処理に相当する処理)。こうすれば、たとえば、虫食い画像に先立って、教師用の完全な画像が印刷された記録紙が出力されて、ユーザは速やかに画像読取部1aで読み取られて印刷される画像の全体を確認することができる。
(B)CPU310は、2つの画像420,440をそれぞれ1枚ずつ印刷させるのではなく、少なくともいずれか一方は複数枚の記録紙へと印刷させるものとしてもよい。たとえば、CPU310は、ユーザから消去色が指定される際などに、生徒用に用いられることになる虫食い画像420の方の印刷枚数を、生徒の数に応じてユーザが入力するユーザ入力に応じて決定して、図5のステップS07では、その枚数の記録紙へと虫食い画像420が印刷されるものとしてもよい。このときには、操作パネル1i(図2)でユーザが枚数を指定し、制御部300(図2)は、指定された枚数だけの印刷をプリンタエンジン部390に対して図5のステップS07で指示する。また、虫食い画像420の枚数だけでなく、教師用の画像となる他方の画像440の印刷枚数も併せて、教師の人数に応じてユーザ入力により指定されて、ステップS08ではその枚数だけ印刷が行われるものとしてもよい。
(C)読み取り画像400(図4の左側)は、消去すべき色が複数色含まれていてもよい。ユーザは、操作パネル1i(図2)より、それら複数の色を、消去色として指定することができるものとしてもよい。この場合、図5のステップS04においては、CPU310は、指定された複数の消去色のいずれかに画素の色が該当することを判定し、画素が、指定された消去色のいずれかと一致する場合には、ステップS05aの処理を行ってその画素の消去を行い、いずれにも該当しない場合にのみステップS05bの処理を実行する。
このように、指定された消去色の全てが消去された虫食い画像(以下、完全消去画像と呼ぶ)が印刷されるだけでなく、指定された消去色のうち一部の色のみが消去された画像(以下、部分消去画像と呼ぶ)も併せて印刷されるものとしてもよい。
ユーザは、操作パネル1i(図2)より、完全消去画像と部分消去画像との印刷枚数を複写機1に指定できるものとしてもよい。
消去色が2色である場合、部分消去画像としては、第一の色の画素のみが消去され第二の色の画素は消去されないパターンのものと、逆に、第一の色の画素は消去されず、第二の色の画素のみが消去されるパターンとの2パターンの部分消去画像があるが、いずれのパターンの部分消去画像も印刷されるようにしてもよい。また、2色よりも更に多くの色が消去色とされることがあるものとしてもよい。この場合についても、上述の場合と同様である。
ユーザは、操作パネル1i(図2)より、上述した消去する色のパターンごとに、各パターンの画像の印刷枚数を複写機1に指定することができるものとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る複写機を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 図2に示した制御部の詳細な構成を示す図である。 虫食い画像を生成する虫食い画像生成処理を説明する説明図である。 画像形成処理のフローチャートである。
符号の説明
B バス
P 記録紙
1 複写機
1a 画像読取部
1b 給紙部
1c 画像形成部
1d 定着装置
1i 操作部
1t 搬送経路
100 制御装置
200 JOBメモリ
300 制御部
310 CPU
320 システムメモリ
330 画像メモリ
340 画像退避部
390 プリンタエンジン部
400 読込画像
401 黒色部分
402 赤色部分
420 虫食い画像
421 黒色部分
422 空欄部分
440 読込画像
441 黒色部分
442 赤色部分

Claims (5)

  1. 元画像から予め定められた色の画素を消去する消去手段と、
    記録紙への画像形成を行う画像形成手段と、
    前記消去手段により元画像から予め定められた色の画素が消去された消去画像を前記画像形成手段に画像形成させるとともに前記元画像も前記画像形成手段に画像形成させる制御手段とを備える画像形成装置。
  2. 前記消去画像と前記元画像とのうちで前記制御手段が先に前記画像形成手段に画像形成させる画像が前記画像形成手段により画像形成される間、後に前記制御手段が前記画像形成手段に画像形成させる画像を保持する画像保持手段を備え、
    前記制御手段は、前記消去画像と前記元画像とのうちで後に前記画像形成手段に画像形成させる画像を、当該画像保持手段より読み出して、前記画像形成手段に画像形成させる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記元画像の画像形成を行う記録紙の枚数と、前記消去画像の画像形成を行う記録紙の枚数とを指示するユーザ入力を入力する枚数指示入力手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記ユーザ入力により指示された枚数ずつ、それぞれ、記録紙へと前記消去画像および前記元画像を前記画像形成手段に画像形成させる請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記消去手段が前記元画像より消去する画素の色は2色以上であり、
    当該消去手段は、2色以上の前記色のうち全ての色の画素を前記元画像から消去した完全消去画像と、2色以上の前記色のうち一部の色の画素のみを前記元画像から消去した部分消去画像とを生成し、
    前記制御手段は、消去画像として前記完全消去画像および前記部分消去画像との両者を前記画像形成手段に画像形成させる請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記完全消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色と、前記部分消去画像を生成するために前記消去手段が前記元画像から消去する画素の色とを指示するユーザ入力を入力する色指示入力手段を更に備え、
    前記消去手段は、当該ユーザ入力に応じて前記元画像より前記部分消去画像および前記完全消去画像を生成する請求項4記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9164440B2 (en) 2013-01-09 2015-10-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus

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