JPS6220540A - 導電性樹脂組成物 - Google Patents
導電性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6220540A JPS6220540A JP15832285A JP15832285A JPS6220540A JP S6220540 A JPS6220540 A JP S6220540A JP 15832285 A JP15832285 A JP 15832285A JP 15832285 A JP15832285 A JP 15832285A JP S6220540 A JPS6220540 A JP S6220540A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- pigment
- resin composition
- conductive resin
- metallic material
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は導電性樹脂組成物に関し、更に詳しくは着色に
よりそれらの性能特性や用途が識別可能である導電性樹
脂組成物の提供を目的とする。
よりそれらの性能特性や用途が識別可能である導電性樹
脂組成物の提供を目的とする。
（従来技術）
従来、Ｒ電性カーボンブランクを各種樹脂に添加して成
る導電性樹脂組成物は公知であるが、これら従来の導電
性樹脂組成物は、使用している導電剤がカーボンブラッ
クであるため組成物並びにそれによる各種成形物はすべ
て黒色であり、用途や導電度の差ごとに容易に区別する
ことができないという欠点がある。
る導電性樹脂組成物は公知であるが、これら従来の導電
性樹脂組成物は、使用している導電剤がカーボンブラッ
クであるため組成物並びにそれによる各種成形物はすべ
て黒色であり、用途や導電度の差ごとに容易に区別する
ことができないという欠点がある。
（発明が解決しようとしている問題点）本発明者は、Ｂ
電性樹脂組成物をその用途や性能の違いごとに視覚によ
って容易に識別できる様にして上記の従来技術の欠点を
解決すべく鋭意研究の結果、ｉ？ｉｔ性樹脂組成物の導
電剤として金属コーティング炭素繊維を使用するときは
該金属コーティング炭素繊維による着色は少なく、従っ
て染顔料等の着色剤を使用することによって各種の色相
に色付けされた導電性樹脂組成物が得られることを知見
して本発明を完成した。
電性樹脂組成物をその用途や性能の違いごとに視覚によ
って容易に識別できる様にして上記の従来技術の欠点を
解決すべく鋭意研究の結果、ｉ？ｉｔ性樹脂組成物の導
電剤として金属コーティング炭素繊維を使用するときは
該金属コーティング炭素繊維による着色は少なく、従っ
て染顔料等の着色剤を使用することによって各種の色相
に色付けされた導電性樹脂組成物が得られることを知見
して本発明を完成した。
（問題を解決するための手段）
すなわち、本発明は樹脂、金属系材料および染顔料から
成り、金属系材料が樹脂１００重量部あたり約１〜６０
重量部であり、体積固有抵抗が１０− ’〜１０１２Ω
■であり、着色により識別可能である事を特徴とする導
電性樹脂組成物である。
成り、金属系材料が樹脂１００重量部あたり約１〜６０
重量部であり、体積固有抵抗が１０− ’〜１０１２Ω
■であり、着色により識別可能である事を特徴とする導
電性樹脂組成物である。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明において使用す
る樹脂とは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、Ａｓ樹脂、ＡＢＳ樹脂、ポリアセクール、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩
化ビニル、フッ素樹脂、アセテート樹脂等の一般的な熱
可塑性樹脂およびフェノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂等の一
般的な熱硬化性樹脂、各種のゴム類、更にはこれらの合
成物と他の添加剤や材料からなる複合材料である。
る樹脂とは、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、Ａｓ樹脂、ＡＢＳ樹脂、ポリアセクール、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩
化ビニル、フッ素樹脂、アセテート樹脂等の一般的な熱
可塑性樹脂およびフェノール樹脂、不飽和ポリエステル
樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂等の一
般的な熱硬化性樹脂、各種のゴム類、更にはこれらの合
成物と他の添加剤や材料からなる複合材料である。
また本発明で使用する染顔料とはアゾ系、ポリアゾ系、
アンスラキノン系、キナクリドン系、ペリレン系、ペリ
ノン系、フタロシアニン系、フラバンスロン系及びジオ
キサジン系の存機染顔料、酸化鉄、酸化チタン、紺青、
群青、黄鉛、カドミ顔料等の無機顔料及びカーボンブラ
ックの単独或いは２種以上の混合物である。このような
染顔料は樹脂１．００重量部あたり約０．１〜２０重量
部の割合で使用する。
アンスラキノン系、キナクリドン系、ペリレン系、ペリ
ノン系、フタロシアニン系、フラバンスロン系及びジオ
キサジン系の存機染顔料、酸化鉄、酸化チタン、紺青、
群青、黄鉛、カドミ顔料等の無機顔料及びカーボンブラ
ックの単独或いは２種以上の混合物である。このような
染顔料は樹脂１．００重量部あたり約０．１〜２０重量
部の割合で使用する。
本発明においては上記成分の他に顔料の易分散化の目的
で滑剤（分散助剤）、例えばステアリン酸、オレイン酸
、リノール酸等の高級脂肪酸と亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム、バリウム、カルシウム等の金属との金属せ
っけん、又は低分子量ポリマー例えばポリエチレンワッ
クス、ポリプロピレンワックス、ポリスチレンワックス
等のポリマーワックス又は、脂肪酸ワックス例えばステ
アリン酸、オレイン酸、リノール酸、モンタン酸等のア
マイド、ビスアマイド等を単独又は二種以上の混合物と
して使用するのが好ましい。これらの滑剤は樹脂１００
重量部あたり約０．１〜１０重量部の割合で使用するの
が好ましい。
で滑剤（分散助剤）、例えばステアリン酸、オレイン酸
、リノール酸等の高級脂肪酸と亜鉛、マグネシウム、ア
ルミニウム、バリウム、カルシウム等の金属との金属せ
っけん、又は低分子量ポリマー例えばポリエチレンワッ
クス、ポリプロピレンワックス、ポリスチレンワックス
等のポリマーワックス又は、脂肪酸ワックス例えばステ
アリン酸、オレイン酸、リノール酸、モンタン酸等のア
マイド、ビスアマイド等を単独又は二種以上の混合物と
して使用するのが好ましい。これらの滑剤は樹脂１００
重量部あたり約０．１〜１０重量部の割合で使用するの
が好ましい。
以上の如き成分から成る本発明の導電性樹脂組成物は、
上記成分の単なる粉体混合物でもよいが、好ましくは上
記各成分を常法に従って溶融押出機により溶融混練し、
ペレット状に賦型して製品とするのがよい。このような
ペレット化の温度その他の諸条件は従来技術におけると
同様である。
上記成分の単なる粉体混合物でもよいが、好ましくは上
記各成分を常法に従って溶融押出機により溶融混練し、
ペレット状に賦型して製品とするのがよい。このような
ペレット化の温度その他の諸条件は従来技術におけると
同様である。
（作用効果）
以上の如くして得られる本発明の導電性樹脂組成物は、
金属系材料の使用量を樹脂１００重量部あたり約１〜６
０重量部の範囲で変えることにより、その導電度（体積
固有抵抗）を約ｌｏｌ！Ω１〜約１０−３部口に変える
ことができ、また、その導電度の変更に従って用いる染
顔料の色相を変えることにより、得られる導電性樹脂組
成物の導電度等の各種性能を肉眼で容易に識別できるよ
うにすることができる。また、導電性樹脂組成物の各種
用途に従って使用する染顔料を選択し、用途別の識別も
可能である。また、本発明の導電性樹脂組成物を目的と
する用途に従って成形した成形品は、後記実施例に示す
通り、金属系材料未添加の成形品に比して各種の機能的
性能、例えば引張特性、曲げ特性、クリープ特性、熱的
強度等が飛躍的に強化されている。従って、本発明の樹
脂組成物は帯電防止材料はもとより、導電性材料、面発
熱体、電磁波遮蔽材等の用途に非常に有用である。
金属系材料の使用量を樹脂１００重量部あたり約１〜６
０重量部の範囲で変えることにより、その導電度（体積
固有抵抗）を約ｌｏｌ！Ω１〜約１０−３部口に変える
ことができ、また、その導電度の変更に従って用いる染
顔料の色相を変えることにより、得られる導電性樹脂組
成物の導電度等の各種性能を肉眼で容易に識別できるよ
うにすることができる。また、導電性樹脂組成物の各種
用途に従って使用する染顔料を選択し、用途別の識別も
可能である。また、本発明の導電性樹脂組成物を目的と
する用途に従って成形した成形品は、後記実施例に示す
通り、金属系材料未添加の成形品に比して各種の機能的
性能、例えば引張特性、曲げ特性、クリープ特性、熱的
強度等が飛躍的に強化されている。従って、本発明の樹
脂組成物は帯電防止材料はもとより、導電性材料、面発
熱体、電磁波遮蔽材等の用途に非常に有用である。
次に実施例をあげて本発明を具体的に説明する。
なお、文中部または％とあるのは重量基準である。
実施例１
ナイロン６６樹脂（商品名：ウベナイロン６６Ｂ２０２
０、宇部興産社製品）６０部に黄銅ファイバー（商品名
二ＫＣメタルファイバー黄１ｃ３７１２、神戸鋳鉄所製
品）４０部、銅フタロシアニンブルー（商品名：クロモ
ファインプル−４９２０、大日精化工業社製品）１部お
よびステアリン酸カルシウム１部を混合し、４０寓虐φ
スクリユ一ベント式押出機に投入し設定温度２７０℃で
ペレット状に成形した。この着色ペレットを８０℃４時
間真空乾燥し、５オンス射出成形機にて成形温度２７０
℃、金型温度８０℃の条件で成形し、５（ｌｎｘ９０ｍ
ｍｘ５ｍｍの青色の成形機を得た。
０、宇部興産社製品）６０部に黄銅ファイバー（商品名
二ＫＣメタルファイバー黄１ｃ３７１２、神戸鋳鉄所製
品）４０部、銅フタロシアニンブルー（商品名：クロモ
ファインプル−４９２０、大日精化工業社製品）１部お
よびステアリン酸カルシウム１部を混合し、４０寓虐φ
スクリユ一ベント式押出機に投入し設定温度２７０℃で
ペレット状に成形した。この着色ペレットを８０℃４時
間真空乾燥し、５オンス射出成形機にて成形温度２７０
℃、金型温度８０℃の条件で成形し、５（ｌｎｘ９０ｍ
ｍｘ５ｍｍの青色の成形機を得た。
実施例２
ポリプロピレン樹脂（商品名：三菱ノープレンＭＡ−２
、三菱油化社製品）９０部にニッケルコ−ト炭素繊維（
商品名：ベスファイトＭＣ−Ｃ６５、東邦レーヨン社製
品）１０部に銅フタロシアニングリーン（商品名：クロ
モファイングリーン２ＯＮ、大日精化工業社製）１部お
よびステアリン酸マグネシウム１部を混合し、４０ｍｍ
φスクリューベント式押出機に投入し、設定温度２１０
℃でペレット状に成形した。この着色ペレットを５オン
ス射出成形機にて、成形温度２００℃、金型温度８０℃
°の条件で成形し、５０鶴×９０鰭×５１１の緑色成形
板を得た。
、三菱油化社製品）９０部にニッケルコ−ト炭素繊維（
商品名：ベスファイトＭＣ−Ｃ６５、東邦レーヨン社製
品）１０部に銅フタロシアニングリーン（商品名：クロ
モファイングリーン２ＯＮ、大日精化工業社製）１部お
よびステアリン酸マグネシウム１部を混合し、４０ｍｍ
φスクリューベント式押出機に投入し、設定温度２１０
℃でペレット状に成形した。この着色ペレットを５オン
ス射出成形機にて、成形温度２００℃、金型温度８０℃
°の条件で成形し、５０鶴×９０鰭×５１１の緑色成形
板を得た。
上記実施例成形物の物性は以下の通りである。
特許出願人 大日精化工業株式会社
′−−□ ミ。
代 理 人 弁理士 吉 １）勝 広パ−
。
。
Ｊ ＋−
Claims (2)
- （１）樹脂、金属系材料および染顔料から成り、金属系
材料が樹脂１００重量部あたり約１〜６０重量部であり
、体積固有抵抗が１０＾−＾３〜１０＾１＾２Ωｃｍで
あり、着色により識別可能であることを特徴とする導電
性樹脂組成物。 - （２）金属系材料が金属コーティング炭素繊維又は金属
繊維である特許請求の範囲第１項記載の導電性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15832285A JPS6220540A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 導電性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15832285A JPS6220540A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 導電性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220540A true JPS6220540A (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=15669103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15832285A Pending JPS6220540A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 導電性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220540A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0229427A (ja) * | 1988-07-18 | 1990-01-31 | Toray Ind Inc | ポリオキシメチレンの製造方法 |
| JPH02178356A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Kawasaki Techno Res Kk | 有彩色電磁波シールド材料 |
| WO2006085742A1 (en) * | 2005-02-09 | 2006-08-17 | Stichting Dutch Polymer Institute | Electrically conductive polymer composition |
| KR100865104B1 (ko) * | 2005-02-18 | 2008-10-24 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 레지스트 패턴 후육화 재료, 및 레지스트 패턴의 형성 방법 |
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| WO2016164626A1 (en) * | 2015-04-10 | 2016-10-13 | Tyco Electronics Corporation | Conductive composite formulation and article at least partially formed from a conductive composite formulation |
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-
1985
- 1985-07-19 JP JP15832285A patent/JPS6220540A/ja active Pending
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