JPS6220535B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220535B2 JPS6220535B2 JP1408679A JP1408679A JPS6220535B2 JP S6220535 B2 JPS6220535 B2 JP S6220535B2 JP 1408679 A JP1408679 A JP 1408679A JP 1408679 A JP1408679 A JP 1408679A JP S6220535 B2 JPS6220535 B2 JP S6220535B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- image
- focusing
- matte
- transmission
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 10
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000011514 reflex Effects 0.000 claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレフレツクスカメラにおける焦点板に
関する。
関する。
撮影光学系からの入射光束を反射ミラーにより
フアインダ光学系に導き、その入射光束をフイル
ム面と同等の位置に結像して被写体像を観察する
方式のレフレツクスカメラにおける焦点板は、従
来から全面マツトか、あるいはこれにマイクロプ
リズム、スプリツトイメージ等のピント検出手段
を組合せたものが使用されている。
フアインダ光学系に導き、その入射光束をフイル
ム面と同等の位置に結像して被写体像を観察する
方式のレフレツクスカメラにおける焦点板は、従
来から全面マツトか、あるいはこれにマイクロプ
リズム、スプリツトイメージ等のピント検出手段
を組合せたものが使用されている。
単純な全面マツトの焦点板は、どのような焦点
距離および明るさのレンズに対しても使用するこ
とができるとともに被写界深度の傾向が読みと
れ、かつフイルムに写る画像のパースペクテイブ
と同じ状態で観察することができ、さらに被写体
の如何にかかわらずピント合せができるなどの多
くの利点を有する反面、ピントの合つた状態を感
知するに相当高度の熟練を必要とし、また有効口
径が小さく被写界深度の深い絞り口径の場合には
正確なピントの検出がきわめて困難になるという
欠点がある。
距離および明るさのレンズに対しても使用するこ
とができるとともに被写界深度の傾向が読みと
れ、かつフイルムに写る画像のパースペクテイブ
と同じ状態で観察することができ、さらに被写体
の如何にかかわらずピント合せができるなどの多
くの利点を有する反面、ピントの合つた状態を感
知するに相当高度の熟練を必要とし、また有効口
径が小さく被写界深度の深い絞り口径の場合には
正確なピントの検出がきわめて困難になるという
欠点がある。
また前記マイクロプリズムまたはスプリツトイ
メージ等のピント検出器を組込んだ焦点板は、前
述の全面マツトによる場合の欠点は一応解決され
るが、やはりレンズの有効口径が小さく入射光量
が少ない絞り口径とした場合にはフアインダ光学
系のアイピースへ達する光量が不足し、かげりが
出てマイクロプリズムまたはスプリツトイメージ
の部分が暗くなつてピント合せが不確実になり、
甚しい場合にはフアインダの中央部が真暗になつ
てピントの検出が不能になるばかりでなく視野を
著しく妨げるという大きな欠点がある。
メージ等のピント検出器を組込んだ焦点板は、前
述の全面マツトによる場合の欠点は一応解決され
るが、やはりレンズの有効口径が小さく入射光量
が少ない絞り口径とした場合にはフアインダ光学
系のアイピースへ達する光量が不足し、かげりが
出てマイクロプリズムまたはスプリツトイメージ
の部分が暗くなつてピント合せが不確実になり、
甚しい場合にはフアインダの中央部が真暗になつ
てピントの検出が不能になるばかりでなく視野を
著しく妨げるという大きな欠点がある。
本発明はこれに鑑み、前記従来の各種焦点板の
欠点に着目し、これを除去する全く新規な構成を
有する焦点板を提供することを目的としてなされ
たもので、その要旨とするところは、焦点板に光
軸を中心とするリング状のマツト面と透過面とを
交互に同心環状配置に形成し、それぞれの、マツ
ト面での結像と透過面での空中像との像のずれを
感知してこれを一致させることにより合焦を得る
ようにしたことを特徴とするものである。
欠点に着目し、これを除去する全く新規な構成を
有する焦点板を提供することを目的としてなされ
たもので、その要旨とするところは、焦点板に光
軸を中心とするリング状のマツト面と透過面とを
交互に同心環状配置に形成し、それぞれの、マツ
ト面での結像と透過面での空中像との像のずれを
感知してこれを一致させることにより合焦を得る
ようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図面に示す実施例により説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る焦点板１の一実施例を示
す平面図で、光軸２を中心とするリング状のマツ
ト面３，３…と透過面４，４…とが交互に同心配
置に形成されている。これらマツト面３，３…お
よび透過面４，４…は、例えば35m/mフイルム
を用い第２図示のようにペンタゴナルダハプリズ
ム５を用いる形式の１眼レフレツクスカメラに適
用する場合、通常マツト面３，３…のリング巾を
0.5m/m、透過面４，４…のリング巾を1.5m/m
程度とする。
す平面図で、光軸２を中心とするリング状のマツ
ト面３，３…と透過面４，４…とが交互に同心配
置に形成されている。これらマツト面３，３…お
よび透過面４，４…は、例えば35m/mフイルム
を用い第２図示のようにペンタゴナルダハプリズ
ム５を用いる形式の１眼レフレツクスカメラに適
用する場合、通常マツト面３，３…のリング巾を
0.5m/m、透過面４，４…のリング巾を1.5m/m
程度とする。
本発明は前記のように構成されているので、マ
ツト面３，３…の部分では撮影レンズ６から入射
した光が反射ミラー７により反射されて焦点板１
に至るときマツト面３，３…には被写体像が結像
されてその像が見え、透過面４，４…の部分では
空中像として見える。したがつてマツト面３，３
…における被写体像と透過面４，４…における空
中実像とが光軸２を中心とするリング状に環状配
置に形成された各マツト面３と透過面４とでそれ
ぞれ隣り合つて同時に見えるので、フアインダの
全域において被写体像の全貌がそれぞれ部分的に
ずれた状態になり、これを修正することにより合
焦状態を得ることができる。
ツト面３，３…の部分では撮影レンズ６から入射
した光が反射ミラー７により反射されて焦点板１
に至るときマツト面３，３…には被写体像が結像
されてその像が見え、透過面４，４…の部分では
空中像として見える。したがつてマツト面３，３
…における被写体像と透過面４，４…における空
中実像とが光軸２を中心とするリング状に環状配
置に形成された各マツト面３と透過面４とでそれ
ぞれ隣り合つて同時に見えるので、フアインダの
全域において被写体像の全貌がそれぞれ部分的に
ずれた状態になり、これを修正することにより合
焦状態を得ることができる。
このように本発明による焦点板によれば、マツ
ト面３，３…での結像のぼけ具合いと、透過面
４，４…での空中像とが放射方向に多数隣り合つ
て存在するため、末熟練者であつてもピントが外
れている状況を容易に把握することができ、また
焦点板上での像がマツト面３，３…と透過面４，
４…との各部において前後にずれて見えるので、
これを観察する際に生理的に不快感を与えること
から必然的に一致した像に修正しようとする意志
が強く働き、したがつてピント合せを忘れたり、
ピントのずれに気付かずに撮影してしますような
失敗を確実に防止することができる。さらに透過
面４，４…の面積比を大きくすれば、フアインダ
の明るさを増すことができ、従来のいずれの焦点
板に較べ明るくて見やすく、かつ迅速なピント合
せのできるフアインダとすることができ、しかも
従来のマイクロプリズムやスプリツトイメージ等
のピント検出器を導入するものに比し製作がきわ
めて簡単にでき、著しく安価に提供することがで
きるなど、種々の効果を有する。
ト面３，３…での結像のぼけ具合いと、透過面
４，４…での空中像とが放射方向に多数隣り合つ
て存在するため、末熟練者であつてもピントが外
れている状況を容易に把握することができ、また
焦点板上での像がマツト面３，３…と透過面４，
４…との各部において前後にずれて見えるので、
これを観察する際に生理的に不快感を与えること
から必然的に一致した像に修正しようとする意志
が強く働き、したがつてピント合せを忘れたり、
ピントのずれに気付かずに撮影してしますような
失敗を確実に防止することができる。さらに透過
面４，４…の面積比を大きくすれば、フアインダ
の明るさを増すことができ、従来のいずれの焦点
板に較べ明るくて見やすく、かつ迅速なピント合
せのできるフアインダとすることができ、しかも
従来のマイクロプリズムやスプリツトイメージ等
のピント検出器を導入するものに比し製作がきわ
めて簡単にでき、著しく安価に提供することがで
きるなど、種々の効果を有する。
第１図は本発明に係る焦点板の一実施例を示す
正面図、第２図はその使用例として１眼レフレツ
クスカメラの略示断面図である。 １…焦合板、２…光軸、３…マツト面、４…透
過面。
正面図、第２図はその使用例として１眼レフレツ
クスカメラの略示断面図である。 １…焦合板、２…光軸、３…マツト面、４…透
過面。
Claims (1)
- １ 光軸を中心とするリング状のマツト面と透過
面とを交互に同心環状配置に形成したことを特徴
とするレフレツクスカメラにおける焦点板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1408679A JPS55106438A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Focal plate in reflex camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1408679A JPS55106438A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Focal plate in reflex camera |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55106438A JPS55106438A (en) | 1980-08-15 |
| JPS6220535B2 true JPS6220535B2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=11851286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1408679A Granted JPS55106438A (en) | 1979-02-09 | 1979-02-09 | Focal plate in reflex camera |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55106438A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56159624A (en) * | 1980-05-13 | 1981-12-09 | Minolta Camera Co Ltd | Display device for measurement region of autofocus detector of single-lens reflex camera |
| JPS57112329U (ja) * | 1980-12-29 | 1982-07-12 | ||
| JPS5823319U (ja) * | 1981-08-08 | 1983-02-14 | ミノルタ株式会社 | 自動焦点調節装置を有する一眼レフレツクスカメラ |
| JP5167021B2 (ja) * | 2008-08-07 | 2013-03-21 | ペンタックスリコーイメージング株式会社 | 一眼レフカメラ用ピント板 |
-
1979
- 1979-02-09 JP JP1408679A patent/JPS55106438A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55106438A (en) | 1980-08-15 |
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