JPS62203769A - 研磨グリツト接着用支持体 - Google Patents

研磨グリツト接着用支持体

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JPS62203769A
JPS62203769A JP62030627A JP3062787A JPS62203769A JP S62203769 A JPS62203769 A JP S62203769A JP 62030627 A JP62030627 A JP 62030627A JP 3062787 A JP3062787 A JP 3062787A JP S62203769 A JPS62203769 A JP S62203769A
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layer
latex
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JP62030627A
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マーティン エイ コーエン
フランク ジェイ クロンザー
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Kimberly Clark Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、湿式並びに乾式サンドペーパーなどの研磨材
料において一般的に使用されているような、研磨グリッ
ト接着樹脂を支持するための支持体並びにその製法に関
する。更に詳しくは、本発明は表面に配置された中性バ
リヤ材料層をもつ、ラテックス処理された裏シートに関
する。この中性層の表面には、酸阻害硬化系、塩基阻害
硬化系あるいは酸化硬化系を含む研磨グリット接着樹脂
が接着でき、硬化し得るが、この際上記ラテックス処理
した裏シートあるいはそこに含まれるかもしくはそこか
ら移されたあらゆる不純物によって何等妨害されること
はない。
〔従来の技術〕
サンドペーパーなどの研磨材は種々の裏シート材料、例
えばセルロース紙、合成紙、混合紙および繊維強化紙な
どの上に形成できる。このような裏シートを選択し、作
製する場合には、該裏シートを更に処理して、その可撓
性、耐久性、耐水性、接着性およびバリヤー特性を改善
することが望ましいことが多々ある。これらの特性を改
善するために特によ(知られた好ましい手段は、該裏シ
ートをラテックスまたは他の化合物で処理することであ
る。同一または他の化合物を更に塗布する方法も利用で
き、それによって支持体の特性を改善し、かつ該裏材料
中に研磨グリット接着剤が侵入するのを防止する。この
ように裏シートを処理した後は、この裏シートに接着性
樹脂が塗布され、次いで、研磨グリット(砥粒)が付着
される。この研磨グリット接着性樹脂は、次いで硬化さ
れて、研磨シート材料を与える。場合により、密封コー
トを、該研磨グリ・ノド接着剤上に設けて1.更にしっ
かりと研磨グリットを支持体に結合させることもできる
上記従来技術から明らかな如く、裏シート材料、接着樹
脂、グリットおよび他の添加物の多数の組合せが利用で
き、これから様々な用途用の研磨材を作製できる。今日
、最も望ましく、かつ広く研磨材用支持体として利用さ
れているもののいくつかは、ラテックス処理した裏シー
トであって、これらは乾式および湿式いずれの用途にお
いても耐久性に優れている。しかしながら、不幸にも、
このようなラテックス処理した裏シートは、おうおうに
して研磨グリット接着剤の硬化または該接着剤の下層と
しての支持体への接着を妨害する物質を含んでいる。多
(のラテックスは酸性またはアルカリ性であり、そのた
め研磨グリット接着剤中の夫々対応する酸もしくは塩基
を中和してしまい、結果としてトップコートの硬化が阻
害されてしまうであろう。かかるラテックスの例として
は、ポリ塩化ビニル、スチレン−アクリル酸コポリマー
およびスチレン−ビニルピリジンコポリマーが挙げられ
る。他のラテックスはアミド、カルボン酸基、スルホン
酸基あるいはアミノ基などの官能器を含んでいて、接着
性を向上し、あるいは架橋のための反応性サイトとして
機能する。これらも、酸または塩基起源の硬化系を含む
トップコートの接着剤の硬化を妨害する。
多くのラテックスはその中に酸化防止剤を含んでいて、
該ラテックス化合物の酸化並びに老化を防止している。
これらの酸化防止剤がアルキッド類およびエポキシエス
テル類などの風乾(自然乾燥)ワニスと接触した場合、
該酸化防止剤はワニスの酸化を防止し、結果として硬化
を阻害する。
最後に、ラテックスはまた石けんもしくは他の界面活性
剤をも含んでいて、表面張力を下げかつ分散助剤として
機能することが知られている。特に、石けんは酸性また
は塩基性のいずれかであり得るために問題である。例え
ば、カルボン酸またはスルホン酸基を含む石けん−は酸
性であり、一方カルボン酸のナトリウム塩を含む石けん
は塩基性である。これら官能基のいずれかが接着剤の硬
化過程を妨害する恐れがある。これら界面活性剤はしば
しば支持体表面に移動して接着性トップコートの該支持
体への接着を妨害する。ひとたび移動が生ずると、次に
これら界面活性剤は研磨グリット接着性樹脂まで移動で
き、その結果該樹脂の硬化を妨害する。
上記問題に対する解決策は、界面活性剤の混入の場合に
おいては望ましくない物質を除去するために行う支持体
の単なる洗浄であり得る。しかしながら、このような作
用が常に望ましいという訳ではなく、追加の工程、時間
並びに経費を必要とする。更に、単なる洗浄は酸、塩基
または酸化阻害の問題を常に解決するというわけではな
い。もう一つの解決策は特定の支持体/トップコートの
組合せにつき特定のバリヤを工夫することであった。し
かし、不幸にも、これまでに知られているバリヤは選ば
れた特定の支持体/トップコートの組合せに対してのみ
有効であったにすぎない。結局、支持体の製造業者はし
ばしば多数の裏シート/バリヤの組合せを揃えておき、
研9’i−)材料の製造業者の使用する極めて広範な研
磨グリット接着剤に適応し得る態勢をとることが余義な
くされている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明の目的の一つは、酸阻害硬化系、塩基阻
害硬化系および酸化硬化系を含む、研磨グリット接着性
トップコートに何等妨害を及ぼさない支持体または積層
体を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、バリヤコート系を利用する
ことにより上記目的を達成する支持体を提供することに
あり、該バリヤコート系は上記硬化系に対して中性表面
を与え、それによってかかる研磨グリット接着性樹脂に
必要とされる支持体の数(種類)を大幅に減することが
できる。
これらのおよび他の本発明の目的は以下の明細書の記載
および図面並びに前記特許請求の範囲を参照することに
より一層明らかとなろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では研磨グリット接着剤用の支持体または積層体
およびその製法が提供される。研磨グリット接着剤は研
磨グリツドを支持体の表面に結合してサンドペーパーな
どの材料を作製するのに使用される。本発明の支持体は
、一般に研磨グリット接着剤と相容性であるが、特に酸
、塩基または酸硬化剤系を含有する一層の接着剤に対し
て工夫されている。このような硬化剤系は酸性または塩
基性官能基および酸化防止剤を含む化合物によって阻害
される。
これらの接着性樹脂硬化系用の支持体はしばしば該支持
体特性を改善する目的で処理される。最も一般的に使用
される類の支持体のいくつかは、ラテックス処理された
裏シートである。ラテックスは裏シートの可撓性、耐久
性、および耐水性を著しく向上する。したしながら、残
念なことに、このようにラテックス処理された裏シート
はしばしば以下に述べるような研磨グリット接着樹脂の
硬化を妨害する物質を含んでいる。即ち、酸化硬化剤系
、塩基阻害硬化剤系および酸化硬化剤系を含む熱硬化性
樹脂を含む。
本発明はかかる研磨グリット接着樹脂を支持するための
支持体を包含する。即ち、ラテックス処理した裏シート
を中性バリヤー材料層で被覆する。
ここで該中性バリヤ材料層は上記裏シートと接着樹脂と
を分離する機能を果たす。この材料自体は該接着性トッ
プコートの硬化系に関して中性であるように選択される
。更に、この中性材料層はバリヤ層として機能して、こ
のラテックス処理した裏シートからバリヤコートと接着
剤との間の界面に、何等かの有害な物質が移動すること
を防止する。該有害物質は接着樹脂の硬化または接着を
妨害する恐れがある。
支持体の形成方法はラテックス処理した裏シートを中性
バリヤ材料層で被覆することを含む。このような層の好
ましい塗布法は押出し被覆法を利用することである。こ
の中性バリヤ材料層を設けた後に、該表面をコロナ放電
処理にかけ、該研磨グリット接着剤の、該中性バリヤ材
料層表面への被覆性および接着性を改良することもでき
る。
場合により、該裏シートをコロナ放電処理し、あるいは
下塗りかつコロナ放電処理して、該ラテックス処理した
裏シートに対する上記バリヤ材料の塗布性並びに接着性
を改善することができる。
その上、該バリヤコートを与えた後に、支持体を加熱処
理し、その後膣バリヤコートのコロナ放電処理を行うこ
とができる。この熱処理の目的は支持体の眉間の適切な
接着性を確保することにある。
この熱処理はコロナ放電処理前に実施して、該コロナ放
電処理により達成される利益を無にしないようにする。
〔好ましい態様の説明〕
本発明は、湿式サンドペーパーまたは乾式サンドペーパ
ーなどの研磨材料の作製において一般的に用いられてい
るような研磨グリット接着用トップコートを支持するた
めの支持体または積層体に関する。本発明の支持体の中
性表面およびバリヤー特性に基き、本発明の支持体は、
特に、酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系、または酸化硬化
系を含む一群の研磨グリット接着剤と併用するのに適し
ている。しかしながら、本発明はこのような接着剤硬化
系に制限されるものではなく、一般の研磨グリット接着
剤についても機能し得るものである。
添付第1図〜第3図を参照すると、本発明による上記の
如き支持体10が図示されている。この支持体に、酸類
、塩基類、酸化防止剤類、界面活性剤などによって硬化
が阻害される硬化系を含む研磨グリット接着剤のトップ
コート12と共に用いるのに適したものである。第2図
および第3図をみると、支持体10はラテックス処理し
た裏シート14と、この裏シート14とトップコート1
2との間にこれらと接して設けられた中性バリヤ材料層
16を含いでいる。この中性バリヤ材料層16は、トッ
プコート12をラテックス処理した裏シート14に接着
し、かつこれらの2者を完全に分離して、その結果裏シ
ート14により同等妨害を受けることなしに、トップコ
ート12の硬化を可能とする。従って、該バリヤ材料が
、裏シートから接着剤のトップコートへのおよびその逆
の物質の移動を防止し得ることは重要である。場合によ
っては、第4図に示したように、本発明の支持体は、そ
の中性バリヤ材料Ji16およびトップコート12と反
対側の面に配置された滑り防止材料層17を含むことが
できる。このような滑り防止表面は、研磨材料が湿式研
磨状態で使用するものである場合に、特に有利である。
また、第5図〜第8図かられかるように。支持体10は
、またプライマー層15を含むこともでき、このプライ
マー層はラテックス処理した裏シ−1−14と中性バリ
ヤ材料層16との間に配置される。ブライマ一層15は
裏シート14の頂部面に設けられ、中性バリヤ材料層1
6の裏シート14への塗布性並びに接着性を向上させる
研磨グランド接着剤のトップコート12は接着樹脂18
および研磨グリット材料20を含んでおり、この組み合
せは研磨材と接触する研磨面に使用される。このような
研磨グリット接着剤用の可能な材料は広い範囲の、当業
者が容易に入手できるような硬化性樹脂および研磨グリ
ットを包含する。
接着剤の第1の機能はグランドを下部の支持体またはシ
ートに接合することにある。一般に、研磨グリットを支
持体に結合するのに使用する接着剤は未硬化の状態で著
しく軟質で、即ち粘着性の高いものである。研磨グリッ
トは、樹脂またはその溶液が依然として極めて軟かい状
態にある時に塗布され、次いで硬化される。硬化即ち架
橋反応は該接着剤を非粘着性、ゴム状あるいは強固に接
着した硬化体に転化する。通常、架橋は加熱を通して実
施され、また特定の組の接着材については、紫外線照射
等の他の型のエネルギーを使用して実施することも可能
である。硬化は溶媒の蒸発と同様にあるいはその後に起
こる。溶媒を含まない接着剤も勿論公知である。
歴史的には、炭素−炭素=重結合を含み、かつ該二重結
合との遊離基反応によって架橋する接着剤が広く知られ
かつ実用化されていた。このような接着剤は乾性油およ
び油樹脂ワニスと呼ばれている。この油樹脂ワニスはア
ルキッドまたはエポキシエステルとして分類されている
。アルキッドは多価アルコールと不飽和炭素−炭素結合
を含む酸との反応によって作られる。エポキシエステル
は同じ型の酸とエポキシ樹脂との反応によって作られる
。これらワニスは酸素を含む複雑な遊離基反応機構によ
って架橋される。通常、マンガン、鉛または亜鉛などの
金属を含有する有機金属化合物が、酸化を助長し、促進
するために使われる。
ワニスに関するこれ以上の詳しい議論については1プリ
ンテイング インク マニュアル(PrintingI
nk ManualL F 、 A、アスキュ−(As
kew) !、W。
ヘソファー アンド サンズ社(W、Heffer &
 5onsLtd) 、ケンブリッジ、イングランド、
第2版。
1969を参照のこと。
エポキシ樹脂も場合により研磨グリット接着剤中に使用
することが可能である。多数のエポキシ樹脂用硬化剤が
使われる。酸または塩基はエポキシド環を開裂し、重合
もしくは架橋を開始する。
使われる硬化剤の種類は意図した樹脂の硬度、硬化に要
する時間並びに温度などに応じて変化する。
例えば、エポキシ樹脂に対して比較的大量に使用される
ポリアミド樹脂は著しく強靭な、可撓性の硬化接着剤を
与える。ここでポリマー鎖中にはポリアミドが挿入され
ている。
活性水素含有基(アミド、アルコール、酸など)を含有
する接着剤、例えば飽和ポリエステル、多くの型のラテ
ックスおよびセルロース誘導体などは、一般に尿素−ホ
ルムアルデヒドあるいはメラミン−ホルムアルデヒド縮
合生成物などのアミノプラストによって硬化される。こ
れらの硬化反応は通常酸によって促進される。
もう一つの広範に使用されている接着剤は、ポリウレタ
ンである。これらの一般にポリイソシアネートと、活性
水素部分を含む化合物とから作ることができる。この場
合、硬化はイソシアネートと活性水素含有基との反応を
介して起こる。水、カルボン酸および他の活性水素混在
物は副反応を起こし、ポリウレタンの硬化に影響を及ぼ
す。硬化されたポリウレタンは、イソシアネートおよび
活性水素含有化合物の性質に応じて、ゴム状物、強靭な
ものもしくは硬いものとなる。
フェノール系樹脂は、研磨製品を作製する際に広く利用
されている。これらの樹脂はフェノールとホルムアルデ
ヒドとの縮合により硬化して、硬質の三次元網状構造を
与える。
上記接着樹脂と共に使用する研磨グリットは酸化アルミ
ニウム、ガーネットおよび炭化珪素などの物質を包含す
る。勿論、多(の他の物質を使用することもでき、その
際粒度および物質の硬度が選択の際の主な考慮すべきフ
ァクターとなる。
裏シート10はラテックス処理したあるいは含浸した原
紙である。この祇自体は天然あるいは合成物質製であり
得る。天然紙の例はクラフト紙などのセルロース系物質
を含む。合成紙は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステルおよびナイロン、例えばタイベック(Tyv
ek@)スパンボンドポリオレフィン、タイバー(Ty
par@)スパンボンドポリプロピレンおよびリーメイ
 (Ree+++ay@)スパンボンドポリエステル(
デュポン社製);ルトラシル(Lutrasil@)ス
パンボンドポリプロピレンおよびルトラデュール(Lu
tradur@)スパンボンドポリエステル〔ルトラビ
ル社(LutravilCo )製〕 ;セレックス(
Cerex■)スパンボンドナイロン〔ジェームズ リ
バー社(Ja翔es RiverCorp、)製〕など
の種々の高分子材料で作ることができる。また、この紙
はセルロース系物質と合成物質との混合物、例えば重合
体ステープルファイバーで補強したセルロース紙などで
あってもよい。
ラテックス処理した裏シートを作るためには、坪量約1
41b/1300ft”の未処理原紙を、アクリル系ラ
テックス、ニトリル系ラテックス、スチレン−ブタジェ
ンゴム(S B R)またはニトリル−ブタジェンゴム
(NBR)などのラテックス含浸剤で処理する。原紙の
ラテックス含浸剤による処理は、通常含浸率15〜10
0部なる割合で実施される。
この含浸率は紙100部当たりの含浸剤固形分の割合(
部)として定義される。かくして、例えば坪!141b
/1300ft”およびラテックス含浸率100部をも
つ紙は処理後の坪量281b/1300ft”を有する
はずである。これら物質の選択並びにこれらのラテック
ス飽和基本材料の形成は当業界で公知である1例えば、
ジェイ、エフ、ウォータハウス(J、F、 Water
houseL  ”ポリマーの添加による紙の補強(P
aper Re1nforce+*ent by Po
lymerAddition)”〔パルプ&ペーパー:
ケミストリー&ケミカル テクノロジー(Pulp a
nd Paper :Chen+1stry and 
Chemical Technology)、ジエイ。
ビー、ケージ−(J、P、 Ca5ey) m、第■巻
、第3版、ウィリーインターサイエンス(Wiley 
−Interscience)刊、 N、Y、、 19
83. PP、2399−2427参照。これは本発明
の参考文献とする。また、上記原紙、坪量、ラテックス
および調製法の例示は単に例示の目的でのみ挙げたもの
であり、本発明の範囲並びに応用分野をここで例示した
組合せのみに制限することを意味するものではないこと
に注意すべきである。
ラテックス処理した裏シートを用いることの欠点は、こ
れらが多くの研磨グリット接着樹脂の酸、塩基および酸
素起源の硬化系に有害な化合物および/または化学官能
基を含んでいることにある。
酸含有硬化系を含む接着剤を、塩基含有ラテックス処方
物と接触させた場合には、該硬化系の酸または酸性特性
を該ラテックスの塩基が中和し、その結果部分的に、あ
るいは場合によっては完全に樹脂のしかるべき硬化能力
を阻害する。同様な阻害は、塩基性硬化樹脂を、酸含有
ラテックス処方物の存在下で硬化しようとする場合にも
生ずる。
多くのラテックス処理した裏シートは、酸化防止剤をも
含む。酸化防止剤がないと、ラテックスは急速に酸化さ
れ、粘着型に転化されるか、あるいは月危くなるが、こ
れらはいずれも好ましいことではない。このような酸化
防止剤は裏シートの表面に移動でき、あるいはそこに見
出され、ここで酸化を妨害し、かくしてアルキッド類お
よびエポキシエステル類の如き樹脂あるいは風乾ワニス
の硬化を妨害する。このような酸化防止剤の例は、立体
障碍性アミン化合物および立体障碍性フェノール化合物
を含む。この酸化防止剤のその他の例並びにこれ以上の
議論については、ビー、ビー。
ニコラス、ニー、エム、ルクセダー、エル、ニー。
ブルックスおよびビー、ニー、ハムス(P、 P。
N1cholas、^、 M、 Luxeder、 L
、 A、 Brooks and P。
^、 Il(30)mes)等の“酸化防止剤およびオ
ゾン亀裂防止剤(Antioxidants and 
Antiozonants)″ 〔力一り・オスマー 
エンサイクロペディア オブ ケミカル テクノロジー
(Kirk−Othmer Encyclopedia
of (:hemtcat Technology) 
*第3版、第3巻、ウィリーインターサイエンス刊、N
、 Y、 、 1978゜PP、128−148および
アール、オー、バビ・ノド(R,O,Babbitt)
、“酸化防止剤”、〔ザ バンダービルト ラバー ハ
ンドブック(TheVanderbilt Rubbe
r Handbook) ) 、R,T、バング−ビル
ト社(Vanderbilt Co、、 Inc、) 
、ノルウオーク(Norina lk)、CT、197
8.PP、344−346を参照のこと。これらを本発
明の参照文献とする。
他のラテックスは界面活性剤、例えば石けんを含んでお
り、この界面活性剤は酸あるいは塩基性官能基を含む可
能性がある。石けんおよび他の界面活性剤は、ラテック
ス処理した裏シートの表面に集まる傾向を有し、そこで
樹脂の接着および硬化の両者を妨害する。ラテックス処
理した裏シート中に存在する可能性のある更に別の添加
物は、シリカ、クレー、染料およびサイズ剤を含み、そ
のいずれかあるいはすべてが、研磨グリット接着剤の適
当な硬化並びに接着能に有害な影響を及ぼす可能性があ
る。
このようなラテックス処理した裏シートを作る場合、ラ
テックス含浸剤はサイズプレス中で塗布され、次いで乾
燥される。このような製法は周知である。例えば、ヘッ
トマン(Hech tman)等の米国特許第3.02
6,241号参照。これも本発明の参考文献とする。ラ
テックス含浸裏材料を作製した後、場合によりコロナ放
電処理、即ちその表面をコロナ放電に暴露することがで
きる。このコロナ処理は、後に中性バリヤ層を設ける裏
シートの面について行う。この処理は、ラテックス処理
した裏シートの表面自由エネルギーを増大させ、その結
果該裏シートの中性バリヤ材料層による均一被覆性を向
上させるものと仮定されている。また、コロナ処理の結
果として、ラテックス処理した裏シートの表面に反応性
サイトが形成され、これによって中性バリヤ材料層との
接着が促進されるものと信じられている。コロナ処理量
は約2〜約15ワツト/ft”/l1lin 、好まし
くは2〜5ワット/ft27m1nの範囲内である。コ
ロナ処理の利用に関するこれ以上の詳しい議論は、J、
F、カーレイ(Carley)およびP、T、キッツェ
(Kitze)の“ポリエチレンフィルムのコロナ放電
処理(Corona−DichargeTreatme
nt of Po1yethylene Filn+s
)、■:実験的研究および物理的効果(Esperim
ental Wosh andPhysico Eff
ects )  ″、ポリマー アンド エンジニアリ
ング サイエンス(Polymer and Engi
nearingScience)、1978.1B (
4) 、326−334および同“ポリエチレンフィル
ムのコロナ放電処理、■:化学的研究(Chemica
l 5tudies)”、(ibid)、1980.2
0 (5) 、330−338およびJ、A、コツマン
(Coffman)  &W、R,ブラウン(Brow
ne)、コロナ ケミストリー(Colona Cho
mistry)″、サイエンスティフィック アメリカ
ン(Scientific^merican) 、19
65.212(6)、pp90参照。これらも本発明の
参考文献とする。
また、ラテックス含浸裏シートはまずプライマーで処理
し、次いで上記のコロナ処理に付してもよい。プライマ
ーは、裏シート表面に極性あるいは化学的0反応性の基
を与えて、その上に既に存在する基を増大させる目的で
使用される、極めて官能性の高い物質である。プライマ
ーの使用により、ラテックス処理した裏シートと、中性
バリヤコートとの相客性並びに接着性が改良されるとい
う利点がある。かかるプライマーの例としては、ポリ 
(塩化ビニリデン)、ウレタンおよびエチレン−アクリ
レート酸コポリマーを挙げることができる。ウレタンプ
ライマーはモートン−チオコール社(Morton−T
hiokol 、、 Inc、)からアトコート(八d
cote■)503H、アトコート76FS93および
ラマル(L(30)al■)408−40などとして入
手できる。ポリ (塩化ビニリデン)プライマーハ同様
にモートン−チオコール社からセルフエン(Serfe
ne Q!’ )2015などとして入手でき、さらに
エチレン−アクリル酸コポリマーはダウケミカルU S
 A (DOGIChemical USA)からプリ
マコール(Primacor■)4990として入手で
きる。特に低コストかつ高効率の点で好ましいプライマ
ーはポリエチレンイミン、例えばマイカ社(Mica 
Corp、)から入手できるマイカ(Mica■)D−
222−3およびA−131−Xiミシガンのコルドバ
ケミカル社(Cordova Chemical Co
、)から入手できるコルカット(Corcat■)P−
600およびモートン−チオコール社から入手できるア
トコート(Adcota@ )  1544−Hなどで
ある。
良好なブライマ一ついては、裏シートに、約0.000
4〜0.25 l b/1300ft” 、好ましちハ
0.004〜0.0251b/1300ft”という低
い塗布量で適用できる。プライマーの適用は、例えばブ
レードコーター、ロントコ−ターあるいはグラビアコー
ターなどを使用する任意の受容し得る方法で実施できる
プライマーの用法に関るより詳しい議論についてはR2
H,クラム(Cr(30)m)の“押出しコーティング
(Extrusion Coating) ” (バル
ブ&ペーパー:ケミストリー&ケミカルテクノロジー(
Pulp andPoper  : Chemistr
y and Chemical Technology
)、J、P、ケージ−(Casey) m、1983、
IV−1第3版pp2501−2.532、ウィリーイ
ンターサイエンスN、Y、を参照のこと。これは本発明
の参考文献とする。
上記の如く、中性バリヤ材料層は研磨グリット接着剤樹
脂のトップコートを、ラテックス処理した裏シートある
いは任意の他の被覆N(バリヤ層を設けないとトップコ
ートと接触してその硬化を妨害する恐れのあるN)中に
見出される硬化阻害物質から分離するために使用される
。概して、この中性バリヤコートは、これに意図した所
定の機能を果たさせようとする場合には種々の特性をも
たなければならない。このバリヤ材料の第1の特性は、
樹脂トップコートの硬化過程を妨害するようなどんな物
質をも含んでいてはならないことである。かくして、バ
リヤ材料が酸、塩基または酸素硬化剤系に対して使用さ
れる場合、このバリヤ材料自体は任意の酸阻害剤即ち塩
基性物質;塩基阻害剤即ち酸性物質あるいは酸化防止剤
を含むことはできない。
このバリヤコートが有効であるためには、使用中の研磨
シート材の曲げに適合するように可撓性でなければなら
ない。一旦適用された後は、該バリヤー材料はラテック
ス処理された裏シートの表面を完全に覆い、裏シートと
トップコートとの間の接触並びにこれらの間の成分の移
動を防止しなければならない。従って、中性バリヤ材料
層は“祇の空気抵抗”に対するタッピ標準規格(TAP
PIOfficial 5tandard)T −46
0OS −75に規定されているように1000秒/1
00cc空気を越えるガーレイ空気抵抗を有することが
好ましい。
この比較的低い通気性を達成するために、バリヤ層は少
なくとも約8.000760m (0,0003インチ
)の厚さをもたなければならない。この厚さは約2ff
ib/L3QOft”に等しい。この厚さに関する制限
以下であると、阻害性物質がトップコートの接触を生じ
る傾向を示し。かつ硬化過程を妨害する恐れがある。
ラテックス処理した裏シート上にバリヤ層を形成するこ
とは、該裏シートと該バリヤ層を構成する物質両者に相
容性の任意の方法で実施できる。
その一つの方法はホットメルト塗布法である。このバリ
ヤ層の好ましい適用法は押出しコーティング法であり、
そこではバリヤコート材料のホットメルトフィルムがラ
テックス処理した裏シートと接し、次いでこれらを一緒
にニップローラを用いて加圧する。押出し被覆に関する
これ以上の詳しい情報については前に引用したR、)1
.クラムの“押出しコーティングを参照できる。
中性バリヤ層のもう一つの形成法は同時押出し法である
。R,)!、クラムは彼の上記文献において、この同時
押出し技術についても教示している。この同時押出し法
によれば、下層成分をもつ多層被覆が単一の被覆ステー
ションにおいて、2もしくはそれ以上の押出器からのポ
リマー流を組合せることにより得ることができる。ここ
で樹脂混合は生じない。代りに、別々の下層成分が形成
され、これらは相互に密に接している。この方法を用い
ることによって、バリヤ被覆中に中性でない下層成分を
組込むことが可能となる。尚、ここで中性でない樹脂は
バリヤ被覆の頂部から完全に分離されていなければなら
ない。この中性でない下層成分樹脂は、バリヤ被覆の頂
部に移動でき、酸阻害、塩基阻害または酸化硬化系含有
研摩グリット接着剤トップコートの硬化を妨害する阻害
性添加物として寄与してはならない。例えば、同時押出
しによりエチレン−アクリル酸コポリマーあるいはイオ
ノマー樹脂の下層を含有せしめて、バリヤ被覆の、ラテ
ックス処理した裏シートに対する接着性を改良すること
が望ましい場合がある。これら樹脂の各々は酸性官能基
を含んでいるので、全体としてのバリヤ被覆は、その最
上層を中性表面とし、酸阻害、塩基阻害および酸化硬化
系含有研磨グリット接着剤を硬化し得るように設計する
必要がある。更に、同時押出しによるバリヤ被覆の全体
としての設計は、ラテックス処理裏シートと研磨グリッ
ト接着剤トップコートとの間の接触並びにこれらの間で
の成分の移動が防止し得るものでなければならない。
バリヤ層をラテックス処理した裏シートに結合した後、
この積層体を、必要に応じて加熱処理して、これら2つ
の眉間の接触を更に確実にすることもできる。この加熱
処理は90℃〜150°Cの温度にて行うことが好まし
い。この温度範囲の上限において、処理時間は15秒程
度であり、−労咳温度範囲の下限においてこの加熱処理
は15分程度行うことができる。処理時間の長さはバリ
ヤ層の組成にも依存して変わる。
積層支持体の熱処理に加えて、中性バリヤ層の表面を、
必要に応じてコロナ処理して、表面自由エネルギーを増
大させ、バリヤ層の表面での研磨グリット接着樹脂のト
ップコートの漏れ性を改善することもできる。この中性
バリヤ層の処理のためには、上記コロナ処理は約4ワツ
ト/ft2/minにて、・該中性バリヤ層がASTM
標準規格0257B−67(1979年に再確認)“ウ
エッティングテンション オブ ポリエチレン アンド
 ポリプロピレン フィルム(Wettinq Ten
5ion ofPolyethylene and P
o1ypropylene Films)”(以下本発
明の参考文献とする)により湿潤張力40〜50ダイン
/cmをもつように処理することが好ましい。
以下に記載するテストにより、中性バリヤ層として機能
することがわかった物質は低密度ポリエチレン、直鎖低
密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル(E V A
)コポリマーおよびエチレン−メチルアクリレート(E
MA)コポリマー樹脂を包含する。これらすべての樹脂
はラテックス含浸処理した裏シート物質と良好に接着し
、かつ酸阻害、塩基阻害または酸化硬化系を含む研磨グ
リット接着樹脂に良好に接着し得るものと特徴付けされ
た。同様に重要なことは、これらバリヤ材料は中性であ
ることである。なんトなければ、これらはトップコート
の適当な硬化性を阻害するあらゆる酸性または塩基性官
能基、酸化防止剤、界面活性剤あるいは他の添加剤を含
まないものであるからである。更に、これらの材料は、
裏シートからバリヤ層の表面に、あらゆる阻害性薬剤が
移動することを防止するように機能するという観点から
バリヤである。この阻害性薬剤は該バリヤ層の表面で研
磨グリット接着剤の硬化過程を阻害する恐れのあるもの
である。最後に、これらの樹脂はいずれも可撓性であり
、0.910〜0.950g/a+1の範囲の密度を有
し、0.0004インチあるいはそれ以上の厚さをもつ
層として適用した場合に、1000秒/100cc空気
を越えるガーレイ空気抵抗を有している。
上記例示の中性バリヤ材料のすべては、多数の供給源か
ら容易に入手できるものである。低密度ポリエチレンの
例はノルケム社(Norchern Co、)により入
手できるノルケム(Norchem (! ) P E
  1013およびPE−1014;ダウケミカルU 
S A (DowChemical USA)から入手
可能なダウ(Dow■)PE−722、PE−4005
およびPE−4012;デュポン社(Dupon t)
から入手できるアラソン(Alathon■)1540
.1570および1645などであり、直鎖低密度ポリ
エチレンはダウケミカルUSA社からダウレッグス(D
owlex■) 3010として入手でき、更にエチレ
ン−酢酸ビニル(EVA)コポリマーはデュポン社のエ
ルパックス(H1vax■)PE−3046−3,31
80,3185および3152.ノルケム社から手には
いるメルセン(Me 1 thene■)5001およ
びノルケム社(Norctem■)3010.3050
、EV^3060、EVA3070およびEMA308
0を含み、エチレン−メチルアクリレート(EMA)コ
ポリマー樹脂はシェブロン社(Cevron)からPE
−2205、PE−2207およびPE−2255とし
て入手できる。勿論これらの混合物(または配合物)並
びに他の相容性の樹脂との配合物も本発明の範囲内には
いる。
最後に、任意的な態様として、支持体10は、研磨グリ
ット接着剤層12の反対側の、支持体表面に滑り防止材
料層17を設けることも可能である。この滑り防止材料
層は、一般にはシリカなどの緩和な研磨用充填剤粒子を
含むラテックスバインダを含有する被覆として適用され
る。この層は研磨材形成中の任意の段階で設けることが
でき、唯一の制限はこのものの適用が研磨グリット接着
トップコートの硬化を妨害しないこと、即ちその性能に
悪影響を及ぼさないことである。
〔実施例〕
以下の例は本発明の種々の態様を例示するものである。
様々なラテックス処理した裏シートとバリヤ層との組合
せからなる支持体サンプルを調製した。次いで、これら
の支持体サンプルにつき、数種の酸阻害硬化系、塩基阻
害硬化系および酸化硬化系の接着性トップコートに対し
てテストした。
また、いくつかのサンプルをプライマー塗布、コロナ処
理および/または熱処理し、これら処理の製品性能に与
える影響を調べた。結局、全体として19サンプルにつ
きテストした。これらテストの結果は以下の第■表〜第
V表に示している。
第一1−犬: サンプルklシート阻   バリヤコート樹脂0   
    バリエナレンー飾醒ビニルコポリマー 叉片生組底 0.45       PE1     4     
 −      −0.55           P
E  夏         4         − 
        −0.55       PEI  
    4      −      −0.50  
     PET      3      −   
   −Q、5Q       PEI      3
      −      −0.50       
PEI      3      −      −0
.60        な  し      3   
    −       −〇、55       P
EI      4            40.6
5      PEI     ナシ    −40,
50PEI     ナシ  105℃/30秒  4
o、so’     す シ    ナシ  105℃
/30秒  4第−土一表 サンプル11hmシート阻   バリヤコート樹脂−ノ
マリ0サンプル1〜14は押出しコーティングにより作
成し、一方すンフ塗布した。サンプル15〜19はプラ
イマーをもたず、また前もし“社ンプル1−14のバリ
ヤコートの厚さは、サンプルの作成中に1厚さを計算す
ることにより算出した。サンプル15〜19のパリt(
′IIEき) 0.55       PEI      4    
        40.50      PEI   
  3            40.60     
   す  シ      34−         
す  シ             105℃/3分 
  −一         す  シ        
    105℃/3分   −−す  シ     
 −105℃/   3分°ル15〜19はラテックス
または水分散液から得、メイヤーロ・ノドで、(は後コ
ロナ処理されていない。
−られたMiif1フィルムを坪量し、次いで該樹脂の
密度から該フィルムのコートは塗布量2.5〜s xb
、’t s o ortz ニーc4布した。
(酸化)性樹脂と共に使用した支持体につき総めたもの
である。2種のラテックス処理した裏シートをテストの
ために作成し、夫々裏シート#lおよび裏シート#2と
した。これら恵シート#1および#2は同一の原紙を用
いて作成した。この原紙はわずかに改質し、添加物を含
まないクラフト紙であった。このクラフト紙の坪量は1
1!b/1300ft”であり、厚さは5.5ミルであ
り、かつガーレイ空気抵抗は紙8枚についての平均で約
6秒/100cc空気であった。
ラテックス処理した裏シートを作成するのに使用した含
浸液は市販のフラッデッドニップローラーサイズプレス
を用いて塗布した。この装置は例えばザ ブラック ク
ラウソン社(The BlackClawson Co
mpany)およびザ ペロイト社(TheBeloi
t Company)などを含めた多数の供給源から入
手できる。裏シート性1用の含浸剤は、約33重量%の
アクリロニトリルを含むニトリル−ブタジェンゴム(N
BR)ラテックスであった。また、このNBRラテック
スは乾燥ラテックス100部当たり、褐色顔料8部、脂
肪酸石けん5部および4部の水溶性フェノール系樹脂を
含むものとして配合された。この含浸剤の含浸率は紙1
00部につき乾燥含浸剤30部であった。NBRラテッ
クスを選択した。というのは、このものが研磨シート支
持体に要求される機械特性および耐久性を与えるからで
ある。また、NBRラテックスは、このものが酸硬化樹
脂を妨害する脂肪酸石けん(塩基性界面活性剤物質)を
含んでいるという理由から選択された。更に、市販され
ているようなNBRラテックスは数種の酸化防止剤を含
有しており、そのすべてが風乾(酸化)性樹脂の硬化を
妨害する。このラテックスで処理した後、裏シート#1
は紙8枚の平均でガーレイ空気抵抗値12秒/100c
c空気をもっていた。
裏シート#2は裏シート#1と同一の原紙を用いて作成
した。含浸剤は、乾燥ラテックス100部当たり更に3
0部(乾燥状態で)のクレーを含む以外は裏シート#1
作成の際に用いたものと同じであった。ここで含浸剤の
含浸率は祇100部当たり乾燥含浸剤38部であった。
この含浸剤は、このものがクレーを含み、このクレーが
わずかに酸性で、結果として塩基硬化型樹脂の硬化を妨
害するであろうという理由で選択された。このラテック
スで処理した後、裏シート#2は祇8枚の平均で15秒
/100cc空気なるガーレイ空気抵抗を示した。上記
の如く、これら2種のラテックス処理した裏シートは後
の劣化を防止するために酸化防止剤を含んでいた。
全体で15のバリヤコートを、積層体形成の際に使用し
た。サンプル1〜14のバリヤコートはラテックス処理
裏シートに、押出しコーティング法で適用した。一方、
サンプル15〜19のバリヤコートはメイヤーロッドで
ラテックス処理した裏シニトに通用した。サンプル1〜
8および12〜14のラテックス処理した裏シートは、
各バリヤコートの適用前に3〜4 W/f t”/mi
nにてコロナ放電処理にかけた。一方サンプル1〜6.
8〜10.12および13のラテックス処理裏シートは
、まずポリエチレンイミンで下塗り(塗布量0.015
Itb/1300ft2) L、、次いで3〜4 W/
ft2/min。
にてコロナ放電処理した。すべてのバリヤコートは塗布
量2.5〜55b/1300ft”にて塗布した。
これは少なくとも0.4ミル即ち約0.001 cm(
0,0004インチ)というバリヤコート厚さの最小値
に対応する。サンプル8〜14のバリヤコートの適用後
は、4 W/ft”/min、にてコロナ処理し、該バ
リヤ表面の湿潤張力を約40〜50ダイン/国に言周節
した。また、サンプル10および11は105℃にて3
0秒間熱処理した。これはバリヤコートを適用後、かつ
バリヤ表面の湿潤張力の調節のためのコロナ処理前に行
った。
裏シート/バリヤコート複合体の形成後、感酸性樹脂、
感塩基性樹脂または感酸化防止剤性樹脂(即ち自然乾燥
ワニス)などの研磨グリット接着樹脂と共にテストした
。この感酸性樹脂は酸性官能基に敏感なイソシアネート
化合物および塩基性触媒を含んでいた。このイソシアネ
ートは塩基性触媒と反応して、硬化の際にイソシアヌレ
ート樹脂を形成した。感塩基性樹脂は塩基によって分解
される酸触媒を含んでいた(例えばメラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂と酸)。感酸化防止剤性樹脂は典型的な自
然乾燥型ワニスの一つであり、これは酸素によって加橋
、即ち硬化する。このような自然乾燥ワニスはエポキシ
化アマニ油および金属乾燥剤、例えばマンガンおよび亜
鉛化合物(これらは研磨グリットペーパーの製造におい
て広く知られかつ利用されている)を含んでいる。更に
、すべての接着性樹脂はキシレンに溶解され、その際の
固形分含量は約30%までである。テストのために、接
着樹脂を研磨グリットなしに支持体に適用した。これは
、グリット自体は不活性であり、そのため研磨シートの
他の材料と非反応性であるからである。悪酔性および感
塩基性樹脂は130“Cにて2分間硬化した。一方、自
然乾燥(悪酔化防止剤)型樹脂は100℃にて6時間硬
化した。
サンプルを硬化した後、空冷し、次いで即座に主観的指
触テストを用いて粘着性をチェックし、硬化度およびそ
の特性を調べた。結果を第■表に掲載した。粘着性の研
磨グリット接着コーティングは“低い(poot)”等
級を示した。この低い等級は、バリヤコート内あるいは
その上に存在する阻害性物質の妨害のために、適当に樹
脂が硬化しなかったことを示している。このことは、順
に(a)特定のバリヤコートが中性ではなく、(b)中
性ではない添加物を含有しており、あるいは(C)ラテ
ックス処理された裏シートからバリヤ層の頂部面への阻
害性物質の移動に対応するバリヤとはなっていないこと
を意味する。従って、このようなバリヤコート材料は本
発明の範囲にははいらない。なぜならば、これは研磨グ
リット接着樹脂の上記3種のうちの少なくとも1種に対
し非相溶性であったからである。指触テストの際に粘着
性でなかった研磨グリット接着樹脂は“良好(good
)”な等級を示す。特定のバリヤコートが三種のすべて
の膀着樹脂につき“良好”な等級を与える場合には、こ
のものは中性バリヤコートであると評価される。
第■表 バリヤ塗布したラテックス処理支持体の硬化テスト結果
サンプル隘 悪酔性樹脂 感塩基性樹脂 自然乾燥ワニ
ス1    低      良好 2    良好     良好 3    良好     良好 4    低      良好 5    低      良好 6    良好     良好 7    良好     良好 8    良好     良好     良好9   
 良好     良好     良好10     良
好     良好     良好11    良好  
   良好     良好12    良好     
良好     良好13    良好     良好 
    良好14    良好     良好    
 良好15    良好     低 16    低      良好 17    低      良好 18     低        低 19    低      良好 第■表の硬化の結果につき、三種のすべての研磨グリッ
ト接着剤樹脂に関して“良好”な結果を与えるバリヤコ
ートは、一体となってコート材料が中性バリヤであるこ
とを規定する4つの性質を存していた。まず、コート材
料自体は、接着剤樹脂の硬化を妨害するような酸性もし
くは塩基性官能基をポリマー分子中に含まないという観
点から中性であった。第2にコート材料は接着樹脂トッ
プコートの硬化を妨害する酸化防止剤を全く含まなかっ
た。第3に、このコート材料は、接着剤トップコートの
接着並びに硬化を妨害する恐れのある酸もしくは塩基性
官能基を有するような界面活性剤あるいは他の添加物を
含まなかった。第4に、このコート材料はバリヤとして
機能し、同様な阻害性物質の、裏シートからバリヤコー
ト表面への移動を防止した。コート材がバリヤとして機
能しない場合には、該バリヤコート表面で接着用トップ
コートと阻害性物質とが接触するとになる。
例えばエチレン−アクリル酸樹脂のように樹脂自体にあ
るいはNBR−PVCブレンドなどの界面活性剤系に酸
性または塩基性官能基を含有するこれらのバリヤコート
は、感酸または惑塩基接着剤の一方もしくは両者につき
使用できなかった。
結局、このようなバリヤコートは中性ではなく、即ち以
下のような意味から万能ではなかった。即ち、これらは
研磨グリット接着樹脂の三種のすべての型と相容性であ
るような支持体即ちバリヤ塗布し、かつラテックス処理
した支持体を作成するのに使用できないという観点から
万能ではない。
不適当な樹脂系はサンプル1.4.5.15.16.1
7.18および19からの樹脂を包含する。
中性バリヤとして機能する被覆材料は中性、即ち酸また
は塩基性官能基を含まず、かつ表面に移動し、バリヤコ
ートの不活性特性を害する恐れのある酸化防止剤、界面
活性剤もしくは他の添加剤を含まないような物質であっ
た。これらはまたバリヤとして機能し、その結果あらゆ
る阻害性物質が裏シートから、中性バリヤコートと研磨
グリット接着トップコートとの界面に移動するのを阻止
する物質でもある。更に、これらバリヤの不活性特性は
、研磨グリット接着樹脂のトップコートを適用する前に
行われる、バリヤ適用後の加熱および/またはコロナ放
電処理によっても同等影響を受けなかった。このような
諸特性を備えた第■表中のバリヤコートはサンプル2.
3および6〜14であり、ポリエチレン、エチレン−酢
酸ビニル樹脂およびエチレン−メチルアクリレート樹脂
を含み、これらすべては樹脂硬化系を阻害するがもじれ
ない添加物、界面活性剤あるいは移動性物質を含まない
。従って、これら樹脂は上記の如き所定の諸特性をもち
、結果として中性バリヤ材料と評価された。
研磨グリット接着樹脂を受容するための不活性、即ち中
性表面を与えなければならないことに加えて、バリヤー
を塗布した支持体は接着樹脂/溶媒溶液に対し良好な塗
布性を持たなければならない。バリヤ塗布支持体は、ま
た湿式研磨用途に使うためには、しかも長期間水中に浸
漬した後にも良好な接着剤トップコートの接着性を保持
するためには、耐水性でなければならない。そこで、中
性であることが証明された第■表のサンプルにつきこれ
らの特性のテストを行った。結果を第■表、第■表およ
び第7表に示す。
第m 中性バリヤコートを有する 2    良好    低       良3    
良好    低       良6    良好   
 低       良7    良好    低   
    良8    良好   許容限界     良
9    良好    良好      良10   
 良好    良好      良11    良好 
   良好      良12    良好   許容
限界     良13    良好    〃    
   良14    良好    低       裏
表 サンプルの被覆受容性 好         良好        良好好  
       良好        〃好      
   良好        〃好          
  低            〃好        
 良好        〃好            
低            〃好          
  低             〃好       
  良好        〃好         良好
        〃好         良好    
    〃好         良好        
・第■ 24時間水中に浸漬した後における、中2    良好
     並      良好3    良好    
 低      〃6    良好     低   
   〃7    良好     低      〃8
    良好     並 9    良好     良好 IO良好     良好     良好11    良
好     良好     良好12    良好  
   良好 13    良好     低 14    良好     低 性バリヤ塗布サンプルの接着テスト 良好       許容限界 並         良好 並            〃 良好        低 〃         良好 中性バリヤ被覆サ サンプル磁 悪酔性樹脂 感塩基樹脂 エポキシワニス 2    並     良好      良13   
   〃        〃           〃
6    良好    〃       〃7    
 並       〃          〃9   
 良好    〜       〃10     ” 
     /’        //11     N
      //        //13     
//      //        /F14   
  並       〃          〃V表 ンブルの水に対する感度 子         良好        良好並  
          〃 良好        〃 〃                        
   〃〃                    
       〃〃                
             〃第■表は、種々の型の研
磨グリット接着樹脂がいかに容易に、選ばれた中性バリ
ヤ被覆サンプル上に展開し、かつ被覆するかを調べるた
めのテスト結果を示すものである。第■表で用いた3種
の接着樹脂の他に、ポリアミド型の硬化樹脂〔ヘンケル
社(Henkel Corp、)のパーサミド(Ver
s(30)ide■)〕を含むエポキシ樹脂およびフェ
ノール系樹脂についてもテストした。これら2種の樹脂
を他の樹脂と同様に指定の支持体に適用し、次いで10
0℃にて6時間硬化した。これらの型の接着樹脂は、酸
、塩基あるいは酸化防止剤に特別に敏感であるわけでは
ないが、これらはそれ自体研磨グリット接着剤として工
業的に広く利用されている。従って、真に中性のバリヤ
被覆を施こした、ラテックス処理した支持体は、これら
の型のトップコートに対する良好な硬化性および接着性
をもたらすはずである。
展開並びに塗布性能は肉眼観察により第■表に等綴付け
した。“良好(good)″なる等級は、特定の中性バ
リヤコートが、指定された研磨グリット接着樹脂を平滑
なかつ均一な膜とし得ることを意味する。等級“許容限
界(marginal)”とは、バリヤコート上での樹
脂の拡りが小さな局在化領域を与えるが、該領域におい
てバリヤ表面には樹脂が存在しないことを意味する。等
級“低(poor)”とは、接着剤のない表面領域がバ
リヤコート面上に多量に存在することを意味する。第■
表から明らかな如く、“良好”なる等級が55の使用例
において支配的である。また、サンプル2と13および
サンプル3と12とを比較すると、コロナ放電処理の利
用により、中性バリヤコート上での惑塩基性樹脂の塗布
性が改善されることが示される。
中性バリヤコートを施こしたラテックス処理支持体の接
着並びに水に対する感度に関するテスト結果が第■表お
よび第7表に示されている。硬化されたサンプルの各々
は水中に24時間浸漬された。このテストはサプルをし
わくちゃにまるめ、次いで接着樹脂製トップコートの白
化、粘着性、剥離などにつき検査することを含んでいた
。トップコートの剥離は、トップコートとバリヤコート
との間に不十分な接着があったことを示すものである。
“良好”なる等級を与えたサンプルでは殆どあるいはま
った(剥離を示さず、一方“許容限界”および“低”等
級では夫々中程度〜過剰の剥離が生じた。結果は第■表
に示しである。
第7表をみると、水浸漬サンプルの乳状外観(白化)あ
るいは粘着性感触は、水による塗膜の膨潤並びに手触り
および外観の変化をきたす軟化のために該サンプルが低
い耐水性を有することを示している。乳状あるいは粘着
性を殆んどもしくは全く示さないサンプルには“良好”
なる等級が与えられる。他方、中程度にあるいは明らか
にこれら特性を示すサンプルには、夫々“並”あるいは
“低”なる等級を与えた。
第■表および第7表に示した結果から、中性バリヤコー
トのいずれについても低耐水性即ち低い感水性の例はみ
られないことがわかる。更に、低い湿潤接着性は、コロ
ナ処理を施こさなかったわずかな例においてのみみられ
た。コロナ処理し、バリヤ被覆した支持体はすべて感水
性の点では“良好”なる等級を達成する。かくして、中
性バリヤコートは、これらが中性バリヤ層を得るのに必
要な機能を満足した後には、トップコートと裏シートと
の間に必要な接着力をもたらすことは明白である。
上記データが示すように、上で規定した中性バリヤー材
料の層をもつ、ラテックス処理した裏シートは研磨グリ
ット接着樹脂と相容性である。尚、該樹脂は酸または塩
基性官能基、酸化防止剤、界面活性剤および他の添加物
によって阻害される。
更に、本発明による中性バリヤ材料は上記の特定の材料
に同等制限するものではない。逆に、本発明は中性であ
りかつ物質の移動に対する)<リヤとしても機能するす
べての物質を包含するものと理解すべきである。ここで
上記移動物質はトップコートと接触し、その硬化を妨害
もしくは阻害する恐れのあるものである。即ち、例えば
ポリプロピレン中密度ポリエチレン、直鎖中密度ポリエ
チレン、高密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、アクリル系樹脂およびポリウレタン樹脂なども本
発明における中性バリヤ材料に含まれる。
本発明によって示されたように、バリヤ被覆を施した支
持体を用いることにより、特定のかつ一般に使用されて
いるラテックス処理した裏シートが酸、塩基または酸素
依存型硬化系を含む接着樹脂と相容性であるか否かを確
認するのに以前必要とされた多数の技術並びに試行錯誤
式の努力の多くが排除できることとなった。また、本発
明を上記の如き特定の態様に関連して記載してきたが、
上記開示の結果として、前記特許請求の範囲に示した発
明の範囲並びに精神を逸脱することなく、多数の変更、
改良が可能であると理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による支持体と、研磨グリット接着剤
のトップコートとを含む研磨シート材料の斜視図であり
、 第2図は第1図に示された研摩シート材料の側面図であ
り、 第3図は第1図よび第2図に示した、本発明による支持
体の側面図であ、 第4図は本発明による支持体の下側に付着された滑り防
止材料層を有する研磨シート物質の側面図であり、 第5図は支持体内に配置されたプライマー層をもつ、第
1図の研磨シート材料の斜視図であり、第6図は支持体
内に設けられただプライマー層をもつ、第2図の研磨シ
ート材料の側面図であり、第7図は支持体内に設けられ
たプライマー層をもつ、第3図に示された支持体の側面
図であり、および 第8図は支持体内に設けられたプライマー層を有する第
4図に示した研磨シート材料の側面図である。 (主な参照番号) 10−支持体、 12・−トップコート、 14−・裏シート、 15−プライマー層、 16−−−−−中性バリヤ材料層、 17−・−滑り防止材料層、 18−・−接着樹脂、 20・−グリット材料。 FIG、1 FIG、2          FIG、3FIG、4

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬化系
    からなる群から選ばれる硬化系を含む研磨グリット接着
    性トップコートを支持するための支持体であって、 ラテックス処理した裏シートと、該裏シート上に配置さ
    れた中性バリヤ材料層とを含み、該中性バリヤ材料は上
    記トップコートを該裏シートに接着し、しかも該裏シー
    トとトップコートとを分離して、該裏シートおよび上記
    中性バリヤ材料により何等妨害されることなく、該トッ
    プコートを硬化することを可能としていることを特徴と
    する上記支持体。
  2. (2)上記中性バリヤ材料が低密度ポリエチレン、直鎖
    低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー
    およびエチレン−メチルアクリレートコポリマーからな
    る群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の支持体。
  3. (3)上記裏シートが約0.0041b/1300ft
    ^2〜約0.251b/1300ft^2の範囲の塗布
    量のプライマーで処理されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の支持体。
  4. (4)上記プライマーがウレタン、ポリ(塩化ビニリデ
    ン)、エチレン−アクリル酸コポリマーおよびポリエチ
    レンイミンからなる群から選ばれることを特徴とする特
    許請求の範囲第(3)項記載の支持体。
  5. (5)上記プライマーがポリエチレンイミンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の支持体。
  6. (6)上記裏シートがコロナ放電処理されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の支持体。
  7. (7)上記裏シートがコロナ放電処理されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の支持体。
  8. (8)上記裏シートがコロナ放電処理されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の支持体。
  9. (9)上記裏シートがコロナ放電処理されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の支持体。
  10. (10)上記裏シートがコロナ放電処理されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の支持体。
  11. (11)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    支持体。
  12. (12)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載の
    支持体。
  13. (13)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の
    支持体。
  14. (14)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載の
    支持体。
  15. (15)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の
    支持体。
  16. (16)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載の
    支持体。
  17. (17)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載の
    支持体。
  18. (18)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(8)項記載の
    支持体。
  19. (19)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(9)項記載の
    支持体。
  20. (20)上記中性バリヤ材料層がコロナ放電処理されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(10)項記載
    の支持体。
  21. (21)酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬化
    系からなる群から選ばれる硬化系を含む研磨グリット接
    着性トップコートを支持するための支持体であって、 ラテックス処理した裏シート、但し該裏シートはポリエ
    チレンイミンプライマーで下塗りされており、かつコロ
    ナ放電処理されている、および 該裏シート上に配置された中性バリヤ材料層を含み、上
    記中性バリヤ材料が低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポ
    リエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマーおよびエ
    チレン−メチルアクリレートコポリマーからなる群から
    選ばれ、該中性バリヤ材料は上記トップコートを該裏シ
    ートに接着し、しかも該裏シートとトップコートとを完
    全に分離して、該裏シートおよび上記中性バリヤ材料に
    より何等妨害されることなく、該トップコートを硬化す
    ることを可能とし、更に該中性バリヤ材料はコロナ放電
    処理されていて、該中性バリヤ材料層にたいする該トッ
    プコートの濡れ性並びに接着性が改善されていることを
    特徴とする上記支持体。
  22. (22)更に、滑り防止材料層を、上記中性バリヤ材料
    層に対向する、上記ラテックス処理した裏シートの表面
    上に含むことを特徴とする特許請求の範囲第(21)項
    記載の支持体。
  23. (23)更に、滑り防止材料層を、上記中性バリヤ材料
    層に対向する、上記ラテックス処理した裏シートの表面
    に含むことを特徴とする特許請求の範囲第(1)、(2
    )、(6)、(7)、(11)、(12)、(16)、
    または(17)項記載の支持体。
  24. (24)更に、滑り防止材料層を、上記中性バリヤ材料
    層と対向する、上記ラテックス処理した裏シート表面上
    に含むことを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載
    の支持体。
  25. (25)酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬化
    系からなる群から選ばれる硬化系を含む研磨グリット接
    着トップコートを支持する支持体の製法であって、以下
    の工程: (a)ラテックス処理した裏シートに中性バリヤ材料層
    を塗布して、上記研磨グリット接着剤を上記ラテックス
    処理した裏シートから保護しかつ分離する工程、および (b)該被覆裏シートをコロナ放電処理に付して、該研
    磨グリット接着剤の上記中性バリヤ材料層に対する濡れ
    性並びに接着性を高める工程、を含むことを特徴とする
    上記支持体の製造方法。
  26. (26)上記中性バリヤ材料が低密度ポリエチレン、直
    鎖低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマ
    ーおよびエチレン−メチルアクリレートコポリマーから
    なる群から選ばれることを特徴とする特許請求の範囲第
    (25)項記載の方法。
  27. (27)上記ラテックス処理した裏シートを、上記塗布
    工程に掛ける前にまずコロナ放電処理を施す工程を更に
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第(25)項また
    は(26)項記載の方法。
  28. (28)上記ラテックス処理した裏シートを、約0.0
    041b/1300ft^2〜約0.251b/130
    0ft^2の範囲内の塗布量のプライマーで下塗りする
    工程を更に含むことを特徴とする特許請求の範囲第(2
    5)項または第(26)項記載の方法。
  29. (29)上記プライマーがウレタン、ポリ(塩化ビニリ
    デン)、エチレン−アクリル酸コポリマーおよびポリエ
    チレンイミンからなる群から選ばれることを特徴とする
    特許請求の範囲第(28)項記載の方法。
  30. (30)該プライマーがポリエチレンイミンであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(28)項記載の方法。
  31. (31)上記ラテックス処理した裏シートを上記の被覆
    工程に付す前にまずコロナ放電処理に掛ける工程を更に
    含むことを特徴とする特許請求の範囲第(28)項記載
    の方法。
  32. (32)上記ラテックス処理した裏シートを、上記の塗
    布工程に付す前に、まずコロナ放電処理に掛ける工程を
    更に含む特許請求の範囲第(29)項記載の方法。
  33. (33)上記ラテックス処理した裏シートを、上記の塗
    布工程に付す前に、まずコロナ放電処理に掛ける工程を
    更に含む特許請求の範囲第(30)項記載の方法。
  34. (34)更に、上記塗布工程後および上記被覆裏シート
    の上記コロナ放電処理前に、該ラテックス処理した裏シ
    ートを加熱処理する工程を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第25項または第(26)項記載の方法。
  35. (35)更に、滑り防止材料層を、上記中性バリヤ材料
    層と対向する、上記ラテックス処理した裏シートの表面
    上に塗布する工程を含むことを特徴とする特許請求の範
    囲第(25)項または(26)項に記載の方法。
  36. (36)酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬化
    系からなる群から選ばれる硬化系を含む研磨グリット接
    着性トップコートを支持するのに適した積層体であって
    、 該積層体がラテックス処理した裏シートと、該裏シート
    の上部に配置された中性バリヤ材料層とを有し、該中性
    バリヤ材料は上記トップコートを該裏シートに接着し、
    かつ該裏シートとトップコートとを分離して、該裏シー
    トおよび該中性バリヤ材料によりいかなる妨害も受ける
    ことなしに上記トップコートを硬化することを可能とす
    るものであることを特徴とする上記積層体。
  37. (37)上記中性バリヤ材料が低密度ポリエチレン、直
    鎖低密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマ
    ーおよびエチレン−メチルアクリレートコポリマーから
    なる群から選ばれるものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第(36)項記載の積層体。
  38. (38)ラテックス処理した裏シートと、 研磨グリットおよび接着剤のトップコート層と、ここで
    該接着剤は酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬
    化系からなる群から選ばれる硬化系を含む、および 上記裏シートと上記トップコートとの間にこれらと接し
    た状態で設けられた中性バリヤ材料層とを含み、該中性
    バリヤ材料層は上記トップコートを上記裏地に接着し、
    かつ該裏シートとトップコートとを分離して、該裏シー
    トおよび上記中性バリヤ材料による何の障害もなしに、
    該トップコートを硬化できることを特徴とする研磨材料
  39. (39)ラテックス処理された裏シート、但し該裏シー
    トは約0.0041b/1300ft^2〜約0.25
    1b/1300ft^2の範囲の塗布量のプライマー層
    で処理され、次いでコロナ放電処理されている; 研磨グリットおよび接着剤のトップコート層、ここで該
    接着剤は酸阻害硬化系、塩基阻害硬化系および酸化硬化
    系からなる群から選ばれる硬化系を含む;および 上記裏シートおよび上記トップコートの間に、これらと
    接した状態で配置された中性バリヤ材料層、ここで該中
    性バリヤ材料層は低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリ
    エチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマーおよびエチ
    レン−メチルアクリレートコポリマーからなる群から選
    ばれ、該中性バリヤ材料層は上記トップコートを上記裏
    シートに接着し、かつ該裏シートとトップコートとを完
    全に分離して、該裏シートおよび上記中性バリヤ材料に
    より何等妨害されずに該トップコートを硬化することを
    可能とし、該中性バリヤ材料層はまたコロナ放電処理さ
    れていて、該トップコートの上記中性バリヤ材料層に対
    する濡れ性および接着剤が向上している、を含むことを
    特徴とする研磨材料。
  40. (40)更に、上記ラテックス処理した裏シートの、上
    記中性バリヤ材料層に対向する表面上に、更に滑り防止
    材料層を含むことを特徴とする特許請求の範囲第(38
    )項または(39)項記載の研磨材料。
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