JPS6220342B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220342B2 JPS6220342B2 JP16417781A JP16417781A JPS6220342B2 JP S6220342 B2 JPS6220342 B2 JP S6220342B2 JP 16417781 A JP16417781 A JP 16417781A JP 16417781 A JP16417781 A JP 16417781A JP S6220342 B2 JPS6220342 B2 JP S6220342B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- branch pipe
- main
- truss
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 230000008961 swelling Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はトラス構造の主管(弦材)と支管(腹
材)との各部材間に設けられる継手に関するもの
である。
材)との各部材間に設けられる継手に関するもの
である。
鋼管トラス構造は、例えば、第4図の如く、ク
レーンのブーム11やガーダ12に採用される。
従来のトラス構造は、第1図の如く、主管1と支
管2a,2bを組立てる際に、第2図の如く、主
管1に支管2a,2b端を溶接3により結合して
いた。このような場合には、支管2a,2b端を
鞍形に加工せねばならない等、溶接作業がわずら
わしく、また、第1図の如く、荷重Poが作用す
ると第2図の支管2aに荷重Pが作用し、主管1
に第3図の如く局部変形を起し大きな局部応力が
生じる。このような問題点を解決するために、先
出願のものとして第5図に示したように、支管取
付部26a,26b,26c,26dを支管軸に
直交する面を成すように膨出させた継手29を用
い、第6図に示すように、支管2aと主管1を継
手29へ溶接する方法が取られる。この継手の膨
出部は、支管と継手の溶接止端の局部応力を抑え
るため、支管とできるだけなめらかに結合できる
形状に作られていた。このため、膨出部間には、
第6図に示したようにくぼみ27が生じる。しか
し、第6図に示したように、支管に荷重Pが作用
した場合、膨出部間は分力Hに耐えねばならず、
このため膨出部間にくぼみ27があるるとこの部
分に曲げ応力を生じ、過大な局部応力が生じる。
また、長手方向においても、第7図の如く、くぼ
み27aが生じているので局部応力が生じる。
レーンのブーム11やガーダ12に採用される。
従来のトラス構造は、第1図の如く、主管1と支
管2a,2bを組立てる際に、第2図の如く、主
管1に支管2a,2b端を溶接3により結合して
いた。このような場合には、支管2a,2b端を
鞍形に加工せねばならない等、溶接作業がわずら
わしく、また、第1図の如く、荷重Poが作用す
ると第2図の支管2aに荷重Pが作用し、主管1
に第3図の如く局部変形を起し大きな局部応力が
生じる。このような問題点を解決するために、先
出願のものとして第5図に示したように、支管取
付部26a,26b,26c,26dを支管軸に
直交する面を成すように膨出させた継手29を用
い、第6図に示すように、支管2aと主管1を継
手29へ溶接する方法が取られる。この継手の膨
出部は、支管と継手の溶接止端の局部応力を抑え
るため、支管とできるだけなめらかに結合できる
形状に作られていた。このため、膨出部間には、
第6図に示したようにくぼみ27が生じる。しか
し、第6図に示したように、支管に荷重Pが作用
した場合、膨出部間は分力Hに耐えねばならず、
このため膨出部間にくぼみ27があるるとこの部
分に曲げ応力を生じ、過大な局部応力が生じる。
また、長手方向においても、第7図の如く、くぼ
み27aが生じているので局部応力が生じる。
本発明の目的は、継手に起る局部応力をなくす
ることにある。
ることにある。
本発明の要点は、トラス構造の主支管間継手を
支管接合するための複数個の膨出部と、膨出部の
一部またはすべてが直線的に結ばれた形状にした
構造を基本構成として有し、凹凸形状による応力
の発生を防いだ点にある。
支管接合するための複数個の膨出部と、膨出部の
一部またはすべてが直線的に結ばれた形状にした
構造を基本構成として有し、凹凸形状による応力
の発生を防いだ点にある。
以下に本発明の実施例を第8図,第9図,第1
0図に基づいて説明する。
0図に基づいて説明する。
前述のように、先出願の継手は、支管溶接止端
の局部応力を重視して形を決めていたため、第6
図のような形状になつていた。しかし、本願発明
者は先出願の継手の実験,解析を行なつた結果、
前記の継手の問題点の他に、第6図のような継手
を用いた場合、荷重Pによる力の大部分は、外側
(A側)に流れ内側(B側)には比較的あまり流
れず、B側溶接止端局部応力はあまり問題になら
ないことを知り得た。膨出部間の局部応力の主原
因は形状の凹凸による曲げ応力の発生であり、こ
の部分を直線的に結ぶことにより曲げ応力の発生
を防げる。また、この場合には、B側部の支管と
継手接合部のなめらかさが損なわれるが、前述の
ように、荷重の流れからみて重大な問題ではない
ことが明らかとなつているので、はじめて、曲げ
応力の発生を防げる直線的に結ぶ構造を取り入れ
ることができた。
の局部応力を重視して形を決めていたため、第6
図のような形状になつていた。しかし、本願発明
者は先出願の継手の実験,解析を行なつた結果、
前記の継手の問題点の他に、第6図のような継手
を用いた場合、荷重Pによる力の大部分は、外側
(A側)に流れ内側(B側)には比較的あまり流
れず、B側溶接止端局部応力はあまり問題になら
ないことを知り得た。膨出部間の局部応力の主原
因は形状の凹凸による曲げ応力の発生であり、こ
の部分を直線的に結ぶことにより曲げ応力の発生
を防げる。また、この場合には、B側部の支管と
継手接合部のなめらかさが損なわれるが、前述の
ように、荷重の流れからみて重大な問題ではない
ことが明らかとなつているので、はじめて、曲げ
応力の発生を防げる直線的に結ぶ構造を取り入れ
ることができた。
第8図に示す実施例は、第4図に示した三角ト
ラスブームの上主管1と支管1a,1bの間に用
いられる継手30である。このような継手30に
作用する力は、トラス長手方向に関してはほぼ逆
対称、トラス軸に対して左右にはほぼ逆対称とな
るため、左右の膨出部30a,30b間を直線部
28aで直線的に結んだ断面形状が有効である。
ラスブームの上主管1と支管1a,1bの間に用
いられる継手30である。このような継手30に
作用する力は、トラス長手方向に関してはほぼ逆
対称、トラス軸に対して左右にはほぼ逆対称とな
るため、左右の膨出部30a,30b間を直線部
28aで直線的に結んだ断面形状が有効である。
第9図,第10図に示した実施例は三角トラス
ブームの下主管1cと支管1a,1d,1e間に
用いられる継手31である。この継手31には、
トラス長手方向には、対称,逆対称両方の荷重が
作用し得るため、長手方向の膨出部31a,31
b間は直線部28bで直線的に結び、下面直角支
管1dの取付用膨出部31cと支管1a取付用膨
出部31a間は直線部28cで直線的に結び、膨
出部の変形による膨出部間の局部応力を低減した
ものである。
ブームの下主管1cと支管1a,1d,1e間に
用いられる継手31である。この継手31には、
トラス長手方向には、対称,逆対称両方の荷重が
作用し得るため、長手方向の膨出部31a,31
b間は直線部28bで直線的に結び、下面直角支
管1dの取付用膨出部31cと支管1a取付用膨
出部31a間は直線部28cで直線的に結び、膨
出部の変形による膨出部間の局部応力を低減した
ものである。
以上の如く、本発明によれば、支管を接合する
ための膨出部を直線的に結んだ構造を有して、凹
凸による曲げ応力の発生を防ぐことができるの
で、極力局部応力が起らないトラス構造用の継手
を提供できる効果が得られる。
ための膨出部を直線的に結んだ構造を有して、凹
凸による曲げ応力の発生を防ぐことができるの
で、極力局部応力が起らないトラス構造用の継手
を提供できる効果が得られる。
第1図は従来の平面トラス構造体の全体図、第
2図は第1図A部の拡大図、第3図は第2図のB
−B矢視断面図、第4図はトラスガーダ、ブーム
を有するコンテナクレーンの全体図、第5図は先
出願の継手の全体図、第6図は先出願の継手を用
いた主支管接合部の断面図、第7図は先出願の継
手を用いた主支管接合部側面図、第8図は本発明
の一実施例による継手を用いた主支管接合部の断
面図、第9図は本発明の他の実施例による継手を
用いた主支管接合部の側面図、第10図は第9図
に示した主支管接合部の一断面図である。 1,1c……主管、1a,1b,1d,1e…
…支管、28a,28b,28c……直線部、3
0,31……継手、30a,30b,31a,3
1b,31c……膨出部。
2図は第1図A部の拡大図、第3図は第2図のB
−B矢視断面図、第4図はトラスガーダ、ブーム
を有するコンテナクレーンの全体図、第5図は先
出願の継手の全体図、第6図は先出願の継手を用
いた主支管接合部の断面図、第7図は先出願の継
手を用いた主支管接合部側面図、第8図は本発明
の一実施例による継手を用いた主支管接合部の断
面図、第9図は本発明の他の実施例による継手を
用いた主支管接合部の側面図、第10図は第9図
に示した主支管接合部の一断面図である。 1,1c……主管、1a,1b,1d,1e…
…支管、28a,28b,28c……直線部、3
0,31……継手、30a,30b,31a,3
1b,31c……膨出部。
Claims (1)
- 1 トラス構造の主管と支管を結合するための継
手において、前記継手は支管を溶接するための複
数個の膨出部を有し、この膨出部の一部またはす
べてが直線的に結ばれた形状を有することを特徴
とするトラス構造継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16417781A JPS5865850A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | トラス構造継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16417781A JPS5865850A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | トラス構造継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865850A JPS5865850A (ja) | 1983-04-19 |
JPS6220342B2 true JPS6220342B2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=15788179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16417781A Granted JPS5865850A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | トラス構造継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865850A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395619A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-02-15 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 桁架式岸桥主梁以及桁架式岸桥 |
CN106429828A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-02-22 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 全桁架式大梁岸桥 |
CN106477453A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-03-08 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 三片开口式桁架结构大梁和应用该大梁的岸桥 |
WO2021002452A1 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | コベルコ建機株式会社 | ラチス構造物及び作業機械 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0826614B2 (ja) * | 1989-07-17 | 1996-03-13 | 義徳 深田 | 梁 材 |
JP5055829B2 (ja) * | 2006-05-12 | 2012-10-24 | コベルコクレーン株式会社 | クレーンのブーム |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP16417781A patent/JPS5865850A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106395619A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-02-15 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 桁架式岸桥主梁以及桁架式岸桥 |
CN106429828A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-02-22 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 全桁架式大梁岸桥 |
CN106477453A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-03-08 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 三片开口式桁架结构大梁和应用该大梁的岸桥 |
WO2021002452A1 (ja) * | 2019-07-04 | 2021-01-07 | コベルコ建機株式会社 | ラチス構造物及び作業機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5865850A (ja) | 1983-04-19 |
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