JP2542342B2 - 鉄筋溶接金具 - Google Patents
鉄筋溶接金具Info
- Publication number
- JP2542342B2 JP2542342B2 JP6192102A JP19210294A JP2542342B2 JP 2542342 B2 JP2542342 B2 JP 2542342B2 JP 6192102 A JP6192102 A JP 6192102A JP 19210294 A JP19210294 A JP 19210294A JP 2542342 B2 JP2542342 B2 JP 2542342B2
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- JP
- Japan
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- iron plate
- main
- bar
- main bar
- bars
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- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄筋と鉄筋の溶接に
使用する鉄筋溶接金具に関するものであり、特に梁筋、
柱筋などの主筋と補助筋の溶接に使用する鉄筋溶接金具
に関するものである。
使用する鉄筋溶接金具に関するものであり、特に梁筋、
柱筋などの主筋と補助筋の溶接に使用する鉄筋溶接金具
に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】躯体工事では、種々の補助筋
を打継ぎに使用する必要があり、梁筋、柱筋などの主筋
において、各補助筋を適宜溶接し、連結することが要求
される。しかしながら、主筋に補助筋を溶接すると、溶
接熱によって主筋が損傷し、その強度が低下するという
問題があり、その解決策が要望されていた。
を打継ぎに使用する必要があり、梁筋、柱筋などの主筋
において、各補助筋を適宜溶接し、連結することが要求
される。しかしながら、主筋に補助筋を溶接すると、溶
接熱によって主筋が損傷し、その強度が低下するという
問題があり、その解決策が要望されていた。
【0003】
【発明の目的】したがって、この発明は、梁筋、柱筋な
どの主筋において、打継ぎに使用する補助筋を溶接する
とき、主筋と補助筋を直接溶接する必要がなく、溶接熱
によって主筋が損傷せず、その強度が低下しないように
することを目的としてなされたものである。
どの主筋において、打継ぎに使用する補助筋を溶接する
とき、主筋と補助筋を直接溶接する必要がなく、溶接熱
によって主筋が損傷せず、その強度が低下しないように
することを目的としてなされたものである。
【0004】
【発明の構成】この発明によれば、鉄筋溶接金具が梁
筋、柱筋などの主筋に固定され、その金具に補助筋が溶
接される。金具は一定長さの鉄板からなり、鉄板はU字
状に湾曲し、その湾曲部は主筋の太さに対応する曲率半
径をもつ。したがって、鉄板の湾曲部を主筋の外周に嵌
め合わせることができる。また、主筋は多数の隆起を有
する異型筋からなり、隆起は主筋の長さ方向に間隔を置
いて形成される。異型筋が主筋として使用されることが
多いのは周知のとおりであり、この発明はその隆起に着
眼してなされたものである。この発明によれば、鉄板の
両側縁が内方に屈曲し、これを主筋の隆起に係合させる
ことができる。さらに、透孔が鉄板の一端に形成され、
ナットが鉄板の他端に溶接され、ボルトが鉄板の透孔に
通され、ナットにねじ付けられ、ボルトによって鉄板と
主筋が締め付けられる。これによって鉄板と主筋が固定
されるものである。
筋、柱筋などの主筋に固定され、その金具に補助筋が溶
接される。金具は一定長さの鉄板からなり、鉄板はU字
状に湾曲し、その湾曲部は主筋の太さに対応する曲率半
径をもつ。したがって、鉄板の湾曲部を主筋の外周に嵌
め合わせることができる。また、主筋は多数の隆起を有
する異型筋からなり、隆起は主筋の長さ方向に間隔を置
いて形成される。異型筋が主筋として使用されることが
多いのは周知のとおりであり、この発明はその隆起に着
眼してなされたものである。この発明によれば、鉄板の
両側縁が内方に屈曲し、これを主筋の隆起に係合させる
ことができる。さらに、透孔が鉄板の一端に形成され、
ナットが鉄板の他端に溶接され、ボルトが鉄板の透孔に
通され、ナットにねじ付けられ、ボルトによって鉄板と
主筋が締め付けられる。これによって鉄板と主筋が固定
されるものである。
【0005】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0006】図1において、これは梁筋、柱筋などの主
筋1に固定し、打継ぎに使用する補助筋2を溶接する鉄
筋溶接金具であり、一定長さの鉄板3を有する。主筋1
は多数の隆起4を有する異型筋であり、鉄製のもので、
隆起4は主筋1の長さ方向に間隔を置いて形成されてい
る。補助筋2も多数の隆起を有する異型筋であり、鉄製
のものである。
筋1に固定し、打継ぎに使用する補助筋2を溶接する鉄
筋溶接金具であり、一定長さの鉄板3を有する。主筋1
は多数の隆起4を有する異型筋であり、鉄製のもので、
隆起4は主筋1の長さ方向に間隔を置いて形成されてい
る。補助筋2も多数の隆起を有する異型筋であり、鉄製
のものである。
【0007】鉄板3はU字状に湾曲しており、その湾曲
部5は主筋1の太さに対応する曲率半径をもつ。したが
って、鉄板3の湾曲部5を主筋1の外周に嵌め合わせる
ことができる。さらに、鉄板3の全長にわたって、その
両側縁6が内方に屈曲し、傾斜している。図2に示すよ
うに、その傾斜角度αは40〜50°である。したがっ
て、鉄板3の両側縁6を主筋1の隆起4に係合させるこ
とができる。さらに、図3および図4に示すように、透
孔7が鉄板3の一端に形成され、透孔8が鉄板3の他端
に形成され、透孔8の位置において、ナット9が鉄板3
の他端に溶接されており、ボルト10を鉄板3の透孔
7,8に通し、ナット9にねじ付けることができる。
部5は主筋1の太さに対応する曲率半径をもつ。したが
って、鉄板3の湾曲部5を主筋1の外周に嵌め合わせる
ことができる。さらに、鉄板3の全長にわたって、その
両側縁6が内方に屈曲し、傾斜している。図2に示すよ
うに、その傾斜角度αは40〜50°である。したがっ
て、鉄板3の両側縁6を主筋1の隆起4に係合させるこ
とができる。さらに、図3および図4に示すように、透
孔7が鉄板3の一端に形成され、透孔8が鉄板3の他端
に形成され、透孔8の位置において、ナット9が鉄板3
の他端に溶接されており、ボルト10を鉄板3の透孔
7,8に通し、ナット9にねじ付けることができる。
【0008】したがって、工事現場において、補助筋2
を溶接するとき、まず、鉄板3の湾曲部5を主筋1の外
周に嵌め合わせ、鉄板3の両側縁6を主筋1の隆起4に
係合させる。その後、ボルト10を鉄板3の透孔7,8
に通し、ナット9にねじ付けると、ボルト10によって
鉄板3と主筋1が締め付けられ、鉄板3の両側縁6が主
筋1の隆起4に食い込む。これによって鉄板3と主筋1
が固定される。したがって、鉄板3を容易に、堅固に、
そして確実に固定することができる。したがって、その
鉄板3に補助筋2を溶接することができ、主筋1と補助
筋2を直接溶接する必要はない。したがって、溶接熱に
よって主筋1が損傷することはなく、その強度は低下し
ない。
を溶接するとき、まず、鉄板3の湾曲部5を主筋1の外
周に嵌め合わせ、鉄板3の両側縁6を主筋1の隆起4に
係合させる。その後、ボルト10を鉄板3の透孔7,8
に通し、ナット9にねじ付けると、ボルト10によって
鉄板3と主筋1が締め付けられ、鉄板3の両側縁6が主
筋1の隆起4に食い込む。これによって鉄板3と主筋1
が固定される。したがって、鉄板3を容易に、堅固に、
そして確実に固定することができる。したがって、その
鉄板3に補助筋2を溶接することができ、主筋1と補助
筋2を直接溶接する必要はない。したがって、溶接熱に
よって主筋1が損傷することはなく、その強度は低下し
ない。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ボルト10によって鉄板3と主筋1が締め付けら
れ、鉄板3の両側縁6が主筋1の隆起4に食い込み、こ
れによって鉄板3と主筋1が固定される。したがって、
鉄板3を容易に、堅固に、そして確実に固定することが
できる。したがって、その鉄板3に補助筋2を溶接する
ことができ、主筋1と補助筋2を直接溶接する必要はな
い。したがって、溶接熱によって主筋1が損傷せず、そ
の強度が低下せず、初期の目的を達成することができる
ものである。
ば、ボルト10によって鉄板3と主筋1が締め付けら
れ、鉄板3の両側縁6が主筋1の隆起4に食い込み、こ
れによって鉄板3と主筋1が固定される。したがって、
鉄板3を容易に、堅固に、そして確実に固定することが
できる。したがって、その鉄板3に補助筋2を溶接する
ことができ、主筋1と補助筋2を直接溶接する必要はな
い。したがって、溶接熱によって主筋1が損傷せず、そ
の強度が低下せず、初期の目的を達成することができる
ものである。
【図1】この発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の鉄板と主筋の関係を示す断面図である。
【図3】図1の鉄筋溶接金具の斜視図である。
【図4】図3の鉄筋溶接金具の側面図である。
1 主筋 2 補助筋 3 鉄板 4 隆起 5 湾曲部 6 両側縁 7 透孔 9 ナット 10 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 長さ方向に間隔を置いて形成された多数
の隆起を有する異型筋からなる梁筋、柱筋などの主筋に
固定し、打継ぎに使用する補助筋を溶接する鉄筋溶接金
具であって、 前記主筋の太さと対応する曲率半径をもってU字状に湾
曲しており、その湾曲部を前記主筋の外周に嵌め合わせ
ることができ、両側縁が内方に屈曲しており、これを前
記主筋の隆起に係合させることができる一定長さの鉄板
と、 前記鉄板の一端に形成した透孔と、 前記鉄板の他端に溶接したナットと、 前記鉄板の透孔に通し、前記ナットにねじ付け、前記鉄
板と前記主筋を締め付け、固定するボルトとからなる鉄
筋溶接金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192102A JP2542342B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 鉄筋溶接金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6192102A JP2542342B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 鉄筋溶接金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828525A JPH0828525A (ja) | 1996-02-02 |
JP2542342B2 true JP2542342B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=16285694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6192102A Expired - Fee Related JP2542342B2 (ja) | 1994-07-21 | 1994-07-21 | 鉄筋溶接金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2542342B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4780643B2 (ja) * | 2005-09-16 | 2011-09-28 | 岡部株式会社 | セパレータと鉄筋の連結金具 |
-
1994
- 1994-07-21 JP JP6192102A patent/JP2542342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0828525A (ja) | 1996-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |