JPS62198888A - 現像剤回収装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は疲労した現像剤を回収するための装置に関する
。

（従来技術） 複写機等に用いられる現像器には通常その底部にビス等
で固定されたスライド可能なシャックが設けられており
、疲労した現像剤を新たな現像剤と交換するような場合
には、現像器の下方に受皿等を位置させた上、ビス等を
外してこのシャッタを手前側に引出すことにより器内の
現像剤を受皿内に排出するようにしている。

このため、これまでの装置では、排出に伴って飛散した
現像剤が光学系ユニットをはじめとする他の作像プロセ
スユニットを汚染したり、排出された現像剤の一部がシ
ャッタ嵌合部に回り込んだりしてその後の払拭作業を要
することになる間係上、現像剤の交換作業はもっばらサ
ービスマンに委ねなければならないといった問題を有し
ており、ざらには、シャッタが現像器の底部に設けられ
ているため現像剤の洩れや、回収時に必要となる受皿の
装着スペースを機内に用意しなければならないといった
問題も有している。

（目的） 本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、本出願人がすでに実開昭６０−１５９
４４３号公報等においてすでに提案したような複写機、
つまり感光体、光学系ユニット等を配設した上側本体と
、現像ユニットをはじめとする他の作像プロセスユニッ
トを配設した下側本体とよって構成される上下分割式の
複写機に適用することによって、現像剤汚染等を生じさ
せることなくしかもユーザーの手によって容易に現像剤
を排出回収することのできる新たな装置を提供すること
にある。

（構成） すなわち本発明はかかる目的を達成するために、磁気ブ
ラシ形成部と非形成部を現像部位に切替え位置させるべ
く磁気ブラシ現像部材を変位させる手段と、静電潜像担
持体の支持部に装着可能でかつ装着状態において磁気ブ
ラシ現像部材と対向する部位に開口部を有する現像剤の
収容容体とよりなる現像剤回収装置にある。

そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。

第１図は本発明の一笑側倒を示したものであって、図中
符号１は図示しない上側本体に設けられた感光体２の位
置決め支持部材で、現像ユニット３に向けで開口したＵ
字状をなすこの支持部材１は、感光体２の軸部２ａある
いは１＆述する現像剤回収容器１ｏの軸部を着脱可能に
保持し、一端を支点として上側本体を図示しない下側本
体上に閉止した際、この支持部材１によって保持した感
光体２あるいは現像剤回収容器１０を現像ユニット３の
開口部３ａに近接して対向させ得るように構成されでい
る。

一方、下側本体上に着脱可能に取付けられた上記現像ユ
ニット３には、その開口部３ａに臨ませて現像ローラ４
が取付けられている。この現像ローラ４は第２図に示し
たように、図示しない駆動源からの駆動力を受けて回転
する現像スリーブ５と、この内部に取付けられた固定マ
グネ・ント６により構成されているが、ざらに固定マグ
ネット６は、これと一体の軸７をもっで現像ユニット３
のケーシング側壁３ｂに回動可能に枢支された上、この
軸７端にバネ８ａに付勢されたクリック片８を側壁３ｂ
面に設けた２つの度決め部３Ｃ１３ｄ（第２図（ｂ））
に保合させることにより、固定マグネット６が現像姿勢
と現像剤排出姿勢をとるように、すなわち現像時には、
主極マグネット６ａが感光体２に対向位冒し、同極配置
の２つのマグネ・ント６ｂ、６Ｃがその回転方向下手側
に位置するような姿勢（第３図（ａ乃に、また現像剤排
出時には、同極に配置された２つのマグネット６ｂ、６
Ｃの間の部分が現像剤回収容器１ｏと対向するような姿
勢（第３図（ｂ））に回動位１決めされる。

他方、上側本体に感光体２に替えて装着される例えば合
成樹脂製の現像剤回収容器１０は、第４図に示したよう
（こ支持部材１内に嵌合わす軸部］１．１］を両側壁に
設けるほか、現像ユニット３と相対向する面には、現像
ローラ４の軸方向に向けて現像剤の受入口１２が形成さ
れ、ざらにこの受入口１２の下縁は、現像スリーブ５０
周面に接する非磁性のスクレーパ１３として形成されて
いる。

なお、図中符号は３ｅ現像ユニツト３内に配設したパド
ルホイールを示している。

このように構成された装Ｈにおいて、上側本体に感光体
２が装着された複写可能な状態のもと・では、固定マグ
ネット６の軸７端に設けたクリック片８は、側壁３ｂの
度決め部３ｄに係止して固定マグネット６を現像位置、
つまり、第３図（ａ）に見られるように主極マグネット
６ａを感光体２に対向させた通常の現像可能な位置に位
置決めされている。

この状態で長期に現像処理が繰返され、現像剤の疲労が
進んで新たな現像剤と交換する必要が生じた場合には、
はじめに上側本体を下側本体から引離して支持部材１上
に位置決め保持されていた感光体２を現像剤回収容器１
０と交換し、これとともに固定マグネット６と一体の軸
７を回動してその端部に設けたクリック片８を側壁３ｂ
のいま一方の度決め部３Ｃに係止する。これにより、固
定マグネットは第３図（ｂ）に見られるように、同極に
配置した２つのマグネット６ｂ、６Ｃ間の部分が現像ユ
ニット３の開口部３ａに位置することになるから、つぎ
に上側本体を閉止して、ここに装着した現像°削口収容
器１０を現像ユニット３と対向位置させる。

そして、この状態で再び現像ユニ・ｙト３を作動させる
と、パドルホイール３ｅによって汲上げられたユニット
３内の現像剤は、他の補極マグネットに保持されつつ現
像スリーブ５の回転とともに現像剤回収容器１０の受入
口１２へ向けて撤退され、ここで同極に配置された２つ
のマグネット６ｂ、６ｂの反発磁束の作用を受け、また
現像スリーブ５に摺接する現像剤回収容器１０上のスク
レーパ１３による機械的な掻取り作用を受けて、現像ス
リーブ５の表面から順次現像剤回収容器１０内へ排出さ
れる。

このようにして現像ユニット３内の現像剤が全て排出さ
れたら、再び上側本体を引き上げ、現像剤回収容器１０
１ｆｒ取外すとともにここに感光体２を装着し゛て複写
可能な状態にする。

第５図乃至第７図に示した実施例は、疲労した現像剤の
回収ばかりでなく、同時に新たな現像剤をも充填できる
ようにしたものであって、現像剤回収容器２ｏを円筒状
に形成して、現像ユニット３の開口部３ａと対向する部
分に現像剤の流出入口２２＠設けるとともに、この流出
入口２２の下縁には非磁性剤よりなるスクレーバ２３を
回動自在に軸設し、ざらに、この容器２０の内部に区画
板２７を回動自在に配設して、この区画板２７によって
区画した下部を現像剤の回収室２５、上部を新たな現像
剤の収容室２６となしたものであり、第６図申付号２１
は区画板２７を回動させるつまみを兼ねた細部、２４は
スクレーパ２３を回動させるための把手を示している。

したがってこの実施例では、通常の現像時には主極マグ
ネット６ａが感光体２に対向するように固定マグネット
６を回動位置させ（第７図（ａ））、また現像剤の交換
が必要になった場合には、上側本体の感光体装着部に現
像剤回収容器２０１Ｆ！、装着するとともに、同極に配
置した２つのマグネット６ｂ、６ｃの間の部分が回収容
器２０に対向するように固定マグネット６を回動位置さ
せ、ざらに回収容器２０に設けたスクレーバ２３を現像
スリーブ５に摺接するように回動させて現像剤の回収を
行なう（第５図（ａ）、第７図（ｂ　））。

そして、現像ユニット３内の現像剤が全て排出されたら
、第５図（ｂ）に示したように再び主極マグネット６ａ
が回収容器２ｏと対向する位置まで固定マグネット６を
回動し、スクレーパ２３を現像スリーブ５と接触しない
位置に回動した上、軸部２１を把持して区画板２７をス
クレーバ２３と当接する位置まで図中反時計方向に回動
して現像剤収容室２６を開放すれば、収容室２６内に収
容された新たな現像剤は流出入口２２から現像ユニット
３内に流入する一方、現像ローラ４は流入してきた現像
剤を主極マグネット６ａにより現像スリーブ５上に捕捉
してこれを現像ユニット３内に送り込む。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、磁気ブラシ現像部材
上の磁気ブラシ形成部と非形成部を現像部位に切換え位
置させるようにする一方、この現像部材に対向させて現
像剤の収容容体を潜像担持体の支持部に着脱可能に装着
するようにしたので、潜像担持体に替えて現像剤収容容
体を装着した上、現像部材上の磁気ブラシ非形成部を対
向位置させる操作のみによって、現像器内の現像剤を容
易かつ確実に排出することが可能となり、この種の現像
剤交換作業をユーザーの手に委ねてメンテナンスの費用
軽減を図ることができると同時に、回収容器の配設スペ
ースを不要となして装置を小型に構成することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の構成図、第２図
（ａＸｂ）は現像ローラの断面図とその回動位置決め機
構を示す図、第３図は現像時及び現像剤排出時の状態を
示す説明図、第４図はこれに使用される現像剤回収容器
の斜視図、第５図（ａ）（ｂ）は各動作状態をもって示
した本発明の他の実施例をなす装置の構成図、第６図は
これに使用される現像剤回収容器の斜視図、第７図（ａ
）乃至（Ｃ）は各動作状態を示した説明図である。 １・・・・支持部材　　　　　２・・・・感光体３・・
・・現像ユニット　　　４・・・・現像ローラ６・・・
・固定マグネット ６ａ・・・・主極マグネット ６ｂ、６ｃ・・・・同極配置のマグネット１０．２０・
・・・現像剤回収容器 ］３．２３・・・・スクレーバ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ブラシ形成部と非形成部を現像部位に切替え位置さ
   せるべく磁気ブラシ現像部材を変位させる手段と、静電
   潜像担持体の支持部に装着可能でかつ装着状態において
   上記磁気ブラシ現像部材と対向する部位に開口部を有す
   る現像剤の収容容体とよりなる現像剤回収装置。