JPS62198474A - 感熱記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １地公立 本発明は、感熱記録装置、より詳細には、感熱記録装置
の省電力化に関する。

災米挟主 感熱記録方式は、高速記録を行うほど電源容量が大きく
なる。電源容量は全加印字時を考慮して設計される。し
かし、ファクシミリの用途において、このような画情報
の発生はまれで、実際には、はとんど意味を持たない。

そこで、ブロック中、位のスキップや、多ブロックを同
時に印字する方法などが提案されている。

例えば、特開昭５６−１０６８８０号公報に記載された
発明は、記録信号を直並列変換するシフ１−レジスタを
複数のグループに分割して各グループ毎にその出力をオ
ン、オフ制御するための出力制御端子を設け、このシフ
１−レジスタに入力される記録信号のパターンに応じて
発熱抵抗体に流れる電流の合計値が電源の電流容量を越
えないように上記出力制御端子への制御信号供給パター
ンを決定するようにし、もって、高速記録化と小電流容
量電源化を図っているが、このものはブロック間の黒数
の和が少ない時に同時に印字するもので。

同時印字と個別印字の変化点において、記録位置ずれが
生じる。また、記録紙を止めて印字する場合は良いが、
実際には紙送りしながら印字するので問題となる。

また、特開昭５４−８４１５号公報に記載された発明は
、ブロック内の画像信号がいずれも記録すべきものでな
い場合には、選択順序が到来した記録素子ブロックに対
する選択信号の供給を禁止し、もって、消費′電力およ
び発熱量を低減したものであるが、このものは、ブロッ
ク内に１ピツ１〜でも黒があると選択パルスを出力しな
ければならず速くならない。

目　　　　　的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
サーマルヘッドのブロック化という従来の概念を取り去
った、高速でかつ小電源容量の感熱記録装置を提供する
ことを目的としてなされたものである。

構　　　成 本発明は、上記目的を達成するために、一列に配列され
た発熱抵抗体と、これらの発熱抵抗体に各々接続され、
記録信号に応じて前記発熱抵抗体を個々に駆動する駆動
素子と、これらの駆動素子を介して前記発熱抵抗体に接
続され、全発熱抵抗体を同時に駆動するに必要な電力よ
り小さい容量の電源と、各駆動素子に出力が接続された
各画信号と記録可信号のゲート回路と、直列に入力され
る記録可信号を前記駆動素子に１′ｌη列に出力するよ
うに設けられた制御用シフトレジスタと、前記電源容量
以下の数の記録可信号を発生する手段とを有することを
特徴としたものである。以下、本発明の実施例に基いて
説明する。

第１図は、本発明による感熱記録装置の一実施例を説明
するための構成図で、図中、１は発熱抵抗体、２は駆動
素子、３は電源、４はゲート回路、５は制御用シフトレ
ジスタ、６はラッチ回路、７は画信号用シフトレジスタ
、８は記録可信号発生手段、９は制御回路で、制御回路
９より直列に出力された記録信号ｄは、クロックｅによ
って両信号シフトレジスタ７に転送され、該シフトレジ
スタ７の出力画信号ｄ、〜ｄｎはラッチ信号Ｃによって
ラッチ回路６に並列転送され、ラッチ回路６の出力Ｃ７
〜Ｃｎはゲート回路４に入力されるが、これらのラッチ
回路６やシフトレジスタ７は周知のものである。一方、
制御回路９内の記録可信号発生手段８より直列出力され
る記録可信号ａがクロックｂによって制御用シフトレジ
スタ５に転送され、その出力ａ、〜ａｎがゲート回路４
に入力される。

ゲート回路４は記録信号Ｃ１〜ａｎが黒で、記録可信号
ａ、〜ｎｎが記録筒の間、ｌ駆動素子２をｌＦＡ動し、
発熱抵抗体１に電源３がら電流を流す。

記録可信号ａは電源３の容量以下の発熱体数分のクロッ
クｂの数だけ記録筒を示し、そのあとは記録不可のまま
１ラインが終了する迄転送される。

従って、ａ、〜ａｎは印加パルス幅となる。

この転送速度を速くするとパルス幅は狭く、遅くすると
広くなるので、温度、抵抗値、周期制御などの従来の制
御技術を流用することができる。

第２図は、前記記録可信号ａと、シフトレジスタ５の出
力信号ａ、〜ａｎと、クロックｂとのタイミング図で゛
、同図は３ビツトの発熱抵抗体を同時駆動する場合の例
で、１クロツク入る毎に、隣の発熱抵抗体に記録可信号
が入る。ａ、は第１のクロックＣＬ、で記録筒となり、
第４のクロックＣＬ４で記録不可となる。また、ａｎは
ＣＬ　ｎで可となりＣＬｎ＋３で不可となる。記録筒の
時に各記録信号Ｃ１〜ａｎが黒であれば該当する発熱抵
抗体に電流が流れ、記録走査される。

記録可信号発生手段８は３ビツト以上の連続した白が記
録信号に検出された場合、クロックｂの速度を、次の黒
が検出される迄高速に転送する。

一般的に文章原稿は白部が多く、ファクシミリ装置の記
録装置などでは、高速クロックの発生確率が高くなり、
平均的な記録速度を向上することができる。又、本装置
を用いた２度書記録方式の装置では、隣接する記録信号
が白の場合、１度目か２度目のいずれか１度だけ記録す
ることで情報の伝達に支障は少ない。記録しないときの
記録データを白に変換してやると、より一層高速クロッ
クの発生確率が高くなり、１ラインの走査速度を向上で
きる。一方、同時記録ドツト数分の電源を用意するだけ
でよいので、小型、低価格な記録装置が提供できる。

第３図は、制御回路９の詳細ブロック図で、記録信号ｄ
は記憶装置９０より直列出力される。記録可信号は、記
録可信号発生手段８０より出力される。又、記録可信号
発生手段８０は１図示しない温度情報、抵抗値情報１周
期情報などによりＤ／Ａコンバータ８１に制御情報を出
力し、電圧。

周波数変換器８２は制御されたクロックｆを発生する。

一方、高速クロックｇはクロック切換器８３に入力し、
記録信号に応じて切換えられ、クロックｆあるいはｇが
ｂとして出力される。

効果 以上の説明から明らかなように、本発明によると、白連
続部を高速クロックで走査するので、記録速度を向上す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による感熱記＠装置の一実施例を説明
するための構成図、第２図は、第１図の回路の動作説明
をするためのタイムチャート、第３図は、制御回路の詳
細ブロック線図である。 １・・・発熱抵抗体、２・・・駆動素子、３・・・電源
、４・・・ゲート回路、５・・・制御用シフトレジスタ
、６・・・ラッチ回路、７・・・両信号用シフトレジス
タ、８・・・記録可信号発生手段、９・・・制御回路、
８０・・・記録可信号発生手段、８１・・・Ｄ／Ａコン
バータ、８２・・・周波数変換器、８３・・・クロック
切換器、９０・・・記憶装置。 特許出願人　　株式会社　リコー 第１図 第　２　甲 Ｏｎ□ヨコーーーー］−一 第　３　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、一列に配列された発熱抵抗体と、これらの発熱
   抵抗体に各々接続され、記録信号に応じて前記発熱抵抗
   体を個々に駆動する駆動素子と、これらの駆動素子を介
   して前記発熱抵抗体に接続され、全発熱抵抗体を同時に
   駆動するに必要な電力より小さい容量の電源と、各駆動
   素子に出力が接続された各画信号と記録可信号のゲート
   回路と、直列に入力される記録可信号を前記駆動素子に
   並列に出力するように設けられた制御用シフトレジスタ
   と、前記電源容量以下の数の記録可信号を発生する手段
   とを有することを特徴とする感熱記録装置。
2. （２）、前記記録可信号を発生する手段は、その転送速
   度が可変であることを特徴とする特許請求の範囲第（１
   ）項に記載の感熱記録装置。
3. （３）、副走査線密度が高密度時に適する寸法の発熱抵
   抗体で構成され、低密度時、２度書きする感熱記録装置
   において、２度書の１回目あるいは２回目のいずれかを
   隣接する画情報のパターンによつて間引くことを特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項に記載の
   感熱記録装置。