JPS62197152A - 触媒関連材料の作成方法 - Google Patents

触媒関連材料の作成方法

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JPS62197152A
JPS62197152A JP61039599A JP3959986A JPS62197152A JP S62197152 A JPS62197152 A JP S62197152A JP 61039599 A JP61039599 A JP 61039599A JP 3959986 A JP3959986 A JP 3959986A JP S62197152 A JPS62197152 A JP S62197152A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は超微粒子を利用した触媒機能に関する材料に係
り、詳しくはアルミナ、ムライト等その他の金属酸化物
若しくは非金属酸化物等のセラミックスの超微粒子を利
用した触媒、若しくは吸着材又は触媒担体等の触媒関連
材料に関する。
〔技術の背景〕
触媒の活性は触媒表面分子と反応分子との反応により定
まるため、触媒としてはできるだけ粒子径が小さい超微
粒子を使用する方が有利である。
すなわち、粒子径が小さくなるにつれて、表面の不安定
原子の数は粒子径の2乗に比例して減少するが、内部の
安定な原子の数は粒子径の3乗に比例して減少するので
、両者の減少の比率は内部原子の数の方が大きくなり活
性化は増大することになる。
さて、実用触媒の大部分を占める固体触媒の場合には、
その活性化が固体の表面で行なわれる。
この場合気体分子が固体表面に束縛された状態になるこ
とを吸着とよび、その固体触媒を吸着材という。
また、触媒として超微粒子を使用する場合に、多孔性物
質のような表面積の大きな物質に超微粒子を担持させる
ものが触媒担体である。
尚、超微粒子とは微粒子より更に微細な粒子であり、常
識的には粒子径が約0.1 pm (1000A)以下
のものをいう。
〔従来の技術〕
従来、触媒材、触媒担体又は吸着材として、液相法によ
り製造した超微粒子を使用するものがあった。
液相法による超微粒子を製造するには以下のように行な
う。
通常、水溶性金属塩化溶液とアルカリ(NH40H。
NaOH,KOH)水溶液との中和反応又は共沈反応に
よって生成する非水溶性又は難水溶性の金属、非金属酸
化物又は水酸化物のヒドロゲルは第5図に示すようにほ
とんど無定形な微細なものである。
これらの反応は、例えば以下の如くである。アルミナヒ
ドロゲル 1j2(SO4h aq、5olu +excess 
NH40H−+  An(OH)xゲル+(NH4)2
5OII +excess NH4OHジルコニヤヒド
ロゲル Zr0Cr2  aq、5olu +excess N
HaOH−+ZrC0H)xゲル+  NH4C1+e
xcess NH4OHムライトヒドロゲル 8A9−  C13aq、golu + 2Si 01
4 aq、5aIu +excess NH4OH+ 
8AJ1 (OH)x ・25i(OH)yゲル+NH
aCfL+ excess NH4OH コーディエライトヒドロゲル 2Mg  012 aq、5olu +4AJlj  
C13aq、golu + 5SiCM4  aq、5
olu  +excess  NH4OH+ 2 Mg
(OHh ・4Al (0■)y −5S+(OH) 
zゲル+ NH4(dL +excess NH4OH
以上の反応で生成したヒドロゲルは超微細な粒子からな
り、共存する塩類を純水にて洗浄除去すれば高純度の金
属酸化物又は金属水酸化物のヒドロゲルの水ペーストが
得られ、これをこのまま乾燥したものを触媒若しくは吸
着材又は触媒担体として利用するものがあった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の液相法で製造した超微粒子を乾燥する
ことにより乾燥超微粒子を得ると、水の蒸発に伴う強い
表面張力が働くため、単分散した乾燥超微粒子は得られ
ないで指頭に強く感じる2次凝集塊となる。又、水をア
ルコールやその他表面張力の小さい非水溶媒におきかえ
て乾燥しても、水の場合よりやや凝集力の小さい塊状粒
子が得られるにすぎない。そのため、このような粒子を
触媒として使用すると、凝集により粒子径が十分に小さ
くとれないため、比表面積が小さく、十分に活性化した
触媒を得ることができないという問題点を有していた。
また、触媒担体及び吸着材として使用する際にも、凝集
により多孔の比表面積が大きくとれず、十分な触媒機能
を発揮することができないという問題点を有していた。
そこで、本発明は以上の問題点を解決するためになされ
たものであり、液相法において再度の粉砕化等を必要と
せずに十分に活性化した触媒、若しくは吸着材又は触媒
担体等の触媒関連材料を提供することを目的としてなさ
れたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
0.1gmから0.011■mまでの範囲に単分散した
超微粒子を用いて触媒若しくは吸着材又は触媒担体等の
触媒機能に関する材料を作成したものである。
〔作用〕
本発明において、粒子径が0.IILm以下で粒度分布
が0.1 pmから0.01 gmまでの範囲に単分散
した超微粒子を液相法により得るには、まず微粒子又は
超微粒子として生成した非水溶性及び難水溶性の含水酸
化物、含水水酸化物のヒドロゲルから共存する水溶性塩
類を除去する。
すなわち、例えばAfLC見3.Au2(SO4h  
l 7H20等の水溶液にNH3、NH4OH等のアル
カリ水溶液を加えて中性又は微アルカリ性にしたときに
非水溶性又は難水溶性の金属酸化物又は金属水酸化物は
ヒドロゲルの状態で生成する。このヒドロゲルから共存
する水溶性塩類を純水にて洗浄除去すれば高純度の金属
酸化物又は金属水酸化物のヒドロゲルの水ペーストが得
られる。
この段階でできたものを乾燥しても単分散した乾燥超微
粒子は得られず、利用上再び粉砕を必要とするゴリゴリ
の粉体、塊体となるだけである。
そこで、次の段階として、エタノール又はメタノールな
どの水溶性有機溶媒でヒドロゲル中の水を置換するか又
はエタノール若しくはメタノール(7)−gをプロパツ
ール、ブタノールなどの難水溶性高級アルコールやグリ
セリンなどの多価アルコール又はアセトン、エーテル、
ベンゼン、ヘキサンなどの非水溶性有機溶媒で置換した
混合有機溶媒でヒドロゲル中の水を置換する。これによ
って粒子径を0.01 JLm前後又はこれ以下に迄粒
子径を抑えることができる。これは、水分が粒子径の成
長に関連し、その水分が少なくなるほど粒子径が抑制さ
れるからである。すなわち、水分があると超々微粒子で
あるヒドロゲルが溶解再結晶で成長したり、水中で合体
成長するからである。ここで、ブチルアルコール、アミ
ルアルコール等の高級アルコールやアセトン、エーテル
ベンゼン等の非水溶性、難水溶性有機溶媒はエタノール
やメタノールと混和し、そのとき一部水相に入りうるた
め、水相における水酸化物ヒドロゲルや酸化物ヒドロゲ
ルの水相に対する溶解度は一層減少するので一層粒径を
小さくすることができる。
続いて、次の段階で、高温高圧容器中で使用した単一の
有機溶媒や混合有機溶媒のそれぞれの特有の臨界温度の
前後又は超臨界温度、圧力の範囲で保持した後に、有機
溶媒と固体とを分離して単分散で成熟した超微粒子を得
る。すなわち、超微粒子と有機溶媒とを分離するには有
機溶媒の蒸発除去が必要である。一般に超臨界状態の温
度圧力では、有機溶媒(又は水も同じ)は気体と液体と
の中間状態となり、極めて表面張力は減少する。
この状態で有機溶媒(又は水)を除くことによって粒子
の凝集を避は単分散した乾燥超微粒子が得られる。ここ
で、有機溶媒は水への酸化物ヒドロゲル超々微粒子や水
酸化物ヒドロゲル超々微粒子の溶解を妨害し、合体成長
を防ぐ、さらに高温状態は超微粒子の結晶格子形成を防
ぐ。すなわち、高温はど都合がよいが、高温になるに従
い圧力も大となるため、材料に限界が生じ、約400℃
、約400気圧が最高となる。ただし、超臨界での圧力
は内容物の体積に左右されるので、温度を上げても内容
物の量を減少すれば圧力は大きくならないが、得られる
超微粒子の量は少なくなる。
本発明はこのようにして得られた単分散した超微粒子を
触媒として使用し、又は当該超微粒子をすきまを残して
焼結すること等により得られた多孔質体を触媒担体若し
くは吸着材として利用する。そのため、均質で表面積の
大きい粒子表面や孔表面を有するものが得られる。
〔実施例〕
次に本発明に係る実施例を説明する。
第1の実施例はシリカ(SiO2)を吸着材に用いたも
のである。単分散のシリカ(!Ji02)を生成するに
は、水ガラス3号(Na209.7%。
5i0228 、69%)1.75kgをとり、これに
純水3.25kgを加えて均一になるようによく混合し
、均一水溶液を作る。これは水ガラスの約35%溶液に
相当する。この溶液に10%硫酸2.77kgを短時間
に加え均一に混合する。しばらくして混合溶液はゲル化
して均質なヒドロゲルとして寒天状となる。このヒドロ
ゲルは5i02として正味6.4%を含んでいる。これ
ら寒天状ヒドロゲルはPH10位でゲル化しているので
残留するNaOHを中和してNa2 SO4とするため
10%硫酸AfL中に浸透し、酸性としたのち、純水で
洗浄する。
完全にHa”、SO42−を除去したのち、ゲル8kg
にメチルアルコール4kgを加えて、静置する。これに
よってゲル中の水はメチルアルコールに相当する部分に
おきかえられる。さらに同じことを繰り返したのちゲル
のうち800gを1600ccのメチルアルコールに入
れ、内容積5文のオートクレーブに入れ、加熱し、30
0℃約200気圧に1時間保持したのち、メタノールを
除去し、単分散、乾燥シリカ超微粒子50gを得る。第
5図(1)はゲル状の超々微粒子シリカを示し、第4図
(1)は処理後の超微粒子シリカ(粒子径xoox3o
oX)を示し、極めて粒度分布の狭い粒子群であること
を示している。
5i02 (シリカ)は非晶質で約500℃迄は結晶化
の極めて難しい物質であるからヒドロゲルも処理後はそ
のxm回折図第1図からみられるように幅広い結晶と認
め難い回折図を示している。本実施例に係るシリカ(S
i02)は99.9%の高純度であって、放射性元素(
ラドン、トリウム)を含まない。こうして得られたシリ
カの超微粒子をすきまを残して焼結して得た多孔質体を
吸着材として利用する。
第2の実施例はへマタイ) (Fe203)を触媒又は
触媒担体に用いたものである。
単分散のへマタイ) (Fe203)を生成するには、
硫酸第二鉄含水塩(Fe2[SO4]3X H20中固
中介形0%)3.57kg熱純水熱純水〜90℃)5k
gに溶解し、攪拌しつつアンモニア(NH3)ガス0.
765kgを吹込む。生成した水酸化第二鉄ヒドロゲル
を含むスラリーを濾過し、熱純水(70〜90℃)80
fLを12〜13回に分けて洗浄する。最終的に得られ
る濾過ケーキは固形分20%を含み、 NH4”や50
42−イオンは完全に除去されている。
濾過後、得られたケーキ3文に対し、99゜5%エタノ
ール27見を加え、ミキサーによってよく混合して、均
一なスラリーを作る。このうち約2.5文を採取し、内
容積5見のオートクレーブに入れ、300℃に加熱する
。このときの圧力は170気圧となる。1時間保持後固
形分とエタノールを分離して得られる固形分は酸化第二
鉄の超微粒子で単分散した乾燥微粉末140gが得られ
る。
第5図の(2)はオートクレーブ処理前の水酸化第二鉄
ヒドロゲルの無定形の超々微粒子を示し、第4図の(2
)は処理後のへマタイト(Fe203 )の自形を示し
、美しい結晶面をもつ単分散した超微粒子結晶を示す。
第2図に生成したヘマタイト結晶のX線回折図を示す。
ヘマタイトは褐色で球状又は盤状の超微粒子であり粒子
径は100A程であり、六方晶形である。
次に第3の実施例はへマタイ) (Fe2e3)を触媒
又は触媒担体に用いたものである。
本実施例では、第2の実施例において、濾過後に得られ
たケーキ3fLに対して99.5%エタノール25文と
アセトン2文を加え、ミキサーによってよく混合して、
均一なスラリーを作る。このうち約2.5文を採取して
、内容積5文のオートクレーブに入れ、280℃に加熱
する。この時の圧力は約140気圧となる。1時間保持
後固形分とエタノール、アセトン混合溶媒を分離する。
得られる固形分は酸化第二鉄の超微粒子で単分散した乾
燥超微粉末140gが得られる。本実施例が第2の実施
例と異なる所は第4図(3)に示されるように、第4図
(2)よりも粒子径が小さくなっていることである。こ
れは添加したアセトンの効果が現われている。それ以外
の点については第2の実施例と同様である。
続いて、第4の実施例はマグネタイト (Fe304)を触媒又は触媒担体に利用したものであ
る。
単分散のマグネタイ) (Fe203)を得るには、ま
ず硫酸第一鉄結晶(FeSO47H20)333 、6
 gと硫酸第二鉄結晶(Fe2SOn 3・l 7H2
0)348 gを熱純水(70〜90℃)2.41に溶
解する。これに荷性ソーダ720gを純水3見に溶解し
た溶液をよく攪拌しつつ添加し、マグネタイト(FeO
・Fe203)の超々微粒子を含むゲル(第5図の(3
)に示す)を作る。これを濾過し熱純水(70〜90℃
)40文でHa◆、S04°イオンの殆どなくなる迄洗
浄する。洗浄後えられるケーキの含水量は25%位とな
る。このケーキにエタノール7文を加え、ミキサーでよ
く混合し、マグネタイトゲル超々微粒子をエタノール中
に均一に分散させる。ここで8fLのアルコールスラリ
ーがえられる。
このアルコールスラリー3文をとり、5文の内容積をも
つオートクレーブに入れ、280℃に加熱する。圧力は
150気圧になる。1時間保持化エタノールを除去して
単分散したマグネタイトの超微粒子を含む乾燥超微粉末
170gがえられる。このマグネタイト超微粒子の磁気
的性質は飽和磁化   58.6e■u/g 残留磁化   6.41emu/g 保持力  33 、 l 6r+teaマグネタイトゲ
ル及びオートクレーブ処理后のマグネタイト結晶のX線
回折図は第3図及びマグネタイト結晶は第4図の(4)
に示す。
本実施例に係るマグネタイトの超微粒子の粒形は球状で
粒子径は0.03gmから0.IILmまでの範囲にあ
る。
第5の実施例はムライト(3A文203・2SiO2)
を触媒、吸着材若しくは触媒担体に利用したものである
。単分散のムライト(3AfL203・2SiO2)を
得るには、ます三塩化アルミニウム(AfL013)5
65gを純水10見に溶解し、えちれた溶液を攪拌しつ
つ、四塩化ケイ素(Si G見a)240 gを加え溶
解する。えちれた溶液にアンモニアガス(NH3) 1
68 gを吹込みつつ、よく攪拌する。吹込みが完了す
ると第5図(4)に示す超々微粒子からなるムライトヒ
ドロゲルを含むスラリーがえられる。これを濾過し、熱
純水(70〜90℃)50文で洗滌し、 NH4”″、
C文−イーイオン全に除去する。できるだけ水分を吸引
濾過したムライトヒドロゲルに6J1のメチルアルコー
ル(5%ブチルアルコール含有)を加え、ミキサーでゲ
ルがメチルアルコール中に完全に分散させる。えられた
メチルアルコールスラリーのうち、3交を採取し、これ
を内容積5見のオートクレーブ中に入れ、350℃に加
熱する。圧力は300気圧になり、6時間保持したのち
、メチルアルコールを除去する。これによって第4図(
5)に示すように超微粒子ムライト(形は木の葉形平板
状で、長径Igm、短径0.2〜0.8 gm、厚み0
.03JLm)が乾燥超微粉末として113gえられる
。本実施例に係るムライトの超微粒子の形状は羽毛状(
板状で層状)であり、粒径は幅0.IILmで長さ0.
5#l。
m厚さ100λ〜200Aである。非晶質で低温焼結が
できる。焼結温度は従来よりも300℃低い。第6の実
施例はコープイエライ)(2MgO・2A1203・5
SiO2)を触媒若しくは吸着材又は触媒担体に利用し
たものである。単分散のコーディエライト(2Mg0・
2A見203・55i02)を得るには、まず、塩化マ
グネシウム(MgC12)97 gと三塩化アルミニウ
ム(AfLC文3)275 gを純水101に溶解する
。この溶液を攪拌しつつ四塩化ケイ素(Si G14)
436 gを加える。ざらにえられる溶液を攪拌しつつ
アンモニアガス(NH3)2081 gを加える。吹込
み完了后生成したコーディエライトヒドロゲルは第5図
(5)に示すように形状は定め難いほど超々微粒子であ
る。このヒドロゲルを含むスラリーを濾過し、熱純水(
70〜90℃)80見でNH4◆、 ci−イオンの殆
んど除去する。えちれるケーキからできるだけ水分を吸
引除去したのち、6文のエチルアルコール(5%シクロ
ヘキサンを含む)を加え、ミキサーでゲルが完全に均一
にエチルアルコール中に分散させる。最終的にえちれる
エチルアルコールスラリー3見をとり、これを内容積5
!Lのオートクレーブ中に入れ350℃に加熱する。圧
力は300気圧に達し、5時間保持する。その后エチル
アルコ−ルを除去して、第4図の(6)に示すような超
微粒子(薄片状)コーディエライトの乾燥超微粉末が1
13gえちれる。本実施例に係るコーディエライト超微
粒子は板状で層状であり、粒子径はほぼ幅200Aから
40OAまでで、長さは200^から300^までで厚
さは100Aから20OAまでである。また、非晶質で
低温焼結が可能である。焼結温度は従来より約300℃
低い。さらに低膨張性で薄い板状に形成可能なためIC
基板としても適している。
第7の実施例としてγ−アルミナ(AjL203)を触
媒若しくは吸着材又は触媒担体に利用したものがある。
本実施例に係るγ−アルミナ(A1203)の超微粒子
は白色の針状をしており、粒子径はほぼ幅0.01 I
Lm長さは0.31Lmであり、斜方晶の自形をしてい
る0本実施例に係るγ−アルミナは単結晶で分散性がよ
く高純度(99,9%)のものが得られる。また焼結晶
度が低く、均質な焼結体ができるため、強硬度の吸着材
若しくは触媒担体が得られる。
さらに、本実施例に係るγ−アルミナにより繊維状のボ
イスカーも製造可能であり、FRM。
FRP用にも使える。□ 第8の実施例としてスピネル(Mg02・AJ1203
)を触媒若しくは吸着材又は触媒担体に利用するものが
ある。
本実施例に係るスピネル(Mg02・A文203)の超
微粒子は板状で層状であり、はぼ幅0.051Lm、長
さ0.1JLm、厚さ0.011Lmで非晶質で低温焼
結が出来る。焼結温度は従来よりも300℃低い。した
がって従来よりも吸着材又は触媒担体の形成が容易であ
る。以上の超微粒子の製造は液相法によって行なってい
るため現在市場にみられるように単分散乾燥超微粒子の
生成を気相法で行う場合に比べてより多種類の超微粒子
の量産が可能である。
第9の実施例として酸化イツトリウム含有酸化ジルコニ
ウム(3mo1%Y203− Zr02)を触媒若しく
は触媒担体に利用するものがある。
本実施例に係るものの超微粒子は白色で球状をしす電子
顕微鏡拡大写真である。
ており、粒子径は約0.01 JLmで結晶は単斜晶及
び立方品である。本実施例のものは高純度(99,99
%)で、低温焼結により均質な焼結体が出来る。
〔効果〕
本発明では触媒若しくは吸着材又は触媒担体等の触媒関
連材料に単分散した超微粒子を利用している。
そのため、触媒として使用する場合又は吸着材若しくは
触媒担体を作成して使用する場合において、超微粒子が
2次凝集することがなく、粒子表面若しくは孔表面につ
いて十分な比表面積を得ることができる。したがって、
触媒機能を十分に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は5i02ゲル及びZrO2ゲルのX線回折図、
第2図はZrO2結晶のX線回折図、第3図はFe(O
H)xゲル、Fe2O+及びFe3O4のX線回折図、
第4図は本発明に係る超微粒子構造を示す電子顕微鏡拡
大写真、第5図はヒドロゲル粒子構造を示特許出願人 
  住友セメント株式会社図面の浄書(内容に変更なし
) 第1図 手続補正書動式) 昭和61年5月22日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)粒子径が0.1μm以下で粒度分布が0.1μmか
    ら0.01μmまでの範囲に単分散した超微粒子を用い
    て触媒若しくは吸着材又は触媒担体等の触媒機能に関す
    る材料を作成したことを特徴とする触媒関連材料。 2)前記超微粒子として、シリカ(SiO_2)、γ−
    アルミナ(Al_2O_3)、マグネタイト(Fe_3
    O_4)ムライト(3Al_2O_3・2SiO_2)
    、ヘマタイト(Fe_2O_3)、スピネル(MgO_
    2・Al_2O_3)、コーディエライト(2MgO・
    2Al_2O_3・5SiO_2)及び酸化イットリウ
    ム含有酸化ジルコニウム(3mol%Y_2O_3−Z
    rO_2)を用いたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の触媒関連材料。
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