JPS62197366A - 断熱材 - Google Patents

断熱材

Info

Publication number
JPS62197366A
JPS62197366A JP3959886A JP3959886A JPS62197366A JP S62197366 A JPS62197366 A JP S62197366A JP 3959886 A JP3959886 A JP 3959886A JP 3959886 A JP3959886 A JP 3959886A JP S62197366 A JPS62197366 A JP S62197366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
particles
heat insulating
ultrafine
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3959886A
Other languages
English (en)
Inventor
洞ノ上 好一
弘文 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Cement Co Ltd
Priority to JP3959886A priority Critical patent/JPS62197366A/ja
Publication of JPS62197366A publication Critical patent/JPS62197366A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は断熱材に係り、特にセラミックスの超微粒子を
用いた断熱材に関する。
〔従来の技術〕
シリカ(Si(h)、アルミナ(γ−AJL?(h)、
ジルコニア(ZrO2)などのセラミックス材料は、耐
蝕食、耐熱性、強度などの性質が優れていることから、
その応用の一つとして断熱材の利用が図られている。セ
ラミックス材料を断熱材として利用する場合には、セラ
ミックスの微粒子を用い。
これを多孔質体に成形するのが一般的である。多孔質体
による断熱機構は、材料の空隙を利用したものであるか
ら、セラミックスの材料粒子がより微細である程、空隙
の数が増加し断熱効果は大きくなる。
ところで、従来この種のセラミックスの微粒子を製造す
る方法として、液相法による手段が知られている。これ
は、水溶性金属塩化溶液とアルカリ(NH40H,Na
OH,KOH)水溶液との中和反応又は共沈反応によっ
て生成する非水溶性又は難水溶性の金属、非金属酸化物
又は水酸化物のヒドロゲルを、純水にて共存する塩類を
洗浄除去することにより、高純度の金属酸化物又は金属
水酸化物のヒドロゲルの水ペーストを得、その後乾燥さ
せて微粒子を得るものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の液相法による微粒子の
製造方法にあっては、上述の水ペーストを乾燥させる際
に、水の蒸発に伴なう強い表面張力が働き、単分散した
乾燥超微粒子を得ることはできず、指頭に強く感する二
次凝集塊となってしまい、このような二次凝集塊は再度
粉砕を要するという欠点があった。また、水をアルコー
ル又はその他表面張力の小さい非水溶媒に置き替えて乾
燥しても、単分散乾燥微粒子は得られず、水よりもやや
凝集力の小さい塊状粒子が得られるにすぎないものであ
った。従って、このような従来の液相法により得られた
微粒子を断熱材に利用した場合には、微粒子の粒径が一
定でないと共に、二次凝集が発生するため、微粒子間の
空隙が少なくなり、その分断熱効果が低下するといった
問題があった・ そこで本発明の技術的課題は、セラミックスの微粒子を
用いた断熱材において、十分な断熱効果を得ることので
きる断熱材を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記技術的課題解決のため、本発明にあっては粒径が0
.IILm以丁であって、粒度分布が0.1〜0.01
uLmの範囲に単分散した超微粒子を用いた断熱材を手
段としている。このような超微粒子を用いることにより
小さな形状の空隙が多数形成され、大きな断熱効果が得
られるものである。
本発明の断熱材に適用される超微粒子としては、シリカ
(Si02) 、アルミナ(γ−Ai203)、ジルコ
ニア(ZrO7) 、 :I−ディエライト(2MgO
・2AjLzlh・5Si02)、 ムライト(3Al
2O3・2Si02)およびスピネル(MgO・AM2
03)等のセラミックス材料であり、これらの超微粒子
は以下のような製造方法によって得られる。
(a微粒子の製法) 微細又はa微細粒子として生成した非水溶性及び難水溶
性の含水酸化物、含水水酸化物のヒドロゲルを共存する
水溶性塩類を除去したのち、エタノール又はメタノール
などの水溶性有機溶媒でヒドロゲル中の水を置換するか
又はエタノール又はメタノールの一部をプロパツール、
ブタノール等の難水溶性高級アルコールやグリセリン等
の多価アルコール又はアセトン、エーテル、ベンゼン、
ヘキサン等の非水溶性有機溶媒で置換した混合有機溶媒
でヒドロゲル中の水を置換したのち、高温高圧容器中で
、使用した単一有機溶媒や混合有機溶媒の夫々の特有の
臨界温度の前後又は超臨界温度、圧力の範囲で保持した
のち、有機溶媒と固体とを分離し、粒径が0.IILm
以下であって、粒度分布が0.1〜O,OlILmの範
囲に単分散で成熟した固体微粒子結晶の乾燥粉末が得ら
れるものである。
本発明に係る断熱材を構成する超微粒子の製法において
は、ブチルアルコール、アミルアルコール等の高級アル
コールやアセトン、エーテル、ベンゼン等の非水溶性、
難水溶性有機溶媒はエタノールやメタノールと混和し、
その際に一部水相に入りうる。これによって水相におけ
る水酸化物ヒドロゲルや酸化物ヒドルゲルの木J4+に
対中る浣解度は一層減少するため、より超W1粒子の粒
径を小さくすることができる。また、高温高圧オートク
レーブからの超微粒子と有機媒体との分離にはいくつか
の方法があるが、最終的にate粒子の乾燥単分散微粉
末を得るためには、有機溶媒の蒸発除去が必要である1
本発明に係る断熱材を構成する超微粒子の製法にあって
は、高温高圧容器中において、使用した単一有機溶媒や
混合有機溶媒の夫々の特有の臨界温度の前後又は超臨界
温度及び圧力の範囲で保持した後、有機溶媒と固体とを
分離するものであるが、その理由は、以下による。
即ち、夫々の溶媒の種類により異なるものであるが、超
臨界状態の温度圧力の状態では、有機溶媒(水も回様)
は気体と液体との中間の状態となり、表面張力は極めて
減少し、この状態で有機溶媒を除くことにより粒子の凝
集を回避でき、単分散の乾燥超微粉が得られるからであ
る。また1本発明に係る断熱材を構成する超微粒子の製
法においては高温条件下で乾燥処理されるため、超微粒
子のままで結晶格子形成のために原子やイオンの拡散が
促進される。この際、温度及び圧力は、材料及び圧力の
観点から400℃、40Oat塵が上限と考えられる。
但し、超臨界での圧力は内容物の容積率に左右されるた
め、温度を上げても内容物の丑を少なくすれば圧力は大
きくならないが、得られる超微粒子の量は少なくなる。
一方1本発明に係る断熱材を構成する超微粒子の製造方
法における上記有機溶媒は、酸化物ヒドルゲル超々微粒
子や水酸化物ヒドルゲル超々微粒子の水への溶解を阻I
Lシ、かつ合体成長を防ぐように作用するものである。
水溶性金属塩(例えば、A見C13,AfL2C5Oa
)sl 7H20,(NHa)2sO4・AJL2(S
Oa)x 24H2() 、 Fe2C5Oa)=−1
7H20,Fe5Os  7H20,FeCl36H7
0゜FeC!;L2 6 )120.Zr0Gi 2 
8 H2O,〒1cin。
Ti0SOi 、 5iC1s等)の水溶液を加えて中
性又は微アルカリ性にした場合に非水溶性又は難水溶性
の全屈酸化物は又は金属水酸化物はヒドルゲルの状態で
生成する場合が多い。このようなヒドルゲル中の構成粒
子は高倍率の電子m微鏡によっても形状を確実には認め
難い程、超々微粒子であると共にX線回折によっても結
晶と認め難い程超々微粒子である0本発明にあっては、
このようなヒドルゲルを明確に区別しうる超微粒子の結
晶として、又は極めて結晶化の困難な酸化物(シリカは
非晶質として安定性が大きい)では明瞭に区別しうる単
分散超微粒子として取り出すことができる。しかも、こ
れらの超微粒子は一次粒子が単分散微粒子であり、はと
んど二次凝集塊はない。ざらに極く一部を除いて、多く
の他の超微粒子が懸濁状、ペースト状、スラリー状での
超微粒子であるのに比べて、乾燥超微粒粉末として得ら
れ、しかも、少々の温度の高い条件下でも凝集しない。
さらに、水酸化物や酸化物の超々微粒子から成るヒドロ
ゲルは水中で高温高圧で処理されると物によっては終近
くまで成長する。しかし、アルコール(エタノール、メ
タノール等)中で処理すると0.1pm前後又はこれ以
下に粒径を抑えることができる。即ち、本発明に係る断
熱材を構成する超微粒子の製法において、エタノール又
はメタノールの水溶性有機溶媒を使用する際、含水酸化
物や、含水水酸化物のヒドロゲル中の水を水溶性有機溶
媒で置換したのちの混合スラリー中の水分含有量を変化
させ、さらに特有の臨界温度、圧力の範囲及び保持時間
を変化させることにより微粒子の粒径を変化させること
ができる。また、上記エタノールやメタノールの水溶性
有機溶媒に対して、その一部をプロパツールやブタノー
ル等の難水溶性高級アルコール、グリセリン等の多価ア
ルコール、さらにアセトン、エーテル、ベンゼン、シク
ロヘキサン等の非水溶性有機溶媒で置き換えて、夫々、
特有の臨界温度、圧力の範囲及び保持時間を変化させる
ことによっても、微粒子の粒径を変化させることができ
る。さらにアルコール中の水分が粒径に効果を持ち、そ
の水分が少なくなる程、粒径を小さく抑制することがで
きる。これは超々微粒子であるヒドロゲルが溶解再結晶
で成長したり、水中で合体1&、Rするためである。従
って、その水分を極力減ずれば、粒径の増大を抑えるこ
とが出磐る。また、太を11にイネ為M徹討子1士自形
を有し、結晶面発達が良く、各面は平滑で美しいもので
あり1表面親木性又は疎水性を選択することができる。
さらに、本発明に係るMi超微粒子粒度分布は0.1〜
0.011Lmの極めて狭い範囲に集中している。
(超微粒子の性質) 」−配力法によって製造された本発明に適用される超微
粒子は、以下のような優れた特性を有し、断熱材として
の適性に合うものである。
即ち、シリカ(5iO2)の粒子形状は球状であって粒
径は100 A〜200A、分散性はシャープである(
第1図(1)および第2図(1)参照)、非晶質であっ
て自形を有しないが、純度は99.99%の高純度であ
り、親油性に富み、低熱膨張率、低誘電性に優れると共
に放射性元素(ラドン、トリウム)を含まない0次に、
アルミナ(γ−A5L2(h)の粒子は白色の針状であ
って1粒径は巾0.01μm、長さ0.34mである。
斜方晶の自形を有し、弔結晶で分散性が良い。99.9
9%の高純度であって、焼結温度が低く、均質な焼結体
が出きると共に絶縁性、耐熱性に優れ強硬間である。
また、繊維状のボイス力も製造可歳でFRM。
FRP用としても使える。ジルコニア(Z ro2)の
粒子は白色の球状であって1粒径は0.011Lmであ
る(第1図(2)および第2図(2)参照)、単斜晶の
自形を有し単分散となる。 99.99%の高純度、で
あって、強度が大きく、また熱伝導率が小さく断熱材と
して優れている。コージェライト(2MgO・2AJL
203・5Si(h)の粒子は板状で層状をなし1粒径
は巾200A〜400A、長さ2000 A〜3000
 A、厚さ1G0 A〜200Aである(第1図(3)
および第2図(3)参照)、非晶質で低温焼結ができる
(従来より 300℃低い)、耐火性に優れ、8I&1
張率が極めて小さい、ムライト(3AJ1203・2S
i02)の粒子は羽毛状であって1粒径は巾0.1pm
、長さ0.5#Lm、厚さ100 A 〜200Aであ
る(第1図(4)および第2図(4)参照)、非晶質で
低温焼結できる(従来より 300℃低い)、耐火性に
優れ、高温強度が得られる。スピネル(MgO・A12
0:+)の粒子は板状で層状をなし、粒径は巾Q、05
 Jj−m 、長さ0.1μm、厚さ0゜011Lmで
ある。非晶質であって、低温焼結が出来る(従来より 
300℃低い)。
(断熱材の製造) 上述のようにして得られた各種の超微粒子から断熱材を
製造する手段としては種々あるが、例えば、所定の枠内
に超微粒子を充填し、これを焼結する際、緻密になる中
間段階の多孔質体を使用できる。この多孔質体は略一定
の粒径からなる超微粒子の集合体であるので、内部に形
成される空隙の形状が均質で、またその一つ一つが極小
であり、更にその数も極めて多いことから、空隙での熱
の保有効率が高く断熱効果が大きくなるので、断熱材と
して優れたものである。
〔実施例〕
以下、各種の超微粒子の製造について実施例を示す。
実施例1 (a微粒子シリカ) 水ガラス3号(Na209.70%、 5i(h28.
89%)1.75Kgをとり、これに純水3.25Kg
を加えて均一になるようによく混合し、均一水溶液を作
る。これは水ガラスの約35%溶液に相当する。この溶
液に10%硫酸2.77Kgを短時間に加え均一に混合
する。しばらくして混合溶液はゲル化して均質なヒドロ
ゲルとして寒天状となる。このヒドロゲルは5i(hと
して正味8.4%を含んでいる。
これら寒天状ヒドロゲルはPH10位でゲル化している
ので残留するNaOHを中和してNa2SOsとするた
め10%硫酸4文中に浸透し、酸性としたのち、純水で
洗浄する。
完全にNa”、5Os2−を除去したのち、ゲル8Kg
にメチルアルコール4Kgを加えて、静置する。これに
よってゲル中の水はメチルアルコールに相当部分置換ら
れる。さらに同じことを繰返したのちゲルのうち800
gを1,800 ccのメチルアルコールに入れ、内容
積5文のオートクレーブに入れ、加熱し、300℃約2
00気圧に1時間保持したのち、メタノールを除去し、
単分散、乾燥シリカ超微粒子50gをえた。第1図の(
1)はゲル状の超々微飴Lsl+1−ht、−,tr+
    mQPAtrr  /  1  )I−)jm
glit、    rfl確な超微粒子シリカ(粒径1
0Q X3QQ A)を示し、極めて粒度分布の狭い粒
子郡であることを示している。 5i02 (シリカ)
は非晶質で〜500℃迄は結晶化の極めてむづかしい物
質であるからヒドロゲルも処理後は第3図に示すx!i
回折図からみられるように10広い結晶と認め難い回折
図を示している。
実施例2 (a微粒子ジルコニア) オキシ塩化ジルコニウム結晶(ZrOC128H2O)
2.815 Kgを熱純水5!lに溶解する。えられた
溶液をよく攪拌しつつアンモニアガス(NH3)を0.
278 Kgを吹込む。えられた水酸化ジルコニウムゲ
ルを含むスラリーをi!!過し、続いて熱純水80文を
12回に分けてケーキを洗浄し、ケーキ中のNHa”、
CJL−イオンを完全に除去する。
洗浄されたゲル2見(この中には二酸化ジルコニウムZ
r0z 500gを含む)に10%のプロパツールを含
むメタノール6fLを加え、ミキサーでゲルを完全にメ
タノール中に分散させる。これより31の混合スラリー
をとり、内容積5見のオートクレーブ中に入れ、300
℃に加熱する。圧力は190気圧となり、1時間後にメ
タノールを分離する。これによって単分散した二酸化ジ
ルコニウム(Zr(h)の超微粒子の乾燥超微粉末18
7gかえられる。超微粒子ジルコニヤの粒径は、第2図
(2)に示すように100A以下である。しかし第1図
(2)に示すように二酸化ジルコニウムヒドロゲルは粒
子とはいえぬ位超々微粒子である。
第3図に二酸化ジルコニウムヒドロゲルのX線回折図を
示すが、鈍いハローを示すのみであるが、第4図の10
0 A以下の二酸化ジルコニウムの超微粒子のX線回折
図は極めて明確な結晶を示している。
実施例3(超微粒子コージェライト) 塩化マグネシウム(MgCJ12)97 gと三塩化ア
ルミニウム(A見CJ1z)275gを純水101に溶
解する。この溶液を攪拌しつつ四塩化ケイ素(5111
4) 436gを加える。ざらにえられる溶液ヲ攪拌し
つつアンモニアガス(MHz)2081gを加える。吹
込み完了後生成したコージェライトヒドロゲルは第1図
(3)に示すように形状は定め難いほど超々微粒子であ
る。このヒドロゲルを含むスラリーをi!!過し、熱純
水(70〜90℃)aO文でNHao、C1−イオンの
殆んど除去する。えられるケーキからできるだけ水分を
吸収除去したのち、6又のエチルアルコール(5%シク
ロヘキサンを含む)を加え、ミキサーでゲルが完全に均
一にエチルアルコール中に分散させる。最終的にえられ
るエチルアルコールスラリー3文をとり、これを内容M
151のオートクレーブ中に入れ350℃に加熱する。
圧力は300気圧に達し、5時間保持する。その後エチ
ルアルコールを除去して、第2図(3)に示すような超
微粒子(薄片状)コージェライトの乾燥超微微粉末が1
13 gえられる。
実施例4(超微粒子ムライト) 三塩化アルミニウム(AJLCJLs ) 585 g
を純水10L;Lに溶解し、えられた溶液を攪拌しつつ
、四塩化ケイ素(’;rcl 1)240 gを加え溶
解する。
えられた溶液にフイモニャガス(NH3)188 gを
吹込みつつ、よく攪拌する。吹込みが完了すると第1図
(4)に示す超々微粒子からなるムライトヒドロゲルを
含むスラリーかえられる。これを濾過し、熱純水(70
〜90℃>501で洗均し。
NH4°、C1−イオンを完全に除去する。できるだけ
水分を吸引濾過したムライトヒドロゲルに69.のメチ
ルアルコール(5%ブチルアルコール含有)を加え、ミ
キサーでゲルがメチルアルコール中に完全に分散させる
。えられたメチルアルコールスラリーのうち、3文を採
取し、これを内容積5文のオートクループ中に入れ、3
50℃に加熱する。圧力は300気圧になり、6時間保
持したのち、メチルアルコールを除去する。これによっ
て第2図(4)に示すように超微粒子ムライト(形は木
の葉形平板状で、長径lILm、短径0.2用m〜0.
8μm厚み0.03#Lm)が乾燥超微粉末として11
3gえられる。
〔効果〕
以上説明したように本発明に係る断熱材にあっては、単
分散した超微粒子を用いているために。
断熱材の内部に極めて細かい形状の空隙を多数形成する
ことができ、大きな断熱効果が得られるものである。尚
、上記超微粒子を用いて形成した保温材も同様の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はオートクレーブ処理前の本発明に係る各微粒子
構造のゲル状態を示す電子顕微鏡写真、第2図はオート
クレーブ処理後の本発明に係る各微粒子構造を示す電子
顕微鏡写真、第3図はシリカ(S i07ゲル)、ジル
コニア(ZrO2ゲル)のX線回折図、第4図はジルコ
ニア(Zr(h結晶)のX線回折図である。 特許出願人  住友セメント株式会社 代 理 人  弁理士 上橘  皓 画面の浄書;内容:こ変更なし) 第 1 図 (1)ニリ7むfsio2)を二1・IソΣ・1   
    (2)二11(ε、1しミ、ル」ニウムヒドロ
゛I)しく3)コーシエ”)イトじトロリ°’yb  
’      (4)  ムクイトしドロ?Tフル第 
2 図 (1) 二曲炙・イしグイ杏、(モノリカ5iOz) 
     (2)ニー酸イしノ刀−゛ウム(ZrO2)
(3) コーシ゛エライト             
(4)ムライト(3A12oy2SiO2)(2Mg(
)2AlzO3・5SiOz)第3g1 手続嗜11正書(大人) 昭和61年5月22日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径0.1μm以下であって、粒度分布が0.1
    〜0.01μmの範囲に単分散した超微粒子を用いたこ
    とを特徴とする断熱材。
  2. (2)超微粒子がシリカ(SiO_2)、アルミナ(γ
    −Al_2O_3)、ジルコニア(ZrO_2)、コー
    ジェライト(2MgO・2Al_2O_3・5SiO_
    2)、ムライト(3Al_2O_3・2SiO_2)又
    はスピネル(MgO・Al_2O_3)である特許請求
    の範囲第1項記載の断熱材。
JP3959886A 1986-02-25 1986-02-25 断熱材 Pending JPS62197366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3959886A JPS62197366A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 断熱材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3959886A JPS62197366A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 断熱材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62197366A true JPS62197366A (ja) 1987-09-01

Family

ID=12557547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3959886A Pending JPS62197366A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 断熱材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62197366A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01135835U (ja) * 1988-03-11 1989-09-18
JPH0264075A (ja) * 1987-10-22 1990-03-05 Asahi Optical Co Ltd 多孔質セラミックス及びその製法
JPH02269923A (ja) * 1989-04-11 1990-11-05 Nikko Co 定温度型熱流束センサ
JPH03140718A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Matsushita Electric Works Ltd ヒータユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59199727A (ja) * 1983-04-27 1984-11-12 Sekisui Chem Co Ltd ポリイミド系発泡体の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59199727A (ja) * 1983-04-27 1984-11-12 Sekisui Chem Co Ltd ポリイミド系発泡体の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0264075A (ja) * 1987-10-22 1990-03-05 Asahi Optical Co Ltd 多孔質セラミックス及びその製法
JPH01135835U (ja) * 1988-03-11 1989-09-18
JPH02269923A (ja) * 1989-04-11 1990-11-05 Nikko Co 定温度型熱流束センサ
JPH03140718A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Matsushita Electric Works Ltd ヒータユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sarkar et al. Preparation and characterization of an Al2O3–ZrO2 nanocomposite, Part I: Powder synthesis and transformation behavior during fracture
Yang et al. Hydrothermal synthesis of bismuth oxide needles
Tai et al. Preparation of spherical hydrous-zirconia nanoparticles by low temperature hydrolysis in a reverse microemulsion
JPH0476923B2 (ja)
Zhou et al. Preparation of Li2TiO3 ceramic with nano-sized pores by ultrasonic-assisted solution combustion
Costa et al. Iron oxide/PVA flexible magnetic tape engineered by microwave combustion and tape casting
US3259585A (en) Process for preparing stabilized zirconia sols
Yang et al. Modified hydrothermal treatment route for high-yield preparation of nanosized ZrO2
Zhang et al. Synthesis and characterization of antimony oxide nanoparticles
US20110129670A1 (en) Nanometric-sized ceramic materials, process for their synthesis and uses thereof
Sanad et al. Synthesis and characterization of nanocrystalline mullite powders at low annealing temperature using a new technique
Liu et al. A simple procedure to prepare spherical α-alumina powders
Ramesh et al. Nanocrystalline γ‐Alumina Synthesized by Sonohydrolysis of Alkoxide Precursor in the Presence of Organic Acids: Structure and Morphological Properties
Kriechbaum et al. Superfine oxide powders—flame hydrolysis and hydrothermal synthesis
Sigwadi et al. Effect of synthesis temperature on particles size and morphology of zirconium oxide nanoparticle
Guo et al. Sol–gel preparation of hierarchically porous magnesium aluminate (MgAl 2 O 4) spinel monoliths for dye adsorption
JP3965270B2 (ja) 高分散性高純度水酸化マグネシウム粉末及びその製造方法、及び水酸化マグネシウムスラリー
JP2004517020A (ja) 微粉の形態のジルコニア、ヒドロオキシ炭酸ジルコニア及びそれらの製造方法
JPS62197366A (ja) 断熱材
JP2004269331A (ja) 易焼結性正方晶ジルコニア粉末およびその製造方法
JP2014224032A (ja) 異方形状ニオブ酸カリウム粒子の製造方法
Chen et al. Low-temperature preparation of α-Al2O3 with the assistance of seeding a novel hydroxyl aluminum oxalate
JPS62197152A (ja) 触媒関連材料の作成方法
Kong et al. Mullite whiskers derived from an oxide mixture activated by a mechanochemical process
JP5273665B2 (ja) 無機凝集粒子