JPS62196974A - デイジタイザ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、タブレット上にペン先を接触させて所定の
情報を入力するためのディジタイザに関連し、殊にこの
発明は、複写機械に原稿をセットして複写する際に、複
写すべき画像を編集するのに用いられるディジタイザに
関する。

〈従来の技術〉 近年、ディジタイザを複写画像の編集手段として用いる
ことが提案され、複写機械に対しこの種ディジタイザを
電気接続した方式のものがずでに製品化されている。こ
のディジタイザは、タブレット面に原稿をセットして位
置情報を入力するための位置情報入力部と、編集内容を
指定する機能情報を入力するための機能情報入力部とが
設けてあり、後者の機能情報入力部には、例えば原稿中
の特定部分のみを複写することを指定するためのキー、
原稿中から不必要な部分を消去して複写することを指定
するためのキー、原稿中の特定部分を他の位置へ移動さ
せて複写することを指定するめのキー等、種々の機能キ
ーが配備されている。

このようなディジタイザを用いて編集作業を行うには、
まずタブレットの位置情報入力部上に原稿をセットし、
専用ペン等を用いて必要な位置情報や機能情報を入力し
た後に、原稿を複写機械へ移し替えて複写機械の作動を
開始させる。これにより複写機械は、指定された編集内
容に基づく複写編集動作を実行して、編集結果を所定の
紙に印刷出力するものである。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが従来のディジタイザは、複写機械に直接電気接
続され、複写機械と一体の関係となっているため、例え
ば複数の者が複写編集作業を実施したい場合に、ひとり
の者が機械を使用すると、他の者は順番待ちの状態とな
って作業性が著しく悪いものとなる。そしてこの作業性
を向上するためには、複写機械とディジタイザとを一式
で必要数だけ購入する必要があり、設備費用が高くつき
、甚だ不経済である。

この発明は、ディジタイザと複写機械とを完全に切り難
し、編集作業と’ｔｌａ集内容に基づく複写作業とを独
立して実施できるように°構成することにより、作業性
の向上をはかった新規なディジタイザを提供することを
目的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの発明の構成を、実施例に
対応する第１図〜第３図を用いて説明すると、この発明
は、複写機械１にセットされる原稿２に基づき複写すべ
き画像を編集するためのディジタイザ３において、タブ
レット６の適所（第１図の実施例では前面部）に磁気カ
ードのような情報記録媒体４を受け付けるだめの受付部
５を設けると共に、タブレット６上には、前記情報記録
媒体４へ情報記録すべき編集内容を入力するための入力
部７を形成している。

またディジタイザ３の本体内には、入力部７からの入力
情報を情報記録媒体４へ書き込むための情報書込部８や
、入力部７からの情報取込み動作や情報書込部８による
情報書込み動作を制御する制御部９を組み込んであり、
ディジタイザ３による編集作業後、原稿２および編集内
容が記録済みの情報記録媒体４を複写機械１にセットし
て、編集内容に基づく複写を行うように構成しである。

く作用〉 編集作業の実施に際しては、タブレット６上に原稿２を
セットし且つ受付部５に情報記録媒体４を挿入した後、
タブレット面に対しペンを用いて編集内容を入力する。

制御部９がこの入力情報を入力部７より取り込むと、情
報書込部８を動作させて情報記録媒体４へ入力情報を書
き込む。この編集作業あ終了後に、受付部５より情報記
録媒体４を抜き取ってこれを複写機械１ヘセツトし、ま
た原稿２をディジタイザ３より複写機械１へ移し替えて
セットした後、複写機械１を作動させる。これにより複
写機械１は編集内容に応じた複写編集動作を行い、その
編集結果を所定の紙に印刷出力する。

従って１台の複写機械１に対し、ディジタイザ３を必要
台数揃えておけば、編集作業を並行して実施でき、′ｔ
Ｉ４集複写作業の作業性が向上する。

〈実施例〉 以下、図面に基づきこの発明の一実施例を具体的に説明
する。

第１図は、この発明のディジタイザ３が用いられた複写
編集システムを示すものであって、このシステムは複写
機械１と、ディジタイザ３と、情報記録媒体４とで構成
されている。図示例の複写機械１はレーザコピーであっ
て、ディジタイザ３より移し替えられた原稿２に基づき
複写編集処理を行って、その編集結果を印刷出力する。

ディジタイザ３は複写すべき画像を編集するためのもの
であって、タブレット６上に位置情報入力部１０と機能
情報入力部１１とから成る入力部７を備えると共に、タ
ブレット６の前面に情報記録媒体４を挿入するための受
付部５が設けである。

前記情報記録媒体４は、この実施例の場合、表面全体ま
たはその一部に磁気記録部を備えた磁気カードが用いで
あるが、これに限らず、メモリが内蔵されたＩＣカード
や表面に光学的な情報記録部が設けられた光学カード等
を用いることもできる。

この実施例のタブレット６は、入力部７の上面に専用ペ
ン等のペン先を接触させたとき、その接触点のＸ座標値
およびＹ座標値に対応する電圧を出力する構造であって
、その電圧値は座標変換回路１２（第３図に示す）でデ
ィジタル量に変換されて制御部９に取り込まれる。前記
位置情報入力部１０はその上面の定位置に原稿６がセッ
トされ、また機能情報入力部１１は区画線によって複数
種の機能キーが形成されており、位置情報入力部１０か
らはペン接触位置に応じた位置情報が、また機能情報入
力部１１からはペン接触にかかる機能キーに応じた機能
情報が、それぞれ得られるようになっている。

第２図は、機能情報入力部１１の構成例を示しており、
終了キー１３．取消キー１４．トラップキー１５．移動
キー１６．センタリングキー１７．トリミングキー１８
．範囲指定キー１９、方向キー２０等の各種機能キーの
他、テンキー２１が配設されている。このうち終了キー
１３は入力操作を終了させるためのキー、また取消キー
１４は入力情報を取り消すためのキーである。トラップ
キー１５．移動キー１６゜範囲指定キー１９および方向
キー２０は原稿２中の特定部分を他の位置へ移動させて
複写させるときに用いられるもので、その具体操作例は
後述する。なおセンタリングキー１７は原稿２中の特定
部分を中央位置に移動させて複写するときに、またトリ
ミングキー１８は原稿２中の特定部分のみを複写すると
きに、それぞれ用いられる。

第３図は上記ディジタイザ３の回路構成例であって、座
標変換回路１２６制御部９．情報書込部８等の各構成は
ディジタイザ３の内部に組み込まれる。この実施例の情
報書込部８は、情報記録媒体４（磁気カード）の磁気記
録部に前記入力部７より入力された情報を書き込むため
の磁気ヘッドを含む他、必要に応じて書込み情報を読み
取って書込み動作の正否を判定するための読取用磁気ヘ
ッドを含んでおり、これらは前記受付部５内の適所に固
定的に、或いは移動可能に配備される。

制御部９は、ＣＰＵ２２．ＲＯＭ２３゜ＲＡＭ２４等を
含むマイクロコンピュータであって、ＣＰＵ２２はＲＯ
Ｍ２３からの命令を解読・実行し、前記入力部７からの
情報取込み動作や情報書込部８による情報書込み動作を
一連に制御すると共に、ＲＡＭ２４に対する入力情報等
の読み書きを行いつつ編集に関する必要な演算や処理を
実行する。

第１図に戻って、複写機械１の適所には編集内容が記録
済の情報記録媒体４を差し込みセットするための受付部
２５が設けてあり、この受付部２５の内側には情報記録
媒体４の記録情報を読み取るだめの磁気ヘッド等より成
る情報読取部２６　（第４図に示す）が配備されている
。

第４図はこの情報読取部２６を含む複写機械１の内部回
路構成例を示す。図示例のイメージスキャナ２７はレー
ザスキャナであって、セットされた原稿２を走査し、画
素の濃淡に応じた２値信号を変換して画像データを生成
するためのものである。フレームメモリ２８はこの画像
データ、さらには編集後の画像データを格納するための
ものであり、またＲＡＭ２９は情報読取部２６での読取
り情報を格納するなどに用いられる。レーザプリンタ３
０は、フレームメモリ２８中の編集後の画像データをレ
ーザ光を利用して感光ドラム上に再現した後、これを所
定の紙面上に印刷出力する。ＣＰＵ３１はＲＯＭ３２か
らの命令を解読・実行し、イメージスキャナ２７．情報
読取部２６．レーザプリンタ３０等の入出力動作やフレ
ームメモリ２８やＲＡＭ２９に対する読み書き動作をを
一連に制御して、編集内容に応した複写編集処理を実行
する。

第５図〜第８図は上記ディジタイザ３および複写機械１
による複写編集処理の流れを説明するだめの図であり、
以下、これら各図に基づきその詳細を具体的に説明する
。

第５図はディジタイザ３による編集動作の概略を示す。

同図のスタート時点でタブレット６の位置情報入力部１
０上に原稿２がセットされ、また受付部５に情報記録媒
体４が差し込まれると、ＣＰＵ２２はステップ１　（図
中、ｒＳＴ　Ｉ　Ｊで示す）において、入力部７から編
集内容にかかる情報が入力されるのに待機する。もし入
力部７より位置情報または機能情報が人力されると、ス
テップ１が“ＹＥＳ”　となり、ＣＰＵ２２はつぎのス
テップ２でその入力情報が終了キー１３からの機能情報
か否かを判別する。もしその判定が”Ｎｏ″のときは、
ステップ３へ進み、前記入力情報はＲＡＭ２４の所定の
記憶領域へ一時的に格納され、ＣＰＵ２２はつぎの情報
入力に待機する（ステップ１）。

同様の入力動作が何度か繰り返された段階で、最終的に
終了キー１３が操作（具体的にはペンによる接触操作）
されると、ステップ１に続いてステップ２が“ＹＥＳ”
となり、ＣＰＵ２２はステップ４において、情報書込部
８を動作させ、ＲＡＭ２４の記憶内容（編集内容）を情
報記録媒体４に書き込ませて編集動作を終了する。

第６図は、原稿２中の特定部分３３を図中矢印の方向へ
移動させて複写紙の紙面３４の特定位置３５に複写させ
る編集例を示し、また第７図はこの具体例に基づく編集
動作の詳細を示したものである。

第６図に示す編集を行うには、まず機能情報入力部１１
のトラップキー１５をペン接触する。

このトラップキー１５は原稿２の編集対象部分を特定す
るときに用いられ、このキー操作による機能情報が入力
されると、第７図のステップ５．６がともにＹＥＳ”と
なり、ＣＰＵ２２はこの機能情報をＲＡＭ２４に記憶さ
せる（ステップ７）。つぎに編集対象部分の範囲を規定
する点（第６図の例では、点Ｐ、〜Ｐ、）がペン接触さ
れると、各点のｘｙ座標値が位置情報として入力され（
ステップ８が“ＹＥＳ”）、つぎのステップ９でこの位
置情報がＲＡＭ２４に格納される。つぎに編集対象が指
定された範囲の内か外かを指示するための範囲指定キー
１９　（この場合ｒｌＮＪのキー）が押されることにな
り、これによりステップ１０が“ＹＥＳ″となって、同
様にこの機能情報がＲＡＭ２’４に格納される（ステッ
プ１１）、つぎに編集内容が「移動Ｊであることを指示
する移動キー１６が押され、その機能情報がＲＡＭ２４
に格納される（ステップ１２．１３）、さらに移動の方
向を指定するための方向キー２０　（この場合「右」の
キー）が押されて、その機能情報がＲＡＭ２４に格納さ
れる（ステップ１４．１５）、つぎのステップ１６では
、テンキー２１の操作により移動させる距離が入力され
ることになり、続くステップ１７でその距離情報がＲＡ
Ｍ２４に格納される（ステップ１７）。そして最後に終
了キー１３が操作されると、ステップ１８が“ＹＥＳ”
となり、ＣＰＵ２２はステップ１９で情報書込部８を動
作させ、ＲＡＭ２４の記憶内容（編集内容）を情報記録
媒体４に書き込ませて編集動作を終了する。

この編集作業が完了すると、受付部５より記録済みの情
報記録媒体４を抜き取り、また入力部７より原稿２を外
して、これらを複写機械１の方へ移し替えることになる
。そしてつぎに第８図のフローチャートに移行し、ステ
ップ２０で原稿２を複写機械１の所定位置へセットし、
つぎのステップ２１で情報記録媒体４を受付部２５へ差
し込みセットすると、複写機械１のＣＰＵ３　ｉは、つ
ぎのステップ２２で情報読取部２６を動作させ、情報記
録媒体４より）Ｅ集内容にかかる情報を読み取ってこれ
をＲＡＭ３２に記憶させる。つぎにスタートボタン（図
示せず）が押操作されると、ステップ２３が“ＹＥＳ”
となり、ＣＰＵ３１はステップ２４．２５で、イメージ
スキャナ２７を作動させて原稿２を走査し、画素の濃淡
に応じた２植体号に変換して画像データを生成すると共
に、この画像データをフレームメモリ２８に格納する。

続くステップ２６．２７でＣＰＵ３１はＲＡＭ２９より
前記編集内容の情報を読み出し、この編集内容に基づき
前記フレームメモリ２８の画像データを書き換えてゆく
。この書換え処理が終了すると、ステップ２８が“ＹＥ
Ｓ”となり、つぎのステップ２９でフレームメモリ２９
の内容がレーザプリンタ３０へ転送され、続くステップ
３０でレーザプリンタ３０が作動されて編集結果が複写
紙へプリント出力される。前記第６図に示す実施例の場
合、複写紙の紙面３４上には前記原稿２中の特定部分３
３が所定距離移動した位置に複写されることになる。

〈発明の効果〉 この発明は上記の如く、ディジタイザと複写機械とを切
り離し、ディジタイザにて編集作業を行って編集内容を
磁気カードのような情報記録媒体に記録した後、この情
報記録媒体を複写機械にセットして編集内容に応じた出
力を得るように構成したから、例えば複数の者が複写編
集作業を実施したい場合に、それぞれが独自のディジタ
イザを用いて並列的に編集作業を実施でき、作業性を大
幅に向上することができる。

またこのような作業性の向上をはかるには、従来のよう
に複写機械とディジタイザとを一式で必要数だけ購入す
るなどの必要がなく、ディジタイザのみを必要数購入す
れば足り、設備費用の軽減を実現できる等、発明目的を
達成した顕著な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例にかかるディジタイザを用
いた編集複写システムを示す説明図、第２図はディジタ
イザの機能情報入力部を示す拡大斜面図、第３図はディ
ジタイザの回路構成例を示すブロック図、第４図は複写
機械の回路構成例を示すブロック図、第５図はディジタ
イザによる編集動作の概略を示すフローチャート、第６
図は編集内容の実例を示す説明図、第７図は第６図の実
例についての編集動作を示すフローチャート、第８図は
複写機械の複写編集動作を示すフローチャートである。 １・・・・複写機械　　　３・・・・ディジタイザ４・
・・・情報記録媒体　５・・・・受付部７　、、、、入
力部　　　　８・・・・情報書込部９・・・・制御部 ２シ’＋５１２１　　ｆ４ンフイｊｊ４Ａｔｔｊ％＋ｔ
Ｚｒ末晩赫５＋１ｒ、ｖフローナ雫− ↓　３５

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）複写機械にセットされる原稿に基づき複写すべき
   画像を編集するためのディジタイザにおいて、 画像の編集内容が情報記録される情報記録媒体を受け付
   けるための受付部と、 前記情報記録媒体へ情報記録すべき編集内容を入力する
   ための入力部と、 この入力部からの入力情報を前記情報記録媒体へ書き込
   むための情報書込部と、 前記入力部からの情報取込み動作や情報書込部による情
   報書込み動作を制御する制御部とを備え、 前記複写機械に対し、原稿および画像の編集内容が情報
   記録された情報記録媒体をセットして、編集内容に基づ
   く複写を実施させるディジタイザ。
2. （２）前記情報記録媒体は、表面に磁気記録部を備えた
   磁気カードである特許請求の範囲第１項記載のディジタ
   イザ。
3. （３）前記情報記録媒体は、メモリが内蔵されたＩＣカ
   ードである特許請求の範囲第１項記載のディジタイザ。
4. （４）前記情報記録媒体は、表面に光学的方法による情
   報記録部を備えた光学カードである特許請求の範囲第１
   項記載のディジタイザ。
5. （５）前記入力部は、位置情報入力部と機能情報入力部
   とを具備している特許請求の範囲第１項記載のディジタ
   イザ。
6. （６）前記制御部は、マイクロコンピュータで構成され
   ている特許請求の範囲第１項記載のディジタイザ。