JPS62196452A - 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置

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JPS62196452A
JPS62196452A JP3757886A JP3757886A JPS62196452A JP S62196452 A JPS62196452 A JP S62196452A JP 3757886 A JP3757886 A JP 3757886A JP 3757886 A JP3757886 A JP 3757886A JP S62196452 A JPS62196452 A JP S62196452A
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hydraulic
spool
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正美 菅谷
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克己 河野
Yoshinobu Soga
吉伸 曽我
Susumu Okawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置の改
良に関するものである。
従来技術 一次側回転軸および二次側回転軸にそれぞれ設けられた
一対の二次側可変プーリおよびニー次側可変プーリと、
それら一対の可変プーリに巻き掛&Jられて動力を伝達
する伝動ベルトと、前記一対の可変プーリの有効径をそ
れぞれ変更する一対の一次側油圧シリンダおよび二次側
油圧シリンダとを備えた車両用ベルト式無段変速機が知
られている。
かが゛る無段変速機の速度比や伝動ベルトの張力は、た
とえば特公昭58−29424号に記載されているよう
に、油圧源からの作動油を油圧シリンダの一方へ供給す
ると同時に他方から流出させることにより速度比を変化
させる変速制御弁(4方弁)と、ごの制御弁から流出す
る作動油を調圧する電磁リリーフ弁とを備えた油圧制御
装置により制御される。
発明が解決すべき問題点 しかしながら、かかる油圧制御装置の変速制御弁におい
て番才、スプール弁子が機械的に連結されたリンクを介
して駆動されることにより作動油の流通方向が制御され
るようになっているため、部品公差などに起因して制御
弁に中立点がばらつくことが避けられない。このため、
油圧制御装置の組立時点において中立点の設定に調整が
必要となる。
これに対し、一対のスプリングによりスプール弁子を互
いに逆方向へイ」勢し、その付勢力が平衡する中立点に
スプール弁子を位置させることが考えられている。しか
し、このような場合には、作動油中の異物や摺動摩擦の
変化などによってスプール弁子の中立点が容易にずれて
しまう不都合があった。
問題点を解決するための手段 本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その要旨とするところは、一次側回転軸および二次側回
転軸にそれぞれ設けられた一対の二次側可変プーリおよ
び二次側可変プーリと、それら一対の可変プーリに巻き
掛けられて動力を伝達する伝動ベルトと、前記一対の可
変プーリの有効径をそれぞれ変更する一対の一次側油圧
シリンダおよび二次側油圧シリンダとを備えた車両用ベ
ルト式無段変速機において、油圧源から供給される比較
的高圧の作動油を前記一次側油圧シリンダおよび二次側
油圧シリンダの内の一方へ供給すると同時に、他方内の
作動油を流出させることにより、前記一次側可変プーリ
および二次側可変プーリの有効径を変化させて前記無段
変速機の速度比を調節する変速制御弁装置を備えた油圧
制御装置であって、前記変速制御弁装置が、バルブボデ
ーに形成された4個のシリンダボアと、そのシリンダボ
ア内に摺動可能に嵌合され、一定の位置においてストッ
パにそれぞれ当接させられることにより軸方向の移動が
それぞれ阻止されて弁の作動を中立状態とする4本のス
プール弁子と、それらスプール弁子をそれぞれ駆動する
ことにより前記一方の油圧シリンダへの作動油の供給お
よび前記他方の油圧シリンダからの作動油の流出を制御
する一対のスプール弁子駆動手段とを、含むことにある
作用および発明の効果 このようにすれば、前記変速制御弁装置において、スプ
ール弁子駆動手段により、4木のスプール弁子が一定の
位置においてストッパに当接させられて軸方向の移動が
それぞれIll +t−されることにより変速制御弁装
置の作動状態が中立状態とされる。このため、スプール
弁子が機械的に連結されたリンクを介して駆動されるこ
とにより作動油の流通方向が制御される形式の従来の変
速制御弁に比較して、部品公差などに起因する変速制御
弁の中ff点のばらつきが解消され、油圧制御装置の組
立時点において中i’7点の設定の調整作業が不要とな
る。また、一対のスプリングによりスプール弁子を互い
に逆方向へ付勢し、そのイ・1勢力が平衡する中立点に
スプール弁子を位置させる形式の変速制御弁に比較して
、作動油中のQ物や摺動摩擦の変化などに起因するスプ
ール弁子の中立点のずれが殆ど解消されるのである。
また、単一のスプール弁子を用いる従来の変速制御弁に
比較して、加工が容易となって真円度、円筒度などの精
度を籠学かつ安価に高めることができる。
また、単一の長いスプール弁子に替えて、短い4本のス
プール弁子が用いられるので、変速制御弁を構成するた
めのバルブボデーを周辺の機器に適応して容易に変更す
ることができ、しかも小型となる。
ここで、好適には、前記4本のスプール弁子の内の第1
スプール弁子は前記一次側油圧シリンダへ作動油を専ら
供給するものであり、第2スプール弁子はその二次側油
圧シリンダ内の作動油を専ら流出させるものであり、第
3スプール弁子は前記二次側油圧シリンダへ作動油を専
ら供給するものであり、第4スプール弁子はその二次側
油圧シリンダ内から作動油を流出させる。
また、前記スプール弁子駆動手段は、好適には、前記ス
プール弁子を前記ス]・ソバに向かってその軸心方向−
・付勢するスプリングと、nI記ススプール弁子端面に
パイロット油圧を作用させるごとによりスプール弁子を
上記スプリングの付勢力に抗して移動させる電磁開閉弁
とを備えて構成される。
このようにすれば、比較的小さな電力でスプール弁子を
駆動することができる。
上記電磁開閉弁は、好適には、前記第1スプール弁了お
よび第4スプール弁子の端面にパイロット油圧を同時に
作用させる第1電磁開閉弁と、前記第2スプール弁子お
よび第3スプール弁子の端面にパイロット油圧を同時に
作用させる第2電磁開閉弁とから成る。
実施例 以下、本発明の一実施例を詳細に説明する。
第1図において、車両に設けられたエンジン10の出力
はクラッチ12を介してベルト式無段変速機14の一次
側回転軸16へ伝達される。
ベルト式無段変速機14は、一次側回転軸16および二
次側回転軸18と、それら一次側回転軸I6および二次
側回転軸I8に取りつげられた有効径が可変な二次側可
変プーリ20および二次側可変ブーIJ22と、それら
一次側可変プーリ20および二次側可変プーリ22に巻
き掛けられて動力を伝達する伝動ベルト24と、一次側
可変ブーIJ20および二次側可変ブーIJ22の有効
径を変更する二次側油圧シリンダ26および二次側油圧
シリンダ28とを備えている。これら一次側油圧シリン
ダ26および二次側油圧シリンダ28は同等の受圧面積
となるように形成されており、上記一次側可変プーリ2
0および二次側可変ブーIJ 22の外形が同等とされ
てベルト式無段変連814が小型となっている。そして
、」二記一次側可変ブ−IJ’ 2−’0および二次側
可変プーリ22は、一次側回転軸16および二次側回転
輪18にそれぞれ固定された固定回転体31および32
と、」−記一次側回転軸16および二次側回転軸18に
それぞれ相対回転不能かつ軸方向の移動可能に設けられ
て前記固定回転体31および32との間に■溝を形成す
る可動回転体34および36とから成る。
−上記ベルト式無段変速機14の二次側回転輪18から
の出力は、図示しない副変速機、差動歯車装置などを経
て車両の駆動輪へ伝達されるようになっている。
このように構成された車両の動力伝達装置を作動させる
ための油圧制御回路は以下に説明するように構成される
。すなわち、図示しない還流路を経てオイルタンク38
に還流した作動油ばストレ−す40および吸入油路4I
を介してオイルポンプ42に吸引され、変速制御弁装置
44の一対の入カポ−1−46および第1調圧弁48と
接続された第1ライン油路50へ圧送される。このオイ
ルポンプ42は、本実施例の油圧源を構成し、図示しな
い駆動軸を介して前記エンジン10により駆動される。
第1調圧弁48は、後述の第1駆動信号VDIにしたが
って第1ライン油路50内の作動油の一部を第2ライン
油路52へ流出させることにより第1ライン油圧P7!
1を制御する。この第2ライン油路52は前記変速制御
弁装置44の一対の排出ボート54と第2調圧弁58と
にそれぞれ接続されている。この第2調圧弁58は、後
述の第2駆動信号VD2にしたがって第2ライン油路5
2内の作動油の一部をドレン油路60へ流出させること
により第1ライン油圧P7!1よりも相対的に低い第2
ライン油圧P12を制御する。
上記第1調圧弁48および第2調圧弁58は、所謂電磁
比例リリーフ弁から構成されている。なお、本実施例で
は、第1ライン油圧pie、が高圧何泊圧源の油圧、第
2ライン油圧P7!2が低圧側油圧源の油圧に相当する
前記変速制御弁装置44は、前記入力ボート46、およ
び排出ボート54の他に、前記一次側油圧シリンダ26
および二次側油圧シリンダ28に接続油路29および3
0を介してそれぞれ接続された一対の第1出カポ−トロ
2および第2出カポ−トロ4をそれぞれ備えている。上
記変速制御弁装置44は、4個のスプール弁、すなわち
第1スプール弁66、第2スプール弁68、第3スプー
ル弁70、第4スプール弁72と、第1スプール弁66
および第4スプール弁72を同時に作動させるための第
1電磁開閉弁74と、第2スプール弁68および第3ス
プール弁70を同時に作動させるための第2電磁開閉弁
76とを備えている。
すなわち、バルブボデー78には、4個の第1シリンダ
ボア80、第2シリンダボア82、第3シリンダボア8
4、第4シリンダボア86が平衡に形成されており、そ
れら内には、第1スプール弁子88、第2スプール弁子
90、第3スプール弁子92、第4スプール弁子94が
それぞれ摺動可能に嵌め入れられている。そして、それ
ら第1スプール弁子88、第2スプール弁子90.第3
スプール弁子92、第4スプール弁子94は、第1スプ
リング96、第2スプリング98、第3スプリング10
0、第4スプリング102によってそれぞれ一軸心方向
へ付勢されて第1シリンダボア80、第2シリンダボア
82、第3シリンダボア84、第4シリンダボア86の
一端の内壁面104.106.108.110にそれぞ
れ当接させられている。この当接状態では、後述のよう
に、変速制御弁装置44が中立状態、すなわち作動油が
出力されない状態とされる。本実施例では、上記内壁面
104.106.108.11.0がそれぞれ各スプー
ル弁子の非作動位置、中立位置を位置決めするためのス
トッパとして機能する。
上記第1スプール弁66においては、その第1スプール
弁子88が第1スプリング96の付勢力にしたがって内
壁面104に当接させられると、入力ボート46と第1
出カポ−トロ2との間が閉じられるが、第1スプリング
96の付勢力に抗して移動させられると開かれる。すな
わち、第1スプール弁66は専ら二次側油圧シリンダ2
6内へ第1ライン油路50内の作動油を供給する。第2
スプール弁68においては、その第2スプール弁子−9
0が第2スプリング98の付勢力にしたがって内壁面1
06に当接させられると、排出ボート54と第1出カポ
−トロ2との間が閉じられるが、第2スプリング98の
付勢力に抗して移動させられると開かれる。すなわち、
第2スプール弁68は専ら二次側油圧シリンダ26内の
作動油を第2ライン油路52へ流出させる。第3スプー
ル弁70においては、その第3スプール弁子92が第3
スプリング100の付勢力にしたがって内壁面108に
当接させられると、入力ボート46と第2出カポ−トロ
4との間が閉じられるが、第3スプリング100の付勢
力に抗して移動させられると開かれる。すなわち、第3
スプール弁70は専ら二次側油圧シリンダ28内へ第1
ライン油路50内の作動油を供給する。第4スプール弁
72においては、その第4スプール弁子94が第4スプ
リング102の付勢力にしたがって内壁面110に当接
させられると、排出ボート54と第2出カポ−トロ4と
の間が閉じられるが1.第4スプリング102の付勢力
に抗して移動させられると開かれる。すなわち、第4ス
プール弁72は専ら二次側油圧シリンダ28内の作動油
を第2ライン油路52へ流出させる。
第2ライン油路52とドレン油路60との間には減圧弁
116および絞り118が直列的に接続されており、そ
れら減圧弁116および絞り118の間からパイロット
油圧が発生させられている。
このパイロット油圧はパイロット油路120を介して、
スプール弁子88の内壁面104側の端面、スプール弁
子90の内壁面106側の端面、スプール弁子92の内
壁面108側の端面、スプール弁子94の内壁面110
例の端面にそれぞれ作用させられている。また、パイロ
ット油圧は、絞り122を介して第1スプール弁子88
のスプリング96例の端面および第4スプール弁子94
のスブリング102例の端面に作用させられており、ま
た、絞り124を介して第2スプール弁子90のスプリ
ング98例の端面および第3スプール弁子92のスプリ
ング100例の端面にそれぞれ作用させられている。そ
して、絞り122と第1スプール弁66および第4スプ
ール弁72との間、および絞り124と第2スプール弁
68および第3スプール弁70との間には、前記第1電
磁開閉弁74および第2電磁開閉弁76がそれぞれ設け
られている。第一電磁開閉弁74は絞り122よりも下
流側をドレン、すなわち大気へ開放してスプール弁子8
8および94をスプリング96および102の付勢力に
抗して移動させるためのものであり、第2電磁開閉弁7
6は、絞り124よりも下流側をドレンへ開放してスプ
ール弁子90および92をスプリング98および100
の4=1勢力に抗して移動させるためのものである。
したがって、第1電磁開閉弁74および第2電磁開閉弁
76が閉じている状態では、全てのスプール弁子88.
90,92.94が各スプリング C の付勢力により内壁面104.106.108.110
にそれぞれ当接させられて変速制御弁装置44は中立状
態とされる。この中立状態では、一次側油圧シリンダ2
6および二次側油圧シリンダ28と第1ライン油路50
および第2ライン油路52との間が略遮断されている。
なお、好適には、この遮断状態において、変速制御弁装
置44の出力油圧特性を改善するために僅かな流通断面
積を形成する間隙が、一次側油圧シリンダ26および二
次側油圧シリンダ28と第1ライン油路50および第2
ライン油路52との間に設けられる。
しかし、後述の第1変速比信号RAIが供給されること
により第1電磁開閉弁74が開かれると、絞り122よ
りも下流側が排圧されて第1スプール弁子88および第
4スプール弁子94がスプリング96および102の付
勢力に抗して移動させられかつ第1スプール弁66およ
び第4スプール弁72が開かれて、ベルト式無段変速機
14の速度比が増加方向へ変化させられる。
反対に、第2変速比信号RA、 2が供給されることに
より第2電磁開閉弁76が開かれると、第2スプール弁
68および第3スプール弁70が開かれて、ベルト式無
段変速機14の速度比が減少方向へ変化させられるので
ある。通常、第1電磁開閉弁74および第2電磁開閉弁
76に供給される速度比信号RAIおよびRA2はオン
・オフ信号であり、好適には、第1電磁開閉弁74およ
び第2電磁開閉弁76がデユーティ制御される。このよ
うなデユーティ制御が行われる場合には、スプール弁子
88.90.92.94のスプリング側端面に作用させ
られる油圧、およびこの油圧によって位置制御されるス
プール弁子88,90,92.94の位置は連続的に変
化させられる。
上記から明らかなように、第1スプリング96、第2ス
プリング98、第3スプリング100、第4スプリング
102、第1電磁開閉弁74、第2電磁開閉弁76は、
本実施例におけるスプール弁子駆動手段に相当する。
そして、ベルト式無段変速機14には、一次側回転軸1
6の回転速度N、fiを検出するための第1回転センサ
130、および二次側回転軸18の回転速度N。14.
を検出するための第2回転センサ132が設し1られて
おり、それら第1回転センサ130および第2回転セン
サ132からは回転速度N、ゎを表ず回転信号SRIお
よび回転速度N。1.。
を表す回転信号S R2がコンl−tr−ラ134へ出
力される。また、エンジン10に41″、その吸気配管
に設けられたス「1ソ1−ル弁開度θ7.を検出するた
めのスロットルセンサ136と、エンジン回転速度NQ
を検出するためのエンジン回転センサ138が設けられ
ており、それらスロットルセンサ136およびエンジン
回転センサ138から(オスロソトル弁開度θいを表す
スロットル信号Sθおよびエンジン回転速度N、、を表
す回転信号SEがコントローラ134へ出力される。
上記コントローラ134は、CPUI/12、ROM1
44、RAM146などを含む所謂マイクロコンピュー
タであって、本実施例の制御手段を構成する。−に記憶
PU]42は、RAMI 46の記+ti能を利用しつ
つ予めROMI 44に記憶されたプログラムにしたが
って入力信号を処理し、第1ライン油圧および第2ライ
ン油圧を制御するために第1調圧弁48および第2調圧
ブr58へ第1駆動信号VDIおよび第2駆動信号Vr
)2をそれぞれ供給すると同時に、速度比eを制御11
するために第1電磁開閉弁74および第2電磁開閉弁7
6を作動させるための第1速度比信号RAIおよび第2
速度比信号RA2をそれらにイJ(給する。
ベルト式無段変速機14の速度比制御は、たとえば、第
2図に示す速度比制御ルーチンか繰り返し実行されるこ
とにより行われる。すなわち、先ず、ステップS1が実
行されることにより、一次側回転軸16の回転速度Ni
、二次側回転軸18の回転速度N out 、スロット
ル弁開度θい、エンジン回転速度N8が回転信号SRI
およびSR2、スロットル信号Sθ、回転信号SRに基
づいてRAM106に読み込まれる。次いで、ステップ
S2では予めROM104に記憶された次式(1)にし
たがって速度比eカ月−記回転速度N、、、およびN。
、1゜から算出される。
 n e−No、IL /Nl11     ・ ・・  ・
(1)また、ステップS3では、ROM104に記憶さ
れた関係からスロットル弁開度θいなどに基づいて目標
回転速度N r n  を決定し、且っI−記(11式
からその目標回転速度N i 、、″と実際の回転速度
N。uLから目標速度比e*を算出する。上記目標回転
速度N + n′を決定するための関係は、たとえば第
3図に示すものであって、第4図に示す最小燃費率曲線
上でエンジン10が専ら作動するように予め求められた
ものである。続くステップS4では、予めROM104
に記憶された次式(2)にしたがって速度比制御値V。
が算出される。ステップS5においては、この速度比制
御値■。が正である場合には、第1スプール弁66およ
び第4スプール弁72が開放作動して一次側回転軸16
の回転速度NIfiが減少するように前記第1速度比信
号RAIが出力され、反対に負である場合には、第2ス
プール弁68および第3スプール弁70が開放作動して
一次側回転軸16の回転速度Ninが増加す U るように前記第2速度比信号RA2が出力される。
これら第1速度比信号RAIおよび第2速度比信号RA
2のデユーティ比は上記速度比制御値V。
の大きさに対応する。したがって、次式(2)から明ら
かなように、上記速度比制御値V。6才実際の速度比e
と目標速度比e*とを一致させるように決定されるので
ある。なお、(2)式〇には制御定数である。
Vo =k (e”   e) /e    ・・・(
21そして、ステップS5では、それ以前のステップに
おいて決定された速度比制御値■。にしたがって第1速
度比信号RAIおよび第2速度比信号RA2が出力され
、速度比eが制御される。
ここで、前述のように、変速制御弁装置44においては
、スプリング96.98.100.102により、4本
のスプール弁子88.90.92.94が一定の位置に
おいてストッパ、すなわち内壁面104.106.10
8.110に当接させられて軸方向の移動がそれぞれl
!111トされることにより変速制御弁装”fl 44
の作動状態が中立状態とさ才する。このため、スプール
弁子が機械的に連結されたリンクを介して駆動されるこ
とにより作動油の流1m方向が制御される形式の従来の
変速制御弁に比較して、部品公差などに起因する変速制
御弁の中立点のばらつきが解消され、油圧制御装置の組
立時点において中立点の設定の調整作業が不要となる。
また、一対のスプリングによりスプール弁子を互いに逆
方向へ付勢し、その付勢力が平衡する中立点にスプール
弁子を位置させる形式の変速制御弁に比較して、作動油
中の異物や摺動摩擦の変化などに起因するスプール弁子
の中立点のずれが殆ど解消されるのである。
また、柩−のスプール弁子を用いる従来の変速制御弁に
比較して、加工が容易となって真円度、円筒度などの精
度を簡争かつ安価に高めることができる。
また、単一の長いスプール弁子に替えて、短い4木のス
プール弁子88.90.92.94が用いられるので、
変速制御弁を構成するだめのバルブボデー78を周辺の
機器に適応して容易に変更することができ、しかも小型
となる。
また、本実施例によれば、各スプール弁子88.90.
92.94に形成されたラントの数が少ないので、作動
油の流通に伴うフローフォースの影響が軽減できる利点
がある。
以上、本発明の一実施例を示す図面に基づいて説明した
が、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例の変速制御弁44において、電
磁ソレノイドにより4本のスプール弁子88.90.9
2.94を直接的に駆Mする形式の直動型としてもよい
のである。
また、前述の実施例の変速制御弁44において、スプー
ル弁子88.90.92.94の内壁面側が大気圧に開
放されるとともに、スプリング96.98.100.1
02がその内壁面側に設けられて−1−記スプール弁子
88.90.92.94を反対方向へ付勢するようにし
てもよい。この場合には、スプール弁子88.90.9
2.94の端面にパイロット油用が作用さ〜Uられたと
きは−1−記のように配設されたスプリング96.98
.100.102のイ」勢力に抗して移Φt+させられ
ることになる。このとき、第一および第二電磁開閉弁7
4および76と各スプール弁66.68.70.72と
の作動関係は前述の実施例と逆になる。
なお、」二連したのはあくまでも本発明の一実施例であ
り、本発明はその精神を逸脱しない範囲で種々変更が加
えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図である。第2
図は第1図の装置における変速制御作動を説明するフロ
ーチャートである。第3図は第2図の説明に用いられる
関係であって、目標回転速度を求めるための関係を示す
図である。第4図は第1図のエンジンの最小燃費率曲線
を示す図である。 14:ベルト式無段変速機 16:一次側回転軸   18:二次側回転軸20ニ一
次側可変プーリ 22:二次側可変プーリ 24:伝e−J+ベルト 26:一次側油圧シリンダ 28−二次側油圧シリンダ 44:変速制御弁装置 78;バルブボデー 80.82,84,86:シリンダボア88.90,9
2,94;スプール弁子96.98,100,102ニ
スプリング104.106,108.too: 内壁面(ストッパ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一次側回転軸および二次側回転軸にそれぞれ設け
    られた一対の一次側可変プーリおよび二次側可変プーリ
    と、該一対の可変プーリに巻き掛けられて動力を伝達す
    る伝動ベルトと、前記一対の可変プーリの有効径をそれ
    ぞれ変更する一対の一次側油圧シリンダおよび二次側油
    圧シリンダとを備えた車両用ベルト式無段変速機におい
    て、油圧源から供給される比較的高圧の作動油を前記一
    次側油圧シリンダおよび二次側油圧シリンダの内の一方
    へ供給すると同時に、他方内の作動油を流出させること
    により、前記一次側可変プーリおよび二次側可変プーリ
    の有効径を変化させて前記無段変速機の速度比を調節す
    る変速制御弁装置を備えた油圧制御装置であって、 前記変速制御弁装置が、バルブボデーに形成された4個
    のシリンダボアと、該シリンダボア内に摺動可能に嵌合
    され、一定の位置においてストッパにそれぞれ当接させ
    られることにより軸方向の移動がそれぞれ阻止されて弁
    の作動を中立状態とする4本のスプール弁子と、該スプ
    ール弁子をそれぞれ駆動することにより前記一方の油圧
    シリンダへの作動油の供給および前記他方の油圧シリン
    ダからの作動油の流出を制御する一対のスプール弁子駆
    動手段とを、含むことを特徴とする車両用ベルト式無段
    変速機の油圧制御装置。
  2. (2)前記4本のスプール弁子の内の第1スプール弁子
    は前記一次側油圧シリンダへ作動油を専ら供給するもの
    であり、第2スプール弁子は該一次側油圧シリンダ内の
    作動油を専ら流出させるものであり、第3スプール弁子
    は前記二次側油圧シリンダへ作動油を専ら供給するもの
    であり、第4スプール弁子は該二次側油圧シリンダ内か
    ら作動油を流出させるものである特許請求の範囲第1項
    に記載の車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置。
  3. (3)前記スプール弁子駆動手段は、前記スプール弁子
    を前記ストッパに向かってその軸心方向へ付勢するスプ
    リングと、前記スプール弁子の端面にパイロット油圧を
    作用させることにより該スプール弁子を該スプリングの
    付勢力に抗して移動させる電磁開閉弁とを備えたもので
    ある特許請求の範囲第1項または第2項に記載の車両用
    ベルト式無段変速機の油圧制御装置。
  4. (4)前記電磁開閉弁は、前記第1スプール弁子および
    第4スプール弁子の端面にパイロット油圧を同時に作用
    させる第1電磁開閉弁と、前記第2スプール弁子および
    第3スプール弁子の端面にパイロット油圧を同時に作用
    させる第2電磁開閉弁とから成るものである特許請求の
    範囲第3項に記載の車両用ベルト式無段変速機の油圧制
    御装置。
JP61037578A 1986-02-22 1986-02-22 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JPH0743032B2 (ja)

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US07/016,661 US4857034A (en) 1986-02-22 1987-02-19 Hydraulic control system for continuously variable transmission for automotive vehicle
DE8787102503T DE3763864D1 (de) 1986-02-22 1987-02-23 Hydraulische steuerung fuer den stufenlos veraenderlichen antrieb eines fahrzeuges.
EP87102503A EP0235712B1 (en) 1986-02-22 1987-02-23 Hydraulic control system for continuously variable transmission for automotive vehicle

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112499125A (zh) * 2021-02-09 2021-03-16 万鑫精工(湖南)股份有限公司 一种具有减速机的下降装载输送装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646152A (en) * 1979-09-12 1981-04-27 Bosch Gmbh Robert Controller for stepless power transmission

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