JPS62196118A - 溶融重合体シ−トの冷却装置 - Google Patents

溶融重合体シ−トの冷却装置

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JPS62196118A
JPS62196118A JP61037310A JP3731086A JPS62196118A JP S62196118 A JPS62196118 A JP S62196118A JP 61037310 A JP61037310 A JP 61037310A JP 3731086 A JP3731086 A JP 3731086A JP S62196118 A JPS62196118 A JP S62196118A
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高木 憲男
Toshifumi Osawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶融!n合体シー1〜の冷2JIS置に関し、
更に詳しくは押出ダイから押出されたシート状の溶融重
合体シートを、要すれば静電荷を付与して、移動可能な
冷却表面に密着させかつ固化させてシートとする冷IJ
l装置であって、該冷却表面を特殊な形状のマイクロク
ラック構造を備えたものとすることを特徴とし、これに
よって製膜速度即ちシートの製造速度を高める冷IJl
装置に関する。
従来技術 押出ダイから押出されたシート状の溶融重合体溶融物を
冷却してシートとするに際し、該溶融物を冷却ドラムの
冷却面に密着させて固化する方法が一般に用いられてい
る。その際、シー1〜の品質、製造速度等は上記冷7J
]面と溶融物との密着性によって左右されることが多い
。そこで、シート状の溶融重合体溶融物に静電荷を付与
して冷却面に密着させる方法、いわゆる静電密着法が用
いられる。
この静電密着法は、キャスティング速度の低′a域では
シートの厚みの均一性9表面の平滑性′3層れた急冷シ
ー1〜を製造する方法どして有効である。
しかし、この方法の最大の問題点は、キャスティング速
度の上貸に伴って急冷シー1〜の単位面積当りの静電荷
迅が減少して溶融シートの冷却面への密着力が低下し、
シートと冷N1表面との間隔に空気が巻込まれる。この
空気は泡状となってシート表面の平滑性を低下する。ま
た、この泡の大きさL;L :′1:s−スディング速
度に1v−)で増加する。
この欠点の解消策としく、特開昭46−439号公報に
は冷7J]ドラムの表面を粗面化し、その連結した路を
通じてシー1〜と冷」而との間の巻込み空気を排出する
方法が提案されているが、この方法では呑込み空気の排
出作用を高めるためには、冷却装胃表面のマット粗さを
粗くする必要があり、その結果マット面の凹凸模様がフ
ィルムに転写して、オレンジ肌様の欠点をフィルムに生
じる。また、この方法におけるサンドブラスト加工によ
る粗面では、巻込み空気の排出路となる連結した路が浅
く、小さいため、溶融押出物から出るその低分子ω化合
物が冷IJ1表面に111着堆積して、巻込み空気の+
l出路をt’41塞し易く、その結果キャスティング速
度の向上作用が短時間で低下する欠点がある。
更に、これらの欠点の解消策として、特開昭!1818
3220号公(Uには冷11l装置の表面に多数の微細
なマイク(]ククララの形成が提案されている。
このマイクロクラックの表面は平1旦面に(22’A 
% IWを設け7j hQ J青からなり、!M幅に対
して114深さを大きく加工することが出来るので、冷
却面の平滑性を大幅には低下さけることなく巻込み空気
の排出路を確保出来る。従ってフィルムの凹凸の転写欠
点の発生、空気の排出路の目詰り作用を大幅に軽減出来
る利点がある。
一方、磁気的、光学的記録密1度が一1苦高密度化指向
の時代要請にあって、そのベース材料に求められるフィ
ルムの平坦性は益々高度化の方向にある。
かかる高痕な平坦性フィルムを上)ボのマイク[1クラ
ック表面で製造する場合、凹凸転写を小さくするため溝
幅を小さくせざるを1iIず、必然的に空気の排出路の
目詰り作用を早めるという新たな問題が生じる。即ら、
高度の平坦性フィルムを得ようとする場合はマイクロク
ラック表面においても、高いキャスティング速度を長時
間保持することは困難となる。加えてマイクロクラック
の溝幅、多孔率(甲借表面におけるクラックの溝の総面
積の比率)、満深ざ等をある特定された仕様で大きな冷
IJ1表面に製作することはT業的困flな点が多く、
具現化に多大の開発努力を要する。
発明の目的 本発明の目的は、かかる従来法の問題を低減し、製作が
容易でかつ製膜速度をより一層速めることのでさ゛る、
またより平坦性のすぐれたフィルムのM造に有効な、溶
融重合体シートの冷却装置を提供することにある。
発明の構成・効果 本発明のかかる目的は、本発明によれば、押出ダイから
押出されたシート状の溶融重合体押出物を冷却するため
の移動可能な表面を耀えた冷2JI装置であって、該表
面は溶融平合体を密着Iしめ得るものひあり、かつ該表
面はマイクロクラックが多数存在し、該マイクロクラッ
クの開口部はそれにつながる断面内部の通気溝幅より狭
い形状を右することをQi徴とする溶融重合1本シート
の冷1Jl装置にJ:つて達成される。
以下、図面を用いて本発明を説明覆る。
第1図は、本発明にN31プる冷却表面に存在するマイ
クロクラックの1つの拡大断面形状2模式的に示した図
である。第2図は従来のマイクロクラックの1つの拡大
断面形状を模式的に示した図である。第3図はマイクロ
クラックの通気抵抗を測定する装置の模式図である。第
4図は通気抵抗測定装置の吸盤部分の拡大断面を示す模
式図である。
本発明において冷却表面はドラム状の回転体やコンベア
ベルトの如き移動可能なものであり、該冷却表面に形成
されているマイクロクラックは表面から深部に向っC発
生し、開口部の輻がそれにつながる断面内部の通気)み
−の幅より狭くなっている。この点を第1図を用いて説
明すると、クラック12の断面にN3いて表層の開口部
12Aの溝幅は狭く、これにつながる内装部12Bの溝
幅は該開口部12Aより広くなっている。一方、従来の
マー(クロクラックは開口部の幅がそれにつながる断面
内部の通気溝の幅」;り狭くなることが殆んどなく、例
えば第2図に模式的に示した構造のものが殆んどである
。従って、同じ開口部を右する場合、本発明に43ける
マイクロクラックは、従来のマイクロクラックに比して
、内装部に巻込み空気を排出する能力が高められたもの
ということができる。
本発明にJ5いて、マイクロクラックは非規則的に形成
されているが、ぞの形成状況は後)ホする真空漏洩法に
よって測定される通気抵抗が20,000秒以下、更に
は10,000秒以下、特には7,000秒以下−Cあ
ることが好ましい。最も好ましい通気抵抗の範囲は10
〜1000秒である。この通気抵抗が20,000秒を
越えると、キャスティング速磨の向上があまり期待でき
ない。
本発明における通気抵抗とは、マイク1〕クラツクの表
面に真空域を設けたとき、マイクロクラックの、j4を
通じて空気が流入し、この時真空吸引をドア化すると真
空度が低下するが、この真空度が一定1(iから池の一
定値まで低下するに要するh間をしって表わず。通気抵
抗の具体的な測定法は、第3図にその概略図を示ザよう
に、真空計32の付いた容器31の一端に真空コック3
3を介して真空ボン−f34を1容続し、il!!端に
真空ホース35を介してゴムの吸盤(シ1えは株式会礼
妙徳装FPM、PFYK−40)3Gを(]()る、真
空コック33から1吸盤3Gまでのイ1効な真空容積を
100ccとする。第4図に吸盤部分の拡大断面の模式
図に示すように、直径40 mmの吸?β(36,42
)を冷2JI表面44に押しあてるに当り、吸盤の外周
面のみが接触するように直径30mmのポーラスなシー
ト(閏えば口木精線株式会社製ナス[コン低密度焼結体
F3−1−−500) 43を吸盤の中央に置いて押し
あてる。次いで真空ポンプ34により100ccの該容
器を−700InInl−1g以下の真空にしてコック
42を閉じると、吸盤部分のマイクロクラックの溝を通
じて真空系に空気が流入するため真空度が低下するが、
この時真空度が−700mmHQから−650m1−b
に低下するに要する時間をもって通気抵抗と定義する。
なお通気抵抗の測定に先でLつで、測定器の真空漏をチ
ェックするため、磨かれたガラス板の通気抵抗が100
,000秒以上であることを確認する。
マイクロクラックの形成状況は顕微鏡写真によって観察
することができる。例えばクラックの本数を測定するに
は、まず拡大倍f!25倍の連続した複数枚の顕微鏡写
真を画面が連続するように連ね、こ秩に実長10#に相
当する冷却表面(例えばドラム表面)の長さ方向の直線
を引き、要すれば部分的に更に拡大(8率の高い顕微鏡
写真において、10mtrr長の該直線とクラックが交
差Jる点の数をもつ−(交差点の数と称し、またクラッ
クの間口幅も同條に顕微鏡写真に引いた実長10 mm
の直線の交差点にJ3りるクラックの!苗幅をもって表
わすと、本発明の冷却装置の表面に存在するマイクロク
ラック構造としては、交差点の数が5点以上であって、
且つこの交差点の70%以Fの点において間口幅が0.
1μ以上のものが好ましい。
ここで、間口幅を規定するための交差点の対象’、i、
’11合を70%とするのは、マイク【」クラックの製
造法によっては聞1]幅に広い分布を生じる場合があり
、苫しく狭いクラックを混在したり、複数のクラックが
合流Jる点においては聞l]幅が非命:、:コ部の数1
8になる場合があるため、クラック構造の平均的特徴を
表わすために、特異な部分を除外して交差点の70%を
対象とするとよい。
交差点の数が5点未満の低密度では本発明の主目的であ
る高速化効果に多くを期待出来ない。従って、交差点の
数は少なくとも5点以上、更には10点以上、特に50
点以上が好ましい。
次にクラックの間口幅が0.1μ未満の狭い場合は、溶
融重合体から昇華する低分子量化合物で目詰りを生じ易
く、しかもその洗浄除去が困難になる。従って間口幅は
少なくとも0.1μ以上、更には0.5μ以上であるこ
とが好ましい。しかし100μを超えると冷却表面の転
写の影響が現われる傾向があり、二軸延伸後のフィルム
の表面特性に皿影響を及ぼすことがあるので好ましくな
い。従ってクラックの開口幅は100μ以下が好ましく
、更には40μ以下が好ましく、0.5μ〜20μの範
囲のものが般適である。
本発明のマイクロクラック構造の表面は、更に実r<1
0mmの直線と交わる交差点におけるクラックの間口幅
の合計良さが5s以下であることが好ましく、5#を超
えると重合体シートへの転写の関係で表面を研磨された
梨地面に類似するようになり、二軸延伸フィルムの微細
な凹凸欠陥となる。
このような工T由から、開口幅の合計良さは5 mm以
下、更には3 mtn以下であることが好ましい。しか
し、逆に総合計良さが10μに満たない場合には冷2J
l装置として高速化効果に多くを望めなくなる。
従って更に好ましくは100μ〜2mで本発明の種々の
効果、優位性を最しA−、<発現することが出来る。
本発明における間口幅の狭いマイクロクラックは、例え
ば次のような方法で製作することが出来る。
まず第一の方法は、移動可能な表面例えば鉄製の回転ド
ラムの表面に最初に広い溝幅のマイクロクラックを形成
し、しがる後適当な条件でこの面にクロムあるいはニッ
ケル等を再度メッキJると、表層の平坦部、条件によっ
ては溝の内部にもメッキは成長するが、マイクロクラッ
クのエツジにより4先的にメッキが成長し溝の開口幅が
狭くなる。
理由は明らかでないが、エツジ部に局部的な電解の集中
を生じるためと推定される。次いぐ、再メツキ層の残存
する部間でrJI磨すれば、元の溝幅より狭い間口幅の
マイクロクラックを形成することが出来る。再メツし及
び研磨の条件によって間[]幅を調整することが出来る
他の方法は、移動可能な表面例えば鉄製の回転ドラムの
表面に最初広い1な幅のマイクロクラックを形成し、こ
れをパフ研磨する方法である。クロム、ニッケル等の&
f!質の金属であっても、細い溝のある表面にパフを1
11けると、理由は明らかでないが、金属の表層部に流
動を生じ、溝のエツジに「ダレ」と呼ばれる庇状の突出
を生じる現像である。
マイクロクラックの表面をバフ研I会すると、同様に溝
のエツジに庇状の突出を生じて溝の間口幅が狭くなる現
象が認められる。間口幅を均一に狭くするためには一方
向に漏らないrift 磨が望ましい。
次に要すればパフ研磨によって発生した欠点、例えば平
坦部の起伏による「うねり」等は、通常の砥石研磨によ
って除去し、併せて溝幅の調整を行なうことが出来る。
一般にクロムメッキは内部応力が高いため、熱履歴を受
けると時としてマイクロクラック状の溝を発生する場合
があるが、これらは多くの場合通気抵抗が20.000
秒以上で、実際のキャスティング速度の向上に′5与し
ていない。
マイクロクラックの開口幅の狭さ割合は、庇(狭い間口
幅を形成している部分)の直近の内層溝幅の10〜95
%が好ましい。
本発明の冷2J]装置(よ、冷却表面に上)ボのマイク
ロクラックが形成されている点を除いては従来からの冷
却装置の構j告をどることができる。例えば冷1.II
ドラムはその表面構造を除いて公知の駆動手段(移動手
段)を適用することができる。本発明の冷2J]装置は
、静電密着法の手段と組合せることがO−(ましく、押
出しグイ(例えばTグイ、Iダイで9〉から押出された
未固化(溶融〉重合体シー1〜状押出物が本発明の冷却
表面に完全に密着するための電極であってピンニング手
段と対向するH ((。
となるものを備えていることが好ましい。なお、溶W&
用合体シートをピンニングする針状(又は線状)電極と
対向電極は公知のものを用いることができる。
本発明の冷ul装置には、通常の溶融重合体からシート
を形成する製膜法が適用できるすべての熱可塑性重合体
が適用できる。例えば、ポリエチレンプレフタレートの
ようなポリエステル、ポリプロピレンのようなポリオレ
フィン、ポリスチレンのようなポリビニル、ナイロン6
のよう4ヌボリ)ノミド、ポリカーボネート等を示すこ
とが′できる。
このうちポリエステルは特に好適に適用出来る乙のであ
る。
溶FA重合体例えば溶融ポリエチレンテレフタレートを
キャスティングして得たシー1へには、通I;(冷却表
面の表面状態が転写される。例えばマイクロクラックの
存在する冷却表面で冷却する場合にも、溝幅が大きくな
りすぎると、該溝幅と転写した名の高さに明瞭な相関関
係があり、溝幅にJ:つて転写高さが顕著に変化する。
しかし、本発明の冷7J]装置を用いてキA・スティン
グし、延伸されたフィルムの平坦性は大幅に改善され、
従来の鏡面化された冷1.I′1面で製膜したフィルム
と差を認められない程に平坦化することも可能である。
本発明の冷7J]装置を用いて溶融重合体をシートにキ
ャスティングする場合、冷却面とシートとの間に巻込ま
れる空気の排出能力は、従来の溝幅を’fTするマイク
ロクラックに比べると大幅に向上させることが出来、従
って重合体から発散する低分子は化合物による目詰り作
用が更に改善される。
実施例 以下実施例を掲げて本発明を更に説明する。
実施例1 本実施例に供した冷却装置は、冷却ドラムの冷fJ1表
面に先ず厚さ 100μのクロムメッキを電解エツチン
グして間口幅が平均3μのマイクロクラック構造を形成
し、この表面に更に10μのクロム層を再メッキし軽い
研磨を行い、間口幅が羊均0.5μ、直線10 mm当
りのクラックとの交差点の数が230点1通気抵抗が4
20秒のマイク89579表面構造を形成したものであ
る。
この冷却装置を用いて、公知のグイより厚さ210μの
ポリエチレンテレフタレー1−の溶融シートを押出し、
シー1〜の全幅に回って静電荷を付与して冷却ドラムに
静電的に密着さけた。空気の巻ぎ込みに伴う気泡の形成
を生じることなく安定して急冷シートを製造できる最高
速度は82m/分であった。
次にキャスティング速度70m/分で72時間装膜し、
しかる後キャスティングの最高速度を測定したところ8
0m/分であった。なおこの時の通気抵抗は480秒で
あった。重合体の低分子重化合物による目詰り作用が少
なく、その結果72時間の製膜の前後における最高キャ
スティング速1式の低下も少ない。
比較例1 比較例1に供した冷7J]装置は、冷却ドラムの冷IJ
I表面に溝の開口幅の平均が0.5μ、直線10FM1
当りのクラックとの交差点の数が370点2通気抵抗が
約2,000秒の従来タイプのマイクロクラック表面構
造を形成したものである。
この冷却装置を用いる以外は実施例1と同様にしで行っ
たところ、キャスティングの最高速度は75TrL1分
であった。次にキャスティング速度を70TrL/分に
して装膜を行ったところ24時間後にこの速度を保持す
ることが出来なくなった。その時の通気抵抗は4,50
0秒で、本発明の6のに比べて溝の目詰り作用が大幅に
早くなり、その結果キャスティングの最高速度の低下も
甲い。
叩ら、本発明の冷7JI装置は、溝の間口幅が狭い7、
llに通気抵抗を小さく出来ているので、高いキャステ
ィング速度を1!7ると共に、最高速度の低下傾向が小
さく、しかもその急冷シートを縦方向に3、y(g、横
力向に4.0倍に二輪延伸したフィルムは溝の転写によ
るオレンジの表皮様欠点は全く認めない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷却装置の冷却表面に形成されるマイ
クロクラックの溝の拡大断面の模式図である。なお図中
の数字は次の通り。 11・・・冷7J]装置の表面   12・・・)1う
12A・・・溝表層部     12[3・・・溝の内
層部第2図は従来の冷却装置の冷却表面に形成されるマ
イクロクラックの溝の拡大断面の模式図である。なお図
中の数字は次の通り。 22・・・溝         22A・・・溝の表層
部22B・・・溝の内層部 第3図は通気抵抗を測定する装;ユの模式図ぐある。な
お図中の数字は次の通り。 31・・・真空容器      32・・・真空訓33
・・・真空コック     34・・・真空ポンプ35
・・・真空ホース     3G・・・吸盤第4図1ま
通気抵抗を1lll+定する装置偶の吸盤部分の拡大断
面の模式図である。なお図中の数字は次の通り。 41・・・真空it、−ス     42・・・吸盤4
3・・・ポーラスなシート  44・・・冷却装置の表
面第1図    第2図 第3図 第4図 1イ′ 手 わ■ ネ由 正 書 昭和61年 4月e 日 朕己午J゛コ′長篇゛殿 1、事件の表示 特願昭 61 −  37310  号2、発明の名称 溶融単合体シートの冷却装置 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容             、1.□3
(1)明細書第2頁第14行に「重合体溶融物」とある
を「重合体押出物」に訂正する。 (2)同第3頁第2行に「間隔」とあるを「間隙」に訂
正する。 (3)同第7頁第4行に「内装部」とあるを「内層部」
に訂正する。 (4)同第8頁第13行に142」とあるを「33」に
訂正づる。 (5)同第11頁第16行に「最初に」とあるを1先り
゛クロムあるいはニッケル等をメッキし、これをエツチ
ングして該メッキの層に」に訂正する。 (6)同第12頁第9行に「最初」とあるを「先ずクロ
ム必るいはニッケル等をメッキし、これをエツチングし
て該メッキの層に」に訂正する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、押出ダイから押出されたシート状の溶融重合体押出
    物を冷却するための移動可能な表面を備えた冷却装置で
    あって、該表面は溶融重合体を密着せしめ得るものであ
    り、かつ該表面はマイクロクラックが多数存在し、該マ
    イクロクラックの開口部はそれにつながる断面内部の通
    気溝幅より狭い形状を有することを特徴とする溶融重合
    体シートの冷却装置。 2、マイクロクラックの真空漏洩法によって測定される
    通気抵抗が20,000秒以下である特許請求の範囲第
    1項記載の冷却装置。
JP61037310A 1986-02-24 1986-02-24 溶融重合体シ−トの冷却装置 Granted JPS62196118A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001098058A1 (fr) * 2000-06-23 2001-12-27 Teijin Limited Procede permettant de produire une feuille et un film de polyester

Citations (3)

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