JPS6219583A - ピリドンカルボン酸誘導体、そのエステルおよびその塩 - Google Patents

ピリドンカルボン酸誘導体、そのエステルおよびその塩

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JPS6219583A
JPS6219583A JP15735885A JP15735885A JPS6219583A JP S6219583 A JPS6219583 A JP S6219583A JP 15735885 A JP15735885 A JP 15735885A JP 15735885 A JP15735885 A JP 15735885A JP S6219583 A JPS6219583 A JP S6219583A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は極めて優れた抗菌活性を示す新規ピリド/カル
ボン酸H4体、そのエステルおよびその塩に関する。
更に詳しくは、本発明の化合物は下記一般式(式中、x
l、x2は同一または異なってハロゲン原子を意味し、
Yは水素原子またはハロゲン原子を意味し%RIは低級
アルキル基、低級アルケニル基またはシクロアルキル基
を意味し、Rs、  R3は同一または異なって水素原
子、低級アルキル基またはシクロアルキル基を意味し、
には整数3,4または5を意味し、m、nは整数0.1
または2を意味する。) で表わされるピリドンカルボ/酸誘導体、そのエステル
およびその塩である。
本明細書において、ハロゲン原子とはフッ素。
塩素、j!索またはヨウ素を意味し、低級アルキル基と
は炭素呼子1ないし5個を有するアルキル基を意味し、
低級アルケニル基とは炭素原子2ないし5個を有するア
ルケニル基をを味する。またシクロアルキル基とは炭1
g原子3ないし6個を訂するシクロアルキル基を意味す
る。
本発明の化合物の塩は、酢酸、乳酸、コハク酸。
メタンスルホン酸、マレイノ酸、マロン酸、グルコン酸
等の有機酸との塩、アスパラギン酸、グルタミ7av!
のアミノ酸との塩、或いは塩酸、す/酸等の無機酸との
塩、或いは式El]の化合物のナトリウム、カリウム、
亜鉛、銀等の金属塩、或いは有機塩基との塩である。
式[I]の化合物のエステルとは、化合物[!]のメチ
ルエステル、エチルエステル等の低級アル牛ルエステル
、或いは加水分解することにより又は生体内で容易に脱
離されて化合物[夏]になる様な公知のエステル、例え
ばアセトキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチル
エステル、エト牛ジカルボニルオキシエチルエステル、
プリンエステル、ジメチルアミノエチルエステルや1−
ピペリジニルエチルエステル等のアミ/エチルエステル
類、5−インダニルエステル、フタリジルエステル等を
意味する。
本発明の化合物は、また水和物としても存在し得る。従
って、この様な形のものも当然本発明の化合物に包含さ
れる。
本発明の化合物は、その7位の置換基に不斉炭素原子を
「するので、光学活性体として存在し得る。従って、こ
れらの光学活性体は本発明の化合物に包含される。
更にまた、本発明化合物は、その7位の置換基に2個の
不斉炭素原子を有するので、異なる立体異性体(シス型
、トランス型)として存在し得る。
これらの立体異性体およびその混合物もまた、本発明の
化合物に包含される。
本発明の化合物の製造法につき以下に説明する。
本発明の化合物は、下記一般式 (式中、2は後紀環吠アミン誘導体と置換し得る官能基
を意味し、Xs、YおよびR1は前掲と同じ。)で表わ
されるカルボ/酸またはそのエステル(好ましくは低級
アルキルエステル)と下記一般式(式中、X11+ R
21R3n k 、 mおよびnは前掲と同じ。) で表わされる環状アミン誘導体を反応せしめ、生成物を
常法により単離することにより製造するととができる。
式C[1]の2で示した反応性官能基としては、ハ「l
ゲン原子、アリールスルホニル、アリールスルフィニル
、低級アルキルスルホニル、低級アルコキシ、低級アル
キルチオ、低級アルキルスルフィニル、了り−ルスルホ
ニルオキシ、低級アルキルスルホニルオキシ等が挙げら
れる。
本反応は、エタノール、アセトニトリル、ジオキサン、
ジメチルホルムアミド、ピリジン、キノリ/、キシレン
の如き不活性溶媒中、10〜180℃、好ましくは20
〜150℃において、原料化合物[■]またはそのエス
テルと[I[I]とを1〜15時間、通常は3〜10時
間混時間性することにより実施できる。原料化合物[I
[]またはそのエステルに対するU科化合物[1ff]
の使用量は当量ないしやや過剰Llである。原料化合物
[1]またはそのエステルの2の官能基の種類により、
反応の結果塩酸等の酸が副生ずるので、かかる場合には
酸受容体を使用するのが一般的であるが、原料化合物[
111]を過剰に用い、酸受容体としての役割を兼ねさ
せてもよい。
また、本反応で使用される原料化合物[11は、基を除
去してもよい。
原料化合物[11]またはそのエステルは、以下の文献
に記αの方法或いはこれに準じた方法で製造し得る。
2H8 原料化合物[11は参考例1〜3に記載の方法或いはこ
れに草じた方法で製造し得る。
上記方法により得られる本発明の化合物がエステルであ
る場合、そのエステル部分を常法により加水分解するこ
とにより、式[I]の化合物に変換することができる。
更には、必要に応じ式[1]の化合物を常法によりエス
テル化し、式[11の化合物のエステルに導くとともで
きる。
この様にして製造される本発明の化合物は、常法に従い
単離、精製される。単離、精製条件によっテ、塩の形、
遊離カルボン酸や遊離アミンの形で得られるが、これら
は、目的に応じて相互に変換され、目的とする形の本発
明の化合物が製造される。
本発明の化合物の立体異性体(シス型、トランス型)は
、通常の方法、例えば分別結晶、クロマトグラフィー分
W1等により、互いに分離することができる。尚、シス
型或いはトランス型の配置を有する化合物[mlを用い
、上記方法によって、それぞれシス型、トランス型の配
置を有する本発明の化合物を製造することもできる。
本発明の化合物の光学活性体は、公知の方法を適用する
ことによって、分離することが可能である。
かくして得られる化合物[■]、そのエステルおよびそ
の塩はいずれも新規化合物である。特に化合物[1]お
よびその塩は極めて優れた抗菌活性を示すので、抗菌剤
として価値あるものである。
化合物[I]またはその塩はこれを人体および、動物用
医薬は勿論のこと、魚病薬、Q薬、食品の保存剤等とし
ても使用することが可能である。また、化合物[1]の
エステル体は化合物[1]の合成原料として勿論価値あ
るものであるが、その他にこの化合物が生体内において
容易に化合物[■]に変換する場合には、化合物[I]
と同等の作用効果を発揮し得るので、抗菌剤としても有
用な化合物である。
次に本発明の化合物の抗菌活性について、以下にデータ
を挙げる。
試験管内における抗菌作用“ M実験条件 最小発育阻止濃度(MIC:8g / ml)はChc
mo therapy 、 29(+ > 、 70(
+981 )に記載の方法に準じて行い、その結果を上
記表中に示した。
1実施例1−■の化合物を愈味する(以下同じ)。
また、本発明化合物[I]は動物実験においても優れた
抗菌活性を有する。例えば、実施例1−(2)および実
施例2−■で得られる化合物のストレプトコブカス・パ
イオゲネスAO5による全身感染マウスに対する治療効
果(EDso)は静脈内投与において、それぞれ0.1
19 mg/kg、 0.107■g/kgであった。
本発明の化合物をひとに抗菌剤として使用する場合、そ
の投与量は、年令1体重、症伏、投与経路、投与回数等
により異なるが、1日当り5喀〜5gを1回ないし数回
に分けて投与することが推奨される。投与経路は経口、
非経口のいずれでもよい。
本発明の化合物は原末のままでもよいが、通常製剤用担
体と共に調製された形で投与される。その具体例として
は、錠剤、カプセル剤、Yt粒剤。
細粒剤、散剤、シロップ剤、注射剤等が挙げられる。こ
れらの製剤は常法に従って調製される。経口用製剤担体
としては、デ/プン、マンニット。
結晶セルo−4,CMCNa等の製剤分野において常用
され、かつ本発明の化合物と反応しない物質が用いられ
る。lに肘用tI工体としては、水、生理食塩水、グル
コース溶液、輸液剤等の11射剤の分野で常用される担
体が挙げられる。
次に実施例および参考例を挙げて本発明化合物の製造法
を更に具体的に説明する。
参考例1 3−アセチルアミノメチル−4−フルオロピロリジン: (+1  公知化合物1−べ/ジルー3−ヒドロキシー
4−ヒドロキシメチルピロリシフ [J、Org、Ch
a−、。
並、 74G (191E5)参1t(11110gに
クロロホルム中トIJ :t チルアミ7の存在下、塩
化メタンスルホニル(io、9gを反応させて、油状の
1=ベンジル−3−ヒド「Jキシ−4−ヌク/スルホニ
ルオキシメチルビ1リジン81gを得る。IRスペクト
ル(液膜)cm−’: 3370.1350.11?0
.7ス・スペクトルm/z:285 (M”) 、 2
08.190.91゜(2) この化合物50gとアジ
化ナトリウム22.8gをジメチルホルムアミド中12
0〜130℃で反応させて、油状の3−アジドメチル−
1−べ/ジルー4  ゛−ヒドロキシピロリジン30g
を得る。IRスペクトル(液膜) cya−’: 33
50.2+00.1450.12[iS、マス・7、 
ベクトルm/z : 232 (M” ) 、 175
.158.91゜(3)  この化合物32gのクロー
ホルム溶液にヘキサフルオロプロペン−ジエチルアミl
試gG4gを加えて反応させ、粗生成物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーで分m精製して次の生成物を得
る。
初期1/を山分として、油状のトランス−3−アジドメ
チル−1−ベンジル−4−フルオロピロリジン3.5g
を得る。IRスペクトル(液wX) c、−’ :2+
00. ■450.1270.−t x ・y、ベクト
ルm/z : 234(M”)、 ロア、 91. N
MRスペクトル(CDCl3)δ:3.04 (2II
 、  s 、 C112r’h ) 、 4.5およ
び5.2(1!蔓、 br、  十→−F ) 、 7
.30 (5II 、s 、  Ca1ls) 。
後1’M流山分として、油状のシス−3−アジドメチル
−1−ベアジル−4−フルオロピロリジン3.0 gを
得る。IRスペクトル(液膜) cm−’ : 210
0゜1450、1270. ?ス・スペクトルm/z:
 234(M”) 。
177、91. NMRスペクトル(CDCl3 )δ
: 3.08 (2II 、s 、  CIIzPh 
) 、 4.75および5.45 (1)1 、 br
11−+−F )  、  7.30 (5II 、S
 、  Ce1ls)  。
中間流出分として、3−アジドメチル−1−べ/ジルシ
ー4−フルオロピロリジンのシス体およびトランス体の
混合物7.3gを得る。
(4)  上記化合物(トランス体) 3.1 gをナ
トリウム ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウム
ヒドリドで還元したのちアセチル化して、浦吠のトラン
ス−9−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4−フ
ルオロピロリジン2.2gを得る。
IIシスベクトル(液膜) am−’ : 3270.
 lG50.+550.マス・スペクトルm/z : 
250 (M” ) 、158.91. NMRスペク
トル(CDCl3)δ: 1.9(i(3H,s 、C
0C1h)、3.0f(2H,s 、CH2I’h)、
4.52および5.22 (I II 、 br、 I
I→−F)、7.30(5H,s。
Ca1ls ) 。
同様にして、上記化合物(シス体)から油状のシス−3
−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4−フルオロ
ピロリジンを得る。  IRスペクトル(液E ) a
m−’ : 3270.1050. +550.  マ
ス・スベクトルm/z : 250 (M” ) 、 
158.9+、 NMRスペク)ル(CDC13)δ:
1.98(3II、g、C0C1h)。
3.0G (2If 、  s 、Cr12f’ h)
 、 4.75および5.48 (III、  br、
  ll−1−F)、7.31(5H,g、  Can
5)。
同様にして、3−アジドメチル−!−へ/ジルー4−フ
ルオロピロリジンのシス体とトランス体の混合物から、
3−アセチルアミノメチル−1−ベンジル−4−フルオ
ロピロリジンのシス体とトランス体の混合物を得る。
6) 上記化合物(トランス体)をエタノールに溶かし
、59Aパラジウム−炭素を触媒として加水素分解する
。触媒を濾去して、トランス−3−アセチルアミ/メチ
ル−4−フルオロピロリジンのエタノール溶液を得る。
この溶液を次の置換反応に使用する。
同様にして上記化合物(シス体)からシス−3−アセチ
ル7ミノメチルー4−フルオロピロリジンを含む溶液を
得る。
同様にして上記3−アセチルアミノメチル−1−ベンジ
ル−4−フルオロピロリジンのシス体とトランス体の混
合物から、3−アセチルアミノメチル−4−フルオロピ
ロリジンのシス体とトランス体の混合物を含むd3液を
得る。
参考例2 3−アセチルアミノメチル−4−クロロピロリジy : (113−アジドメチル−1−ベンジル−4−ヒドロキ
シピロリジンをりOaホルム中塩化チオニルと反応させ
た後、カラムクロマトグラフィーで分離精製して、次の
生成物を得る。
シス−3−アジドメチル−1−ベンジル−4−ク11ロ
ピロリジン。「Rスペクトル(液112 ) cs−’
 :2800、2+00.740.700.  マス・
スペクトルm/z:250 (M” ’) 、158.
91 NMRスペクトル(CDCl2)δ:  2.6
(I II、 m、 C3−II) 、 2.5〜3.
0(,2II。
m、 C2−II) 、 2.8〜3.4 (2II、
 m、 CI!−11) 。
3.3〜3.7 (2II、 m、 CII*N3) 
、 3.73 (2TI。
s 、 C1hl’)t) 、 4.5(I Il、 
m、 C4−II) 、 7.34(5Il、  s 
、 Cal1g) 。
トランス−3−アジドメチル−1−ベアジル−4−クロ
ロピロリジン。IRスペクトル(液膜)口゛’: 28
00.2100.740.700.  マス・スペクト
ルm/z: 250 (M”) 、 15g、 91.
  NMRx ベクトル(CDCl2)δ: 2.58
(I H,m、 C3−H) 、 2.45〜2.8(
2II、 m、 C2−H) 、 2.8〜3.2(2
H。
m、 C5−II) 、 3.44 (2Il、 m、
 CIItNa) 、 3.00(2+1. br s
、 CIIzPh) 、 4.05(I If、 m、
 Ca−Il) 、 7.34 (5II 、  s 
、 CaHs) 。
C) 上記化合物(シス体)をナトリウム ビス(2−
メトキシエトキシ)アルミニウムヒドリドでy元した後
、無水酢酸および苛性ソーダ水溶液で処Flすることに
より、油状のシス−3−アセチルアミツメデル−1−ベ
ンジル−4−りIJ UピI+リジンを得る。IRスペ
クトル(液膜)ロー’ : 3300゜2800、 l
G50.700.  マス・スペクトルm/z:2G(
i(M”) 、 231.171.158.、91、 
NMRスペクトル(CDCl2)δ: 1.97 (3
II 、  s 、 COCl13) 、 2.5〜2
.9(2II、 m、  C2−11) 、 2.72
(11−1,m、  C5−11)   、   2.
8〜3.3  (2II、   m、    C5−I
I)   、   3.3〜3.7(21L m、 C
l−12NIICOCII3) 、 3.71(211
,s。
C11zl’h)   、   4.48  (I  
II、   m、   Ca−11)   、   7
.33(51菖 、    s  、    Ce1l
s)   。
同様にして上記化合物(トランス体)から、油状のトラ
ンス−3−アセチルアミノメチル−t−ベンジル−4−
クロロピロリジンを得る。IRススへ ) ル(i&’
lU) cs−’: 3300.2800.1G50.
700゜マス・スペクトルm/z: 200(M”) 
、 23虱、 158゜9+、  NMIセスベクトル
(CDCI*)δ: 1.97 (,3II 。
s 、 COCll3) 、 2.3〜2.8 (3I
f、 m、 C2−II。
C5−11)   、   3.05〜3.75  (
4If  、   m  、    C112NIIC
OC113゜Cs II) 、 3.0(211,s、
 C1121’h) 、 4.1(III。
m、    Ca1l)   、   7.3  (5
Il、、    s  、   Cs1ls)   。
(3)  上記化合物(シス体)をエタノール中で酢酸
とδ%パラジウムーIA索の存在下に加水素分解する。
触媒を濾去し、沌液を減圧下に濃縮して、油状のシス−
3−アセチルアミツメデル−4−クロロ−ピロリジンを
得る。
同様にして、上記化合物(トランス体)から、トランス
−3−7セヂルアミノメチルー4−クロロピロリジンを
得る。
参考例3 3−7セチルアミノメチルー3−フルオロピロリジン: (1)1−ベンジル−3−オキソピロリジンにオキソス
ルホニウムイリドを反応させて、5−ベンジル−5−ア
ザ−1−オキサスピロ[z4]ヘプクンを得る。b 、
9.130〜135℃/ 3.5mm1g、この化合物
を70%フッ化水素酸で処理して、!−ベンジルー3−
フルオロー3−ヒドロ牛ジメチルピロリジンを得る。b
、p、■3:I〜137℃/ 1 mm1g 。
マス・スペクトルm/z : 209 (M” ) 、
 132.118゜9重。
(2) この化合物を塩化メタンスルホニルで処理した
後、アジ化ナトリウムを反応させて、3−アジドメチル
−1−ベンジル−3−フルオロピロリジンを得る。
(3)  この化合物を参考例2−■と同様に処理して
、3−7セチルアミノメチルー1−ベンジル−3−フル
オロピロリジンを得る。夏Rスペクトル(液In ) 
cs−’ :  3150.2800.1050.璽5
5o、マス・スヘl ) tvm/z:  250(M
”) 、 249.230.172.9+。
NMR:A ヘl ) )しく CDCI3 )δ: 
1.75〜2.0 (2II、 m、 C4−II) 
、 1.98(3II、  S 、 COCll3) 
2.35〜3.08 (41夏、  m、  C2−1
1,C5−II) 、  3.54(211,Q 、 
 J =2211z、01lz、 CIIzNllCO
(jla)。
3.1’i0(2Il、  s 、  C112Ph)
 、 0.95(I H,Ni1) 。
7.3 (5II 、  fJ 、  Cel1g) 
 。
(4)  この化合物を参考例2− (3)と同様に処
理して、3−アセチルアミノメチル−3−フルオロピロ
リジンを得る。
実施例 1 7−(シス−3−7ミノメチルー4−フルオロ−1−1
’ロリジニル)−1−シクロプロピル−へ8−ジフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボ/酸: 0)  1−シクロプロピル−8,7,8−トリフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボンfl13.0gとシス−3−アセチルアミノメチル
−4−フルオロピロリジン酢酸塩3.2gをピリジン中
型05〜112℃で3時間加熱する。溶媒を留去した後
、水を加え析出結晶を4皐する。結晶をエタノール−ク
ロロホルムから再結晶して、7−(シス−3−7セチル
アミノメチルー4−フルオロ−1−ピロリジニル)−1
−シクロプロピル−0,8−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキフキ/リン−3−カルボ7m3.5gを
得る。
m、 p、 238〜239℃。
■ 上記化合物3.2gを20%塩酸321中で3時間
加/A遺流する0反応液をt5縮した後、水冷下アンモ
ニア水で911を7〜8とし、析出する結晶を濾取する
。水、エタノールで洗って、7−(シス−3−アミノメ
チル−4−フルオロ−1−ピロリジニル)−1−シクロ
プロピル−a8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−
オキソキノリン−3−カルボン!IO,8gを得る@ 
m、9.27番〜277℃(分解)。
実施例 2 7−(シス−3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピロ
リジニル)−1−シクロプロピル−a8−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸: (1)1−シクロプロピル−a7.8−)リフルオ0−
1.4−ジヒドロ−4−オ牛ンキ/す7−3−力ルボア
酸5.4gおよびシス−3−アセチルアミノメチル−4
−クロロピロリジン酢ffi塩7.2gヲピリジン中で
5時間加熱還流する。溶媒を留去し酢酸水溶液を加えて
クロロホルム抽出する。クロ1:1;ルムを留去した後
、残渣をシリカゲルクロマトグラフィで精製して、7−
(シス−3−アセチルアミノメチル−4−クロロ−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−a8−ジフルオ
ロ=1.4−ジヒドロ−4−オキフキノリン−3−カル
ボン酸璽、4gを得る。 m、 fl、 210〜21
5℃。
(2) 上記化合物1.15gを20%塩llllsm
l中110”c 1重4時間加熱する。塩酸を留去し、
atliを水に溶かLりtm飽和lA11m水素ナトリ
ウム水溶液でP II 8.Q〜8.5に調整する。析
出する結晶を濾取し水洗して、7−(シス−3−アミノ
メチル−4−クロロ−!−ピロリジ二ル)−1−シクロ
プロピル−a8−ジフルオE’−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボ7fM10.3gを得る
m、p、194〜197℃ 実施例 3 7−(3−アミノメチル−3−フルオロ−1−ピロリジ
ニル)−1−シクロプロピル−0,8−ジフルオロ−1
,4−ジヒドロ−4−オキンキ/す7−3−カルボン酸
: (1)1−シクロプロピル−Q7.8−)リフルオr′
J−1.,1−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−ツ
ノルボ/酸1g、3−アセチルアミノメチル−3−フル
オロピロリシフ 0.77g、炭酸水素り・トリウム0
.89g、  アセトニトリル301の混合物を10時
間加熱還流する。冷後析出結晶を濾取して、7−(3−
アセチルアミノメチル−3−フルオロ−1−ピロリジニ
ル)−1−シクロプロピル−fL8−ジフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ7酸1
9重5gを得る。
m、 p、 257〜259℃。
■ 上記化合物105gを10%苛性ソーダ水溶液10
1中で14時間加熱還流する。冷後酢酸を加えてf) 
H7とし、析出する結晶を濾取し、IN酢酸水溶液−心
ア/モニア水でf+’i 5i2 して、7−(3−ア
ミ/メチル−3−フルオロ−1−ピロリジニル)−!−
シクnプロピルー〇、 8−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドII −4−オキソキノリン−3−カルボンl91I
o、:1gを得る。m、 9.211〜213℃。
実施例 4 7−(3−アミ7−4−フルオロメチル−1−ビIIリ
リ二ル)−1−シクロプロピル−a 8− ジフルオロ
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸: (I)1−シクロプロピル−a7.8−)リフルオロ−
菫、4−ジヒドa−4−オキソキノリン−3−カルボフ
階と3−アセチルアミノ−4−フルオロメチルピロリジ
ンを、実施例1と同様に反応処理して、7−(3−アセ
チルアミノ−4−フルオロメチル−1−ピロリジニル)
−!−シクロプロピルーへ8−ジフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸を得る。
m、9.281〜283℃。
■ 上記化合物を実施例1と同様に処理して、7−(3
−アミノ−4−フルオロメチル−1−ピロリジニル)−
1−シクaプロピル−a8−ジフルオロ−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリフ−3−カルボ/酸を得る。
m、 9.209〜271℃(分解)。
以下実施例1と同様にして、実施例5〜7の化合物を得
る。
′)!施例 5 (+17−(シス−3−アセチルアミノメチル−4−フ
ルオロ−1−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6
−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ↑・フキノリ/
−3−カルボ/酸。
m、 p、 230〜237℃。
■ 7−(シス−3−アミノメチル−4−2ルオロー1
−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドo−4−オキン牛ノリン−3−カルボ
7酸、m、 9.270〜280’C(分解)。
実施例 0 7−(シス−3−アミノメチル−4−クロロ−1−ピ「
tリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオ++ 
−l、 4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸、 m、 9.180〜189℃。
実施例 7 7−(シス−3−エチルアミノメチル−4−フルJII
−l−ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フル
オロ−1,4−ジヒドo−4−オキツキ/ I77−3
− カルボ7酸、 m、 p、 JG7〜+71”C。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、X_1、X_2は同一または異なってハロゲン
    原子を意味し、Yは水素原子またはハ ロゲン原子を意味し、R_1は低級アルキル基、低級ア
    ルケニル基またはシクロアルキ ル基を意味し、R_2、R_3は同一または異なって水
    素原子、低級アルキル基またはシクロ アルキル基を意味し、kは整数3、4また は5を意味し、m、nは整数0、1または 2を意味する。) で表わされるピリドンカルボン酸誘導体、そのエステル
    およびその塩。
  2. (2)X_1およびYがフッ素原子、kが4である特許
    請求の範囲第1項記載のピリドンカルボン酸誘導体、そ
    のエステルおよびその塩。
JP15735885A 1985-07-17 1985-07-17 ピリドンカルボン酸誘導体、そのエステルおよびその塩 Expired - Lifetime JPH0696572B2 (ja)

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