JP2598929B2 - 新規ピリドンカルボン酸誘導体、そのエステルおよびその塩 - Google Patents

新規ピリドンカルボン酸誘導体、そのエステルおよびその塩

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JP2598929B2 JP62292740A JP29274087A JP2598929B2 JP 2598929 B2 JP2598929 B2 JP 2598929B2 JP 62292740 A JP62292740 A JP 62292740A JP 29274087 A JP29274087 A JP 29274087A JP 2598929 B2 JP2598929 B2 JP 2598929B2
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純次 中野
厚一郎 柴森
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は優れた抗菌活性を示す新規ピリドンカルボン
酸誘導体、そのエステルおよびその塩に関する。
従来の技術 ナリジクス酸が抗菌剤として有用であることが明らか
にされて以来、種々のピリドンカルボン酸系化合物が合
成されてきた。
発明の目的 本発明は優れた抗菌作用を有する新規ピリドンカルボ
ン酸誘導体を提供するものである。
発明の構成 本発明の化合物は、下記一般式 (式中、Y1およびY2は同一または異なってハロゲン原子
を意味し、 Y3は低級アルキルオキシカルボニル基を意味し、 R1は低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基、低級
アルケニル基、シクロアルキル基またはハロゲンで置換
されていてもよいフェニル基を意味し、 Aはハロゲン原子または下記式で表わされる基 を意味し、ここに Zは酸素原子、硫黄原子、R7−NまたはR7HN−CHを意味
し、R7は水素原子、低級アルキル基、ベンジル基、また
はハロゲンで置換されていてもよいアシル基を意味し、
R2,R3およびR4は同一または異なって水素原子、低級ア
ルキル基またはアリールアルキル基を意味し、 R5は水素原子、低級アルキル基、ベンジル基、または
ハロゲンで置換されていてもよいアシル基を意味し、 R6は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基または
ハロゲノ低級アルキル基を意味し、nは整数0または1
を意味する。) で表わされるピリドンカルボン酸誘導体、そのエステル
およびその塩である。
本明細書において、ハロゲン原子とはフッ素,塩素ま
たは臭素を意味し、低級アルキル基としては、例えばメ
チル,エチル,プロピル,ブチル,イソブチル,t−ブチ
ル,ペンチル,ネオペンチル等が挙げられる。低級アル
ケニル基としては、例えばビニル,アリル,1−プロペニ
ル,イソプロペニル等が挙げられる。シクロアルキル基
としては、例えばシクロプロピル,シクロブチル,シク
ロペンチル,シクロヘキシル等が挙げられる。アリール
アルキル基のアリールとしては、例えばフェニル,ナフ
チル等が挙げられる。ハロゲンで置換されていてもよい
アシル基としては、例えばホルミル,アセチル,プロピ
オニル,ブチリル,イソブチリル,ピバロイル,トリフ
ルオロアセチル,クロロアセチル等が挙げられる。低級
アルキルオキシカルボニル基としては、例えばメトキシ
カルボニル,エトキシカルボニル等が挙げられる。
本発明の化合物の塩は、塩酸,リン酸等の無機酸との
塩;酢酸,シュウ酸、コハク酸、メタンスルホン酸,マ
レイン酸、マロン酸、グルクロン酸等の有機酸との塩;
アスパラギン酸,グルタミン酸等の酸性アミノ酸との
塩;あるいは式(I)の化合物のナトリウム,カリウ
ム,カルシウム,マグネシウム,亜鉛、銀等の金属塩;
ジメチルアミン,トリエチルアミン,ジシクロヘキシル
アミン,ベンジルアミン等の有機塩基との塩;リジン,
アルギニン等の塩基性アミノ酸との塩である。
式(I)の化合物のエステルとは、化合物(I)のメ
チルエステル,エチルエステル等の低級アルキルエステ
ル、あるいは加水分解することによりまたは生体内で容
易に脱離されて化合物(I)になる様な公知のエステ
ル、例えばアセトキシメチルエステル,ピバロイルオキ
シメチルエステル,エトキシカルボニルオキシエチルエ
ステル,コリンエステル,ジメチルアミノエチルエステ
ルや1−ピペリジニルエチルエステル等のアミノエチル
エステル類,5−インダニルエステル,フタリジルエステ
ル等を意味する。
本発明の化合物はまた、水和物としても存在し得る。
従って、この様な形のものも当然本発明の化合物に包含
される。
本発明の化合物には、その7位の置換基に不斉炭素原
子を有するものが含まれ、それらは光学活性体として存
在し得る。従って、これらの光学活性体は本発明の化合
物に包含される。
更にまた、本発明化合物の中には、その7位の置換基
に複数の不斉炭素原子を有するものがあり、それらは異
なる立体異性体として存在し得る。これらの立体異性体
もまた本発明の化合物に包含される。
以下、本発明化合物の製造法について説明する。
(1)本発明の化合物は、下記一般式(II) (式中、X1はハロゲン原子を意味し、Rは水素原子また
は低級アルキル基を意味し、A,R1,Y1,Y2およびY3は前掲
と同じ。) で表わされるβ−アミノアクリル酸誘導体を塩基の存在
下に閉環させ、生成物を常法により単離することにより
製造することができる。
本反応は原料化合物(II)をエタノール,イソプロピ
ルアルコール,t−ブチルアルコール,テトラヒドロフラ
ン,ジオキサン,ジメチルホルムアミド,ジメチルスル
ホキシド,N−メチルピロリドン等の不活性溶媒中、水酸
化ナトリウムや水酸化カリウム等の水酸化物,炭酸ナト
リウムや炭酸カリウム等の炭酸塩,重炭酸ナトリウムや
重炭酸カリウム等の重炭酸塩,フッ化カリウム,水素化
ナトリウム,ナトリウムエチラート,カリウムt−ブチ
ラート,ブチルリチウム,トリエチルアミン,1,8−ジア
ザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU)の如き塩
基の存在下に分子内閉環させることにより実施できる。
反応温度は通常−20〜150℃、好ましくは−10〜100℃の
範囲である。
本反応で使用される原料化合物(II)は、可能なら
ば、反応に関与しないアミノ基を保護した形で用い、反
応完了後常法により保護基を除去してもよい。
原料化合物(II)は参考例に示した方法あるいはこれ
に準じた方法で製造することができる。
(2)Aハロゲン原子以外の基である本発明の化合物は
また、下記一般式(III) (X2はハロゲン原子を意味し、Y1,Y2,Y3,RおよびR1は前
掲と同じ。) で表わされる化合物 に下記一般式 A′−H (IV) (式中、A′は前記Aの定義におけるハロゲン原子以外
の基を意味する。) で表わされる化合物(IV)を反応させ、生成物を常法に
より単離することによって製造することができる。
本発明は、不活性溶媒中、10〜180℃、好ましくは20
〜130℃において、原料化合物(III)と(IV)とを10分
〜24時間、好ましくは15分〜3時間攪拌することにより
実施できる。
溶媒としては、例えばジメチルホルムアミド,エタノ
ール,メタノール,アセトニトリル,水,クロロホル
ム,ピリジン等が挙げられる。これらの溶媒は単独ある
いは混合して使用してもよい。
本発明は酸受容体の存在下に原料化合物(IV)を原料
化合物(III)に対して当量ないしやや過剰量使用して
行うのが一般的であるが、原料化合物(IV)を過剰に用
いて酸受容体としての役割を兼ねさせてもよい。酸受容
体としては、例えばトリエルアミン,1,8−ジアザビシク
ロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU),ピリジン,キノ
リン,ピコリン等の有機塩基,水酸化ナトリウム,水酸
化カリウム等の水酸化物,炭素ナトリウムや炭酸カリウ
ム等の炭酸塩,重炭酸ナトリウムや重炭酸カリウム等の
重炭酸塩等が挙げられる。なおピリジン,キノリン,ピ
コリン等を過剰に用いて溶媒としての役割を兼ねさせて
もよい。
本反応で使用される原料化合物(IV)は、可能なら
ば、反応に関与しないアミノ基を保護した形で用い、反
応完了後常法により保護基を除去してもよい。
原料化合物(III)は前記方法(1)により製造する
ことができる。
上記の各方法により得られる本発明の化合物がエステ
ルである場合、そのエステル部分を常法により加水分解
することによって、式(I)の化合物に変換することが
できる。更には、必要に応じ、式(I)の化合物を常法
によりエステル化し、式(I)の化合物のエステルに導
くこともできる。
この様にして製造される本発明の化合物は、常法に従
い単離、精製される。単離、精製条件によって、塩の形
や遊離の形で得られるが、これらは、目的に応じて相互
に変換され、目的とする本発明の化合物が製造される。
本発明の立体異性体は通常の方法、例えば分別結晶,
クロマトグラフィー分離等により、互いに分離すること
ができる。なお、特定の立体配置を有する原料化合物を
用い、上記方法によって対応する特定の立体配置を有す
る本発明化合を製造することもできる。
本発明の化合物の光学活性体は、公知の方法を適用す
ることによって、分離することが可能である。
発明の効果 かくして得られる化合物(I)、そのエステルおよび
その塩はいずれも新規化合物である。特に化合物(I)
およびその塩は優れた抗菌活性を示すので、抗菌剤とし
て価値あるものである。化合物(I)またはその塩は、
ヒトおよび動物用医薬は勿論のこと、魚病薬、農薬、食
品の保存剤等としても使用することが可能である。ま
た、化合物(I)のエステル体は化合物(I)の合成原
料として勿論価値あるものであるが、その他にこの化合
物が生体内において容易に化合物(I)に変換する場合
には、化合物(I)と同等の作用効果を発揮し得るの
で、抗菌剤としても有用な化合物である。
本発明の化合物をヒトに抗菌剤として使用する場合、
その投与量は、年齢,体重,症状,投与経路等により異
なるが、1日当たり5mg〜5gを1回ないし数回に分けて
投与することが推奨される。投与経路は経口、非経口の
いずれでもよい。
本発明の化合物は原末のままでもよいが、通常製剤用
担体と共に調製された形で投与される。その具体例とし
ては、錠剤,液剤,カプセル剤,果粒剤,細粒剤,散
剤,シロップ剤,注射剤,軟膏剤等が挙げられる。これ
らの製剤は常法に従って調製される。経口用製剤担体と
しては、デンプン,マンニット,結晶セルロース,CMC
Na,水,エタノール等の製剤分野において常用され、か
つ本発明の化合物と反応しない物質が用いられる。注射
用担体としては、水,生理食塩水,グリコース溶液,輸
液剤等の注射剤の分野で常用される担体が挙げられる。
また、上記液剤および軟膏剤は耳鼻咽喉科や眼科にお
ける治療においても使用され得る。
次に実施例および参考例を挙げて本発明化合物の製造
法を更に具体的に説明する。
参考例 3−シクロプロピルアミノ−2−(2−エトキシカル
ボニル−3,4,5,6−テトラフルオロベンゾイル)アクリ
ル酸エチル: (1) 無水テトラフルオロフタル酸55g,亜鉛末17.5g,
ブロム酢酸エチル46gおよびトルエン(200ml)の混合物
を3時間加熱還流して、3−エトキシカルボニルメチル
−3−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラフルオロフタリド4
3gを得る。m.p.112〜113℃. (2) 上記化合物35gをオルトギ酸エチル25gと無水酢
酸29gで処理し、次いでシクロプロピルアミン7.8gと反
応させて、3−シクロプロピルアミノ−2−(2−エト
キシカルボニル−3,4,5,6−テトラフルオロベンゾイ
ル)アクリル酸エチル9.6gを得る。m.p.91〜92℃. 実施例 1 1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3,5−ジカルボン酸ジエ
チル: 3−シクロプロピルアミノ−2−(2−エトキシカル
ボニル−3,4,5,6−テトラフルオロベンゾイル)アクリ
ル酸エチル13.8gをテトラヒドロフラン70mlに溶解す
る。氷冷下、カリウムt−ブチラート4.2gを注意深く加
え、室温で15分間攪拌する。反応液に水を加え、析出す
る結晶を濾取し、水洗したのちn−ヘキサンから再結晶
して、1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3,5−ジカルホン酸
ジエチル11.6gを得る。
m.p.212〜213℃. 実施例 2 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル6,7,8
−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸: 1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3,5−ジカルボン酸ジエ
チル11.6g、氷酢酸48ml、水36mlおよび濃硫酸6mlの混合
物を30分間加熱還流する。冷後、析出結晶を濾取し、水
洗したのちクロロホルムから再結晶して、1−シクロプ
ロピル−5−エトキシカルボニル−6,7,8−トリフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸10.4gを得る。
m.p.175〜176℃. 実施例 3 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,8
−ジフルオロ−7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸: 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,7,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸0.3g、無水ピペラジン0.3gおよびアセ
トニトリル10mlの混合物を15分間加熱還流後、溶媒を減
圧で留去する。残渣に水を加え、析出する結晶を濾取す
る。これを3%酢酸水に溶解し、活性炭で処理したの
ち、4%水酸化ナトリウム水溶液で中和する。析出結晶
を濾取し、水洗後乾燥して、1−シクロプロピル−5−
エトキシカルボニル−6,8−ジフルオロ−7−(1−ピ
ペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸0.25gを得る。
m.p.145〜146℃. 実施例 4 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,8
−ジフルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸: 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,7,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸0.6gと1−メチルピペラジン0.5gを実
施例3と同様に反応処理して、1−シクロプロピル−5
−エトキシカルボニル−6,8−ジフルオロ−7−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸0.7gを得る。m.p.233〜2
34℃. 実施例 5 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,8
−ジフルオロ−7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸: 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,7,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸0.3gと3−アミノピロリジン0.3gを実
施例3と同様に反応処理して、1−シクロプロピル−5
−エトキシカルボニル−6,8−ジフルオロ−7−(3−
アミノ−1−ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸0.23gを得る。m.p.215〜
216℃. 実施例 6 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,8
−ジフルオロ−7−(3−アミノメチル−1−ピロリジ
ニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸: 1−シクロプロピル−5−エトキシカルボニル−6,7,
8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸0.2gと3−アミノメチルピロリジン0.
2gを実施例3と同様に反応処理して、1−シクロプロピ
ル−5−エトキシカルボニル−6,8−ジフルオロ−7−
(3−アミノメチル−1−ピロリジニル)−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸0.22gを得
る。m.p.200〜201℃.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/535 A61K 31/535 31/54 31/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (式中、Y1およびY2は同一または異なってハロゲン原子
    を意味し、Y3は低級アルキルオキシカルボニル基を意味
    し、 R1は低級アルキル基、ハロゲノ低級アルキル基、低級ア
    ルケニル基、シクロアルキル基またはハロゲンで置換さ
    れていてもよいフェニル基を意味し、 Aはハロゲン原子または下記式で表される基 を意味し、ここにZは酸素原子、硫黄原子、R7−Nまた
    はR7HN−CHを意味し、R7は水素原子、低級アルキル基、
    ベンジル基、またはハロゲンで置換されていてもよいア
    シル基を意味し、 R2,R3およびR4は同一または異なって水素原子、低級ア
    ルキル基またはアリールアルキル基を意味し、 R5は水素原子、低級アルキル基、ベンジル基、またはハ
    ロゲンで置換されていてもよいアシル基を意味し、 R6は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基またはハ
    ロゲン低級アルキル基を意味し、nは整数0または1を
    意味する。) で表わされるピリドンカルボン酸誘導体、そのエステル
    およびその塩。
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