JPS62193481A - 遠隔監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は、中央制御装置と、複数の操作用および制御用
端末器とを一対の信号線にて接続し監視データおよび制
御データを時分割多重伝送する遠隔監視制御装置に関す
るものである。

［背景技術１ 従来、この種の遠隔監視制御装置は、中央制御装置と、
固有アドレスが設定された複数の操作用および制御用端
末器とを一対の信号線にて接続し、中央制御装置から各
端末器を適宜アクセスして各操作用端末器から返送され
る監視データを受信するとともに、各制御用端末器に監
視データに基いた負荷を制御する制御データを伝送する
ようになっていた。ところで、このような遠隔監視制御
装置にあっては、通常の電力線の配線とは別に信号線を
配線し、中央制御装置、操作用および制御用端末器を適
当な位置に配設していたが、施工が面倒である上、動作
点検がやり難いという問題があった。また操作用端末器
が通常の配線器具とは異なる形状、規格で構成していた
ため、埋め込みボックス等に設けることができなかった
。

［発明の目的］ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、施工が容易で動作点検がやり易い遠
隔監視制御装置を提供することにある。

［発明の開示１ （構　成） 本発明は、中央制御装置と、固有アドレスが設定されｒ
こ複数の毘作用および制御用端末器とを一対の信号線に
て接続し、中火制御装置から各端末器を適宜アクセスし
て負荷制御用操作スイッチの監視データナ３よび監視デ
ータに基いた負荷制御用リレーの制御データを時分割多
重伝送するようにした遠隔監視制御装置において、電源
トランス、中央制御装置、制御用端末器および負荷制御
用リレーを分電盤内に配設し、繰作用端末器を配線器具
型で形成して、施工が容易で動作点検がやり易い遠隔監
視制御装置を提供できるものである。

（実施例） （実施例） 第１図は本発明遠隔監視制御装置の概念を示す図面であ
り、本発明遠隔監視制御装置は分電盤６から各照明負荷
１のような負荷に対応する電源線９と、遠隔制御のため
の信号線７とを導出して設置建物に夫々配線してあり、
各電源＃ｉ９には照明負荷１のような対応負荷を接続し
、信号［７には個別の照明負荷１を選択制御するための
セレクタスイッチ２０１，２０２や、個別制御のための
個別セレクタスイッチ２０４、或いはグループ制御めた
めのパターンスイッチ２０３等を備えた繰作用端末器２
及び防災センサ５０１、昼光センサ５０２、防犯センサ
５０６等の入力信号を監視する監視用端末器５を接続し
、通常の電気工事を行うように２線配線で施工が行える
ようになっており、各階にはその階の照明負荷１を制御
するためのパターンスイッチ２０３が配設し、またその
階の照明負荷１を選択するためのセレクタスイッチ２０
１．２０２或いは個別スイッチ２０４が配設しである。

第２図は第１図の概念的構成図の内遠隔監視制御系を更
に詳しくした配線図であり、分電ｆｉ６内には中央制御
装置４と、リモコンリレーＲｙを制御して負荷を制御す
る制御用端末器３と、負荷を制御する制御用リレー内蔵
の制御用端末器３゛と、リモコンリレーＲｙの駆動電源
を供給するためのトランス′「を内蔵し、分電盤６から
は外部に信号線７を導出し、この信号線７にパターンス
イッチ２０３やセレクタスイッチ２０１などを備えた操
作用端末器２や、監視用端末器５を接続しである。

第３図は本発明一実施例の概略構成を示すもので、中央
制御装置４と、固有アドレスが設定された複数の繰作用
端末器２、制御用端末器３、監視用端末器５とが一対の
信号＃１７にて接続されている。中央制御装置４から信
号Ｍ７に送出される伝送信号Ｖｓは、第８図（ａ）に示
すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号ＳＴ
、信号モードを示すモードデータ信号ＭＤ、ｉ末器２．
３．５を呼び出すアドレスデータ信号ＡＤ、照明負荷１
を制御する制御データ信号ＣＤ、チェックサムデータ信
号Ｏ８および端末器２，３がらの返送信号期間を設定す
る返送待機信号ＷＴよりなる複極（±２４■）の時分ｍ
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れるようになっている。

各端末器２，３．５では、信号線７を介して受信された
伝送信号Ｖｓのアドレステ°−タと自己の固有アドレス
データとが一致したときその伝送信号■Ｓの制御データ
を取り込むとともに、伝送信号Ｖｓの返送待機信号ＷＴ
に同期して監視データ信号を電流モード信号（信号線７
間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出され
る信号）として返送するようになっている６また、中央
制御装置４には、ダミー伝送信号Ｖｓを常時送出するグ
ミ−信号送信手段と、いずれかの操作用端末器２又は監
視用端末器５から返送された第８図（ｂ）に示すような
割り込み信号Ｖｉが受信されたとき割り込み発生端末器
２又は５を検出して該端末器２又は５をアクセスして監
視データを返送させる割り込み処理手段とが設けられて
おり、一方、繰作用端末器２又監視用端末器５には監視
入力があったときにダミー伝送信号Ｖｓのスタートパル
ス信号ＳＴに同期して割り込み信号Ｖｉを発生するとと
もに中央制御装置４からのアドレス確認モードの伝送信
号Ｖｓの返送待機信号ＷＴに同期して自己の固有アドレ
スデータを返送する割り込み発生手段と、中央制御装置
４から割り込みに応答した割り込みアクセスモードの伝
送信号Ｖｓが伝送されたときに監視入力に対応した監視
データを返送するデータ返送手段とが設けられており、
操作用端末器２又は監視用端末器５から中央制御装置４
に返送された監視データに基いて制御用端末器３に伝送
する制御データを作成するようになっている。

また、操作用端末器２には、照明のような照明負荷１を
個別に制御する個別スイッチ２０４、複数の照明負荷１
をそれぞれ個別に制御する個別操作用のセレクタスイッ
チ２０１、複数の照明負荷１を一括してパターン制御す
るパターンスイッチ２０３等の操作スイッチも設けてい
るものや、白熱灯、蛍光灯などの照明負荷１を調光する
調光スイッチ２０５、照明負荷１を一時的（３０ｓｅｃ
あるいは３００５ｅｃ）に、σ灯する一時点灯スイッチ
２０６、照明負荷１の消灯タイミングを一定時間（３０
ｓｅｃあるいは３００ｓｅｃ）遅らせる遅れスイッチ２
０７などの操作入力手段が設けられているものがある。

又監視用端末器５にはタイマ設定ユニｙ　）　５０３、
カレンズ式タイムスイッチ５０４、室内用Ｆ、Ｅスイッ
チ５０５、防災センサ５０１、防犯センサ５０６、昼光
センサ５０２の出力などのシーケンス制御データを選択
的に（予め設定されたパターンで）入力するようになっ
ている。

ブースタ１０は伝送信号Ｖｓの減衰を保障するものであ
る。また、信号＃１７の終端に接続されている連動スイ
ッチ端末器３゛は、他の同一仕様の遠隔監視制御装置の
信号［７’との接続を制御するもので、中央制御装置４
からの接続指令用伝送信号ＶＳによって両信号線７，７
゛を接続するかどうかを選択するようになっており、両
信号線７゜７゛を接続した場合には、システム規模が大
きくなって中央制御装置４から両４６９ｆ＃１７　＋　
７°に接続された端末器２，３を監視制御できることに
なり、例えば両遠隔制監視御装置にまたがった広範囲の
パターン制御が行えることになる。　リモコンスイッチ
８は、制御用端末器３の制御出力と同等の制御出力を出
力するようになっており、両制御出力にて負荷制御用の
リモコンリレーＲＹを制御し、照明負荷１を並列的に制
御するようになっ′（いる。

而して制御用端末器３およびリモコンリレーＲ。

に給電するトランスＴ、中央制御装置４、制御用端末器
３、リモコンリレーＲ，は分電盤６内に配設されている
。なお、操作Ｎ端末器２と監視入力手段との間の信号伝
送をワイヤレス送受信器を用いて行っても良く、また、
パターンスイッチ２゜３に全照明負荷１を一斉にオンあ
るいはオフするオールオン、オールオフスイッチを設け
でも良い。

ところで本発明では施工を容易にするために操作用端末
器２は配線器共、例えば埋め込みボックス、埋め込み穴
等に取り付ける埋め込み型配線器只の構造を持たしてお
り、例えば４個の負荷を選択操作できるセレクタスイッ
チ２０１或いはパターンスイッチ２０３を設けた操作用
端末器２は第１１図６）（ｂ）又は第１２図（ａ）（ｂ
）に示すように取付孔１０を設けた取付枠１１を器体１
４に一体化しており、取付孔１０を用いて埋め込みボッ
クス、埋め込み孔等に取付け、表面プレート１２を器体
ける。信号線７は器体１４背面に設けた端子１５に接続
する。又個別スイッチ２０４に用いる操作用端末５２は
第１３図（、）〜（Ｃ）に示すように１個モジュールの
配線器具としで形成し、取付枠に係合させる爪１６を器
体１４の両側に突設してあり、一般器共と同様に取り扱
えるようになっている。

第４図は中央制御装置４の具体構成例の回路図であり、
中央制御装置４は、ＣＰＵよりなる信号処理回路２０と
、伝送信号発生部２２と、受信信号判別回路２３と、信
号送信回路２１ａおよび信号受信回路２１ｂよりなる送
受信回路２１と、電源回路２４とで構成されており、グ
ミ−信号送信手段および割り込み処理手段は信号処理回
路２゜にて実現されている。また、送受信回路２１の信
号送信回路２１ａは、７オトカブラＰＣＩ、トランジス
タＱ０〜Ｑ４、オペアンプ○ｐ、、ｏｐ２および３端子
レギュレータＶＲ２，ＶＲ，にて形成されでおり、伝送
信号発生部２２がら出力されるパルス幅変調されたデー
タ信号の”Ｈ”、′Ｌ″に応じてトランジスタＱ、、Ｑ
、あるいはＱ　２．Ｑ　３をオンすることにより複極の
伝送信号Ｖｓを形成し、３Ｎ／ｉ子レギュレータＶＲ，
、ＶＲ，にて定電圧化して信号線４に送出するようにな
っている。一方、信号受信回路２１ｂは、７オトカプラ
Ｐ　Ｃ２、オペアンプＯＰ　、、ＯＰ　、、ダイオード
Ｄ１〜Ｄ１、ツェナーダイオードＺＤ、および発光ダイ
オードＬＤ、にて形成されており、端末器２．３（３°
）ｔ５から信号線７を電流モード信号として返送される
電流モードの返送信号を電流検出用抵抗Ｒ１％ツェナー
ダイオードＺＤ、およびオペアンプＯＰ３よりなる返送
信号検出回路にて検出するようになっている。すな・わ
ち、信号電流が流れる電流検出用抵抗Ｒ１の両端電圧が
ツェナーダイオードＺＤ、にて設定される基準電圧に平
均信号電流による抵抗Ｒ１の電圧を加えた値を越えたと
さく適当なインピーダンスを介して信号線７間が短絡さ
れ比較的大きな電流（〉平均電流十所定値）が流れたと
き）にオペアンプＯＰ、出力がＬ″′になり、動作表示
用発光ダイオードＬＤ、および７オトカプラＰＣ２の発
光ダイオードが点灯され、返送信号が受信されたことを
動作表示用発光ダイオードＬＤ、の点灯により表示する
とともに、受信された信号を７オトカプラＰＣ２の７オ
トトランジスタおよびトランジスタＱ、を介して受信信
号判別回路２３に入力するようになっている。ツェナー
ダイオードＺＤ、にて設定された基準電圧を抵抗Ｒ２，
Ｒ，にて分圧した分圧電圧と、抵抗Ｒ４およびコンデン
サＣＩよりなるノイズ除去回路を介して入力される電流
検出用抵抗Ｒ１の両端電圧とを比較するオペアンプＯＰ
。

およびダーオードＤ２にて信号［７の短絡検出回路が形
成されており、信号［７が短絡されて大きな短絡電流が
流れ、電流検出用抵抗Ｒ７の両端電圧が分圧電圧を越え
たとき、オペアンプＯＰ４出力が”Ｌ”になって、逆流
阻止用ダイオードＤ、を介して動作表示用発光ダイオー
ドＬＤ、および７オトカプラＰＣ２の発光ダイオードを
点灯し、動作表示用発光ダイオードＬ　Ｄ　＋の連続、
ｇ灯により信号ｆｉ７が短絡されたことを表示するよう
になっている。

また、電源回路２４は、ダイオードブリッジＤＢ、、Ｄ
Ｂ２および３ｒａ子レギュレータＶＲ，にて形成されて
おり、信号用電源ＡＣ，を整流平滑して送受信回路２１
に給電するとともに、制御用電源ＡＣ２を整流平滑して
定電圧化して信号処理回路２０、伝送信号発生回路２２
および受信判別回路２３に給電するようになっでぃろ７ 第５図は中央制御装置４からの伝送信号Ｖｓを受信して
リモコンリレーＲｙを制御する制御用端末器３の具体構
成例を示す回路図であり、制御用端末器３は、信号＃ｉ
７を介して伝送される伝送信号Ｖｓを受信する信号受信
回路２５と、固有アドレスを設定するアドレス設定回路
２６と、伝送信号Ｖｓのアドレスデータと固有アドレス
との一致を検出し、７ドレス一致検出時に制御データを
取り込んで制御出力Ｖｃを形成するとともに、監視入力
に基いて返送用監視データを形成する信号処理回路３０
と、制御出力Ｖｃの”Ｈ”、”Ｌ”に応じてリモコンリ
レーＲｙのセットパルス信号Ｖｃｓお上りリセットパル
ス信号Ｖｅｒを形成するパルス変換回路２３と、リモコ
ンリレーＲｙを駆動する駆動信号を形成するトランジス
タＱａ、ＱｂＢよび７オトサイリスタＰＳａ、ＰＳｂよ
りなるリレードライブ回路２７と、リモコンリレーＲｙ
の動作状態を示す監視情報を入力する７オトカプラＰＣ
，よりなる監視入力回路２８と、伝送信号Ｖｓの返送待
機信号ＷＴにて設定される返送信号期間に監視デ−タ信
号を電流モード信号として中央制御装置４へ返送する返
送回路２９とで形成されており、制御用端末器３は、中
央制御装置４からアクセスされたときに、伝送された制
御データを取り込んで照明負荷１をオン、オフするリモ
コンリレーＲｙの駆動信号を出力するとともに、リモコ
ンリレーＲ，の動作状態を示す監視データを中央制御装
置４に返送するようになっている。また、繰作用端末器
２、監視用端末器５および制御用端末器３（３°）の固
有アドレスの設定は、８ビツトのアドレスデータの内の
下位６ビツトをユーザ側で適宜設定可能なユーザ設定部
とし、上位２ビツトを端末器の種別を示すノー力設定部
としており、端末器２゜３（３’）、５の固有アドレス
のユーザ設定部を同一値に設定するだけで端末器２．３
（３’）、５を容易に対応させることができ、同一値に
設定された毘作用端末器２又は監視用端末器５から返送
された監視データに基いて制御用端末器３に接続されて
いる照明負荷１が制御できるようになっている。

例えば、操作用端末器２のアドレスデータの１゜２ビツ
ト目を”０，０”とし、制御用端末器３のアドレステ゛
−夕の１，２ビツト目を”１．０″として固定し、３〜
８ビツト目をユーザ側で設定可能とした場合には、操作
用端末器２には０〜６３チヤンネルが割り当てられ、制
御用端末器３には１２８〜１９１チヤンネルがそれぞれ
割り当てられ、３〜８ビツト目を同一値に設定した場合
の対応関係は１：１対応（０→１２８．１→１２９、・
・・・・・６３→１９１）となる。なお、操作用端末器
２及Ｖ監視用端末器５の構成は、上記制御用端末器３と
略同−構成であり、異なる点は、監視入力があったとき
に割り込み信号Ｖｉを送信して監視データを返送する割
り込み処理を行う割り込み発生手段およびデータ返送手
段を信号処理回路３０にて実現する点であり、当然のこ
とながら、パルス変換回路３１およびドライブ回路２７
は省略される。また、信号処理回路３０に監視入力端に
入力される信号は連Ｉ＆信号あるいはパルス信号であっ
ても対応できるようになっている。

ところで、照明負荷１をオン、オフ制御するりモコンリ
レーＲｙが連動する主接、αｒａおよび補助後、αｒｂ
を有するラッチングリレーＲＲと、うγチングリレーＲ
Ｒの励磁コイルしに直列に接続された電流切換用ダイオ
ードＤａ、Ｄｂとで形成されており、トランス２７にて
降圧された交流電源ＡＣ１からダイオードＤａを介して
励磁コイルしに所定レベルのセット電流が所定時間流れ
たときに主接点ｒａがオンして照明負荷１に商用電源Ａ
Ｃから給電されるとともに、補助接点ｒｂが反転して励
磁コイルＬにダイオードＤｂが切換接続されるようにな
っており、一方グイオードＤｂを介して交流電源ＡＣ３
から励磁フィルＬにリセット電流が流れたときに主接点
ｒａがオフして照明負荷１への給電が停止されるととも
に、補助接点ｒｂが反転して励磁コイルしにダイオード
Ｄａが切換接続されるようになっている。したがって、
制御用端末器３のドライブ回路２７の７オトサイリスタ
ＰＳａがオンされたときに、リモコンリレーＲｙのラッ
チングリレーＲＲがオン側にセットされて照明負荷１が
オンされ、７オトサイリスタＰＳｂがオンされたときに
ラッチングリレーＲＲがオフ側にリセットされて照明負
荷１がオフされるようになっている。この場合、リモコ
ンリレーＲｙは、ラッチングリレーＲＲを用いて形成さ
れているので、ドライブ回路２７から出力されるセット
信号およびリセット信号と同等の信号を発生するリモコ
ンスイッチ８にても制御可能であり、照明負荷１は、信
号ＭＡ７および制御用端末器３を介して中央制御装置４
から伝送されたＩ′ＩＪ御データおよびリモコンスイッ
チ８の制御出力により制８されるようになっている。な
お、図では１個のリモコンリレーＲｙを制御する制御出
力だけを示しているが、実施例では、４８号処理回路３
０か６４個のリモコンリレーＲｙをそれぞれ制御する制
御出力が出力されでいる。

第６図はリモコンスイッチ８の具体回路例であり、押釦
スイッチＳＷ０およびダイオードＤａ’、Ｄｂ’よりな
るセット、リセットイＢ号発生回路と、発光ダイオード
ＬＤａ＝ＬＤｂおよびダイオードＤａ″、Ｄｂ”がそれ
ぞれ直列接続されたオン、オフ表示回路とで構成されて
いる。なお、制御用端末器３のドライブ回路２７のトラ
ンノスタＱａ、Ｑｂに代えてオンスイッチ、オフスイッ
チを設けた回路にてリモコンスイッチ８をｖｔ成しても
良いことは言うまでもない。

第７図は、中央制御装置４、制御用端末器３゜３゛、負
荷制御用のリモコンリレーＲｙの配役例を示し、寸法が
飢の配線器共（例えば、分電盤内に配設される電磁継電
器、ブレーカ、トランスなど）と同様に規格化されモジ
ュール化された中央制御装置４、リモコンリレーＲｙ、
）ランスＴ１タイマー回路ＴＣの限時接点（無電圧接点
）を監視入力とする監視用端末器５およ１接、α出力を
制御する制御用端末器３゛は、池の配線器共が装着され
るＤＩＮレール１７に装Ｈされて２列に列設されており
、両列の間に形成される２きスペースにリモコンリレー
ＲＶを制御する制御用端末器３が配設されでいる。図中
、１８．１９は、固有アドレス設定用スイッチであり、
前述したように８ビツトのアドレスデータの内、下位６
ビツトがユーザ側で設定］〕在になっている、 以下、実施例の動作について第９図および第１０図に示
す７０−チャートを用いて具体的に説明する。いま、中
央制御装置４に電源が投入されて監視制御動作がスター
トすると、まず、中央制御装置４は、各制御用端末器３
を順次アクセスして各制御用端末器３の負荷制御状態を
確認し、各操作用端末器２に設けられている動作表示ラ
ンプ（図示せず）の動作表示を対応負荷１の動作状態と
一致させる。次に、中央制御ｉ装置４のグミ−信号送信
手段にて、操作用又は監視用あるいは制御用端末器２，
５，３（３’）に設定されている固有アＹレス以外の空
きアドレスをアクセスするグミー伝送信号Ｖｓが信号＃
Ｘ７に送出される。このようにダミー伝送信号Ｖｓが常
時伝送されている通常状態においては、各端末器２．３
（３’）、５はアドレス一致が得られないので、中央制
御装置４との間のデータ伝送を行なわずに待機状態とな
っている。

ここに、いづれかの毘作用端末器２に監視入力手段から
監視入力が入力されたとき、例えば、照明負荷１をオン
する操作スイッチが押されて、操作用端末器２の監視入
力端にオン繰作信号が入力されたとき、繰作用端末器２
の信号処理回路３ｏにて形成される割り込み発生手段で
は、直ちに割り込み信号Ｖｉを発生し、グミ−伝送信号
Ｖｓのスタートパルス信号ＳＴに同期して信号［７に送
出する。中央制御装置４の割り込み処理手段では、操作
用端末５２からの割り込み信号Ｖｉが受信されたとき割
り込み発生端末器３を検出するために、割り込み発生端
末器２をアクセスしてアドレスデータを返送させるアド
レス確認モードの伝送信号ＶＳを送（ｉする。このアド
レス確認モードの伝送（Ａ号Ｖｓは、割り込み発生端末
器２にて受信され、割り込み発生端末器２の割り込み発
生手段では、アドレス確認モードの伝送信号Ｖｓの返送
待機信号ＷＴに同期して自己の固有アドレスデータを返
送する。この返送された固有アドレスデータな受信した
中央制御装置４の割り込み処理手段では、特定された割
り込み端末器２に対して割り込みアクセスモードの伝送
信号Ｖｓを伝送する。次に割り込み発生端末器２のデー
タ返送子ｆ電でけ−−力割り込みアクセス用の伝送信号
Ｖｓが受信されたときに、監視入力に対応した監視デー
タを返送待機信号ＷＴに同期して中央制御装置４に返送
する。

このようにして割り込み発生端末器２から中央制御装置
４に返送された監視データは、中央制御装置４の信号処
理回路２０にて信号処理され、照明負荷１を制御する制
御データを作成して対応する制御用端末器３をアクセス
する伝送信号ＶＳを送出する。この伝送信号Ｖｓを受信
した制御用端末器３では、伝送された制御データに基い
てリモコンリレーＲｙを制御して照明負荷１をオン、オ
フ制御するとともに、照明負荷１の制御状態を示す監視
データを中央制御装置４へ返送する。中央制御装置４で
は、制御用端末器３から返送された監視データに基いて
制御された照明負荷］と対応する繰作用端末器２の動作
表示ランプを制御して１１に明負荷１の動作状態表示を
更新し、一連の監視制御動作を終了してダミー伝送信号
ＶＳを常時伝送する待機状態に戻る。このように、実施
例にあっては、中央制御装置・ｔはグミ−・伝送イト１
号を送信して常に割り込み待機状態となっており、操作
用端末器２に監視入力があって割り込み信号が送信され
たとき、直ちに応答して割り込み発生端末器から監視デ
ータを返送させるようになっているので、端末器２，３
．３’、５の個数が増加した場合にあっても監視人力の
入力タイミングに関係なく常に応答性を良好にできるも
のである。また、制御用端末？９３から制御データに基
いてリモコンリレーＲｙを制御するセット信号あるいは
リセット信号を出力し、リモコンリレーＲｙによって照
明負荷１を制御するようになっており、リモコンリレー
Ｒｙの制御入力端子にリモコンスイッチ８を接続するこ
とにより、照明負荷１を制御用端末器４の制御出力およ
びリモコンスイッチ８の制御出力にて並列的に制御でき
、照明負荷１の繰作性を良好にできるようになっている
。さらにまた、送受信回路２１に設けた動作表示用発光
グイオードＬＤ。

によって返送信号の受Ｍ表示（点滅）および信号線７の
短絡表示（連続点灯）が行なわれるようになっており、
受信状態表示および短絡表示が同一の動作表示用発光素
子によってなされているので、構成が簡略化されてコス
トを安くできるようになっている。さらにまた、モジュ
ール化した中央制御装置４、リモコンリレーＲ，を分電
盤６内に配設しているので、中央制ａｉｌＶ装置４を配
設する特別な配Ｎ’にスペースを必要とせず、しかも中
央制御！装置４と制御用端末器３との間の信号ＩＱ７の
配線がが力線の配線と同様に分電盤６内で行うことがで
きるので、施工が容易になり、また、中央制御装置４と
制御用端末器３および負荷制御用のりモフンリレーＲｙ
が分電盤６内に隣接して配設されでいるので、照明負荷
１が正常に制Ｗされているかどうかの動作点検がやり易
く、施工および保守が容易になる。

［発明の効果１ 本発明は上述のように中央制御装置と、固有アドレスが
設定された複数の操作用および制御用端末器とを一対の
信号線にて接続し、中央制御装置から各端末器を適宜ア
クセスして負荷制御用操作スイッチの監視データおよび
監視データｌ：基いた負荷制御用リレーの制御データを
時分割多重伝送するようにした遠隔監視側ｍ装置におい
て、中央制御装置、制御用端末器および負荷制御用リレ
ーを分電盤内に配設したので、負荷が正常に制御されて
いるかどうかの動作点検がやり易く、施工および保守が
容易になるという効果があり、しかも、繰作用端末器を
配線器具型で形成しであるので、通常の配線器共と同様
に扱えて、埋め込み穴や埋め込みボックス等に取付ける
ことがでさて施工が容易となる上に通常の壁スィッチ等
と同等の感覚で使用できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の概念を示す全体Ｍ成因、第２図は
同上の遠隔監視制御系の概略全体配ｍ図、！！Ｓ３図は
本発明の一実施例の概略構成を示すブロック回路図、第
４図および第５図、第６図は同上の叉部回路図、第７図
は同上の要部斜視図、第８図は同」二の伝送信号の形式
説明図、第９図、第１０図は同」二の動作説明図、第１
１図（ａ）（ｂ）は同上の図、第１２図（ａ）（ｂ）は
同上のパターンスイッチの繰作用端末器の正面図、側面
図、第１３図（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の個別セレクタ
スイッチの操作用端末器の正面図、下面図、側面図であ
る。 １は照明負荷、２は操作用端末器、３は制御用端末器、
４は中央制御装置、６は分電盤、７は分電盤、Ｒｙはリ
モコンリレーである。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第９図 ＩＰｇ！制御製直

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）中央制御装置と、固有アドレスが設定された複数
   の操作用および制御用端末器とを一対の信号線にて接続
   し、中央制御装置から各端末器を適宜アクセスして負荷
   制御用操作スイッチの監視データおよび監視データに基
   いた負荷制御用リレーの制御データを時分割多重伝送す
   るようにした遠隔監視制御装置において、中央制御装置
   、制御用端末器および負荷制御用リレーを分電盤内に配
   設し、操作用端末器を配線器具型で形成したことを特徴
   とする遠隔監視制御装置。