JPH1168984A - 遠隔監視制御システムの調光用接点入力端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの調光用接点入力端末器

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JPH1168984A
JPH1168984A JP22870597A JP22870597A JPH1168984A JP H1168984 A JPH1168984 A JP H1168984A JP 22870597 A JP22870597 A JP 22870597A JP 22870597 A JP22870597 A JP 22870597A JP H1168984 A JPH1168984 A JP H1168984A
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JP22870597A
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Hajime Yabu
肇 藪
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部の接点信号によって照明負荷の調光操作が
行え、他システムとの連動が可能な遠隔監視制御システ
ムの調光用接点入力端末器を提供する。 【解決手段】調光用接点入力端末器10では、何れかの
外部接点S1 〜S3 の状態変化が発生すると信号処理部
15が伝送信号送受信部12から信号線Lsに割り込み
信号Viを送信させ、伝送ユニット1によるアクセスに
応答する形で監視データを伝送信号送受信部12を通じ
て伝送ユニット1に返送する。伝送ユニット1ではこの
監視データに対応して調光制御用端末器4に対応する制
御データCDを送る。調光制御用端末器4では制御デー
タCDに対応して内蔵の調光器を動作させて照明負荷L
を調光制御する。従って、調光用接点入力端末器10で
外部接点S1 〜S3 の接点信号によって照明負荷Lの調
光操作が行え、他システムとの連動が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィスビルや一
般住宅あるいはホテル等の照明制御に利用される遠隔監
視制御システムの調光用接点入力端末器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】時分割多重伝送方式の遠隔監視制御シス
テムには特開昭62−193488号等に示されるもの
がある。図4はこの遠隔監視制御システムの概略構成を
示しており、このシステムでは、2線式の信号線Ls
に、伝送ユニット1と、操作スイッチSW1 …の状態を
監視する監視用端末器2と、制御用端末器3並びに調光
制御用端末器4とを接続するとともに、制御用端末器3
に設けられたリレーのリレー接点(図示せず)を介して
照明負荷Lを電源(図示せず)に接続した構成を基本構
成としており、このような遠隔監視制御システムでは、
伝送ユニット1から図5に示すような形式を有した伝送
信号Vsを送出することにより、各端末器2〜4との間
でデータを授受する。すなわち、伝送信号Vsは、信号
の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモードを
示すモードデータMD、各端末器2〜4を個別に認識す
るためのアドレスデータAD、照明負荷Lへの制御内容
を示す制御データCD、伝送誤りを検出するチェックサ
ムデータのようなエラー訂正符号CS、各端末器2〜4
から返送信号を返送するための返送待機期間WTよりな
る複極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス
幅変調によってデータが伝送されるようになっている。
各端末器2〜4では、2線式の信号線Lsを介して受信
された伝送信号VsのアドレスデータADに含まれるア
ドレスがあらかじめ設定されている自己アドレスと一致
したときに、その伝送信号Vsの制御データCDを取り
込むとともに、伝送信号Vsの返送待機期間WTに同期
して返送信号を電流モード信号(信号線の線間を適当な
低インピーダンスを介して短絡して送出される信号)と
して返送する。
【0003】特に監視用端末器2では操作スイッチSW
1 …の操作があると、通常時に伝送されてくる伝送信号
VsのスタートパルスSTの受信期間に割り込みパルス
を電流モードにより送出するようになっている。つまり
伝送ユニット1は、信号送信手段と、割込み処理手段と
が設けられ、信号送信手段により、モードデータMDを
ポーリングモードとして常時監視する対象の端末器或い
はダミーのアドレスデータADを持つ伝送信号Vsを常
時送出しており、このモードの伝送信号Vsのスタート
パルスSTに同期して監視用端末器2から操作スイッチ
SW1 …の操作に対応して送出される図5(b)に示す
ような割り込み信号Viが受信されると、割込み処理手
段では監視用端末器2をグループ単位で識別するグルー
プアドレスを持つ伝送信号Vsを順次送信し、割り込み
信号Viを送信した監視用端末器2を検出するようにな
っている。割り込み信号Viを送出した監視用端末器2
は自己が属するグループアドレスのアクセス時に自己ア
ドレスを返送待機期間WTに返送信号として返送し、こ
の返送信号を受信した伝送ユニット1では送られてきた
アドレスデータで割り込み信号Viを送出した監視用端
末器2を検出すると、当該監視用端末器2をアクセスす
る伝送信号Vsを送出して当該監視用端末器2から返送
待機期間WTに操作スイッチSW1 …の操作データたる
監視データを持つ返送信号を返送させる。
【0004】伝送ユニット1では、上述した一連の割り
込み処理を経て、当該監視用端末器2に対応付けがあら
かじめ設定されている制御用端末器3あるいは調光制御
用端末器4への制御データCDを操作データに基づいて
作成して当該制御用端末器3あるいは調光制御用端末器
4のアドレスデータADとともに伝送信号Vsにより時
分割多重伝送する。この伝送信号Vsによりアクセスさ
れた制御用端末器3が照明負荷Lを制御データCDに基
づいて照明負荷Lをオン/オフし、また調光制御用端末
器4では制御データCDに基づいて照明負荷Lの調光ア
ップや調光ダウンあるいはオン/オフが行われる。
【0005】ここで調光制御用端末器4は、例えば白熱
ランプのような照明負荷Lを位相制御により調光する調
光器を内蔵しており、伝送ユニット1から調光アップの
制御データCDが送られてくると、次に調光ストップ又
は調光ダウンの制御データCDが送られてくるまで現在
の調光状態から調光をアップさせる方向に調光器を制御
し、逆に調光ダウンの制御データCDが送られてくる
と、次に調光ストップ若しくは調光アップの制御データ
CDが送られてくるまで現在の調光状態から調光をダウ
ンさせる方向に調光器を制御するようになっている。
【0006】このように遠隔監視制御システムでは監視
用端末器2の操作スイッチSW1 …の操作で、対応して
いる制御用端末器3あるいは調光用制御端末器4に接続
されている照明負荷Lをオン/オフしたり調光したりす
ることができるのである。ところで、上記システムにお
いて外部の無電圧接点Sの状態を監視する接点入力端末
器5が設けられることがある。この接点入力端末器5
は、接点入力(外部接点Sのオン/オフの変化)が発生
すると、上記の監視用端末器2と同様にその時点で割り
込み信号Viを発生させて上記のような割り込み処理が
為された後に、接点入力を監視データとして伝送ユニッ
ト1に送るようになっている。このような接点入力端末
器5を照明負荷Lの制御用に用いる場合には、接点入力
端末器5から返送されてきた監視データに基づいて制御
用端末器3や調光制御用端末器4への制御データCDが
伝送ユニット1にて作成され、伝送ユニット1から送ら
れてくる制御データCDに基づいて制御用端末器3ある
いは調光制御用端末器4で照明負荷Lの個別又は一括オ
ン/オフや所謂パターン制御(特定のグループ化された
照明負荷Lをオン/オフする制御)やシーン切換などが
行われるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の接点入力端末器5では、調光制御用端末器4により照
明負荷Lを個別又は一斉に調光アップ/調光ダウンある
いは調光ストップさせることができず、中央監視盤や調
光卓等の他システムとの連動ができないという問題があ
る。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、外部の接点信号によって照明負荷の調光操作
が行え、他システムの連動が可能な遠隔監視制御システ
ムの調光用接点入力端末器を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、端末器と、該端末器を信号線に
より接続し、端末器を個別に呼び出すアドレスデータを
含む伝送信号を信号線を介して時分割多重により送信す
るとともに、伝送信号に同期して設定する返送待機期間
に端末器より送信されてくる監視データに基づいて制御
データを作成し、監視データを送信した端末器に予め対
応付けしている端末器を呼び出すアドレスデータ及び作
成した制御データを伝送信号により送出する伝送ユニッ
トとを備えた遠隔監視制御システムに用いられ、照明負
荷の調光アップ、調光ダウン並びにオン/オフに対応し
た外部接点入力を取り込む手段と、取り込んだ各外部接
点入力を各々照明負荷の調光アップ、調光ダウン又はオ
ン/オフに対応した監視データに変換する手段と、変換
された監視データを信号線を通して伝送ユニットへ返送
する手段とを備えたことを特徴とし、外部接点からの接
点入力に応じて照明負荷の調光アップ、調光ダウン並び
にオン/オフに対応した監視データを伝送ユニットに送
り、伝送ユニットから制御用端末器に制御データを送っ
て照明負荷を個別又は一斉に調光アップ/調光ダウンあ
るいは調光ストップさせることができ、中央監視盤や調
光卓等の他システムとの連動が可能となる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、外部接点入力を無電圧接点入力としたことを特徴と
する。請求項3の発明は、請求項1の発明において、外
部接点入力を有電圧接点入力としたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、不揮発性
メモリから成るアドレス設定部と、少なくともアドレス
設定用の光ワイヤレス信号を受信する受信手段と、受信
手段で端末器固有のアドレスを設定するアドレスデータ
が受信されると、該アドレスデータをアドレス設定部に
書き込む手段とを備えたことを特徴とし、光ワイヤレス
信号によるアドレス設定ができてアドレス設定が容易に
行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本実施形態の調光用接点入力
端末器10の回路ブロック、図2は本実施形態における
遠隔監視制御システムのシステム構成を示している。図
2に示すように、伝送ユニット1には2線式の信号線L
sにより調光用接点入力端末器10、調光制御用端末器
4並びに調光用スイッチSWa,SWbを監視する監視
用端末器2が接続される。調光制御用端末器4には照明
負荷Lと外部の商用交流電源ACとが接続され、従来例
で説明したように伝送ユニット1から送られてくる制御
データCDに基づいて照明負荷Lのオン/オフ並びに調
光制御を行うようになっている。
【0012】また監視用端末器2は調光アップ用スイッ
チSWa及び調光ダウン用スイッチSWbを具備してお
り、各スイッチSWa,SWbが操作された場合に監視
データを伝送ユニット1に返送するものである。而し
て、伝送ユニット1は監視用端末器2からの監視データ
に基づいて照明負荷Lの調光アップあるいは調光ダウン
を行うための制御データを作成し、信号線Lsを通して
調光制御用端末器4に制御データを送って調光制御用端
末器4により照明負荷Lの調光アップ又は調光ダウンを
行わせるのである。
【0013】一方調光用接点入力端末器10は、図1に
示すように伝送ユニット1から信号線Lsを通じて送ら
れてくる伝送信号Vsを整流平滑して端末器の動作電源
を得るための電源回路部11と、伝送信号Vsの受信並
びに返送信号の返送を行うための伝送信号送受信部12
と、外部のワイヤレス設定器7からの光ワイヤレス信号
によりアドレスが設定されるアドレス設定部13と、外
部からの光ワイヤレス信号を受信するとともに外部へ光
ワイヤレス信号を送信するためのワイヤレス信号送受信
部14と、端末器全体の信号処理を行うためのCPUか
らなる信号処理部15と、外部接点S1 〜S3 のオン/
オフ状態をモニタして接点入力を取り込む外部接点モニ
タ回路部16と、外部のリモコントランス6(図2参
照)からの電源供給を受けて外部接点モニタ回路部16
に対するモニタ電源を得るためのモニタ電源回路部17
とを備え、信号処理部15の入力ポート(図示せず)に
外部接点モニタ回路部16から各外部接点S1 〜S3
状態を示すモニタ信号を入力するようになっている。
【0014】外部接点モニタ回路部16は、例えばフォ
トカプラやリレーを使って入力側(外部接点S1 〜S3
側)と出力側(信号処理部15側)とを絶縁し無電圧接
点から成る各外部接点S1 〜S3 の接点入力(オン/オ
フの状態変化)を取り込んで各外部接点S1 〜S3 に対
応した信号を信号処理部15に出力するものであり、モ
ニタ電源回路部17から供給されるモニタ電源によりフ
ォトカプラやリレーを動作させるようになっている。こ
こで3つの外部接点S1 〜S3 はそれぞれ調光アップに
対応する外部接点S1 、調光ダウンに対応する外部接点
2 、照明負荷Lのオン/オフに対応する外部接点S3
である。
【0015】信号処理部15は外部接点モニタ回路部1
6から接点入力に対応した信号が入力された場合に、通
常時に伝送されてくる伝送信号VsのスタートパルスS
Tの受信期間に割り込みパルスを電流モードにより送出
するとともに、伝送ユニット1からのアクセスのための
伝送信号Vsを受信すると返送待機期間WTに外部接点
1 〜S3 の接点入力に応じた監視データを持つ返送信
号を返送するものである。またワイヤレス設定器7から
光ワイヤレス信号により送信され、ワイヤレス信号送受
信部14で受信復調されたコマンド及びアドレスデータ
に基づいてアドレス設定部13の設定アドレスを変更し
たり、アドレス設定部13の設定内容のデータをワイヤ
レス信号送受信部14を通じて光ワイヤレス信号により
ワイヤレス設定器7へ送信させる処理機能も持ってい
る。
【0016】アドレス設定部13は不揮発性メモリ(E
EPROM)からなり、信号処理部15によりその読み
書きが為される。ここで、アドレス設定についての具体
的な動作を説明する。まずアドレス設定又は変更を行う
場合にはワイヤレス設定器7より設定コマンドを光ワイ
ヤレス信号で調光用接点入力端末器10に送信すれば良
い。この場合当該端末器10ではワイヤレス信号送受信
部14を通じてコマンドを受け取った信号処理部15が
アドレス設定動作に入る。そしてワイヤレス設定器7よ
り続いて設定用のアドレスデータが光ワイヤレス信号に
より送信されてくると、ワイヤレス信号送受信部14を
通じて設定アドレスデータを受け取った信号処理部15
はEEPROMのような不揮発性メモリから成るアドレ
ス設定部13のアドレス設定エリアにアドレスデータを
書き込む。同時に設定用アドレスデータを受け取ったこ
とを示す確認信号をワイヤレス信号送受信部14を通じ
て光ワイヤレス信号により送信する。この確認信号はワ
イヤレス設定器7で受信され、ワイヤレス設定器7に設
けてある表示部で表示され、使用者はこの表示によりア
ドレス設定が行われたことを確認できることになる。
【0017】そしてアドレス設定部13に設定されたア
ドレスデータはその後当該端末器10の固有アドレスと
して使用されることになる。一方アドレス設定部13に
設定されているアドレスを確認したい場合には、ワイヤ
レス設定器7より確認コマンドを光ワイヤレス信号によ
り当該端末器10に送信すれば良い。この場合ワイヤレ
ス信号送受信部14を通じて確認コマンドを受け取った
信号処理部15はアドレス設定部13からアドレスデー
タを読み出し、そのアドレスデータをワイヤレス信号送
受信部14を通じて光ワイヤレス信号により送信する。
このアドレスデータを持つ光ワイヤレス信号はワイヤレ
ス設定器7で受信されて復調され、ワイヤレス設定器7
に設けてある表示部で表示されることになり、使用者は
この表示により設定されているアドレスを確認すること
ができることになる。
【0018】図3(a)〜(d)は調光用接点入力端末
器10の外観を示すものであり、端末器本体20は、例
えば電機工業会規格又は日本工業規格による電灯分電盤
用協約配線用遮断器の寸法に準ずる大きさに形成された
もので、内部には図1に示す回路ブロックの電子部品を
実装した2枚のプリント基板21,22を配設し、一端
側には信号線Lsをプリント基板21,22に実装され
た電源回路部11及び伝送信号送受信部12の入力端に
接続するための信号線接続端子及び他の端末器へ信号線
Lsを送るための送り端子からなる信号線接続端子部2
3を設け、他端側には外部接点S1 〜S3 を接続するた
めの4対の接続端子からなる接点入力端子部24を設け
てある。
【0019】端末器本体20の表面には内部に配設され
たワイヤレス信号送受信部14の発光素子LEDと、受
光素子PDとが臨む透過窓25が設けられ、外部のワイ
ヤレス設定器7との間で光ワイヤレス信号によるデータ
の送受信ができるようになっている。尚図3中26はプ
リント基板21、22の回路間を接続するリード線、2
7は接点入力端子部24の接続端子とプリント基板21
上の回路との間を接続するリード線である。
【0020】上述のように構成された本実施形態の調光
用接点入力端末器10の動作を次に説明する。調光用接
点入力端末器10では、何れかの外部接点S1 〜S3
状態変化が発生すると信号処理部15が伝送信号送受信
部12から信号線Lsに割り込み信号Viを送信させ、
その後、上述した伝送ユニット1からのアドレスサーチ
によるアドレス送信過程を経た後、伝送ユニット1によ
るアクセスに応答する形で監視データ(外部接点S1
3 のオン/オフ状態を示すデータ)を伝送信号送受信
部12を通じて伝送ユニット1に返送する。この際返送
される監視データが調光アップに対応した外部接点S1
又は調光ダウンに対応した外部接点S2 がオフからオン
した場合の監視データであれば、伝送ユニット1ではこ
の監視データに対応して調光制御用端末器4に対応する
制御データCDを送る。調光制御用端末器4では制御デ
ータCDに対応して内蔵の調光器を動作させて照明負荷
Lを調光制御する。この調光制御の動作は調光ストップ
に対応する制御データCDの受信があるまで継続する。
【0021】ここで調光アップ又は調光ダウンに対応し
た監視データの送信は1回でよく、オフからオンとなっ
た外部接点S1 又はS2 が再びオンからオフとなったと
きに調光用接点入力端末器10から伝送ユニット1に対
して監視データが送られると、伝送ユニット1では調光
制御用端末器4に対して調光アップ又は調光ダウンを停
止する調光ストップに対応する制御データCDを送り、
調光制御用端末器4ではこの制御データCDを受け取る
と、調光器の調光制御動作を停止させてその時点の調光
レベルを維持させる。
【0022】またオン/オフに対応した外部接点S3
オンの場合には、伝送ユニット1からは照明負荷Lを点
灯させる制御データCDを調光制御用端末器4に送り、
外部接点S3 がオフすると照明負荷Lを消灯する制御デ
ータCDを調光制御用端末器4に送る。従って、調光制
御用端末器4では外部接点S3 のオン/オフに対応して
照明負荷Lの点灯/消灯を行うようになっている。
【0023】上述のように本実施形態の調光用接点入力
端末器10では、外部接点S1 〜S 3 からの接点入力に
応じて照明負荷Lの調光アップ、調光ダウン並びにオン
/オフに対応した監視データを伝送ユニット1に送り、
伝送ユニット1から調光制御用端末器4に制御データC
Dを送って照明負荷Lを個別又は一斉に調光アップ/調
光ダウンあるいは調光ストップさせることができ、中央
監視盤や調光卓等の他システムにて外部接点S1 〜S3
のオン/オフを行うことで上記他システムとの連動が可
能となる。なお、本実施形態では外部接点S1 〜S3
無電圧接点としたが有電圧接点としてもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明は、端末器と、該端末器
を信号線により接続し、端末器を個別に呼び出すアドレ
スデータを含む伝送信号を信号線を介して時分割多重に
より送信するとともに、伝送信号に同期して設定する返
送待機期間に端末器より送信されてくる監視データに基
づいて制御データを作成し、監視データを送信した端末
器に予め対応付けしている端末器を呼び出すアドレスデ
ータ及び作成した制御データを伝送信号により送出する
伝送ユニットとを備えた遠隔監視制御システムに用いら
れ、照明負荷の調光アップ、調光ダウン並びにオン/オ
フに対応した外部接点入力を取り込む手段と、取り込ん
だ各外部接点入力を各々照明負荷の調光アップ、調光ダ
ウン又はオン/オフに対応した監視データに変換する手
段と、変換された監視データを信号線を通して伝送ユニ
ットへ返送する手段とを備えたので、外部接点からの接
点入力に応じて照明負荷の調光アップ、調光ダウン並び
にオン/オフに対応した監視データを伝送ユニットに送
り、伝送ユニットから制御用端末器に制御データを送っ
て照明負荷を個別又は一斉に調光アップ/調光ダウンあ
るいは調光ストップさせることができ、中央監視盤や調
光卓等の他システムとの連動が可能となるという効果が
ある。
【0025】請求項4の発明は、不揮発性メモリから成
るアドレス設定部と、少なくともアドレス設定用の光ワ
イヤレス信号を受信する受信手段と、受信手段で端末器
固有のアドレスを設定するアドレスデータが受信される
と、該アドレスデータをアドレス設定部に書き込む手段
とを備えたので、光ワイヤレス信号によるアドレス設定
ができてアドレス設定が容易に行えるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す回路ブロック図である。
【図2】同上を用いた遠隔監視制御システムのシステム
構成図である。
【図3】同上を示し、(a)は上面図、(b)は側面
図、(c)は一部破断した正面図、(d)は一部破断し
た底面図である。
【図4】従来の遠隔監視制御システムのシステム構成図
である。
【図5】同上の伝送信号の説明図である。
【符号の説明】
10 調光用接点入力端末器 11 電源回路部 12 伝送信号送受信部 13 アドレス設定部 14 ワイヤレス信号送受信部 15 信号処理部 16 外部接点モニタ回路部 17 モニタ電源回路部 S1 〜S3 外部接点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末器と、該端末器を信号線により接続
    し、端末器を個別に呼び出すアドレスデータを含む伝送
    信号を信号線を介して時分割多重により送信するととも
    に、伝送信号に同期して設定する返送待機期間に端末器
    より送信されてくる監視データに基づいて制御データを
    作成し、監視データを送信した端末器に予め対応付けし
    ている端末器を呼び出すアドレスデータ及び作成した制
    御データを伝送信号により送出する伝送ユニットとを備
    えた遠隔監視制御システムに用いられ、照明負荷の調光
    アップ、調光ダウン並びにオン/オフに対応した外部接
    点入力を取り込む手段と、取り込んだ各外部接点入力を
    各々照明負荷の調光アップ、調光ダウン又はオン/オフ
    に対応した監視データに変換する手段と、変換された監
    視データを信号線を通して伝送ユニットへ返送する手段
    とを備えたことを特徴とする遠隔監視制御システムの調
    光用接点入力端末器。
  2. 【請求項2】 外部接点入力を無電圧接点入力としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの
    調光用接点入力端末器。
  3. 【請求項3】 外部接点入力を有電圧接点入力としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの
    調光用接点入力端末器。
  4. 【請求項4】 不揮発性メモリから成るアドレス設定部
    と、少なくともアドレス設定用の光ワイヤレス信号を受
    信する受信手段と、受信手段で端末器固有のアドレスを
    設定するアドレスデータが受信されると、該アドレスデ
    ータをアドレス設定部に書き込む手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの調光
    用接点入力端末器。
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