JPS62193349A

JPS62193349A - 網メツセ−ジの宅内機器への通知方式

Info

Publication number: JPS62193349A
Application number: JP61032813A
Authority: JP
Inventors: Kunihiro Hayashi; 林　邦宏; Kentaro Tokikuni; 時国　健太郎
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1986-02-19
Filing date: 1986-02-19
Publication date: 1987-08-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、宅内機器が通信網を介して通信を行うに際し
て該網内に発生する所要の網メツセージを、該宅内機器
に対し、該宅内機器のもつマン・マシンインタフェース
としてのメツセージ表現手段に適合した信号形式で、網
から通知するための通知方式に関するものである。

〔従来の技術〕

現在の電話網における網メツセージの代表例の１つに、
相手電話番号を間違えた時などに網から通知されるトー
キ情報、即ち「あなたのおかけになった電話番号は現在
使われておりません。番号をお確かめになって、もう一
度おかげ直し下さい、」がある。

また、ディジタルデータ交換（ＤＤＸ）回線交換網にお
ける網メツセージの１形態として、回線制御装置（Ｄ　
ＣＥ）と宅内機器（ＤＴＥ）との間で伝送されるコール
プログレス信号（ＣＰＳ）があるが、回線制御装置を網
内装置とみなせば、コールプログレス信号（ＣＰＳ）は
網メツセージに該当する。かかるコールプログレス信号
の例を第７図に示す。

第７図（ａ）に、コールプログレス信号（ＣＰ　Ｓ）の
フォーマットを示す。すなわち、コールプログレス信号
を送出する際には、先ずヘッダとして、ｒｃＬｓＪまた
はｒＲＦＩＪなる信号を送り、続いて、「△△」なる数
字のコードを送り、更に■Ｄ倍信号の他の情報を＋（付
加）する。

数字コード「△△」の例としては、第７図（ｂ）に見ら
れるように、「２１」から「７１」などがあり、その意
味する信号名は、同図に見られる通りである。

上記網メツセージの２例のうち、電話におけるトーキ−
形式は、丈長にほとんど制限がなく任意文とできること
から、網メソセージの出力形態としては、宅内機器とし
ての電話機に最も適した出力形態であるといえる。

一方、ＤＤＫ回線交換の際におけるコールプログレス信
号は、非電話系宅内機器を対象として通知されるもので
あるため、網メツセージを第７図（ｉｌｌにも見られる
ように、コード化しており、宅内機器では通知されたコ
ードに対応する信号名又は翻訳文章を作成して、特定の
字体でかつ限られた文字数の範囲内で表示する場合が多
い。例えばカタカナ１６桁表示出力の能力しかもたない
非電話系宅内機器の場合、上記の例の相手番号をまちが
えた時、網から通知される信号名は「欠番」で、該非電
話系宅内機器における翻訳文章は「ゲンザイツ力ワレテ
イマセン」となる。

このようにコールプログレス信号は、トーキ−と比較す
ると情報量が少なく、マン・マシンインタフェースとし
ての面でも劣るといえる。

また、コールプログレス信号の付加情報として、該コー
ルプログレス信号の翻訳文をカタカナコードで追加して
網から宅内機器へ送る方法がある。

この場合は、宅内機器にコールプログレス信号の翻訳テ
ーブルを設けてお（ことが不要であり、コールプログレ
ス信号の種類が増えるにつれて簡易形宅内機器では経済
的に有利となる。

なお、カタカナコードの表示・出力機能自体は、宅内機
器が本来的にもつ機能を利用して行う場合が一般的であ
る。たとえば、プリンタ又はＣＲＴ付宅内機器では、カ
タカナコードに対する文字フォントを内蔵しているため
、これを参照してハードコピー又はソフトコピーで出力
表示する。よってコールプログレス信号付加情報の表示
・出力のために特別な機能追加が不要である。

以上の観点から、今後の網メツセージの１形態として（
コールプログレス信号十付加情報）が有効と考えられ、
以下本発明における網メソセージの形態は、かかる（コ
ールプログレス信号十付加情報）の形態をとることを前
提としている。

所で従来は、網メソセージを宅内機器へ向けて通知する
に際し、宅内機器のもつマン・マシンインタフェースと
してのメツセージ表現手段に必ずしも適合した信号形式
で通知するとは限らなかったので、マン・マシンインタ
フェースの向上が図れないという欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

そこで本発明においては、網メツセージを宅内機器に通
知して表示・出力させるにあたり、当該宅内機器のもつ
表示・出力能ノＪに最適な形態で網メツセージを通知可
能にすること、を解決すべき問題点としている。従って
本発明の目的は、上述のことを可能にする網メソセージ
の宅内機器への通知方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は、
網メソセージに関し、宅内機器のマン・マシンインタフ
ェースとしての表示・出力能力に応じたいくつかの絽メ
ツセージ体系を定義し、網・宅内機器間で呼設定の最初
の時点で、或いは必要が生じたその都度、どのメソセー
ジ体系を使うのが当該宅内機器の能力からみて最適かの
情報を宅内機器より綱へ通知し、以後、網から宅内機器
へ、その通知されたメツセージ体系で網メソセージを送
出し、宅内機器では受信した網メツセージをそのまま表
示・出力することを主な特徴とし、従来に比べ、宅内機
器のマン・マシンインタフェースとしての表示・出力能
力を最大限に生かした最適な網メソセージの表示出力を
実現する。

〔実施例〕

次に図を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例における通知シーケンスを示
す説明図である。

同図に示すシーケンスは、呼設定時において、発呼動作
の初期の段階で、宅内機器におけるメツセージ信号体系
を網へ通知するようにした実施例を示している。すなわ
ち、宅内機器が発呼し、網がこれを受は付けると、宅内
機器は発呼情報を網へ送出すると共に、当該宅内機器の
もつメツセージ体系をも網へ通知してその指定を行う。

すると、それ以降、網は宅内機器に対して、指定された
体系で、ＣＰＳコードの形なり、或いはそのｃｐｓの内
容を漢字なら漢字で表現したＣＰＳ内容という形で通知
する。宅内機器は、自らのもつ体系に適合した信号形式
で網からメツセージを受けることができるので、最適な
表示・出力を実現できる。

第２図は本発明の実施例において、ｃｐｓメツセージ通
知に係わる接続構成を示しており、発呼時、宅内機器が
有するメツセージ体系を網に通知し、指定する場合の接
続構成を（８１図に、それ以降、網メソセージを網側（
交換機側）から送出する時に、指定された体系の送出部
を４ａ〜４Ｃの中から選択してＣＰＳメツセージとして
送出する場合の接続構成を（ｂ）図に示している。

第２図（ｂｌにおいて、制御部３が交換機２に対して所
要のパス設定指示を行ってパスを設定する一方、制御部
３は、ｃｐｓ内容の詳細情報をメ・ノセージ送出部４に
送ると共に、先に宅内機器１からその表示能力に従って
指定された体系に従う送出手段を４ａ〜４Ｃの中から選
択し、選択された当該送出手段からメソセージを送出す
る。

この場合は、宅内機器の存する上位プロトコルの通信機
能を有効に利用することを目的とし、網メツセージを網
で上位プロトコルの信号形式に変換して送出する。宅内
機器は受信した信号を上位プロトコルを使用し、ディス
プレイ又はハードコピーとして表示・出力する。

第３図は第２図における宅内機器１の具体例を示すブロ
ック図である。

同図において、操作表示部１１は、通信相手と接続する
ための基本操作（ダイヤルボタン等）、コピー等のロー
カル操作並びに網メツセージ、ローカルメツセージの表
示等、を行うものであり、通信機能部１２は、通信を行
うための基本的な動作（例えばファクシミリでは原稿読
取り、記録等）を行うものであり、通信機能制御部１３
は、通信機能部１２の制御及び信号の変換（冗長度抑圧
符号、復号化等）を行うものである。

網制御部１４は、網と接続するための基本動作を行う発
呼３着呼制御部２３及びｃｐｓ受信部２１、網メソセー
ジ体系通知処理部２２を有する。

文字発生部１５は、ＣＰＳ受信部２１から受信したＪＩ
Ｓ６２２６　（漢字コード）、ＪＩＳ６２２０　（カタ
カナコード）などのコードを文字に変換する機能を有す
る。

ローカルメソセージ発生部１６は、ローカルメツセージ
の発生２組立てを行うものである。

従来の宅内機器は、ｃｐｓ受信部２１を備えるのみであ
り、本発明で用いる宅内機器は、網メソセージ体系通知
処理部２２を追加した宅内機器とすることが必要なわけ
である。

第４図は、本発明の他の実施例における通知シーケンス
を示す説明図である。すなわち同図に示すシーケンスは
、網がＣＰＳメツセージを送出する必要が生じる都度、
つまりその際、とりあえずＣＰＳコードを送出するので
、これを受けた宅内機器が、その有するメソセージ体系
を網に通知して指定し、この指定をもとに網は第２図（
ｂ）に示す如き接続構成により、ＣＰＳメソセージをＣ
ＰＳ内容通知として送出するシーケンスである。

第５図は、本発明の更に別の実施例における通知シーケ
ンスを示す説明図である。すなわち同図に示すシーケン
スは、網がＣＰＳメツセージを送出する場合には、ＣＰ
Ｓコードを送出した後、メツセージのケタ数を例にとれ
ば１６ケタ、２４ケタ、３２ケタのそれぞれの体系とし
て網メソセージを連続して送出するシーケンスであり、
宅内機器はこれらを受け、その中で自らに適する網メソ
セージを選択し表示する。この場合、１６ケタ表示宅内
機器でも２４ケタを適用し、スクロール表示又は分割表
示することも可能である。ＣＰＳメソセージの信号フォ
ーマットを第６図に示す。

第６図において、Ｆはフラグ、Ａはアドレス信号、Ｃは
制御信号、■は情報信号、Ｆｅ２はフレーム検査シーケ
ンスである。

情報信号■を構成する第１オクテツトには、メツセージ
体系指定コマンド、拡張コード、メディア種別などを書
き込み、第２オクテツト、第３オクテツトにはＣＰＳコ
ードを書き込み、第４オクテツト以降には文字コード、
例えば英数カナ（ＪＩＳＣ６２２０）、漢字（ＪＩＳＣ
６２２６）などを書き込む。

〔発明の効果〕

以上説明したように、網メツセージに関し宅内機器の表
示能力に応じたい（つかの網メツセージ体系を定義し、
網から宅内機器に網メツセージを送出する場合に、それ
ぞれの宅内機器が網に対して指定するメソセージ体系を
使用することにより、従来に比べ宅内機器の表示・出力
能力を最大限に生かした、マン・マシンインタフェース
上最適な網メツセージ表示能力を実現できるという利点
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における通知シーケンスを示
す説明図、第２図は本発明の実施例におけるＣＰＳメツ
セージ通知に係わる接続構成を示すブロック図、第３図
は第１図における宅内機器の具体例を示すブロック図、
第４図、第５図はそれぞれ本発明の他の実施例における
通知シーケンスを示す説明図、第６図はｃｐｓメツセー
ジの信号フォーマットを示す説明図、第７図はコールプ
ログレス信号（ＣＰＳ）の例を示す説明図、である。符号の説明１・・・宅内機器、２・・・交換機、３・・・制御部、
４・・・メツセージ送出部、１１・・・操作・表示部、
１２・・・通信機能部、１３・・・通信機能制御部、１
４・・・網制御部、１５・・・文字発生部、１６・・・
ローカルメツセージ発生部、２１・・・ｃｐｓ受信部、
２２・・・網メツセージ体系通知処理部、２３・・・発
着呼制御部、代理人　弁理士　並　木　昭　夫代理人　弁理士　松　崎　　　清噴　１　閏１２　図ｔ４４図　　　　　　　　　　第５図ＷＢ　　図ＣＰＳコード

Claims

【特許請求の範囲】

１）宅内機器が通信網を介して通信を行うに際して該網
内に発生する所要の網メッセージを該宅内機器に対して
通知するための通知方式において、網内には、各種の信
号形式で前記網メッセージを送出する手段を備え、宅内
機器から、該宅内機器のもつマン・マシンインタフェー
スとしてのメッセージ表現手段に関する情報の通知を受
け、該表現手段に適合した信号形式で所要の網メッセー
ジを当該宅内機器へ向けて通知するようにしたことを特
徴とする網メッセージの宅内機器への通知方式。