JPS6219137B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219137B2 JPS6219137B2 JP59180136A JP18013684A JPS6219137B2 JP S6219137 B2 JPS6219137 B2 JP S6219137B2 JP 59180136 A JP59180136 A JP 59180136A JP 18013684 A JP18013684 A JP 18013684A JP S6219137 B2 JPS6219137 B2 JP S6219137B2
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- JP
- Japan
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- ice cream
- baked
- shaped
- gluten
- weight
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Confectionery (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、食味時外気温による品温上昇の少
い食べやすい構造をもつバー状のアイスクリーム
の製造に関するものでる。ただし、ここではアイ
スクリームとは、乳製品と目される狭義のアイス
クリームばかりでなく、乳成分に乏しい又は全く
ない氷菓子をも含めた総称としての広義のアイス
クリームをいうこととする。
い食べやすい構造をもつバー状のアイスクリーム
の製造に関するものでる。ただし、ここではアイ
スクリームとは、乳製品と目される狭義のアイス
クリームばかりでなく、乳成分に乏しい又は全く
ない氷菓子をも含めた総称としての広義のアイス
クリームをいうこととする。
抑々、アイスクリームは老幼を問わず広く嗜好
されている菓子の1つであるが、何といつても氷
結させたものである関係上、これを食味するとき
には外気とか体温によりすぐに品温が上昇し液化
してしまい、口、顔、衣服等を汚してしまいやす
い欠点がある。カツプ入りのものはまずそのよう
な必配はないにしても、棒状のいわゆるアイスキ
ヤンデー状のものは特にこの傾向が強く、ソフト
クリームなどのコーンカツプ入りとかモナカアイ
スなども同様な悩みをもつている。
されている菓子の1つであるが、何といつても氷
結させたものである関係上、これを食味するとき
には外気とか体温によりすぐに品温が上昇し液化
してしまい、口、顔、衣服等を汚してしまいやす
い欠点がある。カツプ入りのものはまずそのよう
な必配はないにしても、棒状のいわゆるアイスキ
ヤンデー状のものは特にこの傾向が強く、ソフト
クリームなどのコーンカツプ入りとかモナカアイ
スなども同様な悩みをもつている。
本発明はバー状アイスクリームについて上記課
題を解決したものであり、以下にその詳細を説明
することとする。
題を解決したものであり、以下にその詳細を説明
することとする。
外層に使用する棒状の焼麩は格別なものではな
い。一般に焼麩は生グルテンと合せ粉と称する強
力小麦粉とを混練して得られるのを焼成して製造
されているが、この際、膨剤を併用すればより多
泡質のものとなるので本発明にとつて有利であ
る。このような焼麩のうち、殊にグルテン含量の
多いもの、つまり粗蛋白質含量が約40重量%以上
のものが膨化性もすぐれており本発明にとつてよ
り好適である。焼麩はそのまゝ使用してもよい
が、表皮に保形性、防湿性等の賦与のため、これ
にシユガーコートとかチヨコレートコートの如き
を施してもよい。これらコートの方法は常法によ
る。第3の発明(特許請求の範囲の1に記載の発
明を第1発明といい、以下、2及び3に記載の発
明を夫々第2発明及び第3発明という。以下おな
じ)においては、この棒状焼麩には中心部分に予
め空所を穿つておく。
い。一般に焼麩は生グルテンと合せ粉と称する強
力小麦粉とを混練して得られるのを焼成して製造
されているが、この際、膨剤を併用すればより多
泡質のものとなるので本発明にとつて有利であ
る。このような焼麩のうち、殊にグルテン含量の
多いもの、つまり粗蛋白質含量が約40重量%以上
のものが膨化性もすぐれており本発明にとつてよ
り好適である。焼麩はそのまゝ使用してもよい
が、表皮に保形性、防湿性等の賦与のため、これ
にシユガーコートとかチヨコレートコートの如き
を施してもよい。これらコートの方法は常法によ
る。第3の発明(特許請求の範囲の1に記載の発
明を第1発明といい、以下、2及び3に記載の発
明を夫々第2発明及び第3発明という。以下おな
じ)においては、この棒状焼麩には中心部分に予
め空所を穿つておく。
アイスクリーム体も格別なものではない。乳成
分の多少、オーバーランの有無等に関係なく採用
され、また、その中心にはステイツクを挿入した
ものでも又は無いものでもよい。第2発明におい
ては、かかるアイスクリーム体周面に硬化性油性
物質を塗布しておく。ここで、硬化性油性物質と
は少くとも0℃以下程度においては固体状を呈す
る油脂その他の油性物質をいい、たとえばカカオ
脂とかバーム核油等が挙げられる。本発明ではか
かる硬化性油性物質のうちある程度の柔軟性ない
し可塑性のあるものが採用され、そのためには油
脂に粉末物質、たとえば粉糖とか粉乳の如きを混
入した調合物がいいようである。第3発明におい
て焼麩にまだ液状のアイスクリーム体を充填後、
これを硬化させることが可能である他は、既に硬
化したアイスクリーム体を焼麩内に収容すること
とする。そのためには、殊に第1及び第2の発明
においては、アイスクリーム体を棒状焼麩に押し
込んで、焼麩中心部分の焼麩構造を破壊してこれ
を穿ちながら焼麩内に収容するようにする。従つ
てこの際、破砕された中心部分の焼麩材料は末破
砕部分とアイスクリーム体との接触面に粉末とな
つて散在することとなる。
分の多少、オーバーランの有無等に関係なく採用
され、また、その中心にはステイツクを挿入した
ものでも又は無いものでもよい。第2発明におい
ては、かかるアイスクリーム体周面に硬化性油性
物質を塗布しておく。ここで、硬化性油性物質と
は少くとも0℃以下程度においては固体状を呈す
る油脂その他の油性物質をいい、たとえばカカオ
脂とかバーム核油等が挙げられる。本発明ではか
かる硬化性油性物質のうちある程度の柔軟性ない
し可塑性のあるものが採用され、そのためには油
脂に粉末物質、たとえば粉糖とか粉乳の如きを混
入した調合物がいいようである。第3発明におい
て焼麩にまだ液状のアイスクリーム体を充填後、
これを硬化させることが可能である他は、既に硬
化したアイスクリーム体を焼麩内に収容すること
とする。そのためには、殊に第1及び第2の発明
においては、アイスクリーム体を棒状焼麩に押し
込んで、焼麩中心部分の焼麩構造を破壊してこれ
を穿ちながら焼麩内に収容するようにする。従つ
てこの際、破砕された中心部分の焼麩材料は末破
砕部分とアイスクリーム体との接触面に粉末とな
つて散在することとなる。
焼麩の径よりアイスクリーム体の径が小さいこ
とは勿論であるがその径の比は大凡2:1程度が
よいようである。この範囲よりアイスクリーム体
が大きければ焼麩が破壊されやすく、小さければ
1体のアイスクリームとしての風味に乏しくなる
うらみがある。なお、第3の発明においては液状
アイスクリーム体を先ず少量充填後、硬化ずみの
別個のアイスクリーム体をこれに収容して1体の
製品としてもよい。
とは勿論であるがその径の比は大凡2:1程度が
よいようである。この範囲よりアイスクリーム体
が大きければ焼麩が破壊されやすく、小さければ
1体のアイスクリームとしての風味に乏しくなる
うらみがある。なお、第3の発明においては液状
アイスクリーム体を先ず少量充填後、硬化ずみの
別個のアイスクリーム体をこれに収容して1体の
製品としてもよい。
本発明においては上述の構成とした結果、次の
如き種々の効果が得られた。
如き種々の効果が得られた。
収得物は断熱性にすぐれ、屋外においても従
来のキヤンデーに較べ著しく溶けにくいものと
なり、また液となつてしたたり落ちることがな
いので幼児でさえも食べやすいものとなつた。
来のキヤンデーに較べ著しく溶けにくいものと
なり、また液となつてしたたり落ちることがな
いので幼児でさえも食べやすいものとなつた。
焼麩には膨剤を使用したので非常に多孔質の
ものが得られ、アイスクリーム体圧入も無理な
く実施でき、作業性がよい。
ものが得られ、アイスクリーム体圧入も無理な
く実施でき、作業性がよい。
第2発明のものはアイスクリーム体から焼麩
への水分移行も少く、焼麩が湿つたりすること
もないので歯切れのよい食感のよいものが得ら
れる。
への水分移行も少く、焼麩が湿つたりすること
もないので歯切れのよい食感のよいものが得ら
れる。
次に、本発明実施の具体例を示す。
(例 1)
生グルテン2部(重量部。以下おなじ)、強力
小麦粉1部及び酸性炭酸ナトリウム0.015部を混
捏し、エキストルーダーにて棒状に成形後、バン
ドオーブン焼成み、15cmに切断後、暫時風乾し
た。これをドラム型回転鍋を使つて砂糖液を焼麩
重量に対しほぼ等量散布・付着後乾燥し、本発明
用焼麩とした。このものの直径は大凡4cmであつ
た。
小麦粉1部及び酸性炭酸ナトリウム0.015部を混
捏し、エキストルーダーにて棒状に成形後、バン
ドオーブン焼成み、15cmに切断後、暫時風乾し
た。これをドラム型回転鍋を使つて砂糖液を焼麩
重量に対しほぼ等量散布・付着後乾燥し、本発明
用焼麩とした。このものの直径は大凡4cmであつ
た。
一方、常法に従つて製造し、冷却・硬化したス
テイツク付きの径2cmのアイスクリーム体を調製
した。これを前記焼麩に圧入して目的物アイスク
リームを得た。
テイツク付きの径2cmのアイスクリーム体を調製
した。これを前記焼麩に圧入して目的物アイスク
リームを得た。
(例 2)
例1と同様に糖液を散布して本発明用焼麩を調
製する一方、常法に従つて製造し、冷却・硬化し
た後、冷菓用コーチングチヨコレートを厚さ約1
mm被覆したステイツク付きの径2cmのアイスクリ
ーム体を調製した。これを前記焼麩に圧入して目
的物アイスクリームを得た。
製する一方、常法に従つて製造し、冷却・硬化し
た後、冷菓用コーチングチヨコレートを厚さ約1
mm被覆したステイツク付きの径2cmのアイスクリ
ーム体を調製した。これを前記焼麩に圧入して目
的物アイスクリームを得た。
(例 3)
例1と同様にして糖液を散布・付着後乾燥させ
て調製した本発明用焼麩を、さらにその中心部を
径約2cmにわたり穿孔して中空状のものとした。
ついで、この中空部に常法に従つて製造した硬化
前のアイスクリーム体を充填したのち冷却・硬化
し、目的物アイスクリームを得た。
て調製した本発明用焼麩を、さらにその中心部を
径約2cmにわたり穿孔して中空状のものとした。
ついで、この中空部に常法に従つて製造した硬化
前のアイスクリーム体を充填したのち冷却・硬化
し、目的物アイスクリームを得た。
このものは食味時も品温上昇が割合ゆるやかで
あり、食べやすいものであつた。
あり、食べやすいものであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 焼成膨化した棒状多孔質のものであつてその
粗蛋白質含量が約40重量%以上の焼麸に、それよ
り径が小さいアイスクリーム体を圧入して一体と
することを特徴とするバー状アイスクリーム製造
の方法。 2 焼成膨化した棒状多孔質のものであつてその
粗蛋白質含量が約40重量%以上の焼麸に、それよ
り径が小さく、かつ硬化性の油性物質を塗布した
アイスクリーム体を圧入して一体とすることを特
徴とするバー状アイスクリーム製造の方法。 3 焼成膨化した中心部分に空所をもつ棒状多孔
質のものであつてその粗蛋白質含量が約40重量%
以上の焼麸を外層とし、これにアイスクリーム体
を収容してなるバー状アイスクリーム製造の方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180136A JPS6158542A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | バ−状アイスクリ−ム製造の方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59180136A JPS6158542A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | バ−状アイスクリ−ム製造の方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6158542A JPS6158542A (ja) | 1986-03-25 |
JPS6219137B2 true JPS6219137B2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=16078037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59180136A Granted JPS6158542A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | バ−状アイスクリ−ム製造の方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6158542A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2580889B2 (ja) * | 1991-04-26 | 1997-02-12 | 千住金属工業株式会社 | 高温はんだ |
JPH09115957A (ja) * | 1995-10-18 | 1997-05-02 | Sanken Electric Co Ltd | 電子部品及びこれを使用した電子回路装置の製造方法 |
JP2011000087A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Akihiko Yamamura | 可食吸収体を備える保持棒付き複合冷菓 |
JP5739635B2 (ja) * | 2010-10-08 | 2015-06-24 | 有限会社木川屋本店 | 食品用可食容器とその製造方法並びに当該食品用可食容器を用いた食品 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP59180136A patent/JPS6158542A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6158542A (ja) | 1986-03-25 |
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