JPS6167446A - 棒状アイスクリ−ム製造の方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、食味時性気温による品温上昇の少ない食べ
やすい構造をもつ棒状のアイスクリームの製造に関する
ものである。ただし、ここではフイスクリームとは、乳
製品と目される狭義のアイスクリームばかりでなく、乳
成分に乏しい又ハ全くない氷菓子をも含めた総称として
の広義のアイスクリームをいうこととする。

アイスクリームは老幼を問わず広く嗜好されている菓子
の１つではあるが、何といっても氷結させたものである
関係上、これを食味するときには外気とか体温とかによ
りすぐに品温が上昇し液化してしまい、口、顔、衣服等
を汚してしまいやすい欠点がある。カップ入りのものは
まずそのような心配はないにしても、棒状のいわゆるア
イスキ゛／ ヤ／デー状のものは特にこの傾向が強＜、些フトクリー
ムなどのコーンカップ入りとかモナカアイスなども同様
な悩みをもっている。

本発明は、棒状アイスクリームについて上記課題を解決
したものであり、以下にその詳細を説明することとする
。

パフは通常のものに異ならず、澱粉質を主とした穀類或
は穀類調製物（穀類に少量の油脂、糖類等を加えたもの
をいう）を膨化焼成して製造されたものである。本発明
において使用する中空棒状パフは、空所内壁に防湿性等
の賦与のため硬化性油性物質を塗布する。ここで、硬化
性油性物質とは、少なくとも０°Ｃ以下程度においては
固体状を呈する油脂その池の油性物質をいい、たとえば
カカオ脂とかパーム核油等が挙げられる。本発明ではか
かる硬化性油性物質のうち、ある程度の柔軟性ないし可
塑性のあるものが採用され、そのためには油脂に粉末物
質、たとえば粉糖とか粉乳の如きを混入した調合物がい
いようである。これらコートの方法は常法による。

アイスクリーム体も格別なものではない。乳成分の多少
、オーバーラノの有無等に関係なく採用される。周囲に
硬化性油性物質を塗布し又は塗布していないアイスクリ
ーム体を、空所内壁部分に硬化性油性物質を塗布しそれ
がまだ硬化していないときに、棒状パフに押し込んで１
体の製品とする。

パフの径よりアイスクリーム体の径が小さいことは勿論
であるがその径の比は大兄２：１程度がよいようである
。

本発明においては上述の構成とした結果、次の如き種涜
の効果が得られた。

■　収得物は断熱性にすぐれ、屋外においても従来のキ
ャ７デーに較べ著しく溶けにくいものとなり、また液と
なりてしたたり落ちることがないので幼児でさえも食べ
やすいものとなった。

■　アイスクリーム体からパフへの水分移行も少なく、
パフが湿ったりすることもないので歯切れのよい食感の
よいものが得られる。パフの空所内壁に塗布した油性物
質がまだ硬化前にアイスクリーム体を押し込むので、内
壁の油性物質が内壁に拡散しフイスクリー、ム体とパフ
間に油性物質による隔壁が形成されるからである。

次に、本発明実施の具体例を示す。

（例１） 脱胚芽したツー／グリ１フ１部（ｆＬ量部。以下おなじ
）を水０．０１部と混捏し、エキストルーダ−（高圧押
出機）でクツキング、膨化させ、直径約３ｃｙの中空棒
状に押出し、長さ１５ｃｒｒ＋に切断後、乾燥機に入れ
水分２％程度に乾燥した。これをドラム型回転鍋を使っ
て砂糖液をパフコーン重量に対しほぼ′８量散布、付着
後乾燥した。このパフの中空内壁部にコーチ／グチヨコ
レートを約ｌ朋の厚さに吹き付は塗布し、本発明用のパ
フとした。

一方、常法に従りて製造し、冷却・硬化した後、冷菓用
コーチ／グチヨコレートを厚さ約ｌｆｌ被覆したスティ
ック叶きの径１．５筋のアイスクリーム体を調製した。

これを前記コーチ／グチヨコレート吹き付は塗布直後の
パフに圧入して目的物アイスクリームを得た。

（例２） 例１と同様に糖液を散布し、中空部内壁にツーチングチ
１１コレートを吹き付けして本発明用パフを調製する一
方、常法に従って製造した硬化前のアイスクリーム体を
充填したのち冷却・硬化し、目的物アイスクリームを得
た。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 膨化焼成した中心部分に空所をもつ棒状多孔質のパフを
   外層とし、この空所内壁面に硬化性の油性物質を塗布し
   、それより径が小さく、かつ硬化性の油性物質を塗布し
   又は塗布しないアイスクリーム体を、圧入して一体とす
   ることを特徴とする棒状アイスクリーム製造の方法。