JPS6219076B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6219076B2
JPS6219076B2 JP51099700A JP9970076A JPS6219076B2 JP S6219076 B2 JPS6219076 B2 JP S6219076B2 JP 51099700 A JP51099700 A JP 51099700A JP 9970076 A JP9970076 A JP 9970076A JP S6219076 B2 JPS6219076 B2 JP S6219076B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oxide film
film
layer
polysilicon
forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51099700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5325365A (en
Inventor
Shinji Shimizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9970076A priority Critical patent/JPS5325365A/ja
Publication of JPS5325365A publication Critical patent/JPS5325365A/ja
Publication of JPS6219076B2 publication Critical patent/JPS6219076B2/ja
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Local Oxidation Of Silicon (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置、特に二層ポリ(多結
晶)シリコン素子を半導体集積回路に形成する方
法に関する。
半導体メモリとして使われる16KビツトRAM
等においてはポリシリコンを二層に形成した二層
ポリシリコン素子を用いて高集積化を図ることが
なされている。
この二層ポリシリコン素子は従来より下記の工
程に従つて形成されている。すなわち、第1図を
参照し、(a)シリコン結晶基板1の表面にシリコン
ナイトライド(Si3N4)等の耐酸化性物質膜(図示
せず)をマスクとして酸化し、膜厚のフイールド
領域酸化膜2を形成した後マスクを取除いて表面
酸化を行い第1ゲート酸化膜3を形成する。(b)第
1層ポリシリコン層4を形成し、ホトエツチング
により不要部を除去し、同時にアクテイブ領域の
シリコン基板1aを露出する、(c)表面酸化して第
1層ポリシリコン層及び基板アクテイブ領域上に
酸化膜5及び第2ゲート酸化膜6を形成する、(d)
第2層ポリシリコン層7を形成し、ホトエツチン
グにより不要部を除去する。
このような工程で第1層ポリシリコン層4のア
クテイブ領域側の縁部にかかる第2層ポリシリコ
ン層7との境界部8は第2ゲート酸化膜6の形成
時に酸化されたヒサシ状の層間絶縁膜として形成
される。したがつてこの境界部8の厚さは第2ゲ
ート酸化膜厚さで決まる。この第2ゲート酸化膜
はきわめて薄く(700〜1200Å)、ポリシリコンを
酸化したものであるために破壊耐圧は弱い。した
がつて第1層ポリシリコンと第2層ポリシリコン
との層間絶縁耐圧が低いことが問題となつてい
た。
本発明は上記問題を解消するべくなされたもの
で、その目的は二層ポリシリコン素子の形成にお
いて、第一層ポリシリコンと第2層ポリシリコン
との層間絶縁膜を充分に厚くし、絶縁破壊耐圧を
向上させ得る製造法を提供することにある。
以下実施例にそつて本発明を詳細に述べる。
第2図は本発明による二層ポリシリコン素子形
成工程を工程順に示すものである。
(a) シリコン単結晶基板1のアクテイブ領域とな
る部分にシリコンナイトライド(Si3N4)などの
マスク(図示せず)を形成して選択酸化を行
い、フイルド領域酸化膜2を厚く形成し、次い
でマスクを取除いて表面酸化による膜厚400Å
の酸化膜3を形成する。この後、全面にシリコ
ンナイトライドをデポジシヨンして膜厚200〜
300Åのナイトライド膜9を形成する。ナイト
ライド膜下の酸化膜3はナイトライド膜を直接
にシリコン基板に形成すると特性的に不良とな
るため酸化膜を設けたものであり薄くてもよ
い。この酸化膜3とナイトライド膜9とからな
る積層膜は第1層ポリシリコンに対するゲート
絶縁膜(第1ゲート酸化膜)とする。
(b) 全面にシリコンをデポジシヨンして層厚4000
〜6000Åの第1層ポリシリコン層4を形成し、
不要部をホトエツチングにより取除く。この第
1層ポリシリコン層は1トランジスタ型メモリ
の容量を形成する部分でありナイトライドを用
いることにより容量を大きくとることができ
る。
(c) 表面に露出するナイトライド膜9により他の
領域をマスクした状態でポリシリコン層4を酸
化することにより膜厚2000Å以上の第1層ポリ
シリコン酸化膜5を形成する。
(d) 第1層ポリシリコン酸化膜5をマスクとして
ナイトライド膜9をエツチングし、アクテイブ
領域のシリコン基板の一部1aを露出する。
(e) 表面酸化を行い、膜厚700〜1200Å程度の第
2ゲート酸化膜6を形成する。前記第1層ポリ
シリコン層酸化膜は第2ゲート酸化膜6の一部
と合体する。
(f) 全面にシリコンをデポジシヨンし、第2層シ
リコン層7を膜厚4000Å程度に形成する。
(g) ホトエツチングにより第2層シリコン層の不
要部を取除き、二層ポリシリコン素子を完成す
る。
以上実施例で述べたこの発明によれば下記の理
由で前記目的が達成できる。
(1) 第1層ポリシリコンを酸化する工程(c)で従来
の方法ではシリコン基板表面がそのために酸化
されてそのまま第2ゲート酸化膜を構成するこ
とになつたが本発明ではシリコン基板アクテイ
ブ領域表面ナイトライド膜で覆われているた
め、第1層ポリシリコン層のみが酸化され、基
板シリコンには酸化されない。したがつて第1
層ポリシリコン酸化膜5の膜厚を充分に厚くす
ることができる。
(2) ナイトライド膜除去後第2ゲート酸化を行な
うことにより、第1層ポリシリコン層4と第2
層ポリシリコン層7との層間酸化膜5の膜厚と
第2ゲート酸化膜6の膜厚とを独立して制御で
きる。
したがつて層間酸化膜厚を厚くできることか
ら境界部8の絶縁破壊耐圧を高くすることがで
きる。
また本発明によれば、第2ゲート酸化膜厚を薄
くできること、第1層ゲートの容量を大きくとれ
ること、及び第1層ポリシリコンの加工におい
て、従来のようにCVD膜をマスクとすることな
くホトレジストをそのままマスクとしてエツチン
グができ、加工工程上も有利であることなどの附
加的効果をも有する。
本発明は二層のポリシリコン層を絶縁膜を介し
て部分的に重なる場合の絶縁ゲート素子にすべて
適用できる。本発明は実施例で示したもの以外の
変形としては、LOCOS工程で用いたナイトライ
ド膜をそのまま利用することも考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜dは従来の例を示す製造工程図、第
2図a〜gは本発明の一例を示す製造工程図であ
り、各工程における模型的断面を示すものであ
る。 1……シリコン基板、2……フイールド領域酸
化膜、3……第1ゲート酸化膜、4……第1層ポ
リシリコン層、5……酸化膜、6……第2ゲート
酸化膜、7……第2層ポリシリコン層、8……境
界部、9……シリコンナイトライド膜。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 半導体母体の一表面の所定領域上に第1のゲ
    ート絶縁膜を構成する酸化膜およびこの酸化膜上
    に存在する耐酸化性物質膜を形成する工程、前記
    第1のゲート絶縁膜上に容量素子の電極となる第
    1層ポリシリコン層を選択的に形成する工程、前
    記耐酸化性物質膜で覆われる領域を酸化すること
    なく前記第1層ポリシリコン層を酸化して前記第
    1層ポリシリコン層表面に酸化膜を形成する工
    程、前記所定領域上の前記第1層ポリシリコン層
    が形成されない部分の前記耐酸化性物質膜を除去
    する工程、前記耐酸化性物質膜が除去された前記
    所定領域上に第2のゲート絶縁膜を構成する酸化
    膜を形成する工程、前記第2のゲート絶縁膜を構
    成する酸化膜上から前記第1層ポリシリコン層上
    に延在する第2層導電層を形成する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体メモリ素子の形成法。 2 前記耐酸化性物質膜としてシリコンナイトラ
    イド(Si3N4)を使用する特許請求の範囲第1項に
    記載の半導体メモリ素子の形成法。
JP9970076A 1976-08-23 1976-08-23 F orming method of two layer polysilicon semiconductor elements Granted JPS5325365A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970076A JPS5325365A (en) 1976-08-23 1976-08-23 F orming method of two layer polysilicon semiconductor elements

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9970076A JPS5325365A (en) 1976-08-23 1976-08-23 F orming method of two layer polysilicon semiconductor elements

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5325365A JPS5325365A (en) 1978-03-09
JPS6219076B2 true JPS6219076B2 (ja) 1987-04-25

Family

ID=14254317

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9970076A Granted JPS5325365A (en) 1976-08-23 1976-08-23 F orming method of two layer polysilicon semiconductor elements

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JPS5325365A (en) 1978-03-09

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