JPS62190219A - ブロツク共重合体の製造方法 - Google Patents

ブロツク共重合体の製造方法

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JPS62190219A
JPS62190219A JP61031612A JP3161286A JPS62190219A JP S62190219 A JPS62190219 A JP S62190219A JP 61031612 A JP61031612 A JP 61031612A JP 3161286 A JP3161286 A JP 3161286A JP S62190219 A JPS62190219 A JP S62190219A
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JP
Japan
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block copolymer
liquid rubber
polyester
mol
anhydride
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JP61031612A
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Mitsuo Kinoshita
光男 木之下
Shigeru Imamura
今村 繁
Koichi Matsueda
松枝 弘一
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Takemoto Oil and Fat Co Ltd
Original Assignee
Takemoto Oil and Fat Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/12Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/40Polyesters derived from ester-forming derivatives of polycarboxylic acids or of polyhydroxy compounds, other than from esters thereof
    • C08G63/42Cyclic ethers; Cyclic carbonates; Cyclic sulfites; Cyclic orthoesters

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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はブロック共重合体の製造方法、特に液状ゴム系
化合物部分とポリエステル部分とをセグメントとして有
するブロック共重合体の製造方法に関する。
液状ゴム系化合物の代表的なものとして、ポリブタジェ
ン、ポリインプレン、ポリクロロプレンのようなジエン
系ホモポリマーの他に、これらに部分的にビニル系化合
物が含まれるポリマーが知られている。かかる液状ゴム
系化合物は、その加工品がゴム状弾性物質として広く利
用されているが、多くの熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂に
添加され、衝撃強度の向上、可撓性の付与、成形収縮や
成形クラックの防止、接着性能の向上、耐水性の向上環
、種々の目的を持って、他のポリマーの改質剤としても
利用されている。
一方、ポリエステル系ポリマーとして、脂肪族二塩基酸
、芳香族二塩基酸、脂環族二塩基酸又はこれらのエステ
ル形成性誘導体と脂肪族二価アルコールとの重縮合反応
によって得られる熱可塑性ポリエステルが知られており
、なかでもテレフタル酸を主とする芳香族ジカルボン酸
とエチレングリコールやブチレングリコールとから得ら
れるポリエステル類は、その優れた特性から、合成繊維
、合成樹脂成形品、フィルム、シート、コーティング材
料として広く利用されている。また、二塩基酸としてα
、β−不飽和ジカルボン酸を含む不飽和ポリエステルも
工業材料に広く利用されている。
このように、液状ゴム系化合物とポリエステル系ポリマ
ーは、それぞれ個有の特性に応じて広く工業的に利用さ
れているが、双方の間には前記したような物性乃至特性
上の大きな相違がある。双方の特性を併せ有するポリマ
ーの工業的利用価値は計シ知れないものがあ夛、その出
現が強く要請されているのであるが、現段階ではそのよ
うなポリマーは余シ知られていない。
〈従来の技術、その問題点等〉 そこで従来は例えば、ポリエチレンテレフタレートやポ
リブチレンテレフタレート等の熱可塑性芳香族ポリエス
テル系樹脂に対し、これらは熱安定性、耐光性、成形性
、機械的物性が優れているため、前記したような工業材
料として広く利用されているが、更に靭性を付与して耐
衝撃強度等を向上させるために、各種ゴム系物質等が添
加混合されている。しかし、この種の従来法では、ポリ
エステル系樹脂とゴム系物質とが双方の物性で大きく異
なるため、均−且つ安定にゴム系物質をポリエステルマ
トリックス相に分散させることが困難であシ、その目的
のために施す機械的な操作や方法も極めて煩雑であって
、ゴム分散相とポリエステルマトリックス相との界面接
着強度が低いために界面剥離を起こす等、数多くの問題
点があシ、所望の物性改良に到っていない。
また従来同様に、熱硬化性不飽和ポリエステル樹脂にお
いても、硬化時の体積収縮を低減し、成形物の外観や寸
法精度更には耐衝撃性等を向上させるために、各種ゴム
系物質や熱可塑性樹脂が所謂低収縮化剤の意味を含めて
添加混合されている。
しかし、この種の従来法でも、上記のような低収縮化剤
は一般に、不飽和ポリエステル樹脂に対して分散性及び
相溶性が不良であるため、不飽和ポリエステル樹脂に充
填剤、増粘剤、繊維補強剤等を配合した樹脂組成物から
上記低収縮化剤が貯蔵中に又は硬化成形工程中で分離し
、その硬化成形物の表面外観が著るしく不良になってし
まうというような多くの問題点がある。
そこで従来、相溶性を改善した前記のような低収縮化剤
としてスチレン系ポリマーのブロック共重合体が提案さ
れている(特開昭53−74592、特開昭60−99
158 )。しかし、この従来提案は、相溶性はある程
度改善されているものの、本質的に靭性の乏しいスチレ
ン系ポリマーを用いるものであるため、低収縮性並びに
とpわけ耐衝撃性等が著るしく劣るという問題点がある
0〈発明が解決しようとする問題点、その解決手段〉 本発明は、叙上の如き従来の問題点を解決し、前述した
実際の強い要請に応える、新規で且つ安定した品質の共
重合体を工業上有利に製造する方法を提供するものであ
る。
しかして本発明らは、上記観点で鋭意研究した結果、液
状ゴム系化合物及びポリエステル系ポリマーの双方の特
性を併せ有し或いはまた双方に親和性を有するポリマー
として、その分子内に双方をセグメントの形態で有する
共重合体が有効であシ、該共重合体を製造するには例え
ば、液状ゴム系化合物に二塩基酸及び脂肪族二価アルコ
ールを重縮合させる方法や、液状ゴム系化合物とポリエ
ステル系ポリマーとを直接に又鉱架橋剤を用いて結合さ
せる方法等も考えられたが、この種の方法では構造不明
の副生物ができてしまい、かかる方法を工業的に実施す
るには難点があるのに対し、活性水素基を有する液状ゴ
ム系化合物に有機ジカルボン酸無水物と1.2−エポキ
シドとを順次反応させれば、正しく、安定した品質の目
的とする共重合体が工業上も有利に得られることを見出
したのである。
したがって本発明は、 活性水素基を一分子内に1個又は2個以上有する液状ゴ
ム系化合物に有機ジカルボン酸無水物と1゜2−エポキ
シドの1種又は2種以上とを触媒存在下に反応させるこ
とを特徴とする液状ゴム系−ポリエステル系ブロック共
重合体の製造方法に係る0本発明のブロック共重合体は
、分子内に、水酸基、チオール基、−級又は二級アミノ
基、イミノ基又はカルボキシル基等の活性水素を持つ反
応性基を有する液状ゴム系化合物を出発物質とし、触媒
存在下に、有機ジカルボン酸無水物と1.2−エボキシ
ドとを反応させ、液状ゴム系化合物の反応性基を介して
ポリエステル鎖を導入することによシ得られる。この反
応におけるポリエステル鎖の形成過程は、活性水素を有
する反応性基としての例えば水酸基と有機ジカルボン酸
無水物との反応によって形成されるカルボキシル基に1
,2−エポキシドが開環付加して水酸基が形成され、こ
れにまた有機ジカルボン酸無水物が付加するという、水
酸基と有機ジカルボン酸無水物とのエステル化反応と、
カルボキシル基と1.2−エポキシドとの開環付加反応
とが、順次交互に起こシ、ポリエステル鎖を形成してい
くものである0本発明において液状ゴム系化合物は、前
記したような、水酸基、チオール基、−級又は二級アミ
ノ基、イミノ基、カルボキシル基等の活性水素基ヲ有ス
る、ジエン系ホモポリマー又はこれらに部分的にそして
好ましくはできるだけ少量でビニル系化合物が含まれる
ポリマーである。このような活性水素基は、ポリジエン
鎖の鎖中又は末端に1個又は2個以上存在するものであ
ればよく、活性水素基のポリジエン鎖への導入方法につ
いて特に制限するものではない。ジエン重合時のラジカ
ル重合開始剤やアニオンリビング重合における重合停止
剤の選択によって活性水素基をポリジエン鎖の鎖中又は
末端に導入したもの、ポリジエン重合体の二重結合にα
、β−不飽和カルボン酸や不飽和ジカルボン酸、更には
エポキシ基や水酸基を有するa、β−不飽和カルポン酸
エステル等を付加させたものが挙げられる。
上記のような液状ゴム系化合物を構成する単量体ジエン
化合物は、ブタジェン、イソプレン、クロロプレン、1
.3−ペンタジェン、シクロペンタジェン等である。
本発明で有利に使用できる液状ゴム系化合物を例示する
と、a、ω−1,2−ポリブタジェングリコール(Ni
aso  PB−Cシリーズ)、a。
ω−1,2−ポリブタジェンジカルボン酸(Nisso
PB−Cシリーズ)、α、ω−1゜2−ポリブタジェン
末端マレイン酸半エステル(Nisso  PB−0M
シリーズ、以上3点は日本曹達社製)、末端カルボキシ
ル変性1.4−ポリプタジzy(Hycar  CTB
シリーズ、宇部興産社製又はB、 F、グツドリッチ社
製)、末端水酸基変性1.4−ポリブタジェン(Pol
)’−bd  R−45M又はR−45HT、出光石油
化学社製又はアーコケミカル社製)等が挙げられる。
また本発明において有機ジカルボン酸無水物としては、
コハク酸無水物、マレイン酸無水物、アルケニルコハク
酸無水物等の脂肪族ジカルボン酸無水物、フタル酸無水
物、ナフタレンジカルボン酸無水物等の芳香族ジカルボ
ン酸無水物、シクロヘキサンジカルボン酸無水物、シク
ロヘキセンジカルボン酸無水物、エンドメチレンシクロ
ヘキセンジカルボン酸無水物等の脂環族ジカルボン酸無
水物等が挙げられる。
更に本発明において1.2−エポキシドとしては、エチ
レンオキサイド、プロピレンオキサイド、1.2−ブチ
レンオキサイド、スチレンオキサイド、フェニレンオキ
サイド等が挙げられる。
そして本発明において触媒としては、塩化リチウムや臭
化リチウム等のハロゲン化リチウム、テトラメチルアン
そニウムブロマイド、トリブチルメチルアンモニウムブ
ロマイド、テトラプロピルアンモニウムクロライド等の
テトラアルキル第四級アンモニウム塩が挙げられる。
いうまでもなく、以上例示したいずれについても、本発
明がそれらに限定されるというものではない。
次に、本発明のブロック共重合体の製造方法について更
に詳細に説明する。不活性溶媒の存在下又は非存在下に
、前記した活性水素基を有する液状ゴム系化合物1モル
に対し所定モル量の有機ジカルボン酸無水物及び触媒を
反応容器に仕込み、常圧又は加圧下に所定モル量の1.
2−エポキシドを導入し、50〜200℃、好ましくは
120〜150℃の加熱下に反応させて、ブロック共重
合体を得る。
上記製造方法において、有機ジカルボン酸無水物と1.
2−エポキシドとの使用モル比は理論上、液状ゴム系化
合物中の活性水素基がカルボキシル基の場合、カルボキ
シル基1個に対し、有機ジカルボン酸無水物nモルで1
,2−エポキシドn−n+1モルの範囲となシ、また活
性水素基がカルボキシル基以外の前記したもののような
場合、該活性水素基1個に対し、l、2−エポキシドn
モルで有機ジカルボン酸無水物n −n +1モルの範
囲となる(nは1以上の整数)0 かくして得られる本発明のブロック共重合体中のポリエ
ステル鎖の末端基は、通常、水酸基又はカルボキシル基
或いはそれらの混合となるが、末端基としての水酸基と
カルボキシル基との比率は反応に関与する有機ジカルボ
ン酸無水物と1.2−エポキシドとのモル比によって左
右される。それ故、末端基としての水酸基とカルボキシ
ル基との比率は上記両者の反応モル比を選択することに
よって変化させることができる。
上記のような末端基としての水酸基及び/又はカルボキ
シル基は、該末端基と反応性のある物質とを反応させ、
エーテル結合やエステル結合等の連結基を介して各種の
反応性基、例えばビニル基、エポキシ基、インシアネー
ト基等を付加し、末端変性を行なうことができ、また末
端の水酸基に対し、ジカルボン酸、二価以上の多塩基酸
又はそれらの酸無水物を反応させて末端カルボキシル変
性をすることもできる。更に、末端基としての水酸基又
はカルボキシル基を、エーテル結合、エステル結合又は
アミド結合等を介して封鎖し、非反応性の末端変性を行
なうこともでき、末端のカルボキシル基の反応性を不活
性化する目的で、該カルボキシル基をアルカリ金属塩や
アルカリ土類金属塩等の塩に変性することもできる。
本発明のブロック共重合体の物性を支配する重要な技術
的要因の一つは、該ブロック共重合体中の液状ゴム系化
合物セグメントの分子量に対するポリエステル系ポリマ
ーセグメントの分子量の比率である。これは、本発明の
ブロック共重合体が固有することとなるゴム系物質及び
ポリエステル系ポリマーに対する両親媒特性を左右する
最も重要な技術的事項の一つでもある。液状ゴム系化合
物セグメント部分の分子量に対してポリエステル系ポリ
マーセグメント部分の分子量の比率が相対的に低い場合
、そのブロック共重合体はポリエステル系ポリマーに対
する親和性が相対的に小さく、該比率を上げることによ
ってポリエステル系ポリマーに対する親和性を相対的に
犬きくすることができる。本発明のブロック共重合体が
両親媒特性を示す範囲は、該ブロック共重合体に占める
液状ゴム系化合物セグメント部分の割合が95〜5重i
:%の場合である。いずれにしても、上記のような見地
から、本発明のブロック共重合体は、そのポリエステル
系ポリマーセグメントを構成するポリエステル鎖の鎖長
を所望通シに選択することができるのである。
本発明のブロック共重合体の物性を支配する重要な技術
的要因の他の一つは、該ブロック共重合体中の液状ゴム
系化合物セグメント及びポリエステル系ポリマーセグメ
ントを構成する各ポリマーの構造及び組成である。ブロ
ック共重合体の物性はこれを構成する個々のセグメント
の物性によって必然大きく影響され、個々のセグメント
の物性は該セグメントを構成することとなるモノマーの
特性によって支配される。それ故、各セグメントの物性
、例えば融点、軟化点、ガラス転位点等のポリマー固有
の物性、ひいては本発明のブロック共重合体の物性は、
各セグメントのポリマー重合に使用するモノマーの種類
やそれ以外に含まれることがある他の化合物によって適
宜に変えることができるのである。
〈実施例等〉 以下、本発明をよシ明確にするため、実施例等を挙げる
・実施例1 無水フタル酸222g(1,5モル)、無水コハク酸3
50g(3,5モル)、α、ω−1,2−ポリブタジェ
ングリコール(Ni s s o  PB−G1000
、日本曹達社製、数平均分子量1430)16340g
(11,4モル)及び塩化リチウム10gをオートクレ
ーブに仕込み、窒素ガスで反応系内を置換後、攪拌しな
がら130℃まで加熱した。次いで、プロピレンオキサ
イド290f(5モル)を60分間かけて130〜14
0℃の温度下で圧入した。この温度で2時間熟成を行な
い、反応を完結させ、淡黄色透明粘液状の生成物171
85gを得た。
ここで得られたポリブタジェン−ポリエステルブロック
共重合体(以下Aという)は、分子量1505(計算値
、以下分子量は計算値)、ポリジエン系セグメント部の
比率95.0重量%(以下チは重量%)、酸価31、水
酸基価46であった。
・実施例2 実施例1と同じ原料を用い、第1表に記載の原料割合で
、実施例1と同様にして、同表記載のポリブタジェン−
ポリエステルブロック共重合体(以下、同表に記載通り
、それぞれをBXC,D。
Eという)を得た。但し、いずれも触媒は、塩化リチウ
ムlogに代えて、臭化リチウム0.7fIを用いた。
第1表 注)各原料の上段は使用g数、下段はそのモル数。
・実施例3 無水コハク酸130.2g(1,3モル)、無水フタル
酸105.2g(0,71モル)、無水マレイノ酸35
.8 f (0,365モル)、(1,(IJ−1,2
−ポリブタジェングリコール(実施例1と同じもの)1
430g(1モル)及び塩化リチウム0.6gをオート
クレーブに仕込み、窒素ガスで反応系内を置換後、攪拌
しながら130℃まで加熱した。
次いで、プロピレンオキサイド86.3g(1,49モ
ル)を40分間かけて125〜130℃の温度下で圧入
した。この温度で2時間熟成を行ない、反応を完結させ
、ポリブタジェン−ポリエステルブロック共重合体を得
た。冷却後、これにスチレンモノマー447gを加えて
希釈溶解し、上記ブロック共重合体80重量%を含むス
チレン溶液を調整した。
ここで得られたポリブタジェン−ポリエステルブロック
共重合体は、分子量1787、ポリジエン系セグメント
部の比率80%、そのスチレン溶液の酸価25.6、同
水酸基価26.3であった。
・実施例4 実施例2で得られたB800f(0,448モル)と無
水コハク酸54.2VC0,54モル)をフラスコに仕
込み、120〜125℃の温度下、窒素気流中にて2時
間反応させた。内容物を50℃まで冷却後、スチレンモ
ノマー200gを加えて希釈溶解した。
上記反応で得られたものは、ポリエステル鎖の末端がカ
ルボキシル変性されたポリブタジェン−ポリエステルブ
ロック共重合体で、そのスチレン溶液の酸価50.7、
同水酸基価1.9であった。
・実施例5 無水コハク酸175f(1,75モル)、無水フタル、
酸111f(0,75モル)、α、ω−1.2−ポリブ
タジェンジカルボン酸(Nisso  PB−C100
O1日本曹達社製、数平均分子量1520)1520f
(1モル)及び塩化リチウム075gをオートクレーブ
に仕込み、窒素ガスで反応系内を置換後、攪拌しながら
135℃まで加熱した。次いで、プロピレンオキサイド
210fI(363モル)を1時間かけて135〜14
5℃の温度下で圧入した。この温度で2時間熟成を行な
い、反応を完結させ、淡黄色透明粘液状の生成物201
6gを得た。
ここで得られたポリブタジェン−ポリエステルブロック
共重合体は、分子量2017、ポリジエン系セグメント
部の比率75%、酸価36.1、水酸基価39.1であ
った。
・実施例6 シクロヘキサンジカルボン酸無水物(リカジッドHH,
新日本理化社製)135g(0,875モル)、無水フ
タル酸56f(0,375モル)、末端カルボキシル変
性1.4−ポリブタジェン(Hycar  CTB、宇
部興産社製、数平均分子量4800 )2400f (
0,5モル)及び塩化リチウム1.1gをオートクレー
ブに仕込み、窒素ガスで反応系内を置換後、攪拌しなが
ら135℃まで加熱した。次いで、プロピレンオキサイ
ド106f!(1,82−1−ル)を1時間半かけて1
35〜145℃の温度下で圧入した。この温度で3時間
熟成を行ない、反応を完結させ、ポリブタジェン−ポリ
エステルブロック共重体を得た。冷却後、これにスチレ
ンモノマー1797fIを加えて希釈溶解し、上記ブロ
ック共重合体を含むスチレン溶液44939を調整した
ここで得られたポリブタジェン−ポリエステルブロック
共重合体は、分子量5392、ポリジエン系セグメント
部の比率89%、そのスチレン溶液の酸価19.5、同
水酸基価45.6であった。
拳実施例7 シクロヘキサンジカルボン酸無水物(実施例6と同じも
の)123f(0,80モル)、シクロヘキセンジカル
ボン酸無水物(リカジッドTH,新日本理化社製)30
g(0,20モル)、無水マレイン酸37g(0,25
モル)、末端カルボキシル変性1,4−ポリブタジェン
アクリロニトリルブロック共重合体(Hy (! a 
r CTBN、宇部興産社製、数平均分子量3500、
アクリロニトリル含量8モル%)1750f(0,5モ
ル)及びテトラメチルアンモニウムブロマイド1.2g
をオートクレーブに仕込み、以下実施例6と同様にして
、エチレンオキサイド80g(1,82モル)を圧入し
、熟成して、淡黄色透明粘液状の生成物2018fを得
た。
ここで得られたポリジエン−ポリエステルブロック共重
合体は、分子量4040、ポリジエン系セグメント部の
比率86.6%、酸価35.3、水酸基価64.2であ
った。
・比較例1 プロピレングリコール80f(1,05モル)及びα、
ω−1,2−ポリブタジェングリコール(実施例1と同
じもの)3501i’(0,245モル)をフラスコに
仕込み、反応系内に窒素ガスを導入しながら、攪拌しつ
つ80℃まで加熱した。次いで、無水フタル酸91g(
0,61モル)及び無水マレイン酸60g(0,61モ
ル)を投入し、更に窒素ガスを導入しながら加熱して、
反応系の温度を徐々に上昇させた。反応系の温度が17
0℃付近よシ脱水縮合による生成水が留出し始めた。縮
合反応によるエステル化を完結させるため、更に加熱を
続けると、反応系の粘度が急激に上昇し、内容物がゲル
化して攪拌不能となシ、目的とするものは得られなかっ
た。
・比較例2 無水マレイン酸を無水コハク酸に代え、その他は全て比
較例1と同様に行なった。この場合も比較例1と同様の
状態となシ、目的とするものは得られなかった。
・比較例3 無水マレイン酸98f(1,0モル)、無水フタル酸1
48f(1,0モル)及びプロピレングリコール159
.6f(2,15モル)をフラスコに仕込み、窒素ガス
を導入しながら210〜220℃に加熱して反応させ、
エステル化縮金物の酸価が25に到達したところで反応
を停止し、不飽和ポリエステル365gを得た。次いで
、α、ω−1゜2−ポリブタジェングリコール(実施例
1と同じもの)715g(0,5モル)、キシレン50
0g1及び触媒としてパラトルエンスルホン酸5gを加
え、キシレン環流下にエステル化反応を行ない、反応に
よって生成する水が留出しなくなったところで反応を停
止した0パラトルエンスルホン酸を炭酸ナトリウム水溶
液で中和した後、減圧下にキシレンを留去して生成物を
得た0 ここで得られた生成物は二層に分離しておシ、上層部は
未反応のα、ω−1.2−ポリブタジェングリコールを
主成分とする混合物が約350gを占めた。残シの下層
部をポリブタジェン変性ポリエステルとして後述の評価
に供した。
・評価1 固形分60チを含有する不飽和ポリエステル樹脂のスチ
レン溶液(ポリセット9107、日立化成社製、フタル
酸エステル系)60重量部、スチレンモノマー27重量
部、第2表記載の添加剤13重量部をビーカーにとり、
プロペラ攪拌機にて5分間均一に混合攪拌し1.100
g?メスシリンダーに移して室温静置した状態で、経時
的に分離の有無等その変化を観察した。結果を第2表に
示した0 第2表 注)A−E:前述の実施例1.2で得たもの。
PBG:α、ω−1,2−ポリブタジェングリコール(
Nisso、PB− G1000、日本曹達社製)。
SBS :スチレンーブタジエンースチレンブロック共
重合体(カリフレック スTR1102、シェル化学社製)0 PES :前述の比較例3で得たもの。
SES :ポリエステルを末端変性したものにスチレン
モノマーを懸濁重合し たスチレン系ポリマーのブロック 共重合体(特開昭60−9915 8の実施例1で提案のもの)0 評 価二〇=安定な分散状態で分離が認められない。
Δ=わずかに分離が認められる。
×=分離層が明らかに認められる0 ・評価2 液状ポリブタジェン(Nisso  PB−B1000
、日本曹達社製)90重量部及び第3表記載の添加剤1
0重量部をビーカーにとシ、以下評価1と同様にして観
察した0結果を第3表に示した0 第3表 注)A−E、PE5XSES、評価:評価1と同じ。
UP:固形分60%を含有する不飽和ポリエステル樹脂
のスチレン溶液(評価 1と同じもの)。
変性UPニジクロペンタジェンクラフト変性不飽和ポリ
エステル(特開昭58 −2315号で提案のもの)0 ・評価3 第4表に記載した添加剤の33%スチレン溶液40重量
部、不飽和ポリエステル樹脂(ポリセット9120、日
立化成社製)60重量部、ステアリン酸亜鉛3重量部、
ターシャリ−ブチルパーベンゾエート1.5重量部、炭
酸カルシウム粉末140重量部、バラベンゾキノン0.
3重量部を混合した。次いで酸化マグネシウム2重量部
を加え、直ちに繊維長1インチのガラス繊維10%を含
む組成物を作った。これを金型に流し込み、金型温度1
40℃にて加熱成形し、SMCを得た。得られたSMC
について、その表面光沢を肉眼観察し、その成形収縮率
を求めた。結果を第4表に示した。
第4表 注)A−EXPBG、SES :評価lと同じ。
PBA:at (t+−1,2−ポリブタジェンジカル
ボン酸(Nisso  PB −C100O1日本曹達社製)。
評 価二〇二光沢が良好である。
△=やや光沢が劣る。
×=光沢がない。
・評価4 ポリブチレンテレフタレート樹脂(05%オルソクロル
フェノール溶液の25℃における相対粘度1.70)と
第5表に記載した添加剤とを90/10重量比で混合し
、40W11口径のベント付押出様で溶融混練してベレ
ット化した。得られたベレットを真空乾燥した後、射出
成形して成形品を得た。この成形品についてアイゾツト
衝撃強度(ノツチ付き)を測定した(ASTM−D25
6−56)o結果を第5表に示した。
第5表 注)A−EXPBAXSES :評価1又は評価3と同
じ。
PBAの数値範囲:部位によってバラツキがあることを
示す。
〈発明の効果〉 各実施例及び各評価からも明らかなように、以上説明し
た本発明には、液状ゴム系化合物及びポリエステル系ポ
リマーの双方の特性を併せ有し或いはまた双方に親和性
を有する、従来提案されることのなかった液状ゴム系−
ポリエステル系ブロック共重合体を、安定な品質のもの
として工業上有利に製造することができる効果がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性水素基を分子内に1個又は2個以上有する液状
    ゴム系化合物に有機ジカルボン酸無水物と1,2−エポ
    キシドの1種又は2種以上とを触媒存在下に反応させる
    ことを特徴とする液状ゴム系−ポリエステル系ブロック
    共重合体の製造方法。 2 液状ゴム系化合物がポリブタジエン系化合物である
    特許請求の範囲第1項記載のブロック共重合体の製造方
    法。 3 ポリブタジエン系化合物がブタジエンの単独重合体
    である特許請求の範囲第2項記載のブロック共重合体の
    製造方法。 4 活性水素基が水酸基又はカルボキシル基である特許
    請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一つの項記載のブ
    ロック共重合体の製造方法。 5 触媒がハロゲン化リチウム又は炭素数が1〜4のテ
    トラアルキル第四級アンモニウム塩である特許請求の範
    囲第1項〜第5項のいずれか一つの項記載のブロック共
    重合体の製造方法。
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