JPS6219006B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6219006B2 JPS6219006B2 JP61115672A JP11567286A JPS6219006B2 JP S6219006 B2 JPS6219006 B2 JP S6219006B2 JP 61115672 A JP61115672 A JP 61115672A JP 11567286 A JP11567286 A JP 11567286A JP S6219006 B2 JPS6219006 B2 JP S6219006B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic tape
- cable
- cable core
- heat
- tape layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
本発明は、電気・電子機器間に配線されるケー
ブル、特に端末処理作業の容易なケーブルの製造
方法に係わるものである。 従来、電気・電子機器間に配線されるケーブル
としては、絶縁線心を複数本集合したケーブル芯
の外周に、押え巻としてプラスチツクテープを重
ね巻きし、さらにシールド層及びジヤケツトを施
して構成されていた。 ところでこの種ケーブルは、機器に接続する際
の端末処理として、シールド及びジヤケツトを剥
ぎ取り接続した後、露出した絶縁線心に熱収縮チ
ユーブなどを被せ保護することが行われていた。 しかしこの端末処理作業は、熱収縮チユーブを
ケーブル芯に挿入し加熱処理しなければならない
ため、めんどうであると共に、高価となる欠点が
あつた。 本発明は前記した従来技術の欠点を解消し、端
末処理作業の容易な改良されたケーブルの製造方
法の提供を目的とするもので、その要旨とすると
ころは、絶縁線心を集合したケーブル芯と、その
外周に設けられたプラスチツクテープ層とより成
り、該プラスチツクテープ層は、プラスチツクテ
ープを開き巻きした後、熱処理成形されたもので
あることを特徴とする端末処理の容易なケーブル
の製造方法にある。 本発明の実施例を添付図面を参照してさらに説
明するに、図に於て1は絶縁線心を複数本集合し
たケーブル芯にして、その外周には順次プラスチ
ツクテープ層2、シールド層3及びジヤケツト4
が設けられている。 絶縁線心は、軟銅の単線、撚線、さらにこれに
メツキ処理を施した導電線に、ポリエチレン、塩
化ビニル、弗素樹脂等の弗素樹脂等の絶縁体を施
したもので、所要の本数が集合されケーブル芯1
を構成しているものである。 プラスチツクテープ層2はケーブル芯1を保護
するためのもので、プラスチツクテープを開き巻
きした後、熱処理成形されたものである。 プラスチツクテープ層2は熱処理成形されてい
るためその形状が保持され、ケーブル端末で一旦
取りはずすことができ、且つ再びケーブル芯1に
巻きつけることができるものであり、端末処理の
際、熱収縮チユーブを用いなくてもケーブル芯1
の保護及び成形が可能である。 プラスチツクテープ層2の材質としては、ポリ
エチレン、半硬質塩ビ、ナイロン、弗素樹脂など
が使用される。 プラスチツクテープ層2を熱処理成形する方法
としては、絶縁線心を集合する過程で行う方法
と、ドラムに巻き付け後にドラム毎に熱処理成形
する方法とがある。 前者の場合、短時間の加熱となるので、プラス
チツクテープ層の材質に合わせ、融点近くの温度
で加熱処理が行われる。 一方後者の場合、実験を行つたところ次の温度
と時間の加熱が好ましいことが明らかとなつた。
ブル、特に端末処理作業の容易なケーブルの製造
方法に係わるものである。 従来、電気・電子機器間に配線されるケーブル
としては、絶縁線心を複数本集合したケーブル芯
の外周に、押え巻としてプラスチツクテープを重
ね巻きし、さらにシールド層及びジヤケツトを施
して構成されていた。 ところでこの種ケーブルは、機器に接続する際
の端末処理として、シールド及びジヤケツトを剥
ぎ取り接続した後、露出した絶縁線心に熱収縮チ
ユーブなどを被せ保護することが行われていた。 しかしこの端末処理作業は、熱収縮チユーブを
ケーブル芯に挿入し加熱処理しなければならない
ため、めんどうであると共に、高価となる欠点が
あつた。 本発明は前記した従来技術の欠点を解消し、端
末処理作業の容易な改良されたケーブルの製造方
法の提供を目的とするもので、その要旨とすると
ころは、絶縁線心を集合したケーブル芯と、その
外周に設けられたプラスチツクテープ層とより成
り、該プラスチツクテープ層は、プラスチツクテ
ープを開き巻きした後、熱処理成形されたもので
あることを特徴とする端末処理の容易なケーブル
の製造方法にある。 本発明の実施例を添付図面を参照してさらに説
明するに、図に於て1は絶縁線心を複数本集合し
たケーブル芯にして、その外周には順次プラスチ
ツクテープ層2、シールド層3及びジヤケツト4
が設けられている。 絶縁線心は、軟銅の単線、撚線、さらにこれに
メツキ処理を施した導電線に、ポリエチレン、塩
化ビニル、弗素樹脂等の弗素樹脂等の絶縁体を施
したもので、所要の本数が集合されケーブル芯1
を構成しているものである。 プラスチツクテープ層2はケーブル芯1を保護
するためのもので、プラスチツクテープを開き巻
きした後、熱処理成形されたものである。 プラスチツクテープ層2は熱処理成形されてい
るためその形状が保持され、ケーブル端末で一旦
取りはずすことができ、且つ再びケーブル芯1に
巻きつけることができるものであり、端末処理の
際、熱収縮チユーブを用いなくてもケーブル芯1
の保護及び成形が可能である。 プラスチツクテープ層2の材質としては、ポリ
エチレン、半硬質塩ビ、ナイロン、弗素樹脂など
が使用される。 プラスチツクテープ層2を熱処理成形する方法
としては、絶縁線心を集合する過程で行う方法
と、ドラムに巻き付け後にドラム毎に熱処理成形
する方法とがある。 前者の場合、短時間の加熱となるので、プラス
チツクテープ層の材質に合わせ、融点近くの温度
で加熱処理が行われる。 一方後者の場合、実験を行つたところ次の温度
と時間の加熱が好ましいことが明らかとなつた。
【表】
プラスチツクテープ層2が開き巻きされている
のは、ケーブル端末で取りはずし、もどしを容易
にすると共に、ケーブル全体の可撓性を良好にす
るためのもので、開き(ギヤツプ)は1mm以上テ
ープ幅以下の範囲が好ましい。 プラスチツクテープ2の幅は作業性等を考えた
場合、ケーブル芯径の1〜2倍の範囲が好まし
い。プラスチツクテープ2の厚さとしては、0.5
〜2mm程度が好ましく、シールド3及びジヤケツ
ト4を剥ぎ取る場合に、ケーブル芯1にナイフで
きずをつける必配がほとんどなくなる利点があ
る。シールド層3としては、編組シールド、横巻
シールド、アルミ箔シールド等が適当である。 ジヤケツト4は塩化ビニルを押出被覆したもの
が適当である。 シールド層3及びジヤケツト4は必要に応じて
取り除いてもよいものであり、本発明が本実施例
により限定的に解釈されるものではない。 以上説明した通り本発明により製造されたケー
ブルは、開き巻きされたプラスチツクテープが熱
処理成形されているため、その形状が常に保たれ
ており、従つて端末処理の際一旦巻き付けを取り
はずし、絶縁線心接続後再びケーブル芯に巻き付
けて保護することができるものであり、従来の様
に熱収縮チユーブを特別用意したり、加熱処理す
る必要がないためその作業は非常に容易であると
共に安価なものとなり、その工業的価値は大なる
ものがある。
のは、ケーブル端末で取りはずし、もどしを容易
にすると共に、ケーブル全体の可撓性を良好にす
るためのもので、開き(ギヤツプ)は1mm以上テ
ープ幅以下の範囲が好ましい。 プラスチツクテープ2の幅は作業性等を考えた
場合、ケーブル芯径の1〜2倍の範囲が好まし
い。プラスチツクテープ2の厚さとしては、0.5
〜2mm程度が好ましく、シールド3及びジヤケツ
ト4を剥ぎ取る場合に、ケーブル芯1にナイフで
きずをつける必配がほとんどなくなる利点があ
る。シールド層3としては、編組シールド、横巻
シールド、アルミ箔シールド等が適当である。 ジヤケツト4は塩化ビニルを押出被覆したもの
が適当である。 シールド層3及びジヤケツト4は必要に応じて
取り除いてもよいものであり、本発明が本実施例
により限定的に解釈されるものではない。 以上説明した通り本発明により製造されたケー
ブルは、開き巻きされたプラスチツクテープが熱
処理成形されているため、その形状が常に保たれ
ており、従つて端末処理の際一旦巻き付けを取り
はずし、絶縁線心接続後再びケーブル芯に巻き付
けて保護することができるものであり、従来の様
に熱収縮チユーブを特別用意したり、加熱処理す
る必要がないためその作業は非常に容易であると
共に安価なものとなり、その工業的価値は大なる
ものがある。
添付図面は本発明方法により製造されたケーブ
ルの一実施例を示す端部段剥ぎ説明図である。 1:ケーブル芯、2:熱処理成形された開き巻
きプラスチツクテープ層、3:シールド層、4:
ジヤケツト。
ルの一実施例を示す端部段剥ぎ説明図である。 1:ケーブル芯、2:熱処理成形された開き巻
きプラスチツクテープ層、3:シールド層、4:
ジヤケツト。
Claims (1)
- 1 絶縁線心を集合したケーブル芯と、その外周
に設けられたプラスチツクテープ層とより成り、
該プラスチツクテープ層は、プラスチツクテープ
を開き巻きした後、熱処理成形されたものである
ことを特徴とする端末処理の容易なケーブルの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61115672A JPS61259411A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 端末処理の容易なケーブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61115672A JPS61259411A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 端末処理の容易なケーブルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61259411A JPS61259411A (ja) | 1986-11-17 |
JPS6219006B2 true JPS6219006B2 (ja) | 1987-04-25 |
Family
ID=14668432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61115672A Granted JPS61259411A (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | 端末処理の容易なケーブルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61259411A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63179705U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-21 |
-
1986
- 1986-05-20 JP JP61115672A patent/JPS61259411A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63179705U (ja) * | 1987-05-13 | 1988-11-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61259411A (ja) | 1986-11-17 |
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